JP6787446B2 - 造形物の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、造形物の製造方法に関する。
従来、吸収した熱量に応じて発泡膨張する熱膨張層を表面上に有する媒体(例えば、熱膨張性シート)の熱膨張層上に、後に印刷されるカラー画像の中から選択された部位を、熱吸収部(例えば、黒トナー)を形成すべき領域であるとしてその領域に熱吸収部を印刷し、輻射熱の放射により熱吸収部の印刷部位を発泡膨張させて盛上げる立体画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この立体画像形成装置は、熱吸収部の印刷部位を発泡膨張させて盛上げた後、媒体の表面全面にベタ白画像を印刷してから、更に、カラー画像を印刷する。
特許第5212504号公報
しかしながら、発泡膨張した媒体の表面にベタ白画像及びカラー画像を印刷する上記の立体画像形成装置では、媒体の発泡膨張量が相対的に多い部位と、発泡膨張量が相対的に少ない部位或いは発泡膨張しない部位とで、高低差が生じる。
そのため、ベタ白画像及びカラー画像を印刷する例えばインクジェットプリンタのヘッド部と、発泡膨張した媒体との間隔が、媒体の部位によって異なることになる。これにより、ヘッド部は、媒体の発泡膨張量が多い部位に合わせた位置で印刷を行うと、媒体の発泡膨張量が少ない部位或いは発泡膨張しない部位との間隔が大きくなる。
このようにヘッド部と媒体の発泡膨張量が少ない部位或いは発泡膨張しない部位との間隔が大きくなると、インクの飛び散り、印刷ムラなどの画像形成不良が生じる。これにより、高品位な立体画像を形成することが困難になる。
本発明の目的は、高品位な造形物を製造することができる、造形物の製造方法を提供することである。
本発明に係る第1の態様の造形物の製造方法は、加熱により膨張する熱膨張層が基材上に形成された媒体を準備する第1工程と、所定のエネルギーが与えられた場合に前記熱膨張層が部分的に膨張するように、前記媒体上に所定の材料でパターン層を形成する第2工程と、前記パターン層が形成された媒体に前記所定のエネルギーを与えることにより、前記熱膨張層を部分的に膨張させて前記媒体の表面に凹凸を形成する第3工程と、前記第3工程で形成される前記凹凸の高さが所定の閾値未満に設定される所定の領域に対しては前記第3工程に先立って画像を印刷する一方で、前記第3工程で形成される前記凹凸の高さが前記所定の閾値以上に設定される所定の領域に対しては前記第3工程の後で画像を印刷する第4工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様の造形物の製造方法は、加熱により膨張する熱膨張層が基材上に形成された媒体を準備する第1工程と、前記熱膨張層が膨張可能な温度の熱を前記媒体に部分的に加えることにより、当該媒体における前記熱が加えられた部分に対応する表面を前記熱膨張層の膨張により隆起させて当該媒体の表面に凹凸を形成する第2工程と、前記第2工程で形成される前記凹凸の高さが所定の閾値未満に設定される所定の領域に対しては前記第2工程に先立って画像を印刷する一方で、前記第2工程で形成される前記凹凸の高さが前記所定の閾値以上に設定される所定の領域に対しては前記第2工程の後で画像を印刷する第3工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、高品位な造形物を製造することができる。
本発明の一実施の形態に係る立体画像形成方法を説明するための断面図(第1の領域印刷後、かつ、媒体の発泡膨張前)である。 本発明の一実施の形態に係る立体画像形成方法を説明するための断面図(媒体の発泡膨張後、かつ、第2の領域印刷後)である。 本発明の一実施の形態に係る立体画像形成方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施の形態における領域分けの所定の基準を説明するための断面図(媒体発泡膨張前)である。 本発明の一実施の形態における領域分けの所定の基準を説明するための断面図(媒体発泡膨張後)である。 本発明の一実施の形態に係る立体画像形成システムを示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る立体画像形成システムの内部構造を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施の形態におけるインクジェットプリンタ部の構成を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る立体画像形成システムの制御部を含む回路ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態に係る、立体画像形成方法及び立体画像形成システムについて、図面を参照しながら説明する。まず、立体画像形成方法について説明し、その後、立体画像形成システムについて説明する。
