JP4218892B2 - 内装材の端末処理方法 - Google Patents

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本発明は、熱可塑性プラスチックからなるダンボールを使用した内装材の端末処理方法に関するものである。
車両用または建材用等の内装材として、例えば、ポリプロピレンからなるダンボールの(3) 表面にポリエステル繊維の表皮材(2) を貼着したものが使用されている(例えば、図1参照)。この種の内装材(1) は一般的に押切刃により所定形状に切断されている。しかし押切刃のみをもって切断された内装材の端末部分は、内部のダンボール部分が露出する等して内装材の意匠性が悪くなるという問題がある。そこで内装材の端末部分の意匠性を向上させるためには、例えば、内装材(11)を所定形状に切断後、端末部分を端末部材(12)で被覆する(例えば、図13参照)等の特別の処理を施すことが必要であった。このように特別の端末処理を施した内装材(11)はコストがかかるという問題があった。
上記問題を解消する方法として、内装材(1P)の切断箇所を予め内装材(1P)の下面から熱源(2P)により加熱溶融しておき、その後上方から押切刃(3P)を降下させて切断箇所に押圧して、内装材(1P)の切断と端末処理を同時に行う方法が知られている(図14参照)。
この方法によって切断された内装材の端末は、断面円弧状等の見栄えの優れるものであることが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平6−305062号公報
上記方法では、熱源(2P)である熱ブロックにより加熱軟化された内装材は、該熱ブロック上で押切刃(3P)を押し当てて切断、端末処理されるが、該切断、端末処理の際も内装材(1P)には不要な熱が加え続けられている。このようにして得られる内装材(1P)の端部は湾曲し、変形する場合があった。
そこで本発明は上記課題を解決するための手段として、熱可塑性プラスチックを材料とするダンボール(3) と、該ダンボール(3) の片面または両面に貼着されている表皮材(2) とからなる内装材(1) であって、該ダンボール(3) はコア(4) と、該コア(4) の両面に貼着されるライナー(5) とからなり、該ダンボール(3) の端面から先端部分が端面にかけて厚みが減少するテーパー形状とされている熱刃(6) をコア(4) 部分に押し当て、該コア(4) 部分を軟化しかつ内側へ若干押し込み、上側から押刃(7) によって該表皮材(2) を上側のライナー(5) と共に端面に屈曲せしめ融着固定すると共に、下側のライナー(5)の端末部分を押し切る内装材(1) の端末処理方法を提供する。
また本発明は、熱可塑性プラスチックを材料とするダンボール(3) と、該ダンボール(3) の片面または両面に貼着されている表皮材(2) とからなる内装材(1) であって、該ダンボール(3) はコア(4) と、該コア(4) の片面または両面に貼着されるライナー(5) とからなり、該ダンボール(3) の端末部分に熱源(8)を接近させて該端末部分を加熱軟化し、その後該熱源(8)を遠ざけた上で上側から先端部に内装材(1)の端末部分を形成するための凹段部(10)が設けられている押刃(9) によって表皮材(2) を上側のライナー(5) と共に端面に屈曲せしめると共にコア(4) を押し潰し、該表皮材(2) を融着固定すると共に内装材(1)の不要部分を取り去る内装材(1) の端末処理方法を提供する
本発明の端末処理方法によれば、端末部分の美しい内装材を提供することが出来る。
本発明の端末処理方法を適用することができる内装材(1) は、コア(4) と該コアの片面または両面に貼着されるライナー(5) からなるダンボール(3) と、該ダンボール(3) の片面または両面に貼着される表皮材(2) とからなる。
本発明のダンボール(3) の材料として、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−ポリプロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、フッ素樹脂、熱可塑性アクリル樹脂、熱可塑性ポリエステル、熱可塑性ポリアミド、熱可塑性ウレタン樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレンターポリマー、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の熱可塑性樹脂を使用してもよい。
本発明のコア(4) 部分の構造は、波形(例えば、図2参照)やハニカム構造であってもよい。
本発明の内装材(1)に使用される表皮材(2) としては、上記ダンボール(3) の材料とし
て例示される熱可塑性樹脂からなる繊維の不織布、編織物等が使用される。
本発明の端末処理方法を行うには、まず、表皮材(2)が上側となるように内装材(1) を
