JP2014074326A - 建物ユニット輸送用治具およびユニット連結体 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に、ユニット工法で使用される既存の建物ユニットを、そのまま海上輸送し得るようにする。
【解決手段】複数個の建物ユニット1を長手方向6に並べた状態で、対向する端部間を連結可能な中間連結治具12と、最も外側に位置する各端部に対して取付可能な一対の端部取付治具14と、を備えることにより、ユニット連結体13を構成可能としている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ユニット工法で使用される既存の建物ユニットを、そのまま海上輸送し得るようにした建物ユニット輸送用治具およびユニット連結体に関するものである。
住宅などの分野においては、工場で予め製造した建物ユニット(あるいは住宅ユニット)を建築現場へ搬送し、建築現場で建物ユニットを複数個組み合わせることによって、ユニット建物(あるいはユニット住宅)を構築するようにしたユニット工法が行われている。
このようなユニット工法では、建物ユニットを建築現場へ搬送するのに、トラックや貨物列車などに直接搭載するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。なお、特許文献1のものは、通常よりもサイズの小さい狭小ユニットを搬送する場合の例となっている。
このようなユニット工法は、これまで、ほぼ国内のみにて独自に実施されていたが、近年、例えば、ユニット建物を外国で販売することや、建物ユニットの製造拠点を外国に移して、外国で安価に製造した建物ユニットを、日本国内へ輸入することなど、広く海外に事業を展開することが検討されている。
しかしながら、上記した建物ユニットは、国内向けの規格で製造されているため、海外へ輸送したり、海外から国内へ輸送したりしようとすると、輸送効率が悪いという問題や、輸送コストがかかるなどの問題があった。
そこで、海外との間で船などによる輸送を行うのに都合が良いように、国際規格に対応した海上コンテナ(国際コンテナ)と同じ大きさの建物ユニットを製造することで、輸送効率の向上や、輸送コストの低減を図ることなどが検討されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−18705号公報 特許4282745号
しかしながら、上記した特許文献2のものは、最初から建物ユニットを海上コンテナ(または国際コンテナ)と同じ大きさに製造しているので、海上輸送については効率が良いものの、既存の建物ユニットとは基本構造やサイズなどの規格が違うものになってしまうため、互換性がなく、あるいは、互換性が低く、その用途に制限が生じるなどの問題があった。例えば、特許文献2のものは、その規格の違いから一戸建て住宅に用いられるものとはされずに、集合住宅に用いられるものとされている。即ち、一戸建て住宅には適用し難いものとなっている。
上記したような状況から、既存の国内用の建物ユニットを、そのままの形で、効率良く海上輸送(あるいは海外輸送)できるようにすることが、必要になっている。
そこで、海上コンテナと同じ大きさのケージや台枠などを作って、そのケージや台枠に既存の建物ユニットを収容したり搭載したりすることなどが考えられるが、このようにした場合、上記したケージや台枠は、それ自体が大型の構造物となってしまうので、取扱いが難しく、しかも、これらのケージや台枠に対して既存の建物ユニットをスペース効率良く収容したり搭載したりするのに困難が伴う、という問題が生じる。
更に、上記したケージや台枠は、例えば、所要の強度を有する厚肉の底板や床板などを備えたものなどとなるため、底板や床板の厚みの分だけ、建物ユニットの高さに対する制限を生じさせてしまうおそれがある、などの問題も生じる。
上記課題を解決するために、本発明は、複数個の建物ユニットを長手方向に並べた状態で、対向する端部間を連結可能な中間連結治具と、
最も外側に位置する各端部に対して取付可能な一対の端部取付治具と、を備えることにより、ユニット連結体を構成可能にしたことを特徴としている。
本発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、複数個の建物ユニットを長手方向に並べた状態にして、対向する端部間を中間連結治具で連結し、最も外側に位置する各端部に対して一対の端部取付治具を取付けてユニット連結体を構成することにより、既存の建物ユニットを複数組み合わせた一体のもの(ユニット連結体)とすることができると共に、既存の建物ユニットを、運搬に最適な大きさ(特に、国際規格に対応した海上コンテナ(国際コンテナ))とほぼ等しい大きさ)にすることが可能となる。
本発明の実施の形態(実施例1)にかかる、建物ユニットに対して、海上輸送用治具(建物ユニット輸送用治具)を取付けたユニット連結体の全体を示す図である。このうち、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は端面図である。 図1の端部取付治具を示す図である。このうち、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図、(d)は側方断面図である。 図2Aの端部取付治具の詳細を示す図である。このうち、(a)は図2A(a)のブレース材の中間部分の拡大図、(b)は(a)を上方または側方から見た図、(c)は図2A(a)の上部隅金具部分の拡大図、(d)は(c)を側方から見た図である。 上部隅金具の概略を示す斜視図である。このうち、(a)はツイストロックを取付けた状態を示す図、(b)はフックを取付けた状態を示す図、(c)はシャックルを取付けた状態を示す図である。 上部隅金具を示す図である。このうち、(a)は平面図、(b)は端面図、(c)は側面図である。 下部隅金具を示す図である。このうち、(a)は底面図、(b)は端面図、(c)は側面図である。 中間上部連結治具を示す図である。このうち、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は端面図、(d)は(a)の端部の部分拡大図である。 中間下部連結治具を示す図である。このうち、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は端面図、(d)は(a)の端部の部分拡大図である。 図1の海上輸送用治具(建物ユニット輸送用治具)の概略構成図である。 本発明の実施の形態(実施例2)にかかる、建物ユニットに対して、海上輸送用治具(建物ユニット輸送用治具)を取付けたユニット連結体の全体を示す図である。このうち、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は左端面図、(d)は右端面図である。 図9の端部取付治具を示す図である。このうち、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は側面図、(e)は側方断面図である。 図9の端部取付治具の詳細を示す図である。このうち、(a)は上部隅金具の正面図、(b)は上部隅金具の側面図、(c)は下部隅金具の正面図、(d)は下部隅金具の側面図である。 図9の中間連結治具を示す図である。このうち、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は側面図である。 図9の中間連結治具の詳細を示す図である。このうち、(a)は上部コーナー部分の部分拡大図、(b)は下部コーナー部分の部分拡大図である。 図9の海上輸送用治具(建物ユニット輸送用治具)の概略構成図である。
