JP2012091555A - 走行車輪 - Google Patents

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Abstract

【課題】ばね部材の弾性力を向上させることにより、車体荷重を確実に支持可能とすることにある。
【解決手段】走行車輪10は、車軸11に連結されるハブ12と、ハブ12の外周側に配置される環状のリム13と、ハブ12とリム13との間に設けられる3つのばね部材14とを有している。ばね部材14はハブ12とリム13との間に円周方向に等間隔に設けられており、ハブ12の外周面に固定される円弧状の軸固定部20と、リム13の内周面に突き当てられる円弧状の車輪支持部21と、軸固定部20と車輪支持部21との円周方向両端部を相互に連結する一対の屈曲部22とを備えている。屈曲部22は、軸固定部20と車輪支持部21との間で円周方向に反転して延びるとともに、軸固定部20と車輪支持部21とを相互に連結し、車軸11の径方向に弾性変形自在である。このばね部材14により、ハブ12に対してリム13が偏心自在に支持されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベビーカーやショッピングカートなどの車体に取り付けられ、車体の走行時に路面上を回転する走行車輪に関する。
路面上を走行する車体には、車体の走行時に路面上を回転する複数の走行車輪が設けられており、それぞれの走行車輪が車軸により車体に回転自在に取り付けられている。このような車体が走行する路面上には多少の段差があり、車体の走行時に走行車輪が路面上の段差を乗り越える際には車体にその振動が伝わることとなる。
そこで、例えば、特許文献1には、車体の走行時における路面からの振動を抑制するためにサスペンションを内蔵した車両用のホイールが記載されている。このホイールは、車軸に連結されるハブと、ハブの外周側に配置されるリムと、ハブとリムとの間に設けられる複数の渦巻状板ばねとを有しており、走行車輪が路面上の段差を乗り越える際に渦巻状板ばねが弾性変形することにより車体に振動が伝わることが抑制されている。また、このホイールでは、渦巻状板ばねの相互間に形成された油室が絞りを介して互いに連通されており、渦巻状板ばねの弾性変形に伴って油室内の油が絞りを通過することでダンパ機能を発揮するようになっている。
特開2003−39901号公報
ところで、ベビーカーやショッピングカートなどに用いられる走行車輪は、自動車等の車両に設けられる走行車輪に比べて小径となる。したがって、ベビーカーやショッピングカートなどの走行車輪において、特許文献1に記載されるように渦巻状板ばねを組み込むことで路面からの振動を抑制するようにした場合には、渦巻状板ばねの形状が小さくなる。このため、渦巻状板ばねにより、車体荷重が掛かるハブをリムに対して支持することが困難となるおそれがある。
本発明の目的は、ばね部材の弾性力を向上させることにより、車体荷重を確実に支持可能とすることにある。
本発明の走行車輪は、車体に設けられた車軸に取り付けられ、前記車体の走行時に路面上を回転する走行車輪であって、前記車軸に連結されるハブと、前記ハブの外周側に配置される環状のリムと、前記ハブに固定される軸固定部と、前記リムの内周面に突き当てられる円弧状の車輪支持部と、前記軸固定部と前記車輪支持部との間で円周方向に反転して延びるとともに前記軸固定部と前記車輪支持部とを相互に連結し前記車軸の径方向に弾性変形自在な屈曲部とを備え、前記ハブと前記リムとの間に円周方向に等間隔に設けられ前記リムに対して前記ハブを偏心自在に支持する少なくとも3つのばね部材とを有することを特徴とする。
本発明の走行車輪は、それぞれの前記ばね部材は前記ハブの外周面に突き当てられる円弧状の前記軸固定部と前記車輪支持部との円周方向端部同士を連結する一対の前記屈曲部を備え、当該一対の屈曲部は、前記車輪支持部の円周方向両端部から相互に接近する側へ向けて円周方向に反転して延びる第1曲折部と、前記第1曲折部の内側端部から相互に離反する側へ向けて円周方向に反転して延びる第2曲折部と、前記第2曲折部の内側端部から相互に接近する側へ向けて円周方向に反転して延びるとともに前記軸固定部の円周方向両端部にそれぞれ連結される第3曲折部とを備えていることを特徴とする。