<立体画像形成方法>
図1Aは、本発明の一実施の形態に係る立体画像形成方法を説明するための断面図(第1の領域A1印刷後、かつ、媒体の発泡膨張前)である。図1Bは、本発明の一実施の形態に係る立体画像形成方法を説明するための断面図(媒体の発泡膨張後、かつ、第2の領域A2印刷後)である。
図2は、本実施の形態に係る立体画像形成方法を説明するためのフローチャートである。
図1Aに示すように、媒体Mは、基材101と、発泡樹脂層102と、を有する。
基材101は、紙、キャンバス地などの布、プラスチックなどのパネル材などからなり、材質は特に限定されるものではない。
発泡樹脂層102は、基材101上に設けられた熱可塑性樹脂であるバインダー内に熱発泡剤(熱膨張性マイクロカプセル)が分散配置されている。これにより、発泡膨張層102は、吸収した熱量に応じて発泡膨張する。このような媒体Mは、例えば熱膨張性シートであり、既知の市販品を使用することができる。
媒体Mの発泡膨張する面である表面上の発泡樹脂層102を立体化させたい部分には、発泡データに基づき黒トナーが印刷されることによって、熱吸収部の一例である熱吸収トナー層103が形成される(図2に示すステップS1:熱吸収部形成工程)。この熱吸収部形成工程S1は、例えば、図5に示す黒トナー印刷部2によって行われる。
熱吸収トナー層103は、媒体M(例えば、基材101及び発泡樹脂層102の両方)よりも熱エネルギーを吸収しやすい。なお、熱吸収トナー層103の色は、黒色に限定されない。また、熱吸収部は、放射される熱エネルギーから、発泡樹脂層102に伝導するための熱を吸収するものであれば、トナー層に限られず、インクジェット印刷、オフセット印刷、シルク印刷などで形成されたものなどであってもよく、特に制限されない。
熱吸収トナー層103が同量の熱エネルギーを受けた場合、熱吸収トナー層103の濃度(例えば、面積階調)が濃い部分に対応する領域ほど、発泡樹脂層102は、より多くの熱エネルギーを吸収する。基本的には、発泡樹脂層102の発泡高さは、発泡樹脂層102の吸収する熱量に正の相関を有するため、結局、熱吸収トナー層103の濃度がより濃く形成された部分ほど、発泡樹脂層102の発泡高さは高くなる。
そこで、熱吸収トナー層103は、発泡樹脂層102が発泡膨張することにより形成される立体形状の目標高さに対応するように濃淡が決定される。
なお、発泡樹脂層102の材料や熱吸収トナー層103の材料など、様々な条件によって変化するある濃度閾値を超えると、上述の正の相関は弱まる傾向がある。また、熱吸収トナー層103は、発泡樹脂層102の発泡膨張を補完するために、基材101の裏面、つまり、基材101のうち発泡樹脂層102が形成された表面とは反対側の面に更に形成されてもよい。
或いは、熱吸収トナー層103は、発泡樹脂層102の表面には形成されず、基材101の裏面のみに形成されてもよい。熱吸収トナー層103が発泡樹脂層102の表面に形成されない場合には、後述する第1の濃淡差抑制部形成工程S2及び第2の濃淡差抑制部形成工程S5は省略可能である。
次に、熱吸収トナー層103上における、発泡樹脂層102の発泡高さ(発泡後の高さ、又は発泡させようとする高さ)である予定発泡膨張高さに関する所定の基準を満たす第1の領域A1に、熱吸収トナー層103の濃淡差を抑制する第1の濃淡差抑制部の一例である第1の白インク層W1が印刷される(ステップS2:第1の濃淡差抑制部形成工程)。この第1の濃淡差抑制部形成工程S2は、例えば、図5及び図6に示すインクジェットプリンタ部3によって行われる。なお、第1の白インク層W1は、例えばベタ白画像である。但し、第1の濃淡差抑制部の色は白色に限定されない。また、第1の濃淡差抑制部は、インク層に限られない。