以下、本実施の形態、および、それを具体化した実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図12は、この実施の形態の実施例およびその変形例を示すものである。このうち、図1〜図8が実施例1であり、図9〜図12が実施例2である。
<建物ユニットについて>
まず、ユニット工法で使用される建物ユニット(あるいは住宅ユニット)について説明する。
図1は、建物ユニット1に対して、海上輸送用治具11(建物ユニット輸送用治具)を取付けたユニット連結体13を全体的に示す図である。
この建物ユニット1は、金属製の複数本(例えば4本)のユニット柱2と、複数本(例えば4本)の床梁3と、複数本(例えば4本)の天井梁4とによって構成されるボックスラーメン構造のユニットフレームを備えている。このユニットフレームは、例えば、長手方向6と、幅方向7と、上下方向8とに延びる直方体状のものとされる。
そして、建物ユニット1を、このような形状とするために、上記した4本のユニット柱2の下端間は、上記した4本の床梁3によって矩形状に連結固定される。また、上記した4本のユニット柱2の上端間は、上記した4本の天井梁4によって矩形状に連結固定される。
なお、上記した建物ユニット1のユニット柱2や床梁3や天井梁4には、軽量鉄骨用の金属材が使用される。ユニット柱2と床梁3との間の連結、および、ユニット柱2と天井梁4との間の接合には、コーナー金具などが用いられる。また、上記したユニット柱2の上端部および下端部には、それぞれ、位置決めや固定や連結やクレーンなどによる吊り上げのための図示しないピン穴やネジ穴などが形成されている。
このような直方体状の建物ユニット1は、工場内で予め製造されると共に、製造後に、建築現場へ搬送される。
そして、この建物ユニット1を、建築現場に予め打設された基礎の上部に対し、横方向(長手方向6および幅方向7)に複数個並設すると共に、縦方向(上下方向8)に複数個積層して、互いに連結することによって、短期間のうちにユニット建物(あるいはユニット住宅)が構築される。
<海上輸送用治具(建物ユニット輸送用治具)の構成>
そして、この実施の形態では、上記したような建物ユニット1を、船舶などで海上輸送(あるいは海外輸送)できるようにするために、以下のような海上輸送用治具11(建物ユニット輸送用治具)を用いるようにする。この海上輸送用治具11は、特に、海外へ、または、海外から輸送し得るようにした海外輸送用治具とするのが好ましい。
(構成1)
この海上輸送用治具11(建物ユニット輸送用治具)は、少なくとも、複数個の建物ユニット1を長手方向6に並べた状態で、対向する端部間を連結可能な中間連結治具12と、
最も外側に位置する各端部に対して取付可能な一対の端部取付治具14と、を備えることにより、ユニット連結体13を構成可能としている。
(構成2)
上記した中間連結治具12が、上記したユニット連結体13を海上(輸送用)コンテナ(あるいは国際コンテナ)と等しい長さ寸法Lにするために必要な長手方向6の寸法を有すると共に、
上記した端部取付治具14が、海上コンテナと等しい幅寸法Wと高さ寸法Hとを有するものとされる。
(構成3(実施例1参照))
図1に示すように、上記した中間連結治具12は、間隔15を有して対向配置された建物ユニット1の対向する端部の上部間を連結可能な中間上部連結治具16と、
上記した建物ユニット1の対向する端部の下部間を連結可能な中間下部連結治具17と、を有する、上下一対のものとされる。
(構成4(実施例2参照))
あるいは、図9に示すように、上記した中間連結治具12が、間隔15を有して対向配置された建物ユニット1の対向する端部の上部間を連結可能な中間上部連結用部材16Aと、
上記した建物ユニット1の対向する端部の下部間を連結可能な中間下部連結用部材17Aと、を上下連結部材19で連結して一体化したものとされる。
(構成5(実施例2参照))
上記した上下連結部材19が、矩形状のフレーム20とされる。
(構成6)
そして、図1、図9に示すように、上記した中間連結治具12と一対の端部取付治具14とが、連結材18(治具間連結材)によって連結されるようにする。
(構成7)
また、上記した海上輸送用治具11(建物ユニット輸送用治具)を用いて、複数個の建物ユニット1を長手方向6に並べて連結することにより、ユニット連結体13を構成したものとされる。
<海上輸送用治具の作用効果>
そして、上記したような海上輸送用治具11(建物ユニット輸送用治具)によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(作用効果1)
複数個の建物ユニット1を、長手方向6に並べた状態にして、対向する端部間を中間連結治具で連結し、最も外側に位置する各端部に一対の端部取付治具14を取付けてユニット連結体13を構成する。これにより、既存の建物ユニット1を、複数組み合わせた一体のもの(ユニット連結体13)とすることができると共に、既存の建物ユニット1を、運搬に最適な大きさ(この場合には、後述するような、船舶などによって海上輸送するための海上コンテナ(特に、国際規格に対応した海上コンテナ(国際コンテナ))とほぼ等しい大きさ)にする(寸法合わせを行う)ことが可能となる。
以って、建物ユニット1を、船舶を用いて海外へ運搬したり、各国の港湾部に設けられた荷役装置などを用いて荷扱い(荷積みや荷下ろしなど)したりすることなどが容易となる。即ち、国際的に規格化された海外流通システムを利用して、既存の建物ユニット1を低コストで効率良く海上輸送することが可能となる。また、建物ユニット1の持つ強度を上手に利用して、海上コンテナに必要な強度を得ることができる。
そして、海上輸送用治具11を、中間連結治具12と、端部取付治具14とで構成したことにより、上記した海上輸送用治具11を簡略化したり、小型化したりすることが可能となる。これにより、海上輸送用治具11自体の、建物ユニット1に対する着脱や、運搬や、回収などの取扱いが容易となり、海上輸送用治具11を作業員が手作業で運んだり、小型のコンテナ(例えば、20フィートコンテナなど)に収容して出港地へ戻したりすることなどが可能となる。また、海上輸送用治具11自体の材料コストを安く抑えることが可能となる。
