JP2003341515A - 列車制御用通信装置 - Google Patents

列車制御用通信装置

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JP2003341515A JP2002148168A JP2002148168A JP2003341515A JP 2003341515 A JP2003341515 A JP 2003341515A JP 2002148168 A JP2002148168 A JP 2002148168A JP 2002148168 A JP2002148168 A JP 2002148168A JP 2003341515 A JP2003341515 A JP 2003341515A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 列車在線の誤検知を防止するには、在線判定
を行う区間と別の区間から信号が来ないように、区間毎
に絶縁を入れなければならない課題があった。また、在
線判定を行うことができない期間が長時間に及ぶことが
ある課題もあった。 【解決手段】 レール1の地点Bから受信された拡散信
号の中からPN符号との相関値を抽出し、その相関値を
監視して列車の存在を検知するように構成した。これに
より、区間毎に絶縁を入れることなく、速やかに列車の
在線を正確に検知することができる効果を奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、列車の存線検知
や送信信号の復調処理を実施する列車制御用通信装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平7−329782号公報
に示されている列車制御用通信装置は、ある区間におけ
る列車の存線を検知する場合、送信機側が所定の送信信
号をレールに向けて発信し、受信機側が所定の送信信号
をレールから受信する。そして、受信機側は、列車が存
在する場合、列車の車輪短絡によってレールを流れる送
信信号の信号レベルが低下するので、所定の送信信号の
信号レベルを監視して列車の在線を検知する。
【0003】なお、送信機側は、耐ノイズ性能を高める
必要がある場合、所定の送信信号をスペクトル拡散して
から送信することがあるが、この場合、受信機側では、
スライディング相関方式を利用して拡散信号の同期を捕
捉し、ディレイ・ロックド・ループ方式を利用して同期
を追跡するようにしている。スライディング相関方式
は、サーチ中に最初に現れた相関の極大値にロックが掛
かる性質があるため、在線判定を行う区間と別の区間か
ら信号が発信されると、本来捕らえるべき相関値以外の
相関ピークを捕らえてしまうことがある。列車の在線位
置によっても本来捕らえるべき相関値以外の相関ピーク
を捕らえることがある。
【0004】このように、本来捕らえるべき相関値以外
の相関ピークを捕らえると、間違った同期点でレベル検
出を実施することになるため、列車の在線を誤検知する
ことがある。このような誤検知を防止するためには、在
線判定を行う区間と別の区間から信号が来ないように、
区間毎に絶縁を入れる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の列車制御用通信
装置は以上のように構成されているので、列車在線の誤
検知を防止するには、在線判定を行う区間と別の区間か
ら信号が来ないように、区間毎に絶縁を入れなければな
らない課題があった。なお、スライディング相関方式で
は、拡散信号の同期捕捉に要する時間が長く、また、デ
ィレイ・ロックド・ループ方式では、帰線ノイズによっ
て追跡ロックが外れると、再びスライディング相関方式
によって同期捕捉を実施しなければならないため、在線
判定を行うことができない期間が長時間に及ぶことがあ
る課題もあった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、区間毎に絶縁を入れることなく、
速やかに列車の在線を正確に検知することができる列車
制御用通信装置を得ることを目的とする。また、この発
明は、区間毎に絶縁を入れることなく、速やかに送信信
号の復調処理を実施することができる列車制御用通信装
