JP2014072672A - 車両用通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切なタイミングで携帯通信端末からユーザに装備品の操作忘れや操作状態を通知する。
【解決手段】車両用通信装置10は、携帯通信端末30との間に無線の通信回線を確立する処理部21と、通信回線が確立された携帯通信端末30に車両の装備品の操作状態を示す操作状態情報を送信する処理部23と、携帯通信端末30が操作状態情報を出力する出力タイミングとして、携帯通信端末30が車両から離れたときを指定する出力タイミング指定情報を生成する処理部24と、生成した出力タイミング指定情報を携帯通信端末30に送信する処理部25とを備え、適切なタイミングで携帯通信端末30からユーザに装備品の操作状態を伝える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用通信装置に関する。
例えば特許文献1には、駐車中の車両の窓開閉状態、灯火状態、ドア施錠状態などの実際の状態が予め定められた基準状態と一致しない場合に、その旨を示す情報をデータ中継局を介してユーザの携帯端末に送信する技術が開示されている。この従来技術によれば、車両から離れた携帯端末を所持するユーザに対して、車両の窓やドアなどの操作忘れを通知することができる。
特開2006−33777号公報
上記の従来技術では、データ中継局を介した携帯通信網を利用しなければならず、従って、通信費用が高くなるという課題を有する。また、上記の従来技術では、車両に搭載する通信装置自体が高価となり、さらには、データ通信局を介したシステム全体としても大掛かりで高価なものとなっていた。
一方で、近年では、車両に搭載された車両用通信装置とユーザが所持する携帯通信端末とを無線の通信回線により相互に通信可能に接続する技術が普及しつつある。この技術を利用すれば、データ中継局を介した携帯通信網を利用しなくとも、車両の装備品(車両装備)の操作忘れを通知するための情報を車両用通信装置から携帯通信端末に送信することを安価な構成により実現することができる。
しかしながら、この場合、車両用通信装置と携帯通信端末との間の距離が従来技術に比べて格段に短くなることから、ユーザが車両の車室内に存在しているときや車両の近傍に存在しているときであっても携帯通信端末に情報が送信されてしまうという不具合や、周辺環境により無線通信の電波エリアが変動するなどして通信ができなくなる状態が生じ得る。即ち、例えばユーザが洗車をするような場合には、ユーザは車両の近傍に存在しつつも意図的に車両のドアを施錠しないことも想定され、このような場合に、ドアの施錠操作の操作忘れが通知されてしまうようでは使い勝手が悪くなる。また、逆に、ユーザが操作忘れをしたにも関わらず、その操作忘れが通知されないようでは、やはり使い勝手が悪くなる。
そこで、本発明は、車両に搭載される車両用通信装置からユーザが所持する携帯通信端末に無線の通信回線を介して車両の装備品の操作忘れや操作状態を通知するための情報を送信する場合に、適切なタイミングで携帯通信端末からユーザに装備品の操作忘れや操作状態を通知することができる車両用通信装置を提供する。
本発明に係る車両用通信装置によれば、操作状態情報送信手段は、通信回線確立手段によって無線の通信回線が確立された携帯通信端末に、車両の装備品の操作状態を示す操作状態情報を送信する。出力タイミング指定情報生成手段は、携帯通信端末が操作状態情報を出力する出力タイミングとして、「携帯通信端末が車両から離れたとき」を指定する出力タイミング指定情報を生成する。出力タイミング指定情報送信手段は、出力タイミング指定情報生成手段が生成した出力タイミング指定情報を携帯通信端末に送信する。
この構成によれば、車両用通信装置は、通信回線が確立されている間に出力タイミング指定情報を携帯通信端末に送信し、携帯通信端末は、その出力タイミング指定情報が指定するタイミング、つまり、「携帯通信端末が車両から離れたとき」に装備品の操作状態を出力する。従って、携帯通信端末が操作状態情報に基づいて車両の装備品の操作状態を出力するタイミング、つまり、携帯通信端末からユーザに車両の装備品の操作忘れ(操作状態)を通知するタイミングを、「携帯通信端末が車両から離れたとき」、つまり、携帯通信端末を所持するユーザが車両から適度に離れたときに設定することができる。これにより、適切なタイミングでユーザに装備品の操作状態を通知することができ、ユーザは、通知された操作状態に基づいて装備品の操作忘れを把握することができる。
一実施形態に係る車両用通信装置の構成および携帯通信端末の構成を概略的に示す機能ブロック図 相関データの一例を示す図 車両周辺において電波強度分布線、最適通知エリア、許容通知エリアおよび限界エリアの一例を視覚的に示す図 装備品の操作状態の一例を出力する携帯通信端末の正面図 相関データが補正されない場合の制御の一例を示すフローチャート ACCスイッチおよびドアロックアクチュエータの動作状態と装備品の操作状態を通知するタイミングとの関係の一例を示すタイムチャート 相関データの閾値を補正する場合を説明するための図2相当図 相関データの時間軸を補正する場合を説明するための図2相当図であり、(a)は補正前の状態を示す図、(b)は補正後の状態を示す図 相関データが補正される場合の制御の一例を示すフローチャート 新たな出力タイミングを補正する場合の制御の一例を示すフローチャート 電波強度が不安定となる状態の一例を示す図2相当図 通信回線が強制的に切断される場合の閾値と自動的に切断される場合の閾値との関係の一例を示す図2相当図
