JP2014079699A - 消泡剤及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】調製操作が簡便な、高級アルコールを含有するO/W型エマルション消泡剤であって、経時的な製品粘度の上昇を抑えて製品粘度を低く保ち、かつ、高い消泡効果を有するO/W型エマルション消泡剤及びその製造方法を提供する。
【解決手段】消泡剤の有効成分である高級アルコールを含む油相成分を水相成分と混合して調製するO/W型エマルション消泡剤であって、水溶性無機塩、水溶性ノニオン界面活性剤及び水を含む水相成分を含むO/W型エマルション消泡剤及びその製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、高級アルコールを含む消泡剤及びその製造方法に関する。更に詳しくは、紙パルプ工業、食品工業、繊維工業、建材ボード製造、塗料工業、化学工業などの加工工程及び排水処理工程で有用な消泡剤に関する。
各種工業の加工工程や排水処理工程では、高級アルコール、炭化水素、脂肪酸エステル等の常温で固体の有効成分を水相と混合してO/W型エマルションの形態に加工したワックス系消泡剤が多用されている。
なかでも、高級アルコールを含有する消泡剤は、紙パルプ工業、食品工業、繊維工業、建材ボード製造、塗料工業、化学工業などの加工工程及び排水処理工程における発泡抑制剤などとして広く用いられている。
しかしながら、この消泡剤は貯蔵期間中に製品粘度が上昇しクリーム状に固化、あるいは分離するため、取扱い性が悪くなるという問題を有している。この問題の解決策として、アクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド又はメタクリルアミドの水溶性高分子の単独重合物又は共重合物を安定剤として含有する消泡剤(特許文献1)、炭素数10〜16の第二級アルコールにエチレンオキサイドを付加して得られるノニオン性界面活性剤を用いる消泡剤組成物(特許文献2)、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル・コハク酸半エステルナトリウム塩を用いる消泡剤組成物(特許文献3)、及び分岐アルキル基を有する第一級アルコールのアルキレンオキサイド付加物を用いる消泡剤組成物(特許文献4)が提案されている。
しかし、これらの方法で得られた消泡剤では、製品粘度安定性は改善されるが単位容量あたりの消泡効果が低くなるといった欠点があり、その対策として、高級アルコールにマイクロクリスタリンワックスと多価アルコールを配合して、分散した油相の粒子径を最適化する、消泡剤の製造方法(特許文献5)が提案されているが、粒子径を最適化すると、十分な製品の分離安定性が得られないという欠点を有していた。
また、従来のO/W型エマルションからW/O/W型エマルションに変換することにより、十分な消泡効果が得られ、かつ、種々の生産プロセス及び最終製品の品質に対しても悪影響を生じない、もしくは軽減する消泡剤(特許文献6)が提案されているが、W/O/W型エマルションの調製操作が煩雑である。
特開昭60−156516号公報 特開2001−62204号公報 特許3690773号公報 特許4595492号公報 特開2012−143700号公報 特開2000−288308号公報
本発明は、上記従来の実情を鑑みてなされたものであり、調製操作が簡便な、高級アルコールを含有するO/W型エマルション消泡剤において、経時的な製品粘度の上昇を抑えて製品粘度を低く保ち、かつ、高い消泡効果を有するO/W型エマルション消泡剤及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、消泡剤の有効成分である高級アルコールを含む油相成分を水相成分と混合してO/W型エマルション消泡剤を調製する工程において、水溶性無機塩、水溶性ノニオン界面活性剤及び水を含む水相成分を用いることによって上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に係る発明は、炭素数12〜30の高級アルコールを含む油相成分と、水溶性無機塩、水溶性ノニオン界面活性剤及び水を含む水相成分を含むO/W型エマルション消泡剤である。
請求項2に係る発明は、前記水溶性無機塩が中性塩である請求項1に記載のO/W型エマルション消泡剤である。
請求項3に係る発明は、前記水相成分の水100重量部に対して前記中性塩を0.5〜5.0重量部含む、請求項1又は2に記載のO/W型エマルション消泡剤である。
