JP2014077221A - 紡糸延伸装置 - Google Patents

紡糸延伸装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014077221A
JP2014077221A JP2012226828A JP2012226828A JP2014077221A JP 2014077221 A JP2014077221 A JP 2014077221A JP 2012226828 A JP2012226828 A JP 2012226828A JP 2012226828 A JP2012226828 A JP 2012226828A JP 2014077221 A JP2014077221 A JP 2014077221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
roller
rollers
godet
spinning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012226828A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5937945B2 (ja
Inventor
Masahiro Matsui
正宏 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TMT Machinery Inc
Original Assignee
TMT Machinery Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TMT Machinery Inc filed Critical TMT Machinery Inc
Priority to JP2012226828A priority Critical patent/JP5937945B2/ja
Priority to CN201310432081.8A priority patent/CN103726114B/zh
Priority to TW102134518A priority patent/TWI620842B/zh
Priority to DE201310220442 priority patent/DE102013220442A1/de
Publication of JP2014077221A publication Critical patent/JP2014077221A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5937945B2 publication Critical patent/JP5937945B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D13/00Complete machines for producing artificial threads
    • D01D13/02Elements of machines in combination
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/12Stretch-spinning methods
    • D01D5/16Stretch-spinning methods using rollers, or like mechanical devices, e.g. snubbing pins
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02JFINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
    • D02J1/00Modifying the structure or properties resulting from a particular structure; Modifying, retaining, or restoring the physical form or cross-sectional shape, e.g. by use of dies or squeeze rollers
    • D02J1/22Stretching or tensioning, shrinking or relaxing, e.g. by use of overfeed and underfeed apparatus, or preventing stretch
    • D02J1/222Stretching in a gaseous atmosphere or in a fluid bed
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02JFINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
    • D02J1/00Modifying the structure or properties resulting from a particular structure; Modifying, retaining, or restoring the physical form or cross-sectional shape, e.g. by use of dies or squeeze rollers
    • D02J1/22Stretching or tensioning, shrinking or relaxing, e.g. by use of overfeed and underfeed apparatus, or preventing stretch
    • D02J1/228Stretching in two or more steps, with or without intermediate steps
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02JFINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
    • D02J13/00Heating or cooling the yarn, thread, cord, rope, or the like, not specific to any one of the processes provided for in this subclass
    • D02J13/001Heating or cooling the yarn, thread, cord, rope, or the like, not specific to any one of the processes provided for in this subclass in a tube or vessel
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02JFINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
    • D02J13/00Heating or cooling the yarn, thread, cord, rope, or the like, not specific to any one of the processes provided for in this subclass
    • D02J13/005Heating or cooling the yarn, thread, cord, rope, or the like, not specific to any one of the processes provided for in this subclass by contact with at least one rotating roll