以下、車両用通信装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、車両用通信装置10(以下、「通信装置10」と称する)は、例えば車両に搭載されるナビゲーション装置や単独の専用制御機器で構成される。通信装置10は、例えば車両の車室内に持ち込まれた携帯通信端末30など当該通信装置10の近傍に存在する携帯通信端末との間に、無線の通信回線を自動的に、もしくは、ユーザによる手動操作により確立する。これにより通信装置10と携帯通信端末30とは相互に通信可能に接続される。
通信装置10は、制御部11、無線通信モジュール12、記憶部13、位置検出部14、計時部15などを備えている。制御部11は、図示しないCPU、RAM、ROM及びI/Oバスなどを有する周知のマイクロコンピュータで構成されている。制御部11は、ROMあるいは記憶部13などに記憶されているコンピュータプログラムに従って通信装置10の動作全般を制御する。また、制御部11は、コンピュータプログラムを実行することにより、通信回線確立処理部21、操作状態情報生成処理部22、操作状態情報送信処理部23、出力タイミング指定情報生成処理部24(以下、「指定情報生成処理部24」と称する)、出力タイミング指定情報送信処理部25(以下、「指定情報送信処理部25」と称する)、携帯通信端末離間検知処理部26(以下、「離間検知処理部26」と称する)、相関データ補正処理部27をソフトウェアによって仮想的に実現する。なお、これら通信回線確立処理部21、操作状態情報生成処理部22、操作状態情報送信処理部23、指定情報生成処理部24、指定情報送信処理部25、離間検知処理部26、相関データ補正処理部27は、制御部11と一体のハードウェアとして実現してもよい。
無線通信モジュール12は、携帯通信端末30が備える無線通信モジュール32との間に通信回線が確立されると、その通信回線を通じて携帯通信端末30との間で各種の通信を行う。記憶部13は、例えばハードディスクドライブやメモリカード、フラッシュメモリなどの記憶媒体で構成されており、各種の情報を記憶するための記憶領域を有している。この場合、記憶部13は、少なくとも、詳しくは後述する操作状態情報を記憶するための記憶領域を備える。また、記憶部13には、例えば図2に示す相関データRDが格納されている。
この相関データRDは、通信装置10と携帯通信端末30との間の距離と、通信装置10と携帯通信端末30との間で行われる無線通信の電波強度との相関関係を示すデータである。即ち、電波強度は、距離が大きくなるほど小さくなる。なお、通信装置10と携帯通信端末30との間の距離は、携帯通信端末30を所持するユーザが車両から離れ、且つ、そのユーザが車両から離れる方向に平均的な移動速度Vで移動した場合において、携帯通信端末30が車両から離れてから経過した時間(経過時間)に換算することができる。
位置検出部14は、図示しない周知の地磁気センサ、ジャイロスコープ、車速センサ、GPS受信機などの各種のセンサ類を備えている。位置検出部14は、これらセンサ類から入力される検出信号を互いに補完することにより車両の位置情報を取得する。位置検出部14は、取得した車両の位置情報を制御部11に出力する。制御部11は、位置検出部14で取得した車両の位置情報及び図示しない経路探索部により探索された案内経路などに基づいて、いわゆるナビゲーション処理を実行する。
計時部15は、図示しないタイマ回路などで構成され、制御部11から入力される計時指令信号に基づいて計時処理を実行する。この場合、計時部15は、「携帯通信端末30が車両から離れたこと」を制御部11が検知してからの経過時間を計時するように設定されている。また、計時部15は、各装備品のうち少なくとも何れか1つがオフされてからの経過時間も計時するように設定されている。この場合、計時部15は、例えば、『ACCスイッチ221が「オン状態」から「オフ状態」に遷移し、且つ、ドアロックアクチュエータ222が「ドアを解錠した状態」から「ドアを施錠した状態」に遷移してからの経過時間』、『ACCスイッチ221が「オン状態」から「オフ状態」に遷移し、且つ、ドア開閉スイッチ227が「オン状態」から「オフ状態」に遷移してからの経過時間』など種々の経過時間を計時する。このように、計時部15は、複数の経過時間を並列的に計時することが可能である。
通信回線確立処理部21は、通信回線確立手段に相当するものであり、無線通信モジュール12を介して携帯通信端末30との間に通信回線を確立する通信回線確立処理を実行する。通信回線確立処理部21は、この通信回線確立処理を、例えば数秒程度の短い周期で繰り返し実行しており、通信装置10の近傍に携帯通信端末30が存在する場合には、その携帯通信端末30との間に通信回線を自動的に確立するようになっている。この場合、通信回線確立処理部21は、図3に符号aで示す電波強度分布線よりも内側に携帯通信端末30が存在する場合に、当該携帯通信端末30との間に通信回線を確立可能である。なお、電波強度分布線aは、通信装置10と携帯通信端末30との間で行われる無線通信の電波強度Sの分布を表わしている。
操作状態情報生成処理部22は、車両に搭載されている各種の装備品(車両装備)の操作状態を示す操作状態情報を生成する。この場合、操作状態情報生成処理部22を備える通信装置10には、操作状態情報生成処理部22を介して、図示しない電源回路のオン/オフを制御するACCスイッチ221(アクセサリスイッチ)、車両のドアの施錠/解錠を制御するドアロックアクチュエータ222、車両のパワーウインドウの開/閉を制御するパワーウインドウアクチュエータ223、車両のハザードランプのオン/オフを制御するハザードランプアクチュエータ224、車室内の車内灯のオン/オフを制御する車内灯アクチュエータ225、エンジンスタータのキー差し込み口にキーが差し込まれた状態でオンするキー検出スイッチ226、例えば車両のドアが開状態のときにオンし閉状態のときにオフするドア開閉スイッチ227などの各種の駆動手段やスイッチ類が、車内LANや車両ハーネスなど、いわゆるジカ線により接続されている。
