JPH05338401A - ディスクホイール - Google Patents
ディスクホイールInfo
- Publication number
- JPH05338401A JPH05338401A JP15363392A JP15363392A JPH05338401A JP H05338401 A JPH05338401 A JP H05338401A JP 15363392 A JP15363392 A JP 15363392A JP 15363392 A JP15363392 A JP 15363392A JP H05338401 A JPH05338401 A JP H05338401A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rim
- disc
- vibration
- wheel
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 防振ゴムが正常なときにはリムからディスク
に伝わる軸方向，径方向及び回転方向の各振動を的確に
抑制し、また防振ゴムの変位を抑制するディスクホイー
ルを提供する。 【構成】 車軸ハブ１１に固着されるディスク２１とタ
イヤを支承するリム２２を備えたディスクホイールにお
いて、ディスク２１とリム２２間に軸方向，径方向及び
回転方向の移動をそれぞれ所定量許容する隙間を形成
し、この隙間にディスク２１とリム２２間の軸方向，径
方向及び回転方向の移動によりそれぞれ粘弾性変形する
防振ゴム２４，２７を介装した。
に伝わる軸方向，径方向及び回転方向の各振動を的確に
抑制し、また防振ゴムの変位を抑制するディスクホイー
ルを提供する。 【構成】 車軸ハブ１１に固着されるディスク２１とタ
イヤを支承するリム２２を備えたディスクホイールにお
いて、ディスク２１とリム２２間に軸方向，径方向及び
回転方向の移動をそれぞれ所定量許容する隙間を形成
し、この隙間にディスク２１とリム２２間の軸方向，径
方向及び回転方向の移動によりそれぞれ粘弾性変形する
防振ゴム２４，２７を介装した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の車輪に用いられ
るディスクホイールに関する。
るディスクホイールに関する。
【０００２】
【従来の技術】ディスクホイールは、一般に、車軸ハブ
に固着されるディスクまたはスポーク等支持体とタイヤ
を支承するリムを備えていて、実開昭５７−７３２０３
号公報にて、リムがゴム様弾性体を介してディスクに連
結される構成のディスクホイールが提案されている。
に固着されるディスクまたはスポーク等支持体とタイヤ
を支承するリムを備えていて、実開昭５７−７３２０３
号公報にて、リムがゴム様弾性体を介してディスクに連
結される構成のディスクホイールが提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の第２図に示
されているディスクホイールにおいては、リムの内周と
ディスクの外周間にそれぞれに加硫接着されたゴム様弾
性体が配設されているため、このゴム様弾性体によりリ
ムからディスクに伝わる軸方向，径方向及び回転方向の
各振動を的確に抑制することができるものの、大荷重時
のゴム様弾性体の変位を抑制できない問題がある。一
方、上記公報の第３図に示されているディスクホイール
においては、ボルトとナットを用いてリムとゴム様弾性
体とディスクが分離しないように連結されていて、リム
とディスク間に軸方向，径方向及び回転方向の移動をそ
れぞれ所定量許容する隙間が形成されているものの、回
転方向の移動を許容する隙間にはゴム様弾性体が介在し
ておらず、回転方向の振動を的確に抑制できないといっ
た問題がある。本発明は、上記した両問題を共に解消す
べくなされたものであり、防振ゴムによりリムからディ
スクに伝わる軸方向，径方向及び回転方向の各振動を的
確に抑制し、また防振ゴムの変位を抑制するディスクホ
イールを提供することを目的としている。
されているディスクホイールにおいては、リムの内周と
ディスクの外周間にそれぞれに加硫接着されたゴム様弾
性体が配設されているため、このゴム様弾性体によりリ
ムからディスクに伝わる軸方向，径方向及び回転方向の
各振動を的確に抑制することができるものの、大荷重時
のゴム様弾性体の変位を抑制できない問題がある。一
方、上記公報の第３図に示されているディスクホイール
においては、ボルトとナットを用いてリムとゴム様弾性
体とディスクが分離しないように連結されていて、リム
とディスク間に軸方向，径方向及び回転方向の移動をそ
れぞれ所定量許容する隙間が形成されているものの、回
転方向の移動を許容する隙間にはゴム様弾性体が介在し
ておらず、回転方向の振動を的確に抑制できないといっ
