JP2014083740A - 立体画像形成方法及び立体画像形成装置 - Google Patents

立体画像形成方法及び立体画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014083740A
JP2014083740A JP2012233368A JP2012233368A JP2014083740A JP 2014083740 A JP2014083740 A JP 2014083740A JP 2012233368 A JP2012233368 A JP 2012233368A JP 2012233368 A JP2012233368 A JP 2012233368A JP 2014083740 A JP2014083740 A JP 2014083740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
printed
printing
color
converted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012233368A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014083740A5 (ja
JP6007725B2 (ja
Inventor
Yushi Horiuchi
雄史 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2012233368A priority Critical patent/JP6007725B2/ja
Publication of JP2014083740A publication Critical patent/JP2014083740A/ja
Publication of JP2014083740A5 publication Critical patent/JP2014083740A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6007725B2 publication Critical patent/JP6007725B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

【課題】熱膨張性シートに光を照射して立体画像を形成する際に、熱膨張層の膨張に伴う熱膨張性シートの膨張部表面に凹凸ができることで、カラー画像等の表示色に光沢感が欠ける不具合が発生するのを防止して、光沢感・高級感あふれる高品位な発色状態を有する立体画像を実現することができる立体画像形成方法および立体画像形成装置を提供する。
【解決手段】印刷すべき画像から選択的に抽出された特定部位をそれ以外の部位よりも熱エネルギー吸収性が高い色の画像に変換し、変換された変換画像33a.33bを熱膨張性シート30の発泡層32側表面に印刷する。印刷された印刷部位の全領域もしくは特定の画像領域の発泡層側表面を、所定色の背景色に印刷することで、その印刷領域自体は、変換画像の印刷部位が膨張される際にも膨張しないので膨張抑制膜36として機能し凹凸を防止して平滑面とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、立体画像形成方法及び立体画像形成装置に関し、特に、熱膨張性シートを選択的に膨張させて立体画像を形成する立体画像形成方法及び立体画像形成装置に関する。
従来、基材シートの一面側に、加熱により膨張する発泡性のマイクロカプセルを含有する熱膨張層(又は発泡層)が形成された熱膨張性シート(又は熱発泡性シート)が知られている。この熱膨張シートに、光吸収性の高い画像パターンを印刷した後、赤外線を含む光を照射することにより、当該画像パターンに対応する領域の熱膨張層を選択的に加熱して膨張させ、基材シートの一面側に上記画像パターンに対応した立体画像を形成することができる。
このような立体画像形成技術については、例えば特許文献1に、熱膨張性シートの熱膨張層側の表面、又は、基材シート側の裏面に、光吸収性の高い黒色のトナーやインクで印刷画像を形成した後、ハロゲンランプ等により光を照射して当該印刷画像に光を吸収させて発熱させ、印刷画像に対応する領域の熱膨張層のマイクロカプセルを加熱して膨張(又は発泡)させることにより、立体画像を形成する手法が記載されている。
また、例えば特許文献2には、熱膨張性シートの熱膨張層側の表面にカラー画像等を形成し、基材シート側の裏面に、表面のカラー画像の絵柄等に対応して濃淡画像からなる光吸収パターンを形成した後、熱膨張性シートの裏面側から光を照射することにより、光吸収パターンの濃淡に応じた熱を発生させて熱膨張層の膨張量を制御して、立体画像の隆起高さを調整する手法が記載されている。
なお、熱膨張性シートに先に立体画像の隆起を起こさせた後、例えば熱膨張層側全面に背景色のインクを塗布し、あるいは塗布せずに、その上にカラー画像を形成することも提案されている。
特開昭64−28660号公報 特開2001−150812号公報
上述した特許文献2に記載された手法によれば、熱膨張性シートの熱膨張層側の表面に形成されたカラー画像等の絵柄に応じて、任意の箇所を任意の隆起高さ(発泡高さ)に制御した立体画像を形成することができるとされている。
しかしながら、このような立体画像の形成方法について本願発明者が検証した結果、熱膨張性シートに光を照射して立体画像を形成する際に、熱膨張層が膨張して隆起する際の膨張部(発泡部)表面は微細な凹凸が有るため、平滑度が低く、光沢感が見られない。そのため、とくに写真画像に求められるような光沢感や高級感が得られない、という問題が判明した。これは、熱膨張性シートのマイクロカプセルの粒子径にばらつきが有り、その粒子径のばらつきが発泡後に顕著な凹凸になって現れること、また、熱膨張性シートにおけるマイクロカプセル粒子の分散が不均一である、等に起因するものである。
そのため、カラー画像等の画質が劣化してしまい良好な立体画像を形成することができないという問題を有していた。ここで、上記のように熱膨張性シートに予め立体画像の隆起を起こさせた後、熱膨張層側全面に背景色のインク等を塗布する場合も、上記凹凸は解消されないままであり、なんらかの解決策が望まれていた。なお、従来技術における問題点については、後述する発明を実施するための形態においても詳しく説明する。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑み、熱膨張性シートに光を照射して立体画像を形成する際に、熱膨張層の膨張に伴い発生する凹凸表面を平滑にすべく対応領域に予め特別な印刷による平滑処理を施すようにして、カラー画像等の最終画像が所望の光沢感や高級感を有する立体画像となるようにすることができる立体画像形成方法及び立体画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る立体画像形成方法は、印刷すべき画像から選択的に特定部位を抽出し、該抽出された前記特定部位を該特定部位以外の部位よりも熱エネルギー吸収性が高い色の画像に変換し、該変換された変換画像を、熱膨張性シートの発泡層側表面に印刷し、該印刷された印刷部位の全領域もしくは特定の画像領域の前記発泡層側表面を、所定色の背景色に印刷し、前記熱膨張性シートに熱エネルギーを付与して前記変換画像の印刷部位を膨張させて盛上げ、その後に前記印刷すべき画像を印刷する、ことを特徴とする。
また、本発明に係る立体画像形成方法は、印刷すべき画像から選択的に特定部位を抽出し、該抽出された前記特定部位を該特定部位以外の部位よりも熱エネルギー吸収性が高い色の画像に変換し、該変換された変換画像の鏡像を、熱膨張性シートの発泡層とは反対側の裏面に印刷し、該印刷された印刷部位の全領域もしくは特定の画像領域に対応する前記発泡層側表面を、所定色の背景色に印刷し、前記熱膨張性シートに熱エネルギーを付与して前記変換画像の印刷部位を膨張させて盛上げ、その後に前記印刷すべき画像を印刷する、ことを特徴としている。