操作状態情報生成処理部22は、これらの駆動手段やスイッチ類の動作状態に基づいて車両に備えられる各種の装備品の操作状態を特定し、特定した操作状態を示す操作状態情報を生成する。例えば、ドアロックアクチュエータ222の動作状態が「ドアを解錠した状態」であれば、車両の装備品であるドアの操作状態として「解錠状態」を示す操作状態情報を生成し、「ドアを施錠した状態」であれば、ドアの操作状態として「施錠状態」を示す操作状態情報を生成する。また、例えば、キー検出スイッチ226の動作状態が「オン状態」であれば、車両の装備品であるエンジンスタータの操作状態として、キーが差し込み口に差し込まれた「キー保持状態」を示す操作状態情報を生成し、「オフ状態」であれば、エンジンスタータの操作状態として、キーが差し込み口に差し込まれていない「キー不保持状態」を示す操作状態情報を生成する。なお、詳しくは説明しないが、他の装備品(図示しない装備品も含む)についても、操作状態情報生成処理部22は、各アクチュエータの動作状態やスイッチ類の動作状態に基づいて各種の装備品の操作状態情報を生成する。
操作状態情報生成処理部22は、例えば数秒程度の短い周期で各種装備品の操作状態情報を生成する処理を繰り返し実行する。そして、操作状態情報生成処理部22は、生成した操作状態情報を記憶部13に格納する。これにより、記憶部13には常に最新の操作状態情報が格納される。
操作状態情報送信処理部23は、操作状態情報送信手段に相当するものであり、通信回線確立処理部21によって通信回線が確立された携帯通信端末30に、無線通信モジュール12を介して操作状態情報を送信する。この場合、操作状態情報送信処理部23は、通信回線が確立されている限り、例えば数秒程度の短い周期で、あるいは、記憶部13に格納されている操作状態情報が更新されるごとに、その時点で記憶部13に記憶されている操作状態情報、つまり、最新の操作状態情報を携帯通信端末30に送信する。なお、操作状態情報送信処理部23は、記憶部13に格納されている操作状態情報ではなく、制御部11のROMやRAMに一時的に格納されている操作状態情報、つまり、記憶部13に格納される前の操作状態情報を携帯通信端末30に送信する構成としてもよい。
指定情報生成処理部24は、出力タイミング指定情報生成手段に相当するものであり、携帯通信端末30が通信装置10から受信した操作状態情報を出力する出力タイミング、換言すれば、携帯通信端末30からユーザに対して装備品の操作状態を通知する通知タイミングを指定する出力タイミング指定情報を生成する。この場合、指定情報生成処理部24は、「携帯通信端末30が車両から離れたとき」を出力タイミングとして指定する出力タイミング指定情報を生成する。なお、「携帯通信端末30が車両から離れたこと」は、詳しくは後述する離間検知処理部26によって検知される。
指定情報送信処理部25は、出力タイミング指定情報送信手段に相当するものであり、通信回線が確立されている限り、指定情報生成処理部24が生成した出力タイミング指定情報を、適宜の送信タイミングで無線通信モジュール12を介して携帯通信端末30に送信する。
離間検知処理部26は、検知手段に相当するものであり、「携帯通信端末30が車両から離れたこと」を検知するための処理部として実現されている。この離間検知処理部26は、基本的には、携帯通信端末30との間に確立された通信回線が切断されたときに「携帯通信端末30が車両から離れたこと」を検知する。なお、制御部11は、相関データRDに基づいて通信回線を強制的に切断するように設定されている。即ち、図2に示すように、制御部11は、ユーザが所持する携帯通信端末30が車両から徐々に離れることに伴い、通信装置10と携帯通信端末30との間で行われる無線通信、より具体的には無線通信モジュール12と無線通信モジュール32との間で行われる無線通信の電波強度Sが所定の閾値Kよりも低くなったときに通信回線を強制的に切断するように設定されている。なお、閾値Kは、過去に得られた評価試験のデータなどを解析した解析結果、過去に通信装置10が携帯通信端末30との間で行った無線通信の電波強度の変化を示すデータなどを解析した解析結果などに基づいて設定するとよい。
指定情報生成処理部24が生成する出力タイミング指定情報は、出力タイミングとして「携帯通信端末30が車両から離れたとき」を指定するものであるが、「携帯通信端末30が車両から離れたこと」は通信装置10にて検知されるものであるから、携帯通信端末30は、「携帯通信端末30が車両から離れたこと」を直接的に把握することができない。そこで、指定情報生成処理部24は、「携帯通信端末30が車両から離れたとき」が基本的には「通信回線が強制的に切断されたとき」であることを示す付加情報を出力タイミング指定情報に添付する。なお、指定情報生成処理部24は、「携帯通信端末30が車両から離れたとき」が「通信回線が自動的に切断されたとき」であることを示す付加情報を出力タイミング指定情報に添付することも可能である。
ここで、通信回線が「強制的」に切断されるとは、通信装置10と携帯通信端末30との間の無線通信において通信回線が確立した状態を維持するために十分な電波強度が確保されているにも関わらず、通信装置10あるいは携帯通信端末30が積極的に通信回線を切断することを示す。通信装置10および携帯通信端末30は、十分な電波強度が確保されているにも関わらず通信回線が切断された場合には、通信回線が「強制的」に切断されたと判断する。一方、通信回線が「自動的」に切断されるとは、通信装置10と携帯通信端末30との間の無線通信において通信回線が確立した状態を維持するために十分な電波強度が確保できなくなり、通信装置10と携帯通信端末30との間の通信回線を確立し続けることができなくなることを示す。通信装置10および携帯通信端末30は、電波強度が徐々に弱くなって通信回線が切断された場合には、通信回線が「自動的」に切断されたと判断する。
