JP2006256531A - 中空タイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】 省スペースかつ効率的に車両のロードノイズを低減することができる中空タイヤを提供すること。
【解決手段】 タイヤ本体10の空間15内に、サイドウォール部12の内側に貼り付けたリング状の弾性部材21と、この弾性部材21に弾性支持されたリング状のマス体22とを備えたダイナミックダンパ20を設けた。このダイナミックダンパ20は共振周波数を、ロードノイズに対する寄与の高い中空タイヤAの軸方向曲げ固有値近傍に設定していて、この軸方向モードを制振することにより、タイヤの振動モードそのものを制振して効果的にロードノイズを低減できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 タイヤ本体10の空間15内に、サイドウォール部12の内側に貼り付けたリング状の弾性部材21と、この弾性部材21に弾性支持されたリング状のマス体22とを備えたダイナミックダンパ20を設けた。このダイナミックダンパ20は共振周波数を、ロードノイズに対する寄与の高い中空タイヤAの軸方向曲げ固有値近傍に設定していて、この軸方向モードを制振することにより、タイヤの振動モードそのものを制振して効果的にロードノイズを低減できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両に用いられる中空タイヤに関するもので、特に、ロードノイズを低減させる技術に関するものである。
近年、特に、乗用車においては、車両の低振動化が急激に進みつつあり、タイヤとしての要求特性にも低騒音化が求められている。
特に、車内に生じるノイズの低減が望まれており、その一つとして、走行中のタイヤが路面の凹凸を拾い、その振動が伝達されて車内の空気を振動させることに基づいて発生するゴーもしくはシャーといった騒音現象であるロードノイズの改良要求はきわめて高い。
このようなロードノイズは、タイヤを加振源、サスペンションを伝達系、車体およびパネルを発音系、と考えることができる。
しかし、タイヤへの要求特性は、乗り心地、操縦安定性、耐久性、振動騒音と多様であるため、従来は、上述のような騒音低減を、伝達系であるサスペンション、発音系である車体およびパネルにおいて対策することが多く行われてきた。
このような対策技術の一つとして、サスペンションリンクにダイナミックダンパを設定したものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2003−104021号公報
しかしながら、従来のようにサスペンションリンクなどの伝達系で制振する技術では、一定の制振性能は得られるものの、振動の経路すべてにダイナミックダンパを設定する必要があり、非効率的である。
そこで、本発明は、効率的に車両のロードノイズの低減を可能とする中空タイヤを提供することを目的とするものである。
本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、タイヤ本体の軸方向変形モードを制振するダイナミックダンパをタイヤ本体内側に設けたことを最も主要な特徴とする中空タイヤである。
本発明によれば、タイヤ本体における軸方向変形モードの振動をタイヤ本体内側の空間内に配置したダイナミックダンパが制振する。
このように、車両の加振源であるタイヤにおいて最もロードノイズに対して寄与の高いタイヤ軸方向モードを直接制振するため、サスペンションリンクなどの伝達系にダイナミックダンパを設定する場合よりも、効率よくロードノイズを低減できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この実施の形態の中空タイヤは、タイヤ本体10の軸方向変形モードを制振するダイナミックダンパ20をタイヤ本体10の内側に設けた中空タイヤである。
図1および図2は、この発明の最良の実施の形態の実施例1の中空タイヤAを示しているもので、図1は実施例1の中空タイヤAを示す縦断面、図2は実施例1の中空タイヤAの説明図である。
まず、構成から説明すると、この実施例1の中空タイヤAは、図1に示すように、空気などの気体が封入される空間15を囲むタイヤ本体10と、前記空間15に配置して前記タイヤ本体10の内側に設けたダイナミックダンパ20とを有している。
前記タイヤ本体10は、一般的な中空タイヤと同様のビード部11、サイドウォール部12、ショルダー部13、トレッド部14を有している。なお、図では、前記タイヤ本体10において、骨格を成すカーカスや、前記ビード部におけるコードや、前記トレッド部におけるベルト層は図示を省略している。
前記ダイナミックダンパ20は、図2に示すように、両側のサイドウォール部12の内側のそれぞれに設けている。なお、図1では、両ダイナミックダンパ20の一方のみを示している。