上記の所定の基準は、例えば、媒体Mの予定発泡膨張高さが閾値以下であることを含む。このような所定の基準を満たす領域が上記の第1の領域A1となり、所定の基準を満たさない領域が後述する第2の領域A2となる。
図3A及び図3Bは、本実施の形態における領域分けの所定の基準を説明するための断面図(媒体発泡膨張前及び媒体発泡膨張後)である。なお、図1Bでは、発泡膨張後の発泡樹脂層102−1の表面における凹凸を矩形波のように模式的に示しているが、実際の凹凸は、図3Bに示すように曲面部分を有する。また、図3A及び図3Bでは、図1A及び図1Bに示すよりもヘッド部の一例である印字ヘッド32を小さく図示している。この印字ヘッド32の大きさは任意である。
図3Bに示すように、発泡膨張後の発泡樹脂層102の最大発泡高さhmax(例えば2.5mm)の例えば半分の高さが、予定発泡膨張高さの閾値ht(例えば1.25mm)に設定される。また、この閾値ht以下の領域が所定の基準を満たす第1の領域A1として、図3A及び図3Bに示すように、熱吸収トナー層103上に、第1の白インク層W1及び第1のカラーインク層C1が形成される。
また、発泡高さが閾値htを超える領域は、所定の基準を満たさない第2の領域A2として、図3Bに示すように、発泡膨張後の発泡樹脂層102−1に第2の白インク層W2及び第2のカラーインク層C2が形成される。なお、上記の閾値htは、最大発泡高さhmaxの半分の値に限られず、適宜設定されてもよい。
上述の第1の濃淡差抑制部形成工程S2及び後述する第1の画像形成工程S3の段階では、発泡樹脂層102は発泡膨張していないが、予定発泡膨張高さについては、立体画像を形成する上で予め定められているため、予定発泡膨張高さに基づいて上記の所定の基準を満たすかを例えば図7に示す後述する制御部によって判定されればよい。
なお、発泡樹脂層102は、上述のように、熱吸収トナー層103の濃度が濃く形成された部分ほど発泡高さが高くなるため、予定発泡膨張高さに関する所定の基準として、熱吸収トナー層103が面積階調によって発泡樹脂層102上に形成される際の形成濃度(つまり熱吸収性)が閾値以下であることを採用してもよい。
また、第1の濃淡差抑制部形成工程S2で第1の白インク層W1を熱吸収トナー層103上の全面に形成することで、後述する第2の濃淡差抑制部形成工程S5を省略してもよい。この場合、第1の白インク層W1と第2の白インク層W2を一工程で形成できるので、製造工程を減らすことができる。一方、第2の濃淡差抑制部形成工程S5を熱エネルギー放射工程S4の後に行うことで、発泡膨張量が第1の領域A1よりも多い第2の領域A2における熱吸収トナー層103の熱吸収性を、第2の濃淡差抑制部形成工程S5を熱エネルギー放射工程S4の前に行うよりも、高めることができる。
図1A及び図2に戻り、上述の第1の白インク層W1が形成された第1の領域A1に、第1の画像の一例として、カラー画像を構成するカラーインク層C1が形成される(ステップS3:第1の画像形成工程)。この第1の画像形成工程S3は、例えば、図5及び図6に示すインクジェットプリンタ部3によって行われる。なお、第1の画像形成工程S3において形成される画像は、白黒画像であってもよく、カラー画像に限られない。
上述の第1の濃淡差抑制部形成工程S2及び第1の画像形成工程S3において、インクジェットプリンタ部3の図1A及び図3Aに示す印字ヘッド32は、発泡樹脂層102との間に所定のマージンm(例えば0.3mm)を保った位置で印刷を行う。このマージンmは、印字ヘッド32と発泡樹脂層102とが接触しないための最低限の間隔である。但し、実際には、発泡樹脂層102上には、熱吸収トナー103、及び第1の白インク層W1、及び第1のカラーインク層C1が形成されるため、これらの熱吸収トナー103、及び第1の白インク層W1、及び第1のカラーインク層C1も印字ヘッド32に接触しないだけのマージンmであることが望ましい。
次に、媒体Mは、熱輻射線(熱エネルギーの一例)を放射されることによって発泡処理される(ステップS4:熱エネルギー放射工程)。この熱エネルギー放射工程S4は、例えば、図5に示す熱膨張加工部3によって行われる。これにより、熱吸収トナー層103が熱輻射線を吸収して、その熱が発泡樹脂層102に含まれる熱発泡剤に伝達し、熱発泡剤が膨張反応を起こす。そのため、熱吸収トナー層103の黒濃度に応じて発泡樹脂層102が発泡膨張する。