請求項4に係る発明は、前記中性塩が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、硫酸ナトリウム及び硫酸カリウムの群から選ばれる1種又は2種以上である請求項1乃至3のいずれか1項に記載のO/W型エマルション消泡剤である。
請求項5に係る発明は、前記水溶性ノニオン界面活性剤が、下記一般式(1)で表される脂肪族アルコールのエチレンオキサイド付加物である請求項1乃至4のいずれか1項に記載のO/W型エマルション消泡剤である。
Figure 2014079699
上記一般式(1)において、Rは、炭素数10〜24の脂肪族炭化水素基を示し、nは10〜100の整数を示す。
請求項6に係る発明は、前記水相成分の水100重量部に対して前記水溶性ノニオン界面活性剤を0.01〜1.0重量部含む、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のO/W型エマルション消泡剤である。
請求項7に係る発明は、前記水溶性ノニオン界面活性剤が、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール及びオレイルアルコールの群から選ばれる1種又は2種以上のアルコールのエチレンオキサイド付加物である、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のO/W型エマルション消泡剤である。
請求項8に係る発明は、炭素数12〜30の高級アルコールを含む油相成分と、水溶性無機塩、水溶性ノニオン界面活性剤及び水を含む水相成分を、油相成分が液化する温度以上で混合してO/W型エマルションを生成する、O/W型エマルション消泡剤の製造方法である。
請求項9に係る発明は、前記水溶性無機塩が中性塩である請求項8に記載のO/W型エマルション消泡剤の製造方法である。
請求項10に係る発明は、前記水相成分の水100重量部に対して前記中性塩を0.5〜5.0重量部含む、請求項8又は9に記載のO/W型エマルション消泡剤の製造方法である。
請求項11に係る発明は、前記中性塩が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、硫酸ナトリウム及び硫酸カリウムの群から選ばれる1種又は2種以上である請求項8乃至10のいずれか1項に記載のO/W型エマルション消泡剤の製造方法である。
請求項12に係る発明は、前記水溶性ノニオン界面活性剤が、下記一般式(2)で表される脂肪族アルコールのエチレンオキサイド付加物である請求項8乃至11のいずれか1項に記載のO/W型エマルション消泡剤の製造方法である。
Figure 2014079699
上記一般式(2)において、Rは、炭素数10〜24の脂肪族炭化水素基を示し、nは10〜100の整数を示す。
請求項13に係る発明は、前記水相成分の水100重量部に対して前記水溶性ノニオン界面活性剤を0.01〜1.0重量部含む、請求項8乃至12のいずれか1項に記載のO/W型エマルション消泡剤の製造方法である。
請求項14に係る発明は、前記水溶性ノニオン界面活性剤が、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール及びオレイルアルコールの群から選ばれる1種又は2種以上のアルコールのエチレンオキサイド付加物である、請求項8乃至13のいずれか1項に記載のO/W型エマルション消泡剤の製造方法である。
本発明によれば、O/W型エマルション消泡剤を構成する水相成分中に、水溶性無機塩と水溶性ノニオン界面活性剤を含むことによって、該消泡剤製造後の水相中に分散した油相成分の凝集が抑制され、微細粒子として長期に安定的に存在できるという効果が得られる。この効果により、本発明のO/W型エマルション消泡剤は、経時的な製品粘度の上昇を抑えて製品粘度を低く保ち、かつ、高い消泡効果を有する。この効果の原理は明確ではないが、水に溶解した水溶性無機塩から生成する無機イオンが水相中に多く存在することで、水相中に分散した油相成分の微細粒子同士が電気的に互いに反発し、その結果、低粘度かつ経時的な粘度上昇が起こらない安定したエマルションが形成、維持されると推測される。
本発明によれば、簡便な調製操作によって、経時的な製品粘度の上昇を抑えて製品粘度を低く保ち、かつ、高い消泡効果を有するO/W型エマルション消泡剤を得ることができる。
本発明の消泡剤は、炭素数12〜30の高級アルコールを含む油相成分と、水溶性無機塩、水溶性ノニオン界面活性剤及び水を含む水相成分を含むO/W型エマルション消泡剤である。