(作用効果2)
中間連結治具12の上記長手方向6の寸法と、端部取付治具14の幅寸法Wおよび高さ寸法Hとによって、建物ユニット1を連結してなるユニット連結体13を海上コンテナと等しい大きさにすることが可能となる。即ち、海上コンテナと同様に取り扱うことが可能となる。これによって、既存の建物ユニット1にほとんど寸法制限を与えることなく、建物ユニット1を海上輸送することが可能となる。
(作用効果3)
中間連結治具12が、中間上部連結治具16と中間下部連結治具17とに分けて設けられることにより、中間連結治具12を、更に小型化することができるようになる。また、中間上部連結治具16を、建物ユニット1の上部間を連結するのに最適な構造にしたり、中間下部連結治具17を、建物ユニット1の下部間を連結するのに最適な構造にしたりすることができる。即ち、中間上部連結治具16と中間下部連結治具17とを、それぞれ、設置位置(建物ユニット1間の連結部分)に応じた最適な構造にすることができる。
(作用効果4)
中間連結治具12が、中間上部連結用部材16Aと中間下部連結用部材17Aとを上下連結部材19で連結して一体化したものとされることにより、中間連結治具12の構成を簡略化し、建物ユニット1に対する着脱を容易化して、作業効率を向上することができる。また、中間上部連結用部材16Aおよび中間下部連結用部材17Aには、上記した中間上部連結治具16および中間下部連結治具17と同様に、設置位置(建物ユニット1間の連結部分)に応じた最適な構造のものを使用することができる。
(作用効果5)
上記した上下連結部材19が、矩形状のフレームとされたことにより、ユニット連結体13を建物ユニット1の長手方向6、幅方向7、上下方向8のほぼ全てに対して強い構造にすることができる。また、中間連結治具12は、端部取付治具14と同様の大きさおよび形状を有するものとなるので、これらの取扱いを同じにすることができる。
(作用効果6)
上記した中間連結治具12と一対の端部取付治具14とが連結材18で連結されることにより、中間連結治具12と一対の端部取付治具14との間を、簡単な構成によって効果的に補強することができる。
(作用効果7)
また、上記した海上輸送用治具11(建物ユニット輸送用治具)を用いて、複数個の建物ユニット1を、長手方向6に並べて連結してユニット連結体13を構成したことにより、上記と同様の作用効果を得ることができる。
<構成>以下、図1〜図8を用いてこの実施例にかかる、海上輸送用治具11の具体的な構成について説明する。
上記した海上コンテナ(国際コンテナ)は、ISO(国際標準化機構)などによって国際的に規格が決められているものである(例えば、国内では、JIS Z 1612などによって定められている)。なお、このような海上コンテナには、複数の大きさのものが存在しており、そのいずれを採用するようにしても良い。この場合には、一例として、長さが12192ミリ、幅が2438ミリ、高さが2896ミリのJIS Z 1612の規格のハイキューブタイプ(標準タイプよりも高いもの)と同じになるようにしている。
上記した「海上輸送用治具11(建物ユニット輸送用治具)」は、文字通り、既存の建物ユニット1を、そのまま海上輸送(海外輸送)できるようにするために用いられる治具のことである。海上輸送用治具11は、金属製のものとされる。輸送される既存の建物ユニット1には、フルサイズのものや、ハーフサイズのものや、特殊サイズのものなどが含まれる。
上記した「中間連結治具12」は、文字通り、複数の建物ユニット1の間を連結するための治具のことである。
上記した「ユニット連結体13」は、同じ大きさの建物ユニット1どうしを連結したものとしても良いし、または、大きさの異なる建物ユニット1を連結したものとしても良い。また、ユニット連結体13は、海上コンテナ(国際コンテナ)の規格と同じ長さ寸法Lになるのであれば、2個または3個以上の建物ユニット1を連結したものとしても良い。
上記した「端部取付治具14」は、文字通り、中間連結治具12によって連結された複数個の建物ユニット1の端部に取付けられる治具である。この端部取付治具14は、建物ユニット1の妻側に設置されることにより、妻フレームなどということもできる。この際、端部取付治具14が取付けられる建物ユニット1は、その端部形状が、端部取付治具14と同じか、それよりも若干小さなものとされる。即ち、建物ユニット1の端部形状は、海上コンテナ(国際コンテナ)の幅寸法Wおよび高さ寸法Hの範囲内に収まるものとされる。あるいは、端部取付治具14は、輸送しようとしている建物ユニット1が収まるような海上コンテナ(国際コンテナ)の規格のものを採用する。
そして、端部取付治具14は、図2A(および図2B)に示すように、上下方向8へ延びる一対の治具柱21と、この一対の治具柱21の上端間を、(上記した幅方向7に)連結する上枠材22と、この一対の治具柱21の下端間を(上記した幅方向7に)連結する下枠材23とを有する、矩形枠体とされている。この場合、治具柱21と、上枠材22と、下枠材23とは、中空の矩形状断面を有するもの(角柱状のもの)とされている。
加えて、一対の治具柱21の上端近傍と下端近傍との間には、対角方向へ延びるブレース材24が連結固定されて、矩形枠体の剛性を向上し得るようにしている。この場合、ブレース材24は、4本の短い斜材を補強プレート25を用いてX字状に接合したものとされているが、2本の長い斜材をクロス配置したものなどとしても良い。
そして、少なくとも、各端部取付治具14の上端部には、上部隅金具26が設けられる。この上部隅金具26は、一体化された複数個の建物ユニット1(ユニット連結体13)を港湾部に設けられたガントリークレーンなどの荷役装置などによって吊下可能な治具である。なお、上部隅金具26は、上記した中間連結治具12に対しては、設けられない。即ち、中間連結治具12は、荷役装置などの吊り点として使用されないものとなる。
同様に、各端部取付治具14の下端部には、下部隅金具27が設けられる。この下部隅金具27は、一体化された複数個の建物ユニット1(ユニット連結体13)を船体などに固定可能な治具である。
これらの、上部隅金具26および下部隅金具27は、海上コンテナに設けられているものと、基本的に同じものである。
更に、各端部取付治具14には、建物ユニット1に対して取付けるためのユニット取付部28が設けられる。
以下に、上記した図2A(図2B)、および、図3〜図5を用いて、上記した上部隅金具26および下部隅金具27について説明する。
ここで、図3は上部隅金具26の概略を示す斜視図である。図4は上部隅金具26を示す図である。図5は下部隅金具27を示す図である。
まず、上記した「上部隅金具26」は、図2A(図2B)〜図4(特に、図3参照)に示すように、中空のほぼ直方体状をした(箱状の)金具であり、端部取付治具14の各治具柱21の上端部にそれぞれ一体的に固定されている。