所定位置にセットする。セットされた内装材(1) の横方向には熱刃(6) が配置され、上方向には押刃(7) が配置されている(図4参照)。熱刃(6) を内装材(1) の端末部分に向けて移動させ、該熱刃(6) の先端部分が該内装材(1) の端末部分内に侵入させる(図5参照)。熱刃(6) の温度は内装材(1) のダンボール(3) 部分が加熱溶融する温度に設定されているので、熱刃(6) と接触した内装材(1) の端末部分は加熱溶融される。端末部分の加熱溶融後、熱刃(6) を内装材(1) の端末部分から取り除き、該熱刃(6) を初期位置まで移動させる(図6参照)。
次に内装材(1) の上方に配置される押刃(7) を下降させて、内装材(1) の表皮材(2) を下側へ折り曲げる。更に押刃(7) を下降させると押刃(7) の先端で内装材(1) の余りの部分を切り取ることによって内装材(1) の端末に処理が施される(図7および図8参照)。なお、内装材(1) の余り部分を切り終えた後の押刃(7) は、初期位置まで上昇して、次なる端末処理の待機をする。
なおこの実施例において、内装材(1) を所定位置に固定する際、該内装材(1) を上側より押圧固定する固定手段を使用してもよい。
本発明の端末処理方法の他の実施例を示す。上記実施例と同様に表皮材(2) を上側にして所定位置に内装材(1) をセットする。セットされた内装材(1) の横方向には熱源(8) が配置され、上方向には押刃(9) がセットされる(図9参照)。
所定位置に内装材(1) をセットした後、熱源(8) を移動させて内装材(1) の端末部分に接近させて該端末部分を加熱溶融する(図10参照)。該熱源(8) の温度は、内装材(1) が溶融する温度に設定されており、熱源(8) によって端末部分を加熱溶融出来れば、該熱源(8) を端末部分に直に接触させる必要はない。
内装材(1) の端末部分を加熱溶融させた後、熱源(8) を内装材(1) から遠ざける。その後該内装材(1) の上方から押刃(9) を下方へ移動させて、内装材(1) の表皮材を下側へ折り曲げて、内装材(1) の不要部分を取り去る。
本実施例の押刃(9) には凹段部(10)が形成されているので、該凹段部(10)に沿って内装材の端末部分が形成される。
本発明の端末処理方法は、ラゲージマット、デッキマット、シートバックカバー、バックドアトリム、スペアホイルカバー、シートアンダーカバー等の自動車用内装材、建材等に使用することが出来る。
図1は、内装材の側面図を示す。 図2は、波形形状のコアを有するダンボールの側面図を示す。 図3は、コアの片面のみにライナーが貼着されたダンボールを示す。 図4〜図8は本発明の一実施例を示すものである。 図4は、内装材、押刃、熱刃の配置を示す説明図である。 図5は、熱刃を内装材のダンボール部分に挿入させた状態を示す説明図である。 図6は、内装材に挿入された熱刃を引き抜いて初期位置まで移動させた状態を示す説明図である。 図7は、押刃によって内装材の表皮材を押し曲げた状態を示す説明図である。 図8は、端末処理された内装材の側面図を示す。 図9〜図12は本発明の他の実施例を示すものである。 図9は、内装材、押刃、熱源の配置を示す説明図である。 図10は、熱源を内装材の端末部分に接近させて、該内装材の端末部分を加熱している状態を示す説明図である。 図11は、凹段部を有する押刃を降下させて内装材の表皮材を折り曲げている状態を示す説明図である。 図12は、端末処理された内装材の側面図を示す。 図13は、端末部材によって端末処理された内装材の斜視図である。 図14は、従来例の説明図である。
符号の説明
1 内装材
2 表皮材
3 ダンボール
4 コア
5 ライナー
6 熱刃
7 押刃
8 熱源
9 押刃

Claims (2)

  1. 熱可塑性プラスチックを材料とするダンボールと、該ダンボールの片面または両面に貼着されている表皮材とからなる内装材であって、該ダンボールはコアと、該コアの両面に貼着されるライナーとからなり、該ダンボールの端面から先端部分が端面にかけて厚みが減少するテーパー形状とされている熱刃をコア部分に押し当て、該コア部分を軟化しかつ内側へ若干押し込み、上側から押刃によって該表皮材を上側のライナーと共に端面に屈曲せしめ融着固定すると共に、下側のライナーの端末部分を押し切ることを特徴とする内装材の端末処理方法。
  2. 熱可塑性プラスチックを材料とするダンボールと、該ダンボールの片面または両面に貼着されている表皮材とからなる内装材であって、該ダンボールはコアと、該コアの片面または両面に貼着されるライナーとからなり、該ダンボールの端末部分に熱源を接近させて該端末部分を加熱軟化し、その後該熱源を遠ざけた上で上側から先端部に内装材の端末部分を形成するための凹段部が設けられている押刃によって表皮材を上側のライナーと共に端面に屈曲せしめると共にコアを押し潰し、該表皮材を融着固定すると共に内装材の不要部分を取り去ることを特徴とする内装材の端末処理方法。
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