本発明のO/W型エマルション消泡剤に用いられる高級アルコールは、従来の高級アルコールを含有する消泡剤に使用されている高級アルコールであって、炭素数12〜30の天然アルコール及び炭素数12〜30の合成アルコールの群から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。炭素数12〜30の天然アルコールとしては、例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、エイコサノール、ドコサノール、テトラコサノール、ヘキサコノール、オクタコサノール及びミリシルアルコールなどの飽和アルコールや、例えば、オレイルアルコールなどの不飽和アルコールが挙げられる。また、炭素数12〜30の合成アルコールとしては、チーグラー法で合成された直鎖第一級アルコールあるいは分岐第一級アルコール、又はこれらの炭素数の異なるアルコール混合物や、パラフィンを空気酸化して作られる直鎖第二級アルコールなどが挙げられる。
本発明のO/W型エマルション消泡剤における高級アルコールの配合量は、特に限定されないが、製造する消泡剤全量に対して、5〜50重量%であることが好ましく、10〜40%であることがより好ましい。高級アルコールの配合量が5%未満であると、消泡効果が十分に発現しないおそれがあり、50重量%を超えると得られる消泡剤の製品粘度が高くなり取り扱い性が低下するおそれがある。
本発明のO/W型エマルション消泡剤に用いられる水溶性無機塩は、水に対し0.5重量%以上溶解する無機塩であって、2種以上の水溶性無機塩を任意に組み合わせて使用してもよい。中でも、水溶液のpHが中性を示す、中性塩であることが好ましい。中性塩以外の水溶性無機塩では製造後の消泡剤の製品pHが安定しない場合があり、また、製品消泡剤のpHが酸性やアルカリ性となるため、取り扱い上の安全面からも好まれない。
前記中性塩としては、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、臭化ナトリウム及び臭化カリウムなどがあげられる。中でも、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、硫酸ナトリウム及び硫酸カリウムが、安価で環境に対する負荷も少ないためより好ましい。
本発明のO/W型エマルション消泡剤における水溶性無機塩の配合量は、該消泡剤を構成する水相成分中の水100重量部に対して0.5〜5.0重量部配合することが好ましい。その配合量が、0.5重量部未満では油相成分の微粒子化が不十分になるおそれがあり、5.0重量部を超えると油相と水相の比重差が大きくなるため、製品の貯蔵期間が長期に及ぶ場合には分離を生じるおそれがある。
本発明のO/W型エマルション消泡剤に用いられる水溶性ノニオン界面活性剤は、水に対し0.5%以上溶解するノニオン界面活性剤であり、例えば、脂肪族アルコールのアルキレンオキサイド付加物、脂肪酸のアルキレンオキサイド付加物、アルキルフェノールのアルキレンオキサイド付加物、脂肪族アミンのアルキレンオキサイド付加物及びソルビタンのアルキレンオキサイド付加物などがあげられる。中でも、炭素数10〜24の脂肪族アルコールのエチレンオキサイド付加物であることが好ましい。炭素数10〜24の脂肪族アルコールとしては、例えば、デシルアルコール、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコール、テトラコサノール等が挙げられる。
本発明のO/W型エマルション消泡剤における水溶性ノニオン界面活性剤の配合量は、油相成分の種類や配合量に応じて適宜その量を変更するが、通常は、該消泡剤を構成する水相成分中の水100重量部に対して0.01〜1.0重量部配合することが好ましく、また、2種以上の水溶性ノニオン界面活性剤を任意に組み合わせて使用してもよい。水溶性ノニオン界面活性剤の配合量が、水に対して0.01重量部未満であると高級アルコールの微粒子化が不十分になるおそれがあり、1.0重量部を超えると得られる消泡剤製品自体の発泡が多くなると共に、製品の貯蔵期間が長期に及ぶ場合には製品粘度の上昇が大きくなるおそれがある。
本発明のO/W型エマルション消泡剤に用いられる水は、縣濁物質が含まれない清浄な水であれば良く、通常の工水の他に軟化水や純水を用いることもできる。
本発明の消泡剤の製造方法には特に制限はなく、O/W型エマルションを得る公知の方法を用いることができる。例えば、分散法や凝縮法であり、更に詳しくは、前者は撹拌機、分散機などを用いる機械的乳化法、後者は転相法、D相乳化法、液晶乳化法、可溶化転換法などの物理的乳化法である。なかでも、撹拌混合条件下、水溶性無機塩と水溶性ノニオン界面活性剤を予め水に溶解して調製した水相成分に、高級アルコールを含む油相成分を加え、油相成分の融点以上に加温して乳化させる機械的乳化法と温度転相法を組み合わせることが操作性から好ましい。