上部隅金具26の上面には、T字状をしたツイストロック31を挿入係止可能な上部長穴26aが形成されている。この上部長穴26aは、上記した長手方向6へ延びるものとされる。また、上部隅金具26の外端面には、上記した上部長穴26aとの間で外部のクレーン(ガントリークレーンなど)のフック32を挿入係止可能なフック係止穴26bを有している。更に、上部隅金具26の外側面には、上記した上部長穴26aとの間でシャックルなどの環状係止部材33を挿入係止可能な側部係止穴26cを有している。
同様に、「下部隅金具27」は、図2A、図5に示すように、中空のほぼ直方体状をした(箱状の)金具であり、端部取付治具14の各治具柱21の下端部にそれぞれ一体的に固定されている。下部隅金具27は、上部隅金具26をほぼ上下反転した形状を有している。
即ち、下部隅金具27の下面には、ツイストロック31を挿入係止可能な下部長穴27aが形成されている。この下部長穴27aは、上記した長手方向6へ延びるものとされる。また、下部隅金具27の外端面には、上記した下部長穴27aとの間で外部のクレーン(ガントリークレーンなど)のフック32を挿入係止可能なフック係止穴27bを有している。更に、下部隅金具27の外側面には、上記した下部長穴27aとの間でシャックルなどの環状係止部材33を挿入係止可能な側部係止穴27cを有している。
そして、図1に示すように、幅方向7の両側に位置する上部隅金具26間および下部隅金具27間の間隔が海上コンテナ(国際コンテナ)の幅寸法Wとなり、上下方向8に位置する上部隅金具26と下部隅金具27との間の間隔が海上コンテナ(国際コンテナ)の高さ寸法Hとなるように、端部取付治具14の形状および端部取付治具14における上部隅金具26と下部隅金具27との取付位置が設定されている。
また、複数の建物ユニット1が、中間連結治具12を介して連結され、一対の端部取付治具14が取付けられた状態(ユニット連結体13の状態)で、一対の端部取付治具14における、長手方向6に対応する上部隅金具26間および下部隅金具27間の設置間隔が海上コンテナ(国際コンテナ)の長さ寸法Lと等しくなるように設定されている。
そして、図2A(図2B)に示すように、上記したユニット取付部28は、上記した上部隅金具26と下部隅金具27とに対してそれぞれ設けられている。
即ち、上部隅金具26からは、建物ユニット1(の端部)へ向けて短いユニット取付用部材35(柱カバー)が一体的に突設されている。このユニット取付用部材35は、上記したユニット柱2の、上記長手方向6の一辺の寸法と同じかそれよりも長いものとされている。このユニット取付用部材35は、下向きの側面部と内向きの上面部とを有するL字状のアングル材とされている。
そして、上部隅金具26に固定されたユニット取付用部材35の上面部には、建物ユニット1に取付けるための止ネジ36(ユニット取付部28)が上方から下方へ向けて出入自在に螺着されている(または、螺着し得るようになっている)。この止ネジ36は、上下方向8へ延びて建物ユニット1の上記したユニット柱2の上端部に形成された図示しないピン穴やネジ穴へ挿入係止または螺着させるようにするためのものである。
この場合、この止ネジ36は、例えば、平坦な頭部を有する皿ネジなどとされている。この皿ネジは、ユニット取付用部材35の上面部に完全に螺着した時に、頭部上面の平坦な面が、ユニット取付用部材35の上面部とほぼ面一になるように構成されている。また、特に詳細には図示しないが、この皿ネジの頭部下面には、テーパ部が形成されており、ユニット取付用部材35のネジ穴の上部に設けられたテーパ面に対して当接および係止されるようになっている。
同様に、下部隅金具27からは、建物ユニット1の端部へ向けて短いユニット取付用部材37(柱カバー)が突設されている。このユニット取付用部材37は、上記したユニット柱2の、上記長手方向6の一辺の寸法と同じかそれよりも長いものとされている。このユニット取付用部材37は、上向きの側面部と内向きの下面部とを有するL字状のアングル材とされている。
そして、このユニット取付用部材37の下面部には、建物ユニット1に取付けるためのユニット固定ピン38(ユニット取付部28)が上方へ向けて突設されている。このユニット固定ピン38は、上下方向8へ延びて建物ユニット1の上記したユニット柱2の下端部に形成された図示しないピン穴やネジ穴へ挿入係止させるためのものである。このユニット固定ピン38は、固定のものとしても良いが、外周にねじ部を設けて、上記した下面部に対し、下方から上方へ向けて着脱および突出量調整自在に螺着させるような止ネジ(止ネジ36)などとしても良い。
図1に戻って、上記した「間隔15」は、上記したユニット連結体13を、海上コンテナの長さ寸法Lにするために必要な間隔15であり、中間連結治具12の上記長手方向6の寸法によって予め規定されるようにしている。
上記した「中間上部連結治具16」は、図6に示すように(図1も併せて参照のこと)、建物ユニット1の幅方向7へ延びる上枠材51(上部横枠材)と、この上枠材51の両端部に対して取付けられた一対のユニット連結用部材52(柱カバー)とを有して、平面視ほぼI字状またはH字状となるように構成されている。
上記した上枠材51は、上記した海上コンテナ(または建物ユニット1)の幅寸法Wとほぼ等しい長さを有するものとされる。また、上記したユニット連結用部材52は、上枠材51と直交する方向(上記長手方向6)へ延びる短尺材とされる。このユニット連結用部材52は、上記した間隔15よりも上記した各建物ユニット1のユニット柱2の、上記長手方向6の一辺の寸法のほぼ2倍分だけ長い長さ寸法を有するものとされる。
また、上記した上枠材51には、下向きのC字状またはU字状などの溝型材が用いられると共に、ユニット連結用部材52には、下向きの側面部52aと内向きの上面部52bとを有するL字状のアングル材が用いられる。内向きの上面部52bは、下向きの側面部52aの上縁部に接続されている。上枠材51とユニット連結用部材52とは、溶接によって一体的に接合されている。
そして、中間上部連結治具16には、上記したユニット連結用部材52の上面部52bに、建物ユニット1に取付けるためのユニット取付部29として、上記したものと同様の止ネジ36が上方から下方へ向けて螺着されている(または、螺着し得るようになっている)。この止ネジ36は、上下方向8へ延びて建物ユニット1の上記したユニット柱2の上端部に形成された図示しないピン穴やネジ穴へ挿入係止または螺着させるためのものである。
また、上記した「中間下部連結治具17」は、図7に示すように(図1も併せて参照のこと)、主に、建物ユニット1の幅方向7へ延びる下枠材55(下部横枠材)と、この下枠材55の両端部に対して取付けられた一対のユニット連結用部材56(柱カバー)とを有して、平面視ほぼI字状またはH字状となるように構成されている。