本発明の走行車輪は、それぞれの前記ばね部材は前記軸固定部と前記車輪支持部の円周方向一端部とを連結する前記屈曲部を備え、当該屈曲部は、前記車輪支持部の円周方向一端部から円周方向他方側へ向けて円周方向に反転して延びる第1曲折部と、前記第1曲折部の内側端部から円周方向一方側へ向けて円周方向に反転して延びるとともに前記軸固定部に連結される第2曲折部とを備えていることを特徴とする。
本発明の走行車輪は、それぞれの前記ばね部材は、前記リムの内周面に突き当てられる前記車輪支持部としての円弧状の支持部材と、外側部において前記支持部材に取り付けられるとともに内側部において前記ハブに固定されるリング部材とを有し、当該リング部材は、前記外側部から相互に離反する側へ向けて延びる一対の第1曲折部および前記第1曲折部の内側端部から相互に接近する側へ向けて円周方向に反転して延びる一対の第2曲折部からなる一対の前記屈曲部と、前記一対の第2曲折部の内側端部を相互に連結するとともに前記ハブに固定される前記軸固定部とを備えていることを特徴とする。
本発明の走行車輪は、前記ハブの外周側に配置されたそれぞれの前記ばね部材を前記車軸の径方向に圧縮した状態で、前記ばね部材および前記ハブを前記リム内に嵌め込むことにより組み立てられることを特徴とする。
本発明の走行車輪は、前記ばね部材は、前記ハブと前記リムとの間に円周方向に等間隔に3つ設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、軸固定部と車輪支持部との間で円周方向に反転して延びるとともに軸固定部と車輪支持部とを相互に連結する屈曲部をそれぞれのばね部材に設けるようにしたので、ばね部材の弾性力を向上させることができる。これにより、ベビーカーやショッピングカートなどの車体に設けられる小径の走行車輪においても、車体荷重が掛かるハブをばね部材により確実に支持することが可能となる。
(A)、(B)はそれぞれ本発明の第1実施形態である走行車輪を示す縦断面図および横断面図である。 図1に示す走行車輪の分解斜視図である。 (A)〜(C)は図1に示す走行車輪の組立工程を示す説明図である。 (A)〜(C)は図1に示す走行車輪が路面上の凸部を乗り越える際の動作を示す説明図である。 (A)、(B)はそれぞれ本発明の第2実施形態である走行車輪を示す縦断面図および横断面図である。 図5に示す走行車輪の分解斜視図である。 (A)〜(C)は図5に示す走行車輪の組立工程を示す説明図である。 (A)〜(C)は図5に示す走行車輪が路面上の凸部を乗り越える際の動作を示す説明図である。 (A)、(B)はそれぞれ本発明の第3実施形態である走行車輪を示す縦断面図および横断面図である。 図9に示す走行車輪の分解斜視図である。 (A)〜(C)は図9に示す走行車輪の組立工程を示す説明図である。 (A)〜(C)は図9に示す走行車輪が路面上の凸部を乗り越える際の動作を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図4に本発明の第1実施形態である走行車輪を示す。
この走行車輪10は、ベビーカーやショッピングカートなど、人力で押し引きされる運搬用の車体に設けられる小径(100〜200mm程度)のタイヤホイールであり、車体に設けられる車軸11の両端部にそれぞれ取り付けられている。車体の走行時には、車体に設けられた複数の走行車輪10が路面上を回転することにより車体が路面上を走行する。この走行車輪10は、車体が人力で押し引きされることにより路面上をフリー回転する非駆動輪となっている。
