JP2001055003A - ダンパー付きホイールのダンパー組み付け構造 - Google Patents

ダンパー付きホイールのダンパー組み付け構造

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JP2001055003A
JP2001055003A JP11230984A JP23098499A JP2001055003A JP 2001055003 A JP2001055003 A JP 2001055003A JP 11230984 A JP11230984 A JP 11230984A JP 23098499 A JP23098499 A JP 23098499A JP 2001055003 A JP2001055003 A JP 2001055003A
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damper
rim
wheel
disk
hook
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Yoshimasa Kimura
嘉昌 木村
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Topy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接を用いないでダンパーをリム、ディスク
に組み付けるダンパー組み付け構造の提供。 【解決手段】 ダンパー30をディスク20の外周面に
押し込んで第2のフック45または第2の突起46を第
2の凹部47または第2の穴48に引っ掛けるととも
に、ダンパー30をリム10の内周面に押し込んで第1
のフック41または第1の突起42を第1の凹部43ま
たは第1の穴44に引っ掛けた、ダンパー付きホイール
のダンパー組み付け構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ダンパー
付きホイールに関し、とくにそのダンパー組み付け構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境を守る観点から自動車の
燃費低減が重要課題となり、タイヤの転がり抵抗削減が
強く求められている。その手段は多々あるが、中でもタ
イヤのトレッド部の撓みを抑えるためサイドウォール部
の剛性を上げる方法は効果が大きく、高空気圧化したタ
イヤや、高さが低いすなわち内外径の差が小さいロープ
ロファイルタイヤ、等の採用が増加しつつある。しか
し、サイドウォール部の剛性を上げたタイヤでは、これ
までタイヤが果たしてきた路面から車体への振動伝達緩
和の役割が低減するので、つぎの問題が生じる。 乗り心地の悪化が生じる(いわゆる、ゴツゴツ
感)。その原因は、通常のタイヤに比べて、10Hz以
上の領域の上下方向振動があまり減衰されないことによ
る。 同じ理由でロードノイズ(路面を走行した時のザー
ッという騒音)が悪化する。車の構造上、200〜30
0Hzに共振点がある。 操安性はタイヤのコーナリングフォースが上がり全
般にはよくなるが、キャンバースラストが減り轍取られ
が悪化する。 これらの問題を解決するために、本出願人により、先
に、リムとディスクとの間に、リム側部材とディスク側
部材とをゴムで連結したダンパーを、組み付けたダンパ
ー付きホイールが出願された(特願平11−17018
6号)。上記ダンパー付きホイールでは、つぎの種々の
作用、効果が得られた。すなわち、上記ダンパー付きホ
イールは、ホイールがダンパーを有するので、車体をマ
スとしダンパーをばねとした振動系の、ダンパーの上下
方向ばね定数を、10Hz以上、たとえば10〜20H
zの振動減衰用にチューニングすることにより、乗り心
地が良くなる(10〜20Hz域におけるごつごつ感が
無くなる)。また、ダンパーのばねをばねとし、ダンパ
ーのばねより外周側のホイール部材、タイヤをマスとし
た振動系を考えダンパーのばね定数をチューニングして
ロードノイズ上問題となる200〜300Hz域の振動
伝達を低減し、騒音低下をはかることができる。また、
ダンパーは柔構造なので、タイヤトレッド部は路面形状
に追随して変形するためグリップが向上し、不整路面で
のハンドル取られ、車両偏向(轍取られ等)が抑制さ
れ、操安性が向上する。また、ダンパーは柔構造なの
で、タイヤ装着ホイールは自分で回転中心を選択して回
転する、すなわち自動調芯機能を持ち、アンバランス、
ユニフォーミティ補償のためのバランスウエイト装着や
バランス取り作業が不要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ダンパー
