JP2014069469A - 中空基材の端部処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】バリが生じにくく、後処理をしなくても見栄え良く仕上げることができる、中空基材の端部処理方法を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂からなる互いに平行な2つのライナー1、2と、ライナー1、2同士の間に複数の立壁を形成する、熱可塑性樹脂からなる立壁形成部材3とを有する中空基材10の外部からライナー同士の間に加熱部材21を挿入し、少なくとも中空基材10の端部の立壁形成部材3を溶融させてから加熱部材21を中空基材10の外部に移動させて、中空基材10の端部であり、ライナー1、2同士の間に空間を形成し、2つのライナー1、2の端部を、互いに向き合う方向に湾曲させながら曲面を形成させるとともに、2つのライナー1、2の端部の一部を当接させて、2つのライナー1、2同士を融着させ、2つのライナー1、2が互いに融着した部分のうち、曲面を形成していない部分を裁断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、熱可塑性樹脂からなる表側ライナーと裏側ライナーとの間に、同種の熱可塑性樹脂からなる、複数の立壁を形成する立壁形成部材が設けられ、それによってライナー同士の間に大部分が中空部になったコアが形成されている中空基材の端部処理方法に関する。
熱可塑性樹脂からなる表側ライナーと裏側ライナーの間に、同種の熱可塑性樹脂からなる、複数の立壁を形成する立壁形成部材が設けられ、それによってライナー同士の間に大部分が中空部になったコアが形成されている中空基材としては、樹脂製ダンボール、いわゆるダンプラと呼ばれるものがある。この樹脂製ダンボールは、ライナー同士の間の大部分が中空であるために、軽量でありながら、中空基材全体としての見かけの厚さを厚くでき、曲げ剛性を高くすることができるという特徴を有している。樹脂性ダンボールは、この特徴を生かして、自動車のトランクルームの床敷体などとして利用されている。
自動車の床敷体として樹脂性ダンボールを利用する場合、樹脂製ダンボールの少なくとも表側ライナーの表面には不織布等の表皮材を貼着するのが適しており、それによって、表面ライナーの表面である樹脂面がむき出しになるのを回避し、自動車の内装の意匠性を高めることができる。樹脂製ダンボール板の表面への表皮材の貼着方法としては、樹脂製ダンボールの形成過程での表層の溶融熱を利用して表皮材を熱接着するのが合理的であり、広く実施されている。
このような樹脂製ダンボールは、自動車のトランクルームに実質的に沿う形状に打抜き裁断されて敷設される。この際、樹脂製ダンボールを単に裁断しただけのものでは、裁断されたコバ面(端面)にはライナーがなく、立壁形成部材の樹脂が露出した状態となる。上記のように片面または両面に表皮材を貼着した樹脂製ダンボールを用いたとしても、表面ないし表裏面は表皮材で覆われた状態であるものの、コバ面には立壁形成部材の樹脂が露出するために、意匠性が低下してしまうという問題が生じる場合がある。
この問題を解決する方法として、コバ面をライナーで覆った状態に加工する方法が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された方法では、樹脂性ダンボールの端部を受け台上でヒートバーによって一方の面から他方の面に押し潰して一層の板状にした後、一層となった端部を一方の面側に湾曲させて一方の面側の端部に溶着させている。
実開昭58−21429号公報
上述の関連技術では、ライナーや立壁形成部材を加熱して押し潰した部分でコバ面を覆っている。この際、樹脂性ダンボールの、コバ面を覆う部分は、過剰な熱潰し加工を受け、すなわち、表裏のライナーおよび立壁形成部材が実質的に1枚のライナーの厚さになるまで押し潰されている。このため、この部材によってコバ面を覆うと、その部分にバリが形成されてしまう場合があり、見栄え良く仕上げるためには、バリ取りのための後処理が必要となるという問題が生じる。特に、樹脂性ダンボールを複雑な形状のトランクルームに敷設する際、大きな曲率の曲線形状に裁断する場合には、曲げた面にゆがみが生じ、バリが出やすくなる。
大きな曲率の曲線形状になると端部の形状が鋭角になり易く、バリなどにより触り心地がよくなかった。
また、関連技術のように、熱潰しにより表裏のライナーおよび立壁形成部材を板状の部材へと加工し、これを折り曲げてコバ面を覆う場合、この板状の部材は、複数の部材、つまり表裏のライナーと立壁形成部材とで形成されるため、硬くなってしまい、曲げ加工しにくいという問題が生じる場合もある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、バリが生じにくく、後処理をしなくても見栄え良く仕上げることができる、中空基材の端部処理方法を提供することを目的とする。
