JP2006151002A - キャスター基体、キャスター及びキャスター基体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単、安価に製作できる、キャスター用キャスター基体及びキャスターを提供する。キャスター基体を簡単、安価に製作できるキャスター基体の製造方法を提供する。
【解決手段】ハブ部11a、リム部12a及び該ハブ部とリム部間のディスク部13aからなるキャスター基体1a。基体1aのリム部11aにタイヤ部14aを装着したキャスターCa。基体1aのディスク部13aに複数の開孔131aが形成されていることで隣り合う開孔間にスポーク部132aが提供されている。ハブ部11a、リム部12a及びディスク部13aは、基体全体が一定厚みtを示すように、基体回転中心線方向の厚みが一定tのものであって一体的に成形されている。基体1aは、基体を厚み方向に長く延ばした形態の連続棒状体2を押し出し成形により形成し、連続棒状体2を基体1aの一定厚みtに切断して得られる。ディスク部13aの開孔131aには緩衝部材15aを装着してもよい。
【選択図】 図1
【解決手段】ハブ部11a、リム部12a及び該ハブ部とリム部間のディスク部13aからなるキャスター基体1a。基体1aのリム部11aにタイヤ部14aを装着したキャスターCa。基体1aのディスク部13aに複数の開孔131aが形成されていることで隣り合う開孔間にスポーク部132aが提供されている。ハブ部11a、リム部12a及びディスク部13aは、基体全体が一定厚みtを示すように、基体回転中心線方向の厚みが一定tのものであって一体的に成形されている。基体1aは、基体を厚み方向に長く延ばした形態の連続棒状体2を押し出し成形により形成し、連続棒状体2を基体1aの一定厚みtに切断して得られる。ディスク部13aの開孔131aには緩衝部材15aを装着してもよい。
【選択図】 図1
Description
本発明は、物品を人力やバッテリーで移動させるために該物品に取り付けて使用するキャスター(足車)、該キャスターの基体、該基体の製法に関する。
買物用、旅行用等のカバン、バッグ、ケース等の持ち運び収納具、荷物を乗せて運ぶ手押し車、乳母車、歩行器等の福祉物品、冷蔵庫等の電化製品、家庭用や事務用の家具、オルガン等の楽器、事務機その他の機械などには、それらを人力で移動させやすいようにキャスターを取り付けることが多々あり、また、子供用自転車等に転倒防止の補助輪としてキャスターを取り付けることもあり、足こぎ等或いはバッテリーで動く子供用三輪車、子供用自動車玩具等の子供用乗物玩具はキャスターを車輪として備えている。
かかるキャスターは自動車、自転車の車輪などと比べると小型のものであり、代表例としては、図6や図7に示すようなものが知られている。
図6のキャスターは、ハブ部H1、リム部R1及び該ハブ部とリム部に両端を接続したスポークSP1とからなるキャスター基体B1のリム部R1に緩衝材からなるタイヤ部T1を装着したものである。
図6のキャスターは、ハブ部H1、リム部R1及び該ハブ部とリム部に両端を接続したスポークSP1とからなるキャスター基体B1のリム部R1に緩衝材からなるタイヤ部T1を装着したものである。
また、図7に示すキャスターは、ハブ部H2、リム部R2及びそれらと一体的に形成されたスポーク部SP2とからなるキャスター基体B2のリム部R2に緩衝材からなるタイヤ部T2を装着したものである
また、以上のほか、衝撃吸収性(クッション性)を有する車輪として、ハブ部とリム部との間のスポークをバネ材で形成して、全体にクッション性を持たせた車輪(特開平8−127201号公報)、ハブ部とリム部との間のスポーク部を弾性変形可能の屈曲構造のものとして、全体にクッション性を持たせた車輪(特開2002−29201号公報)等が知られている。
しかしながら、図6に示す従来キャスターは、キャスター基体B1の形成にあたり、ハブ部H1と、リム部R1を別々に形成し、さらに、これらの間にスポークSP1を接続しなければならないので、基体形成が面倒であり、コスト高につき、ひいては、キャスターコストが高くなる。