なお、発泡樹脂層102のうち熱吸収トナー層103を形成されていない部分(例えば第1の領域A1の一部)が熱エネルギーを吸収したとしてもその熱量は十分小さく抑えられており、実質的に高さが変化しないか、或いは、熱吸収トナー層103を形成された部分に比べれば高さの変化は十分小さい。
次に、熱吸収トナー層103上における上記の所定の基準を満たさない第2の領域A2、つまり予定発泡膨張高さが図1B及び図3Bに示す閾値htを超える領域に、熱吸収トナー層103の濃淡差を抑制する第2の濃淡差抑制部の一例である第2の白インク層W2が印刷される(ステップS5:第2の濃淡差抑制部形成工程)。この第2の濃淡差抑制部形成工程S5は、例えば、図5及び図6に示すインクジェットプリンタ部3によって行われる。なお、第2の白インク層W2は、例えばベタ白画像である。但し、第2の濃淡差抑制部の色は白色に限定されない。また、第2の濃淡差抑制部は、インク層に限られない。
次に、上述の第2の白インク層W2が形成された第2の領域A2に、第2の画像の一例として、カラー画像を構成するカラーインク層C2が形成される(ステップS6:第2の画像形成工程)。この第2の画像形成工程S6は、例えば、図5及び図6に示すインクジェットプリンタ部3によって行われる。なお、第2の画像形成工程S6において形成される画像は、白黒画像であってもよく、カラー画像に限られない。
上述の第2の濃淡差抑制部形成工程S5及び第2の画像形成工程S6において、インクジェットプリンタ部3の図1B及び図3Bに示す印字ヘッド32は、発泡膨張後の発泡樹脂層102−1の最大発泡高さhmaxの部位との間に所定のマージンm(例えば0.3mm)を保った位置で印刷を行う。このマージンmは、上述の第1の濃淡差抑制部形成工程S2及び第1の画像形成工程S3における図1A及び図3Aに示すマージンmと同一である。なお、マージンmと発泡膨張後の発泡樹脂層102−1の最大発泡高さhmaxとの和は、図3Bに示すように、印字ヘッド32と発泡膨張前の発泡樹脂層102との間隔sとなる。
<立体画像形成システム>
図4は、本発明の一実施の形態に係る立体画像形成システム1を示すブロック図である。
図4に示すように、立体画像形成システム1は、熱吸収部形成手段の一例である黒トナー印刷部2と、熱エネルギー放射手段の一例である熱膨張加工部3と、第1の画像形成手段及び第2の画像形成手段の一例であるインクジェットプリンタ部4と、を備える。
インクジェットプリンタ部4は、第1の濃淡差抑制部形成手段及び第2の濃淡差抑制部形成手段の一例としても機能する。なお、第1の画像形成手段、第2の画像形成手段、第1の濃淡差抑制部形成手段、及び第2の濃淡差抑制部形成手段としては、単一のインクジェットプリンタ部4が全てを兼ねるのではなく、2〜4つの装置に分かれていてもよい。
図5は、本発明の一実施の形態における立体画像形成システム1の内部構造を模式的に示す断面図である。
図5に示す立体画像形成システム1では、黒トナー印刷部2が最下部に配置され、インクジェットプリンタ部3がその上に配置され、熱膨張加工部4が最上段に配置されている。なお、図5では、黒トナー印刷部2、インクジェットプリンタ部3、及び熱膨張加工部4が一体に配置されているが、それぞれ別の装置として独立して配置されていてもよい。
黒トナー印刷部2は、インクジェットプリンタ部3の下部に配置されている。黒トナー印刷部2は、装置筐体2aの内部中央において、水平方向に延在する無端状の転写ベルト6を備える。この転写ベルト6は、不図示の張設機構によって張設されながら、駆動ローラ7と従動ローラ8とに掛け渡され、駆動ローラ7により駆動されて、図5の矢印bで示す反時計回り方向に循環移動する。
転写ベルト6の上循環移動面に接して画像形成ユニット9の感光体ドラム11が配設されている。この感光体ドラム11には、その周面を取り巻くように近接して、図示しないクリーナ、初期化帯電器、光書込ヘッドに続いて現像ローラ12等が配置されている。
上記の現像ローラ12は、トナー容器13の側部開口部に配置されている。このトナー容器13の中には黒色トナーKが収容されている。この黒色トナーKは、例えば非磁性一成分トナーである。また、現像ローラ12は、トナー容器13に収容されている黒色トナーKの薄層を表面に担持して、光書込ヘッドによって感光体ドラム11の周面上に形成されている静電潜像に黒色トナーKの画像を現像する。