本発明の熱可塑性樹脂からなる互いに平行な2つのライナーと、ライナー同士の間に複数の立壁を形成する、熱可塑性樹脂からなる立壁形成部材とを有する中空基材の端部を処理する方法は、中空基材の外部からライナー同士の間に加熱部材を挿入し、少なくとも中空基材の端部の立壁形成部材を溶融させてから加熱部材を中空基材の外部に移動させて、中空基材の端部であり、ライナー同士の間に空間を形成する工程と、2つのライナーの端部を、互いに向き合う方向に湾曲させながら曲面を形成させるとともに、2つのライナーの端部の一部を当接させて、2つのライナー同士を融着させる工程と、2つのライナーが互いに融着した部分のうち、曲面を形成していない部分を裁断する工程と、を含む。
本発明によれば、中空基材の端部に曲面が形成されるように処理してもバリが生じにくく、後処理をしなくても見栄え良く仕上げることができる。
本発明の端部処理方法で形成された中空基材の概略断面図である。 本発明の中空基材の端部処理方法を示す模式図であり、(a)〜(f)は処理工程を時系列に示している。 中空基材の段部を説明するための概略図であり、(a)は支持型と刃型で中空基材が挟まれた状態の拡大概略図、(b)は成形された段部の拡大概略図である。 中空基材に表皮材が貼り付けられた状態の概略図であり、(a)は表側ライナーのみに表皮部材が貼り付けられた状態、(b)は両方のライナーに表皮部材が貼り付けられた状態である。
以下に、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態を説明する。なお、同一の機能を有する構成には添付図面中、同一の番号を付与し、その説明を省略することがある。
図1は、本発明の端部処理方法で形成された中空基材の概略断面図である。図2は、本発明の中空基材の端部処理方法を示す模式図であり、(a)〜(f)は処理工程を時系列に示している。
本実施形態において処理を行う中空基材10は、熱可塑性樹脂からなる表側ライナー1および裏側ライナー2と、ライナー1、2同士のその間に複数の立壁を形成し、ライナー1、2と同種の熱可塑性樹脂からなる立壁形成部材3とを有しており、立壁形成部材3によって、ライナー1、2同士の間に、大部分が中空部となっているコア4が形成されている。
使用する熱可塑性樹脂としては、比較的低い温度で加工することが可能であり、耐久性にも優れているポリプロピレン樹脂が適している。ライナー1、2の厚さは1mm程度、コアの厚さは数mm〜十数mm、立壁形成部材の形状は、中空の円柱状やハニカム状の、コアに多くの中空部を形成する形状のものとするのが適している。この中空基材10は、エンボス加工が施された板状の立壁形成部材3の両面に、それぞれ表側ライナー1と裏側ライナー2とを溶着することで、連続した板状に形成される。この際、同時に、表側ライナー1の表面に表皮材(不図示)を貼着する。
表皮材としては不織布が最も適しているが、他のファブリックやニット、レザー表皮等を用いることも可能である。表皮材の素材としては、融点がコア4(立壁形成部材3)の融点より高いものが好ましく、不織布の場合は、ポリエステル繊維やこれに低融点の繊維を混繊して形成したもの(単位面積重量100g/m2〜)が最も適している。
このように形成された中空基材10は、敷設する自動車のトランクルームの床面等よりも少し大きく裁断した上で、以下の端部処理工程にて端部を加工する。
本発明の端部処理方法では、加熱部材21と支持型(下型)22と刃型(上型)23とを用いる。加熱部材21として、中空基材10のライナー1、2同士の幅よりも少し薄い加熱板を用いる。支持型22は、中空基材10の一方のライナーを支持する。刃型23は、ライナー1、2を裁断可能である。また、支持型22と刃型23に、それぞれ湾曲部22a、23aが形成されており、支持型22と刃型23とが当接すると、支持型22の湾曲部22aと刃型23の湾曲部23aとでほぼ連続した曲面が形成される。また、支持型22と刃型23とは互いに対向して位置しており、互いに近接および離間する方向に移動が可能である。支持型22と刃型23とは、中空基材10の厚さの中間で当接するようになっていることが好ましい。
まず、図2(a)に示すように、中空基材10の、裁断された端面(コバ面10a)が位置する端部を支持型22上に配置する。なお、表側ライナー1と支持型22とが接するようにする。中空基材10の端部は必ずしも支持型22から突出させる必要はない。このとき、支持型22と刃型23と離間しており、刃型23は中空基材10とは接していない。
