JP2014076732A - 鞍乗り型車両の前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化や車長方向へ延ばすことが可能であって、振動やばたつきが発生しないようなカウリング構造を提供することを課題とする。
【解決手段】ヘッドライトカウル24は、ヘッドライトユニット23に取付けられるメインカウル50と、このメインカウル50の一部を覆うサブカウル35とからなり、このサブカウル35は、一端がメインカウル50に連結され、他端がヘッドライトブラケット30に連結される。すなわち、メインカウル50及びヘッドライトブラケット30に、サブカウル34が固定される。
【効果】サブカウル34は、片持ち支持ではなく、2点で支持されるため、支持剛性が高まり、振動する心配が無く、ばたつく心配もない。よって、サブカウル34の大型化や車長方向へ延ばすことが可能となり、カウリングの形状の自由度が高まる。
【選択図】図4

Description

本発明は、鞍乗り型車両の前部構造の改良に関する。
自動二輪車に代表される鞍乗り型車両では、車体前部をカウリングで覆って、走行風の流れを円滑化する形態のものがある(例えば、特許文献1(図5、図7)参照。)。
特許文献1の図5に示されるように、カウリング本体(1a)(括弧付き数字は、特許文献1に記載された符号を示す。以下同様)の前部にヘッドランプ(5)が取付けられる。すなわち、ヘッドランプ(5)から車両後方へ延ばされる。そして、カウリング本体(1a)の後部上部にインナパネル(1b)が備えられる。図5のVII−VII線断面図が特許文献1の図7である。
特許文献1の図7に示されるように、カウリング本体(1a)とインナパネル(1b)前部との間に隙間が設けられる。すなわち、下壁(15)と上壁(13)との間に、補助走行風(A1)が流れる。上壁(13)の外面(図では上面)を流れる走行風(A)は、補助走行風(A1)により巻き込みが解消される(特許文献1段落番号[0013])。
ところで、特許文献1の図7に示されるように、上壁(13)は、インナパネル(1b)の前部に一体形成される。図面からははっきりしないが、上壁(13)は、車長方向の張り出しが小さいため、ボルトなどで周辺部材に連結されてはいない。
一方、上壁(13)をより大型にすることや、車長方向へ延ばす要求がある。
しかし、特許文献1の構造で、上壁(13)を大型にする若しくは車長方向へ延ばすと、剛性不足のため、上壁(13)が振動し、ばたつき、騒音が発生する虞がある。
すなわち、特許文献1の構造では、上壁(13)等を、大型化することや車長方向へ延ばすことに限界がある。
そこで、上壁(13)若しくは同等品について、大型化や車長方向へ延ばすことが可能であって、振動やばたつきが発生しないようなカウリング構造が望まれる。
特許第4133400号公報
本発明は、大型化や車長方向へ延ばすことが可能であって、振動やばたつきが発生しないようなカウリング構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体フレーム前部のヘッドパイプに、ブリッジ部材を介して操向自在に取付けられ前輪を下部に備えるフロントサスペンションと、このフロントサスペンションの前に配置され該フロントサスペンションで支えられるヘッドライトブラケットと、 このヘッドライトブラケットで支えられ車両前方を照らすヘッドライトユニットと、 このヘッドライトユニットの上下面及び側面を覆って走行風を整えるヘッドライトカウルと、が備えられている鞍乗り型車両の前部構造において、
前記ヘッドライトカウルは、前記ヘッドライトユニットに取付けられるメインカウルと、このメインカウルの少なくも一部を覆うサブカウルとからなり、
このサブカウルは、一端が前記メインカウルの後部に連結され、他端が前記ヘッドライトブラケットに連結されることで、前記メインカウル及び前記ヘッドライトブラケットに固定されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、ヘッドライトブラケットとヘッドライトユニットとの接続部は、サブカウルで覆われていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、車両側面視でサブカウル前部が、メインカウルに重なっており、この重なり部分において車両正面視でサブカウル前部は、少なくとも一部がメインカウルから車幅方向に隙間を保って配置されることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、車両正面視でメインカウルからサブカウルに向かって複数枚の整流羽根が延ばされ、これらの整流羽根は、車両側面視で車両前後方向に延ばされていることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、ヘッドライトブラケットは、型成形された1物品であり、少なくともサブカウルに覆われる部位の近傍に、サブカウルに概ね沿う面を備えていることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、サブカウルに概ね沿う面は、サブカウルとの間で隙間を保つように、車体中心側に配置されていることを特徴とする。