付きホイールにも、つぎの問題がある。 ダンパーがダンパーゴムを有する場合、ダンパーの
リム、ディスクへの組み付け、固定に溶接を用いること
が制限される。何となれば、ダンパーのリム、ディスク
への組み付け前に、ダンパーゴムがダンパーのリム側部
材およびディスク側部材に加硫接着されているので、ダ
ンパーのリム、ディスクへの組み付け時に、溶接の熱で
ダンパーゴムが傷められる。 ダンパーのリム、ディスクへの組み付け、固定に溶
接を用いる場合は、溶接の熱で塗膜を傷めないために、
リム、ディスクの塗装はダンパー組み付け後に行わなけ
ればならず、ダンパーとの接触面など、塗装を施すこと
ができない面が生じる。 本発明の目的は、ダンパーのリム、ディスクへの組み付
け時または組み付け後の、ダンパーとリム、ディスクと
の溶接を必要としないダンパー付きホイールのダンパー
組み付け構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) リムとディスクとの間に、リム側部材とディス
ク側部材とをゴムで連結したダンパーを組み付けたダン
パー付きホイールのダンパー組み付け構造であって、ダ
ンパーのリム側部材とリムとの一方に相手側に向かって
突出する第1のフックまたは第1の突起を設けるととも
に、ダンパーのリム側部材とリムとの他方に前記第1の
フックまたは第1の突起を受け入れる第1の凹部または
第1の穴を形成し、ダンパーのディスク側部材とディス
クとの一方に相手側に向かって突出する第2のフックま
たは第2の突起を設けるとともに、ダンパーのディスク
側部材とディスクとの他方に前記第2のフックまたは第
2の突起を受け入れる第2の凹部または第2の穴を形成
し、ダンパーをディスク外周面に押し込んで第2のフッ
クまたは第2の突起を第2の凹部または第2の穴に引っ
掛けるとともに、ダンパーをリム内周面に押し込んで第
1のフックまたは第1の突起を第1の凹部または第1の
穴に引っ掛けた、ダンパー付きホイールのダンパー組み
付け構造。 (2) 第1のフックまたは第1の突起はホイール周方
向に互いに間隔をおいて複数個形成されていて、第1の
凹部または第1の穴はホイール周方向に互いに間隔をお
いて複数個形成されており、第1のフックまたは第1の
突起と、第1の凹部または第1の穴とは、ホイール軸方
向に係合するとともにホイール周方向にも係合してお
り、第2のフックまたは第2の突起はホイール周方向に
互いに間隔をおいて複数個形成されていて、第2の凹部
または第2の穴はホイール周方向に互いに間隔をおいて
複数個形成されており、第2のフックまたは第2の突起
と、第2の凹部または第2の穴とは、ホイール軸方向に
係合するとともにホイール周方向にも係合している、
(1)記載のダンパー付きホイールのダンパー組み付け
構造。 (3) リムにダンパーのリム側部材とホイール軸方向
表側から係合するストッパーをダンパー装着前に設けて
おくとともに、ディスクにダンパーのディスク側部材と
ホイール軸方向裏側から係合するストッパーをダンパー
装着前に設けておく(1)記載のダンパー付きホイール
のダンパー組み付け構造。 (4) リムがスチール、アルミ、樹脂の何れかから構
成されており、ディスクがスチール、アルミ、樹脂の何
れかから構成されて(1)記載のダンパー付きホイール
のダンパー組み付け構造。 (5) リムがスチール製で、ディスクがスチール製で
ある(1)記載のダンパー付きホイールのダンパー組み
付け構造。 (6) リムがスチール製で、ディスクがアルミ製であ
る(1)記載のダンパー付きホイールのダンパー組み付
け構造。 (7) リムがアルミ製で、ディスクがアルミ製である
(1)記載のダンパー付きホイールのダンパー組み付け
構造。
【0005】上記(1)〜(7)のダンパー付きホイー
ルのダンパー組み付け構造では、ダンパーをディスク外
周面に押し込んで第2のフックまたは第2の突起を第2
の凹部または第2の穴に引っ掛けるとともに、ダンパー
をリム内周面に押し込んで第1のフックまたは第1の突
起を第1の凹部または第1の穴に引っ掛けて止める構造
のため、溶接はなく、溶接の熱でゴムや塗膜を傷めな
い。塗装は組み付け前に終えておくことができる。上記
(2)のダンパー付きホイールのダンパー組み付け構造
では、フックまたは突起を凹部または穴に引っ掛けるた
め、軸方向抜け止めと周方向相対回転防止の両方が達成
される。上記(3)のダンパー付きホイールのダンパー
組み付け構造では、リムにダンパーのリム側部材とホイ
ール軸方向表側から係合するストッパーを設けておくと
ともに、ディスクにダンパーのディスク側部材とホイー
ル軸方向裏側から係合するストッパーを設けたので、旋
回時に大きな遠心力のかかる方向は、構造的ストッパー