次に、図2(b)に示すように、中空基材10のライナー1、2の同士の間に、裁断した端面(コバ面)10aから加熱部材である加熱板21を挿入する。加熱板21は、少なくとも中空基材10の端面近傍の立壁形成部材3を軟化させ溶融させつつ、中空基材10の端面10aから内側へと押し込まれる。
この際、加熱板21の温度はライナー1、2および立壁形成部材3を構成する熱可塑性樹脂の融点より高く、表皮材に損傷を与えない温度とするのが適している。例えば、熱可塑性樹脂としてポリプロピレン樹脂を用いている場合、加熱板の温度は180℃程度とする。加熱板21の挿入量は、中空基材の厚さよりわずかに短い長さとする。
このように加熱板21を中空基材10の内部に挿入した状態で、加熱板21をしばらく保持する。これによって、立壁形成部材3を充分に溶融させるとともに、ライナー1、2の内面をわずかに溶融させる。ライナー1、2および立壁形成部材3を構成する熱可塑性樹脂がポリプロピレン樹脂で、加熱板21の温度を180℃とした場合で、約15秒間保持する。その後、立壁形成部材3の溶融状態を確保した後、図2(c)に示すように、加熱板21を外部に後退させる。このようにして、中空基材10の端部であり、ライナー1、2同士の間に空間を形成させる。
次に、図2(d)、(e)に示すように、挟持部材24で中空基材10を固定してから、支持型22の上方に待機させていた刃型23を下降させて(支持型22に近接させて)、裏側ライナー2の端部を曲げて、湾曲部23aで裏側ライナー2の端部に曲面形状を形成する。
また、刃型23の降下と同時に支持型22を上昇させて(刃型23に近接させて)、表側ライナー1の端部を曲げて、湾曲部22aで表側ライナー1の端部に曲面形状を形成する。
なお、一般的に表側ライナー1は裏側ライナー2に比べて目付量が大きい。そのため、支持型22に温調可能な発熱部を設けることで、表側ライナー1を温めながら曲げることができるので、表側ライナー1が曲がりやすくなり、よりバリなどが発生しにくくなる。発熱部は必要に応じて支持型22に設ければよい。
さらに支持型22と刃型23とを近接させて、支持型22と刃型23とで表側ライナー1と裏側ライナー2を挟み込み、表側ライナー1の端部に形成された曲面形状の湾曲部と裏側ライナー2の端部に形成された曲面形状の湾曲部とで中空基材のコバ面10を覆う。また、支持型22と刃型23とで表側ライナー1と裏側ライナー2とが挟まれ、ライナー1、2同士が当接するとともに、溶融していたライナー1、2の内面同士が固化し、溶着される。なお、ライナー12の内面は溶融せず、溶融した立壁形成部材3が固化しライナー1、2同士を融着させることも可能である。
なお、支持型22に発熱部が設けられている場合、刃型23は冷板(常温)であるため、支持型22と刃型23とでライナー1、2を挟むとともに発熱部の発熱を止めることで、刃型23によって表側ライナー1の温度が低下して、ライナー1、2の溶融していた内面は固化し、互いに溶着する。
次に、刃型23をライナー1、2に押し込むことで、刃型23の先端に付与された切刃によって、ライナー1、2の曲げ余った部分を裁断する。
以上で中空基材10の端部処理工程は完了し、これによって、図1や図2(f)に示すように、コバ面がライナー1、2によって覆われた中空基材10が得られる。
なお、図3(a)に示すように、支持型22の湾曲部22aの曲率を刃型23の湾曲部23aの曲率よりも大きくして、図3(b)に示すように、ライナー1、2同士の接合部に段部27を形成させることが好ましい。その理由を以下で説明する。
図4に示すように、一般的に、表側ライナー1と裏側ライナー2の表面には、それぞれ表皮部材15、16が貼り付けられる。なお、裏側ライナー2には表皮部材16設けられない場合もある。表側ライナー1に貼り付けられる表皮部材15は、裏側ライナー2に貼り付けられる表皮部材16よりも厚く(目付が多く)なっている。一例としては、表側ライナーに貼り付けられる表皮部材15の厚さは1mmで、裏側ライナー2に貼り付けられる表皮部材16の厚さは0.5mmである。
予め表皮部材15、16がライナー1、2にそれぞれ貼り付けられた状態で、上記の端部処理工程が行われる。支持型22と刃型23とで中空基材10を挟み込むときに、表皮部材15、16は元の厚さの約半分ほどに押し潰されながら、成形および裁断をされる。そして、支持型22と刃型23とを離間させると、弾性により表皮部材15、16は元の厚さに戻る。したがって、表側ライナー1の湾曲部の曲率を裏側ライナー2の湾曲部の曲率よりも大きくすることで、図4(b)に示すように、表皮部材15、16同士が当接する部分が面一となる。