請求項7に係る発明では、車両側面視で、メインカウルの後部に連結されるサブカウルの一端よりも、ヘッドライトブラケットに連結されるサブカウルの他端の方が、車両後方に且つ上方に配置されることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ヘッドライトカウルは、ヘッドライトユニットに取付けられるメインカウルと、このメインカウルの少なくも一部を覆うサブカウルとからなり、このサブカウルは、一端がメインカウルの後部に連結され、他端がヘッドライトブラケットに連結される。なお、ヘッドライトユニットはヘッドライトブラケットで支持されるため、メインカウルもヘッドライトブラケットで支持される。このようなメインカウル及びヘッドライトブラケットに、サブカウルが固定される。
サブカウルは、片持ち支持ではなく、2点で支持されるため、支持剛性が高まり、振動する心配が無く、ばたつく心配もない。よって、サブカウルの大型化や車長方向へ延ばすことが可能となり、カウリングの形状の自由度が高まる。
さらには、メインカウルの後端もサブカウルに支持されるので、メインカウルを後方へ延ばした場合もばたつく心配がない。
請求項2に係る発明では、ヘッドライトブラケットとヘッドライトユニットとの接続部は、サブカウルで覆われているため、サブカウルを取外すだけで、ヘッドライトブラケットとヘッドライトユニットとの接続部が露出する。結果、ヘッドライトブラケットからヘッドとユニットを簡単に外すことができる。サブカウルを取付けることにより、外観性が維持され、走行風の円滑な流れが保たれる。
請求項3に係る発明では、サブカウル前部は、少なくとも一部がメインカウルから車幅方向に隙間を保って配置されるため、隙間をエアダクトとして活用することができる。すなわち、メインカウルとサブカウルによって、走行風を後方へ逃がすエアダクトを形成するので、特に車両倒し込みなどの際にヘッドライトカウル周辺に発生する空気抵抗が減少する。インナパネル等の部品を追加することなくエアダクトを構成することができる。
請求項4に係る発明では、車両正面視でメインカウルからサブカウルに向かって複数枚の整流羽根が延ばされ、これらの整流羽根は、車両側面視で車両前後方向に延ばされている。整流羽根によりエアダクトを流れるエアの流れを整えることができる。また、メインカウルは、型抜きが容易な形状であるため、スライド型を用いることなく、容易に型成形することができる。
請求項5に係る発明では、ヘッドライトブラケットは、型成形された1物品であるため、部品点数が低減できる。また、ヘッドライトブラケットとサブカウルの間にもエアを流すことが可能となるため、エアダクトを流れるエアを車長方向に長い距離案内し且つ乱れることなく車両後方へ流出させることができる。
請求項6に係る発明では、ヘッドライトブラケットとサブカウルの間に、はっきりとした後方エアダクトを形成する。エアダクトと後方エアダクトでダクトの総長を稼ぐことができる。ダクトの総長を稼ぐにあたり、ヘッドライトブラケットとサブカウルを使用するため、メインカウルを延ばす必要はなく、メインカウルの小型化が可能となり、メインカウルの振動、ばたつきを抑制することができる。
請求項7に係る発明では、車両側面視で、サブカウルの一端よりもサブカウルの他端の方が、車両後方に且つ上方に配置されるので、サブカウルは全体的に後上がり形状にすることができ、ヘッドライトカウルの側面を流れてきた走行風を、上方へ流出させることができる。
本発明に係る鞍乗り車両前部の左側面図である。 ヘッドライトブラケットの正面図である。 鞍乗り車両前部構造の分解図である。 サブカウルの取付け要領を説明する図である。 鞍乗り車両の要部拡大図である。 ヘッドライトカウルの左側面図である。 図6の7矢視図である。 図2の8−8矢視図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
鞍乗り型車両10の前部構造を図1で説明する。
図1に示すように、車体フレーム11前部のヘッドパイプ12に、ブリッジ部材としてのトップブリッジ13及びボトムブリッジ14を介してフロントサスペンション15が操向自在に取付けられ、このフロントサスペンション15の下部に回転自在に前輪16が備えられる。なお、ブリッジ部材は、トップブリッジ13のみ、又はボトムブリッジ14のみであってもよい。
フロントサスペンション15は、上部に備えるステアリングハンドル17により、操舵される。
ヘッドパイプ12からメインフレーム18が車両後方へ延び、このメインフレーム18で燃料タンク19が支えられ、エンジン21が支持される。
ヘッドパイプ12の前方にヘッドライトユニット23が配置され、このヘッドライトユニット23がヘッドライトカウル24で囲われる。ステアリングハンドル17にバックミラー25が取付けられ、ヘッドライトカウル24の上方にメータユニット26が取付けられ、ヘッドライトカウル24の上部近傍に方向指示器27が配置される。
ヘッドライトカウル24の詳細構造や、ヘッドライトカウル24の支持構造及びヘッドライトユニット23の支持構造を、次に詳しく説明する。
図2に示すように、ヘッドライトブラケット30は、車両正面視で、上部が下部より幅広な台形形状を呈する樹脂成形品である。図面表裏方向に型抜きが可能であるため、ヘッドライトブラケット30は、型成形された1物品である。