た問題がある。本発明は、上記した両問題を共に解消す
べくなされたものであり、防振ゴムによりリムからディ
スクに伝わる軸方向，径方向及び回転方向の各振動を的
確に抑制し、また防振ゴムの変位を抑制するディスクホ
イールを提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、車軸ハブに固着されるディ
スクまたはスポーク等支持体とタイヤを支承するリムを
備えたディスクホイールにおいて、前記支持体とリム間
に軸方向，径方向及び回転方向の移動をそれぞれ所定量
許容する隙間を形成し、この隙間に前記支持体とリム間
の軸方向，径方向及び回転方向の移動によりそれぞれ粘
弾性変形する防振ゴムを介装した。
ために、本発明においては、車軸ハブに固着されるディ
スクまたはスポーク等支持体とタイヤを支承するリムを
備えたディスクホイールにおいて、前記支持体とリム間
に軸方向，径方向及び回転方向の移動をそれぞれ所定量
許容する隙間を形成し、この隙間に前記支持体とリム間
の軸方向，径方向及び回転方向の移動によりそれぞれ粘
弾性変形する防振ゴムを介装した。
【０００５】
【発明の作用・効果】本発明によるディスクホイールに
おいては、防振ゴムが支持体とリム間に形成された軸方
向，径方向及び回転方向の隙間内で粘弾性変形してリム
からディスクに伝わる軸方向，径方向及び回転方向の各
振動を的確に抑制する。また、支持体とリム間に形成さ
れた軸方向，径方向及び回転方向の隙間内でリムは支持
体に対して相対移動するものの、隙間以上にリムが支持
体に対して相対移動することはない。
おいては、防振ゴムが支持体とリム間に形成された軸方
向，径方向及び回転方向の隙間内で粘弾性変形してリム
からディスクに伝わる軸方向，径方向及び回転方向の各
振動を的確に抑制する。また、支持体とリム間に形成さ
れた軸方向，径方向及び回転方向の隙間内でリムは支持
体に対して相対移動するものの、隙間以上にリムが支持
体に対して相対移動することはない。
【０００６】
【実施例】以下に、本発明の各実施例を図面に基づいて
説明する。図１〜図３は本発明の第１実施例を示してい
て、この実施例のディスクホイールは、車軸ハブ１１の
ボルト１２にホイールナット１３を用いて一体的に固着
されたディスク２１と、外周にてタイヤ（図示省略）を
支承するリム２２と、ボルト１２より大径で同ボルト１
２が貫通する孔２３ａを有して車軸ハブ１１とディスク
２１間に配置された可動ディスク２３と、両ディスク２
１，２３間に配置されてそれぞれに加硫接着された防振
ゴム２４と、リム２２の内周に固着された断面略Ｕ字状
の４個のガイド２５と、これら各ガイド２５に所定間隔
離れて対向し側部にて可動ディスク２３に一体的に固着
された断面略Ｕ字状の４個のホルダ２６と、各ガイド２
５とホルダ２６間に配置されてそれぞれに加硫接着され
た防振ゴム２７によって構成されている。
説明する。図１〜図３は本発明の第１実施例を示してい
て、この実施例のディスクホイールは、車軸ハブ１１の
ボルト１２にホイールナット１３を用いて一体的に固着
されたディスク２１と、外周にてタイヤ（図示省略）を
支承するリム２２と、ボルト１２より大径で同ボルト１
２が貫通する孔２３ａを有して車軸ハブ１１とディスク
２１間に配置された可動ディスク２３と、両ディスク２
１，２３間に配置されてそれぞれに加硫接着された防振
ゴム２４と、リム２２の内周に固着された断面略Ｕ字状
の４個のガイド２５と、これら各ガイド２５に所定間隔
離れて対向し側部にて可動ディスク２３に一体的に固着
された断面略Ｕ字状の４個のホルダ２６と、各ガイド２
５とホルダ２６間に配置されてそれぞれに加硫接着され
た防振ゴム２７によって構成されている。
【０００７】上記構成によって、ホイールナット１３に
より一体的に連結された車軸ハブ１１，ボルト１２，デ
ィスク２１等支持体と可動ディスク２３との間に軸方
向，径方向及び回転方向の移動をそれぞれ所定量許容す
る隙間が形成され、またガイド２５とホルダ２６との間
に軸方向，径方向及び回転方向の移動をそれぞれ所定量
許容する隙間が形成されていて、可動ディスク２３の車
軸ハブ１１，ボルト１２，ディスク２１等支持体に対す
る軸方向，径方向及び回転方向の移動により防振ゴム２
４がそれぞれ粘弾性変形し、またホルダ２６のガイド２
５に対する軸方向，径方向及び回転方向の移動により防
振ゴム２７がそれぞれ粘弾性変形するようになってい
る。
より一体的に連結された車軸ハブ１１，ボルト１２，デ
ィスク２１等支持体と可動ディスク２３との間に軸方
向，径方向及び回転方向の移動をそれぞれ所定量許容す
る隙間が形成され、またガイド２５とホルダ２６との間
に軸方向，径方向及び回転方向の移動をそれぞれ所定量
許容する隙間が形成されていて、可動ディスク２３の車
軸ハブ１１，ボルト１２，ディスク２１等支持体に対す