さらに、この離間検知処理部26は、通信装置10と携帯通信端末30との間で行われる無線通信の電波強度、車両の位置、換言すれば通信装置10の位置と携帯通信端末30の位置との間の実際の距離、車両の装備品のうち少なくとも何れか1つがオフされてからの経過時間、のうち少なくとも何れか1つに基づいて「携帯通信端末30が車両から離れたこと」を検知することも可能である。
相関データ補正処理部27は、記憶部13に格納されている相関データRDを、詳しくは後述するようにして補正する。
次に、携帯通信端末30の構成について説明する。携帯通信端末30は、制御部31、無線通信モジュール32、記憶部33、表示出力部34、位置検出部35などを備えている。制御部31は、図示しないCPU、RAM、ROM及びI/Oバスなどを有する周知のマイクロコンピュータで構成されている。制御部31は、ROMあるいは記憶部33などに記憶されているコンピュータプログラムに従って携帯通信端末30の動作全般を制御する。
無線通信モジュール32は、通信装置10の無線通信モジュール12との間に通信回線が確立されると、その通信回線を通じて通信装置10との間で各種の通信を行う。記憶部33は、例えばハードディスクドライブやメモリカードなどの記憶媒体で構成されており、各種の情報を記憶するための記憶領域を有している。この場合、記憶部33は、少なくとも、通信装置10から受信した操作状態情報を記憶するための記憶領域および出力タイミング指定情報を記憶するための記憶領域を備える。
通信装置10からは、通信回線が確立されている限り、例えば数秒程度の短い周期で、あるいは、操作状態情報が更新されるごとに、最新の操作状態情報が送信される。制御部31は、無線通信モジュール32を介して操作状態情報を受信するごとに記憶部33に記憶されている操作状態情報を書き換える。これにより、通信装置10と携帯通信端末30との間で通信回線が確立されている限り、記憶部33には常に最新の操作状態情報が格納される。
また、通信装置10からは、通信回線が確立されている限り、「携帯通信端末30が車両から離れたとき」を出力タイミングとして指定する出力タイミング指定情報、さらに、その出力タイミング指定情報が補正された場合には、その補正された出力タイミング指定情報が送信される。制御部31は、無線通信モジュール32を介して出力タイミング指定情報を受信するごとに記憶部33に記憶されている出力タイミング指定情報を書き換える。これにより、通信装置10と携帯通信端末30との間で通信回線が確立されている限り、記憶部33には常に最新の出力タイミング指定情報が格納される。
表示出力部34は、例えば液晶表示器や有機EL表示器で構成されており、制御部31から入力される表示指令信号に基づいて各種の情報を表示する。この表示出力部34の画面には、周知の感圧方式、電磁誘導方式、静電容量方式あるいはそれらを組み合わせた方式で構成されるタッチパネルスイッチが設けられる。この表示出力部34には、例えば図4に示すように、記憶部33に格納されている操作状態情報に基づいて車両の装備品の操作状態が表示される。
なお、この表示出力部34に装備品の操作状態が表示されるタイミングは、記憶部33に格納されている出力タイミング指定情報に基づいて指定される。この場合、出力タイミング指定情報は、基本的には出力タイミングとして「携帯通信端末30が車両から離れたとき」を指定しており、しかも、この「携帯通信端末30が車両から離れたとき」は、付加情報に基づいて「通信回線が強制的に切断されたとき」であることが示される。よって、表示出力部34は、基本的には、通信装置10との間の通信回線が強制的に切断されたときに装備品の操作状態を表示する。
位置検出部35は、図示しない周知のGPS受信機などを備えている。位置検出部35は、これらGPS受信機から入力される検出信号に基づいて携帯通信端末30の位置情報を取得して制御部31に出力する。
次に、上記構成の通信装置10および携帯通信端末30による動作の一例について説明する。なお、以下の動作は、制御部11および制御部31が主体として実行するものであるが、説明の便宜のため、通信装置10および携帯通信端末30を動作の主体として説明する。
(相関データRDが補正されない場合の制御の一例)
この場合、図5に示すように、通信装置10は、携帯通信端末30との間に通信回線が確立されると(ステップA1)、操作状態情報の送信処理を開始する(ステップA2)。通信装置10は、操作状態情報の送信処理を開始すると、最新の操作状態情報の送信を繰り返す。一方、携帯通信端末30は、通信装置10から操作状態情報を受信するごとに、受信した操作状態情報を記憶部33に格納するとともに、操作状態情報を受信したことを示す応答信号を通信装置10に送信する。
また、通信装置10は、携帯通信端末30との間に通信回線が確立されると(ステップA1)、出力タイミング指定情報の送信処理を実行する(ステップA3)。この場合、携帯通信端末30には、出力タイミングである「携帯通信端末30が車両から離れたとき」として「通信回線が強制的に切断されたとき」を指定する出力タイミング指定情報が送信される。なお、出力タイミング指定情報の送信処理は、通信回線が確立されてから当該通信回線が切断されるまでの間に実行すればよいが、通信回線が切断されるときを予め特定することは困難であるから、通信回線の確立後の極力早いタイミングで実行することが好ましい。
