JP5350842B2 - スペクトル拡散通信用受信機 - Google Patents
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Description
スマートキーレスエントリシステム1は、車両の正規利用者が所持する特定の携帯機が車両周囲の無線通信エリア内に入ったときにドアのアンロック等の制御を実行する機能(いわゆるスマートエントリー機能)と、携帯機でのボタン操作に応じてドアのロック/アンロック等の制御を実行する機能(いわゆるキーレスエントリー機能)とを兼ね備えたものである。
スマートキーレスエントリシステム1は、LF(Low Frequency)送信用車載機2、LF受信用・RF(Radio Frequency)送信用携帯機3、およびRF受信用車載機4を備えている。
制御部11は、応答要求信号を含んだデータを出力するとともに、データ出力の直後に、応答要求信号を出力した旨を示すスマート動作開始信号をRF受信用車載機4に出力する。
またノイズ検出部51は、LF送信用車載機2から出力されたスマート動作開始信号を入力し、スマート動作開始信号が入力されると、予め設定されているノイズ検出時間(例えば10ms)継続して、フロントエンド42から出力された信号のノイズレベルを検出し、この検出結果をスマート用拡散符号数指示信号作成部52に出力する。なおノイズ検出時間は、LF送信用車載機2が応答要求信号を送信してから、RF受信用車載機4が応答信号を受信するまでに要する時間を考慮して決定される。
まずLF送信用車載機2において、制御部11が、応答要求信号を含んだデータを出力する。そして、このデータが、LF用変調器12で変調されて、アンプフィルタ13に通されて、LF用送信アンテナ14へ入力される。これにより、LF無線信号がLF用送信アンテナ14から送信される。
またスイッチ54は、スマート動作開始信号の入力を契機として、LF送信用車載機2が応答要求信号を出力した時点から、信号入力元をスマート用拡散符号数指示信号作成部52に切り替える。これにより、スマート用拡散符号数指示信号作成部52から出力された拡散符号数指示信号が拡散符号出力部47に入力される。
そしてスライディング相関器46は、受信データと、拡散符号出力部47から出力される拡散符号とを入力し、受信データと拡散符号との相関値特性を求める相関演算値算出処理を行う。このときスライディング相関器46は、拡散符号の指示チップ数をA[チップ]、受信データの拡散符号1チップ当たりのサンプリング数をB[サンプル/チップ]として、1回の相関演算値算出処理で、(A×B)個のXOR演算を行い、このXOR演算値の総和(相関演算値)を演算し、この相関演算値を同期検出部48に出力する。そして、1回の相関演算値算出処理が終了すると、受信データRDを1サンプルだけずらした上で、相関演算値算出処理を繰り返す。スライディング相関器46は、この相関演算値算出処理の繰り返しを、拡散符号1周期分のチップ数をC[チップ]として、(B×C)回実行する。
図5(a)に示すように、指示チップ数A1(=0.3×C)の場合には拡散符号と受信データに含まれるサンプル数は(0.3×C×B)であり(拡散符号SC1、受信データRD1を参照)、指示チップ数A2(=1×C)の場合には拡散符号と受信データに含まれるサンプル数は(1×C×B)であり(拡散符号SC2、受信データRD2を参照)、指示チップ数A3(=4×C)の場合には拡散符号と受信データに含まれるサンプル数は(4×C×B)である(拡散符号SC3、受信データRD3を参照)。すなわち、指示チップ数A1,A2,A3の順に、1回の相関演算値算出処理の演算で使用されるサンプル数が増加する。
そして同期検出部48が同期点を検出すると、スイッチ45によって出力先が切り替えられ、RF用復調器44からの出力が、スイッチ45を介して逆拡散部49に入力される。
つまり、図6(a)に示すように、LF送信用車載機2が応答要求信号を出力した時点t1からノイズ検出時間(10ms)継続してノイズレベルを検出し(図中の処理S1を参照)、ノイズ検出時間が経過した時点t2から、同期検出および逆拡散を実行(図中の処理S2を参照)するように構成されている。