そして、本発明に係る立体画像形成装置は、印刷すべき画像から選択的に特定部位を抽出する画像抽出部と、該画像抽出部により抽出された前記特定部位を該特定部位以外の部位よりも熱エネルギー吸収性が高い色の画像に変換する画像変換部と、該画像変換部により変換された変換画像を、熱膨張性シートの発泡層側表面に印刷する変換画像印刷部と、該変換画像印刷部により前記変換画像を印刷された印刷部位の全領域もしくは特定の画像領域の前記発泡層側表面を、所定色の背景色に印刷する第一背景色印刷部と、前記熱膨張性シートに熱エネルギーを付与して前記変換画像の印刷部位を膨張させて盛上げるシート面盛上部と、前記印刷すべき画像を印刷する画像印刷部と、を有することを特徴とする。
また、印刷すべき画像から選択的に特定部位を抽出する画像抽出部と、該画像抽出部により抽出された前記特定部位を該特定部位以外の部位よりも熱エネルギー吸収性が高い色の画像に変換する画像変換部と、該画像変換部により変換された変換画像の鏡像を、熱膨張性シートの発泡層とは反対側の裏面に印刷する変換画像印刷部と、該変換画像印刷部により前記変換画像を印刷された印刷部位の全領域もしくは特定の画像領域に対応する前記発泡層側表面を、所定色の背景色に印刷する第一背景色印刷部と、前記熱膨張性シートに熱エネルギーを付与して前記変換画像の印刷部位を膨張させて盛上げるシート面盛上部と、前記印刷すべき画像を印刷する画像印刷部と、を有することを特徴としている。
本発明によれば、熱膨張性シートに光を照射して立体画像を形成する際に、熱膨張層の膨張に伴い発生する凹凸表面を平滑にすべく、熱膨張層の膨張に先駆けて対応する領域に予め特別な印刷による平滑処理を施すようにして、カラー画像等の最終画像が所望の光沢感や高級感を有する立体画像を実現することができる。
本発明に係る立体画像形成方法の一例を示すフローチャートである。 比較例1に係る立体画像形成方法の問題点を説明するための概略断面図である。 比較例2に係る立体画像形成方法の問題点を説明するための概略断面図である。 本実施形態に係る立体画像形成方法における具体例を示す概略断面図である。 別実施形態に係る立体画像形成方法における具体例を示す概略断面図である。 本発明に係る立体画像形成方法に適用される立体画像形成装置(印刷装置)の一例を示す概略構成図である。 本実施形態に適用される印刷装置における印刷機構部の一例を示す概略構成図である。 本実施形態に適用される印刷装置の一例を示す機能ブロック図である。
以下、本発明に係る立体画像形成方法及び立体画像形成装置について、実施形態を示して詳しく説明する。
(立体画像形成方法)
まず、本発明に係る立体画像形成方法について説明する。
図1は、本発明に係る立体画像形成方法の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る立体画像形成方法は、図1に示すように、概略、画像データ生成処理(S101)と、特定部位画像形成処理(S102)と、特定画像領域平滑化処理(S103)と、光照射・加熱処理(S104)と、全面背景色印刷処理(S105)と、画像データ印刷処理(S106)とを有している。
まず、画像データ生成処理(S101)においては、立体画像の対象となる任意の彩色画像であって最終的に印刷したい画像データと、当該彩色画像の立体画像を形成するための熱膨張性シートを準備する。ここで、熱膨張性シートは、上述したように、基材シートの一面側に発泡性のマイクロカプセルを含有する熱膨張層(発泡層)が形成されているものとする。また、彩色画像は、カラー画像であってもよいし、モノクロ画像やモノトーン画像であってもよい。
次いで、特定部位画像形成処理(S102)においては、上記画像データに基づいて、彩色画像の絵柄等のうち熱膨張性シートを加熱して熱膨張層を隆起させたい特定部位を抽出し、特定部位の黒色成分の濃度を設定した変換画像データを生成し、熱膨張性シートに印刷処理を行う。ここで、熱膨張性シートの熱膨張層側(表面)に印刷する場合には、変換画像データは元の画像データの正像となり、熱膨張性シートの熱膨張層の裏側(裏面)に印刷する場合には、上記彩色画像の反転画像となる鏡像として変換される。なお、本願明細書において、上記黒色成分とは、彩色としての黒色に限るものではなく、赤外線波長(広くは遠赤外線波長も意味する)を含む光を吸収することにより熱エネルギーを発生する光熱変換特性を有する材料を意味するものとする。このような光熱変換特性を有する材料としては、例えばカーボンブラックが適用される。
次いで、本発明の特徴となる特定画像領域平滑化処理(S103)が行われる。この特定画像領域平滑化処理(S103)においては、変換画像データの全領域もしくは特定の画像領域に対応して平滑化処理のために白色インク等により背景色印刷を行う。すなわち、上述のように変換画像データが熱膨張性シートの熱膨張層側(表面)に印刷された場合には、その印刷部位に重ねて印刷を行う。また、変換画像データが熱膨張性シートの熱膨張層の裏側(裏面)に印刷される場合には、その裏面印刷画像に対応して熱膨張性シートの熱膨張層側(表面)に印刷を行う。この平滑化の印刷処理によって、詳細は後述するが、平滑化印刷層が、その後の変換画像データが熱膨張する際の膨張抑制膜として機能する。
なお、本発明の課題は上述したように平滑化処理だが、特定画像領域平滑化処理(S103)において、変換画像データの“全領域”もしくは“特定の画像領域”に対応して背景色印刷を行う、としているのは、“全領域”を必ずしも光沢感(グロス調)の得られる平滑化処理を望まずに一部領域を光沢感のない質感(マット調)にしたいとする要求を配慮しているためである。
ここで、熱膨張性シートへの画像形成(画像印刷)には、後述する立体画像形成装置において示すインクジェット方式や、レーザー方式、熱転写方式等の種々の方式の印刷装置を適用することができる。
次いで、光照射・加熱処理(S104)において、熱膨張性シートに対して、当該表面側もしくは裏面側からハロゲンランプや赤外線ランプ等の光源により、赤外線波長を含む光を均一に照射する。これにより、熱膨張性シートの表面もしくは裏面に形成された変換画像が照射された光を吸収して熱エネルギーを発生し熱膨張層が加熱される。なお、この光照射・加熱処理としては、単独の光源装置を用いて行っても良いし、後述する立体画像形成装置のように、光源を備える装置で行っても良い。
このように、熱膨張性シートにおいて発生した熱エネルギーにより、対応する領域における熱膨張層のマイクロカプセルが膨張(発泡)することにより、熱膨張層が予定された(すなわち、予め設定された所定の)高さに隆起するが、上述の如く、特定画像領域平滑化処理(S103)によって変換画像データの熱膨張すべき部位に直接または間接的に膨張抑制膜が形成されているから、熱膨張層の膨張(発泡)を抑えて起伏(凹凸)がなだらかに成り、表面が平滑のまま維持される。つまり、光沢感を維持する。
次いで、全面背景色印刷処理(S105)において、熱膨張の完了した熱膨張性シート全面に例えばインクジェット方式により白色インク等による背景色印刷が行われる。なお、この印刷においても、インクジェット方式の他に、レーザー方式、熱転写方式等の種々の方式の印刷方法、装置を適用することができる。
次いで、画像データ印刷処理(S106)において、画像データ生成処理(S101)の当初に生成した立体画像の対象となる任意の彩色画像の画像データに基づいて背景色印刷が行われた熱膨張性シートに彩色画像が印刷され、立体画像形成が完了する。なお、熱膨張性シート上における彩色画像の印刷位置は、上記変換画像データの印刷位置に対応して印刷制御される。
次に、上述した立体画像形成方法における処理方法及びその作用効果について、比較例を示して具体的に検証する。
まず、比較例1となる従来の立体画像形成方法を示して、その問題点を検証した後、本実施形態に係る立体画像形成方法の特徴と作用効果について説明する。
図2(a)〜図2(c)は、彩色画像の絵柄等のうち熱膨張性シート30を加熱して熱膨張層32を隆起させたい特定部位としての正像(変換印刷画像/33a、33b)が光(LT)照射・加熱処理により熱膨張して変化することを示す概略断面図である。すなわち、熱膨張層32のうち膨張させられた部分(32a、32b)の表面が凹凸に変化することで、表面の光沢感が損なわれていることを示している。