撹拌混合設備としては、通常、撹拌混合、乳化分散に用いられる公知の設備、例えばパドル翼、プロペラ翼、タービン翼などの撹拌翼を備えた撹拌機、ディゾルバー、ホモミキサー、ボールミル、サンドミル、超音波分散機、ニーダー、ラインミキサー、高速せん断型撹拌分散機、加圧ノズル式乳化機、ピストン型高圧乳化機などを用いることができ、これらの2種以上の設備を組み合わせて使用することもできる。
本発明の消泡剤において、高級アルコールを含む油相成分の微粒子の平均粒径は1〜15μmであることが好ましく、2〜10μmであることがより好ましい。1μm未満であると機械的分散に掛かる負荷が強くなり設備費用が増大する。また、15μmを超えると、製品の貯蔵期間が長期に及ぶ場合には分離を生じるおそれがある。
本発明の消泡剤には、経時安定性の改善、分散性の向上など、必要に応じて水溶性高分子を用いてもよい。水溶性高分子としては、セルロース、プルラン、アラビアガム、グアーガム、グルコマンナン、キサンタンガム、ウェランガム、ランザンガム、トラガントガム、ローカストビーンガム、アガロース、グリコーゲン、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、アクリル酸とアクリルアミドの共重合物、メタクリルアミドとアクリルアミドの共重合物、メタクリルアミドとメタクリル酸の共重合物などが使用でき、これらの水溶性高分子は単独使用あるいは2種以上を併用して使用することができる。
その他、本発明に係る消泡剤には、必要に応じて、炭化水素、防腐剤、防カビ剤、殺菌剤、防錆剤、皮張り防止剤等を含むことができる。これらは、いずれも公知であり、例えば、特開2000−300909公報などにも記載されているため、その詳細は省略する。
本発明の消泡剤は、紙パルプ工業、食品工業、繊維工業、建材ボード製造、塗料工業、化学工業などの加工工程及び排水処理工程における発泡抑制剤などとして広く用いることができる。本発明の消泡剤の添加量に特に制限はないが、通常は処理液に対し0.1〜1,000mg/L添加される。
本発明の消泡剤は、通常、処理液の発泡箇所の上流側に添加され、その添加方法に特に制限はなく、処理液の発泡状況に合わせて間欠添加もしくは連続添加を選択できる。また、薬注ポンプを用いて本発明の消泡剤を処理液に添加する方法が一般的である。
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるものではない。また、特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
(実施例1)
水70重量部に塩化カルシウム2.1重量部、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)0.14重量部を溶解し、45°傾斜パドル翼を用い、翼の先端速度5m/Sで撹拌しながら、加温溶解し液化した高級アルコール(サソールジャパン(株)製のNafol20+A(商品名)[組成:炭素数16〜26の高級アルコール70%、モノカルボン酸エステル、アルキルエーテルほか副生物30%])を30重量部加え、75℃まで昇温して1時間撹拌し均一化した。ついで、キサンタンガム0.1重量部を加えた後、30℃まで冷却し、実施例1の消泡剤を得た。該消泡剤は、水相成分の水100重量部に対して、水溶性無機塩を3.0重量部及び水溶性ノニオン界面活性剤を0.2重量部含む。
(実施例2)
実施例1において、塩化カルシウムに代えて塩化ナトリウムを用いた以外は、実施例1と同様にして、実施例2の消泡剤を得た。
(実施例3)
実施例1において、塩化カルシウムに代えて塩化カリウムを用いた以外は、実施例1と同様にして、実施例3の消泡剤を得た。
(実施例4)
実施例1において、塩化カルシウムに代えて硫酸ナトリウムを用いた以外は、実施例1と同様にして、実施例4の消泡剤を得た。
(実施例5)
実施例1において、塩化カルシウムに代えて硫酸カリウムを用いた以外は、実施例1と同様にして、実施例5の消泡剤を得た。
(実施例6)
実施例1において、塩化カルシウム2.1重量部に代えて、塩化カリウム1.05重量部と硫酸ナトリウム1.05重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして、実施例6の消泡剤を得た。
(実施例7)