まずLF受信用・RF送信用携帯機3において、送信スイッチ30が操作されると、応答信号と拡散符号を出力する。そして、出力された応答信号および拡散符号は、XOR演算器25へ入力され、XOR演算器25からの出力がRF用変調器26で変調されて、アンプフィルタ27に通されて、RF用送信アンテナ28へ入力される。これにより、RF無線信号がRF用送信アンテナ28から送信される。
そしてスライディング相関器46は、上記のスマートエントリの場合と同様にして、受信データと、拡散符号出力部47から出力される拡散符号とを入力し、拡散符号1周期分の相関演算値算出処理を行い、同期検出部48は、スライディング相関器46から入力される相関演算値に基づいて、同期点を検出する。
例えば上記実施形態においては、スライディング相関器46を用いて相関値特性を算出するものを示したが、スライディング相関器46の代わりにマッチドフィルタを用いてもよい。
また上記実施形態において、スマートキーレスエントリシステムであるが、スマートエントリシステム及びキーレスエントリシステムの単独の実施形態も可能である。
Claims (2)
- 無線信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された無線信号を、スペクトル拡散変調されたスペクトル拡散信号に復調する復調手段と、
前記スペクトル拡散信号の1ビット分に相当する所定拡散符号数を有する拡散符号を一周期拡散符号とし、この一周期拡散符号についての予め設定された算出拡散符号数分の拡散符号と、前記復調手段により復調された前記スペクトル拡散信号との相関値特性を算出する相関値算出手段と、
前記相関値算出手段の算出結果に基づいて、前記拡散符号と、前記復調手段により復調された前記スペクトル拡散信号との同期点を検出する同期検出手段と、
前記同期検出手段による検出結果に基づいて、前記復調手段により復調された前記スペクトル拡散信号を逆拡散する逆拡散手段と、
前記受信手段により受信された無線信号のノイズレベルを検出するノイズレベル検出手段と、
前記ノイズレベル検出手段の検出結果に基づいて、前記ノイズレベルと前記算出拡散符号数との間で正の相関を有するように前記算出拡散符号数を設定する第1拡散符号数設定手段と、
前記受信手段が受信する前記無線信号を送信する送信装置に対して、前記無線信号の送信を要求するための送信要求信号を送信する送信手段を備え、
前記ノイズレベル検出手段は、
前記送信手段が前記送信要求信号を送信してから、前記受信手段が前記無線信号を受信するまでの時間として予め設定された受信待機時間が経過するまでの間、前記ノイズレベルを検出する
ことを特徴とするスペクトル拡散通信用受信機。 - 無線信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された無線信号を、スペクトル拡散変調されたスペクトル拡散信号に復調する復調手段と、
前記スペクトル拡散信号の1ビット分に相当する所定拡散符号数を有する拡散符号を一周期拡散符号とし、この一周期拡散符号についての予め設定された算出拡散符号数分の拡散符号と、前記復調手段により復調された前記スペクトル拡散信号との相関値特性を算出する相関値算出手段と、
前記相関値算出手段の算出結果に基づいて、前記拡散符号と、前記復調手段により復調された前記スペクトル拡散信号との同期点を検出する同期検出手段と、
前記同期検出手段による検出結果に基づいて、前記復調手段により復調された前記スペクトル拡散信号を逆拡散する逆拡散手段と、
前記同期検出手段が前記同期点を検出することができたか否かを判断する同期判断手段と、
前記同期検出手段が前記同期点を検出できなかったと前記同期判断手段が判断した場合に、前記同期判断手段がこの判断を行ったときよりも前記算出拡散符号数が大きくなるように前記算出拡散符号数を設定する第2拡散符号数設定手段と
を備え、
「Wake」状態と「Sleep」状態を繰り返しており、前記「Sleep」状態から前記「Wake」状態に遷移したときに、前記「Wake」状態の間に、前記第2拡散符号数設定手段が設定することができる全ての前記算出拡散符号数について、前記算出拡散符号数が小さいものから前記算出拡散符号数を順次変更して、前記受信手段による前記無線信号の受信と前記同期検出手段による前記同期点の検出を行うように構成されている
ことを特徴とするスペクトル拡散通信用受信機。
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