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

【課題】熱固定中の糸の張力を変化させることによる糸の物性をコントロール可能とすること。
【解決手段】紡糸延伸装置2は、予備加熱用の第1ゴデットローラ21a、21b、熱固定用の第2ゴデットローラ22a、22bを備える。第2ゴデットローラ22a、22bの糸送り速度V3、V4は、それぞれ、第1ゴデットローラ21a、21bの糸送り速度V1、V2よりも速く設定される。また、糸Yに弛緩熱処理が行われるように、第2ゴデットローラ22bの糸送り速度V4は、第2ゴデットローラ22aの糸送り速度V3よりも遅く、又は、糸Yに緊張熱処理が行われるように、第2ゴデットローラ22bの糸送り速度V4は、第2ゴデットローラ22aの糸送り速度V3よりも遅く設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、紡糸機から紡出された糸を延伸する紡糸延伸装置に関する。
紡糸機から紡出されたポリエステル等の糸を延伸し、熱固定する複数のローラを備える紡糸延伸装置、紡糸延伸装置により延伸された糸を巻き取ってパッケージを形成する糸巻取装置等を備える紡糸巻取機が知られている。
特許文献1に記載の紡糸延伸装置は、第1加熱ローラ、第1加熱ローラと一対となった第1セパレートローラ、第2加熱ローラ、第2加熱ローラと一対となった第2セパレートローラ、を備えている。糸は、第1加熱ローラ及び第1セパレートローラに複数回巻き掛けられた後、第2加熱ローラ及び第2セパレートローラに複数回巻き掛けられている。
上流の第1加熱ローラは、糸が延伸可能な温度(ガラス転移点以上の温度)に設定される。下流の第2加熱ローラは、第1加熱ローラの設定温度よりも高い温度であって、延伸された糸を熱固定可能な温度に設定される。下流の第2加熱ローラは、上流の加熱ローラよりも速い糸送り速度に設定される。従って、上流の第1加熱ローラで予備加熱された糸は、上流の第1加熱ローラと、上流の第1加熱ローラよりも糸送り速度の速い下流の第2加熱ローラと、の間で延伸される。そして、延伸された糸は、第2加熱ローラにより熱固定される。
特開2012−087436号公報
以前から、延伸時の糸の温度や張力を変化させることにより、強伸度、沸水収縮率(BWS)、ヤング率等の糸の物性をコントロールし、さまざまな物性の糸を生産することが望まれている。特許文献1に記載の紡糸延伸装置では、第2加熱ローラと第2セパレートローラの糸送り速度を同じにする必要があるため、第2加熱ローラでの熱固定中に糸の張力を変えることができない。従って、第2加熱ローラの温度を変化させるか、第1加熱ローラと第2加熱ローラとの糸送り速度差(延伸倍率)を変化させることにより、糸の物性をコントロールすることしかできない。このため、糸の物性のコントロールの自由度が狭いという問題ある。
本発明の目的は、熱固定中の糸の張力を変化させることによる糸の物性をコントロール可能とすることである。
第1の発明の紡糸延伸装置は、紡糸機から紡出された糸を延伸するための複数のローラを備えた紡糸延伸装置であって、前記複数のローラには、それぞれ、360度以内の巻き掛け角度で前記糸が巻き掛けられており、前記複数のローラは、少なくとも1つの第1ローラと、前記第1ローラから送られる前記糸が巻き掛けられ、且つ、それぞれ加熱ローラである複数の第2ローラと、を含み、前記複数の第2ローラの糸送り速度は、それぞれ、前記第1ローラの糸送り速度よりも速く設定され、前記複数の第2ローラの糸送り速度は、前記糸に弛緩熱処理が行われるように、糸走行方向下流側にあるものほど遅く、又は、前記糸に緊張熱処理が行われるように、糸走行方向下流側にあるものほど速く設定されることを特徴とする。
本発明では、複数の第2ローラの糸送り速度は、糸に弛緩熱処理が行われるように、糸走行方向下流側にあるものほど遅く設定される。また、複数の第2ローラの糸送り速度は、糸に緊張熱処理が行われるように、糸走行方向下流側にあるものほど速く設定される。従って、複数の第2ローラによる熱固定中の糸張力を変化(弛緩又は緊張)させることによる糸の物性のコントロールが可能となる。すなわち、糸の物性のコントロールの自由度が広がる。
第2の発明の紡糸延伸装置は、第1の発明の紡糸延伸装置において、前記複数の第2ローラから送られた前記糸が巻き掛けられ、且つ、非加熱ローラである第3ローラをさらに備え、前記第3ローラの糸送り速度は、最も糸走行方向下流側にある前記第2ローラの糸送り速度よりも遅く設定されることを特徴とする。
本発明では、複数の第2ローラから送られた糸が巻き掛けられる第3ローラの糸送り速度は、最も糸走行方向下流側にある第2ローラの糸送り速度よりも遅く設定される。従って、第2ローラにおける弛緩熱処理に加え、最も糸走行方向下流側にある第2ローラと第3ローラとの間においても、弛緩熱処理を行うことができる。