置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る列車制御
用通信装置は、受信手段により受信された拡散信号の中
から疑似雑音符号との相関値を抽出し、その相関値を監
視して列車の存在を検知するようにしたものである。
【0008】この発明に係る列車制御用通信装置は、受
信手段により受信された拡散信号の中から疑似雑音符号
の相関位置を抽出し、その疑似雑音符号の相関位置を参
照して送信信号を復調するようにしたものである。
【0009】この発明に係る列車制御用通信装置は、送
信手段が拡散信号をレールに向けて発信する際、その拡
散信号に同期捕捉用の拡散信号を多重化して発信するよ
うにしたものである。
【0010】この発明に係る列車制御用通信装置は、受
信手段により受信された拡散信号を周波数領域データに
変換して、その周波数領域データと疑似雑音符号の乗算
演算を実施するとともに、その乗算演算結果を時間領域
データに変換して、その時間領域データの最大値を抽出
するようにしたものである。
【0011】この発明に係る列車制御用通信装置は、受
信手段により受信された拡散信号を周波数領域データに
変換して、その周波数領域データと疑似雑音符号の乗算
演算を実施するとともに、その乗算演算結果を時間領域
データに変換して、その時間領域データの最大値の位置
を抽出するようにしたものである。
【0012】この発明に係る列車制御用通信装置は、周
波数領域データと疑似雑音符号の乗算演算を実施する
際、FFT演算を実施して乗算演算を実施し、そのFF
T長を疑似雑音符号長より長くするようにしたものであ
る。
【0013】この発明に係る列車制御用通信装置は、受
信手段により受信された拡散信号を周波数領域データに
変換して、その周波数領域データと疑似雑音符号の乗算
演算を実施するとともに、その乗算演算結果を時間領域
データに変換して、その時間領域データの位相を計算
し、その位相反転からビットデータを生成するようにし
たものである。
【0014】この発明に係る列車制御用通信装置は、受
信手段が多重化されている複数の拡散信号を受信する
と、複数の拡散信号を同時に周波数領域データに変換
し、その後、疑似雑音符号毎に別々に乗算演算を実施す
るようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による列
車制御用通信装置を示す構成図であり、図において、1
はレール、2はレール1の地点Aから拡散信号を流し込
む送信部(送信手段)、3はレール1の地点Bから拡散
信号を受信して在線検知を行う在線検知受信部、4はレ
ール1を流れる拡散信号を受信して復調する車上受信部
である。
【0016】11はデータ(所定の送信信号)を発生す
るデータ発生器、12はPN符号(疑似雑音符号)を発
生するPN符号発生器、13はデータ発生器11から発
生されたデータにPN符号発生器12から発生されたP
N符号を乗算して、そのデータをスペクトル拡散し、そ
の拡散信号を出力する乗算器、14は乗算器13から出
力された拡散信号に対して帯域制限を掛けるナイキスト
フィルタ(以下、FLという)、15は局部発振信号を
発生する信号発生器、16はFL14から出力された拡
散信号に局部発振信号を混合して、その拡散信号の周波
数を変換する乗算器、17は乗算器16から出力された
拡散信号を増幅してレール1の地点Aに供給する増幅器
である。なお、増幅器17は拡散信号に含まれる不要な
帯域成分を除去するフィルタを搭載している。
【0017】21はレール1の地点Bから拡散信号を受
信して増幅する増幅器、22は信号発生器15と同一周
波数の局部発振信号を発生する信号発生器である。な
お、信号発生器15と信号発生器22が発生する局部発
振信号の周波数が微妙にずれることがあるが、データ発
生器11から発生されるデータのビット周期を十分長く
取れば問題を生ずることはない。23は増幅器21によ
り増幅された拡散信号に局部発振信号を混合して、その
拡散信号の周波数を変換する乗算器である。なお、増幅
器21、信号発生器22及び乗算器23から受信手段が
構成されている。24は乗算器23から出力された拡散
信号の中からPN符号発生器12より発生されたPN符
号との相関値を抽出するFFT同期検出器(抽出手