なお、図2(d)は、凹凸に変化した熱膨張部(32a、32b)の上に、例えばインク等により背景色のオーバーコート印刷(35)を施した例を示すが、凹凸に変化したままオーバーコート層が形成されるだけで、表面の光沢感が変化しないことを示している。
また、図3(a)〜図3(d)は、熱膨張性シート30の基材シート31側に隆起させたい特定部位としての鏡像(変換印刷画像/34a〜34b)を形成し、基材シート31側から光(LT)照射・加熱処理により熱膨張させる比較例2となる従来例を示す概略断面図である。この場合も、凹凸に変化した熱膨張部(32a、32b)は表面の平滑性が無く、光沢感を得ることができないことを示している。
そこで、本発明に係る立体画像形成方法においては、図2、図3に示した検証内容に基づいて、熱膨張層の膨張に伴い発生する凹凸表面を平滑にすべく対応領域に特別な印刷による平滑処理を施すようにして、カラー画像等の最終画像が所望の光沢感や高級感を有する立体画像を実現することができるように工夫している。
具体的には、熱膨張層の膨張に伴い発生する凹凸表面に対応する領域に、熱膨張が生じる前に平滑処理(背景色印刷)を施すようにして、印刷部位が膨張される際の膨張抑制膜を形成するようにしたものである。
図4は、本実施形態に係る立体画像形成方法における具体例を示す概略断面図であり、図5は、別実施形態に係る立体画像形成方法における具体例を示す概略断面図である。ここで、上述した比較例(図2、図3参照)と同等の構成については、同一の符号を付して示し、重複する箇所は説明を省略する。また、図4は図2に、図5は図3にそれぞれ対応している。
本発明に係る立体画像形成方法においては、上述したような検証内容に基づいて、まず、図4(a)、図5(a)に示すように、熱膨張性シート30に、正像(変換印刷画像/33a、33b)または鏡像(変換印刷画像/34a〜34b)が印刷される。
次に、図4(b)、図5(b)に示すように、各変換印刷画像(33a、33b/34a〜34b)の印刷部位の全領域もしくは特定の画像領域に背景色印刷(膨張抑制膜)36を施す。なお、図4(b)、図5(b)では、各変換印刷画像の全領域ではなく、変換印刷画像33a上と34a上に背景色印刷36を行い、比較のため、変換印刷画像33bと34bには印刷をしていない例を示している。
このように、本発明では、従来、隆起させたい特定部位の画像形成に続いて光照射・加熱処理を行って熱膨張させていたのを、光照射・加熱処理の前に膨張抑制膜を形成する背景色印刷36を行うようにしたため、背景色印刷36が蓋のような役目をして熱膨張部(32a´)のマイクロカプセル粒子の膨張が抑えられ、なだらかな表面、すなわち平滑化を達成できる。
(立体画像形成装置)
次に、上述したような立体画像形成方法を実現可能な立体画像形成装置について説明する。
図6は、本発明に係る立体画像形成方法に適用される立体画像形成装置(以下、印刷装置とも言う)の一例を示す概略構成図である。図6(a)は、本実施形態に適用される印刷装置の概略構成を示す斜視図であり、図6(b)は、本実施形態に適用される印刷装置の概略構成を示す内部断面図である。図7は、本実施形態に適用される印刷装置における印刷機構部の一例を示す概略構成図である。ここで、図7は、図6(b)に示すVI部における斜視詳細図である。
上述した立体画像形成方法のうち、少なくとも、画像データ生成処理(S101)と、特定部位画像形成処理(S102)と、特定画像領域平滑化処理(S103)と、全面背景色印刷処理(S105)と、画像データ印刷処理(S106)は、図6に示すような印刷装置100により実行することができる。本実施形態に適用される印刷装置100は、例えばワードプロセッサ(以下、「ワープロ」と記す)機能を備えたインクジェット方式のプリンタであって、具体的には図6(a)、(b)に示すように、装置本体110と、キーボード130からなる。
装置本体110は、例えば図6(a)、(b)に示すように、箱型の筐体を有し、概略、表示パネル111と、表示パネル収納部112と、給紙トレイ113と、排紙口114と、カードスロット115と、印刷機構部(図7参照)120と、制御部(図示を省略;図8参照)と、を有している。
表示パネル111は、例えば液晶表示パネルからなり、一辺側に設けられたヒンジ部111aを軸にして装置本体110に対して回動するように取り付けられている。表示パネル111には、キーボード130から入力されたデータや各種の設定に必要なメニュー画面、また、メモリカードを介して取り込んだ写真画像等の各種の画像、その他、印刷装置で必要とする各種のデータが表示される。表示パネル収納部112は、装置本体110の上面部(図面上面側)に設けられ、印刷装置100を使用していないときに、上記表示パネル111を回動させて収納する。
給紙トレイ113は、装置本体110の背面部(図面右方側)に設けられ、上部に設けられた開口部113aから給紙トレイ113の内部に、上述した実施形態に示した熱膨張性シート30が一枚ずつ、あるいは、複数枚重ねて収容される。給紙トレイ113の内部には、重ねて収容された熱膨張性シート30を1枚ずつ装置本体110内の印刷機構部120に送り出すピックアップローラ113bが設けられている。
排紙口114は、装置本体110の前面(図面左方側)下部に設けられ、装置本体110内の印刷機構部120によって印刷された熱膨張性シート30を装置本体110の外に排出させる。カードスロット115は、装置本体110の前面に設けられ、メモリカード(図示を省略)を挿入することにより、画像データ等の読出しや書込みが実行される。
また、装置本体110の内部には、図6(b)に示すように、給紙トレイ113内部のピックアップローラ113bにより送り出された熱膨張性シート30を搬送案内するシート搬送路116が設けられている。このシート搬送路116の途中には、例えばインクジェット式の印刷機構部120が設けられている。この印刷機構部120の給紙側(図面右方側)及び排紙側(図面左方側)には、それぞれ、熱膨張性シート30を搬送するための給紙ローラ対121及び排紙ローラ対122が配設されている。
印刷機構部120は、図7に示すように、シート搬送路116に直交する矢印Aの方向に往復動作するキャリッジ123を備えている。キャリッジ123には、印字を実行するための印字ヘッド124とインクカートリッジ125が取り付けられている。インクカートリッジ125は、例えば黄(イエロー)、赤(マゼンタ)、青(シアン)、黒(ブラック)の各色インクを収容する個別のカートリッジ、又は、単体で各色のインク室を備えたカートリッジにより構成されている。各カートリッジ又は各インク室には、各色インクを吐出するためのノズルを有する印字ヘッド124が連結されている。ここで、本実施形態においては、インクカートリッジ125に収容される黒色インクとして、カーボンブラック等の光熱変換特性が高い材料が適用される。
また、キャリッジ123は、ガイドレール126により上記往復動作が可能なように支持され、当該ガイドレール126の延在方向に平行して付設された駆動ベルト127を駆動することにより、キャリッジ123に取り付けられた印字ヘッド124とインクカートリッジ125が、キャリッジ123と同方向、すなわちシート搬送路116と直交する矢印Aの方向に往復動作する。
印字ヘッド124は、フレキシブルケーブル128を介して、装置本体110に設けられた制御部から印字データや制御信号が送出される。ここで、上述したように熱膨張性シート30は、給紙ローラ対121と排紙ローラ対122により図7の矢印Bの方向に間欠的に搬送される。そして、熱膨張性シート30の間欠搬送の停止期間中に、印字ヘッド124が駆動ベルト127の駆動に対応して往復動作しつつ、熱膨張性シート30に近接した状態でインク滴を噴射して、上記印字データに応じた画像を、熱膨張性シート30の表面又は裏面に印字する。このような熱膨張性シート30の間欠搬送と、印字ヘッド124による往復移動時の印字との繰り返しにより、熱膨張性シート30の全面に所望の画像(上述した彩色画像、正像または鏡像)が形成(印刷)される。印刷機構部120により所定の画像が印刷された熱膨張性シート30は、図6(a)、(b)に示すように、シート搬送路116の排紙側に位置する排紙口114から装置本体110外に排出される。