る軸方向，径方向及び回転方向の移動により防振ゴム２
４がそれぞれ粘弾性変形し、またホルダ２６のガイド２
５に対する軸方向，径方向及び回転方向の移動により防
振ゴム２７がそれぞれ粘弾性変形するようになってい
る。
【０００８】この第１実施例のディスクホイールにおい
ては、防振ゴム２４が可動ディスク２３と車軸ハブ１
１，ボルト１２，ディスク２１等支持体間に形成された
軸方向，径方向及び回転方向の隙間内で粘弾性変形し、
また防振ゴム２７がガイド２５とホルダ２６間に形成さ
れた軸方向，径方向及び回転方向の隙間内で粘弾性変形
して、主として径方向の振動を防振ゴム２４によって抑
制し、また主として軸方向の振動を防振ゴム２７によっ
て抑制し、回転方向の振動を両防振ゴム２４，２７によ
って抑制して、リム２２からディスク２１に伝わる軸方
向，径方向及び回転方向の各振動を的確に抑制する。
ては、防振ゴム２４が可動ディスク２３と車軸ハブ１
１，ボルト１２，ディスク２１等支持体間に形成された
軸方向，径方向及び回転方向の隙間内で粘弾性変形し、
また防振ゴム２７がガイド２５とホルダ２６間に形成さ
れた軸方向，径方向及び回転方向の隙間内で粘弾性変形
して、主として径方向の振動を防振ゴム２４によって抑
制し、また主として軸方向の振動を防振ゴム２７によっ
て抑制し、回転方向の振動を両防振ゴム２４，２７によ
って抑制して、リム２２からディスク２１に伝わる軸方
向，径方向及び回転方向の各振動を的確に抑制する。
【０００９】また、防振ゴム２４が大きく変形した場
合、可動ディスク２３と車軸ハブ１１，ボルト１２，デ
ィスク２１等支持体間に形成された軸方向，径方向及び
回転方向の隙間内で可動ディスク２３及びこれと一体的
な部材は車軸ハブ１１，ボルト１２，ディスク２１等支
持体に対して相対移動するものの、可動ディスク２３の
隙間以上の相対移動は車軸ハブ１１，ボルト１２，ディ
スク２１等との当接によって規制されるため、可動ディ
スク２３及びこれと一体的な部材が車軸ハブ１１，ボル
ト１２，ディスク２１等支持体に対して隙間以上に相対
移動することはない。
合、可動ディスク２３と車軸ハブ１１，ボルト１２，デ
ィスク２１等支持体間に形成された軸方向，径方向及び
回転方向の隙間内で可動ディスク２３及びこれと一体的
な部材は車軸ハブ１１，ボルト１２，ディスク２１等支
持体に対して相対移動するものの、可動ディスク２３の
隙間以上の相対移動は車軸ハブ１１，ボルト１２，ディ
スク２１等との当接によって規制されるため、可動ディ
スク２３及びこれと一体的な部材が車軸ハブ１１，ボル
ト１２，ディスク２１等支持体に対して隙間以上に相対
移動することはない。
【００１０】また、防振ゴム２７が大きく変形した場
合、ガイド２５とホルダ２６間に形成された軸方向，径
方向及び回転方向の隙間内でガイド２５及びリム２２は
ホルダ２６等支持体に対して相対移動するものの、ガイ
ド２５の隙間以上の相対移動はホルダ２６との当接によ
って規制されるため、ガイド２５及びリム２２がホルダ
２６等支持体に対して隙間以上に相対移動することはな
い。
合、ガイド２５とホルダ２６間に形成された軸方向，径
方向及び回転方向の隙間内でガイド２５及びリム２２は
ホルダ２６等支持体に対して相対移動するものの、ガイ
ド２５の隙間以上の相対移動はホルダ２６との当接によ
って規制されるため、ガイド２５及びリム２２がホルダ
２６等支持体に対して隙間以上に相対移動することはな
い。
【００１１】図４〜図６は本発明の第２実施例を示して
いて、この実施例のディスクホイールは、上記第１実施
例のディスクホイールと同様に車軸ハブのボルトにホイ
ールナットを用いて一体的に固着されるスポーク３１
と、外周にてタイヤを支承するリム３２と、上記ボルト
より大径で同ボルトが貫通する孔（図示省略）を有して
車軸ハブとスポーク３１間に配置される可動スポーク３
３と、両スポーク３１，３３間に配置されてそれぞれに
加硫接着された防振ゴム３４と、リム３２の内周に固着
されたキャップ状の４個のガイド３５と、これら各ガイ
ド３５に所定間隔離れて被われて側部にて可動スポーク
３３に一体的に固着されたキャップ状の４個のホルダ３
６と、各ガイド３５とホルダ３６間に配置されてそれぞ
れに加硫接着された防振ゴム（図示省略）によって構成
されている。なお、この第２実施例の上記した各部材は
上記第１実施例の各部材と形状が異なるだけで実質的な
機能は同じであり、しかも得られる作用効果は上記第１
実施例と実質的に同じであるため、その説明は省略す
る。
いて、この実施例のディスクホイールは、上記第１実施
例のディスクホイールと同様に車軸ハブのボルトにホイ
ールナットを用いて一体的に固着されるスポーク３１
と、外周にてタイヤを支承するリム３２と、上記ボルト
より大径で同ボルトが貫通する孔（図示省略）を有して