段)、25はFFT同期検出器24により抽出された相
関値を監視して列車の存在を検知する在線判定器(在線
検知手段)である。
【0018】31はレール1を流れる拡散信号を受信す
る受電器、32は受電器31により受信された拡散信号
を増幅する増幅器である。受電器31及び増幅器32か
ら受信手段を構成している。33は信号発生器15と同
一周波数の局部発振信号を発生する信号発生器、34は
増幅器32により増幅された拡散信号に局部発振信号を
混合して、その拡散信号の周波数を変換する乗算器、3
5は乗算器34から出力された拡散信号の中からPN符
号発生器12より発生されたPN符号の相関位置を抽出
するFFT同期検出器(抽出手段)、36はFFT同期
検出器35により抽出されたPN符号の相関位置を参照
して、データ発生器11から発生されたデータを復調す
るデータ復調器(復調手段)である。
【0019】図2はFFT同期検出器24の内部構成を
示す構成図であり、図3はFFT同期検出器35の内部
構成を示す構成図である。図において、41は乗算器2
3又は34から出力された拡散信号を周波数領域データ
に変換する逆FFT演算器、42は周波数領域に変換し
たPN符号を初期値として発生する初期値発生器、43
は逆FFT演算器41から出力された周波数領域データ
と初期値発生器42から発生された初期値を乗算する乗
算器、44は乗算器43の乗算結果を時間領域データに
変換するFFT演算器、45はFFT演算器44から出
力された時間領域データの最大値を抽出し、その最大値
をPN符号との相関値として在線判定器25に出力する
ピーク値検出器、46はFFT演算器44から出力され
た時間領域データの最大値の位置を抽出し、その位置を
PN符号の相関位置としてデータ復調器36に出力する
ピーク位置検出器である。
【0020】図4は初期値発生器42の内部構成を示す
構成図であり、図において、51はPN符号を生成する
PN符号生成器、52はPN符号生成器51により生成
されたPN符号を周波数領域のデータに変換する逆FF
T演算器である。
【0021】図5はデータ復調器36の内部構成を示す
構成図であり、図において、61はPN符号生成器51
により生成されたPN符号の位相から、FFT同期検出
器35により抽出されたPN符号の相関位置分だけずれ
ているPN符号を生成するPN符号生成器、62は乗算
器34から出力された拡散信号にPN符号生成器61に
より生成されたPN符号を乗算する乗算器、63は乗算
器62の乗算結果を積分する積分回路、64は積分回路
63の積分結果である逆拡散データを2ビットのデータ
に変換するビット判定器である。
【0022】次に動作について説明する。まず、地点
A,B間における列車の在線検知を行う場合、送信部2
のデータ発生器11がデータを生成すると、乗算器13
が当該データにPN符号発生器12から発生されたPN
符号を乗算して、そのデータをスペクトル拡散し、その
拡散信号を出力する。
【0023】送信部2の乗算器16は、FL14により
帯域制限が掛けられた拡散信号を受けると、その拡散信
号に信号発生器15から出力された局部発振信号を混合
して、その拡散信号の周波数を変換する。送信部2の増
幅器17は、乗算器16から拡散信号を受けると、その
拡散信号を増幅してレール1の地点Aに供給する。
【0024】送信部2により供給された拡散信号がレー
ル1の地点Aから地点Bまで到達すると、在線検知受信
部3の増幅器21が、レール1の地点Bから拡散信号を
受信して増幅する。在線検知受信部3の乗算器23は、
増幅器21から増幅後の拡散信号を受けると、その拡散
信号に信号発生器22から出力された局部発振信号を混
合して、その拡散信号の周波数を変換する。なお、乗算
器23は、例えばIQ検波と呼ばれる手法を利用して、
互いに90度位相の異なる2つの周波数で周波数変換を
実施し、周波数変換後の拡散信号として実部成分と虚部
成分から為る複素データを出力する。
【0025】在線検知受信部3のFFT同期検出器24
は、乗算器23から周波数変換後の拡散信号を受ける
と、その拡散信号の中からPN符号発生器12より発生
されたPN符号との相関値を抽出する。具体的には次の
通りである。
【0026】FFT同期検出器24の逆FFT演算器4