第3の発明の紡糸延伸装置は、第2の発明の紡糸延伸装置において、最も糸走行方向下流側にある前記第2ローラと、前記第3ローラと、の糸送り速度差が20m/min以内に設定されることを特徴とする。
本発明では、最も糸走行方向下流側にある第2ローラと、第3ローラと、の糸送り速度差が20m/min以内に設定される。従って、糸送り速度差によるローラ間の糸の張力が適正に保たれているため、ローラへの糸の巻き付き、断糸等が防止される。
第4の発明の紡糸延伸装置は、第2又は第3の発明の紡糸延伸装置において、前記複数の第2ローラの糸送り速度は、各ローラ間の糸送り速度差が20m/min以内であって、且つ、糸走行方向下流側にあるものほど遅く設定されることを特徴とする
本発明では、複数の第2ローラの糸送り速度は、各ローラ間の糸送り速度差が20m/min以内であって、且つ、糸走行方向下流側にあるものほど遅く設定される。従って、糸送り速度差によるローラ間の糸の張力が適正に保たれているため、ローラへの糸の巻き付き、断糸等が防止される。
第5の発明の紡糸延伸装置は、第1の発明の紡糸延伸装置において、前記複数の第2ローラから送られる前記糸が巻き掛けられ、且つ、非加熱ローラである第3ローラをさらに備え、前記第3ローラの糸送り速度は、最も糸走行方向下流側にある前記第2ローラの糸送り速度よりも速く設定されることを特徴とする。
本発明では、複数の第2ローラから送られる糸が巻き掛けられる第3ローラの糸送り速度は、最も糸走行方向下流側にある第2ローラの糸送り速度よりも速く設定される。従って、第2ローラにおける緊張熱処理に加え、最も糸走行方向下流側にある第2ローラと第3ローラとの間においても、緊張熱処理を行うことができる。
第6の発明の紡糸延伸装置は、第5の発明の紡糸延伸装置において、最も糸走行方向下流側にある前記第2ローラと、前記第3ローラと、の糸送り速度差が20m/min以内に設定されることを特徴とする。
本発明では、最も糸走行方向下流側にある第2ローラと、第3ローラと、の糸送り速度差が20m/min以内に設定される。従って、糸送り速度差によるローラ間の糸の張力が適正に保たれているため、ローラへの糸の巻き付き、断糸等が防止される。
第7の発明の溶融紡糸装置は、第5又は第6の発明の紡糸延伸装置において、前記複数の第2ローラの糸送り速度は、各ローラ間の糸送り速度差が20m/min以内であって、且つ、糸走行方向下流側にあるものほど速く設定されることを特徴とする。
本発明では、複数の第2ローラの糸送り速度は、各ローラ間の糸送り速度差が20m/min以内であって、且つ、糸走行方向下流側にあるものほど速く設定される。従って、糸送り速度差によるローラ間の糸の張力が適正に保たれているため、ローラへの糸の巻き付き、断糸等が防止される。
本発明では、複数の第2ローラの糸送り速度は、糸に弛緩熱処理が行われるように、糸走行方向下流側にあるものほど遅く設定される。また、複数の第2ローラの糸送り速度は、糸に緊張熱処理が行われるように、糸走行方向下流側にあるものほど速く設定される。従って、複数の第2ローラによる熱固定中の糸張力を変化(弛緩又は緊張)させることによる糸の物性のコントロールが可能となる。すなわち、糸の物性のコントロールの自由度が広がる。
本発明の実施形態に係る紡糸巻取機の構成を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る紡糸巻取機の側面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る紡糸延伸装置を備えた紡糸巻取機の構成を示す正面図である。図2は、紡糸巻取機の側面図である。以下、図1及び図2において示す各方向を、上下方向、左右方向、前後方向として説明する。紡糸巻取機1は、図1及び図2に示すように、紡糸延伸装置2と、糸巻取装置3と、を備えている。紡糸巻取機1は、上方にある紡糸機4から紡出されて連続的に供給される複数の糸Yを紡糸延伸装置2で延伸して糸巻取装置3に送り、糸巻取装置3で複数の糸Yを巻き取っている。糸Yは、例えば、延伸のための予備加熱が必要なポリエステル繊維である。なお、紡糸機4から紡出された糸Yには、図示しない給油ガイドにより、油剤が付与されている。
紡糸延伸装置2は、紡糸機4から紡出された糸Yを延伸するための複数のゴデットローラ21a〜23b(複数のローラ)等を備えている。詳細については後述する。
糸巻取装置3は、紡糸機4の下方に配置されており、紡糸延伸装置2を介して紡糸機4から供給された複数の糸Yを、複数のボビンBにそれぞれ巻き取って、複数のパッケージPを形成する。糸巻取装置3は、案内ローラ5、6、複数の支点ガイド7、2台の巻取ユニット8等を備える。
案内ローラ5、6は、図示しないモータによって駆動される駆動ローラであって、軸方向が左右方向と平行に設けられている。案内ローラ6は、案内ローラ5よりも後方かつ上方に配置されている。紡糸延伸装置2から送られてくる複数の糸Yは、案内ローラ5、6により、下方の複数の支点ガイド7に送られる。