通信装置10は、携帯通信端末30との間の通信回線が切断されるまで、携帯通信端末30に最新の操作状態情報を繰り返し送信する。そして、通信回線が強制的に切断されると(ステップA4)、携帯通信端末30は、記憶部33に格納されている出力タイミング指定情報により指定される出力タイミング、つまり、この例では通信回線が強制的に切断されたタイミングで、記憶部33に格納されている最新の操作状態情報に基づいて装備品の操作状態を出力する(ステップA5)。この場合、携帯通信端末30は、基本的には装備品の操作状態を表示出力部34を介して表示により出力するが、携帯通信端末30が備える図示しないスピーカを介して音声により装備品の操作状態を出力してもよい。また、携帯通信端末30は、携帯通信端末30が備える図示しないバイブレータを駆動して、装備品の操作状態を出力したことを振動によりユーザに伝えるようにしてもよい。また、携帯通信端末30は、携帯通信端末30が備える図示しないランプやLEDを駆動して、装備品の操作状態を出力したことを、点灯、点滅などの光によりユーザに伝えるようにしてもよい。
なお、通信装置10は、通信装置10と携帯通信端末30との間で行われる無線通信の電波強度Sが所定の閾値Kよりも低くなったときに通信回線を強制的に切断する。よって、この場合、図2に示すように、電波強度Sが閾値Kよりも低くなったとき、つまり、通信装置10と携帯通信端末30との間の距離がD1となったときに携帯通信端末30から装備品の操作状態が通知される。なお、携帯通信端末30が図3に示す最適通知エリアR1内に存在する状態で通信回線が強制的に切断されるように閾値Kを適宜調整して設定することが好ましい。
(相関データRDが補正される場合の制御の一例)
図3において電波強度分布線aが示すように、車両の周辺において、通信装置10と携帯通信端末30との間で行われる無線通信の電波強度Sの分布は、装備品の操作状態の最適通知エリアR1内に必ずしも納まるものではなく、従って、例えばP1,P2で示すエリアR1から外れた位置において通信回線が切断される場合も生じ得る。よって、上記のように、単に通信回線が切断されたタイミングで装備品の操作状態を出力する設定では、最適通知エリアR1から外れた位置において通信回線が切断される場合もあるから、最適通知エリアR1内においてユーザに装備品の操作状態を通知できない場合が生じてしまう。そのため、通信回線が切断されたことをもって「携帯通信端末30が車両から離れたこと」を検知することに加えて、あるいは、通信回線が切断されたことをもって「携帯通信端末30が車両から離れたこと」を検知することに代えて、さらに精度良く「携帯通信端末30が車両から離れたこと」を検知できる構成を採用することが好ましい。
なお、図3において、電波強度Sの分布を示す電波強度分布線aよりも内側の領域は通信回線の確立が維持される領域であり、電波強度分布線aよりも外側の領域は通信回線が強制的に切断される領域である。なお、この電波分布線を通信回線が自動的に切断される境界線として設定することも可能である。また、装備品の操作状態は、携帯通信端末30を所持するユーザが車両から離れ、且つ、そのユーザが車両から離れる方向にある程度移動してから通知することが好ましい。そのため、図6に示すように、最適通知エリアR1は、ACCスイッチ221が「オン状態」から「オフ状態」に遷移し、且つ、ドア開閉スイッチ227が「オン状態」つまりドアが「開いた状態」から「オフ状態」つまりドアが「閉まった状態」に遷移した後において、所定時間t1が経過し、且つ、所定時間t2が経過する前に携帯通信端末30を所持するユーザが存在すると想定されるエリアを設定するとよい。この場合、通信装置10は、ACCスイッチ221がオフし、且つ、ドアが一旦開けられてその後に閉められたこと(ドアが開閉されたこと)をもって、「携帯通信端末30が車両から離れたこと」を検知している。
なお、図6に示す所定時間t1は、携帯通信端末30を所持するユーザが車両から離れ、且つ、そのユーザが車両から離れる方向に平均的な移動速度Vで移動した場合に、そのユーザが図3に示す最適通知エリアR1に到達するまでに要する推定時間を示すものであり、以下、この所定時間t1を「最適最小時間t1」と称する。
また、所定時間t2は、携帯通信端末30を所持するユーザが車両から離れ、且つ、そのユーザが車両から離れる方向に平均的な移動速度Vで移動した場合に、そのユーザが図3に示す最適通知エリアR1から外方に出て、さらに、その外方の許容通知エリアR2に到達するまでに要する推定時間を示すものであり、以下、この所定時間t2を「最適最大時間t2」と称する。
また、所定時間t3は、携帯通信端末30を所持するユーザが車両から離れ、且つ、そのユーザが車両から離れる方向に平均的な移動速度Vで移動した場合に、そのユーザが図3に示す許容通知エリアR2から外方に出て、さらに、その外方の限界エリアR3に到達するまでに要する推定時間を示すものであり、以下、この所定時間t3を「限界時間t3」と称する。
なお、許容通知エリアR2と限界エリアR3との境界線bは、詳しくは後述する出力タイミングの補正処理において、出力タイミングに補正時間を加算することが有効と考えられる限界のラインを示す。即ち、境界線bよりも内側に携帯通信端末30が存在するのであれば、出力タイミングに補正時間を加算することが有効であり、境界線bよりも外側に携帯通信端末30が存在するのであれば、出力タイミングに補正時間を加算することが殆どあるいは全く有効ではない。
次に、「携帯通信端末30が車両から離れたこと」を、さらに精度良く検知するための構成例について説明する。
即ち、図7に示す補正処理は、電波強度が通常の電波強度と異なる場合であっても、最適通知エリアR1内にて通信回線を強制的に切断して携帯通信端末30から装備品の操作状態を通知するための補正処理である。