実施例2において、塩化ナトリウム2.1重量部に代えて、塩化ナトリウム0.35重量部を用いた以外は、実施例2と同様にして、実施例7の消泡剤を得た。該消泡剤は、水相成分の水100重量部に対して、水溶性無機塩を0.5重量部及び水溶性ノニオン界面活性剤を0.2重量部含む。
(実施例8)
実施例2において、塩化ナトリウム2.1重量部に代えて、塩化ナトリウム1.4重量部を用いた以外は、実施例2と同様にして、実施例8の消泡剤を得た。該消泡剤は、水相成分の水100重量部に対して、水溶性無機塩を2.0重量部及び水溶性ノニオン界面活性剤を0.2重量部含む。
(実施例9)
実施例2において、塩化ナトリウム2.1重量部に代えて、塩化ナトリウム2.8重量部を用いた以外は、実施例2と同様にして、実施例9の消泡剤を得た。該消泡剤は、水相成分の水100重量部に対して、水溶性無機塩を4.0重量部及び水溶性ノニオン界面活性剤を0.2重量部含む。
(実施例10)
実施例2において、塩化ナトリウム2.1重量部に代えて、塩化ナトリウム3.5重量部を用いた以外は、実施例2と同様にして、実施例10の消泡剤を得た。該消泡剤は、水相成分の水100重量部に対して、水溶性無機塩を5.0重量部及び水溶性ノニオン界面活性剤を0.2重量部含む。
(実施例11)
実施例8において、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)0.14重量部に代えて、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)0.007重量部を用いた以外は、実施例8と同様にして、実施例11の消泡剤を得た。該消泡剤は、水相成分の水100重量部に対して、水溶性無機塩を2.0重量部及び水溶性ノニオン界面活性剤を0.01重量部含む。
(実施例12)
実施例8において、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)0.14重量部に代えて、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)0.105重量部を用いた以外は、実施例8と同様にして、実施例12の消泡剤を得た。該消泡剤は、水相成分の水100重量部に対して、水溶性無機塩を2.0重量部及び水溶性ノニオン界面活性剤を0.15重量部含む。
(実施例13)
実施例8において、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)0.14重量部に代えて、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)0.21重量部を用いた以外は、実施例8と同様にして、実施例13の消泡剤を得た。該消泡剤は、水相成分の水100重量部に対して、水溶性無機塩を2.0重量部及び水溶性ノニオン界面活性剤を0.30重量部含む。
(実施例14)
実施例8において、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)0.14重量部に代えて、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)0.49重量部を用いた以外は、実施例8と同様にして、実施例14の消泡剤を得た。該消泡剤は、水相成分の水100重量部に対して、水溶性無機塩を2.0重量部及び水溶性ノニオン界面活性剤を0.70重量部含む。
(実施例15)
実施例8において、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)0.14重量部に代えて、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)0.70重量部を用いた以外は、実施例8と同様にして、実施例15の消泡剤を得た。該消泡剤は、水相成分の水100重量部に対して、水溶性無機塩を2.0重量部及び水溶性ノニオン界面活性剤を1.0重量部含む。
(実施例16)
実施例12において、塩化ナトリウムに代えて硫酸ナトリウムを用い、かつ、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)に代えてポリオキシエチレンラウリルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=20モル)を用いた以外は、実施例12と同様にして、実施例16の消泡剤を得た。該消泡剤は、水相成分の水100重量部に対して、水溶性無機塩を2.0重量部及び水溶性ノニオン界面活性剤を0.15重量部含む。
(実施例17)
実施例12において、塩化ナトリウムに代えて硫酸ナトリウムを用いた以外は、実施例12と同様にして、実施例17の消泡剤を得た。