図7に示す従来キャスターでは、キャスター基体B2におけるハブ部H2、リム部R2、これらと一体のスポーク部SP2は、それぞれキャスター回転中心線方向の厚みが異なるので、材質が金属であるときは鋳造により、材質が合成樹脂であるときは射出成形等により、一つ一つ製作しなければならず、キャスター基体形成に手間取り、それだけキャスター基体がコスト高となり、ひいては、キャスターコストが高くなる。
また、図6や図7に示すキャスターはスポークSP1やスポーク部SP2がハブ部からリム部へ向かって、直線的に放射状に延びているので、全体としてクッション性に乏しい。
この点、特開平8−127201号公報等に開示された車輪はクッション性を有するものの、衝撃吸収能を持たせるスポーク部分の両端を一々ハブ部とリム部に接続しなければならず、従って、キャスター基体形成に手間取り、それだけキャスター基体がコスト高となり、ひいては、キャスターコストが高くなる。
仮に、キャスター基体の製造コストを下げるためにスポーク部分をハブ部及びリム部と一体的に形成するにしても、ハブ部、リム部及びスポーク部は、それぞれキャスター回転中心線方向の厚みが異なるので、材質が金属であるときは鋳造によることになり、材質が合成樹脂であるときは射出成形等によることになり、一つ一つ製作しなければならず、キャスター基体形成に手間取り、それだけキャスター基体がコスト高となり、ひいては、キャスターコストが高くなる。
そこで本発明は、簡単、安価に製作できる、キャスター用キャスター基体を提供することを課題とする。
また本発明は、簡単、安価に製作できる、緩衝機能を有する、キャスター用キャスター基体を提供することを課題とする。
また本発明は、簡単、安価に製作できる、緩衝機能を有する、キャスター用キャスター基体を提供することを課題とする。
また本発明は、簡単、安価に製作できるキャスターを提供することを課題とする。
また本発明は、簡単、安価に製作できる、緩衝機能を有する、キャスターを提供することを課題とする。
また本発明は、簡単、安価に製作できる、緩衝機能を有する、キャスターを提供することを課題とする。
さらに本発明は、キャスター用キャスター基体を簡単、安価に製作できるキャスター基体の製造方法を提供することを課題とする。
また本発明は、緩衝機能を有する、キャスター用キャスター基体を簡単、安価に製作できるキャスター基体の製造方法を提供することを課題とする。
また本発明は、緩衝機能を有する、キャスター用キャスター基体を簡単、安価に製作できるキャスター基体の製造方法を提供することを課題とする。
本発明は、簡単、安価に製作できる、キャスター用キャスター基体及びキャスターを提供するため、次の第1のキャスター基体及びキャスターを提供する。また、かかるキャスター基体の製造方法を提供する。
(1)第1のキャスター基体及びキャスター並びに該キャスター基体の製造方法
(1-1) 第1のキャスター基体
ハブ部、リム部及び該ハブ部とリム部間のディスク部からなるキャスター基体であり、該ディスク部に複数の開孔が形成されていることで隣り合う開孔間にスポーク部が提供されており、該ハブ部、リム部及びディスク部は、キャスター基体全体が一定厚みを示すように、キャスター基体回転中心線方向の厚みが同じ一定のものであって一体的に形成されているキャスター基体。
(1)第1のキャスター基体及びキャスター並びに該キャスター基体の製造方法
(1-1) 第1のキャスター基体
ハブ部、リム部及び該ハブ部とリム部間のディスク部からなるキャスター基体であり、該ディスク部に複数の開孔が形成されていることで隣り合う開孔間にスポーク部が提供されており、該ハブ部、リム部及びディスク部は、キャスター基体全体が一定厚みを示すように、キャスター基体回転中心線方向の厚みが同じ一定のものであって一体的に形成されているキャスター基体。
(1-2)第1のキャスター
第1のキャスター基体のリム部にタイヤ部を装着したキャスター。
(1-3) 第1のキャスター基体の製造方法
第1のキャスター基体をキャスター基体厚み方向に長く延ばした形態の連続棒状体を成形材料の押し出し成形により形成する棒状体押し出し成形工程と、
該棒状体押し出し成形工程により得られる連続棒状体をキャスター基体の一定厚みに切断する棒状体切断工程と