走行車輪10は、車軸11の端部に連結されるハブ12と、ハブ12の外周側に配置されるリム13と、ハブ12とリム13との間に設けられる3つのばね部材14とを有している。ハブ12は金属材料により円筒形状に形成されており、その軸心を貫通する連結孔12aに車軸11の端部が挿通されて、ハブ12に車軸11が連結されている。車軸11には、ハブ12の軸方向両端面に突き当てられる一対の固定リング15が取り付けられ、固定リング15に挟み込まれることでハブ12が連結軸11に回転自在に連結されている。なお、連結軸11とハブ12との間にベアリングを設けるようにしても良い。
リム13はハブ12を径方向外側から囲むように金属製の円環状に形成されており、ハブ12の外周面とリム13の内周面とが所定の間隔をあけて対向して配置されている。図1(B)に示すように、リム13の内周面には、その軸方向中央部に位置させて、径方向内側に向けて開口する嵌め込み溝13aが形成されている。また、リム13の外周側にはゴム材料からなるタイヤ16が装着されており、タイヤ16の外周面が路面に接触した状態で走行車輪10が路面上を回転するようになっている。なお、リム13の外周側にタイヤ16を装着せずに、リム13の外周面を路面に直接接触させるようにしても良い。
それぞれのばね部材14は樹脂製の板ばねであり、ハブ12とリム13との間に円周方向に等間隔(約60°間隔)に設けられている。ばね部材14は、ハブ12の外周面に突き当てられる円弧状の軸固定部20と、リム13の内周面に突き当てられる円弧状の車輪支持部21と、軸固定部20と車輪支持部21との円周方向端部同士を相互に連結する一対の屈曲部22とを備えている。
軸固定部20と車輪支持部21とは、車軸11を中心としてほぼ同様の角度の円弧状に形成されており、ばね部材14は全体として略扇形状をしている。ハブ12には外周面から径方向外側へ突出する3つの突起部12bが周方向に等間隔に設けられており、軸固定部20はハブ12の外周面に突き当てられた状態で突起部12bの相互間に嵌め込まれて固定されている。また、車輪支持部21は、リム13の内周面に突き当てられた状態でリム13の内周面に形成された嵌め込み溝13aに嵌め込まれている。なお、ばね部材14をハブ12やリム13に接着等により固定するようにしても良い。また、ばね部材14としては金属製の板ばねを用いても良く、ばね部材14をハブ12やリム13に溶接により固定するようにしても良い。
一対の屈曲部22は、車輪支持部21の円周方向両端部から相互に接近する側(円周方向内側)へ延びる第1曲折部22aと、第1曲折部22aの内側端部から相互に離反する側(円周方向外側)へ延びる第2曲折部22bと、第2曲折部22bの内側端部から相互に接近する側へ延びるとともに軸固定部20の円周方向両端部にそれぞれ連結される第3曲折部22cとを有している。
第1曲折部22aは、車輪支持部21の円周方向端部から円周方向内側へ向けて円周方向に反転して、車軸11の径方向内側へ傾斜して延びている。第2曲折部22bは、第1曲折部22aの内側端部から円周方向外側へ向けて円周方向に反転して、車軸11の径方向内側へ傾斜して延びている。第3曲折部22cは、第2曲折部22bの内側端部から円周方向内側へ向けて円周方向に反転して、車軸11の径方向内側へ傾斜して延びるとともに、その内側端部が軸固定部20の円周方向端部に連結されている。これら曲折部22a〜22cからなる屈曲部22は、軸固定部20と車輪支持部21との間で車軸11の径方向に弾性変形自在であり、それぞれのばね部材14によりハブ12に対してリム13が偏心自在に支持されている。つまり、それぞれのばね部材14が車軸11の径方向に弾性変形することにより、ハブ12の軸心に対してリム13の軸心が車軸11の径方向へ偏心可能となっている。
図1(B)に示すように、走行車輪10の軸方向両側には、固定リング15とリム13との間で略円板形状のカバー部材17がそれぞれ取り付けられている。このカバー部材17により、走行車輪10に軸方向の荷重が作用した時にばね部材14がリム13から外れることが防止されている。