前記ダイナミックダンパ20は、前記タイヤ本体10の軸方向変形モードを制振するもので(図2においてPがタイヤ軸心を示している)、リング状の弾性部材21およびマス体22を備えている。前記弾性部材21は、ゴムなどの弾性体により形成され、一側面が前記サイドウォール部12の内側に溶着や接着などにより貼り付けられているとともに、他側面が前記マス体22に溶着や接着などにより貼り付けられて、前記マス体22を前記サイドウォール部12に弾性的に支持している。
さらに、前記ダイナミックダンパ20は、前記マス体22と弾性部材21とにより構成される1自由度の共振周波数(前記中空タイヤAの軸方向への並進振動するモードの固有振動数)を、前記タイヤ本体10の軸方向曲げ固有値近傍に設定している。
具体的には、前記ダイナミックダンパ20の軸方向剛体モード固有値fと、前記マス体22の質量mと、前記弾性部材21のタイヤ軸方向のばね定数kとの関係が、
f=(1/2π)(k/m)1/2
となるように設定した。
f=(1/2π)(k/m)1/2
となるように設定した。
次に、この実施例1の中空タイヤAの作用について説明する。
図3は実施例1の中空タイヤの説明図であり、(a)は概略図、(b)は作用説明図である。
走行時には、この図3(b)に示すように、サイドウォール部12がタイヤ軸方向に変形してトレッド部14が左右に振れる振動が発生する。この振動の振動数が軸方向剛体モード固有値fの近傍になると、ダイナミックダンパ20にあっては、マス体22が、図において矢印Yに示す方向に振動してこの振動を制振させる。
このように、実施例1の中空タイヤAにあっては、車両の加振源である中空タイヤAにおいて最もロードノイズに対して寄与の高いタイヤ軸方向モードを直接制振するため、サスペンションリンクなどの伝達系にダイナミックダンパを設定する場合よりも、効果的に制振でき、かつ、質量低減・設置スペースの確保・コストの面でも有利となる。
本実施例1の中空タイヤAが如何に効率的に制振を行っているかを、図4および図5に基づいて説明する。
図4(a)は、ある2車種の実走行時の運転席耳位置騒音レベルの測定結果を示しており、2車種共に125Hzの周波数帯において、鋭いピークが立っていることがわかる。なお、この図において、線上の符号が四角の線と、ダイヤの線とで車種の違いを示している。
さらに、この波形のピークに影響の高い振動モードは、ホイールの振動である。すなわち、図4(b)は、同じ2車種の実走行時のサスペンション振動を示しており、図において円R部に示す上記125Hzの周辺域において、ホイールの振動がピークとなっていることがわかる。なお、図において、実線と点線により車種の違いを示している。
この図4に示す測定結果からわかるように、車両の騒音には、タイヤの影響が非常に大きい。また、このホイールの振動は、タイヤが走行時に軸方向に変形するためである。
図5は、従来の中空タイヤと実施例1の中空タイヤAとの走行時における接地面入力に対するホイール振動レベルの測定結果を示したものである。なお、図5において点線が実施例1の中空タイヤA、実線がダイナミックダンパ未設定のタイヤの測定結果を示している。
この図に示すように、車体への入力点となるホイールの振動が、制振目標周波数域である125Hz近傍域(軸方向剛体モード固有値f近傍域)にあっては、実施例1の中空タイヤAのピーク値PE2が、ダイナミックダンパ未設定のタイヤのピーク値PE1よりも大きく低減している。
このような加振源であるホイールの振動レベルの低減代は、ロードノイズの低減代であり、効果が大きいことがわかる。
加えて、ダイナミックダンパ20は、マス体22ならびに弾性部材21をリング状に形成したため、回転時に、常に安定して軸方向変形モードを制振する。すなわち、ダイナミックダンパ20の弾性部材21ならびにマス体22をリング状に形成しているため、図3に示すように、中空タイヤAの回転時に、接地して路面入力を受けているトレッド部14に対する相対位置が変化することがなく、軸方向変形モードに対するマス体22の位置が変化しない。
よって、実施例1の中空タイヤAにあっては、タイヤ回転角度や転舵角にかかわらず、常に、ダイナミックダンパ20が、安定して中空タイヤAの軸方向変形モードを制振する機能を発揮する。
しかも、上述のように、ダイナミックダンパ20のマス体22ならびに弾性部材21をリング状に形成したため、実施例1の中空タイヤAの重量バランスがアンバランスとなることが無く、このため、アンバランスを原因とした、ステアリング系への入力や車体への入力への悪影響を防止できる。すなわち、タイヤ重量バランスがアンバランスになると、ステアリング入力系にあっては、ステアリングシミーなどの振動現象の発生や、操舵感へ悪影響が生じるおそれがあり、また、車体入力系にあっては、乗り心地を損なうおそれがあるが、重量バランスがとれた実施例1の中空タイヤAにあっては、このような悪影響が生じるのを防止できる。
さらに、本実施例1では、このロードノイズの低減達成を、サイドウォール部12の剛性を高めることなく行っているため、乗り心地に悪影響を与えることがない。すなわち、サイドウォール部12の剛性を高めることでタイヤ軸方向の剛性を高くし、ロードノイズを改善することができるが、この場合、タイヤ上下方向(タイヤ半径方向)のばねが硬くなるため、路面入力が増えて結果的に乗り心地が悪化するが、本実施例1では、サイドウォール部12の剛性を変えていないため、乗り心地が悪化することがない。