を含むキャスター基体の製造方法。
第1のキャスター基体のリム部にタイヤ部を装着したキャスター。
(1-3) 第1のキャスター基体の製造方法
第1のキャスター基体をキャスター基体厚み方向に長く延ばした形態の連続棒状体を成形材料の押し出し成形により形成する棒状体押し出し成形工程と、
該棒状体押し出し成形工程により得られる連続棒状体をキャスター基体の一定厚みに切断する棒状体切断工程と
を含むキャスター基体の製造方法。
第1のキャスター基体は、それを構成しているハブ部、リム部及びディスク部が、キャスター基体全体が一定厚みを示すように、キャスター基体回転中心線方向の厚みが同じ一定のものであって一体的に形成されているものであるから、例えば上記第1のキャスター基体の製造方法を実施することで簡単、安価に製作できる。
第1のキャスターは、このようにして簡単、安価に製作されるキャスター基体のリム部にタイヤ部を装着することで、簡単、安価に得られる。
また、本発明は、簡単、安価に製作できる、緩衝機能を有する、キャスター用キャスター基体及びキャスターを提供するために、次の第2のキャスター基体及びキャスターを提供する。また、かかるキャスター基体の製造方法を提供する。
(2)第2のキャスター基体及びキャスター並びに該キャスター基体の製造方法
(2-1) 第2のキャスター基体
ハブ部、リム部及び該ハブ部とリム部間のディスク部からなるキャスター基体であり、該ディスク部に複数の開孔が形成されていることで隣り合う開孔間にスポーク部が提供されており、該ハブ部、リム部及びディスク部は、キャスター基体全体が一定厚みを示すように、キャスター基体回転中心線方向の厚みが同じ一定のものであって一体的に形成されており、該ディスク部の隣り合う開孔間に提供されているスポーク部は、該スポーク部の前記ハブ部との連設部位から前記リム部へ向かって、該連設部位からのキャスター基体半径方向に対し屈曲して前記リム部へ向かって延びており、該リム部及びスポーク部はそれぞれ弾性復元可能に弾性変形可能であり、該スポーク部は該リム部の変形に応じて変形することで緩衝能を示すキャスター基体。
(2-1) 第2のキャスター基体
ハブ部、リム部及び該ハブ部とリム部間のディスク部からなるキャスター基体であり、該ディスク部に複数の開孔が形成されていることで隣り合う開孔間にスポーク部が提供されており、該ハブ部、リム部及びディスク部は、キャスター基体全体が一定厚みを示すように、キャスター基体回転中心線方向の厚みが同じ一定のものであって一体的に形成されており、該ディスク部の隣り合う開孔間に提供されているスポーク部は、該スポーク部の前記ハブ部との連設部位から前記リム部へ向かって、該連設部位からのキャスター基体半径方向に対し屈曲して前記リム部へ向かって延びており、該リム部及びスポーク部はそれぞれ弾性復元可能に弾性変形可能であり、該スポーク部は該リム部の変形に応じて変形することで緩衝能を示すキャスター基体。
(2-2) 第2のキャスター
第2のキャスター基体のリム部にタイヤ部を装着したキャスター。
(2-3) 第2のキャスター基体の製造方法
第2のキャスター基体をキャスター基体厚み方向に長く延ばした形態の連続棒状体を成形材料の押し出し成形により形成する棒状体押し出し成形工程と、
該棒状体押し出し成形工程により得られる連続棒状体をキャスター基体の一定厚みに切断する棒状体切断工程と
を含むキャスター基体の製造方法。
第2のキャスター基体のリム部にタイヤ部を装着したキャスター。
(2-3) 第2のキャスター基体の製造方法
第2のキャスター基体をキャスター基体厚み方向に長く延ばした形態の連続棒状体を成形材料の押し出し成形により形成する棒状体押し出し成形工程と、
該棒状体押し出し成形工程により得られる連続棒状体をキャスター基体の一定厚みに切断する棒状体切断工程と
を含むキャスター基体の製造方法。
第2のキャスター基体は、それを構成しているハブ部、リム部及びディスク部が、キャスター基体全体が一定厚みを示すように、キャスター基体回転中心線方向の厚みが同じ一定のものであって一体的に形成されているものであるから、例えば上記第2のキャスター基体の製造方法を実施することで簡単、安価に製作できる。