複数の支点ガイド7は、案内ローラ6の下方であって、後述する巻取ユニット8の複数のトラバースガイド12の上方において、複数のトラバースガイド12及びボビンホルダ11に装着された複数のボビンBの真上に、前後方向に沿って複数のボビンホルダ11の間隔と同じ間隔で並んで配置されている。
巻取ユニット8は、本体フレーム9、本体フレーム9に回転可能に設けられた円板状のターレット10、ターレット10に片持ち支持され、巻取軸が水平に延びており、複数のボビンBが巻取軸の軸方向に沿って直列に装着される2本のボビンホルダ11、糸Yの綾振りを行うトラバースガイド12、本体フレーム9に対して上下方向に移動可能であり、ボビンホルダ11に装着されたボビンBに対して離接するコンタクトローラ13などを有している。
巻取ユニット8は、ボビンホルダ11が図示しないモータの駆動により回転することで、このボビンホルダ11に装着された複数のボビンBを回転させ、回転する複数のボビンBに複数の糸Yを巻き取る。このとき、ボビンBに巻き取られる糸Yは、複数のボビンBの上方にそれぞれ配置されたトラバースガイド12によって、支点ガイド7を支点としてボビンBの軸方向に綾振りされる。
そして、支点ガイド7を支点としてトラバースガイド12に綾振られた糸Yは、ボビンBに巻き取られてパッケージPを形成する。このとき、コンタクトローラ13は、ボビンBへの巻き取り時に、パッケージPの外周面に接触して、所定の接圧を付与しながら回転して、パッケージPの形状を整える。そして、ボビンホルダ11に装着された複数のパッケージPは、満巻きになると図示しないプッシャーで前方へ押し出されてボビンホルダ11から取り外される。
次に、紡糸延伸装置2について説明する。紡糸延伸装置2は、複数のゴデットローラ21a〜23b、保温箱24、インターレース装置25等を備え、紡糸機4の下方に配置されている。
複数のゴデットローラ21a〜23bは、紡糸機4から紡出された糸Yを延伸するためのものである。複数のゴデットローラ21a〜23bは、それぞれ、図示しないフレームによって片持ち支持され、図示しないモータにより回転される駆動ローラである。複数のゴデットローラ21a〜23bは、第1ゴデットローラ21a、21b(第1ローラ)と、第2ゴデットローラ22a、22b(第2ローラ)と、第3ゴデットローラ23a、23b(第3ローラ)と、を含んでいる。第1ゴデットローラ21a、21b、第2ゴデットローラ22a、22bは、内部に図示しないヒータを備えた加熱ローラである。
第1ゴデットローラ21a、21bは、延伸前の糸Yが走行する、延伸前の糸Yを加熱するための予備加熱用のゴデットローラであり、通常、80〜100℃の温度に設定される。糸Yはポリエステル繊維であるから、延伸するにはガラス転移点以上の温度までの加熱が必要となる。なお、ガラス転移点は、高分子によって異なる。第2ゴデットローラ22a、22bには、第1ゴデットローラ21a、21bから送られる糸Yが巻き掛けられる。第2ゴデットローラ22a、22bは、延伸された糸Yを熱固定するための熱固定用のゴデットローラであり、通常、120〜150℃の温度に設定される。このように、第2ゴデットローラ22a、22bは、第1ゴデットローラ21a、22bよりも設定温度が高い。
第1ゴデットローラ21a、21b、第2ゴデットローラ22a、22bは、それぞれの軸芯が互いに平行であって、例えば直径が220〜300mmの範囲内であり、略同じ直径となっている。また、第1ゴデットローラ21a、21bは、第2ゴデットローラ22a、22bの上方に配置されている。第1ゴデットローラ21bは、第1ゴデットローラ21aよりも上方かつ左方に配置されている。第2ゴデットローラ22bは、第2ゴデットローラ22aよりも上方かつ右方に配置されている。
第3ゴデットローラ23a、23bには、第2ゴデットローラ22a、22bから送られた糸Yが巻き掛けられる。また、第3ゴデットローラ23a、23bは、内部にヒータ等の熱源を有しない非加熱ローラである。第3ゴデットローラ23a、23bは、保温箱24の外部であって、保温箱24下部の右方に設けられている。また、第3ゴデットローラ23bは、第3ゴデットローラ23aよりも右方かつ上方に設けられている。第1ゴデットローラ21a、21b、第2ゴデットローラ22a、22b、第3ゴデットローラ23a、23bには、上流側から順に、360度以内の巻き掛け角度で糸Yが巻き掛けられている。
保温箱24は、第1ゴデットローラ21a、21b、第2ゴデットローラ22a、22bを収容するものである。保温箱24は、断熱材からなる略直方形状の箱である。この保温箱24により、第1ゴデットローラ21a、21b、第2ゴデットローラ22a、22bから発せられる熱が外部に逃げないようになっており、内部が保温されている。保温箱24の内部には、第1ゴデットローラ21a、21bと、第2ゴデットローラ22a、22bと、の間に壁28が設けられている。この壁28により、設定温度の異なる第1ゴデットローラ21a、21bと第2ゴデットローラ22a、22bとが互いの設定温度に影響を及ぼすことを防止している。また、保温箱24の上面には、糸Yを保温箱24内に導入するためのスリット26が設けられている。このスリット26を通過して保温箱24内に複数の糸Yが進入し、第1ゴデットローラ21aに巻き掛けられている。また、保温箱24の右側面(第3ゴデットローラ23a、23b側の側面)には、糸Yを保温箱24から外部に導出するためのスリット27が設けられている。第2ゴデットローラ22bから送られる複数の糸Yは、このスリット27を通過して保温箱24から外部に導出し、第3ゴデットローラ23aに巻き掛けられている。