また、キーボード130は、例えば図6(a)、(b)に示すように、装置本体110の前面(図面左方側)の手前側に配置され、装置本体110をワープロとして使用する場合等に、文書データの入力や編集、印刷等の各種機能を実行するために必要なデータ入力キー131や機能キー132等が設けられている。
次に、上述した印刷装置100の装置本体110に設けられる制御部について説明する。
図8は、本実施形態に適用される印刷装置の一例を示す機能ブロック図である。
上述した印刷装置100は、図8に示すように、概略、中央演算回路(以下、「CPU」と略記する)101と、当該CPU101に接続された、読出専用メモリ(以下、「ROM」と略記する)102と、ランダムアクセスメモリ(以下、「RAM」と略記する)103と、画像処理部104と、データ入出力部105と、プリンタコントローラ106と、読取制御部107と、上述した表示パネル111と、キーボード130と、を有している。ここで、CPU101、ROM102、RAM103、画像処理部104、データ入出力部105、プリンタコントローラ106、読取制御部107は、本実施形態に適用される印刷装置100の制御部に相当する。
ROM102は、印刷装置100の動作制御に関するシステムプログラムを格納する。CPU101は、このシステムプログラムに従って、CPU110に接続された他の機能ブロックに指令信号を送出することにより、印刷装置100の各部を動作制御する。また、RAM103は、印刷装置の動作制御中にCPU101等で生成される各種データや数値等を一時保存する。
画像処理部104は、上述した立体画像形成方法における画像データ生成処理(S101)と、特定部位画像形成処理(S102)と、特定画像領域平滑化処理(S103)と、全面背景色印刷処理(S105)と、画像データ印刷処理(S106)を実行する。すなわち、カードスロット115等を介して装置本体110の外部から取り込まれ、表示パネル111に表示されている、又は、RAM103等に記憶されている立体画像の対象となる彩色画像の画像データに基づいて、隆起させたい特定部位を抽出して正像または鏡像の変換画像データを生成する。このとき、当該彩色画像の絵柄等の特定の領域や画素に設定されている表示色の濃度データ、及び、立体画像を形成した際に当該特定の領域等に予定されている隆起高さ(発泡高さ)データに基づいて、上述した立体画像形成方法に示したデータ処理方法により、上記特定の領域等に設定されている表示色の濃度を調整する。また、上記彩色画像の特定の領域等に予定されている隆起高さに基づいて、上記正像または鏡像の黒色成分の濃度を設定する。このように、画像処理部104は、熱膨張性シートに形成される彩色画像や変換画像における濃度も調整する機能を備えている。
また、変換画像データの全領域もしくは特定の画像領域に対応した平滑化処理のための背景色印刷データや、全面背景色印刷データの処理を行う。
データ入出力部105は、画像データに関する印刷コマンドをノート型やデスクトップ型のパーソナルコンピュータ等の外部通信装置(図示を省略)との間で入出力する。プリンタコントローラ106は、印刷機構部120に接続され、印刷の対象となっている画像データに基づいて、印字ヘッド124におけるインクの吐出状態を制御する。また、プリンタコントローラ106は、印字ヘッド124が取り付けられたキャリッジ123の往復動作を制御するとともに、給紙ローラ対121及び排紙ローラ対122の駆動を制御することにより、熱膨張性シート30の排紙側への搬送を制御する。読取制御部107は、カードスロット115に接続され、カードスロット115に装着されたメモリカード(図示を省略)から画像データを読み出してCPU101や画像処理部104に送信する。
このような構成を有する印刷装置100によれば、給紙トレイ113から供給される熱膨張性シート30の表面側、もしくは、裏面側に、画像データに応じた所定の濃度の画像(彩色画像、正像、鏡像)の形成(印刷)や平滑化処理のための背景色印刷、全面背景色印刷をすることができる。
なお、本実施形態においては、印刷装置100として片面印刷機能を備える場合について説明した。すなわち、上述した立体画像形成方法の特定部位画像形成処理(S102)における正像の印刷時や特定画像領域平滑化処理(S103)および全面背景色印刷処理(S105)と画像データ印刷処理(S106)においては、熱膨張性シート30の表面側が印字ヘッド124側に対向するようにして給紙することにより、当該表面側に所望の画像が印刷される。一方、特定部位画像形成処理(S102)における鏡像印刷の際には、熱膨張性シート30を裏返して、熱膨張性シート30の裏面側が印字ヘッド124側に対向するようにして給紙することにより、当該裏面側に表面側の彩色画像に対応する鏡像が印刷される。
本発明に係る立体画像形成装置に適用される印刷装置は、これに限定されるものではなく、図6(b)、図7に示した装置本体110の印刷機構部120の給紙側及び排紙側に、両面印刷用のシート反転機構部を備えるものであってもよい。すなわち、印刷機構部120において、熱膨張性シート30の表面側(又は裏面側)への印刷が終了して排紙側へ搬送された熱膨張性シート30を、矢印Bとは逆方向に搬送して給紙側に戻し、当該給紙側で熱膨張性シート30を反転させて裏返して、熱膨張性シート30の裏面側(又は表面側)に印刷して排紙口114から排出するものであってもよい。これによれば、片面印刷の後、排紙された熱膨張性シート30を裏返して、再度給紙トレイ113に収容する作業を省略することができる。
また、上述した実施形態においては、印刷装置100の制御部に設けられた画像処理部104により、本実施形態に係る立体画像形成方法の画像データ生成処理(S101)、特定部位画像形成処理(S102)、特定画像領域平滑化処理(S103)、全面背景色印刷処理(S105)、画像データ印刷処理(S106)を実行する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、データ入出力部105を介して印刷装置100に接続されたパソコン等の外部通信装置において、上述した各データ処理を実行し、印刷装置100に送信して、画像形成(印刷)するものであってもよい。
さらに、上述した実施形態においては、印刷装置100により、本実施形態に係る立体画像形成方法のうち、画像データ生成処理(S101)、特定部位画像形成処理(S102)、特定画像領域平滑化処理(S103)、全面背景色印刷処理(S105)、画像データ印刷処理(S106)を実行する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、図6(b)中、二点鎖線で示すように、印刷機構部120の排紙側であって、シート搬送路116(又は、熱膨張性シート30)に対して上面側もしくは下面側に、ハロゲンランプ等の光源部140が配置された構成を有するものであってもよい。ここで、光源部140は、例えば図8中、二点鎖線で示すように、CPU101からの指令に基づいて、熱膨張性シート30の搬送に応じて所定の光量の光を放射する。
このような構成において、上述した画像データ生成処理(S101)と、特定部位画像形成処理(S102)と、特定画像領域平滑化処理(S103)を経て、表面または裏面に特定部位画像(正像または鏡像)が形成された熱膨張性シート30に対して、表面側から均一な光を照射することにより、熱膨張性シート30の熱膨張層32を所定の隆起高さ且つ表面が光沢感を有するように膨張させて、立体画像を形成する光照射・加熱処理S104が実行される。すなわち、単一の印刷装置100において、上述した立体画像形成方法の全ての処理工程を一括して実行することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