1は、乗算器23から周波数変換後の拡散信号として図
6に示すような複素データを受けると、その複素データ
を周波数領域データに変換する。なお、逆FFT演算器
41は、データ周期に対応したFFT長を有し、例え
ば、PN符号の2周期に対してデータ1ビットを割り当
てる場合、FFT長はPN符号の2周期とするのが好ま
しい。直交系列のPN符号は符号長が2のN乗の長さで
あるため、2のN乗の長さを必要とするFFTと整合性
が良いが、M系列やGOLD系列のように、2のN乗−
1の長さの系列の場合には余りが発生する。この余りは
ゼロ埋めすることで解決できる。
【0027】FFT同期検出器24の乗算器43は、逆
FFT演算器41から周波数領域データを受けると、そ
の周波数領域データと初期値発生器42から発生された
初期値を乗算する。ここで、初期値発生器42から発生
された初期値は、逆FFT演算器52がPN符号生成器
51により生成されたPN符号を周波数領域のデータに
変換したものであり、逆FFT演算器52の演算バッフ
ァには逆順でPN符号を入れるようにする。例えば、F
FTバッファの後ろからデータを埋めていくようにす
る。なお、PN符号の系列が動的に変化しない場合は、
初期値を予め計算してメモリなどに保管しておくように
してもよい。
【0028】FFT同期検出器24のFFT演算器44
は、乗算器43が周波数領域データと初期値を乗算する
と、図7に示すように、その乗算結果を時間領域データ
に変換する。なお、逆FFT演算器41からFFT演算
器44までの動作は相関演算を周波数領域で実行してお
り、時間領域では相関演算が畳み込み積分で表される
が、周波数領域では積となる。FFT同期検出器24の
ピーク値検出器45は、FFT演算器44から時間領域
データを受けると、図7に示すように、その時間領域デ
ータの最大値を抽出し、その最大値をPN符号との相関
値として在線判定器25に出力する。
【0029】在線検知受信部3の在線判定器25は、上
記のようにして、FFT同期検出器24がPN符号との
相関値を抽出すると、その相関値を監視して列車の存在
を検知する。即ち、列車の車輪がレール1を短絡し、レ
ール1を流れる拡散信号が遮断されると、PN符号との
相関値が減少するので、その相関値が所定の閾値を下回
ると、列車の存在を認定する。なお、PN符号との相関
値を監視して列車の存在を検知する場合、PN符号の系
列の異なる他区間からの信号やノイズでは相関が一致し
ないので、誤動作を防止することができる。
【0030】次に、送信部2からの送信データを車上受
信部4が受信して復調する場合について説明する。この
場合も、列車の在線検知を行う場合と同様に、送信部2
がデータ発生器11により生成されたデータをスペクト
ル拡散して、その拡散信号をレール1の地点Aに供給す
る。
【0031】車上受信部4の受電器31は、送信部2が
拡散信号をレール1の地点Aに供給すると、レール1を
流れる拡散信号を受信する。車上受信部4の増幅器32
は、受電器31が拡散信号を受信すると、その拡散信号
を増幅する。車上受信部4の乗算器34は、増幅器32
から増幅後の拡散信号を受けると、その拡散信号に信号
発生器33から出力された局部発振信号を混合して、そ
の拡散信号の周波数を変換する。なお、乗算器34は、
例えばIQ検波と呼ばれる手法を利用して、互いに90
度位相の異なる2つの周波数で周波数変換を実施し、周
波数変換後の拡散信号として実部成分と虚部成分から為
る複素データを出力する。
【0032】車上受信部4のFFT同期検出器35は、
乗算器34から周波数変換後の拡散信号を受けると、そ
の拡散信号の中からPN符号発生器12より発生された
PN符号の相関位置を抽出する。即ち、FFT同期検出
器35のピーク位置検出器46は、FFT演算器44か
ら時間領域データを受けると(FFT同期検出器35に
おける逆FFT演算器41からFFT演算器44までの
動作は、FFT同期検出器24における逆FFT演算器
41からFFT演算器44までの動作と同様であるため
説明を省略する)、図7に示すように、その時間領域デ
ータの最大値の位置を抽出し、その位置をPN符号の相
関位置としてデータ復調器36に出力する。
【0033】車上受信部4のデータ復調器36は、FF