図2は図1に示す走行車輪の分解斜視図であり、図3(A)〜(C)は図1に示す走行車輪の組立工程を示す説明図である。この走行車輪10は、それぞれのばね部材14の軸固定部20がハブ12に固定され、ばね部材14がハブ12の外周側に円周方向に等間隔に配置された状態で、図2に矢印で示すように、ハブ12およびばね部材14がリム13内に嵌め込まれることにより組み立てられる。
図3(A)に示すように、ハブ12の外周側に配置されたばね部材14が自然状態のとき、つまり、ばね部材14に外力が作用していないときには、ハブ12の軸心を中心とするばね部材14の外周面の半径Rがリム13の内周面の半径rよりも大きくなるように設定されている。このため、ハブ12およびばね部材14をリム13内に嵌め込む際には、図3(B)に示すように、それぞれのばね部材14を車軸11の径方向内側へ圧縮した状態でリム13の嵌め込み溝13a内に嵌め込まれる。これにより、それぞれのばね部材14は、ハブ12の外周面とリム13の内周面との間で径方向に圧縮された状態で装着される。
図4(A)〜(C)は図1に示す走行車輪が路面上の凸部を乗り越える際の動作を示す説明図である。ベビーカーやショッピングカートなどの車体は室内または舗装路を走行するため、これらの車体が走行する路面には10〜40mm程度の凹凸があると考えられる。図4(A)に示すように、走行車輪10が平坦な路面24上を走行する際には、車体荷重が掛かるハブ12がリム13に対してばね部材14により支持されており、ハブ12の軸心がリム13の軸心に対してほぼ一定の位置に配置されている。
図4(B)に示すように、走行車輪10が路面24上の凸部25を乗り越える際には、それぞれのばね部材14が車軸11の径方向に弾性変形されることで、リム13の軸心がハブ12の軸心に対して車両上方側へ偏心される。これにより、路面24に対するハブ12の軸心の高さをほぼ一定に保った状態で、走行車輪10が路面24上の凸部25を乗り越えることができる。つまり、走行車輪10が路面24上の凸部25を乗り越える際に、車軸11に対して走行車輪10が車両上方側へ持ち上がることで、車軸11の路面24からの高さをほぼ一定に保った状態で走行することができる。したがって、走行車輪10が路面24上の凸部25を乗り越える際に、車体に路面24からの振動が伝達することを抑制することが可能となる。
図4(C)に示すように、走行車輪10が路面24上の凸部25を乗り越えた後には、ばね部材14の復元力によりリム13の軸心がハブ12の軸心に対して車両下方側へ偏心され、図4(A)に示す状態と同様に、ハブ12の軸心がリム13の軸心に対してほぼ一定の位置に配置される。なお、図4においては、走行車輪10が路面24上の凸部25を乗り越える際の動作を説明したが、走行車輪10が路面上の凹部を乗り越える際には、リム13の軸心がハブ12の軸心に対して車両下方側へ偏心されることで、車体に路面24からの振動が伝達されることを抑制することが可能となる。
このように、軸固定部20と車輪支持部21との間で円周方向に反転して延びるとともに軸固定部20と車輪支持部21とを相互に連結する屈曲部22をそれぞれのばね部材14に設けるようにしたので、ばね部材を渦巻状板ばねとした場合に比べて、ばね部材14の弾性力を向上させることができる。これにより、ベビーカーやショッピングカートなどの車体に設けられる小径の走行車輪10においても、車体荷重が掛かるハブ12をリム13に対してばね部材14により確実に支持することが可能となる。
さらに、リム13の内周面に突き当てられる車輪支持部21を円弧状としたので、リム13とばね部材14との接触面積を大きくとることができ、ばね部材14を介してリム13に掛かる車体荷重を分散して支持することが可能となる。
また、ベビーカーやショッピングカートなど、人力で押し引きする車体にあっては、路面24上の段差を乗り越える際に段差位置に合わせてスピードを緩めることで路面24から車体に伝わる振動を抑制することが容易に可能であるため、自動車等の車両に設けられるような複雑なサスペンション構造は必要としない。したがって、走行車輪10にダンパ機能を持たせる必要がなく、ばね部材14により衝撃緩和機能を持たせた走行車輪10を簡易な構造とすることができる。
