JP5312885B2 - 合成樹脂製中空板の製造方法、及びその製造方法により製造された合成樹脂製中空板 - Google Patents

合成樹脂製中空板の製造方法、及びその製造方法により製造された合成樹脂製中空板 Download PDF

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本発明は、端面を封止した合成樹脂製の中空板、及びその製造方法に関する。
近時、空洞を形成するための立体構造をなすコアシートと、このコアシートの両面にそれぞれ添設したアウターシートとを具備してなる合成樹脂製の中空板が種々開発されている。これらの中空板においては、耐久性や外観上の要請などにより、その端面を封止したものも少なくない。その例を挙げれば次の通りである。
まず、コアシートと、このコアシートの両面にそれぞれ添設したアウターシートとからなる中空板本体の端面に、帯状をなす別体のエンド部材を添着したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この中空板は、中空板本体とエンド部材との色や材質を異ならせることができるため、種々の分野で用いられているが、部品点数が多くなるため部品管理や製造に要する工数の削減が難しく、簡易な用途には向かない。
また、アウターシートであるバックシートとライナーシートとを熱溶融させた状態で厚み方向に圧縮し、それらシートの内面同士を溶着し端面を封止したものもある(例えば、特許文献2参照)。この中空板は、製造、とりわけ端面封止工程の簡略化を図ることができるという利点があるが、二枚のシートを重合溶着してなる封止部分が外部に露出するため、端面の外観が重視される用途には向かない。
さらに、両アウターシートの端部を厚み方向内方へ湾曲させてその小口端面を突き合わせ、その突き合わせた小口端面同士を接合したものも知られている(例えば、特許文献3参照)。この中空板は、アウターシート同士の接合部分がほとんど外部に露出しないため、外観的に優れている。しかしながら、両アウターシートを湾曲変形させながらその小口端面同士を突き合わせるには精度の高い加工が不可欠となる。
特開2006−346904 特開2005−035071 特開2007−237419
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、部品点数が多くなるという課題や、封止部分が露出して外観を整えるのが難しいという課題を、高い加工精度を要求されることなく解決することができる合成樹脂製中空板を提供しようとするものである。また、本発明は、かかる合成樹脂製中空板を、確実に効率よく製造することができる製造方法を提供することを目的としている。
本発明は、以上のような課題を解決するために、次のような構成を採用したものである。
すなわち、本発明の合成樹脂製中空板は、空洞を形成するための立体構造をなすコアシートと、このコアシートの両面にそれぞれ添設したアウターシートとを具備してなり、端面の少なくとも一部が、一方のアウターシートと一体をなすエンドシートにより覆われ、そのエンドシートの端部と他方のアウターシートの端部とが略直交状態で接合されているものであり、前記他方のアウターシートの端部内面に前記エンドシートの小口端面が接合されているとともに前記他方のアウターシートの内面に前記コアシートの小口端面が接合されている合成樹脂製中空板の製造方法であって、空洞を形成するための立体構造をなすコアシートと、このコアシートの両面にそれぞれ添設したアウターシートとを具備してなる未加工体の前記コアシートと前記他方のアウターシートとの添接部分に仮想封止端面を設定する工程と、角板状の熱シールバーの略直角をなす角部を前記仮想封止端面に沿って移動させ前記一方のアウターシートを他方のアウターシートに当接する方向に前記熱シールバーのみによって加熱しつつプレスする工程と、前記熱シールバーの角部によって前記両アウターシートをカットして端面を封止する工程とを具備してなり、前記一方のアウターシートのプレスにより湾曲させられた部分をエンドシートとする合成樹脂製中空板の製造方法により製造されていることを特徴とする。
このような構成のものであれば、一方のアウターシートと一体をなすエンドシートによって端面を封止することができるので、別体のエンド部材を用いる場合に比べて部品点数を削減することができる上に、接合箇所も確実に少なくすることができる。しかも、そのエンドシートの端部と他方のアウターシートの端部とが略直交状態で接合しているので、平行に重合させた状態でシート同士を接合させる場合のような形態、すなわち、二枚のシートを重合させた接合部分が外部に露出するという形態を無くすことができる。
略直交状態で接合する場合の態様としては、エンドシートの端部内面に他方のアウターシートの小口端面が接合される態様(以下、「エンドシート優先タイプ」という)と、他方のアウターシートの端部内面にエンドシートの小口端面が接合される態様(以下、「アウターシート優先タイプ」という)を挙げることができるが、本発明はアウターシート優先タイプを採用している。