で止めることができる。ストッパーはリム、ディスクと
一体に形成されてもよいし、溶接で接合されてもよい。
溶接はダンパーの組み付け前に行われるので、ゴム、塗
膜を傷めることはない。上記(4)〜(7)のダンパー
付きホイールのダンパー組み付け構造は、リムとディス
クの素材と、その組み合わせを示している。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明の第1実施例
のダンパー付きホイールのダンパー組み付け構造を示し
ており、図5〜図7は本発明の第2実施例のダンパー付
きホイールのダンパー組み付け構造を示しており、図8
〜図10は本発明の第3実施例のダンパー付きホイール
のダンパー組み付け構造を示しており、図11、図12
は本発明の第4実施例のダンパー付きホイールのダンパ
ー組み付け構造を示している。図13〜図19は本発明
のいずれの実施例にも適用可能な特性を示している。本
発明の全実施例に共通または類似する部分には、本発明
の全実施例にわたって同じ符号を付してある。
【0007】まず、本発明の全実施例に共通または類似
する部分を、たとえば、図1〜図4、図13〜図19を
参照して説明する。図1に示すように、本発明のダンパ
ー付きホイールは、互いに相対変位可能な、リム10お
よびディスク20と、リム10とディスク20との間に
装着されたダンパー30と、からなる。リム10とディ
スク20との間にはスペースがあり、このスペースにダ
ンパー30が配置されている。
【0008】リム10は、金属(たとえば、スチール、
アルミ合金、等)または樹脂からなり、ディスク20
は、金属(たとえば、スチール、アルミ合金、等)また
は樹脂からなる。リム10は、軸方向両端のフランジ部
11a、11b(aは表側、bは裏側)、それにそれぞ
れ連なるビードシート部12a、12b、サイドウォー
ル部13a、中央のドロップ部14を、有する。ディス
ク20は、外周の軸方向立ち上がり部21、それに連な
るハット部22、中央のハブ取付け部23を、有する。
ハット部22には、図示略の飾り穴が形成されており、
ハブ取付け部23中央にはハブ穴24が形成されてお
り、その回りにボルト穴25が形成されている。
【0009】ダンパー30は、リム側部材31とディス
ク側部材32とをばね33で連結したものからなる。ば
ね33はゴム(ダンパーゴム)からなる。リム側部材3
1とディスク側部材32との間には、ダンパー半径方向
にスペースがある。このスペースにばね33が配置され
ている。ばね33が弾性変形することにより、リム側部
材31とディスク側部材32とが上下方向に相対変位可
能である。ダンパー30のばね33は、ホイール面内方
向には柔で、面直方向には剛で、リム角度方向には柔
で、ホイール回転方向には剛となる特性をもつばねであ
ることが望ましい。ここで、面内方向、面直方向、回転
方向、リム角方向は、それぞれ、図15、図16に示し
た方向である。面内方向に柔とすることにより、ダンパ
ー効果、自動調芯効果が得られ、面直方向に剛とするこ
とにより、操安性が確保され、リム角度方向に柔とする
ことにより、対地グリップ性が向上して操安性が改善さ
れ、回転方向に剛とすることにより、駆動制動力の伝達
効率が改善される。ここで、ばね33の柔、剛は、図1
8の変位/荷重特性に示す通りである。柔は、所定荷重
に対して比較的大きな変位を生じるばね特性をいう。た
だし、限界はある。剛は変位があるが、比較的小さい。
【0010】ばね33がゴムからなる場合は、ゴムはリ
ム側部材31とディスク側部材32とに、望ましくは加
硫接着により接合される。ただし、接合は加硫接着に限
るものではなく、機械的固定でもよい。ダンパーゴム3
3は、第1の部分33aと第2の部分33bとを有す
る。ただし、第2の部分33bはなくてもよい。第1の
部分33aは、リム側部材31とディスク側部材32へ
の取り付け部を除いて自由表面を有し、主に剪断変形し
(ただし、曲げ変形、圧縮・引張変形を含んでもよ
い)、ホイール軸方向に離れた一対のゴム部分からな
る。第2の部分33bは、リム側部材31とディスク側
部材32とが所定量以上相対変位した時に主に圧縮ばね
として働く。第2の部分33bは、望ましくは、一対の
第1の部分33aの間に位置している。ダンパーゴム3
3とリム側部材31、ディスク側部材32を加硫接着す
る時、液状ゴムに圧力をかけるために、リム側部材31
の外周板31aが側板31bに溶接接合されていない状
態で加硫接着を行い、加硫接着後かつリム、ディスクへ
の組み付け前に、外周板31aと側板31bとを、レー
ザ溶接などの熱が局部に限られる溶接で接合することが
望ましい。これにより、溶接時の熱の、ゴムへの影響を
最少限にすることができる。