感光体ドラム11の下部には、転写ベルト6を介して一次転写ローラ14が圧接して、ここに一次転写部を形成している。一次転写ローラ14には、不図示のバイアス電源からバイアス電圧が供給される。
一次転写ローラ14は、一次転写部において、バイアス電源から供給されるバイアス電圧を転写ベルト6に印加して、感光体ドラム11の周面上に現像されている黒色トナーKの画像を転写ベルト6に転写する。
転写ベルト6の図5に示す右端部が掛け渡されている従動ローラ8には、転写ベルト6を介して二次転写ローラ15が圧接し、ここに二次転写部を形成している。二次転写ローラ15には、不図示のバイアス電源からバイアス電圧が供給される。
二次転写ローラ15は、二次転写部において、バイアス電源から供給されるバイアス電圧を転写ベルト6に印加し、この転写ベルト6に一次転写されている黒色トナーKの画像を、画像形成搬送路16に沿って矢印で示すように図5の下方から搬送されてくる媒体Mに転写する。
媒体Mは、給紙カセットを有するシート収容部18に積載されて収容され、不図示の給紙ローラ等により最上部の一枚が取り出され、画像形成搬送路16に送出される。更に、媒体Mは、画像形成搬送路19を搬送されて、上記の二次転写部を通過しながら黒色トナーKの画像を転写される。
黒色トナーKの画像を転写されながら二次転写部を通過した媒体Mは、定着搬送路19に沿って定着部21へと搬送される。定着部21の加熱ローラ22及び押圧ローラ23は、媒体Mを挟持し、熱及び圧力を加えながら搬送する。
媒体Mは、加熱ローラ22及び押圧ローラ23により更に搬送され、定着部排出ローラ対24に搬送を引き継がれ、上方のインクジェットプリンタ部3に排出される。ここで、定着部21における媒体Mの搬送速度は比較的速いため、加熱ローラ22の加熱で媒体Mの黒色トナー印刷部分の膨張量は無視することができる。
図6は、本発明の一実施の形態におけるインクジェットプリンタ部3の構成を示す斜視図である。
図6に示すインクジェットプリンタ部3は、図5に示す搬送経路cとdとの間、及び、搬送経路eと排紙トレー29を外部に備えた媒体排出口28との間に、図6に示す内部フレーム37が配置されている。なお、インクジェットプリンタ部3は、搬送経路cとdとの間において上述の第1の濃淡差抑制部形成工程S2及び第1の画像形成工程S3を行い、搬送経路eと媒体排出口28との間において上述の第2の濃淡差抑制部形成工程S5及び第2の画像形成工程S6を行う。
インクジェットプリンタ部3は、用紙搬送方向に直交する両方向矢印gで示す方向に往復移動可能に設けられたキャリッジ31を備える。このキャリッジ31には、印字を実行する印字ヘッド32とインクを収容しているインクカートリッジ33(33w,33c,33m,33y)とが取り付けられている。
カートリッジ33w,33c,33m,33yは、それぞれ、ホワイトW,シアンC,マゼンタM,イエローYの色インクを収容する。これらのカートリッジは、個別に、又は各インク室が1個の筐体内に一体化された構成をしており、各色インクを吐出するそれぞれのノズルを有する印字ヘッド32に連結されている。
また、キャリッジ31は、一方ではガイドレール34により滑動自在に支持され、他方では歯付き駆動ベルト35に固着している。これにより、印字ヘッド32及びインクカートリッジ33(33w,33c,33m,33y)は、キャリッジ31と共に、図6の両方向矢印gで示す用紙搬送方向と直交する方向つまり印字の主走査方向に往復駆動される。
印字ヘッド32と立体画像形成システム1の後述する制御部との間には、フレキシブル通信ケーブル36が内部フレーム37を介して接続されている。このフレキシブル通信ケーブル36を通して制御部から印字データ及び制御信号が印字ヘッド32に送出される。
また、印字ヘッド32に対向し、印字ヘッド32の上記主走査方向に延在して、内部フレーム37の下端部に用紙搬送路の一部を構成するプラテン38が配設されている。
また、媒体Mがプラテン38に接して給紙ローラ対39(下のローラは媒体Mの陰になっていて図6では見えない)及び排紙ローラ対41(下のローラは同様に見えない)により図6の矢印hで示す印字副走査方向に間欠的に搬送される。