いずれの場合も、シート内面と小口端面との接合部分は、一本の線として外部に表出するのみであり、接合部分全体が視認可能に露出することはない。また、シートの内面は、シートの小口端面よりも面積が広いため、接合許容領域を広く設定することができる。そのため、アウターシートの小口端面同士を突き合わせて接合する場合ほどの高い加工精度が要求されることはない。
合成樹脂製中空板の好適な実施形態としては、前記コアシートが、気泡形成用の突起を有したキャップシートであり、前記アウターシートが、前記キャップシートの突起開放側に添設したバックシート、及び前記キャップシートの突起先端側に添設したライナーシートであるものを挙げることができる。
アウターシート優先タイプの合成樹脂製中空板の製造方法としては、空洞を形成するための立体構造をなすコアシートと、このコアシートの両面にそれぞれ添設したアウターシートとを具備してなり、端面の少なくとも一部が、一方のアウターシートと一体をなすエンドシートにより覆われ、そのエンドシートの端部と他方のアウターシートの端部とが略直交状態で接合されているものであり、前記他方のアウターシートの端部内面に前記エンドシートの小口端面が接合されているとともに前記他方のアウターシートの内面に前記コアシートの小口端面が接合されている合成樹脂製中空板の製造方法であって、空洞を形成するための立体構造をなすコアシートと、このコアシートの両面にそれぞれ添設したアウターシートとを具備してなる未加工体の前記コアシートと前記他方のアウターシートとの添接部分に仮想封止端面を設定する工程と、角板状の熱シールバーの略直角をなす角部を前記仮想封止端面に沿って移動させ前記一方のアウターシートを他方のアウターシートに当接する方向に前記熱シールバーのみによって加熱しつつプレスする工程と、前記熱シールバーの角部によって前記両アウターシートをカットして端面を封止する工程とを具備してなり、前記一方のアウターシートのプレスにより湾曲させられた部分をエンドシートとする方法を挙げることができる。
本発明は、以上のような構成であるから、部品点数が少なく製造に要する工数を削減することができる上に、封止端面の外観を整えることが容易であり、しかも、高い加工精度を要求されることなく容易に製造することができる合成樹脂製中空板及びその製造方法を提供することができるものである。
以下、本発明の一参考例(エンドシート優先タイプ)を、図1〜図6を参照して説明する。
この合成樹脂製中空板Aは、コアシートたるキャップシート1と、このキャップシート1の両面にそれぞれ添設したアウターシートたるバックシート2及びライナーシート3とを具備してなる。
キャップシート1は、空洞4を形成するための立体構造をなしており、具体的には多数の気泡形成用突起5を有している。キャップシート1の気泡開放側には前記バックシート2が添設されており、突起先端側には前記ライナーシート3が添設されている。
この中空板Aの端面6は、前記バックシート2と一体をなすエンドシート7により覆われており、そのエンドシート7の端部と前記ライナーシート3の端部とが略直交状態で接合されている。具体的には、前記エンドシート7の端部内面7aに前記ライナーシートの小口端面3aが接合されている。
前記各シート2、3は、熱可塑性合成樹脂により作られたもので、前記エンドシート7とライナーシート3との接合は、熱溶着により行なわれている。この実施形態では、前記キャップシート1の小口端面1aも、前記エンドシート7の内面7aに熱溶着されている。
このような構成のものであれば、バックシート2の端を延出させてエンドシート7として利用することができるため、格別なエンド部材を用いるものに比べて部品の点数を少なくすることができる。そのため、部品管理や製造に要する工数を無理なく削減することができる。また、ライナーシート3とエンドシートと7を直交状態で接合しているので、シート同士を厚み方向に重合させて接合する場合のように接合部分が外部に露出することがなく、外観を良好なものにすることができる。特に、エンドシート7の内面7aにライナーシート3の小口端面3aを接合させているので、その接合部分は、ライナーシート3側の面に一本の線として外部に表出するのみとなる。そのため、端面だけでなく、全ての面の体裁を良好なものにすることが可能となる。また、接合許容領域を広く設定することができるエンドシート7の内面7aにライナーシート3の小口端面3aを接合すれば足りるので、シートの小口端面同士を突き合わせて接合する場合ほどの高い加工精度が要求されることはない。例えば、エンドシート7の延出寸法を該中空板の厚み寸法よりも大きく設定しておき、エンドシート7の内面7aにライナーシート3の小口端面3aを接合した後に、エンドシート7の余剰突出端部7bを切除すれば、高い加工精度を要求されることなしに、見栄えのよい端面処理ができる。
この合成樹脂製中空板Aの製造方法を図2〜図6を参照して説明する。