インターレース装置25は、流体噴射ノズルを用いることで糸Yを構成するフィラメントを相互に絡み合わせて集束性を付与し、繊維間の広がりや分離を抑制するためのものである。インターレース装置25は、第3ゴデットローラ23aと第3ゴデットローラ23bとの間に配置されている。
紡糸機4から紡出された複数の糸Yは、予備加熱用の第1ゴデットローラ21a、21bに接触することによりガラス転移点以上の温度まで予備加熱され、予備加熱用の第1ゴデットローラ21a、21bの回転駆動により、下流の熱固定用の第2ゴデットローラ22a、22bに送られる。ここで、例えば、第1ゴデットローラ21aの糸送り速度V1と、第1ゴデットローラ21bの糸送り速度V2とは、第1ゴデットローラ21a上で糸Yが加熱されることで生じる糸Yの内部応力緩和による張力低下を補正するために、若干(数10m/min)、第1ゴデットローラ21bの糸送り速度V2が高くなるように設定される(V1<V2)。また、第2ゴデットローラ22aの糸送り速度V3、第2ゴデットローラ22bの糸送り速度V4は、それぞれ、第1ゴデットローラ21aの糸送り速度V1、第2ゴデットローラ21bの糸送り速度V2よりも速く設定される(V1<V2<<V3、V1<V2<<V4)。従って、下流の第2ゴデットローラ22a、22bは、上流の第1ゴデットローラ21a、21bに比べて、糸送り速度が速いため、第1ゴデットローラ21a、21bと第2ゴデットローラ22a、22bの間において、複数の糸Yが延伸される。延伸された複数の糸Yは、熱固定用の第2ゴデットローラ22a、22bに接触することにより、熱固定され、第2ゴデットローラ22a、22bの回転駆動により、第3ゴデットローラ23a、23bへ送られる。なお、糸送り速度は、ローラの回転速度とローラの直径の大きさによって決まる速度である。
ここで、従来の紡糸延伸装置においては、第1ゴデットローラと第2ゴデットローラの間で延伸倍率(糸送り速度差)を変化させることにより、糸の物性をコントロールすることは可能であった。しかし、糸が延伸可能な状態で、延伸倍率を変化させると、分子配向が大きく変化するため、複数の物性が同時に大きく変化する。従って、延伸倍率の変化では、糸の物性をコントロールしにくいという問題がある。そこで、本発明では、分子配向が大きく変化しない熱固定中に、糸の張力を変化させ、糸の物性をコントロールするようになっている。
本発明の紡糸延伸装置2においては、第2ゴデットローラ22aの糸送り速度V3、第2ゴデットローラ22bの糸送り速度V4は、糸Yに弛緩熱処理が行われるように、糸走行方向下流側にあるものほど遅く設定される。すなわち、糸Yに弛緩熱処理が行われるように、第2ゴデットローラ22bの糸送り速度V4は、第2ゴデットローラ22aの糸送り速度V3よりも遅く設定される(V3>V4)。従って、第2ゴデットローラ22a、22bによる熱固定中の糸張力を変化(弛緩)させることによる糸Yの物性のコントロールが可能となる。すなわち、糸Yの物性のコントロールの自由度が広がる。
ここで、弛緩熱処理とは、糸Yのリラックス状態で熱固定を行うことである。弛緩熱処理により、糸Yの非晶領域の分子配向性を低下させ、沸水収縮率(BWS)、ヤング率が低い糸Yを生産することができる。
また、第3ゴデットローラ23aの糸送り速度V5は、最も糸走行方向下流側にある第2ゴデットローラ22bの糸送り速度V4よりも遅く設定される(V3>V4>V5)。従って、第2ゴデットローラ22a、22bにおける弛緩熱処理に加え、最も糸走行方向下流側にある第2ゴデットローラ22bと第3ゴデットローラ23aとの間においても、弛緩熱処理を行うことができる。
また、最も糸走行方向下流側にある第2ゴデットローラ22bの糸送り速度V4と、第3ゴデットローラ23aの糸送り速度V5と、の間の糸送り速度差は、20m/min以内に設定されることが好ましい。これにより、糸送り速度差による第2ゴデットローラ22bと第3ゴデットローラ23aとの間の糸Yの張力が適正に保たれるため、ローラへの糸Yの巻き付き、断糸等が防止される。
また、第2ゴデットローラ22aの糸送り速度V3と、第2ゴデットローラ22bの糸送り速度V4と、の間の糸送り速度差は、20m/min以内に設定されることが好ましい。これにより、糸送り速度差による第2ゴデットローラ22aと第2ゴデットローラ22bとの間の糸Yの張力が適正に保たれるため、ローラへの糸Yの巻き付き、断糸等が防止される。