第2のキャスターは、このようにして簡単、安価に製作されるキャスター基体のリム部にタイヤ部を装着することで、簡単、安価に得られる。
第2のキャスター基体は、そのディスク部の隣り合う開孔間に提供されているスポーク部が、該スポーク部のハブ部との連設部位からリム部へ向かって、該連設部位からのキャスター基体半径方向に対し屈曲してリム部へ向かって延びており、リム部及びスポーク部はそれぞれ弾性復元可能に弾性変形可能であり、スポーク部はリム部の変形に応じて変形することで緩衝能を示すものであるから、緩衝機能を有している。
かかるキャスター基体にタイヤ部を装着した第2のキャスターも、また、かかるキャスター基体の構造により、それだけ緩衝機能を有している。
第1、第2のいずれのキャスター基体についても、また、第1、第2のいずれのキャスターの基体についても、該基体のディスク部における開孔の少なくとも一つに緩衝部材を装着してもよい。これにより、基体の不要な反発性を抑制しつつ基体強度を向上させることができる。
このように緩衝部材を有するキャスター基体の製造にあたっては、前記工程に加え、さらに、前記棒状体切断工程により得られるキャスター基体のディスク部における開孔の少なくとも一つに緩衝部材を装着する工程を付加すればよい。
また、キャスター基体の製造においては、前記連続棒状体切断工程により得られるキャスター基体のリム部にタイヤ部装着用溝を切削形成する工程をさらに含めてもよい。
以上説明したように本発明によると、簡単、安価に製作できる、キャスター用キャスター基体を提供することができる。
また本発明によると、簡単、安価に製作できる、緩衝機能を有する、キャスター用キャスター基体を提供することができる。
また本発明によると、簡単、安価に製作できる、緩衝機能を有する、キャスター用キャスター基体を提供することができる。
また本発明によると、簡単、安価に製作できるキャスターを提供することができる。
また本発明によると、簡単、安価に製作できる、緩衝機能を有する、キャスターを提供することができる。
また本発明によると、簡単、安価に製作できる、緩衝機能を有する、キャスターを提供することができる。
さらに本発明によると、キャスター用キャスター基体を簡単、安価に製作できるキャスター基体の製造方法を提供することができる。
また本発明によると、緩衝機能を有する、キャスター用キャスター基体を簡単、安価に製作できるキャスター基体の製造方法を提供することができる。
また本発明によると、緩衝機能を有する、キャスター用キャスター基体を簡単、安価に製作できるキャスター基体の製造方法を提供することができる。
以下に本発明の実施形態について説明する。以下に説明するキャスターは、物品を人力やバッテリーで移動させるために該物品に取り付けて使用することができるものである。 かかる物品として、例えば、買物用、旅行用等のカバン、バッグ、ケース等の持ち運び収納具、荷物を乗せて運ぶ手押し車、乳母車、歩行器等の福祉物品、冷蔵庫等の電化製品、家庭用や事務用の家具、オルガン等の楽器、事務機その他の機械などを挙げることができ、それらに取り付けて、それらを人力で移動させることに利用できる。
また、子供用自転車等に転倒防止の補助輪として、或いは、足こぎ等或いはバッテリーで動く子供用三輪車、子供用自動車玩具等の子供用乗物における車輪として用いることもできる。
本発明に係るキャスター、以下に説明するキャスターは自動車や自転車の車輪と比べると、構造や強度の点からして、簡易な小型のキャスターとして用いるのに適しており、それには限定されないが、例えば、外径が300mm〜200mm程度以下、30mm〜50mm程度以上の小型キャスターとして用いるのに適している。
また、キャスター基体の外径につていは、それには限定されないが、280mm〜180mm(例えば250mm程度)以下、20mm〜45mm(例えば40mm程度)以上を例示できる。
また、キャスター基体の厚みtとしては、基体材質にもよるが、100mm程度以下、10mm程度以上を例示できる。
また、キャスター基体の厚みtとしては、基体材質にもよるが、100mm程度以下、10mm程度以上を例示できる。