T同期検出器35がPN符号の相関位置を抽出すると、
そのPN符号の相関位置を参照して、データ発生器11
から発生されたデータを復調する。具体的には次の通り
である。
【0034】データ復調器36のPN符号生成器61
は、FFT同期検出器35がPN符号の相関位置を抽出
すると、PN符号生成器51により生成されたPN符号
の位相から、FFT同期検出器35により抽出されたP
N符号の相関位置分だけずれているPN符号を生成す
る。なお、PN符号生成器61により生成されたPN符
号は、受電器31により受信された拡散信号のPN符号
と同期が取れており、下記に示すように、その拡散信号
からデータを取り出すことができるようになる。
【0035】データ復調器36の乗算器62は、PN符
号生成器61がPN符号を生成すると、乗算器34から
出力された拡散信号に当該PN符号を乗算する。データ
復調器36の積分回路63は、乗算器62が拡散信号と
PN符号を乗算すると、その乗算結果を積分して平滑化
する。データ復調器36のビット判定器64は、積分回
路63の積分結果である逆拡散データをCPUが読み取
ることができる2ビットのデータに変換する。なお、信
号発生器15と信号発生器33の周波数が微妙にずれて
いると、ビット判定器64の入力時点では、周波数のず
れ分だけ位相回転している。この位相回転を除去するた
めには、一般に通信で用いるAPC(自動位相補正回
路)やAFC(自動周波数補正回路)などが有効であ
る。
【0036】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、レール1の地点Bから受信された拡散信号の
中からPN符号との相関値を抽出し、その相関値を監視
して列車の存在を検知するように構成したので、区間毎
に絶縁を入れることなく、速やかに列車の在線を正確に
検知することができる効果を奏する。また、この実施の
形態1によれば、レール1を流れる拡散信号の中からP
N符号の相関位置を抽出し、そのPN符号の相関位置を
参照してデータを復調するように構成したので、区間毎
に絶縁を入れることなく、速やかにデータの復調処理を
実施することができる効果を奏する。
【0037】なお、FFTを用いて相関演算を行うこと
により、全てのPN符号の位相に対する相関を一度に計
算できるため、装置規模の縮小や計算時間の短縮を図る
ことができる。また、瞬時に同期点を抽出することがで
きるため、列車の在線、非在線の急激な変化にも対応す
ることができる。また、電源の瞬間停止など、何らかの
外部要因で拡散符号の同期点を見失った場合でも、FF
Tを用いることで瞬時に復帰することが可能になる。
【0038】実施の形態2.図8はこの発明の実施の形
態2による列車制御用通信装置を示す構成図であり、図
において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すの
で説明を省略する。71は同期捕捉用信号を発生する信
号発生器、72はPN符号を発生するPN符号発生器で
ある。ただし、PN符号発生器72が発生するPN符号
は、PN符号発生器12が発生するPN符号と符号同期
が取られている。73は信号発生器71から発生された
同期捕捉用信号にPN符号発生器72から発生されたP
N符号を乗算して、その同期捕捉用信号をスペクトル拡
散する乗算器、74はFL14から出力された拡散信号
と乗算器73から出力された拡散信号を合成する合成器
である。
【0039】上記実施の形態1では、FFT同期検出器
24,35がデータ発生器11により生成されたデータ
が変調されている拡散信号に対して同期検出を行うもの
について示したが、送信部2が当該拡散信号をレール1
に向けて発信する際、その拡散信号に同期捕捉用の拡散
信号を多重化して発信することにより、FFT同期検出
器24,35が同期捕捉用の拡散信号(PN符号発生器
72から発生されるPN符号)に対して同期検出を行う
ようにしてもよい。これにより、データが変調されてい
ない拡散信号に対して同期検出が行えるので、より高精
度に同期の検出を行うことができる効果を奏する。
【0040】実施の形態3.図9はFFT同期検出器2
4,35の処理内容を示す説明図であり、図において、
図2及び図3と同一符号は同一又は相当部分を示すので