印刷すべき画像から選択的に特定部位を抽出し、
該抽出された前記特定部位を該特定部位以外の部位よりも熱エネルギー吸収性が高い色の画像に変換し、
該変換された変換画像を、熱膨張性シートの発泡層側表面に印刷し、
該印刷された印刷部位の全領域もしくは特定の画像領域の前記発泡層側表面を、所定色の背景色に印刷し、
前記熱膨張性シートに熱エネルギーを付与して前記変換画像の印刷部位を膨張させて盛上げ、
その後に前記印刷すべき画像を印刷する、
立体画像形成方法。
[付記2]
前記全領域もしくは特定の画像領域を前記所定色の背景色に印刷される印刷領域は、前記変換画像の印刷部位が膨張される際の膨張抑制膜として機能する、付記1記載の立体画像形成方法。
[付記3]
前記熱エネルギー吸収性が高い色の画像がベタ黒画像であり、前記所定色が白色である、付記1または2記載の立体画像形成方法。
[付記4]
前記印刷すべき画像の印刷は、前記盛上げにより盛上げられた部位を含む前記熱膨張性シートの前記発泡層側表面を、前記所定色の背景色に印刷した後に該印刷された面に行われる、付記1乃至3のいずれかに記載の立体画像形成方法。
[付記5]
前記印刷すべき画像がカラー画像である、付記1乃至4のいずれかに記載の立体画像形成方法。
[付記6]
印刷すべき画像から選択的に特定部位を抽出し、
該抽出された前記特定部位を該特定部位以外の部位よりも熱エネルギー吸収性が高い色の画像に変換し、
該変換された変換画像の鏡像を、熱膨張性シートの発泡層とは反対側の裏面に印刷し、
該印刷された印刷部位の全領域もしくは特定の画像領域に対応する前記発泡層側表面を、所定色の背景色に印刷し、
前記熱膨張性シートに熱エネルギーを付与して前記変換画像の印刷部位を膨張させて盛上げ、
その後に前記印刷すべき画像を印刷する、
立体画像形成方法。
[付記7]
前記全領域もしくは特定の画像領域を前記所定色の背景色に印刷される印刷領域は、前記変換画像の印刷部位が膨張される際の膨張抑制膜として機能する、付記6記載の立体画像形成方法。
[付記8]
前記熱エネルギー吸収性が高い色の画像がベタ黒画像であり、前記所定色が白色である、付記6または7記載の立体画像形成方法。
[付記9]
前記印刷すべき画像の印刷は、前記盛上げにより盛上げられた部位を含む前記熱膨張性シートの前記発泡層側表面を、前記所定色の背景色に印刷した後に該印刷された面に行われる、付記6乃至8のいずれかに記載の立体画像形成方法。
[付記10]
前記印刷すべき画像がカラー画像である、付記6乃至9のいずれかに記載の立体画像形成方法。
[付記11]
印刷すべき画像から選択的に特定部位を抽出する画像抽出部と、
該画像抽出部により抽出された前記特定部位を該特定部位以外の部位よりも熱エネルギー吸収性が高い色の画像に変換する画像変換部と、
該画像変換部により変換された変換画像を、熱膨張性シートの発泡層側表面に印刷する変換画像印刷部と、
該変換画像印刷部により前記変換画像を印刷された印刷部位の全領域もしくは特定の画像領域の前記発泡層側表面を、所定色の背景色に印刷する第一背景色印刷部と、
前記熱膨張性シートに熱エネルギーを付与して前記変換画像の印刷部位を膨張させて盛上げるシート面盛上部と、
前記印刷すべき画像を印刷する画像印刷部と、
を有する立体画像形成装置。
[付記12]
前記シート面盛上部により盛上げられた部位を含む前記熱膨張性シートの前記発泡層側表面を、前記所定色の背景色に印刷する第二背景色印刷部を更に有し、
前記画像印刷部は、前記第二背景色印刷部により前記所定色に印刷された面に前記印刷すべき画像を印刷する、付記11記載の立体画像形成装置。
[付記13]
印刷すべき画像から選択的に特定部位を抽出する画像抽出部と、
該画像抽出部により抽出された前記特定部位を該特定部位以外の部位よりも熱エネルギー吸収性が高い色の画像に変換する画像変換部と、
該画像変換部により変換された変換画像の鏡像を、熱膨張性シートの発泡層とは反対側の裏面に印刷する変換画像印刷部と、
該変換画像印刷部により前記変換画像を印刷された印刷部位の全領域もしくは特定の画像領域に対応する前記発泡層側表面を、所定色の背景色に印刷する第一背景色印刷部と、
前記熱膨張性シートに熱エネルギーを付与して前記変換画像の印刷部位を膨張させて盛上げるシート面盛上部と、
前記印刷すべき画像を印刷する画像印刷部と、
を有する立体画像形成装置。
[付記14]
前記シート面盛上部により盛上げられた部位を含む前記熱膨張性シートの前記発泡層側表面を、前記所定色の背景色に印刷する第二背景色印刷部を更に有し、
前記画像印刷部は、前記第二背景色印刷部により前記所定色に印刷された面に前記印刷すべき画像を印刷する、付記13記載の立体画像形成装置。
30 熱膨張性シート
31 基材シート
32 熱膨張層
32a、32b 熱膨張部
33a、33b 正像(変換印刷画像)
34a〜34b 鏡像(変換印刷画像)
35 オーバーコート印刷
36 背景色印刷(膨張抑制膜)
100 印刷装置
104 画像処理部
110 装置本体
120 印刷機構部
130 キーボード
140 光源部
LT 光

Claims (14)

  1. 印刷すべき画像から選択的に特定部位を抽出し、
    該抽出された前記特定部位を該特定部位以外の部位よりも熱エネルギー吸収性が高い色の画像に変換し、
    該変換された変換画像を、熱膨張性シートの発泡層側表面に印刷し、
    該印刷された印刷部位の全領域もしくは特定の画像領域の前記発泡層側表面を、所定色の背景色に印刷し、
    前記熱膨張性シートに熱エネルギーを付与して前記変換画像の印刷部位を膨張させて盛上げ、
    その後に前記印刷すべき画像を印刷する、
    立体画像形成方法。
  2. 前記全領域もしくは特定の画像領域を前記所定色の背景色に印刷される印刷領域は、前記変換画像の印刷部位が膨張される際の膨張抑制膜として機能する、請求項1記載の立体画像形成方法。
  3. 前記熱エネルギー吸収性が高い色の画像がベタ黒画像であり、前記所定色が白色である、請求項1または2記載の立体画像形成方法。
  4. 前記印刷すべき画像の印刷は、前記盛上げにより盛上げられた部位を含む前記熱膨張性シートの前記発泡層側表面を、前記所定色の背景色に印刷した後に該印刷された面に行われる、請求項1乃至3のいずれかに記載の立体画像形成方法。
  5. 前記印刷すべき画像がカラー画像である、請求項1乃至4のいずれかに記載の立体画像形成方法。
  6. 印刷すべき画像から選択的に特定部位を抽出し、
    該抽出された前記特定部位を該特定部位以外の部位よりも熱エネルギー吸収性が高い色の画像に変換し、
    該変換された変換画像の鏡像を、熱膨張性シートの発泡層とは反対側の裏面に印刷し、
    該印刷された印刷部位の全領域もしくは特定の画像領域に対応する前記発泡層側表面を、所定色の背景色に印刷し、
    前記熱膨張性シートに熱エネルギーを付与して前記変換画像の印刷部位を膨張させて盛上げ、
    その後に前記印刷すべき画像を印刷する、
    立体画像形成方法。
  7. 前記全領域もしくは特定の画像領域を前記所定色の背景色に印刷される印刷領域は、前記変換画像の印刷部位が膨張される際の膨張抑制膜として機能する、請求項6記載の立体画像形成方法。
  8. 前記熱エネルギー吸収性が高い色の画像がベタ黒画像であり、前記所定色が白色である、請求項6または7記載の立体画像形成方法。
  9. 前記印刷すべき画像の印刷は、前記盛上げにより盛上げられた部位を含む前記熱膨張性シートの前記発泡層側表面を、前記所定色の背景色に印刷した後に該印刷された面に行われる、請求項6乃至8のいずれかに記載の立体画像形成方法。
  10. 前記印刷すべき画像がカラー画像である、請求項6乃至9のいずれかに記載の立体画像形成方法。
  11. 印刷すべき画像から選択的に特定部位を抽出する画像抽出部と、
    該画像抽出部により抽出された前記特定部位を該特定部位以外の部位よりも熱エネルギー吸収性が高い色の画像に変換する画像変換部と、
    該画像変換部により変換された変換画像を、熱膨張性シートの発泡層側表面に印刷する変換画像印刷部と、