図1(A)は本発明に係るキャスターの1例Caの側面図であり、図1(B)は図1(A)のS1−S1線に沿う断面図である。
図1に示すキャスターCaは、キャスター基体1aに緩衝材からなるタイヤ部14aを装着したものである。タイヤ部14aは接着剤により基体1aのリム部12aの外周面に接着されている。
図1に示すキャスターCaは、キャスター基体1aに緩衝材からなるタイヤ部14aを装着したものである。タイヤ部14aは接着剤により基体1aのリム部12aの外周面に接着されている。
キャスター基体1aは、ハブ部11a、リム部12a及び該ハブ部とリム部間のディスク部13aからなっている。ディスク部13aには三つの同形状の開孔131aが等中心角度間隔で、且つ、半径方向に一部重なる如き態様で形成されており、各隣り合う開孔間にスポーク部132aが提供されている。ハブ部11aには軸孔haを形成してある。
ハブ部11a、リム部12a及びディスク部13aは、キャスター基体1a全体が一定厚みtとなるように、キャスター基体回転中心線方向の厚みが同じ一定tのものであって、例えばアルミニウム合金等の軽合金或いは合成樹脂から一体的に形成される。
ディスク部13aの各隣り合う開孔131a間に提供されているスポーク部132aは、該スポーク部のハブ部11aとの連設部位10aからリム部12aへ向かって、該連設部位からのキャスター基体半径方向rdに対し湾曲してリム部12aへ向かって延びている。
リム部12a及びスポーク部132aはそれぞれ弾性復元可能に弾性変形可能であり、スポーク部132aは、既述のように湾曲形成されていることで、リム部12aの変形に応じて変形可能であり、それにより緩衝能を示し、かくして基体全体として緩衝機能を有している。また、ディスク部13aの各開孔131aには緩衝部材15aが嵌着されている。緩衝部材15aは開孔131aの内周面に接着剤で接着されているが、これに代えて、緩衝部材の外周面に凹溝を周設し、この溝を開孔131aの内周縁に嵌着してもよい。さらに、必要に応じ接着剤で接着してもよい。
図2(A)は本発明に係るキャスターの他の例Cbの側面図であり、図2(B)は図2(A)のS2−S2線に沿う断面図である。
図2に示すキャスターCbは、キャスター基体1bに緩衝材からなるタイヤ部14bを装着したものである。タイヤ部14bは図2(B)に示すように、その内周面に形成した溝gbで基体1bのリム部12bに嵌着されている。タイヤ部14bはさらに接着剤にてリム部に接着してもよい。
図2に示すキャスターCbは、キャスター基体1bに緩衝材からなるタイヤ部14bを装着したものである。タイヤ部14bは図2(B)に示すように、その内周面に形成した溝gbで基体1bのリム部12bに嵌着されている。タイヤ部14bはさらに接着剤にてリム部に接着してもよい。
キャスター基体1bは、ハブ部11b、リム部12b及び該ハブ部とリム部間のディスク部13bからなっている。ディスク部13bには六つの開孔131bbが等中心角度間隔で、且つ、半径方向で重なる態様で、渦巻き状に形成されており、各隣り合う開孔間にスポーク部132bが提供されている。ハブ部11bには軸孔hbを形成してある。
ハブ部11b、リム部12b及びディスク部13bは、キャスター基体1b全体が一定厚みtを示すように、キャスター基体回転中心線方向の厚みが一定tのものであって、例えばアルミニウム合金等の軽合金或いは合成樹脂から一体的に形成される。
ディスク部13bの隣り合う開孔131b間に提供されているスポーク部132bは、該スポーク部のハブ部11bとの連設部位10bからリム部12bへ向かって、該連設部位からのキャスター基体半径方向に対し湾曲してリム部12bへ向かって延びている。
リム部12b及びスポーク部132bはそれぞれ弾性復元可能に弾性変形可能であり、スポーク部132bは、既述のように湾曲形成されていることで、リム部12bの変形に応じて変形可能であり、それにより緩衝能を示す。また、基体全体として緩衝機能を備えている。ディスク部13bの各開孔131bは、この例では詰め物を設けていないが、少なくとも一つの開孔131bに緩衝部材を装着してもよい。
図3(A)は本発明に係るキャスターの他の例Ccの側面図であり、図3(B)は図3(A)のS3−S3線に沿う断面図である。