説明を省略する。81はPN符号の1周期、82はゼロ
埋めされたデータ列、83は逆FFT演算器41のFF
Tバッファ、84はFFT演算器44のFFTバッフ
ァ、85はPN1周期のデータ列、86,87は相関デ
ータである。
【0041】上記実施の形態1では、特に言及していな
いが、この実施の形態3では、FFTバッファ83に複
数のPN符号の系列を入れるようにする。このときFF
Tバッファ83に入力するPN符号は、データで変調さ
れていないか、全て同じデータで変調されている必要が
ある。図9では、PN符号に2のN乗−1の符号長を有
するM系列やGOLD系列などを例に説明している。2
のN乗の長さを有するFFT長は、この系列では割り切
れないので、図9に示すように、PN符号を埋めていく
と余りが生じる。このあまり部分はゼロ埋めされたデー
タ列82で埋める。
【0042】逆FFT演算器41がFFTバッファ83
のデータ列を周波数領域データに変換し、乗算器43が
周波数領域データに初期値を乗算した後に、FFT演算
器44が当該乗算結果を時間領域データに戻すようにす
る。FFT演算器44のFFTバッファ84は、図9に
示すように、左側(データ配列番号の小さい方)には相
関データ86が得られ、右側(データ配列番号の大きい
方)には相関データ87が得られる。FFTの演算特性
上、中心より右側(データ配列番号の大きい方)は負の
領域となり、相関データの向きが逆になる。また、中心
ほどゼロ埋めされたデータ列82の演算誤差が出て相関
値が乱れる。よって、一番左側の相関データ86を用い
て、上記実施の形態1と同様に最大値と最大位置を抽出
する。
【0043】ここで、一番左側の相関データ86であっ
ても相関特性がPN符号の位相でフラットにならず、位
相が大きくなるにしたがって相関値が減少する。この減
少量は数学的に簡単に求められるので、相関値演算前に
補正する方法もある。このように、複数のPN系列を用
いることにより、ノイズ成分や妨害、他符号干渉などの
影響を抑圧できるため、精度よく相関値と相関位置を検
出できて、信頼性の高い在線検知やATC制御が可能と
なる。
【0044】実施の形態4.図10はこの発明の実施の
形態4による列車制御用通信装置のFFT同期検出器3
5の内部構成を示す構成図であり、図において、図3と
同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略す
る。47はFFT演算器44から出力された時間領域デ
ータの位相を計算する位相演算器、48は時間領域デー
タの位相反転から2ビットのデータを生成するビット判
定器である。
【0045】上記実施の形態1では、ピーク位置検出器
46がFFT演算器44から出力された時間領域データ
の最大値の位置を抽出し、その位置をPN符号の相関位
置としてデータ復調器36に出力するものについて示し
たが、その時間領域データの位相を計算すると、PN符
号に含まれるデータ成分が得られるので、位相演算器4
7がFFT演算器44から出力された時間領域データの
位相を計算し、ビット判定器48が時間領域データの位
相反転からCPUが読み取ることができる2ビットのデ
ータを生成するようにする。これにより、データ復調器
36を搭載しなくても、FFT同期検出器35でデータ
を復調することができるので、回路規模の縮小を図るこ
とができる効果を奏する。
【0046】実施の形態5.上記実施の形態1〜4で
は、特に言及していないが、在線検知受信部3及び車上
受信部4が多重化されている複数の拡散信号を受信する
場合、FFT同期検出器24,35では、複数の拡散信
号毎に周波数領域データに変換する必要があるので、逆
FFT演算器41等を複数個搭載する必要がある。しか
し、これでは回路規模が大きくなるので、例えば、図1
1に示すように、FFT同期検出器35の逆FFT演算
器41を統合するようにする。FFT同期検出器24の
逆FFT演算器41も同様に統合する。即ち、在線検知
受信部3及び車上受信部4が多重化されている複数の拡
散信号を受信する場合、逆FFT演算器41が複数の拡
散信号を同時に周波数領域データに変換し、その後、乗
算器43やFFT演算器44がPN符号毎に別々に乗算
演算等を実施するようにする。これにより、回路規模の