車軸ハブとスポーク３１間に配置される可動スポーク３
３と、両スポーク３１，３３間に配置されてそれぞれに
加硫接着された防振ゴム３４と、リム３２の内周に固着
されたキャップ状の４個のガイド３５と、これら各ガイ
ド３５に所定間隔離れて被われて側部にて可動スポーク
３３に一体的に固着されたキャップ状の４個のホルダ３
６と、各ガイド３５とホルダ３６間に配置されてそれぞ
れに加硫接着された防振ゴム（図示省略）によって構成
されている。なお、この第２実施例の上記した各部材は
上記第１実施例の各部材と形状が異なるだけで実質的な
機能は同じであり、しかも得られる作用効果は上記第１
実施例と実質的に同じであるため、その説明は省略す
る。
【００１２】上記した第１実施例と第２実施例の各ディ
スクホイールにおいては、リム２２とディスク２１間ま
たはリム３２とスポーク３１間に防振ゴムをそれぞれ二
段に配設して、軸方向，径方向及び回転方向の各方向で
の制振特性を容易に設定できるようにした例について説
明したが、図７及び図８に示した第３実施例のディスク
ホイール，図９及び図１０に示した第４実施例のディス
クホイール，図１１及び図１２に示した第５実施例のデ
ィスクホイールおよび図１３〜図１５に示した第６実施
例のディスクホイールのように、リムとスポーク間また
はリムとディスク間に防振ゴムを一段だけ配設して本発
明を実施することも可能である。
スクホイールにおいては、リム２２とディスク２１間ま
たはリム３２とスポーク３１間に防振ゴムをそれぞれ二
段に配設して、軸方向，径方向及び回転方向の各方向で
の制振特性を容易に設定できるようにした例について説
明したが、図７及び図８に示した第３実施例のディスク
ホイール，図９及び図１０に示した第４実施例のディス
クホイール，図１１及び図１２に示した第５実施例のデ
ィスクホイールおよび図１３〜図１５に示した第６実施
例のディスクホイールのように、リムとスポーク間また
はリムとディスク間に防振ゴムを一段だけ配設して本発
明を実施することも可能である。
【００１３】図７及び図８に示した第３実施例のディス
クホイールは、上記第１実施例のディスクホイールと同
様に車軸ハブのボルトにホイールナットを用いて一体的
に固着される中心部を除いて断面弓形のスポーク４１
と、外周にてタイヤを支承するリム４２と、上記ボルト
より大径で同ボルトが貫通する孔（図示省略）を有して
リム４２の内周に固着され車軸ハブとスポーク４１間に
配置される中心部を除いて断面弓形の可動スポーク４３
と、両スポーク４１，４３間に配置されてそれぞれに加
硫接着された防振ゴム４４によって構成されている。な
お、この第３実施例の上記した各部材の機能および得ら
れる作用効果は上記した構成から容易に理解されると思
われるため、その説明は省略する。
クホイールは、上記第１実施例のディスクホイールと同
様に車軸ハブのボルトにホイールナットを用いて一体的
に固着される中心部を除いて断面弓形のスポーク４１
と、外周にてタイヤを支承するリム４２と、上記ボルト
より大径で同ボルトが貫通する孔（図示省略）を有して
リム４２の内周に固着され車軸ハブとスポーク４１間に
配置される中心部を除いて断面弓形の可動スポーク４３
と、両スポーク４１，４３間に配置されてそれぞれに加
硫接着された防振ゴム４４によって構成されている。な
お、この第３実施例の上記した各部材の機能および得ら
れる作用効果は上記した構成から容易に理解されると思
われるため、その説明は省略する。
【００１４】図９及び図１０に示した第４実施例のディ
スクホイールは、上記第１実施例のディスクホイールと
同様に車軸ハブのボルトにホイールナットを用いて一体
的に固着されるディスク５１と、外周にてタイヤを支承
するリム５２と、リム５２の内周に固着された断面略Ｕ
字状の４個のガイド５３と、これら各ガイド５３に所定
間隔離れて対向し側部にてディスク５１に一体的に固着
された断面略Ｕ字状の４個のホルダ５４と、各ガイド５
３とホルダ５４間に配置されてそれぞれに加硫接着され
た防振ゴム５５によって構成されている。なお、この第
４実施例の上記した各部材の機能および得られる作用効
果は上記した構成から容易に理解されると思われるた
め、その説明は省略する。
スクホイールは、上記第１実施例のディスクホイールと
同様に車軸ハブのボルトにホイールナットを用いて一体
的に固着されるディスク５１と、外周にてタイヤを支承
するリム５２と、リム５２の内周に固着された断面略Ｕ
字状の４個のガイド５３と、これら各ガイド５３に所定
間隔離れて対向し側部にてディスク５１に一体的に固着
された断面略Ｕ字状の４個のホルダ５４と、各ガイド５
３とホルダ５４間に配置されてそれぞれに加硫接着され
た防振ゴム５５によって構成されている。なお、この第
４実施例の上記した各部材の機能および得られる作用効