図3に示すキャスターCcは、キャスター基体1cに緩衝材からなるタイヤ部14cを装着したものである。タイヤ部14cは図3(B)に示すように、その内周面に形成した溝gcで基体1cのリム部12cに嵌着されている。タイヤ部14cはさらに接着剤にてリム部に接着してもよい。
図3に示すキャスターCcは、キャスター基体1cに緩衝材からなるタイヤ部14cを装着したものである。タイヤ部14cは図3(B)に示すように、その内周面に形成した溝gcで基体1cのリム部12cに嵌着されている。タイヤ部14cはさらに接着剤にてリム部に接着してもよい。
キャスター基体1cは、ハブ部11c、リム部12c及び該ハブ部とリム部間のディスク部13cからなっている。ディスク部13cには二重に開孔群を設けてある。外周側の開孔131cは等中心角度間隔で、且つ、基体半径方向に一部重なるように形成されている。また、内周側の開孔131c’は、等中心角度間隔で、且つ、基体半径方向に一部重なるように形成されている。ハブ部11cには軸孔hcを形成してある。
各隣り合う開孔131cと131cの間には第1スポーク部132c1が提供されており、各隣り合う開孔131cと131c’の間には第2スポーク132c2が提供されており、各隣り合う開孔131c’と131c’の間には第3スポーク132c3が提供されている。これらスポーク部は一体的に連続しており、全体としてハブ部11cからリム部12cへ屈曲しながら延びている。
ハブ部11c、リム部12c及びディスク部13cは、キャスター基体1c全体が一定厚みtを示すように、キャスター基体回転中心線方向の厚みが一定tのものであって、例えばアルミニウム合金等の軽合金或いは合成樹脂から一体的に形成される。
リム部12c及びスポーク部132c1〜132c3はそれぞれ弾性復元可能に弾性変形可能であり、スポーク部132c1〜132c3は、既述のように全体として屈曲して連続していることで、リム部12cの変形に応じて変形可能であり、それにより緩衝能を示す。また、基体全体として緩衝機能を備えている。
また、ディスク部13cの外周側の各開孔131cには、緩衝部材15cを装着してある。緩衝部材15cは開孔131cの内周面に接着剤で接着されているが、これに代えて、緩衝部材の外周面に凹溝を周設し、この溝を開孔131cの内周縁に嵌着してもよい。さらに、必要に応じ接着剤で接着してもよい。
スポーク部の強度等に応じて、開孔131c’に緩衝部材を装着するようにしてもよいし、開孔131c、131c’の双方に緩衝部材を装着してもよい。
図4(A)は本発明に係るキャスターの他の例Ccの側面図であり、図4(B)は図4(A)のS4−S4線に沿う断面図である。
図4に示すキャスターCdは、キャスター基体1dに緩衝材からなるタイヤ部14dを装着したものである。タイヤ部14dは図4(B)に示すように、基体1dのリム部12dに後加工で切削形成した周面溝gdにタイヤ部内周突起pdを嵌着して接着剤で接着してある。
図4に示すキャスターCdは、キャスター基体1dに緩衝材からなるタイヤ部14dを装着したものである。タイヤ部14dは図4(B)に示すように、基体1dのリム部12dに後加工で切削形成した周面溝gdにタイヤ部内周突起pdを嵌着して接着剤で接着してある。
キャスター基体1dは、ハブ部11d、リム部12d及び該ハブ部とリム部間のディスク部13dからなっている。ディスク部13dには二重に開孔群を設けてある。外周側の開孔131dは等中心角度間隔で形成されている。内周側の開孔131d’も、等中心角度間隔で形成されている。
各隣り合う開孔131dと131dの間には第1スポーク部132d1が提供されており、各隣り合う開孔131dと131d’の間には第2スポーク132d2が提供されており、各隣り合う開孔131d’と131d’の間には第3スポーク132d3が提供されている。これらスポーク部は一体的に連続しており、全体としてハブ部11dからリム部12dへ屈曲しながら延びている。
ハブ部11dには軸孔hdを形成してある。
ハブ部11dには軸孔hdを形成してある。