【0011】ダンパー30のばね33(ばね33が複数
ある時はその総合)の、リム10とディスク20とが上
下方向に相対変位する時の、ばね定数は、図17、図1
9に示すように、車体を質量Mとしばね33(ばね33
が複数ある時はその総合)をばねKとする振動系が、1
0Hz以上、たとえば15Hz近傍の上下方向振動が減
衰されるように、10Hz以下、たとえば8〜10Hz
に共振点をもつように、設定される。この設定は、ばね
33の寸法(幅や厚さ)、数、材質等を選定することに
より、可能である。
【0012】ダンパー30のリム10、ディスク20へ
の組み付け構造はつぎの通りである。ダンパー30のリ
ム側部材31とリム10との一方に相手側に向かって突
出する第1のフック41または第1の突起42が設けら
れるとともに、ダンパー30のリム側部材31とリム1
0との他方に第1のフック41または第1の突起42を
受け入れる第1の凹部43または第1の穴44が形成さ
れている。ダンパー30のディスク側部材32とディス
ク20との一方に相手側に向かって突出する第2のフッ
ク45または第2の突起46が設けられるとともに、ダ
ンパー30のディスク側部材32とディスク20との他
方に第2のフック45または第2の突起46を受け入れ
る第2の凹部47または第2の穴48が形成されてい
る。ダンパー30をディスク外周面に押し込んで第2の
フック45または第2の突起46を第2の凹部47また
は第2の穴48に引っ掛け、ディスク20に組み付けた
ダンパー30をリム内周面に押し込んで第1のフック4
1または第1の突起42を第1の凹部43または第1の
穴44に引っ掛けることにより、ダンパー30は、ディ
スク20、リム10に組み付けられる。
【0013】第1のフック41または第1の突起42は
ホイール周方向に互いに間隔をおいて複数個形成されて
いる。第1の凹部43または第1の穴44はホイール周
方向に互いに間隔をおいて複数個形成されている。第1
のフック41または第1の突起42と、第1の凹部43
または第1の穴44とは、ホイール軸方向にダンパー押
し込み方向と逆方向に係合するとともにホイール周方向
にも係合している。第2のフック45または第2の突起
46はホイール周方向に互いに間隔をおいて複数個形成
されている。第2の凹部47または第2の穴48はホイ
ール周方向に互いに間隔をおいて複数個形成されてい
る。第2のフック45または第2の突起46と、第2の
凹部47または第2の穴48とは、ホイール軸方向にダ
ンパー押し込み方向と逆方向に係合するとともにホイー
ル周方向にも係合している。
【0014】リム10には、ダンパー30のリム側部材
31とホイール軸方向表側から係合するストッパー50
がダンパー装着前から設けられる。ディスク20には、
ダンパー30のディスク側部材32とホイール軸方向裏
側から係合するストッパー51をダンパー装着前から設
けられている。ストッパー50はリム10に一体に形成
されていてもよいし、あるいは溶接により接合されても
よい。ストッパー51はディスク20に一体に形成され
ていてもよいし、あるいは溶接により接合されてもよ
い。
【0015】つぎに本発明の全実施例に共通する部分の
作用を説明する。ダンパー30の、ばね33の弾性変形
内での、荷重/変位特性は、中立点(車の重量がかかっ
て静的に釣り合った点)から所定量δの範囲内では、図
16に示すように線型となる。図16には従来の圧縮ゴ
ムダンパーの圧縮ゴムの非線型特性(中立点から所定量
δの範囲内においても非線型特性を示す)が合わせて示
してある。通常のサイズの自動車の荷重(たとえば、4
00kgf)がダンパー3のばね33にかかった状態で
は、初期状態でダンパー30は約3mm撓んでおり、そ
の時の荷重と同一の荷重では従来の圧縮ゴムばねの場合
は硬いばねになっているが、本発明の場合は弾性変位の
全域で柔らかい線型ばねとなっており、荷重がかかって
いるにかかわらず10Hz以上、たとえば15Hz前後
の周波数の振動を効果的に抑えることができる。
【0016】ダンパー30のばね33の上下方向ばね定
数を、図15に示すように、車体をマスM、ダンパー3
0のばね33をばねKとする振動系の共振点を約8〜1
0Hzにチューニングして、それより少し高い10Hz
以上、たとえば15Hz前後の周波数の振動を減衰する
ようにすることにより(図17参照)、10Hz以上、
たとえば15Hz前後の周波数域での、いわゆるゴツゴ
ツ感が低減され、車の乗り心地が改善される。
【0017】これをさらに説明するとつぎの通りであ
る。図15は自動車の質量をM、ダンパー30の上下方
向ばね定数をKとした場合の振動モデルを示している。
この振動モデルの共振周波数fは、 f=(1/2π)・(K/M)1/2 である。共振点が低減目標振動数の少し下の10Hzに