図5(A)、(B)はそれぞれ本発明の第2実施形態である走行車輪を示す縦断面図および横断面図であり、図6は図5に示す走行車輪の分解斜視図である。図7(A)〜(C)は図5に示す走行車輪の組立工程を示す説明図である。図8(A)〜(C)は図5に示す走行車輪が路面上の凸部を乗り越える際の動作を示す説明図である。図5〜図8において、上述した部材と同様の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
この走行車輪30は、ハブ12とリム13との間に設けられる3つのばね部材31を有しており、それぞれのばね部材31がハブ12とリム13との間に円周方向に等間隔(約60°間隔)に設けられている。ばね部材31は、ハブ12に固定される軸固定部32と、リム13の内周面に突き当てられる円弧状の車輪支持部33と、軸固定部32と車輪支持部33の円周方向一端部とを相互に連結する屈曲部34とを備えている。軸固定部32は車軸11の径方向に延びており、軸固定部32の内側部がハブ12の外周部に固定されている。また、車輪支持部33はリム13の内周面に突き当てられた状態でリム13の内周面に形成された嵌め込み溝13aに嵌め込まれている。なお、車輪支持部33をリム13の内周面に接着等により固定するようにしても良い。
屈曲部34は、車輪支持部33の円周方向一端部から円周方向他方側へ向けて延びる第1曲折部34aと、第1曲折部34aの内側端部から円周方向一方側へ延びるとともに軸固定部32の外側端部に連結される第2曲折部34bとを有している。第1曲折部34aは、車輪支持部33の円周方向一端部から円周方向他方側へ向けて円周方向に反転して、車軸11の径方向内側へ傾斜して延びている。第2曲折部34bは、第1曲折部34aの内側端部から円周方向一方側へ円周方向に反転して、車軸11の径方向内側へ傾斜して延びるとともに、その内側端部が軸固定部32の外側端部に連結されている。これら曲折部34a,34bからなる屈曲部34は、軸固定部32と車輪支持部33との間で車軸11の径方向に弾性変形自在であり、それぞれのばね部材14によりハブ12に対してリム13が偏心自在に支持されている。
この走行車輪30は、それぞれのばね部材31の軸固定部32がハブ12に固定され、ばね部材31がハブ12の外周側に円周方向に等間隔に配置された状態で、図6に矢印で示すように、ハブ12およびばね部材31がリム13内に嵌め込まれることにより組み立てられる。ハブ12およびばね部材31をリム13内に嵌め込む際には、図7に示すように、それぞれのばね部材31を車軸11の径方向内側へ圧縮した状態でリム13の嵌め込み溝13a内に嵌め込まれる。これにより、それぞれのばね部材31は、ハブ12の外周面とリム13の内周面との間で径方向に圧縮された状態で装着される。
図8に示すように、この走行車輪30が路面24上の凸部25を乗り越える際には、それぞれのばね部材31が車軸11の径方向に弾性変形されることで、リム13の軸心がハブ12の軸心に対して車両上方側へ偏心される。これにより、路面24に対するハブ12の軸心の高さをほぼ一定に保った状態で、走行車輪30が路面24上の凸部25を乗り越えることができる。したがって、走行車輪30が路面24上の凸部25を乗り越える際に、車体に路面24からの振動が伝達することを抑制することが可能となる。
このような走行車輪30においても、軸固定部32と車輪支持部33との間で円周方向に反転して延びるとともに軸固定部32と車輪支持部33とを相互に連結する屈曲部34をそれぞれのばね部材31に設けるようにしたので、図1に示す走行車輪10と同様の効果を奏することができる。
図9(A)、(B)はそれぞれ本発明の第3実施形態である走行車輪を示す縦断面図および横断面図であり、図10は図9に示す走行車輪の分解斜視図である。図11(A)〜(C)は図9に示す走行車輪の組立工程を示す説明図である。図12(A)〜(C)は図9に示す走行車輪が路面上の凸部を乗り越える際の動作を示す説明図である。図9〜図12において上述した部材と同様の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