例えば図7に示す電波強度s1が図2に示す通常の電波強度Sよりも低い場合には、その電波強度s1が閾値Kよりも低くなる距離D2は図2に示す距離D1よりも短くなり、従って、最適通知エリアR1よりも内側において携帯通信端末30から装備品の操作状態が通知される可能性がある。そこで、制御部11は、電波強度s1が閾値よりも低くなる距離が距離D1に一致または近似するように閾値Kを閾値k1に補正する。これにより、電波強度が通常よりも低くなった場合であっても、通信装置10と携帯通信端末30との間の距離がD1に一致または近似したときに通信回線が強制的に切断されるようになり、最適通知エリアR1内において携帯通信端末30から装備品の操作状態を通知できる。
また、例えば図7に示す電波強度s2が図2に示す通常の電波強度Sよりも高い場合には、その電波強度s2が閾値Kよりも低くなる距離D3は図2に示す距離D1よりも長くなり、従って、最適通知エリアR1よりも外側において携帯通信端末30から装備品の操作状態が通知される可能性がある。そこで、制御部11は、電波強度s2が閾値よりも低くなる距離が距離D1に一致または近似するように閾値Kを閾値k2に補正する。これにより、電波強度が通常よりも高くなった場合であっても、通信装置10と携帯通信端末30との間の距離がD1に一致または近似したときに通信回線が強制的に切断されるようになり、最適通知エリアR1内において携帯通信端末30から装備品の操作状態を通知できる。
また、図8に示す補正処理は、図7に示す距離軸を時間軸に換算できることに着目した補正処理である。即ち、図7に示す相関データRDの距離軸は、図8(a)に示すように、携帯通信端末30を所持するユーザの平均的な移動速度Vに基づいて時間軸に換算することができる。この場合、換算された時間軸は、携帯通信端末30が車両から離れてからの経過時間を示す。
そして、例えば図8に示す電波強度s1が図2に示す通常の電波強度Sよりも低い場合には、その電波強度s1が閾値Kよりも低くなる時間T2は通常の電波強度Sが閾値Kよりも低くなる時間T1よりも短くなり、従って、最適通知エリアR1よりも内側において携帯通信端末30から装備品の操作状態が通知される可能性がある。なお、この場合、通信装置10は、携帯通信端末30が車両から離れ始めてからの経過時間がT1になったときに通信回線を強制的に切断するように設定されている。
そこで、図8(b)に示すように、制御部11は、時間T2が時間T1に一致または近似するように時間軸のスケールを伸長するように補正する。これにより、電波強度が通常よりも低くなった場合であっても、携帯通信端末30が車両から離れてからの経過時間が通常時に想定される時間T1に一致または近似するときに通信回線が強制的に切断されるようになり、最適通知エリアR1内において携帯通信端末30から装備品の操作状態を通知することができる。
なお、詳しい図示は省略するが、電波強度が図2に示す通常の電波強度Sよりも高い場合には、その電波強度が閾値Kよりも低くなる時間は通常の電波強度Sが閾値Kよりも低くなる時間T1よりも長くなり、従って、最適通知エリアR1よりも外側において携帯通信端末30から装備品の操作状態が通知される可能性がある。そこで、制御部11は、通常の時間T1よりも長くなる時間が時間T1に一致または近似するように時間軸のスケールを圧縮するように補正する。これにより、電波強度が通常よりも高くなった場合であっても、携帯通信端末30が車両から離れてからの経過時間が通常時に想定される時間T1に一致または近似するときに通信回線が強制的に切断されるようになり、最適通知エリアR1内において携帯通信端末30から装備品の操作状態を通知できる。
図9は、上記のようにして相関データRDが補正される場合の制御の一例を示す。即ち、通信装置10は、携帯通信端末30との間に通信回線を確立し(ステップB1)、操作状態情報の送信処理を開始し(ステップB2)、出力タイミング指定情報の送信処理を実行すると(ステップB3)、相関データRDが補正されたか否かを監視する。そして、通信装置10は、相関データRDが補正された場合において、その補正後の相関データRDにおいて電波強度が閾値以下となったことを検知すると(ステップB4)、その時点を出力タイミングとして指定する出力タイミング指定情報を新たに生成して携帯通信端末30に送信する(ステップB5)。これにより、既に携帯通信端末30に格納されている出力タイミング指定情報が新たな出力タイミング指定情報に補正される。この出力タイミング指定情報を受信した携帯通信端末30は、既に記憶部33に格納されている出力タイミング指定情報ではなく、新たに受信した補正後の出力タイミング指定情報に基づいて直ちに装備品の操作状態を出力する(ステップB6)。
さらに、通信装置10は、携帯通信端末30が車両から離れてからの経過時間に基づいて、新たに生成した出力タイミング指定情報が指定する新たな出力タイミングを補正することが可能である。図10は、新たな出力タイミングを補正する場合の制御例を示す。
即ち、通信装置10は、ACCスイッチ221がオフされ、且つ、ドアが開閉されると(ステップC1:YES)、計時部15による計時処理を開始する(ステップC2)。つまり、計時部15は、ACCスイッチ221がオフされ、且つ、ドアが開閉されてからの経過時間Tを計時する。この場合、通信装置10は、ACCスイッチ221がオフされ、且つ、ドアが一旦開けられてその後に閉められたことをもって、携帯通信端末30が車両から離れる方向に移動し始めたことを推定している。
そして、通信装置10は、補正後の相関データRDにおいて電波強度が閾値以下となったことを検知すると(ステップC3)、その時点までに計時部15が計時した経過時間Tと最適最小時間t1とを比較する(ステップC4)。なお、このステップC3は、上記したステップB4に対応する。