なる系を作るには、上記の式から K=1611N/mm となり、これは動ばね定数であり、同じダンパーの静ば
ね定数Ksはこれよりかなり小さく、1300N/mm
程度になる。このばねに400kgfの荷重がかかった
時の撓み量は、約3mmである(図16参照)。従来の
ダンパー付きホイールでは、この撓みをできる限り小と
するために圧縮ゴムとしたが、本発明実施例では、この
撓みを許容するとの前提のもとにダンパー30を設け
た。上記の振動系の振動特性は図17に示すようにな
る。共振点より少し上の振動数領域(10Hz以上、た
とえば15Hz近傍)で振動伝達低減が得られる。
【0018】図18は、実際の自動車に本発明実施例の
ダンパー付きホイールを装着して悪路を走行した場合
の、低周波数領域における、ばね上(運転席シートレー
ル部位)の上下加速度(dB表示)対周波数(Hz)の
実測値を示している。図18から明らかなように、本発
明実施例のタンパー付きホイールでは、10〜20Hz
の領域でかなりの加速度低減が見られる。それに対応し
て、実際の走行において、走行中の10Hz以上、たと
えば15Hz前後でのゴツゴツ感が解消された。
【0019】本発明実施例のダンパー付きホイールにお
いて、ダンパー30のばね33よりタイヤ側のホイール
部分およびタイヤをマスm(m=約20kgf)とする
と、ダンパー30のばね33をばねK(周波数が高い領
域では動ばね定数が高くなり、約2600N/mm程度
となると推定される)とする振動モデルの共振点は18
0Hz近傍にあり、それより少し周波数が高い領域の、
従来問題になっている200〜300Hz、たとえば
(タイヤの気柱共鳴点でもある)230Hz近傍のロー
ドノイズ(路面を走行した時のザーっという音)を抑え
込むことができる(共振点より少し上の領域の振動が減
衰するため)。ここで、ロードノイズとは、路面からの
振動がボデーに伝わり、ボデーパネルを振動させて音に
なり、この音が車室の気柱共鳴と重なって生じる音であ
り、車の構造上、200〜300Hzに共振点がある。
【0020】図19は、高周波数領域における車内騒音
(dB表示)対周波数(Hz)特性を示している。図1
9からわかるように、本発明実施例のダンパー付きホイ
ールを装着して路面を走行した場合は、通常ホイールに
比べて200〜300Hz、たとえば230Hz近傍の
ロードノイズが効果的に低減されている。これは、自動
車のように多共振点を有するものに、多数の振動数の総
合波を入力した場合、180Hz近傍の共振点の振動系
が選択的に共振して、その少し上の200〜300H
z、たとえば230Hz近傍の振動を低減するためであ
る。
【0021】また、車体に入る振動をホイール部位のダ
ンパー30で対策できるため、源流対策となり、車体に
入った後で車体側で対策する場合に比べて、根本的な振
動対策となる。車体に入った後の対策では、多共振点体
である自動車では、個々の車両で対応策が異なり一般に
高価で、重く、振動対策が困難である。
【0022】また、本発明実施例のダンパー付きホイー
ルにおいて、ダンパー30が図13、図14に示す面内
方向、リム角度方向に柔構造なので、図14においてタ
イヤ60のトレッド部61が地面から浮きにくく、トレ
ッド部61の路面グリップ性が向上し、轍取られが抑制
され、操安性が向上する。また、本発明実施例のダンパ
ー付きホイールにおいて、ダンパー30が図13、図1
4に示す面内方向に柔構造なので、タンパー付きホイー
ルは回転時に自分で回転中心を選択して回転する、すな
わち自動調芯機能を持つ。その結果、従来必要であっ
た、アンバランス、ユニフォーミティ補償のためのバラ
ンスウエイト装着やバランス取り作業が、不要となる。
【0023】つぎに、ダンパー30のリム10、ディス
ク20への組み付け構造の作用を説明する。上記ダンパ
ー付きホイールのダンパー組み付け構造では、ダンパー
30をディスク外周面に押し込んで第2のフック45ま
たは第2の突起46を第2の凹部47または第2の穴4
8に引っ掛けるとともに、ディスクに組み付けたダンパ
ー30をリム内周面に押し込んで第1のフック41また
は第1の突起42を第1の凹部43または第1の穴44
に引っ掛けて止める構造のため、ダンパー30のリム1
0、ディスクへの組み付けにおいて溶接はなく、溶接の
熱でダンパーゴムや塗膜を傷めない。塗膜の傷つきがな
いため、リム10、ディスク20、ダンパー30の塗装
はダンパー30のリム10、ディスク20への組み付け
前に終えておくことができる。ダンパー組み付け前の塗
装により、リム10、ディスク20の塗装必要面の全面
に塗装を施すことができ、錆の発生などを効果的に抑制
できる他、外観価値も上がる。
【0024】また、第1のフック41または第1の突起