縮小を図ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、受信
手段により受信された拡散信号の中から疑似雑音符号と
の相関値を抽出し、その相関値を監視して列車の存在を
検知するように構成したので、区間毎に絶縁を入れるこ
となく、速やかに列車の在線を正確に検知することがで
きる効果がある。
【0048】この発明によれば、受信手段により受信さ
れた拡散信号の中から疑似雑音符号の相関位置を抽出
し、その疑似雑音符号の相関位置を参照して送信信号を
復調するように構成したので、区間毎に絶縁を入れるこ
となく、速やかにデータの復調処理を実施することがで
きる効果がある。
【0049】この発明によれば、送信手段が拡散信号を
レールに向けて発信する際、その拡散信号に同期捕捉用
の拡散信号を多重化して発信するように構成したので、
同期の捕捉精度を高めることができる効果がある。
【0050】この発明によれば、受信手段により受信さ
れた拡散信号を周波数領域データに変換して、その周波
数領域データと疑似雑音符号の乗算演算を実施するとと
もに、その乗算演算結果を時間領域データに変換して、
その時間領域データの最大値を抽出するように構成した
ので、構成の複雑化を招くことなく、拡散信号の中から
疑似雑音符号との相関値を抽出することができる効果が
ある。
【0051】この発明によれば、受信手段により受信さ
れた拡散信号を周波数領域データに変換して、その周波
数領域データと疑似雑音符号の乗算演算を実施するとと
もに、その乗算演算結果を時間領域データに変換して、
その時間領域データの最大値の位置を抽出するように構
成したので、構成の複雑化を招くことなく、拡散信号の
中から疑似雑音符号の相関位置を抽出することができる
効果がある。
【0052】この発明によれば、周波数領域データと疑
似雑音符号の乗算演算を実施する際、FFT演算を実施
して乗算演算を実施し、そのFFT長を疑似雑音符号長
より長くするように構成したので、帰線ノイズの影響が
低減される結果、同期の捕捉精度を高めることができる
効果がある。
【0053】この発明によれば、受信手段により受信さ
れた拡散信号を周波数領域データに変換して、その周波
数領域データと疑似雑音符号の乗算演算を実施するとと
もに、その乗算演算結果を時間領域データに変換して、
その時間領域データの位相を計算し、その位相反転から
ビットデータを生成するように構成したので、回路規模
の縮小を図ることができる効果がある。
【0054】この発明によれば、受信手段が多重化され
ている複数の拡散信号を受信すると、複数の拡散信号を
同時に周波数領域データに変換し、その後、疑似雑音符
号毎に別々に乗算演算を実施するように構成したので、
回路規模の縮小を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による列車制御用通
信装置を示す構成図である。
【図2】 FFT同期検出器24の内部構成を示す構成
図である。
【図3】 FFT同期検出器35の内部構成を示す構成
図である。
【図4】 初期値発生器42の内部構成を示す構成図で
ある。
【図5】 データ復調器36の内部構成を示す構成図で
ある。
【図6】 乗算器23による周波数変換後の拡散信号の
信号波形例を示す説明図である。
【図7】 相関値や相関位置を示す説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態2による列車制御用通
信装置を示す構成図である。
【図9】 FFT同期検出器24,35の処理内容を示
す説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態4による列車制御用
通信装置のFFT同期検出器35の内部構成を示す構成
図である。
【図11】 FFT同期検出器35の内部構成を示す構
成図である。
【符号の説明】
1 レール、2 送信部(送信手段)、3 在線検知受
信部、4 車上受信部、11 データ発生器、12 P
N符号発生器、13 乗算器、14 FL、15 信号
発生器、16 乗算器、17 増幅器、21 増幅器
(受信手段)、22 信号発生器(受信手段)、23
乗算器(受信手段)、24 FFT同期検出器(抽出手