(実施例18)
実施例17において、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)に代えてポリオキシエチレンステアリルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=50モル)を用いた以外は、実施例17と同様にして、実施例18の消泡剤を得た。
(実施例19)
実施例17において、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)に代えてポリオキシエチレンステアリルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=80モル)を用いた以外は、実施例17と同様にして、実施例19の消泡剤を得た。
(実施例20)
実施例17において、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)に代えてポリオキシエチレンオレイルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=60モル)を用いた以外は、実施例17と同様にして、実施例20の消泡剤を得た。
(実施例21)
実施例17において、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)に代えてポリオキシエチレンオレイルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=80モル)を用いた以外は、実施例17と同様にして、実施例21の消泡剤を得た。
(実施例22)
実施例17において、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)に代えてポリオキシエチレンベヘニルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=30モル)を用いた以外は、実施例17と同様にして、実施例22の消泡剤を得た。
(比較例1)
水70重量部にポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)0.14重量部を溶解し、45°傾斜パドル翼を用い、翼の先端速度5m/Sで撹拌しながら、加温溶解し液化した高級アルコール(サソールジャパン(株)製のNafol20+A(商品名)[組成:炭素数16〜26の高級アルコール70%、モノカルボン酸エステル、アルキルエーテルほか副生物30%])を30重量部加え、75℃まで昇温して1時間撹拌し均一化した。ついで、キサンタンガム0.1重量部を加えた後、30℃まで冷却し、比較例1の消泡剤を得た。該消泡剤は、水溶性無機塩を含まず、水相成分の水100重量部に対して、水溶性ノニオン界面活性剤を0.2重量部含む。
(比較例2)
比較例1において、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)0.14重量部に代えてポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=20モル)0.5重量部を用いた以外は、比較例1と同様にして、比較例2の消泡剤を得た。該消泡剤は、水溶性無機塩を含まず、水相成分の水100重量部に対して、水溶性ノニオン界面活性剤を0.7重量部含む。
(比較例3)
比較例1において、ポリオキシエチレンセチルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=40モル)0.14重量部に代えてポリオキシエチレン第二級アルコール(炭素数=12)エーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=30モル)0.7重量部を用いた以外は、比較例1と同様にして、比較例3の消泡剤を得た。該消泡剤は、水溶性無機塩を含まず、水相成分の水100重量部に対して、水溶性ノニオン界面活性剤を1.0重量部含む。
(比較例4)
実施例21において、ポリオキシエチレンオレイルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=80モル)に代えてポリオキシエチレンオレイルエーテル(ポリオキシエチレン平均付加モル数=2モル)を用いた以外は、実施例21と同様にして、比較例4の消泡剤を得た。該消泡剤は、水相成分の水100重量部に対して、水溶性無機塩を2.0重量部及び油溶性ノニオン界面活性剤を0.15重量部含み、水溶性ノニオン界面活性剤を含まない。
(比較例5)