42を第1の凹部43または第1の穴44に引っ掛ける
ため、第2のフック45または第2の突起46を第2の
凹部47または第2の穴48に引っ掛けるため、ダンパ
ー30の、リム10、ディスク20からの軸方向抜け止
めと、リム10、ディスク20との周方向相対回転防止
の両方が達成される。
【0025】また、リム10にダンパー30のリム側部
材31とホイール軸方向表側から係合するストッパー5
0を設けておくとともに、ディスク20にダンパー30
のディスク側部材32とホイール軸方向裏側から係合す
るストッパー51を設けたので、旋回時に大きな遠心力
のかかる方向は、構造的ストッパーで止めることができ
る。ストッパー50、51はリム10、ディスク20と
一体に形成されてもよいし、別体に製作して溶接でリム
10、ディスク20に接合されてもよい。溶接の場合、
溶接はダンパー30の組み付け前に行われるので、ゴ
ム、塗膜を傷めることはない。
【0026】つぎに、本発明の各実施例に特有な部分を
説明する。本発明の第1実施例では、図1〜図4に示す
ように、リム10はスチールからなり、ディスク20は
スチールからなり、ダンパー30はばね33がゴム(金
属やプラスチックからなる板との積層構造である場合を
含む)からなる。ゴムのばね33はダンパー30のリム
側部材31の側板31bとディスク側部材32の断面コ
字状部材の側板32bとの間に設けられている。第1の
フック41はダンパー30のリム側部材31に半径方向
外周側に切り起こされた舌片からなり、第1の凹部43
はリム10のドロップ部14の内周面に形成された凹部
からなる。第2のフック45はダンパー30のディスク
側部材32の内周板32aの端部を斜め内周側に曲げて
形成されており、第2の凹部47はディスク20の外周
面に形成された凹部からなる。ストッパー50はリム1
0に溶接されており、ストッパー52はディスク20の
端部を折り曲げることによりディスク20に一体形成さ
れている。組み付け手順はつぎの通りである。まずダン
パー30をホイール軸方向表側からディスク20に、第
2のフック45が第2の凹部47に引っ掛かるまで押し
込む。つぎにディスク20とダンパー30の組み付け物
をホイール軸方向裏側からリム10に、第1のフック4
1が第1の凹部43に引っ掛かるまで押し込む。ストッ
パー50は事前にリム10に溶接しておく。
【0027】本発明の第2実施例では、図5〜図7に示
すように、リム10はスチールからなり、ディスク20
はスチールからなり、ダンパー30はばね33がゴム
(金属やプラスチックからなる板との積層構造である場
合を含む)からなる。ゴムのばね33はダンパー30の
リム側部材31の側板31bとディスク側部材32の断
面コ字状部材の側板32bとの間に設けられている。第
1の突起42はリム10のドロップ部14の内周面に形
成された半径方向内周側に突出する突起からなり、第1
の穴44はダンパー30のリム側部材31に形成された
穴からなる。第2のフック45はダンパー30のディス
ク側部材32の断面コ字状部材の一端部を斜め内側に折
り曲げて形成されており、第2の穴48はディスク20
の外周面に形成された穴からなる。ストッパー50はリ
ム10に溶接されており、ストッパー52はディスク2
0の端部を折り曲げることによりディスク20に一体形
成されている。組み付け手順はつぎの通りである。まず
ダンパー30をホイール軸方向表側からディスク20
に、第2のフック45が第2の穴48に引っ掛かるまで
押し込む。つぎにディスク20とダンパー30の組み付
け物をホイール軸方向裏側からリム10に、第1の突起
42が第1の穴44に引っ掛かるまで押し込む。ストッ
パー50は事前にリム10に溶接しておく。
【0028】本発明の第3実施例では、図8〜図10に
示すように、リム10はスチールからなり、ディスク2
0はアルミまたは樹脂からなり、ダンパー30はばね3
3がゴム(金属やプラスチックからなる板との積層構造
である場合を含む)からなる。ゴムのばね33はダンパ
ー30のリム側部材31の側板31bとディスク側部材
32の断面コ字状部材の側板32bとの間に設けられて
いる。第1のフック41はダンパー30のリム側部材3
1に半径方向外周側に切り起こされた舌片からなり、第
1の凹部43はリム10のドロップ部14の内周面に形
成された凹部からなる。第2のフック45はダンパー3
0のディスク側部材32の内周板32aの端部を斜め内
周側に曲げて形成されており、第2の凹部47はディス
ク20の外周面に形成された凹部からなる。ストッパー
50はリム10に溶接されており、ストッパー52はデ
ィスク20の端部に一体形成されている。組み付け手順
はつぎの通りである。まずダンパー30をホイール軸方