ハブ部11d、リム部12d及びディスク部13dは、キャスター基体1d全体が一定厚みtを示すように、キャスター基体回転中心線方向の厚みが一定tのものであって、例えばアルミニウム合金等の軽合金或いは合成樹脂から一体的に形成される。
リム部12d及びスポーク部132d1〜132d3はそれぞれ弾性復元可能に弾性変形可能であり、スポーク部132d1〜132d3は、既述のように全体として屈曲して連続していることで、リム部12dの変形に応じて変形可能であり、それにより緩衝能を示す。また、基体全体として緩衝機能を備えている。
また、ディスク部13dの内周側の各開孔131dd’には、緩衝部材15dを装着してある。緩衝部材15dは開孔131d’の内周面に接着剤で接着されているが、これに代えて、緩衝部材の外周面に凹溝を周設し、この溝を開孔131d’の内周縁に嵌着してもよい。さらに、必要に応じ接着剤で接着してもよい。
スポーク部の強度等に応じて、開孔131dに緩衝部材を装着するようにしてもよいし、開孔131d、131d’の双方に緩衝部材を装着してもよい。
以上説明したキャスター1a〜1dのいずれにおいても、タイヤ部14a〜14dを形成する緩衝材や、ディスク開孔に装着される緩衝部材15a〜15dとしては、弾性復元可能に弾性変形するものであればよく、例えば、ゴム、ゴム弾性を有する合成樹脂を例示できる。
タイヤ部14a〜14dの弾性の程度は、従来のキャスターにおけるタイヤ部程度でよいが、いずれにしても、外部からの衝撃等によりリム部及びスポーク部の適度の弾性変形を妨げないものとすればよい。例えば、ゴム硬度にして60〜100度或いは70〜80度程度を挙げることができる。
緩衝部材15a〜15dの弾性はタイヤ部より弾性の低いものを例示できる。例えば、ゴム硬度にして30度〜60度まで、或いは40〜50度程度を挙げることができる。緩衝部材15a〜15dを採用することで、キャスター基体、ひいてはキャスターの不要な反発性を抑制しつつ、それらの強度を向上させることができる。
緩衝部材15a〜15dの弾性はタイヤ部より弾性の低いものを例示できる。例えば、ゴム硬度にして30度〜60度まで、或いは40〜50度程度を挙げることができる。緩衝部材15a〜15dを採用することで、キャスター基体、ひいてはキャスターの不要な反発性を抑制しつつ、それらの強度を向上させることができる。
以上説明したキャスター基体1a〜1dは、以下にキャスター基体1aを例に取って説明するように、簡単、容易に安価に形成できる。
図5(A)に示すように、キャスター基体1aをその厚み方向に長く延ばした形態の連続棒状体2を、アルミニウム合金のような軽合金等の金属であって押し出し成形可能な金属或いは押し出し成形可能な合成樹脂を押し出し成形機3にて押し出し成形し、かくして得た連続棒状体2をカッター4で、厚みtに切断していき、キャスター基体1aを得る。
図5(A)に示すように、キャスター基体1aをその厚み方向に長く延ばした形態の連続棒状体2を、アルミニウム合金のような軽合金等の金属であって押し出し成形可能な金属或いは押し出し成形可能な合成樹脂を押し出し成形機3にて押し出し成形し、かくして得た連続棒状体2をカッター4で、厚みtに切断していき、キャスター基体1aを得る。
キャスター基体1b〜1dのそれぞれについても、同様にして、簡単、容易に安価に製造できる。
なお、図4に示すキャスター基体1dのように、リム部12dの外周面にタイヤ部内周突起pdを嵌める溝gdを形成するについては、図5に示すような棒状体押し出し成形工程及び連続棒状体の切断工程を経てえられたキャスター基体を後加工で切削形成すればよい。
なお、図4に示すキャスター基体1dのように、リム部12dの外周面にタイヤ部内周突起pdを嵌める溝gdを形成するについては、図5に示すような棒状体押し出し成形工程及び連続棒状体の切断工程を経てえられたキャスター基体を後加工で切削形成すればよい。
図5に示すようにして形成したキャスター基体、或いは必要に応じてさらに後加工を施したキャスター基体にタイヤ部を装着し、また、基体ディスク部の開孔に緩衝部材を装着するときは該緩衝部材も装着することで、簡単、容易に安価にキャスターを製造することができる。
本発明は、人力で移動させる物品等に取り付けて用いる、比較的小型のキャスターを、簡単、容易に、安価に得ることに利用できる。