水70重量部に、45°傾斜パドル翼を用い、翼の先端速度5m/Sで撹拌しながら、加熱溶解し液化した高級アルコール(サソールジャパン(株)製のNafol20+A(商品名)[組成:炭素数16〜26の高級アルコール70%、モノカルボン酸エステル、アルキルエーテルほか副生物30%])とマイクロクリスタリンワックス(日本精鑞(株)製のHi−mic−1090(商品名))とプロピレングリコール(関東化学(株)製、試薬特級)を重量比で6:1:1の割合で混合した組成物を30重量部加え、75℃まで昇温して1時間撹拌し均一化した。ついで、キサンタンガム0.1重量部を加えた後、30℃まで冷却し、比較例5の消泡剤を得た。
消泡剤は、以下の方法で評価を行った。
(1)経時変化評価
(1−1)製造直後のエマルション粒子径と製品粘度測定
作成した消泡剤のエマルション粒子径は(株)堀場製作所製のレーザー回折/散乱式粒度分布計LA−300で測定し、また、製品粘度は(株)東京計器製のBH形の分離B型粘度計を用い、25℃、回転数20rpmで測定を行った。
(1−2)30日間経過後の分離確認と製品粘度測定
作成した消泡剤をφ101mm×202mmのガラス広口瓶に1L入れ、5℃、30℃、40℃の各恒温器、及び12時間毎に25℃と5℃の温度サイクルを繰り返す恒温器内に30日間静置し、30日間経過後の分離の有無を確認した。分離が認められたものについては測定不可とし、分離が認められなかったものについて、30日間経過後の製品粘度を、(株)東京計器製のBH形の分離B型粘度計を用いて、25℃、回転数20rpmで測定を行った。
(2)消泡効果評価
φ80mmの2,000mlアクリル製シリンダーに、作成した消泡剤4mg/Lを添加した発泡性試験水(新聞用紙の抄紙白水)1,000mlを入れ、35℃に保持し、循環ポンプを用いてシリンダーの底部から試験水を2,000ml/分で抜きながら、シリンダー上部より試験水面へ落下させることにより試験水を発泡させる。循環開始後、1分、2分、3分、5分後のシリンダー内の泡高さ(発泡量)を読み取り、消泡効果(発泡抑制効果)を評価した。
実施例1〜22および比較例1〜5の経時変化評価の結果を表1に、実施例1〜22および比較例1〜5の消泡効果評価の結果を表2に示す。
Figure 2014079699
Figure 2014079699
表1に示すように、水溶性無機塩と水溶性ノニオン界面活性剤を用いた実施例1〜22の消泡剤は、各温度において製品粘度の上昇及び分離が抑制され、30日経過後でも取り扱いに問題のない粘度を維持すると共に、分離も認められなかった。
表2に示すように、水溶性無機塩と水溶性ノニオン界面活性剤を用いた実施例1〜22の消泡剤は、高い消泡効果(発泡抑制効果)を示した。
一方、比較例1〜3は水溶性無機塩を含まない例であるが、比較例1、3の消泡剤は製品粘度の上昇が小さいものの消泡効果が劣っており、比較例2の消泡剤は製品粘度の上昇が大きく消泡効果も劣っている。比較例4は水溶性界面活性剤を含まず油溶性界面活性剤を含む例であり、また、比較例5は従来技術に準じた処方の消泡剤であるが、いずれも著しい製品粘度の上昇や分離が認められた。
以上の結果から、本発明のO/W型エマルション消泡剤は、経時的な製品粘度の上昇を抑えて製品粘度を低く保ち、かつ、高い消泡効果を有することが明確に示された。
本発明のO/W型エマルション消泡剤は、経時的な製品粘度の上昇を抑えて製品粘度を低く保ち、かつ、高い消泡効果を有するため、紙パルプ工業、食品工業、繊維工業、建材ボード製造、塗料工業、化学工業などの加工工程及び排水処理工程での消泡に極めて有用である。
請求項3に係る発明は、前記水相成分の水100重量部に対して前記中性塩を0.5〜5.0重量部含む、請求項2に記載のO/W型エマルション消泡剤である。
請求項4に係る発明は、前記中性塩が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、硫酸ナトリウム及び硫酸カリウムの群から選ばれる1種又は2種以上である請求項2又は3に記載のO/W型エマルション消泡剤である。
請求項7に係る発明は、前記一般式(1)で表される脂肪族アルコールのエチレンオキサイド付加物が、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール及びオレイルアルコールの群から選ばれる1種又は2種以上のアルコールのエチレンオキサイド付加物である、請求項に記載のO/W型エマルション消泡剤である。
請求項10に係る発明は、前記水相成分の水100重量部に対して前記中性塩を0.5〜5.0重量部含む、請求項9に記載のO/W型エマルション消泡剤の製造方法である。