この走行車輪40は、ハブ12とリム13との間に設けられる3つのばね部材41を有しており、それぞれのばね部材41がハブ12とリム13との間に円周方向に等間隔(約60°間隔)に設けられている。ばね部材41は、リム13の内周面に突き当てられる車輪支持部としての円弧状の支持部材42と、外側部において支持部材42に取り付けられるとともに内側部においてハブ12に固定されるリング部材43とを有している。支持部材42はリム13の内周面に突き当てられた状態でリム13の内周面に形成された嵌め込み溝13aに嵌め込まれている。この支持部材42の円周方向略中央部には車軸11の径方向内側へ向けて突出する取付部42aが設けられており、支持部材42の取付部42aにリング部材43の外側部が取り付けられている。なお、支持部材42をリム13の内周面に接着等により固定するようにしても良い。
リング部材43は、支持部材42の取付部42aに取り付けられた外側部から相互に離反する側(円周方向外側)へ向けて延びる一対の第1曲折部44aと、第1曲折部44aの内側端部から相互に接近する側(円周方向内側)へ向けて延びる一対の第2曲折部44bと、一対の第2曲折部44bの内側端部を相互に連結するとともに前記ハブ12の外周部にネジ固定される軸固定部45とを備えている。
第1曲折部44aは、リング部材43の外側部から円周方向外側へ向けて、車軸11の径方向内側へ湾曲して円弧状に延びている。第2曲折部44bは、第1曲折部44aの内側端部から円周方向内側へ向けて円周方向に反転して、車軸11の径方向内側へ向けて湾曲して円弧状に延びている。これら曲折部44a,44bからなる一対の屈曲部44は、軸固定部45と支持部材42との間で車軸11の径方向に弾性変形自在であり、つまりリング部材43はハブ12と支持部材42との間で車軸11の径方向に弾性変形自在であり、それぞれのばね部材41によりハブ12に対してリム13が偏心自在に支持されている。なお、本実施の形態においては、軸固定部45をハブ12の外周部にネジ固定するようにしたが、軸固定部45をハブ12の外周部に接着等により固定するようにしても良い。
この走行車輪40は、それぞれのばね部材41の軸固定部45がハブ12の外周部に固定され、ばね部材41がハブ12の外周側に円周方向に等間隔に配置された状態で、図10に矢印で示すように、ハブ12およびばね部材41がリム13内に嵌め込まれることにより組み立てられる。ハブ12およびばね部材41をリム13内に嵌め込む際には、図11に示すように、それぞれのばね部材41のリング部材43を径方向内側へ圧縮した状態でリム13の嵌め込み溝13a内に嵌め込まれる。これにより、それぞれのばね部材41は、ハブ12の外周面とリム13の内周面との間で径方向に圧縮された状態で装着される。
図12に示すように、この走行車輪40が路面24上の凸部25を乗り越える際には、それぞれのばね部材41が車軸11の径方向に弾性変形されることで、リム13の軸心がハブ12の軸心に対して車両上方側へ偏心される。これにより、路面24に対するハブ12の軸心の高さをほぼ一定に保った状態で、走行車輪40が路面24上の凸部25を乗り越えることができる。したがって、走行車輪40が路面24上の凸部25を乗り越える際に、車体に路面24からの振動が伝達することを抑制することが可能となる。
このような走行車輪40においても、支持部材42に取り付けられる外側部とハブ12に固定される軸固定部45としての内側部との間で円周方向に反転して延びるリング部材43をそれぞれのばね部材41に設けるようにしたので、図1に示す走行車輪10と同様の効果を奏することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施の形態においては、走行車輪10,30,40にばね部材14,31,41を3つ設けるようにしたが、ばね部材の数は3つ以上であれば任意に変更可能である。