上記した下枠材55は、上記した海上コンテナ(または建物ユニット1)の幅寸法Wとほぼ等しい長さを有するものとされる。また、上記したユニット連結用部材56は、下枠材55と直交する方向(上記長手方向6)へ延びる短尺材とされる。このユニット連結用部材56は、上記した間隔15よりも上記した各建物ユニット1のユニット柱2の、上記長手方向6の一辺の寸法のほぼ2倍分だけ長い長さ寸法を有するものとされる。
また、上記した下枠材55には、比較的高い強度を得易いI型材が用いられると共に、ユニット連結用部材56には、上向きの側面部56aと内向きの下面部56bとを有するL字状のアングル材が用いられる。内向きの下面部56bは、上向きの側面部56aの下縁部に接続されている。下枠材55とユニット連結用部材56とは、溶接によって一体的に接合されている。
そして、中間下部連結治具17には、上記したユニット連結用部材56の下面部56bに、建物ユニット1に取付けるためのユニット取付部29として、上記したものと同様のユニット固定ピン38が上方へ向けて突設されている。このユニット固定ピン38は、上下方向8へ延びて建物ユニット1の上記したユニット柱2の下端部に形成された図示しないピン穴やネジ穴へ挿入係止させるためのものである。このユニット固定ピン38は、固定のものとしても良いが、外周にねじ部を設けて、上記した下面部56bに対し、下方から上方へ向けて着脱および突出量調整自在に螺着させるような止ネジ(止ネジ36)などとしても良い。
上記した「連結材18」は、図1に示すように、中間連結治具12間や、中間連結治具12と一対の端部取付治具14との間などを連結することによって、ユニット連結体13の強度を一層向上させたり、ユニット連結体13を外部のクレーンなどで吊った時に、ユニット連結体13の変形をより効果的に防止し得るようにしたりするなどのために用いられるものである。連結材18には、少なくとも、引張方向の力に耐え得るようにした部材(引張部材)が用いられる。
まず、上記した連結材18には、中間連結治具12における、上記した中間上部連結治具16と中間下部連結治具17との間をそれぞれ着脱自在に連結可能なブレース材61(中間ブレース)を備えることができる。
また、上記した連結材18には、各端部取付治具14の上部と、中間下部連結治具17との間をそれぞれ着脱自在に連結可能なブレース材62(側面ブレース)を備えることができる。あるいは、特に図示しないが、各端部取付治具14の下部と、中間上部連結治具16との間をそれぞれ着脱自在に連結可能な図示しないブレース材(側面ブレース)を設けるようにしても良い。
さらに、上記した連結材18には、各端部取付治具14の上部と、中間上部連結治具16との間をそれぞれ着脱自在に連結可能なブレース材63(上面ブレース)を備えることができる。
なお、上記したブレース材61、ブレース材62、ブレース材63は、全部、または、これらのうちのいずれか1つ以上を設けるようにすることができる。
ここで、上記した「ブレース材61」(中間部ブレース)は、例えば、上記した間隔15の部分の側面に沿い、X字状に配置された2本のクロス材によって構成されている。このブレース材61は、主に、金属製のロッド状部材によって構成されると共に、その中間部に、長さや張力などを調整可能な図示しないターンバックルなどの調整機構を備えたもの(ターンバックルブレース)とされている。
そして、このブレース材61を取付けるためのブレース材取付部として、図6に示すように、中間上部連結治具16には、上記したユニット連結用部材52の側面部52aにおける両端部の近傍に、上記したブレース材61の上端部を取付けるための取付ボルト64が突設されている。
同様に、中間下部連結治具17には、上記したユニット連結用部材56の側面部56aにおける両端部の近傍に、上記したブレース材61の下端部を取付けるために上記と同様の取付ボルト64が突設されている。
これに対し、ブレース材61の両端部には、上記した取付ボルト64を挿通するための図示しないボルト穴が形成される。
なお、取付ボルト64は、ユニット連結用部材52およびユニット連結用部材56とは、別体のものとしても良いことは勿論である。
また、上記した「ブレース材62」(側面ブレース)は、図1に示すように、各建物ユニット1の側面に沿い、ユニット連結体13の長手方向6の両端部から中央部へ向けて下り勾配に配置された各一本の斜材とされる。但し、ブレース材62は、X字状に配置される各2本のクロス材とすることもできる。
このブレース材62は、上記したターンバックルブレースとしても良いが、この場合には、例えば、金属製の長尺の帯板材などで構成されている。この帯板材は、その板面が建物ユニット1の側面と平行になるように配置される。このように、ブレース材62に帯板材を用いることにより、面外方向の外力に対する変形を防止する効果も期待できるようになる。
そして、このブレース材62を取付けるためのブレース材取付部として、図2A(図2B)に示すように、端部取付治具14における、一対の治具柱21の上端部近傍には、上記したブレース材62の上端部を取付けるための取付穴66が設けられている。この取付穴66の内部には、必要に応じて、取付強度を確保するためのパイプ状の補強部材67が挿入配置されている。
一方、図7に示すように、中間下部連結治具17には、下枠材55の両端部に、上記したブレース材62の下端部を取付けるための取付板68が備えられている。この取付板68は、調節ねじなどを有する高さ調節機構69を介して下枠材55の両端部の上側に連結されている。なお、この高さ調節機構69は、下枠材55のウェブ部分に切欠部を形成するようにして設置される。
上記した取付板68には、その両端部近傍に、上記したブレース材62の下端部を取付けるための取付穴71が形成されている。
これに対し、ブレース材62の両端部には、上記した取付穴66および取付穴71との間に図示しない取付ボルトを挿通して締結固定するための図示しないボルト穴が形成される。
更に、上記した「ブレース材63」(上面ブレース)は、図1に示すように、各建物ユニット1の上面に沿い、X字状に配置された各2本のクロス材とされる。このブレース材63は、上記したターンバックルブレースとしても良いが、この場合には、例えば、金属製の長尺の帯板材などで構成される。この帯板材は、その板面が建物ユニット1の上面と平行になるように配置される。このように、ブレース材63に帯板材を用いることにより、面外方向の外力に対する変形を防止する効果も期待できるようになる。
そして、このブレース材63を取付けるためのブレース材取付部として、図2Aに示すように、端部取付治具14における、上枠材22の両端部近傍には、上記したブレース材63の外端部を取付けるための取付穴72が形成されている。
また、図6に示すように、中間上部連結治具16には、上記した上枠材51の両端部近傍に、上記したブレース材63の内端部を取付けるための取付穴73が形成されている。