媒体Mの間欠搬送の停止期間中に、印字ヘッド32は、モータ42により歯付き駆動ベルト35及びキャリッジ31を介して駆動されながら、媒体Mに近接した状態でインク滴を噴射して紙面に印字する。このように媒体Mの間欠搬送と印字ヘッド32による往復移動時の印字との繰り返しによって媒体Mの表面全体にまず図1A及び図3Aに示す第1の白インク層W1の印刷が行われる。
その後、第1のカラーインク層C1の印刷が行われる。例えば、第1の白インク層W1を形成した媒体Mを矢印hで示す印字副走査方向と逆方向に逆搬送して、再び矢印h方向に搬送しながら第1のカラーインク層C1の印刷を行えばよい。
なお、インクジェットプリンタ部3は、後述する熱膨張加工部4において発泡膨張し、図5に示す搬送経路eに沿って搬送されてくる媒体M−1(図1B参照)に、第2の白インク層W2及び第2のカラーインク層C2の印刷も行う。第2の白インク層W2及び第2のカラーインク層C2が形成された媒体M−1は、図5に示す搬送経路fに沿って媒体排出口28から排紙トレー29に排出される。
熱膨張加工部4は、上部に媒体搬送経路25を形成され、この媒体搬送経路25に沿って4組の搬送ローラ対26(26a,26b,26c,26d)が配置されている。そして、媒体搬送経路25のほぼ中央部の下方に、光源ユニット27が配置されている。
光源ユニット27は、細長形状のハロゲンランプ27aと、このハロゲンランプ27aの下方向半分を取り囲む断面がほぼ半円状の反射鏡27bと、を有し、媒体Mを図5の奥行き方向の全体に亘って加熱する。
例えば、ハロゲンランプ27aには、900Wのものが使用され、媒体搬送経路25を搬送される媒体Mの面から4cm離れた位置に配置される。媒体Mを搬送する搬送ローラ対26の搬送速度は20mm/秒である。この条件で媒体Mは100℃〜110℃に熱せられ、図1A及び図1Bに示す媒体Mの発泡樹脂層102のうち表面側に熱吸収トナー層103を印刷された部分が熱膨張する。
熱膨張加工部4において熱吸収トナー層103の裏面側に位置する発泡樹脂層102が熱膨張して盛り上がった媒体M−1は、搬送経路eに沿って上述のインクジェットプリンタ部3に搬送される。
図7は、本発明の第1実施形態に係る立体画像形成システムの制御部を含む回路ブロック図である。
図7に示すように、回路ブロックは、CPU(central processing unit)45を中心にして、このCPU45に、それぞれデータバスを介して、I/F_CONT(インターフェイスコントローラ)46、PR_CONT(プリンタコントローラ)47、及び画像切取り部48が接続されている。
上記のPR_CONT47にはプリンタ印字部49が接続されている。また、画像切取り部48は、他方ではI/F_CONT46にも接続されている。画像切取り部48には、パーソナルコンピュータ等に搭載されているものと同様な画像処理アプリケーションが搭載されている。
また、CPU45には、ROM(read only memory)51、EEPROM(electrically erasable programmable ROM)52、本体操作部の操作パネル53、及び、各部に配置されたセンサからの出力が入力されるセンサ部54が接続されている。ROM51はシステムプログラムを格納されている。操作パネル53はタッチ式の表示画面を備える。
CPU45は、ROM51に格納されているシステムプログラムを読出して、その読出したシステムプログラムに従って各部を制御して処理を行う。
すなわち、各部において、先ず、I/F_CONT46は、例えばパーソナルコンピュータ等のホスト機器から供給される印字データをビットマップデータに変換し、フレームメモリ55に展開する。
フレームメモリ55には、黒トナーKの印字データ、ホワイトW、シアンC、マゼンタM、イエローYの色インクそれぞれの印字データに対応する記憶エリアが設定されており、この記憶エリアに上記各色の画像の印字データが展開される。展開されたデータはPR_CONT47に出力され、このPR_CONT47からプリンタ印字部49に出力される。
プリンタ印字部49は、エンジン部であり、PR_CONT47からの制御の下で、図5に示す黒トナー印刷部2の感光体ドラム11、一次転写ローラ14等を含む回転駆動系、図5には図示を省略した初期化帯電器、光書込ヘッド等の被駆動部を有する画像形成ユニット9の印加電圧や、転写ベルト6、定着部21の駆動などのプロセス負荷への駆動出力を制御する。