なお、支持型22と刃型23とを当接させた状態で、支持型22の湾曲部22aが刃型23の湾曲部23aよりも内側にずれる距離(図3のα)は、1.0mm未満、好ましくは0.5mm以下である。αを1.0mm未満にするのは、表皮部材16を設けない構成でも、段部27の段差によってユーザの手に違和感を与えないようにするためである。
本実施形態においては、コバ面10aを覆うライナー1、2は熱潰しされることはないので、バリが生じることはない。関連技術のように、表側ライナー、立壁形成部材、裏側ライナーの3つの部材を潰して1つの層にすることがないため、ライナー1、2は端部処理工程では元の厚さのままであり、曲げるのに過剰な負荷が必要となることもなく、容易に良好に折り曲げることができる。また、加熱して軟化し溶融される立壁形成部材3にバリが生じたとしても、コバ面10aはライナー1、2によって覆われるため、バリも中空基材10の内部に閉じ込められる。さらに、ライナー1、2の表面は、損傷して見栄えが悪くなるほどの熱を加えられることもない。これらのことから、本実施形態によれば、後処理をしなくても、中空基材の端部を見栄え良く仕上げることが可能である。
このような本実施形態の端部処理方法によって、実際に中空基材10の端部処理を行った結果、中空基材10のコバ面10aを、表側ライナー1と裏側ライナー2とからなる、最小で曲率半径5mmの曲面で覆うことができた。ライナー1、2の端部に形成された曲面は、適度に滑らかな形状になっており、角が必要以上に丸く仕上がってしまう、いわゆるRダレが生じることもなかった。裁断後の切り口から、ライナー1、2や表皮部材15、16がはがれる現象も生じることはなかった。
なお、本実施形態では、中空基材10として、樹脂製ダンボールを用いて、その端部を好適に処理することができるが、本発明の端部処理方法は、内部に立壁を有する同種の熱可塑性樹脂基材、例えばブロー成形基材の端部処理にも用いることが可能である。
1 表側ライナー
2 裏側ライナー
3 立壁形成部材
10 中空基材
15、16 表皮部材

Claims (8)

  1. 熱可塑性樹脂からなる互いに平行な2つのライナーと、前記ライナー同士の間に複数の立壁を形成する、熱可塑性樹脂からなる立壁形成部材とを有する中空基材の端部を処理する方法であって、
    前記中空基材の外部から前記ライナー同士の間に加熱部材を挿入し、少なくとも前記中空基材の端部の前記立壁形成部材を溶融させてから前記加熱部材を前記中空基材の外部に移動させて、前記中空基材の端部であり、前記ライナー同士の間に空間を形成する工程と、
    前記2つのライナーの端部を、互いに向き合う方向に湾曲させながら曲面を形成させるとともに、前記2つのライナーの端部の一部を当接させて、前記2つのライナー同士を融着させる工程と、
    前記2つのライナーが互いに融着した部分のうち、曲面を形成していない部分を裁断する工程と、を含む、中空基材の端部処理方法。
  2. 前記2つのライナーの端部同士を、前記中空基材の厚さ方向の中間で融着させる、請求項1に記載の中空基材の端部処理方法。
  3. 前記2つのライナーのうちの一方を他方に対して前記中空基材の内側にずれるように前記端部同士を融着させる、請求項1または2に記載の中空基材の端部処理方法。
  4. 前記2つのライナーの端部を、互いに異なる曲率となるように湾曲させる、請求項1から3のいずれか1項に記載の中空基材の端部処理方法。
  5. 予め前記2つのライナーのうち少なくとも一方の表面に表皮部材を貼り付けてから、前記立壁形成部材を溶融させる工程を行い、前記2つのライナーの端部を湾曲させる工程では、前記2つのライナー部材を共に前記表皮部材を湾曲させて、前記2つのライナーを裁断する工程では、前記表皮部材と共に前記2つのライナーを裁断する、請求項1から4のいずれか1項に記載の中空基材の端部処理方法。
  6. 熱可塑性樹脂からなる互いに平行な2つのライナーと、前記ライナー同士の間に複数の立壁を形成する、熱可塑性樹脂からなる立壁形成部材とを有する中空基材であって、
    前記2つのライナーの端部は、前記立壁形成部材の端部を覆うように互いに向き合う方向に湾曲し、かつ、前記2つのライナーのうちの一方が他方に対して前記中空基材の内側にずれて互いに融着している、中空基材。
  7. 前記2つのライナーの端部の湾曲部は、互いに異なる曲率を有している、請求項6に記載の中空基材。
  8. 前記2つのライナーのうちの少なくとも一方の表面に表皮部材が設けられている、請求項6または7に記載の中空基材。
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