これに対し、ブレース材63の両端部には、上記した取付穴72および取付穴73との間に図示しない取付ボルトを挿通して締結固定するための図示しないボルト穴が形成される。
<作用効果>以下、この実施例の作用効果について説明する。
(ユニット連結体13の組み立てについて)
ユニット連結体13を組み立てる場合、まず、図示しない組立台などを用意して、その上部に、(好ましくは、床面から浮かせた状態で)中間下部連結治具17をセットする。そして、この中間下部連結治具17における、ユニット連結用部材56の両端部の上に、連結しようとする2つの建物ユニット1をそれぞれ載置する。
この際、ユニット連結用部材56の両端部に設けたユニット固定ピン38を、各建物ユニット1の対応するユニット柱2の下端部に形成された図示しないピン穴やネジ穴などへ挿入係止させるようにする。
そして、中間下部連結治具17のユニット連結用部材56の上に載置された建物ユニット1の上部間に、中間上部連結治具16を架設する。
この際、中間上部連結治具16のユニット連結用部材52の両端部に設けた止ネジ36を下方へ突出させて、各建物ユニット1の対応するユニット柱2の上端部に形成された図示しないピン穴やネジ穴などへ挿入係止または螺着させるようにする。
更に、中間上部連結治具16と中間下部連結治具17との間を、ブレース材61(中間部ブレース)によってX字状に連結し、中間上部連結治具16と中間下部連結治具17とを一体化する。
この際、中間上部連結治具16のユニット連結用部材52の側面部52aにおける、両端部から突設された取付ボルト64と、中間下部連結治具17のユニット連結用部材56の側面部56aにおける、両端部から突設された取付ボルト64とを利用して上記したブレース材61を取付けるようにする。
更に、必要な場合には、ブレース材61の中間部に設けられたターンバックルを締め込んで、ブレース材61に張力を付与することにより、中間上部連結治具16と中間下部連結治具17を、互いに近接する方向に締め付けて、上記した止ネジ36およびユニット固定ピン38が、ユニット柱2のピン穴やネジ穴などに、確実に係止保持されるようにする。
以上により、2つの建物ユニット1が連結される。更に別の建物ユニット1を連結する場合には、上記作業を繰り返す。このようにして、建物ユニット1を所要数連結する。
次に、上記のようにして連結された複数個の建物ユニット1の両端部に対し、端部取付治具14を取付けて、ユニット連結体13を構成する。
この際、端部取付治具14における下部隅金具27から突設されたユニット取付用部材37のユニット固定ピン38を、対応する建物ユニット1の対応するユニット柱2の下端部に形成された図示しないピン穴やネジ穴などへ挿入係止させるようにする。
また、端部取付治具14における上部隅金具26から突設されたユニット取付用部材35の止ネジ36を、各建物ユニット1の対応するユニット柱2の上端部に形成された図示しないピン穴やネジ穴などへ挿入係止または螺着させるようにする。
この際、上記した止ネジ36およびユニット固定ピン38が、ユニット柱2のピン穴またはネジ穴に、確実に係止保持されるように、止ネジ36(あるいは更にユニット固定ピン38)をねじ込んで、端部取付治具14が確実に固定されるようにする。
加えて、端部取付治具14と中間下部連結治具17との間(建物ユニット1の側面部分)を、中央下がりのブレース材62(側面ブレース)によって連結する。これにより、端部取付治具14と中間下部連結治具17とが、側方から見て長方形の平行な短辺を構成すると共に、斜めのブレース材62によって、長方形が平行四辺形状に変形されないように保持させるようにする。
同様に、端部取付治具14と中間上部連結治具16との間(建物ユニット1の上面部分)を、各2本のブレース材63(上面ブレース)によってクロス状に連結する。これにより、端部取付治具14と中間上部連結治具16とが、上方から見て長方形の平行な短辺を構成すると共に、斜めのブレース材63によって、長方形が平行四辺形状に変形されないように保持させるようにする。
以上により、建物ユニット1は、複数組み合わされて、船舶で海外へ効率的に輸送することが可能な大きさおよび形状のものとされる。即ち、上記したユニット連結体13が、そのまま海上コンテナと同様に取り扱えるものとなる。
なお、建物ユニット1を海上コンテナに組み立てる手順は、必ずしも、上記に限るものではなく、適宜変更することが可能である。
(ユニット連結体13を吊り上げた時に作用する力について)
港湾部などで、荷役装置などを用いて海上コンテナ(この場合には、建物ユニット1を海上輸送用治具11で連結して成るユニット連結体13、以下、単にユニット連結体13という)を吊り上げる場合、図3に示すように(図1も併せて参照のこと)、ユニット連結体13両端の端部取付治具14の上部隅金具26を、ツイストロック31や、フック32や、環状係止部材33などを介して、港湾部に設けられた荷役装置(の吊アームや吊ワイヤなど)に係止させる。
そして、上記した荷役装置を作動させて、上部隅金具26を介し、ユニット連結体13を持ち上げるようにする。
すると、荷役装置によってユニット連結体13を持ち上げる力は、図1および図8の概略図に示すように、ユニット連結体13の長手方向6の両端部の端部取付治具14に伝えられると共に、ブレース材62(側面ブレース)および中間連結治具12を介して、ユニット連結体13の長手方向6の中間部に伝えられることになる。
この際、図1(a)に示すように、ユニット連結体13は、長手方向6に対して長い細長形状を有しているので、ユニット連結体13は、仮想線のように中央部が下方へ撓むような変形を受ける可能性がある。
そこで、上記した端部取付治具14と中間下部連結治具17との間(建物ユニット1の側面部分)を、少なくとも、中央下がりのブレース材62(側面ブレース)で連結することにより、ユニット連結体13の中央部を下方へ撓ませようとする力をブレース材62によって受けることができる。
また、中間上部連結治具16と中間下部連結治具17との間を、ブレース材61(中間ブレース)でX字状に連結することにより、ユニット連結体13の中央部を下方へ撓ませようとする力をブレース材61によって受けることができる。
そして、これらによって、ユニット連結体13の中央部が下方へ撓まないように保持することができるので、その分だけ、中間下部連結治具17に必要な強度(ユニット連結体13の中央部が下方へ撓まないように保持するために必要な強度)を下げることができる。
この際、ブレース材62(側面ブレース)に伝達されたユニット連結体13の中央部を下方へ撓ませようとする力は、直接、上部隅金具26へと伝えられる。
また、ブレース材61(中間ブレース)に伝達されたユニット連結体13の中央部を下方へ撓ませようとする力は、中間上部連結治具16およびブレース材63(上面ブレース)を介して、間接的に上部隅金具26へと伝えられる。