果は上記した構成から容易に理解されると思われるた
め、その説明は省略する。
【００１５】図１１及び図１２に示した第５実施例のデ
ィスクホイールは、上記第１実施例のディスクホイール
と同様に車軸ハブのボルトにホイールナットを用いて一
体的に固着されるスポーク６１と、外周にてタイヤを支
承するリム６２と、リム６２の内周に固着されて中心に
向けて延びる断面弓形の４個のガイド６３と、スポーク
６１の先端部に固着されてガイド６３を内部に収容する
４個のホルダ６４と、各ガイド６３とホルダ６４とスポ
ーク６１間に形成される軸方向，径方向及び回転方向の
隙間に収容されて加硫接着された防振ゴム６５によって
構成されている。なお、この第５実施例の上記した各部
材の機能および得られる作用効果は上記した構成から容
易に理解されると思われるため、その説明は省略する。
ィスクホイールは、上記第１実施例のディスクホイール
と同様に車軸ハブのボルトにホイールナットを用いて一
体的に固着されるスポーク６１と、外周にてタイヤを支
承するリム６２と、リム６２の内周に固着されて中心に
向けて延びる断面弓形の４個のガイド６３と、スポーク
６１の先端部に固着されてガイド６３を内部に収容する
４個のホルダ６４と、各ガイド６３とホルダ６４とスポ
ーク６１間に形成される軸方向，径方向及び回転方向の
隙間に収容されて加硫接着された防振ゴム６５によって
構成されている。なお、この第５実施例の上記した各部
材の機能および得られる作用効果は上記した構成から容
易に理解されると思われるため、その説明は省略する。
【００１６】図１３〜図１５に示した第６実施例のディ
スクホイールは、上記第１実施例のディスクホイールと
同様に車軸ハブのボルトにホイールナットを用いて一体
的に固着され外周に凹凸を周方向に有する第１のディス
ク７１と、内周に千鳥に配設した突起７２ａを有して外
周にてタイヤ（図示省略）を支承するリム７２と、外周
に凹凸を周方向に有して同凹凸が千鳥配置となるように
第１のディスク７１の一側に固着される第２のディスク
７３と、両ディスク７１，７３とリム７２間に形成され
る軸方向，径方向及び回転方向の隙間に収容されて加硫
接着される防振ゴム７４によって構成されている。な
お、この第６実施例の上記した各部材の機能および得ら
れる作用効果は上記した構成から容易に理解されると思
われるため、その説明は省略する。
スクホイールは、上記第１実施例のディスクホイールと
同様に車軸ハブのボルトにホイールナットを用いて一体
的に固着され外周に凹凸を周方向に有する第１のディス
ク７１と、内周に千鳥に配設した突起７２ａを有して外
周にてタイヤ（図示省略）を支承するリム７２と、外周
に凹凸を周方向に有して同凹凸が千鳥配置となるように
第１のディスク７１の一側に固着される第２のディスク
７３と、両ディスク７１，７３とリム７２間に形成され
る軸方向，径方向及び回転方向の隙間に収容されて加硫
接着される防振ゴム７４によって構成されている。な
お、この第６実施例の上記した各部材の機能および得ら
れる作用効果は上記した構成から容易に理解されると思
われるため、その説明は省略する。
【図１】 本発明によるディスクホイールの第１実施例
を示す部分縦断正面図である。
を示す部分縦断正面図である。
【図２】 同実施例の部分側面図である。
【図３】 図１及び図２に示したガイド及びホルダの斜
視図である。
視図である。
【図４】 本発明によるディスクホイールの第２実施例
を示す部分側面図である。
を示す部分側面図である。
【図５】 同実施例のリム，ガイド，ホルダ等の関係を
示す部分斜視図である。
示す部分斜視図である。
【図６】 図４のＡ−Ａ断面図である。
【図７】 本発明によるディスクホイールの第３実施例
を示す部分縦断側面図である。
を示す部分縦断側面図である。
【図８】 図７のＢ−Ｂ断面図である。
【図９】 本発明によるディスクホイールの第４実施例
を示す部分縦断正面図である。
を示す部分縦断正面図である。
【図１０】 同実施例の部分縦断側面図である。
【図１１】 本発明によるディスクホイールの第５実施
例を示す部分縦断正面図である。
例を示す部分縦断正面図である。
【図１２】 同実施例の部分分解斜視図である。
【図１３】 本発明によるディスクホイールの第６実施
例を示す部分縦断側面図である。
例を示す部分縦断側面図である。
【図１４】 同実施例の部分分解斜視図である。
【図１５】 同実施例の両ディスクの関係を示す側面図
である。
である。
１１…車軸ハブ、２１，５１，７１…ディスク、３１，
４１，６１…スポーク、２２，３２，４２，５２，６
２，７２…リム、２４，２７，３４，４４，５５，６
５，７４…防振ゴム。
４１，６１…スポーク、２２，３２，４２，５２，６
２，７２…リム、２４，２７，３４，４４，５５，６
５，７４…防振ゴム。