上部に左右一対の締結用穴31、31が設けられ、下部に左右一対の締結用穴32、32が設けられており、締結用穴31、31にボルト、ビスなどの締結具33、33を通し、これらの締結具33、33をトップブリッジ13に締結し、同様に、締結用穴32、32にボルト、ビスなどの締結具34、34を通し、これらの締結具34、34をボトムブリッジ14に締結することで、ヘッドライトブラケット30は、フロントサスペンション15に着脱可能に固定される。
サブカウル35の構造は後述するが、サブカウル35を締結具36、36で固定する上部連結部37、37が、ヘッドライトブラケット30の左右辺の上部に一体形成される。
加えて、ヘッドライトブラケット30の左右辺に、縦長の凹部38、38が一体形成されており、凹部38、38にサブカウル35、35が被さって、後部エアダクト39、39を形成する構造が採用される。
すなわち、ヘッドライトブラケット30は、下部カウル35に概ね沿う面41を有し、この沿う面41はサブカウル35との間で隙間42を保つことで、後部エアダクト39が形成される。
図3に示すように、ヘッドライトブラケット30は、車両側面視で縦長形状を呈し、上部連結37より下に、ライトユニット締結部43、44を上下に備える。
ヘッドライトユニット23は、筐体45と、この筐体45の前部に嵌められるレンズ46と、筐体45に後方から抜き差しされるバルブ47と、筐体45に一体形成され車両後方へ延びされる舌片状の接続部48、49とからなる。これらの接続部48、49がライトユニット締結部43、44に締結される。結果、ヘッドライトユニット23がヘッドライトブラケット30に固定される。
メインカウル50は、前部にレンズ嵌合穴51を有し、後部に車両後方へ開口する大きな凹部52を有すると共にライトユニット連結部53、54を一体的に備える。締結具55、55により、ライトユニット連結部53、54にヘッドライトユニット23が連結される。
さらに、メインカウル50には、高さ方向略中央に複数(この例では4条)の整流羽根56が車長方向に延びるように一体形成され、これらの整流羽根56より上の部位に上スロット穴57が設けられ、整流羽根56より下の部位に下スロット穴58が設けられると共に、後部下部に下部連結部59が一体形成される。上下スロット穴57、58及び下部連結部59の役割は後述する。
図2及び図3から明らかなように、フロントサスペンション15でヘッドライトブラケット30が支持され、このヘッドライトブラケット30でヘッドライトユニット23が支持され、このヘッドライトユニット23でメインカウル50が支持される。
図4に示すように、ヘッドライトブラケット30とヘッドライトユニット23とメインカウル50とが一体化される。
サブカウル35は、縦長のZ形状を呈し、後部に後方へ開口するV字状の排風開口部61を有する。さらに、サブカウル35は、4隅に各々頂点(コーナー)を備える。そして、後部上位の頂点近傍にボス62を有し、後部下位の頂点近傍にボルト穴63を有し、前部上部の頂点近傍に上舌片64を有し、前部下部の頂点近傍に下舌片65を有する。
上記構成により、下舌片65を下スロット穴58に引っ掛け、上舌片64を上スロット穴57に差し込み、締結具66でボルト穴63を下部連結部59に締結し、締結具36で上部連結部37をボス62へ締結する。締結具36を車体中心側から取付けるようにすると、締結具36が隠され、ヘッドライトカウル24の外観性が高まる。
サブカウル35は、メインカウル50とヘッドライトブラケット30で支えられるが、メインカウル50とヘッドライトブラケット30を繋ぐブリッジの役割をも果たす。
以上により、図5で示すように、ヘッドランプユニット23回りのヘッドライトカウル24が完成する。このときに、サブカウル35は、メインカウル50後部の大きな凹部52を巧みにカバーする。
すなわち、図4に示すように、サブカウル35を取外すだけで、ヘッドライトブラケット30とヘッドライトユニット23との接続部48、49が露出する。結果、ヘッドライトブラケット30からヘッドライトユニット23を簡単に外すことができる。図5に示すように、サブカウル35を取付けた後は、外観性が維持され、走行風の円滑な流れが保たれる。
次に、走行風の一部を流すエアダクトについて説明する。
図6はヘッドライトカウル24を示し、ヘッドライトカウル24は、メインカウル50と、このメインカウル50の少なくも一部を覆うサブカウル35とからなる。サブカウル35を車両前方へ延ばして、メインカウル50を覆う面積を増やすようにしてもよい。
図7に示すように、メインカウル50は、ヘッドライトユニット(図3、符号23)の上下面及び側面を囲うレンズ嵌合穴51を有する。
さらに、メインカウル50に、縦長の凹部67、67が一体形成され、この凹部67、67に複数の整流羽根56が設けられている。凹部67とこの凹部67を覆うサブカウル35とで、縦長のエアダクト(前部エアダクト)68が形成される。図面手前から奥へ流れる走行風は、整流羽根56で整流されつつ車両後方へ円滑に流される。