請求項11に係る発明は、前記中性塩が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、硫酸ナトリウム及び硫酸カリウムの群から選ばれる1種又は2種以上である請求項9又は10に記載のO/W型エマルション消泡剤の製造方法である。
請求項14に係る発明は、前記一般式(2)で表される脂肪族アルコールのエチレンオキサイド付加物が、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール及びオレイルアルコールの群から選ばれる1種又は2種以上のアルコールのエチレンオキサイド付加物である、請求項12に記載のO/W型エマルション消泡剤の製造方法である。

Claims (14)

  1. 炭素数12〜30の高級アルコールを含む油相成分と、水溶性無機塩、水溶性ノニオン界面活性剤及び水を含む水相成分を含むO/W型エマルション消泡剤。
  2. 前記水溶性無機塩が中性塩である請求項1に記載のO/W型エマルション消泡剤。
  3. 前記水相成分の水100重量部に対して前記中性塩を0.5〜5.0重量部含む、請求項1又は2に記載のO/W型エマルション消泡剤。
  4. 前記中性塩が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、硫酸ナトリウム及び硫酸カリウムの群から選ばれる1種又は2種以上である請求項1乃至3のいずれか1項に記載のO/W型エマルション消泡剤。
  5. 前記水溶性ノニオン界面活性剤が、下記一般式(1)で表される脂肪族アルコールのエチレンオキサイド付加物である請求項1乃至4のいずれか1項に記載のO/W型エマルション消泡剤。
    Figure 2014079699
    上記一般式(1)において、Rは、炭素数10〜24の脂肪族炭化水素基を示し、nは10〜100の整数を示す。
  6. 前記水相成分の水100重量部に対して前記水溶性ノニオン界面活性剤を0.01〜1.0重量部含む、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のO/W型エマルション消泡剤。
  7. 前記水溶性ノニオン界面活性剤が、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール及びオレイルアルコールの群から選ばれる1種又は2種以上のアルコールのエチレンオキサイド付加物である、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のO/W型エマルション消泡剤。
  8. 炭素数12〜30の高級アルコールを含む油相成分と、水溶性無機塩、水溶性ノニオン界面活性剤及び水を含む水相成分を、油相成分が液化する温度以上で混合してO/W型エマルションを生成する、O/W型エマルション消泡剤の製造方法。
  9. 前記水溶性無機塩が中性塩である請求項8に記載のO/W型エマルション消泡剤の製造方法。
  10. 前記水相成分の水100重量部に対して前記中性塩を0.5〜5.0重量部含む、請求項8又は9に記載のO/W型エマルション消泡剤の製造方法。
  11. 前記中性塩が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、硫酸ナトリウム及び硫酸カリウムの群から選ばれる1種又は2種以上である請求項8乃至10のいずれか1項に記載のO/W型エマルション消泡剤の製造方法。
  12. 前記水溶性ノニオン界面活性剤が、下記一般式(2)で表される脂肪族アルコールのエチレンオキサイド付加物である請求項8乃至11のいずれか1項に記載のO/W型エマルション消泡剤の製造方法。
    Figure 2014079699
    上記一般式(2)において、Rは、炭素数10〜24の脂肪族炭化水素基を示し、nは10〜100の整数を示す。
  13. 前記水相成分の水100重量部に対して前記水溶性ノニオン界面活性剤を0.01〜1.0重量部含む、請求項8乃至12のいずれか1項に記載のO/W型エマルション消泡剤の製造方法。
  14. 前記水溶性ノニオン界面活性剤が、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール及びオレイルアルコールの群から選ばれる1種又は2種以上のアルコールのエチレンオキサイド付加物である、請求項8乃至13のいずれか1項に記載のO/W型エマルション消泡剤の製造方法。
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