Claims (1)
- 【請求項１】 車軸ハブに固着されるディスクまたはス
ポーク等支持体とタイヤを支承するリムを備えたディス
クホイールにおいて、前記支持体とリム間に軸方向，径
方向及び回転方向の移動をそれぞれ所定量許容する隙間
を形成し、この隙間に前記支持体とリム間の軸方向，径
方向及び回転方向の移動によりそれぞれ粘弾性変形する
防振ゴムを介装したことを特徴とするディスクホイー
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15363392A JPH05338401A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | ディスクホイール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15363392A JPH05338401A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | ディスクホイール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05338401A true JPH05338401A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15566778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15363392A Pending JPH05338401A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | ディスクホイール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05338401A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1055526A2 (en) | 1999-05-27 | 2000-11-29 | Topy Kogyo Kabushiki Kaisha | Wheel with a damper for an automobile and a method for manufacturing the same |
| WO2001008904A1 (fr) | 1999-08-02 | 2001-02-08 | Bridgestone Corporation | Roue elastique |
| WO2001008903A1 (fr) | 1999-08-02 | 2001-02-08 | Bridgestone Corporation | Roue elastique |
| WO2001045965A1 (fr) * | 1999-12-21 | 2001-06-28 | Bridgestone Corporation | Roue elastique |
| WO2001068386A1 (fr) | 2000-03-13 | 2001-09-20 | Bridgestone Corporation | Roue elastique |
| JP2002096604A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-02 | Bridgestone Corp | 弾性ホイール |
| JP4798745B2 (ja) * | 2000-07-10 | 2011-10-19 | トピー工業株式会社 | 弾性ホイール |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP15363392A patent/JPH05338401A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6439282B1 (en) | 1999-05-27 | 2002-08-27 | Topy Kogyo Kabushiki Kaisha | Wheel with a damper for an automobile and a method for manufacturing the same |
| EP1055526A2 (en) | 1999-05-27 | 2000-11-29 | Topy Kogyo Kabushiki Kaisha | Wheel with a damper for an automobile and a method for manufacturing the same |
| US6981535B1 (en) | 1999-08-02 | 2006-01-03 | Bridgestone Corporation | Elastic wheel |