    該変換画像印刷部により前記変換画像を印刷された印刷部位の全領域もしくは特定の画像領域の前記発泡層側表面を、所定色の背景色に印刷する第一背景色印刷部と、
    前記熱膨張性シートに熱エネルギーを付与して前記変換画像の印刷部位を膨張させて盛上げるシート面盛上部と、
    前記印刷すべき画像を印刷する画像印刷部と、
    を有する立体画像形成装置。
  12. 前記シート面盛上部により盛上げられた部位を含む前記熱膨張性シートの前記発泡層側表面を、前記所定色の背景色に印刷する第二背景色印刷部を更に有し、
    前記画像印刷部は、前記第二背景色印刷部により前記所定色に印刷された面に前記印刷すべき画像を印刷する、請求項11記載の立体画像形成装置。
  13. 印刷すべき画像から選択的に特定部位を抽出する画像抽出部と、
    該画像抽出部により抽出された前記特定部位を該特定部位以外の部位よりも熱エネルギー吸収性が高い色の画像に変換する画像変換部と、
    該画像変換部により変換された変換画像の鏡像を、熱膨張性シートの発泡層とは反対側の裏面に印刷する変換画像印刷部と、
    該変換画像印刷部により前記変換画像を印刷された印刷部位の全領域もしくは特定の画像領域に対応する前記発泡層側表面を、所定色の背景色に印刷する第一背景色印刷部と、
    前記熱膨張性シートに熱エネルギーを付与して前記変換画像の印刷部位を膨張させて盛上げるシート面盛上部と、
    前記印刷すべき画像を印刷する画像印刷部と、
    を有する立体画像形成装置。
  14. 前記シート面盛上部により盛上げられた部位を含む前記熱膨張性シートの前記発泡層側表面を、前記所定色の背景色に印刷する第二背景色印刷部を更に有し、
    前記画像印刷部は、前記第二背景色印刷部により前記所定色に印刷された面に前記印刷すべき画像を印刷する、請求項13記載の立体画像形成装置。
JP2012233368A 2012-10-23 2012-10-23 立体画像形成方法及び立体画像形成装置 Expired - Fee Related JP6007725B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012233368A JP6007725B2 (ja) 2012-10-23 2012-10-23 立体画像形成方法及び立体画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012233368A JP6007725B2 (ja) 2012-10-23 2012-10-23 立体画像形成方法及び立体画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014083740A true JP2014083740A (ja) 2014-05-12
JP2014083740A5 JP2014083740A5 (ja) 2015-12-10
JP6007725B2 JP6007725B2 (ja) 2016-10-12

Family

ID=50787287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012233368A Expired - Fee Related JP6007725B2 (ja) 2012-10-23 2012-10-23 立体画像形成方法及び立体画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6007725B2 (ja)

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016010956A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 カシオ計算機株式会社 立体形成における付与熱量制御方法並びにそれを用いた立体形成方法、立体形成装置及び立体形成プログラム
CN105269998A (zh) * 2014-06-30 2016-01-27 卡西欧计算机株式会社 附加浓度决定方法、立体形成方法及立体形成装置
JP2016060166A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 カシオ計算機株式会社 立体画像形成装置、立体画像形成方法、パターンデータ生成方法、及び、プログラム
JP2016064515A (ja) * 2014-09-22 2016-04-28 カシオ計算機株式会社 パターン印刷方法、パターン印刷システム、パターン生成方法、及びプログラム
CN105599474A (zh) * 2014-11-14 2016-05-25 海德堡印刷机械股份公司 用于以喷墨印刷方法印刷一对象的方法
JP2016179568A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 カシオ計算機株式会社 立体画像形成方法、及び、立体画像形成システム
JP2016179567A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 カシオ計算機株式会社 立体画像形成方法、立体画像形成システム、及び、立体画像形成用加工媒体
US20170088943A1 (en) * 2015-09-30 2017-03-30 Casio Computer Co., Ltd. Method of forming a structure, structure forming apparatus, computer readable storage medium and processing medium for forming a structure
JP2017065240A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 カシオ計算機株式会社 構造物形成方法、構造物形成装置、構造物形成プログラム、及び、構造物形成用加工媒体
WO2017086191A1 (ja) * 2015-11-18 2017-05-26 カシオ計算機株式会社 構造物形成方法、構造物形成装置、構造物形成プログラム及び構造物形成用加工媒体
JP2017094706A (ja) * 2015-11-18 2017-06-01 カシオ計算機株式会社 構造物形成方法、構造物形成装置、構造物形成プログラム、及び、構造物形成用加工媒体
JP2017205923A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 カシオ計算機株式会社 構造物製造システム
JP2018034512A (ja) * 2017-09-14 2018-03-08 カシオ計算機株式会社 立体造形物の製造方法、及び、造形装置
CN108237800A (zh) * 2016-12-26 2018-07-03 卡西欧计算机株式会社 立体图像形成系统、计算机可读取的记录介质、以及立体构造物
JP2018140640A (ja) * 2018-04-26 2018-09-13 カシオ計算機株式会社 表面凹凸形成方法
JP2018154057A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 カシオ計算機株式会社 印判およびその製造方法、ならびに台木付印判製造方法
JP2018196997A (ja) * 2018-07-30 2018-12-13 カシオ計算機株式会社 印刷媒体の製造方法
JP2019031095A (ja) * 2018-10-10 2019-02-28 カシオ計算機株式会社 構造物形成シート及び構造物製造方法
JP2019059040A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 カシオ計算機株式会社 造形システム、画像処理装置、造形物の製造方法及びプログラム
JP2019093719A (ja) * 2016-01-05 2019-06-20 カシオ計算機株式会社 画像データ生成方法、構造物形成方法、構造物形成装置、及びプログラム