また、上記実施の形態においては、走行車輪10,30,40が設けられる車体としてベビーカーやショッピングカートを挙げたが、これに限定されず、例えば、室内ワゴン、運搬用台車、掃除機等の走行車輪や自転車の補助輪などに本発明の走行車輪を適用するようにしても良い。
10 走行車輪
11 車軸
12 ハブ
13 リム
14 ばね部材
20 軸固定部
21 車輪支持部
22 屈曲部
22a 第1曲折部
22b 第2曲折部
22c 第3曲折部
30 走行車輪
31 ばね部材
32 軸固定部
33 車輪支持部
34 屈曲部
34a 第1曲折部
34b 第2曲折部
40 走行車輪
41 ばね部材
42 支持部材(車輪支持部)
43 リング部材
44 屈曲部
44a 第1曲折部
44b 第2曲折部
45 軸固定部

Claims (6)

  1. 車体に設けられた車軸に取り付けられ、前記車体の走行時に路面上を回転する走行車輪であって、
    前記車軸に連結されるハブと、
    前記ハブの外周側に配置される環状のリムと、
    前記ハブに固定される軸固定部と、前記リムの内周面に突き当てられる円弧状の車輪支持部と、前記軸固定部と前記車輪支持部との間で円周方向に反転して延びるとともに前記軸固定部と前記車輪支持部とを相互に連結し前記車軸の径方向に弾性変形自在な屈曲部とを備え、前記ハブと前記リムとの間に円周方向に等間隔に設けられ前記ハブに対して前記リムを偏心自在に支持する少なくとも3つのばね部材とを有することを特徴とする走行車輪。
  2. 請求項1記載の走行車輪において、それぞれの前記ばね部材は前記ハブの外周面に突き当てられる円弧状の前記軸固定部と前記車輪支持部との円周方向端部同士を連結する一対の前記屈曲部を備え、当該一対の屈曲部は、前記車輪支持部の円周方向両端部から相互に接近する側へ向けて円周方向に反転して延びる第1曲折部と、前記第1曲折部の内側端部から相互に離反する側へ向けて円周方向に反転して延びる第2曲折部と、前記第2曲折部の内側端部から相互に接近する側へ向けて円周方向に反転して延びるとともに前記軸固定部の円周方向両端部にそれぞれ連結される第3曲折部とを備えていることを特徴とする走行車輪。
  3. 請求項1記載の走行車輪において、それぞれの前記ばね部材は前記軸固定部と前記車輪支持部の円周方向一端部とを連結する前記屈曲部を備え、当該屈曲部は、前記車輪支持部の円周方向一端部から円周方向他方側へ向けて円周方向に反転して延びる第1曲折部と、前記第1曲折部の内側端部から円周方向一方側へ向けて円周方向に反転して延びるとともに前記軸固定部に連結される第2曲折部とを備えていることを特徴とする走行車輪。
  4. 請求項1記載の走行車輪において、それぞれの前記ばね部材は、前記リムの内周面に突き当てられる前記車輪支持部としての円弧状の支持部材と、外側部において前記支持部材に取り付けられるとともに内側部において前記ハブに固定されるリング部材とを有し、当該リング部材は、前記外側部から相互に離反する側へ向けて延びる一対の第1曲折部および前記第1曲折部の内側端部から相互に接近する側へ向けて円周方向に反転して延びる一対の第2曲折部からなる一対の前記屈曲部と、前記一対の第2曲折部の内側端部を相互に連結するとともに前記ハブに固定される前記軸固定部とを備えていることを特徴とする走行車輪。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の走行車輪において、前記ハブの外周側に配置されたそれぞれの前記ばね部材を前記車軸の径方向に圧縮した状態で、前記ばね部材および前記ハブを前記リム内に嵌め込むことにより組み立てられることを特徴とする走行車輪。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の走行車輪において、前記ばね部材は、前記ハブと前記リムとの間に円周方向に等間隔に3つ設けられていることを特徴とする走行車輪。
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