向表側からディスク20に、第2のフック45が第2の
凹部47に引っ掛かるまで押し込む。つぎにディスク2
0とダンパー30の組み付け物をホイール軸方向裏側か
らリム10に、第1のフック41が第1の凹部43に引
っ掛かるまで押し込む。ストッパー50は事前にリム1
0に溶接しておく。
【0029】本発明の第4実施例では、図11〜図12
に示すように、リム10はアルミまたは樹脂からなり、
ディスク20はアルミまたは樹脂からなり、ダンパー3
0はばね33がゴム(金属やプラスチックからなる板と
の積層構造である場合を含む)からなる。ゴムのばね3
3はダンパー30のリム側部材31の側板31bとディ
スク側部材32の断面コ字状部材の側板32bとの間に
設けられている。第1の突起42はリム10のドロップ
部14の内周面に形成された半径方向内周側に突出する
突起からなり、第1の穴44はダンパー30のリム側部
材31に形成された穴からなる。第2のフック45はダ
ンパー30のディスク側部材32の内周板32aの一端
部を斜め内側に折り曲げて形成されており、シャープエ
ッジを有しており、第2の凹部47はディスク20の外
周面に形成された凹部からなる。ストッパー50はリム
10に一体形成されており、ストッパー52はディスク
20の端部に一体形成されている。組み付け手順はつぎ
の通りである。まずダンパー30をホイール軸方向表側
からディスク20に、第2のフック45が第2の凹部4
7に引っ掛かるまで押し込む。つぎにディスク20とダ
ンパー30の組み付け物をホイール軸方向裏側からリム
10に、第1の突起42が第1の穴44に引っ掛かるま
で押し込む。
【0030】
【発明の効果】請求項1〜7のダンパー付きホイールの
ダンパー組み付け構造によれば、ダンパーをディスク外
周面に押し込んで第2のフックまたは第2の突起を第2
の凹部または第2の穴に引っ掛けるとともに、ダンパー
をリム内周面に押し込んで第1のフックまたは第1の突
起を第1の凹部または第1の穴に引っ掛けて止める構造
のため、溶接はなく、溶接の熱でゴムや塗膜を傷めな
い。塗装は組み付け前に終えておくことができる。請求
項2のダンパー付きホイールのダンパー組み付け構造に
よれば、フックまたは突起を凹部または穴に引っ掛ける
ため、軸方向抜け止めと周方向相対回転防止の両方が達
成される。請求項3のダンパー付きホイールのダンパー
組み付け構造によれば、リムにダンパーのリム側部材と
ホイール軸方向表側から係合するストッパーを設けてお
くとともに、ディスクにダンパーのディスク側部材とホ
イール軸方向裏側から係合するストッパーを設けたの
で、旋回時に大きな遠心力のかかる方向は、構造的スト
ッパーで止めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のダンパー付きホイールの
ダンパー組み付け構造の断面図である。
【図2】図1のダンパー付きホイールのダンパー組み付
け構造の部分斜視図である。
【図3】図1のダンパー付きホイールのダンパー組み付
け構造の、リムとストッパーの断面図である。
【図4】図1のダンパー付きホイールのダンパー組み付
け構造の、ダンパーの断面図である。
【図5】本発明の第2実施例のダンパー付きホイールの
ダンパー組み付け構造の断面図である。
【図6】図5のダンパー付きホイールのダンパー組み付
け構造の、リムの部分斜視図である。
【図7】図5のダンパー付きホイールのダンパー組み付
け構造の、ディスクとダンパーのディスク側部材の部分
斜視図である。
【図8】本発明の第3実施例のダンパー付きホイールの
ダンパー組み付け構造の断面図である。
【図9】図8のダンパー付きホイールのダンパー組み付
け構造の、リムの部分斜視図である。
【図10】図8のダンパー付きホイールのダンパー組み
付け構造の、ダンパーの部分斜視図である。
【図11】本発明の第4実施例のダンパー付きホイール
のダンパー組み付け構造の断面図である。
【図12】図11のダンパー付きホイールのダンパー組
み付け構造の、ディスクとダンパーのディスク側部材の
部分斜視図である。
【図13】ダンパーの方向を示すダンパーの正面図であ
る。
【図14】ダンパーの方向を示すダンパー付きホイール
の断面図である。
【図15】本発明実施例のダンパー付きホイールを装着
した自動車の振動モデル図である。
【図16】本発明実施例のダンパー付きホイールと比較
例としてのゴムホイールのばね特性図(変位対荷重特性
図)である。
【図17】本発明実施例のダンパー付きホイールと比較
例としての基準ホイール(ダンパー無しホイール)の振
動伝達対周波数特性図である。
【図18】本発明実施例のダンパー付きホイールを装着
して悪路を走行した場合と従来の基準ホイール(ダンパ