更に、プリンタ印字部49は、図5に示す熱膨張加工部4の4組の搬送ローラ対26の駆動と、光源ユニット27の発光駆動と、それらのタイミングとを制御する。そして、更にプリンタ印字部49は、図5及び図6に示すインクジェットプリンタ部3の各部の動作を制御する。
PR_CONT47から出力された黒トナーKの画像データは、プリンタ印字部49から図5に示した黒トナー印刷部2の画像形成ユニット9の図示を省略した光書込ヘッドに供給される。また、PR_CONT47から出力されたホワイトW、シアンC、マゼンタM、イエローYの色インクそれぞれの画像データは、図6に示すインクジェットプリンタ部3の印字ヘッド32に供給される。
以上説明した第1実施形態では、吸収した熱量に応じて発泡膨張する媒体Mに、この媒体Mよりも熱エネルギーを吸収しやすい熱吸収部の一例である熱吸収トナー層103が形成される(図2に示す熱吸収部形成工程S1)。また、媒体Mの表面上における予定発泡膨張高さに関する所定の基準を満たす第1の領域A1に第1の画像の一例である第1のカラーインク層C1が形成される(第1の画像形成工程S3)。また、媒体Mに熱エネルギーを放射することにより媒体Mが発泡膨張する(熱エネルギー放射工程S4)。また、発泡膨張した媒体M−1の表面上における上記の所定の基準を満たさない第2の領域A2に第2の画像の一例である第2のカラーインク層C2が形成される(第2の画像形成工程S6)。上記の所定の基準は、例えば、予定発泡膨張高さが閾値ht以下であるか、又は、熱吸収トナー層103の熱吸収性が閾値以下であることを含む。
そのため、媒体Mの発泡膨張量が相対的に少ない部位或いは発泡膨張しない部位には、媒体Mの発泡膨張前に、ヘッド部の一例である、インクジェットプリンタ部3の印字ヘッド32を接近させて第1のカラーインク層C1を形成することができる。また、媒体Mの発泡膨張量が相対的に多い部位には、媒体Mの発泡膨張後に、印字ヘッド32を接近させて第2のカラーインク層C2を形成することができる。これにより、印字ヘッド32と、媒体Mの表面上の印刷位置(画像形成位置)との間隔が大きくなるのを防ぐことができる。つまり、特に、媒体Mの発泡膨張量が相対的に少ない部位或いは発泡膨張しない部位に対して、媒体Mの発泡膨張後にカラーインク層を形成する場合に比べて、印字ヘッド32をより接近させてカラーインク層を形成することができる。したがって、インクの飛び散り、印刷ムラなどの画像形成不良が生じるのを抑えることができる。よって、本実施の形態によれば、高品位な立体画像を形成することができる。
また、本実施の形態では、媒体M(発泡樹脂層102)の表面上に熱吸収トナー層103が形成される。そして、熱吸収トナー層103が形成された後、第1のカラーインク層C1が形成される前に、第1の領域A1に、熱吸収トナー層103の濃淡差を抑制する第1の濃淡差抑制部の一例である第1の白インク層W1が形成される。また、媒体Mに熱エネルギーが放射された後、第2のカラーインク層C2が形成される前に、第2の領域A2に、熱吸収トナー層103の濃淡差を抑制する第2の濃淡差抑制部の一例である第2の白インク層W2が形成される。そのため、第1の白インク層W1及び第2の白インク層W2が、例えば熱吸収トナー層103を覆い隠すなどの態様で、熱吸収トナー層103の濃淡差を抑制することで、第1のカラーインク層C1及び第2のカラーインク層C2の印刷品質を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本願発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含む。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
吸収した熱量に応じて発泡膨張する媒体に、前記媒体よりも熱エネルギーを吸収しやすい熱吸収部を形成し、
前記媒体の前記発泡膨張する面上における予定発泡膨張高さに関する所定の基準を満たす第1の領域に第1の画像を形成し、
前記熱吸収部に熱エネルギーを放射することにより、前記媒体を発泡膨張させ、
前記媒体の前記発泡膨張する面上における前記所定の基準を満たさない第2の領域に第2の画像を形成する、
ことを特徴とする立体画像形成方法。
[付記2]
前記所定の基準は、前記予定発泡膨張高さが閾値以下であるか、又は、前記予定発泡膨張高さに応じて定められた前記熱吸収部の熱吸収性が閾値以下であることを含むことを特徴とする付記1記載の立体画像形成方法。
[付記3]
前記熱吸収部を形成する工程では、前記媒体の前記発泡膨張する面上に前記熱吸収部を形成し、
前記熱吸収部を形成した後、前記第1の画像を形成する前に、前記熱吸収部の濃淡差を抑制する第1の濃淡差抑制部を、前記第1の領域に形成し、
前記媒体に熱エネルギーを放射した後、前記第2の画像を形成する前に、前記熱吸収部の濃淡差を抑制する第2の濃淡差抑制部を、前記第2の領域に形成する、
ことを特徴とする付記1又は2記載の立体画像形成方法。
[付記4]
前記熱吸収部を形成する工程では、前記媒体の前記発泡膨張する面上に前記熱吸収部を形成し、
前記熱吸収部を形成した後、前記第1の画像を形成する前に、前記熱吸収部の濃淡差を抑制する第1の濃淡差抑制部を、前記第1の領域及び前記第2の領域に形成する、
ことを特徴とする付記1又は2記載の立体画像形成方法。
[付記5]
吸収した熱量に応じて発泡膨張する媒体に、前記媒体よりも熱エネルギーを吸収しやすい熱吸収部を形成する熱吸収部形成手段と、
前記媒体の前記発泡膨張する面上における予定発泡膨張高さに関する所定の基準を満たす第1の領域に第1の画像を形成する第1の画像形成手段と、
前記第1の画像を形成された前記媒体の前記熱吸収部に熱エネルギーを放射することにより、前記媒体を発泡膨張させる熱エネルギー放射手段と、
前記媒体の前記発泡膨張する面上における前記所定の基準を満たさない第2の領域に第2の画像を形成する第2の画像形成手段と、
を備えることを特徴とする立体画像形成システム。
1 立体画像形成システム
2 黒トナー印刷部
3 インクジェットプリンタ部
4 熱膨張加工部
101 基材
102 発泡樹脂層
103 熱吸収トナー層
M,M−1 媒体
C1,C2 第1のカラーインク層,第2のカラーインク層
W1,W2 第1の白インク層,第2の白インク層

Claims (5)

  1. 加熱により膨張する熱膨張層が基材上に形成された媒体を準備する第1工程と、
    所定のエネルギーが与えられた場合に前記熱膨張層が部分的に膨張するように、前記媒体上に所定の材料でパターン層を形成する第2工程と、
    前記パターン層が形成された媒体に前記所定のエネルギーを与えることにより、前記熱膨張層を部分的に膨張させて前記媒体の表面に凹凸を形成する第3工程と、
    前記第3工程で形成される前記凹凸の高さが所定の閾値未満に設定される所定の領域に対しては前記第3工程に先立って画像を印刷する一方で、前記第3工程で形成される前記凹凸の高さが前記所定の閾値以上に設定される所定の領域に対しては前記第3工程の後で画像を印刷する第4工程と、
    を有することを特徴とする造形物の製造方法。
  2. 加熱により膨張する熱膨張層が基材上に形成された媒体を準備する第1工程と、
    前記熱膨張層が膨張可能な温度の熱を前記媒体に部分的に加えることにより、当該媒体における前記熱が加えられた部分に対応する表面を前記熱膨張層の膨張により隆起させて当該媒体の表面に凹凸を形成する第2工程と、
    前記第2工程で形成される前記凹凸の高さが所定の閾値未満に設定される所定の領域に対しては前記第2工程に先立って画像を印刷する一方で、前記第2工程で形成される前記凹凸の高さが前記所定の閾値以上に設定される所定の領域に対しては前記第2工程の後で画像を印刷する第3工程と、
    を有することを特徴とする造形物の製造方法。
  3. 光を熱に変換する光熱変換層を前記第2工程に先立って前記媒体上に形成する第4工程を有し、
    前記第2工程は、前記媒体上に形成された前記光熱変換層に光を照射することにより、前記熱膨張層を膨張させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の造形物の製造方法。
  4. 前記画像の印刷はインクジェットプリント方式で行う、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の造形物の製造方法。
  5. 前記画像はカラー画像である、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の造形物の製造方法。
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