段)、25 在線判定器(在線検知手段)、31 受電
器(受信手段)、32 増幅器(受信手段)、33 信
号発生器、34 乗算器、35 FFT同期検出器(抽
出手段)、36 データ復調器(復調手段)、41 逆
FFT演算器、42 初期値発生器、43 乗算器、4
4 FFT演算器、45 ピーク値検出器、46 ピー
ク位置検出器、47 位相演算器、48 ビット判定
器、51 PN符号生成器、52 逆FFT演算器、6
1 PN符号生成器、62 乗算器、63 積分回路、
64 ビット判定器、71 信号発生器、72PN符号
発生器、73 乗算器、74 合成器、81 PN符号
の1周期、82データ列、83 FFTバッファ、84
FFTバッファ、85 PN1周期のデータ列、8
6,87 相関データ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の送信信号に疑似雑音符号を乗算し
    て拡散信号を生成し、その拡散信号をレールに向けて発
    信する送信手段と、上記送信手段により発信された拡散
    信号をレールから受信する受信手段と、上記受信手段に
    より受信された拡散信号の中から上記疑似雑音符号との
    相関値を抽出する抽出手段と、上記抽出手段により抽出
    された相関値を監視して列車の存在を検知する在線検知
    手段とを備えた列車制御用通信装置。
  2. 【請求項2】 所定の送信信号に疑似雑音符号を乗算し
    て拡散信号を生成し、その拡散信号をレールに向けて発
    信する送信手段と、上記送信手段により発信された拡散
    信号をレールから受信する受信手段と、上記受信手段に
    より受信された拡散信号の中から上記疑似雑音符号の相
    関位置を抽出する抽出手段と、上記抽出手段により抽出
    された疑似雑音符号の相関位置を参照して上記送信信号
    を復調する復調手段とを備えた列車制御用通信装置。
  3. 【請求項3】 送信手段が拡散信号をレールに向けて発
    信する際、その拡散信号に同期捕捉用の拡散信号を多重
    化して発信することを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の列車制御用通信装置。
  4. 【請求項4】 抽出手段は、受信手段により受信された
    拡散信号を周波数領域データに変換して、その周波数領
    域データと疑似雑音符号の乗算演算を実施するととも
    に、その乗算演算結果を時間領域データに変換して、そ
    の時間領域データの最大値を抽出することを特徴とする
    請求項1記載の列車制御用通信装置。
  5. 【請求項5】 抽出手段は、受信手段により受信された
    拡散信号を周波数領域データに変換して、その周波数領
    域データと疑似雑音符号の乗算演算を実施するととも
    に、その乗算演算結果を時間領域データに変換して、そ
    の時間領域データの最大値の位置を抽出することを特徴
    とする請求項2記載の列車制御用通信装置。
  6. 【請求項6】 抽出手段は、周波数領域データと疑似雑
    音符号の乗算演算を実施する際、FFT演算を実施して
    乗算演算を実施し、そのFFT長を疑似雑音符号長より
    長くすることを特徴とする請求項4または請求項5記載
    の列車制御用通信装置。
  7. 【請求項7】 抽出手段は、受信手段により受信された
    拡散信号を周波数領域データに変換して、その周波数領
    域データと疑似雑音符号の乗算演算を実施するととも
    に、その乗算演算結果を時間領域データに変換して、そ
    の時間領域データの位相を計算し、その位相反転からビ
    ットデータを生成することを特徴とする請求項2記載の
    列車制御用通信装置。
  8. 【請求項8】 抽出手段は、受信手段が多重化されてい
    る複数の拡散信号を受信すると、複数の拡散信号を同時
    に周波数領域データに変換し、その後、疑似雑音符号毎
    に別々に乗算演算を実施することを特徴とする請求項
    4、請求項5または請求項7記載の列車制御用通信装
    置。
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