また、本発明の紡糸延伸装置2においては、第2ゴデットローラ22aの糸送り速度V3、第2ゴデットローラ22bの糸送り速度V4は、糸Yに緊張熱処理が行われるように、糸走行方向下流側にあるものほど速く設定される。すなわち、糸Yに緊張熱処理が行われるように、第2ゴデットローラ22bの糸送り速度V4は、第2ゴデットローラ22aの糸送り速度よりも速く設定される(V3<V4)。従って、第2ゴデットローラ22a、22bによる熱固定中の糸張力を変化(緊張)させることによる糸Yの物性のコントロールが可能となる。すなわち、糸Yの物性のコントロールの自由度が広がる。
ここで、緊張熱処理とは、糸Yのストレッチ状態で熱固定を行うことである。緊張熱処理により、糸Yの非晶領域の分子配向性を高め、沸水収縮率(BWS)、ヤング率が高い糸Yを生産することができる。
また、第3ゴデットローラ23aの糸送り速度V5は、最も糸走行方向下流側にある第2ゴデットローラ22bの糸送り速度V4よりも速く設定される(V3<V4<V5)。従って、第2ゴデットローラ22a、22bにおける緊張熱処理に加え、最も糸走行方向下流側にある第2ゴデットローラ22bと第3ゴデットローラ23aとの間においても、緊張熱処理を行うことができる。
また、最も糸走行方向下流側にある第2ゴデットローラ22bの糸送り速度V4と、第3ゴデットローラ23aの糸送り速度V5と、の間の糸送り速度差は、20m/min以内に設定されることが好ましい。これにより、糸送り速度差による第2ゴデットローラ22bと第3ゴデットローラ23aとの間の糸Yの張力が適正に保たれるため、ローラへの糸Yの巻き付き、断糸等が防止される。
また、第2ゴデットローラ22aの糸送り速度V3と、第2ゴデットローラ22bの糸送り速度V4と、の間の糸送り速度差は、20m/min以内に設定されることが好ましい。これにより、糸送り速度差による第2ゴデットローラ22aと第2ゴデットローラ22bとの間の糸Yの張力が適正に保たれるため、ローラへの糸Yの巻き付き、断糸等が防止される。
また、第2ゴデットローラ22aの設定温度は、第2ゴデットローラ22bの設定温度と同等か、若干高め(10℃以下)に設定することが好ましい。これにより、糸Yの温度を熱固定に必要な温度まで効率よく上昇させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態に限られるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
上述の実施形態においては、延伸前の複数の糸Yが走行する第1ゴデットローラ21a、21bは、2つである。これに限らず、延伸前の複数の糸Yが走行する第1ゴデットローラは、少なくとも1つあればよい。
上述の実施形態においては、延伸前の複数の糸Yが走行する第1ゴデットローラ21a、21bは、加熱ローラである。これに限らず、生産する糸種、例えば常温で延伸可能なナイロンなどでは、ヒータを備えない非加熱ローラとしたり、また、ヒータを備える場合は、ヒータの電源を切断して非加熱状態で使用したりすることもできる。
上述の実施形態においては、第1ゴデットローラ21a、21bから送られる糸Yが巻き掛けられる第2ゴデットローラ22a、22bは、2つである。これに限らず、第2ゴデットローラは、複数であればよい。この場合、複数の第2ゴデットローラの糸送り速度は、それぞれ、第1ゴデットローラ21a、21bの糸送り速度よりも速く、また、複数の第2ゴデットローラの糸送り速度は、糸Yに弛緩熱処理が行われるように、糸走行方向下流側にあるものほど遅く、又は、糸Yに緊張熱処理が行われるように、糸走行方向下流側にあるものほど速く設定されていればよい。また、糸走行方向前後の各第2ゴデットローラ間の糸送り速度差が、20m/min以内に設定されていればよい。
上述の実施形態においては、第2ゴデットローラ22a、22bから送られる糸Yが巻き掛けられる第3ゴデットローラは、複数である。これに限らず、1つであってもよい。また、第3ゴデットローラの数は、上述の実施形態の2つに限られず、3つ以上であってもよい。
上述の実施形態においては、第2ゴデットローラ22bの糸送り速度V4と、第3ゴデットローラ23aの糸送り速度V5とは、異なっている。これに限らず、第2ゴデットローラ22bの糸送り速度V4と、第3ゴデットローラ23aの糸送り速度V5とは、同じであってもよい(V4=V5)。
上述の実施形態においては、第1ゴデットローラ21a、21b、第2ゴデットローラ22a、22bは、略同じ直径となっているが、これに限らず、直径が異なっていてもよい。
上述の実施形態においては、第3ゴデットローラ23aは、非加熱ローラとなっているが、これに限らず、加熱ローラであってもよい。
1 紡糸巻取機
2 紡糸延伸装置
3 糸巻取装置
4 紡糸機
21a、21b 第1ゴデットローラ(第1ローラ)
22a、22b 第2ゴデットローラ(第2ローラ)
23a、23b 第3ゴデットローラ(第3ローラ)