| WO2001008903A1 (fr) | 1999-08-02 | 2001-02-08 | Bridgestone Corporation | Roue elastique |
| US6732775B1 (en) | 1999-08-02 | 2004-05-11 | Bridgestone Corporation | Elastic wheel |
| WO2001008904A1 (fr) | 1999-08-02 | 2001-02-08 | Bridgestone Corporation | Roue elastique |
| KR100890584B1 (ko) * | 1999-08-02 | 2009-03-25 | 가부시키가이샤 브리지스톤 | 탄성 휠 |
| WO2001045965A1 (fr) * | 1999-12-21 | 2001-06-28 | Bridgestone Corporation | Roue elastique |
| US6782930B2 (en) | 1999-12-21 | 2004-08-31 | Bridgestone Corporation | Elastic wheel |
| KR100747675B1 (ko) * | 1999-12-21 | 2007-08-08 | 가부시키가이샤 브리지스톤 | 탄성 휠 |
| WO2001068386A1 (fr) | 2000-03-13 | 2001-09-20 | Bridgestone Corporation | Roue elastique |
| US7044179B2 (en) | 2000-03-13 | 2006-05-16 | Bridgestone Corporation | Elastic wheel |
| KR100786619B1 (ko) * | 2000-03-13 | 2007-12-21 | 가부시키가이샤 브리지스톤 | 탄성 휠 |
| JP4798745B2 (ja) * | 2000-07-10 | 2011-10-19 | トピー工業株式会社 | 弾性ホイール |
| JP2002096604A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-02 | Bridgestone Corp | 弾性ホイール |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5877945A (ja) | 懸架装置におけるアツパサポ−ト | |
| JP3910001B2 (ja) | 自動車用ダンパー付きホイールとその製造方法 | |
| JP3037415U (ja) | ほぼプレート状の機械部分を振動遮断状態で固定する保持体 | |
| JPH05338401A (ja) | ディスクホイール | |
| US4178041A (en) | Wheel attached balancing device | |
| US6732775B1 (en) | Elastic wheel | |
| JPH04230401A (ja) | 車両用車輪 | |
| EP1462275A1 (en) | Noise reducer for vehicle wheel | |
| JP4386567B2 (ja) | 自動車用制振ホイール | |
| US2830826A (en) | Elastic wheel suspensions for vehicles | |
| KR100747675B1 (ko) | 탄성 휠 | |
| JPH06143911A (ja) | ソリッドタイヤ | |
| WO2001008904A1 (fr) | Roue elastique | |
| US2919737A (en) | Wheel cushioning structure | |
| KR100399170B1 (ko) | 타이어파열 지지장치 | |
| JP4025720B2 (ja) | 弾性ホイール | |
| JPH08276701A (ja) | ホイール、特に自動車用ホイールの防音装置 | |
| JPWO2002100662A1 (ja) | 弾性ホイール | |
| US2014751A (en) | Vehicle wheel | |
| JPH0327845Y2 (ja) | ||
| JPH04306101A (ja) | 自動車用ディスクホイール | |
| JP2001180206A (ja) | ディスクホイール | |
| JP2001055003A (ja) | ダンパー付きホイールのダンパー組み付け構造 | |
| JP2003104001A (ja) | 弾性ホイール | |
| JP2005343263A (ja) | 弾性ホイール |