次に、実施例2の中空タイヤBについて説明する。なお、前記実施例1と同一ないし均等な部分については、同一符号を付して説明を省略し、相違する部分を中心として説明する。
図6は、この実施例2の中空タイヤBの縦断面図である。
まず、構成から説明すると、この実施例2の中空タイヤBは、両サイドウォール部12に設けた各ダイナミックダンパ220のマス体222に、パンク時にサイドウォール部12が潰れるのを防ぐランフラット機能を持たせたことを特徴としている。
すなわち、前記ダイナミックダンパ220の前記マス体222は、パンク時にサイドウォール部12が潰れるのを防ぐことができるように、実施例1で用いたマス体22よりもその半径方向(図中上下方向)の幅を大きくして前記サイドウォール部12の半径方向寸法に近づけているとともに、その厚みを実施例1のマス体22よりも薄くして、その質量が設定値となるようにしている。
さらに、前記ビード部11には、前記空間15の方向へ突出させるとともに、前記マス体222の内周面222aに対向させた受け部11aを形成している。この受け部11aは、パンク時に、前記マス体222の内周面222aを受け止めて、前記マス体222をタイヤ軸心Pに略直交した状態に保持する。
次に、この実施例2の中空タイヤBの作用について説明する。
この実施例2の中空タイヤBにあっては、パンク時には、サイドウォール部12が潰れて来ると、ダイナミックダンパ220のマス体222が、その外周面222bでトレッド部14を受け止めるとともに、その内周面222aがビード部11の受け部11aに受け止められて、この受け部11aとトレッド部14との間で突っ張ってサイドウォール部12が潰れるのを防ぐランフラット機能を発揮する。
したがって、ダイナミックダンパ機能・ランフラット機能をそれぞれ別個に設ける場合に比べ、部品点数を削減でき、重量およびコストの点で有利である。
他の構成および作用効果については、前記実施例1の中空タイヤAと同一ないし均等であるので、説明を省略する。
次に、実施例3の中空タイヤCについて説明する。なお、前記実施例1と同一ないし均等な部分については、同一符号を付して、相違する部分を中心として説明する。
図7は実施例3の中空タイヤCを示す縦断面、図8は実施例3の中空タイヤCの説明図である。
まず、構成から説明すると、この実施例3の中空タイヤCは、ダイナミックダンパ320を構成するマス体322を弾性部材321により前記トレッド部14の内側に弾性的に支持している。
すなわち、前記ダイナミックダンパ320は、リング状の弾性体で形成した弾性部材321の内周にリング状のマス体322を溶着や接着により貼り付け、かつ、前記弾性部材321の外周を前記トレッド部14の内周に溶着や接着により貼り付けたものである。
この実施例3の中空タイヤCにあっても、前記ダイナミックダンパ320の、1自由度の共振周波数を、タイヤ軸方向曲げ固有値近傍に設定していることで、タイヤ本体10における軸方向変形モードを制振し、効果的にロードノイズを低減する。
また、1個のダイナミックダンパ320により、制振を行うため、部品点数を削減し、コストおよび重量を抑えることができる。
他の構成および作用効果については、前記実施例1の中空タイヤAと同一ないし均等であるので、説明を省略する。
次に、実施例4の中空タイヤDについて説明する。なお、前記実施例1と同一ないし均等な部分については、同一符号を付して、相違する部分を中心として説明する。
図9は実施例4の中空タイヤDの説明図であり、(a)は側面から見た概略図、(b)は作用説明図である。
この実施例4の中空タイヤDは、タイヤ本体10の軸心Pを中心に対称となる2箇所にダイナミックダンパ420,420を設けた例である。
前記ダイナミックダンパ420は、実施例3と同様に、トレッド部14に支持したもので、図示は省略するが、それぞれ、略四角形のマス体とこのマス体をトレッド部14に弾性的に支持する弾性部材とを備えている。
この実施例4の中空タイヤDにあっては、各ダイナミックダンパ420が、図9に示すように、接地面の位置に来たときに、効果的な制振を行う。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態および各実施例1ないし4を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態および各実施例1ないし4に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
すなわち、前記実施の形態の各実施例1〜3の中空タイヤA,B,Cでは、マス体22,222,322ならびに弾性部材21,321をリング状に形成した例を示したが、その断面形状は、実施例1〜3に示した形状に限れるものではない。また、請求項4に記載の発明を実施するにあたり、実施例1〜3に示したように、リング形状のマス体22,222,322を弾性支持する弾性部材は、必ずしもリング形状に形成する必要はなく、複数の弾性部材によりタイヤ本体10の内側に弾性支持させてもよい。