Claims (7)

  1. 紡糸機から紡出された糸を延伸するための複数のローラを備えた紡糸延伸装置であって、
    前記複数のローラには、それぞれ、360度以内の巻き掛け角度で前記糸が巻き掛けられており、
    前記複数のローラは、
    少なくとも1つの第1ローラと、
    前記第1ローラから送られる前記糸が巻き掛けられ、且つ、それぞれ加熱ローラである複数の第2ローラと、を含み、
    前記複数の第2ローラの糸送り速度は、それぞれ、前記第1ローラの糸送り速度よりも速く設定され、
    前記複数の第2ローラの糸送り速度は、前記糸に弛緩熱処理が行われるように、糸走行方向下流側にあるものほど遅く、又は、前記糸に緊張熱処理が行われるように、糸走行方向下流側にあるものほど速く設定されることを特徴とする紡糸延伸装置。
  2. 前記複数の第2ローラから送られた前記糸が巻き掛けられ、且つ、非加熱ローラである第3ローラをさらに備え、
    前記第3ローラの糸送り速度は、最も糸走行方向下流側にある前記第2ローラの糸送り速度よりも遅く設定されることを特徴とする請求項1に記載の紡糸延伸装置。
  3. 最も糸走行方向下流側にある前記第2ローラと、前記第3ローラと、の糸送り速度差が20m/min以内に設定されることを特徴とする請求項2に記載の紡糸延伸装置。
  4. 前記複数の第2ローラの糸送り速度は、各ローラ間の糸送り速度差が20m/min以内であって、且つ、糸走行方向下流側にあるものほど遅く設定されることを特徴とする請求項2又は3に記載の紡糸延伸装置。
  5. 前記複数の第2ローラから送られる前記糸が巻き掛けられ、且つ、非加熱ローラである第3ローラをさらに備え、
    前記第3ローラの糸送り速度は、最も糸走行方向下流側にある前記第2ローラの糸送り速度よりも速く設定されることを特徴とする請求項1に記載の紡糸延伸装置。
  6. 最も糸走行方向下流側にある前記第2ローラと、前記第3ローラと、の糸送り速度差が20m/min以内に設定されることを特徴とする請求項5に記載の紡糸延伸装置。
  7. 前記複数の第2ローラの糸送り速度は、各ローラ間の糸送り速度差が20m/min以内であって、且つ、糸走行方向下流側にあるものほど速く設定されることを特徴とする請求項5又は6に記載の紡糸延伸装置。
JP2012226828A 2012-10-12 2012-10-12 紡糸延伸装置 Active JP5937945B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012226828A JP5937945B2 (ja) 2012-10-12 2012-10-12 紡糸延伸装置
CN201310432081.8A CN103726114B (zh) 2012-10-12 2013-09-22 纺丝拉伸装置
TW102134518A TWI620842B (zh) 2012-10-12 2013-09-25 Spinning extension
DE201310220442 DE102013220442A1 (de) 2012-10-12 2013-10-10 Verstreckungsvorrichtung für gesponnene Fäden