ー部無しホイール)を装着して悪路を走行した場合の、
低周波数領域(0〜45Hz)におけるばね上(運転席
シートレール)の振動レベル(dB表示)対周波数(H
z)特性図である。
【図19】本発明実施例のダンパー付きホイールを装着
して悪路を走行した場合と従来の基準ホイール(ダンパ
ー部無しホイール)を装着して悪路を走行した場合の、
高周波数領域(100〜500Hz)における騒音レベ
ル(dB表示)対周波数(Hz)特性図である。
【符号の説明】
10 リム 11a、11b フランジ部 12a、12b ビードシート部 13a サイドウォール部 14 ドロップ部 20 ディスク 21 軸方向立ち上がり部 22 ハット部 23 ハブ取付け部 24 ハブ穴 25 ボルト穴 30 ダンパー 31 リム側部材 31a 外周板 31b 側板 32 ディスク側部材 32a 内周板 32b 側板 33 ばね(ゴム) 33a 第1の部分 33b 第2の部分 41 第1のフック 42 第1の突起 43 第1の凹部 44 第1の穴 45 第2のフック 46 第2の突起 47 第2の凹部 48 第2の穴 50 ストッパー 51 ストッパー 60 タイヤ 61 トレッド部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リムとディスクとの間に、リム側部材と
    ディスク側部材とをゴムで連結したダンパーを組み付け
    たダンパー付きホイールのダンパー組み付け構造であっ
    て、 ダンパーのリム側部材とリムとの一方に相手側に向かっ
    て突出する第1のフックまたは第1の突起を設けるとと
    もに、ダンパーのリム側部材とリムとの他方に前記第1
    のフックまたは第1の突起を受け入れる第1の凹部また
    は第1の穴を形成し、 ダンパーのディスク側部材とディスクとの一方に相手側
    に向かって突出する第2のフックまたは第2の突起を設
    けるとともに、ダンパーのディスク側部材とディスクと
    の他方に前記第2のフックまたは第2の突起を受け入れ
    る第2の凹部または第2の穴を形成し、 ダンパーをディスク外周面に押し込んで第2のフックま
    たは第2の突起を第2の凹部または第2の穴に引っ掛け
    るとともに、ダンパーをリム内周面に押し込んで第1の
    フックまたは第1の突起を第1の凹部または第1の穴に
    引っ掛けた、ダンパー付きホイールのダンパー組み付け
    構造。
  2. 【請求項2】 第1のフックまたは第1の突起はホイー
    ル周方向に互いに間隔をおいて複数個形成されていて、 第1の凹部または第1の穴はホイール周方向に互いに間
    隔をおいて複数個形成されており、 第1のフックまたは第1の突起と、第1の凹部または第
    1の穴とは、ホイール軸方向に係合するとともにホイー
    ル周方向にも係合しており、 第2のフックまたは第2の突起はホイール周方向に互い
    に間隔をおいて複数個形成されていて、 第2の凹部または第2の穴はホイール周方向に互いに間
    隔をおいて複数個形成されており、 第2のフックまたは第2の突起と、第2の凹部または第
    2の穴とは、ホイール軸方向に係合するとともにホイー
    ル周方向にも係合している、請求項1記載のダンパー付
    きホイールのダンパー組み付け構造。
  3. 【請求項3】 リムにダンパーのリム側部材とホイール
    軸方向表側から係合するストッパーをダンパー装着前に
    設けておくとともに、ディスクにダンパーのディスク側
    部材とホイール軸方向裏側から係合するストッパーをダ
    ンパー装着前に設けておく請求項1記載のダンパー付き
    ホイールのダンパー組み付け構造。
  4. 【請求項4】 リムがスチール、アルミ、樹脂の何れか
    から構成されており、ディスクがスチール、アルミ、樹
    脂の何れかから構成されて請求項1記載のダンパー付き
    ホイールのダンパー組み付け構造。
  5. 【請求項5】 リムがスチール製で、ディスクがスチー
    ル製である請求項1記載のダンパー付きホイールのダン
    パー組み付け構造。
  6. 【請求項6】 リムがスチール製で、ディスクがアルミ
    製である請求項1記載のダンパー付きホイールのダンパ
    ー組み付け構造。
  7. 【請求項7】 リムがアルミ製で、ディスクがアルミ製
    である請求項1記載のダンパー付きホイールのダンパー
    組み付け構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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