また、各実施例1〜3の中空タイヤA,B,Cでは、弾性部材21,321として、ゴムなどで形成したリング状の弾性体で形成したものを示したが、ダイナミックダンパを構成する弾性部材は、ゴムなどの弾性体に限定されるものではなく、金属や樹脂など他の素材で形成した、板ばねやコイルばねなどを適用することができる。要は、弾性部材は、マス体を弾性支持するものであれば、どのようなものを用いてもよい。
また、実施例1,2の中空タイヤA,Bでは、ダイナミックダンパ20,220をタイヤ両側のサイドウォール部12,12に設けた例を示したが、いずれか一方のみに設けてもよい。
また、実施例1,2の中空タイヤA,Bのように、ダイナミックダンパ20,220を両サイドウォール部12,12に設ける場合、各サイドウォール部12,12の剛性特性に応じてそれぞれで共振周波数の設定を異ならせることもできる。
また、実施例3の中空タイヤCのように、トレッド部14にリング状のダイナミックダンパ320を設ける場合も、共振周波数の異なるダイナミックダンパを複数並列に設けることができる。
また、実施例2の中空タイヤBでは、マス体222にランフラット機能を持たせるにあたり、パンク時にサイドウォール部12を補強してタイヤが潰れないようにする形式のものを示したが、トレッド部14と図示しないリムとの間で突っ張ってタイヤが潰れるのを防ぐ中子式としてもよい。この場合、ダイナミックダンパを実施例3のようにトレッド部14で支持するようにしてもよい。
また、実施例4の中空タイヤDにあっては、リング状ではないマス体および弾性部材を備えたダイナミックダンパ420を複数設けたものを示したが、このように、複数のダイナミックダンパ420を設ける場合、その形状・数は、実施例4で示したものに限られるものではなく、3以上の複数設けてもよい。また、この実施例4の中空タイヤDにあっては、ダイナミックダンパ420を、トレッド部14に設けた例を示したが、サイドウォール部12など、他の部位に設けてもよい。
10 タイヤ本体
12 サイドウォール部
14 トレッド部
15 空間
20 ダイナミックダンパ
21 弾性部材
22 マス体
220 ダイナミックダンパ
222 マス体
320 ダイナミックダンパ
321 弾性部材
322 マス体
420 ダイナミックダンパ
A 中空タイヤ
B 中空タイヤ
C 中空タイヤ
D 中空タイヤ
12 サイドウォール部
14 トレッド部
15 空間
20 ダイナミックダンパ
21 弾性部材
22 マス体
220 ダイナミックダンパ
222 マス体
320 ダイナミックダンパ
321 弾性部材
322 マス体
420 ダイナミックダンパ
A 中空タイヤ
B 中空タイヤ
C 中空タイヤ
D 中空タイヤ
Claims (7)
- 気体を封入する空間を覆うタイヤ本体を有した中空タイヤにおいて、
前記タイヤ本体の軸方向変形モードを制振するダイナミックダンパを、前記空間内に位置するよう前記タイヤ本体内側に設けたことを特徴とする中空タイヤ。 - 前記ダイナミックダンパは、マス体と弾性部材とにより構成される1自由度の共振周波数を、タイヤの軸方向曲げ固有値近傍に設定したことを特徴とする請求項1に記載の中空タイヤ。
- 前記ダイナミックダンパは、その軸方向剛体モード固有値をf、前記マス体の質量をm、前記弾性部材のタイヤ軸方向のばね定数をkとしたときに、
f=(1/2π)(k/m)1/2
となるように設定したことを特徴とする請求項2記載の中空タイヤ。 - 前記マス体を、タイヤ本体内側全周に配置したリング形状としたことを特徴とする請求項2または3に記載の中空タイヤ。
- 前記ダイナミックダンパを、前記タイヤ本体のサイドウォール部の少なくとも一側に支持したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の中空タイヤ。
- 前記ダイナミックダンパを、前記タイヤ本体のトレッド部の内側に支持したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の中空タイヤ。
- 前記マス体に、パンク時に前記タイヤ本体が潰れるのを防ぐランフラット機能を持たせたことを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の中空タイヤ。
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- 2005-03-18 JP JP2005078717A patent/JP2006256531A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080227 |
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