また、中間下部連結治具17は、ユニット連結体13の中央部下部が上記長手方向6の両側へ向けて離れようとする力(引張力)を受けるように機能する。また、中間上部連結治具16は、ユニット連結体13の中央部上部が上記長手方向6の中央へ向けて近づこうとする力(圧縮力)を受けるように機能する。
(ユニット連結体13の分解について)
海上輸送を終えてユニット連結体13を分解する場合には、例えば、上記したユニット連結体13を組み立てた時とは反対の手順を行うようにする。
そして、分解された端部取付治具14や、中間上部連結治具16や、中間下部連結治具17などは、小型のコンテナ(例えば、20フィートコンテナなど)に収容して小型のコンテナごと出港地へ戻すようにする。
また、ブレース材61、ブレース材62、ブレース材63についても、同様に、小型のコンテナ(例えば、20フィートコンテナなど)に収容して小型のコンテナごと出港地へ戻すようにする。
これにより、海上輸送用治具11自体の海上輸送を効率化することができる。
<構成>以下、図9〜図12を用いてこの実施例にかかる、海上輸送用治具11(建物ユニット輸送用治具)の具体的な構成について説明する。なお、重複記載を避けるために、上記した実施例1とは異なる部分を中心に説明する。但し、それ以外の部分については、特に記載や符号がなくても、既に詳細に説明している実施例1と同じ構成を採用することができるのは、勿論である。
まず、図9は、輸送しようとする建物ユニット1に対して、この実施例の海上輸送用治具11を取付けて成るユニット連結体13の全体図である(以下、常に参照のこと)。
そして、「端部取付治具14」については、図10A(図10B)に示すように、実施例1とほぼ同様のものとされている。但し、治具柱21と、上枠材22と、下枠材23とは、それぞれH字状断面を有する部材(H形鋼)によって構成されている。
また、ブレース材24は、H字状断面を有する部材(H形鋼)によって構成されると共に、1本の斜材のみで構成するようにしている。
このようにすることによって、部品点数の削減やコストダウンや、強度向上などを図ることなどが可能となる。なお、この端部取付治具14は、実施例1の海上輸送用治具に用いても良い。
次に、「中間連結治具12」については、図11A(図11B)に示すように、実施例1とは異なるものとされている。
即ち、まず、「中間上部連結用部材16A」として、実施例1のユニット連結用部材52(柱カバー)と同様のものが使用されている。この中間上部連結用部材16Aは、左右一対設けられている。
なお、中間上部連結用部材16Aのユニット取付部29には、止ネジ36としてユニット連結用部材52と同様の皿ネジを取付けるようにしても良いが、この場合には、止ネジ36に、ネジ部分に比べて頭部の全長や径が小さい特殊形状をしたボルト(特殊ボルト)を使用するようにしている。この特殊ボルトは、建物ユニット1のユニット柱2の上端部に設けられた図示しないピン穴やネジ穴に挿入係止または螺着されるようになっている。
この場合には、例えば、ユニット柱2の上端部の裏面側に取付けられたナット部から3山程度以上出たところで、ユニット連結用部材52や上枠材51と止ネジ36との間に形成された僅少な角度のストッパ部などによって、それ以上入らなくなって止まるように構成されている。なお、この特殊ボルトは、実施例1のユニット取付部28やユニット取付部29に対して用いても良い。
また、「中間下部連結用部材17A」として、実施例1のユニット連結用部材56(柱カバー)と同様のものが使用されている。この中間下部連結用部材17Aは、左右一対設けられている。
なお、中間下部連結用部材17Aのユニット取付部29には、ユニット連結用部材56と同様のユニット固定ピン38を設けるようにしても良いが、この場合には、中間下部連結用部材17Aの下面部56bに形成されたネジ穴の下面にナット部材36aを溶接し、このナット部材36aに対して上方へ出入自在に止ネジ36を予め螺着しておいたり、螺着したりし得るようにしている。
この場合、この止ネジ36は、例えば、頭部がなく、六角レンチなどで締結するようなものが使用されている。この止ネジ36は、中間連結治具12をセットする図示しない組立台と床面との間に形成される作業スペースを利用して出入させることが可能である。
そして、上記した「上下連結部材19」は、少なくとも、上下方向8へ延びる一対の縦枠材58を有するものとされる。この縦枠材58は、例えば、H字状断面を有する部材(H形鋼)によって構成されている。そして、各縦枠材58の上下部に対して、上記した中間上部連結用部材16Aと中間下部連結用部材17Aとがそれぞれ溶接などによって取付けられる。
上下連結部材19は、左右一対の独立したものとしても良い。
しかし、好ましくは、一対の縦枠材58の上端間を建物ユニット1の幅方向7に連結する上枠材51と、一対の縦枠材58の下端間を建物ユニット1の幅方向7に連結する下枠材55とによって連結した矩形状の「フレーム20」(または、中間フレーム)を有するものとしても良い。この矩形状のフレーム20は、上記した端部取付治具14とほぼ同じ大きさのものとされる。
この場合、上枠材51と、下枠材55とは、H字状断面を有する部材(H形鋼)によって構成されている。フレーム20には斜めのブレース材を適宜設けるようにしても良い。そして、上記した中間上部連結用部材16Aは、上枠材51の端部に溶接によって一体的に接合される。また、上記した中間下部連結用部材17Aは、下枠材55の端部に溶接によって一体的に接合される。
そして、図9または図12に示すように、「連結材18」についても、実施例1のものとは若干異なっている。
まず、中間連結治具12を上記したような上下連結部材19とすることにより、構造上、実施例1のブレース材61(中間ブレース)が不要になったので省略する。
また、上記したブレース材62(側面ブレース)については、各端部取付治具14の上部と中間下部連結用部材17Aとの間をそれぞれ着脱自在に連結可能なものに加えて、各端部取付治具14の下部と中間上部連結用部材16Aとの間をそれぞれ着脱自在に連結可能なものを、X字状にクロスして設けるようにしている。この場合、このブレース材62には、ターンバックルブレースを用いるようにしている。このターンバックルブレースは、金属製のロッド状部材の中間部にターンバックルを設けて、長さや張力などを調整可能としたものである。
そして、実施例1のブレース材63(上面ブレース)については、省略されている。但し、ブレース材63(上面ブレース)については、設けるようにしても良い。
<作用効果>以下、この実施例の作用効果について説明する。
(ユニット連結体13の組み立てについて)
ユニット連結体13を組み立てる場合、まず、図示しない組立台などを用意して、その上部に、床面から浮かせた状態で中間連結治具12をセットする。そして、この中間連結治具12における、中間下部連結用部材17Aと、中間上部連結用部材16Aとの間に、連結しようとする2つの建物ユニット1をそれぞれ横方向(長手方向6)から挿入配置する。