Ca、Cb、Cc、Cd キャスター
1a、1b、1c、1d キャスター基体
11a11b、11c、11d ハブ部
12a、12b、12c、12d リム部
gd リム部12dの外周溝
13a、13b、13c、13d ディスク部
131a、131b、131c、131c’、132d、132d’ 開孔
132a、132b スポーク部
132c1、132c2、132c3 スポーク部
132d1、132d2、132d3 スポーク部
14a、14b、14c、14d タイヤ部
gb、gc タイヤ部14b、14cの内周溝
pd タイヤ部14dの内周突起部
15a、15b、15c、15d 緩衝部材
ha、hb、hc、hd 軸孔
2 連続棒状体
3 押し出し成形機 4 カッター
1a、1b、1c、1d キャスター基体
11a11b、11c、11d ハブ部
12a、12b、12c、12d リム部
gd リム部12dの外周溝
13a、13b、13c、13d ディスク部
131a、131b、131c、131c’、132d、132d’ 開孔
132a、132b スポーク部
132c1、132c2、132c3 スポーク部
132d1、132d2、132d3 スポーク部
14a、14b、14c、14d タイヤ部
gb、gc タイヤ部14b、14cの内周溝
pd タイヤ部14dの内周突起部
15a、15b、15c、15d 緩衝部材
ha、hb、hc、hd 軸孔
2 連続棒状体
3 押し出し成形機 4 カッター
Claims (7)
- ハブ部、リム部及び該ハブ部とリム部間のディスク部からなるキャスター基体であり、該ディスク部に複数の開孔が形成されていることで隣り合う開孔間にスポーク部が提供されており、該ハブ部、リム部及びディスク部は、キャスター基体全体が一定厚みを示すように、キャスター基体回転中心線方向の厚みが同じ一定のものであって一体的に形成されていることを特徴とするキャスター基体。
- 前記ディスク部の隣り合う開孔間に提供されているスポーク部は、該スポーク部の前記ハブ部との連設部位から前記リム部へ向かって、該連設部位からのキャスター基体半径方向に対し屈曲して前記リム部へ向かって延びており、該リム部及びスポーク部はそれぞれ弾性復元可能に弾性変形可能であり、該スポーク部は該リム部の変形に応じて変形することで緩衝能を示す請求項1記載のキャスター基体。
- 前記キャスター基体のディスク部における開孔の少なくとも一つに緩衝部材を装着してある請求項2記載のキャスター基体。
- 請求項1、2又は3記載のキャスター基体のリム部にタイヤ部を装着したことを特徴とするキャスター。
- 請求項1又は2記載のキャスター基体の製造方法であり、
該キャスター基体をキャスター基体厚み方向に長く延ばした形態の連続棒状体を成形材料の押し出し成形により形成する棒状体押し出し成形工程と、
該棒状体押し出し成形工程により得られる連続棒状体をキャスター基体の一定厚みに切断してキャスター基体を得る棒状体切断工程と
を含むことを特徴とするキャスター基体の製造方法。 - 前記棒状体切断工程により得られるキャスター基体のディスク部における開孔の少なくとも一つに緩衝部材を装着する工程をさらに含む請求項5記載のキャスター基体の製造方法。
- 前記連続棒状体切断工程により得られるキャスター基体のリム部にタイヤ部装着用溝を切削形成する工程をさらに含む請求項5又は6記載のキャスター基体の製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2020100222A (ja) * | 2018-12-20 | 2020-07-02 | 住友ゴム工業株式会社 | 車輪及び車輪の製造方法。 |
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-
2004
- 2004-11-25 JP JP2004340125A patent/JP2006151002A/ja not_active Withdrawn
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