通信装置10は、経過時間Tが最適最小時間t1よりも小さい場合には(ステップC4:YES)、新たな出力タイミング指定情報ととともに加算用の補正時間Haを示す補正時間情報Iaを携帯通信端末30に送信して(ステップC5)、この制御を終了する。新たな出力タイミング指定情報および補正時間情報Iaを受信した携帯通信端末30は、新たな出力タイミング指定情報が指定する補正後の出力タイミングにさらに補正時間Haを加算したタイミングで装備品の操作状態を出力する。
通信装置10は、経過時間Tが最適最小時間t1以上である場合には(ステップC4:NO)、経過時間Tと最適最大時間t2とを比較する(ステップC6)。通信装置10は、経過時間Tが最適最大時間t2よりも小さい場合、つまり、経過時間Tがt1以上であって最適最大時間t2未満である場合には(ステップC6:YES)、補正時間情報を携帯通信端末30に送信することなく、この処理を終了する。
通信装置10は、経過時間Tが最適最大時間t2以上である場合には(ステップC6:NO)、経過時間Tと限界時間t3とを比較する(ステップC7)。通信装置10は、経過時間Tが限界時間t3よりも小さい場合、つまり、経過時間Tが最適最大時間t2以上であって限界時間t3未満である場合には(ステップC7:YES)、新たな出力タイミング指定情報とともに減算用の補正時間Hbを示す補正時間情報Ibを携帯通信端末30に送信して(ステップC8)、この処理を終了する。新たな出力タイミング指定情報および補正時間情報Ibを受信した携帯通信端末30は、新たな出力タイミング指定情報が指定する補正後の出力タイミングからさらに補正時間Haを減算したタイミングで操作状態を出力する。なお、通信装置10は、経過時間Tが限界時間t3以上である場合には(ステップC7:NO)、補正時間情報を携帯通信端末30に送信することなく、この処理を終了する。
以上に説明したように本実施形態によれば、車両用通信装置10は、通信回線が確立されている間に出力タイミング指定情報を携帯通信端末30に送信し、携帯通信端末30は、その出力タイミング指定情報が指定するタイミング、つまり、「携帯通信端末30が車両から離れたとき」に装備品の操作状態を出力する。従って、携帯通信端末30が操作状態情報に基づいて車両の装備品の操作状態を出力するタイミング、つまり、携帯通信端末30からユーザに車両の装備品の操作忘れ(操作状態)を通知するタイミングを、「携帯通信端末30が車両から離れたとき」、つまり、携帯通信端末30を所持するユーザが車両から適度に離れたときに設定することができる。これにより、ユーザが所持する携帯通信端末30が最適通知エリアR1内に存在する適切なタイミングでユーザに装備品の操作状態を通知することができ、ユーザは、通知された操作状態に基づいて、装備品の操作忘れが発生しているか否かを把握することができる。
この場合、通信装置10は、基本的には、携帯通信端末30との「通信回線が切断されたとき」を「携帯通信端末30が車両から離れたとき」として検知する。これにより、携帯通信端末30を所持するユーザが車両から徐々に離れて通信回線が切断されたときに装備品の操作状態が通知されるので、通信回線が切断される程度にユーザが車両から適度に離れた適切なタイミングでユーザに操作忘れを通知することができる。
また、通信装置10は、さらに、携帯通信端末との間で行われる無線通信の電波強度、車両と携帯通信端末との間の距離、車両の装備品のうち少なくとも何れか1つがオフされてからの経過時間、のうち少なくとも何れか1つに基づいて、携帯通信端末が車両から離れたことを検知することも可能である。これにより、「携帯通信端末30が車両から離れたこと」をさらに精度良く検知することができ、一層適切なタイミングでユーザに操作忘れを通知することができる。
また、通信装置10は、通信回線確立処理部21によって携帯通信端末30との間に通信回線を確立すると、その通信回線が切断されるまで携帯通信端末30に最新の操作状態情報を送信する。これにより、携帯通信端末30には常に最新の操作状態情報が保持されるようになり、通信回線がいつ切断されたとしても、携帯通信端末30は最新の操作状態、つまり、通信回線が切断されたときの装備品の操作状態をユーザに通知することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した一実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。また、上述した種々の検知処理および補正処理を組み合わせて実施することも可能である。
また、通信装置10は、車両(通信装置10)と携帯通信端末30との間の実際の距離に基づいて「携帯通信端末30が車両から離れたこと」を検知することも可能である。この場合、例えば、携帯通信端末30は、位置検出部35によって検出される当該携帯通信端末30の実際の位置情報を定期的に通信装置10に送信し、通信装置10は、携帯通信端末30の位置の変化量、つまり、携帯通信端末30の移動量が所定量を超えたときに、「携帯通信端末30が車両から離れたこと」を検知する。また、通信装置10は、位置検出部14によって検出される当該通信装置10の実際の位置と、携帯通信端末30から受信した位置情報に基づく携帯通信端末30の実際の位置との間の距離を演算し、演算された通信装置10と携帯通信端末30との間の実際の距離が所定距離を超えたときに、「携帯通信端末30が車両から離れたこと」を検知する構成としてもよい。