この際、中間下部連結用部材17Aの両端部に設けたナット部材36aに対して予め上方へ突出しないように螺着されるなどした止ネジ36を上方へ突出させて、この止ネジ36を、各建物ユニット1の対応するユニット柱2の下端部に形成された図示しないピン穴やネジ穴へ挿入係止または螺着させるようにする。
そして、中間上部連結用部材16Aの両端部に止ネジ36を下方へ突出するように螺着して、各建物ユニット1の対応するユニット柱2の上端部に形成された図示しないピン穴やネジ穴へ挿入係止または螺着させるようにする。
以上により、2つの建物ユニット1が連結される。更に他の建物ユニット1を連結する場合には、上記作業を繰り返す。
次に、上記のようにして連結された複数個の建物ユニット1の両端部に対し、端部取付治具14を取付けて、ユニット連結体13を構成する。端部取付治具14の取付けについては、実施例1と同様である。
更に、端部取付治具14と中間下部連結用部材17Aとの間(建物ユニット1の側面部分)を、中央下がりのブレース材62(側面ブレース)によって連結し、更に、端部取付治具14と中間上部連結用部材16Aとの間(建物ユニット1の側面部分)を、中央上がりのブレース材62(側面ブレース)によって連結する。これにより、側方から見て端部取付治具14と中間下部連結用部材17Aとが、長方形の平行な短辺を構成すると共に、ブレース材62によって、長方形が平行四辺形状に変形されないように保持されるようにする。
なお、必要な場合には、端部取付治具14の上部と中間上部連結用部材16Aの上部との間(建物ユニット1の上面部分)を、各2本のブレース材63(上面ブレース)によってクロス状に連結する。但し、この実施例の場合には、ブレース材63(上面ブレース)は省略している。
以上により、建物ユニット1は、複数組み合わされて、船舶で海外へ効率的に輸送することが可能な大きさおよび形状のユニット連結体13とされる。即ち、上記したユニット連結体13が、そのまま海上コンテナと同様に取り扱えるものとなる。しかも、中間連結治具12の構造が簡略化され、また、連結材18の取付個数も少なくなっているので、実施例1のものと比べて、組み立て作業を大幅に簡略化することができる。
なお、建物ユニット1を海上コンテナに組み立てる手順は、必ずしも、上記に限るものではなく、適宜変更することが可能である。
(ユニット連結体13を吊り上げた時に作用する力について)
ユニット連結体13を吊り上げた時に作用する力については、実施例1とほぼ同様であるが、図9および図12の概略図に示すように、中間連結治具12を、中間上部連結用部材16Aと中間下部連結用部材17Aとを上下連結部材19で一体に連結したものとすることにより、また、ブレース材62(側面ブレース)をクロス状に配置することにより、ユニット連結体13の変形をより効果的に防止することができる。
(ユニット連結体13の分解について)
海上輸送を終えてユニット連結体13を分解する場合には、例えば、上記したユニット連結体13を組み立てた時とは反対の手順を行うようにする。
これにより、分解作業についても大幅に簡略化することができる。
そして、分解された端部取付治具14や、中間連結治具12などは、小型のコンテナ(例えば、20フィートコンテナなど)に収容して小型のコンテナごと出港地へ戻すようにする。
また、ブレース材62(またはブレース材63)についても、同様に、小型のコンテナ(例えば、20フィートコンテナなど)に収容して小型のコンテナごと出港地へ戻すようにする。
これにより、海上輸送用治具11自体の海上輸送を効率化することができる。
この際、中間連結治具12が、端部取付治具14とほぼ同様のものとされているので、中間連結治具12を、端部取付治具14と同様に取り扱うことができる。また、連結材18の使用数も少なくなっているので、連結材18の取り扱いを容易化することができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例がこの発明のものとして開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 建物ユニット
6 長手方向
11 海上輸送用治具(建物ユニット輸送用治具)
12 中間連結治具
13 ユニット連結体(海上コンテナまた国際コンテナ)
14 端部取付治具
15 間隔
16 中間上部連結治具
16A 中間上部連結用部材
17 中間下部連結治具
17A 中間下部連結用部材
18 連結材
19 上下連結部材
20 フレーム
L 海上コンテナの長さ寸法
W 海上コンテナの幅寸法
H 海上コンテナの高さ寸法

Claims (7)

  1. 複数個の建物ユニットを長手方向に並べた状態で、対向する端部間を連結可能な中間連結治具と、
    最も外側に位置する各端部に対して取付可能な一対の端部取付治具と、を備えることにより、ユニット連結体を構成可能にしたことを特徴とする建物ユニット輸送用治具。
  2. 前記中間連結治具が、前記ユニット連結体を海上コンテナと等しい長さ寸法にするために必要な長手方向の寸法を有すると共に、
    前記端部取付治具が、海上コンテナと等しい幅寸法と高さ寸法とを有するものとされたことを特徴とする請求項1に記載の建物ユニット輸送用治具。
  3. 前記中間連結治具が、間隔を有して対向配置された建物ユニットの対向する端部の上部間を連結可能な中間上部連結治具と、
    前記建物ユニットの対向する端部の下部間を連結可能な中間下部連結治具と、を有する、上下一対のものとされたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の建物ユニット輸送用治具。
  4. 前記中間連結治具が、間隔を有して対向配置された建物ユニットの対向する端部の上部間を連結可能な中間上部連結用部材と、
    前記建物ユニットの対向する端部の下部間を連結可能な中間下部連結用部材と、を上下連結部材で連結して一体化したものとされたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の建物ユニット輸送用治具。
  5. 前記上下連結部材が、矩形状のフレームであることを特徴とする請求項4に記載の建物ユニット輸送用治具。
  6. 前記中間連結治具と一対の端部取付治具とが、連結材によって連結されたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の建物ユニット輸送用治具。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の建物ユニット輸送用治具を用いて、複数個の建物ユニットを、長手方向に並べて連結したことを特徴とするユニット連結体。
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