WO2019131445A1 (ja) * 2017-12-28 2019-07-04 カシオ計算機株式会社 樹脂成形シート、造形物、造形物の製造方法及び製品
JP2019119201A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 カシオ計算機株式会社 樹脂成形シート、造形物、造形物の製造方法及び製品
JP2019188813A (ja) * 2019-05-28 2019-10-31 カシオ計算機株式会社 造形物の製造方法
JP2020004875A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 カシオ計算機株式会社 導電膜被覆熱膨張性シート、配線板およびその製造方法
US11001075B2 (en) 2018-07-19 2021-05-11 Ricoh Company, Ltd. Printing method, printing device, and printed matter

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6428660A (en) * 1987-07-24 1989-01-31 Minolta Camera Kk Stereoscopic image forming method
JPH02193153A (ja) * 1989-01-23 1990-07-30 Minolta Camera Co Ltd 立体画像用シート
JPH02193154A (ja) * 1989-01-23 1990-07-30 Minolta Camera Co Ltd 立体画像用シート
JP2001150812A (ja) * 1999-11-25 2001-06-05 Minolta Co Ltd 発泡造形システム、発泡造形方法、印刷済みの発泡シートおよび発泡造形物
JP2012171317A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Casio Electronics Co Ltd 立体印刷装置、立体印刷システム及び立体印刷方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6428660A (en) * 1987-07-24 1989-01-31 Minolta Camera Kk Stereoscopic image forming method
JPH02193153A (ja) * 1989-01-23 1990-07-30 Minolta Camera Co Ltd 立体画像用シート
JPH02193154A (ja) * 1989-01-23 1990-07-30 Minolta Camera Co Ltd 立体画像用シート
JP2001150812A (ja) * 1999-11-25 2001-06-05 Minolta Co Ltd 発泡造形システム、発泡造形方法、印刷済みの発泡シートおよび発泡造形物
JP2012171317A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Casio Electronics Co Ltd 立体印刷装置、立体印刷システム及び立体印刷方法

Cited By (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016010956A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 カシオ計算機株式会社 立体形成における付与熱量制御方法並びにそれを用いた立体形成方法、立体形成装置及び立体形成プログラム
CN105269998A (zh) * 2014-06-30 2016-01-27 卡西欧计算机株式会社 附加浓度决定方法、立体形成方法及立体形成装置
JP2016060166A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 カシオ計算機株式会社 立体画像形成装置、立体画像形成方法、パターンデータ生成方法、及び、プログラム
JP2016064515A (ja) * 2014-09-22 2016-04-28 カシオ計算機株式会社 パターン印刷方法、パターン印刷システム、パターン生成方法、及びプログラム
CN105599474A (zh) * 2014-11-14 2016-05-25 海德堡印刷机械股份公司 用于以喷墨印刷方法印刷一对象的方法
JP2016094003A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフトHeidelberger Druckmaschinen AG インクジェット式の印刷法で対象物の印刷を行う方法
JP2016179568A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 カシオ計算機株式会社 立体画像形成方法、及び、立体画像形成システム
JP2016179567A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 カシオ計算機株式会社 立体画像形成方法、立体画像形成システム、及び、立体画像形成用加工媒体
US20170088943A1 (en) * 2015-09-30 2017-03-30 Casio Computer Co., Ltd. Method of forming a structure, structure forming apparatus, computer readable storage medium and processing medium for forming a structure
JP2017065240A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 カシオ計算機株式会社 構造物形成方法、構造物形成装置、構造物形成プログラム、及び、構造物形成用加工媒体
US11090965B2 (en) * 2015-09-30 2021-08-17 Casio Computer Co., Ltd. Method of forming a structure, structure forming apparatus, computer readable storage medium and processing medium for forming a structure
JP2019038264A (ja) * 2015-09-30 2019-03-14 カシオ計算機株式会社 構造物の製造方法
US10286703B2 (en) * 2015-09-30 2019-05-14 Casio Computer Co., Ltd. Method of forming a structure, structure forming apparatus, computer readable storage medium and processing medium for forming a structure
JP2019217773A (ja) * 2015-11-18 2019-12-26 カシオ計算機株式会社 構造物形成方法
KR20180069886A (ko) * 2015-11-18 2018-06-25 가시오게산키 가부시키가이샤 구조물 형성 방법, 구조물 형성 장치, 구조물 형성 프로그램 및 구조물 형성용 가공 매체
WO2017086191A1 (ja) * 2015-11-18 2017-05-26 カシオ計算機株式会社 構造物形成方法、構造物形成装置、構造物形成プログラム及び構造物形成用加工媒体
CN108290410A (zh) * 2015-11-18 2018-07-17 卡西欧计算机株式会社 结构物形成方法、结构物形成装置、结构物形成程序及结构物形成用加工介质