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012226828A JP5937945B2 (ja) 2012-10-12 2012-10-12 紡糸延伸装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014077221A true JP2014077221A (ja) 2014-05-01
JP5937945B2 JP5937945B2 (ja) 2016-06-22

Family

ID=50383429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012226828A Active JP5937945B2 (ja) 2012-10-12 2012-10-12 紡糸延伸装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP5937945B2 (ja)
CN (1) CN103726114B (ja)
DE (1) DE102013220442A1 (ja)
TW (1) TWI620842B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016040429A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 Tmtマシナリー株式会社 紡糸延伸装置、及び、紡糸延伸方法
EP3012355A1 (en) 2014-10-21 2016-04-27 TMT Machinery, Inc. Spun yarn drawing apparatus
JP2016079539A (ja) * 2014-10-21 2016-05-16 Tmtマシナリー株式会社 紡糸延伸装置
JP2016164314A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 Tmtマシナリー株式会社 紡糸延伸装置
JP2017519918A (ja) * 2014-07-08 2017-07-20 エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトOerlikon Textile GmbH & Co. KG 完全延伸された合成糸を製造する方法および装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6566971B2 (ja) * 2014-06-07 2019-08-28 エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトOerlikon Textile GmbH & Co. KG 紡糸されたばかりの複数の糸を引き出しかつ延伸する方法および装置
CN108588866A (zh) * 2018-05-10 2018-09-28 无锡索力得科技发展有限公司 一种海洋缆绳用涤纶工业丝的生产方法
CN108660536A (zh) * 2018-05-10 2018-10-16 无锡索力得科技发展有限公司 一种高品质12头纺细旦高强低缩型涤纶工业丝的生产方法
CN108677269A (zh) * 2018-05-14 2018-10-19 无锡索力得科技发展有限公司 一种高品质阻燃涤纶工业丝的生产方法
CN108728921A (zh) * 2018-06-13 2018-11-02 无锡索力得科技发展有限公司 一种抗菌型涤纶工业丝的生产方法
JP7390207B2 (ja) * 2020-02-20 2023-12-01 Tmtマシナリー株式会社 繊維機械及び糸張力把握方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60134023A (ja) * 1983-12-22 1985-07-17 Toray Ind Inc ポリエステル繊維の直接紡糸延伸法
JP2005517818A (ja) * 2001-09-26 2005-06-16 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 伸縮性多成分スパンボンドウェブおよび製造方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19958245B4 (de) * 1998-12-08 2008-04-30 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Spinnvorrichtung
JP4060508B2 (ja) * 2000-02-16 2008-03-12 Tmtマシナリー株式会社 延伸仮撚加工機
US6471906B1 (en) * 2000-07-10 2002-10-29 Arteva North America S.A.R.L. Ultra low-tension relax process and tension gate-apparatus
WO2007115703A1 (de) * 2006-04-05 2007-10-18 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Verfahren und vorrichtung zum abziehen und verstrecken eines multifilen fadens
TWI494477B (zh) * 2008-05-23 2015-08-01 Oerlikon Textile Gmbh & Co Kg 用以在融熔紡絲時抽出及拉伸一多絲紗線之方法及執行該方法之裝置
WO2010023081A1 (de) * 2008-08-27 2010-03-04 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Verfahren zum schmelzspinnen, verstrecken und aufwickeln eines multifilen fadens sowie eine vorrichtung zur durchführung des verfahrens
WO2011009497A1 (de) * 2009-07-22 2011-01-27 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Verfahren zum abziehen und zum verstrecken eines synthetischen fadens sowie eine vorrichtung zur durchführung des verfahrens
WO2011009498A1 (de) * 2009-07-24 2011-01-27 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Verfahren zum schmelzspinnen, verstrecken und aufwickeln eines multifilen fadens sowie eine vorrichtung zur durchführung des verfahrens
JP5669385B2 (ja) * 2009-12-11 2015-02-12 Tmtマシナリー株式会社 紡糸巻取設備
JP5645594B2 (ja) 2010-10-21 2014-12-24 Tmtマシナリー株式会社 糸条加熱装置
JP5808606B2 (ja) * 2011-03-31 2015-11-10 Tmtマシナリー株式会社 紡糸巻取機
CN102505182B (zh) * 2011-09-28 2013-12-11 南京工业职业技术学院 废弃再生聚酯瓶片制备功能型抗紫外线涤纶短纤维的方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60134023A (ja) * 1983-12-22 1985-07-17 Toray Ind Inc ポリエステル繊維の直接紡糸延伸法
JP2005517818A (ja) * 2001-09-26 2005-06-16 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 伸縮性多成分スパンボンドウェブおよび製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017519918A (ja) * 2014-07-08 2017-07-20 エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトOerlikon Textile GmbH & Co. KG 完全延伸された合成糸を製造する方法および装置
JP2016040429A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 Tmtマシナリー株式会社 紡糸延伸装置、及び、紡糸延伸方法
EP3012355A1 (en) 2014-10-21 2016-04-27 TMT Machinery, Inc. Spun yarn drawing apparatus
JP2016079539A (ja) * 2014-10-21 2016-05-16 Tmtマシナリー株式会社 紡糸延伸装置
JP2016079538A (ja) * 2014-10-21 2016-05-16 Tmtマシナリー株式会社 紡糸延伸装置
JP2016164314A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 Tmtマシナリー株式会社 紡糸延伸装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE102013220442A1 (de) 2014-04-17
TW201414890A (zh) 2014-04-16
CN103726114A (zh) 2014-04-16
JP5937945B2 (ja) 2016-06-22
CN103726114B (zh) 2017-06-13
TWI620842B (zh) 2018-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5937945B2 (ja) 紡糸延伸装置
TWI576477B (zh) 紡紗拉伸裝置
JP5669385B2 (ja) 紡糸巻取設備
TWI567255B (zh) Spinning stretching device
JP6258610B2 (ja) 紡糸延伸装置
JP2011122276A5 (ja)
EP3095900B1 (en) Combined yarn producing device
JP2021102835A (ja) 混繊糸製造装置
JP6258698B2 (ja) 紡糸延伸装置
JP6133637B2 (ja) 紡糸延伸装置
EP3012355B1 (en) Method of drawing a spun yarn
JP5965834B2 (ja) 紡糸延伸装置
JP6530259B2 (ja) 紡糸延伸装置、及び、紡糸延伸方法
JP5738321B2 (ja) 多数の合成糸を引き出しかつ巻き取るための装置
CN103866414A (zh) 纺丝牵引装置
JP6484425B2 (ja) 紡糸延伸方法
JP2020529527A (ja) 合成糸を製造する装置
JP2024030477A (ja) 紡糸引取装置
JP6507043B2 (ja) 紡糸引取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150514

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150514

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150514

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160331

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160419

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160513

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5937945

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250