すなわち、サブカウル35前部が、メインカウル50に重なっており、この重なり部分において車両正面視でサブカウル35前部は、少なくとも一部がメインカウル50から車幅方向に隙間69を保って配置される。結果、エアダクト(前部エアダクト)68が形成される。加えて、車両正面視でメインカウル50からサブカウル35に向かって複数枚の整流羽根56が延ばされ、これらの整流羽根56は、図5に示すように、車両側面視で車両前後方向に延ばされている
図5にて、サブカウル35の一端(図中、左下の頂点)よりもサブカウル35の他端(右上の頂点)の方が、車両後方に且つ上方に配置されるので、サブカウル35は全体的に後上がり形状にすることができ、ヘッドライトカウル24(正しくは、メインカウル50)の側面を流れてきた走行風を、上方へ流出させることができる。
図2の8−8矢視図である図8に示すように、サブカウル35の後部は、車両側面視でヘッドライトブラケット30に重なる。
すると、図2で説明したように、凹部38とサブカウル35とで後部エアダクト39が形成される。図7に示すエアダクト(前部エアダクト)68を流れたエアが、図2に示す後部エアダクト39に流入するため、エアの流れが円滑になる。
加えて、サブカウル35は、片持ち支持ではなく、2点で支持されるため、支持剛性が高まり、振動する心配が無く、ばたつく心配もない。よって、サブカウルの大型化や車長方向へ延ばすことが可能となり、カウリングの形状の自由度が高まる。
尚、本発明を提供する鞍乗り型車両は、自動二輪車が好適であるが、三輪車又は四輪車であってもよい。
本発明は、ヘッドライトカウルを備える鞍乗り型車両に好適である。
10…鞍乗り型車両、11…車体フレーム、12…ヘッドパイプ、13…ブリッジ部材(トップブリッジ)、14…ブリッジ部材(ボトムブリッジ)、15…フロントサスペンション、16…前輪、23…ヘッドライトユニット、24…ヘッドライトカウル、30…ヘッドライトブラケット、35…サブカウル、39…後部エアダクト、41…沿う面、42、69…隙間、50…メインカウル、56…整流羽根、68…エアダクト(前部エアダクト)。

Claims (7)

  1. 車体フレーム(11)前部のヘッドパイプ(12)に、ブリッジ部材(13、14)を介して操向自在に取付けられ前輪(16)を下部に備えるフロントサスペンション(15)と、
    このフロントサスペンション(15)の前に配置され該フロントサスペンション(15)で支えられるヘッドライトブラケット(30)と、
    このヘッドライトブラケット(30)で支えられ車両前方を照らすヘッドライトユニット(23)と、
    このヘッドライトユニット(23)の上下面及び側面を覆って走行風を整えるヘッドライトカウル(24)と、が備えられている鞍乗り型車両の前部構造において、
    前記ヘッドライトカウル(24)は、前記ヘッドライトユニット(23)に取付けられるメインカウル(50)と、このメインカウル(50)の少なくも一部を覆うサブカウル(35)とからなり、
    このサブカウル(35)は、一端が前記メインカウル(50)の後部に連結され、他端が前記ヘッドライトブラケット(30)に連結されることで、前記メインカウル(50)及び前記ヘッドライトブラケット(30)に固定されていることを特徴とする鞍乗り型車両の前部構造。
  2. 前記ヘッドライトブラケット(30)と前記ヘッドライトユニット(23)との接続部(48、49)は、前記サブカウル(35)で覆われていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  3. 車両側面視で前記サブカウル(35)前部が、前記メインカウル(50)に重なっており、この重なり部分において車両正面視で前記サブカウル(35)前部は、少なくとも一部が前記メインカウル(50)から車幅方向に隙間(69)を保って配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  4. 車両正面視で前記メインカウル(50)から前記サブカウル(35)に向かって複数枚の整流羽根(56)が延ばされ、これらの整流羽根(56)は、車両側面視で車両前後方向に延ばされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  5. 前記ヘッドライトブラケット(30)は、型成形された1物品であり、少なくとも前記サブカウル(35)に覆われる部位の近傍に、前記サブカウル(35)に概ね沿う面(41)を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  6. 前記サブカウル(35)に概ね沿う面(41)は、前記サブカウル(35)との間で隙間(42)を保つように、車体中心側に配置されていることを特徴とする請求項5記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  7. 車両側面視で、前記メインカウル(50)の後部に連結される前記サブカウル(35)の一端よりも、前記ヘッドライトブラケット(30)に連結される前記サブカウル(35)の他端の方が、車両後方に且つ上方に配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の鞍乗り型車両の前部構造。
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