US10913291B2 (en) 2015-11-18 2021-02-09 Casio Computer Co., Ltd. Structure forming method, structure forming apparatus, structure forming program and structure forming processing medium
KR102120239B1 (ko) * 2015-11-18 2020-06-08 가시오게산키 가부시키가이샤 구조물 형성 방법, 구조물 형성 장치, 구조물 형성 프로그램이 기록된, 컴퓨터로 판독 가능한 기록 매체 및 구조물 형성용 가공 매체
CN108290410B (zh) * 2015-11-18 2020-01-17 卡西欧计算机株式会社 结构物形成方法、结构物形成装置及存储介质
JP2017094706A (ja) * 2015-11-18 2017-06-01 カシオ計算機株式会社 構造物形成方法、構造物形成装置、構造物形成プログラム、及び、構造物形成用加工媒体
JP2019093719A (ja) * 2016-01-05 2019-06-20 カシオ計算機株式会社 画像データ生成方法、構造物形成方法、構造物形成装置、及びプログラム
JP2017205923A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 カシオ計算機株式会社 構造物製造システム
US10300710B2 (en) 2016-05-17 2019-05-28 Casio Computer Co., Ltd. System for forming structure on print medium
US10065431B2 (en) 2016-05-17 2018-09-04 Casio Computer Co., Ltd. System for forming structure on print medium
CN108237800A (zh) * 2016-12-26 2018-07-03 卡西欧计算机株式会社 立体图像形成系统、计算机可读取的记录介质、以及立体构造物
JP2018154057A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 カシオ計算機株式会社 印判およびその製造方法、ならびに台木付印判製造方法
JP2021120232A (ja) * 2017-03-17 2021-08-19 カシオ計算機株式会社 台木付印判の製造方法
JP2018034512A (ja) * 2017-09-14 2018-03-08 カシオ計算機株式会社 立体造形物の製造方法、及び、造形装置
JP2019059040A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 カシオ計算機株式会社 造形システム、画像処理装置、造形物の製造方法及びプログラム
JP2019119201A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 カシオ計算機株式会社 樹脂成形シート、造形物、造形物の製造方法及び製品
WO2019131445A1 (ja) * 2017-12-28 2019-07-04 カシオ計算機株式会社 樹脂成形シート、造形物、造形物の製造方法及び製品
JP2020073313A (ja) * 2017-12-28 2020-05-14 カシオ計算機株式会社 樹脂成形シート、造形物、造形物の製造方法及び製品
JP7047827B2 (ja) 2017-12-28 2022-04-05 カシオ計算機株式会社 造形物の製造方法
JP2018140640A (ja) * 2018-04-26 2018-09-13 カシオ計算機株式会社 表面凹凸形成方法
JP2020004875A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 カシオ計算機株式会社 導電膜被覆熱膨張性シート、配線板およびその製造方法
US11001075B2 (en) 2018-07-19 2021-05-11 Ricoh Company, Ltd. Printing method, printing device, and printed matter
JP2018196997A (ja) * 2018-07-30 2018-12-13 カシオ計算機株式会社 印刷媒体の製造方法
JP2019031095A (ja) * 2018-10-10 2019-02-28 カシオ計算機株式会社 構造物形成シート及び構造物製造方法
JP2019188813A (ja) * 2019-05-28 2019-10-31 カシオ計算機株式会社 造形物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6007725B2 (ja) 2016-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6007725B2 (ja) 立体画像形成方法及び立体画像形成装置
JP5729293B2 (ja) 立体画像形成方法及び立体画像形成装置
JP5622183B2 (ja) 立体画像形成方法及び立体画像形成装置
JP5672289B2 (ja) 立体画像形成装置及び立体画像形成方法
JP5733241B2 (ja) 印刷表面加工方法及び印刷表面加工装置
JP6531350B2 (ja) 立体画像形成装置、立体画像形成方法及び立体画像形成プログラム
JP5915673B2 (ja) 立体印刷装置及び立体画像形成方法
US10632776B2 (en) Processed medium manufacturing method, data generation method, computer-readable storage medium, and structure manufacturing method
JP6372601B2 (ja) 造形物の製造方法、及び、造形装置
CN108237800B (zh) 立体图像形成系统、计算机可读取的记录介质、以及立体构造物
JP5971373B2 (ja) 立体画像形成用画像生成処理、立体画像形成用加工媒体形成方法、立体画像形成方法、立体画像形成用加工媒体及び立体画像
JP6432241B2 (ja) 立体画像形成装置、立体画像形成方法、パターンデータ生成方法、及び、プログラム
JP2016112720A (ja) 立体形成方法、立体形成装置、及び、プログラム
US10232642B2 (en) Data generation method, computer-readable storage medium, and structure manufacturing method
JP6540140B2 (ja) 立体画像形成方法、及び、立体画像形成システム
JP6379912B2 (ja) 表面平坦化方法、及び、表面平坦化装置
JP6602270B2 (ja) 立体造形物の製造方法
JP6787446B2 (ja) 造形物の製造方法
JP6780674B2 (ja) 表面凹凸形成方法
JP6866879B2 (ja) 画像データ生成方法、画像データ生成装置、画像データ生成プログラム、及び構造物製造方法
JP2019093719A (ja) 画像データ生成方法、構造物形成方法、構造物形成装置、及びプログラム
JP6555314B2 (ja) 立体シートの製造方法、立体形成方法、立体形成装置、及び、プログラム
JP6747042B2 (ja) 媒体処理装置、媒体処理方法、構造物製造システム、及び、構造物製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151022

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6007725

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees