JP2014083526A - 塗布工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗布精度を安定して高めることができ、かつ、コストを削減できる塗布工具を提供することを目的とする。
【解決手段】複数のヘッド部材2が隣接配置され、隣り合う前記ヘッド部材2同士の間に形成されたスリット3を通して、被塗布物に塗布液を塗布する塗布工具1であって、前記スリット3に連通するとともに塗布液を供給するマニホールド6を備えたマニホールド部材5が、前記ヘッド部材2に着脱可能に装着されることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、シート状部材やパネル状部材などの被塗布物の表面に、塗布液を塗布する際に使用される塗布工具に関するものである。
従来、この種の塗布工具として、例えば下記特許文献1〜3に示されるような、一対のヘッド部材が隣接配置され、これらヘッド部材同士の間に形成されたスリットを通して、被塗布物に塗布液を塗布する構成のスロットダイが知られている。また、ヘッド部材内(ヘッド部材同士の突き合わせ面部分)には、スリットに連通するマニホールドが形成されており、該マニホールドに塗布液が一時的に保持された後、マニホールドからスリットへと塗布液が供給されることで、該スリットからヘッド部材の先端部(刃先エッジ)を介して、被塗布物に塗布液が均一に塗布されるようになされている。
特開2004−216202号公報 特開2007−260643号公報 特開2008−012391号公報
しかしながら、前述した従来の塗布工具においては、下記の課題を有していた。
すなわち、被塗布物に対して均一な塗布を行うには、マニホールドの大きさ(塗布液を保持する容量)や形状を、塗布液の粘度等の性質や塗工条件などに合わせて、適宜変更する必要がある。そのため、複数種類の大きさ、形状とされた各マニホールドに対応して、該マニホールドが形成されるヘッド部材も複数種類用意しなければならないが、ヘッド部材は塗布精度に影響しやすい部品であることから、製造時の加工精度が求められ、比較的高価である。このような事情により、塗布工具のコストが嵩んでいた。
また、マニホールドに塗布液が充填され、その内圧が高くなると、該マニホールドを挟んで対向するヘッド部材同士が互いに離間させられてスリット幅が所望寸法よりも大きくなる、所謂口開き現象が発生するおそれがあった。特に、塗布液の粘度が、低粘度よりも中高粘度である場合に、このような現象が生じやすい。また、塗工条件によっても口開き現象が生じる場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、塗布精度を安定して高めることができ、かつ、コストを削減できる塗布工具を提供することを目的としている。
このような課題を解決して、前記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提案している。
すなわち、本発明は、複数のヘッド部材が隣接配置され、隣り合う前記ヘッド部材同士の間に形成されたスリットを通して、被塗布物に塗布液を塗布する塗布工具であって、前記スリットに連通するとともに塗布液を供給するマニホールドを備えたマニホールド部材が、前記ヘッド部材に着脱可能に装着されることを特徴とする。
本発明の塗布工具によれば、マニホールドがマニホールド部材に備えられており、該マニホールド部材をヘッド部材に装着することで、マニホールドからスリットへと塗布液が供給されるようになっている。この構成により、塗布液が充填されてマニホールドの内圧が高まった際においても、ヘッド部材同士が離間させられるようなことが防止される。
具体的に、本発明では、マニホールドの内圧が高まった際において、ヘッド部材同士を離間させる向きの力は生じにくくされていることから、スリット幅が変化する(特に広げられる)ようなことが確実に抑制される。従って、塗布液が、マニホールドからスリットを通して、被塗布物に安定して均一に塗布される。
また、塗布液の粘度などの性質や塗工条件に応じて、マニホールドの大きさ(塗布液を保持する容量)や形状を変更する必要が生じた際には、従来のようにマニホールドが形成されたヘッド部材を交換することはなく、マニホールド部材を交換することで容易に対応できる。
すなわち、マニホールド部材は、被塗布物に塗布液を塗布するヘッド部材と比較して、塗布精度には影響しにくい部品であり、製造時の加工精度がヘッド部材ほどには要求されないため、安価に製造できる。また、ヘッド部材のような剛性も必要とされないため、例えば、マニホールド部材として重量(比重)が軽く取り扱いやすい材料(アルミニウムや樹脂材料等)を選択することも可能であり、この場合、マニホールド部材の交換作業をより簡便に行うことができる。
また、ヘッド部材間にスリットを画成し、マニホールド部材にマニホールドを形成することで、つまり塗布工具をスリットとマニホールドの機能によって部品ごとに分割した構成としたことで、高価なヘッド部材の外形を小型化でき、前述したコスト削減効果が顕著に得られる。またこれにより、塗布工具全体としての重量もさらに削減可能となっている。
このように、本発明の塗布工具によれば、塗布精度を安定して高めることができ、かつ、コストを削減できる。そして、マニホールド部材を適宜交換することで、低粘度から中高粘度まで幅広い塗布液の塗工に容易にかつ廉価に対応できる。
また、本発明の塗布工具において、前記マニホールド部材は、前記ヘッド部材の塗布液を塗布する先端部とは反対側の基端部に装着されることとしてもよい。
この場合、マニホールド部材が、ヘッド部材において塗布液を塗布する先端部(刃先エッジ)から確実に離間されて該ヘッド部材に装着されることから、上述の塗布精度が安定して高められるという効果が、より顕著に得られることとなる。
また、本発明の塗布工具において、前記マニホールド部材は、前記ヘッド部材を前記スリット側へ向けて支持する支持部を備えることとしてもよい。
この場合、マニホールド部材をヘッド部材に装着することで、該マニホールド部材の支持部がヘッド部材をスリット側へ向けて支持するため、ヘッド部材同士が互いに離間すること(つまりスリット幅が広げられること)がより確実に抑制される。従って、上述した効果が格別顕著に得られることとなる。
また、本発明の塗布工具において、前記ヘッド部材同士の間には、介装部材が着脱可能に配設されており、前記介装部材の厚さに応じて、スリット幅が設定されることとしてもよい。
この場合、ヘッド部材同士の間に着脱可能に配設された、例えば、板状のシム等からなる介装部材を、厚さの異なるものに交換することで、スリット幅を種々に設定可能である。また、本発明によれば、介装部材を小さく形成でき、コストを削減できる。
すなわち、従来の構成では、対向するヘッド部材同士において、スリットの開口部(先端部)とは反対側(基端側)に位置する部位同士、及び、スリットの延在する方向の両端に位置する部位同士を互いに当接させることで、スリットが画成されており、よってスリット幅を変更するにあたっては、ヘッド部材自体を交換する必要があった。また、これとは異なり、例えばヘッド部材同士の間に、これらヘッド部材の突き合わせ面(内面)と略同等の外形寸法を有し、スリットに対応する部位が切り欠かれてなるC字状又はコ字状の介装部材を用いることも考えられるが、この場合、大きな外形の介装部材を厚さ違いで複数種類用意しておき、スリット幅に応じて交換する必要がある。このような構成では、塗布工具のコストが嵩むこととなり、また部品の維持管理や交換作業時の取り扱いも面倒である。
一方、本発明における上記構成によれば、小さな外形の介装部材を厚さの異なるものに交換することで、スリット幅を簡単に変更することができる。つまり、スリット幅を変更するために高価なヘッド部材を複数種類用意したり、大きな介装部材を複数種類用意したりする必要はなく、小さく安価な介装部材の交換で対応できるので、塗布工具のコストをさらに削減でき、部品の維持管理や交換作業時の取り扱いも容易である。
本発明の塗布工具によれば、塗布精度を安定して高めることができ、かつ、工具導入コストを削減できる。
本発明の一実施形態に係る塗布工具を示す上面図である。 本発明の一実施形態に係る塗布工具を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る塗布工具を示す側面図である。 図2のA−A断面を示す図である。 図4のC部を拡大して示す図である。 図3のB−B断面を示す図である。 図4のD−D断面を示す図である。 本発明の一実施形態に係る塗布工具において、マニホールド部材を交換した例を示す上面図である。 本発明の一実施形態に係る塗布工具において、マニホールド部材を交換した例を示す正面図である。 図9のE−E断面を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る塗布工具1について、図面を参照して説明する。
本実施形態の塗布工具1は、例えば可撓性を有するシート状部材やパネル状部材などの被塗布物の表面に、塗布液を所定の層厚となるように塗布するスロットダイである。
図1〜図4に示すように、本実施形態の塗布工具1は、対向配置される一対のヘッド部材2と、これらヘッド部材2同士の間に着脱可能に配設されて、該ヘッド部材2同士の間に塗布液が流通するスリット3を画成する介装部材4と、ヘッド部材2に着脱可能に装着され、スリット3に連通するとともに該スリット3に塗布液を供給するマニホールド6を備えたマニホールド部材5と、を有している。
ここで、ヘッド部材2は、長尺の矩形板状又はブロック状をなしており、上記一対のヘッド部材2同士は、その厚さ方向に隣接するように対向配置されている。本明細書においては、ヘッド部材2の延在する方向を塗布工具1の長手方向Lといい、ヘッド部材2の厚さ方向を塗布工具1の幅方向Wといい、これら長手方向L及び幅方向Wに垂直な方向を塗布工具1の高さ方向Hという。また、高さ方向Hのうち、ヘッド部材2間からスリット3が外部に開口される向き(被塗布物に塗布液が吐出される向き)を先端側(図3及び図4における上側)といい、上記スリット3が外部に開口される向きとは反対側を基端側(図3及び図4における下側)という。
この塗布工具1は、ヘッド部材2の先端(刃先エッジ)を被塗布物に対向配置させるとともに、ヘッド部材2間に開口するスリット3の延在方向(ヘッド部材2の長手方向L)を被塗布物の幅方向に一致させるようにして不図示の塗布装置に装着される。そして、塗布液タンクから供給ポンプによってマニホールド6内に供給される塗布液が、該マニホールド6からスリット3内を流通してヘッド部材2の先端(スリット3開口部)から吐出されることにより、この塗布工具1の幅方向Wに沿うように移動する被塗布物の表面に対して、塗布液が所定の層厚(膜厚)となるように塗布される。
ヘッド部材2は、ステンレス鋼等の金属材料からなり、図4に示される縦断面視(側断面視)で、台形状をなしている。ヘッド部材2において、前記台形の上底をなすとともに幅方向Wの外側を向く外面7、及び、前記台形の下底をなすとともに幅方向Wの内側を向く内面(突き合わせ面)8は、それぞれ幅方向Wに垂直な平面となっている。隣り合う一対のヘッド部材2の内面8同士は、隙間をあけて対向配置されており、前記隙間にスリット3が画成されている。
また、ヘッド部材2において基端側を向く基端面9は、高さ方向Hに垂直な平面となっている。ヘッド部材2において先端側を向く先端面10は、図4の縦断面視で、幅方向Wの内側(つまり幅方向Wの中央側、スリット3側)に向かうに従い漸次先端側に向かって傾斜している。ヘッド部材2において先端面10と内面8とがなす稜線部分は、該ヘッド部材2の刃先エッジとなっている。尚、刃先エッジとして、超硬合金からなる別部材をヘッド部材2に配設してもよい。
一対のヘッド部材2のうち、一方のヘッド部材2Aにおける長手方向Lの両端部には、該ヘッド部材2Aをその厚さ方向(塗布工具1の幅方向W)に貫通する貫通孔11が形成されている。貫通孔11は、多段円孔状をなしており、該貫通孔11の外面7に開口する部分(大径部分)の内径は、内面8に開口する部分(小径部分)の内径よりも大きくなっている。
一対のヘッド部材2のうち、他方のヘッド部材2Bにおける長手方向Lの両端部には、該ヘッド部材2Bの内面8に開口するとともにヘッド部材2Bの厚さ方向(幅方向W)に沿って延びるねじ穴12が形成されている。ねじ穴12は、一方のヘッド部材2Aの貫通孔11に対応する位置に穿設されており、図示の例では、該ねじ穴12は、内面8に開口する一方で、外面7には開口されない止め穴となっている。ねじ穴12には、雌ねじ加工が施されている。
本実施形態では、貫通孔11とねじ穴12は、ヘッド部材2Aとヘッド部材2Bの長手方向Lの両端部に、それぞれ高さ方向Hに間隔をあけて複数形成されている。
また、ヘッド部材2A、2Bの基端面9には、長手方向Lに間隔をあけて複数のねじ穴13が開口している。これらのねじ穴13は、高さ方向Hに延びて穿設されており、図示の例では、長手方向Lに配列されている。ねじ穴13は、ヘッド部材2の基端面9のみに開口された止め穴となっている。ねじ穴13には、雌ねじ加工が施されている。
本実施形態では、介装部材4として、板状のシムが複数用いられている。介装部材4は、ステンレス鋼等の金属材料からなる。図2及び図6に示すように、介装部材4は、高さ方向Hに長い矩形板状をなしており、ヘッド部材2A、2Bの長手方向Lの両端部におけるヘッド部材2A、2B間にそれぞれ配設されている。図3及び図4において、介装部材4には、その厚さ方向(幅方向W)に貫通してボルト挿通孔14が形成されている。ボルト挿通孔14は、介装部材4におけるヘッド部材2A、2Bの貫通孔11及びねじ穴12に対応する位置に、それぞれ形成されている。
ヘッド部材2A、2B及び介装部材4は、貫通孔11及びボルト挿通孔14に挿通したボルト15をねじ穴12に螺着することによって、互いに固定されている。本実施形態では、ボルト15の頭部(雄ねじ加工が施されたねじ部よりも大径の部分)は、貫通孔11の外面7に開口する大径部分内に収容されている。
図2及び図6に示すように、ヘッド部材2A、2B間において、一対の介装部材4に長手方向Lの両側から挟まれた領域(矩形状の隙間)が、上記スリット3とされている。スリット3は、ヘッド部材2A、2B間を高さ方向Hに貫通して形成されている。図3及び図4に示すように、スリット3のスリット幅(ヘッド部材2先端における幅方向Wの長さ)は、介装部材4の厚さ(幅方向Wの長さ)に応じて設定されている。
マニホールド部材5は、長尺の矩形板状又はブロック状をなしており、ステンレス鋼等の金属材料からなる。尚、マニホールド部材5は、前記ステンレス鋼等の金属材料に代えて、ステンレス鋼よりも比重が軽い例えばアルミニウムなどの軽金属や、ナイロンなどの樹脂材料等から形成されていてもよい。マニホールド部材5は、ヘッド部材2の塗布液を塗布する先端部とは反対側の基端部に、着脱可能に装着されている。
マニホールド部材5は、ヘッド部材2A、2B間のスリット3に向けて開口された穴状又は溝状のマニホールド6と、マニホールド6を囲むように配設されるシール部材16と、ヘッド部材2A、2Bをスリット3側(幅方向Wの内側)へ向けて支持する一対の支持部17と、を備えている。
図1、図4及び図6に示すように、マニホールド6は、マニホールド部材5において先端側を向く先端面18に開口しているとともに、該先端面18から窪まされて形成されている。マニホールド6は、図4に示される縦断面視で、全体として矩形状をなしているとともに、その基端部は半円状に形成されている。
具体的に、図6において、マニホールド6の長手方向Lの長さは、スリット3の長手方向Lの長さに対応している。また、図4において、マニホールド6の幅方向Wの長さ(幅)は、スリット3の幅方向Wの長さよりも大きくされている。また、マニホールド6の高さ方向Hの長さ(深さ)は、マニホールド部材5において基端側を向く基端面19と前記先端面18との間の高さ方向Hの長さの半分程度、又は半分以上とされている。
また、マニホールド6は、図7に示されるマニホールド部材5の上面視で、長円形状をなしている。具体的に、図7の上面視、及びマニホールド部材5の横断面視において、マニホールド6は、全体として長尺の矩形状又は帯状をなしており、その長手方向Lの両端部が半円状に形成されている。
図4に示すように、マニホールド部材5には、基端面19に開口してマニホールド6に連通する液供給路20が形成されている。液供給路20は、不図示の上記供給ポンプに接続されている。尚、液供給路20は、塗布工具1の外部に設置された上記供給ポンプとマニホールド6内とを連通可能に、マニホールド部材5に形成されていればよいことから、その形状や配置は本実施形態で説明したものに限定されない。
図7に示すように、マニホールド部材5の先端面18には、マニホールド6の形状に対応して該マニホールド6を囲むように、シール溝21が形成されており、該シール溝21内に、上記シール部材16が着脱可能に配設されている。シール部材16は、例えば、断面円形状をなす環状の弾性体からなる。図4に示すように、シール部材16は、シール溝21の内面及びヘッド部材2の基端面9に密着するように当接されて、マニホールド6と該シール部材16の外部とを遮断している。
図4及び図7に示すように、支持部17は、マニホールド部材5の幅方向Wの両端部において先端側に向けて突設されているとともに、長手方向Lに沿って延びている。支持部17において幅方向Wの内側を向く壁面22は、ヘッド部材2の外面7に当接されており、これにより支持部17がヘッド部材2を幅方向Wの内側(スリット3側)に向けて押圧した状態とされている。
本実施形態では、図5に示される縦断面視で、支持部17の壁面22は、先端側(図5における上側)に向かうに従い漸次幅方向Wの外側(図5における右側)に向かって僅かに傾斜して延びている。具体的に、支持部17の壁面22には、テーパが付与されており、該テーパは、例えば0.5°〜1°程度とされている。このように壁面22にテーパが付与されることで、ヘッド部材2A、2Bに対してマニホールド部材5を装着した際、これらヘッド部材2A、2Bの外面7が支持部17の壁面22に摺接されつつ、ヘッド部材2A、2Bは互いに幅方向Wに接近移動させられて、スリット3の幅が所定寸法の範囲内に安定して設定されるようになっている。尚、図示の例では、ヘッド部材2における外面7と基端面9との交差部分に、面取り加工が施されている。
図4において、マニホールド部材5には、該マニホールド部材5をその厚さ方向(塗布工具1の高さ方向H)に貫通する貫通孔23が複数形成されている。これら貫通孔23は、マニホールド部材5におけるシール溝21の外側(図示の例では幅方向Wの外側)に配置されているとともに、ヘッド部材2A、2Bのねじ穴13に対応する位置にそれぞれ穿設されている。貫通孔23は、多段円孔状をなしており、該貫通孔23の基端面19に開口する部分(大径部分)の内径は、先端面18に開口する部分(小径部分)の内径よりも大きくなっている。
ヘッド部材2A、2B及びマニホールド部材5は、貫通孔23に挿通したボルト24をねじ穴13に螺着することによって、互いに固定されている。本実施形態では、ボルト24の頭部(雄ねじ加工が施されたねじ部よりも大径の部分)は、貫通孔23の基端面19に開口する大径部分内に収容されている。
ここで、図8〜図10に示すものは、前述したマニホールド部材5に代えて、マニホールド部材25を、ヘッド部材2に装着した塗布工具1である。
マニホールド部材25は、前述したマニホールド部材5と対比して、マニホールド26の形状のみが異なっている。尚、マニホールド部材25において、マニホールド部材5と同じ構成要素には、同じ符号を付してその説明を省略する。
マニホールド部材25のマニホールド26は、マニホールド部材5のマニホールド6に比べて、内部に塗布液を保持する容量が小さくなっている。マニホールド26は、図10に示される縦断面視で、半円状に形成されている。
具体的に、図10において、マニホールド26の幅方向Wの長さ(幅)は、スリット3の幅方向Wの長さよりも大きい点で前述のマニホールド6と同様であるが、マニホールド6の幅よりは小さくされている。また、マニホールド26の高さ方向Hの長さ(深さ)は、マニホールド部材25の先端面18と基端面19との間の高さ方向Hの長さ(高さ)の半分以下とされている。図8及び図9において、マニホールド26の長手方向Lの長さは、スリット3の長手方向Lの長さに対応している。
以上説明した本実施形態の塗布工具1によれば、図1〜図7に示すように、マニホールド6がマニホールド部材5に備えられており、該マニホールド部材5をヘッド部材2に装着することで、マニホールド6からスリット3へと塗布液が供給されるようになっている。この構成により、塗布液が充填されてマニホールド6の内圧が高まった際においても、ヘッド部材2(2A、2B)同士が離間させられるようなことが防止される。
具体的に、本実施形態では、マニホールド6の内圧が高まった際において、ヘッド部材2同士を離間させる向きの力は生じにくくされていることから、スリット3のスリット幅が変化する(特に広げられる)ようなことが確実に抑制される。従って、塗布液が、マニホールド6からスリット3を通して、被塗布物に安定して均一に塗布される。尚、本実施形態では、マニホールド6の内圧が高まった際、マニホールド部材5とヘッド部材2とを互いに高さ方向Hに離間させる向きの力が生じやすくなることは考えられるが、このような力は塗布精度に影響しにくい。
また、塗布液の粘度などの性質や塗工条件に応じて、マニホールド6の大きさ(塗布液を保持する容量)や形状を変更する必要が生じた際には、従来のようにマニホールドが形成されたヘッド部材を交換することはなく、図8〜図10に示すように、マニホールド部材5を他のマニホールド部材25に交換することで容易に対応できる。
すなわち、マニホールド部材5、25は、被塗布物に塗布液を塗布するヘッド部材2と比較して、塗布精度には影響しにくい部品であり、製造時の加工精度がヘッド部材2ほどには要求されないため、安価に製造できる。また、ヘッド部材2のような剛性も必要とされないため、例えば、マニホールド部材5、25として重量(比重)が軽く取り扱いやすい材料(上述したアルミニウムや樹脂材料等)を選択することも可能であり、この場合、マニホールド部材5、25の交換作業をより簡便に行うことができる。
具体的に、本実施形態の塗布工具1においては、被塗布物に対して、例えば中高粘度の塗布液を塗布する場合は、塗布液の保持容量(内容量)が大きいマニホールド6を備えたマニホールド部材5を用いることで、マニホールド6の内圧が高まっても塗布精度に影響しにくくなる。また、低粘度の塗布液を塗布する場合は、塗布液の保持容量が小さいマニホールド26を備えたマニホールド部材25を用いることで、被塗布物に均一に塗布が行える。
また、ヘッド部材2間にスリット3を画成し、マニホールド部材5、25にマニホールド6、26を形成することで、つまり塗布工具1をスリット3とマニホールド6、26の機能によって部品ごとに分割した構成としたことで、高価なヘッド部材2の外形を小型化でき、前述したコスト削減効果が顕著に得られる。またこれにより、塗布工具1全体としての重量もさらに削減可能となっている。
このように、本実施形態の塗布工具1によれば、塗布精度を安定して高めることができ、かつ、コストを削減できる。そして、マニホールド部材5、25を適宜交換することで、低粘度から中高粘度まで幅広い塗布液の塗工に容易にかつ廉価に対応できる。
また、マニホールド部材5、25は、ヘッド部材2の塗布液を塗布する先端部(先端面10側の端部)とは反対側の基端部(基端面9側の端部)に装着されているので、下記の効果を奏する。
すなわち、マニホールド部材5、25が、ヘッド部材2において塗布液を塗布する先端部(刃先エッジ)から確実に離間されて該ヘッド部材2に装着されることから、上述の塗布精度が安定して高められるという効果が、より顕著に得られることとなる。
また、マニホールド部材5、25は、ヘッド部材2をスリット3側へ向けて支持する支持部17を備えているので、下記の効果を奏する。
すなわち、マニホールド部材5、25をヘッド部材2に装着することで、該マニホールド部材5、25の支持部17がヘッド部材2をスリット3側へ向けて支持するため、ヘッド部材2同士が互いに離間すること(つまりスリット3の幅が広げられること)がより確実に抑制される。従って、上述した効果が格別顕著に得られることとなる。
さらに、本実施形態では、支持部17においてヘッド部材2に当接する壁面22にテーパが付与されており、ボルト24をねじ穴13にねじ込んでマニホールド部材5、25とヘッド部材2とを接近させていくことで、ヘッド部材2の外面7が壁面22に摺接しつつ、ヘッド部材2同士が互いに幅方向Wに接近移動するとともに、これらヘッド部材2の内面8が介装部材4にそれぞれ密接して、スリット3の幅が高精度に安定して設定されるようになっている。
また、ヘッド部材2同士の間には、介装部材4が着脱可能に配設されており、介装部材4の厚さに応じて、スリット3のスリット幅が設定されるので、下記の効果を奏する。
すなわち、ヘッド部材2同士の間に着脱可能に配設された、上述した板状のシム等からなる介装部材4を、厚さの異なるものに交換することで、スリット3のスリット幅を種々に設定可能である。具体的に、本実施形態では、ヘッド部材2同士の間において、スリット3は高さ方向Hに貫通して形成されており、介装部材4は該スリット3の延在する方向(塗布工具1の長手方向L)の両端にのみ配設されていることから、介装部材4を小さく形成でき、コストを削減できる。
すなわち、例えば特開2004−216202号公報の図1に示されるような従来の構成では、対向するヘッド部材同士において、スリットの開口部(先端部)とは反対側(基端側)に位置する部位同士、及び、スリットの延在する方向の両端に位置する部位同士を互いに当接させることで、スリットが画成されており、よってスリット幅を変更するにあたっては、ヘッド部材自体を交換する必要があった。また、これとは異なり、例えばヘッド部材同士の間に、これらヘッド部材の突き合わせ面(内面)と略同等の外形寸法を有し、スリットに対応する部位が切り欠かれてなるC字状又はコ字状の介装部材を用いることも考えられるが、この場合、大きな外形の介装部材を厚さ違いで複数種類用意しておき、スリット幅に応じて交換する必要がある。このような構成では、塗布工具のコストが嵩むこととなり、また部品の維持管理や交換作業時の取り扱いも面倒である。
一方、本実施形態における上記構成によれば、小さな外形の介装部材4を厚さの異なるものに交換することで、スリット3の幅を簡単に変更することができる。つまり、スリット3の幅を変更するために高価なヘッド部材を複数種類用意したり、大きな介装部材を複数種類用意したりする必要はなく、小さく安価な介装部材4の交換で対応できるので、塗布工具1のコストをさらに削減でき、部品(介装部材4)の維持管理や交換作業時の取り扱いも容易である。
尚、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前述の実施形態では、塗布工具1が一対のヘッド部材2を備えているとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、塗布工具1は、3つ以上のヘッド部材2を備えるとともに、これらが幅方向Wに並べられて配設されていて、隣り合うヘッド部材2同士の間に、それぞれスリット3が形成されていてもよい。この場合、一度の塗布工程において、被塗布物に対して各スリット3から複数種類の塗布液を吐出可能であり、被塗布物の表面に塗布液が複数の層をなすように塗布される。
また、前述の実施形態では、ヘッド部材2同士の間に画成されるスリット3が、図3、図4及び図10等において、塗布工具1の上方に向けて開口されているように記載されているが、これに限定されるものではない。すなわち、被塗布物に対する塗布工具1の設置姿勢は、前述の実施形態で説明したものに限定されるわけではなく、例えば、スリット3が下方に向けて開口されており、ヘッド部材2の上方にマニホールド部材5、25が着脱可能に装着されていてもよい。
また、支持部17が、マニホールド部材5、25の幅方向Wの両端部に一対形成されているとしたが、支持部17の数、配置及び形状は、前述の実施形態で説明したものに限定されない。具体的に、支持部17は、マニホールド部材5、25の幅方向Wの両端部のうちいずれか一方にのみ形成されていてもよい。また、支持部17は、マニホールド部材5、25に長手方向Lに間隔をあけて複数形成されていてもよい。さらに、マニホールド部材5、25に、支持部17が設けられていなくても構わない。
尚、マニホールド部材5、25に支持部17を設けた場合には、交換可能な複数種類の介装部材4の各厚さに対応して、支持部17同士の間の距離が種々に設定された複数種類のマニホールド部材5、25を用意することが好ましい。さらに、マニホールド部材5、25に、例えばねじ機構を利用した調整手段により、幅方向Wの位置を調整可能な構成の支持部17を設けることも可能である。
また、マニホールド部材5、25のマニホールド6、26の形状及び容量や、これらマニホールド6、26のスリット3に対する配置は、前述の実施形態で説明したものに限定されない。また、マニホールド6、26以外の形状や容量とされた他のマニホールドが形成されてなる、マニホールド部材5、25以外の他のマニホールド部材をさらに具備することとしてもよい。すなわち、マニホールド部材の数は前述の実施形態で説明した2つに限定されるものではなく、3つ以上のマニホールド部材が交換可能とされて、ヘッド部材2に着脱可能に装着されていてもよい。
また、貫通孔11、23、ボルト挿通孔14及びねじ穴12、13の数、配置及び形状は、前述した実施形態のものに限定されない。
また、前述の実施形態では、マニホールド部材5、25が、ヘッド部材2の基端部に着脱可能に装着されることとしたが、これに限定されるものではない。具体的に、例えば、マニホールド部材5、25が、ヘッド部材2の幅方向Wに沿う端部(外面7など)に着脱可能に装着されるとともに、該マニホールド部材5、25のマニホールド6、26が、スリット3に連通された構成であってもよい。
その他、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において、前述の実施形態、変形例及び尚書き等で説明した各構成(構成要素)を組み合わせてもよく、また、構成の付加、省略、置換、その他の変更が可能である。また本発明は、前述した実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
1 塗布工具
2(2A、2B) ヘッド部材
3 スリット
4 介装部材
5、25 マニホールド部材
6、26 マニホールド
17 支持部

Claims (4)

  1. 複数のヘッド部材が隣接配置され、隣り合う前記ヘッド部材同士の間に形成されたスリットを通して、被塗布物に塗布液を塗布する塗布工具であって、
    前記スリットに連通するとともに塗布液を供給するマニホールドを備えたマニホールド部材が、前記ヘッド部材に着脱可能に装着されることを特徴とする塗布工具。
  2. 請求項1に記載の塗布工具であって、
    前記マニホールド部材は、前記ヘッド部材の塗布液を塗布する先端部とは反対側の基端部に装着されることを特徴とする塗布工具。
  3. 請求項1又は2に記載の塗布工具であって、
    前記マニホールド部材は、前記ヘッド部材を前記スリット側へ向けて支持する支持部を備えることを特徴とする塗布工具。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の塗布工具であって、
    前記ヘッド部材同士の間には、介装部材が着脱可能に配設されており、前記介装部材の厚さに応じて、スリット幅が設定されることを特徴とする塗布工具。
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