また、電波強度に、通信装置10と携帯通信端末30との間の距離に応じて通常想定される変化量以上の変化があった場合には、例えば、ユーザが携帯通信端末30を無線通信モジュール32を覆うようにして持っているなどの可能性が考えられ、このような場合には、通信装置10は、通常想定される変化量以上の変化を相殺するように相関データRDや閾値Kなどを補正するように設定するとよい。
また、通信装置10は、電波強度の平均値を演算し、その平均値に基づいて閾値Kの補正量を設定することも可能である。
また、例えば、通信装置10の周辺に電波の反射物や吸収物が存在している場合、通信装置10の周辺に他の通信機器が存在していて当該通信機器から発せられる電波との干渉が起こっている場合など、通信装置10の周辺の環境によっては、例えば図11に示すように電波強度s4が不安定な状況となる可能性がある。このように電波強度が不安定な場合には、通信装置10は、ある程度の長い時間をかけて電波強度を複数回検知して、相関データRDや閾値Kなどの補正値を適宜変更するように構成してもよい。
また、通信装置10は、「携帯通信端末30が車両から離れたこと」を、例えば、ドアの解錠および施錠を遠隔操作により行う図示しない電子キーから施錠指令信号を受信したこと、図示しない着座センサが「オン状態」から「オフ状態」に遷移したこと、車両内への侵入を検知するための図示しない侵入検知センサや赤外線センサがオンされたことなどに基づいて検知するように構成してもよい。即ち、「携帯通信端末30が車両から離れたこと」は、車両に搭載される各種の装備品やセンサ類を利用して様々な構成により検知することができる。
また、通信装置10で設定される閾値Kは、無線通信が自動的に切断される電波強度(通信回線を維持できる限界の強度)よりも大きな値で設定するとよい。これにより、通信装置10は、無線の通信回線が自動的に切断される前に当該通信回線を強制的に切断することができ、通信回線が自動的に切断される前に携帯通信端末30に出力タイミング指定情報を確実に送信することができる。即ち、図12に示すように、閾値Kは、無線通信が自動的に切断されるときの電波強度を示す閾値Zよりも大きな値となる範囲で設定するとよい。また、通信装置10は、通信回線が自動的に切断されたときを「携帯通信端末30が車両から離れたとき」として検知するように設定することも可能である。
また、ドア開閉スイッチ227は、車両のドアが開状態のときにオフし閉状態のときにオンするスイッチであってもよい。この場合、図6に示すドア開閉スイッチ227の波形は逆のパターンとなる。
また、通信装置10は、電波強度ではなく電波の受信感度に基づいて「通信回線が切断されたとき」つまり「携帯通信端末30が車両から離れたとき」を判断するように構成してもよい。
また、通信装置10は、ACCスイッチ221が「オン状態」から「オフ状態」に遷移し、且つ、ドア開閉スイッチ227が「オン状態」から「オフ状態」に遷移するまでの間においては、電波強度が変化したとしても、その変化を無視し、各種の補正処理を実行しないように設定してもよい。即ち、ACCスイッチ221が「オン状態」から「オフ状態」に遷移したとしても、ドア開閉スイッチ227が「オン状態」から「オフ状態」に遷移するまでは、ドアが開閉されていないということであるから、携帯通信端末30を所持するユーザは車室内に存在していると推定される。よって、そのような状態、つまり、ユーザが車両から離れるか否かが不確定な状態で電波強度が変化した場合に出力タイミングを補正すると、出力タイミングを適切なタイミングに補正できない可能性がある。そのため、ユーザが車両から離れるか否かが不確定な状態で発生した電波強度の変化を無視して補正処理を行わないようにすることで、一層適切な出力タイミングを携帯通信端末30に通知することができる。
図面中、10は車両用通信装置、21は通信回線確立処理部(通信回線確立手段)、23は操作状態情報送信処理部(操作状態情報送信手段)、24は出力タイミング指定情報生成処理部(出力タイミング指定情報生成手段)、25は出力タイミング指定情報送信処理部(出力タイミング指定情報送信手段)、26は携帯通信端末離間検知処理部(検知手段)、30は携帯通信端末を示す。

Claims (4)

  1. 携帯通信端末との間に無線の通信回線を確立する通信回線確立手段(21)と、
    前記通信回線確立手段によって前記通信回線が確立された前記携帯通信端末に、車両の装備品の操作状態を示す操作状態情報を送信する操作状態情報送信手段(23)と、
    前記携帯通信端末が前記操作状態情報を出力する出力タイミングとして、前記携帯通信端末が前記車両から離れたときを指定する出力タイミング指定情報を生成する出力タイミング指定情報生成手段(24)と、
    前記出力タイミング指定情報生成手段が生成した前記出力タイミング指定情報を前記携帯通信端末に送信する出力タイミング指定情報送信手段(25)と、
    を備える車両用通信装置。
  2. 前記通信回線が切断されたときを、前記携帯通信端末が前記車両から離れたときとして検知する検知手段(26)を備える請求項1に記載の車両用通信装置。
  3. 前記検知手段は、
    前記携帯通信端末との間で行われる無線通信の電波強度、
    前記車両と前記携帯通信端末との間の距離、
    前記車両の装備品のうち少なくとも何れか1つがオフされてからの経過時間、
    のうち少なくとも何れか1つに基づいて、前記携帯通信端末が前記車両から離れたことを検知する請求項2に記載の車両用通信装置。
  4. 前記操作状態情報送信手段は、前記通信回線確立手段によって前記通信回線が確立されると、当該通信回線が切断されるまで前記携帯通信端末に最新の前記操作状態情報を送信する請求項1から3の何れか1項に記載の車両用通信装置。
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