この製造方法は、一方のアウターシートであるライナーシート3の小口端面3aとコアシートであるキャップシート1の小口端面1aとを仮想接合面8に略揃えるとともに他方のアウターシートであるバックシート2を前記仮想接合面8よりも中空板Aの厚み寸法に相当する分だけ外方に延出させてその延出部分をエンドシート7とする第1工程と、一方のアウターシートであるライナーシート3の前記小口端面3a及び前記エンドシート7の内面7aを加熱し溶融させる第2工程と、溶融したエンドシート7を仮想接合面8にまで折り曲げて一方のアウターシートであるライナーシート3の前記小口端面3aに溶着させる第3工程と、溶着部分を冷却させた後に前記エンドシート7の余剰突出端部7bを切除する第4工程からなる。
詳述すれば、まず、図2に示すように、端面が封止されていない未加工体A1を準備する。この未加工体A1は、気泡形成用突起5を有したキャップシート1と、このキャップシート1の突起5開放側に添設したバックシート2と、前記キャップシート1の突起先端側に添設したライナーシート3とを具備してなるもので、例えば、特開2008−18653号の公報に示されるように、吸引キャビティーを有した成形ロールを用いて気泡形成用突起を有したキャップシートを成形するとともに、そのキャップシートの一面にバックシートを添着させ、さらに、前記キャップシートの他面にライナーシートを添着させることにより製造される。
この未加工体A1の端面近傍部に仮想接合面8を設定する。そして、この未加工体A1を、図3に示すように、テーブル9上に載置するとともに、その上方に熱シールバー11を配置する。熱シールバー11は、先端水平面11aと、この先端水平面に連続する起立面11b、11cとを備えた厚板状のもので、その表面温度は、前記各シート1、2、3を溶融させるのに十分な値に維持されている。この熱シールバー11を、図3に示すように、その一方の起立面11bが前記仮想接合面8に略一致するように位置させた状態で下降させる。これによってライナーシート3及びキャップシート1の端部が溶融除去されてその小口端面3a、1aが前記仮想接合面8に略揃うとともに、エンドシート7内面7aも溶融状態となった第1中間体A2が得られる。以上の動作により、前述した第1工程と第2工程とが実行されたことになる。かかる第1中間体A2を受止め用水平受面12aと折曲げ用起立面12bとを有した型12に押し込む。これによって、図4に示すように、エンドシート7が仮想接合面8にまで折り曲げられてライナーシート3の小口端面3aとキャップシート1の小口端面1aに熱溶着させられ、前述した第3工程を終えることになる。これにより、第2中間体A3が得られる。しかる後に第2中間体A3の溶着部分を冷却させ、前記型12の上面に沿って配置した刃13を水平移動させる。これによって、バリ状態となっている前記エンドシート7の余剰突出端部7bが切除され、第4工程を終えることになる。その結果、図5に示すような完成品、すなわち、本発明にかかる合成樹脂製中空板Aが得られる。
次いで、本発明の実施形態(アウターシート優先タイプ)を、図7〜図10を参照して説明する。
この合成樹脂製中空板Bは、コアシートたるキャップシート101と、このキャップシート101の両面にそれぞれ添設したアウターシートたるバックシート102及びライナーシート103とを具備してなる。
キャップシート101は、空洞104を形成するための立体構造をなしており、具体的には多数の気泡形成用突起105を有している。キャップシート101の気泡開放側には前記バックシート102が添設されており、突起先端側には前記ライナーシート103が添設されている。
この中空板Bの端面106は、前記ライナーシート103と一体をなすエンドシート107により覆われており、そのエンドシート107の端部と前記バックシート102の端部とが略直交状態で接合されている。具体的には、前記バックシート102の端部内面102aに前記エンドシート107の小口端面107aが接合されている。
前記各シート101、102、103は、熱可塑性合成樹脂により作られたもので、前記エンドシート107とバックシート102との接合は、熱溶着により行なわれている。この実施形態では、前記キャップシート101の小口端面101aも、前記バックシート102の内面102aに熱溶着されている。
このような構成のものであれば、エンドシート優先タイプのものに準じた作用効果が得られる。さらに、エンドシートがなめらかな曲面をなしてバックシートに接合されるので角部が除去されることになり、安全上の要請や外観上の要請に対して適切に対応することができる。
この合成樹脂製中空板Bの製造方法を図8〜図10を参照して説明する。
この製造方法は、空洞を形成するための立体構造をなすコアシートであるキャップシート101と、このキャップシート101の両面にそれぞれ添設したアウターシートであるバックシート102及びライナーシート103とを具備してなる未加工体B1の所定位置に仮想封止端面108を設定する工程と、熱シールバー111の角部111aを前記仮想封止端面108に沿って移動させ前記一方のアウターシートであるライナーシート103を他方のアウターシートであるバックシート102に当接する方向に加熱しつつプレスする工程と、前記熱シールバー111の角部111aによって前記両シート102、103をカットして端面106を封止する工程とを具備してなり、前記ライナーシート103のプレスにより湾曲させられた部分をエンドシート107としている。
このような製造方法によれば、熱シールバー111を一往復動作させるだけで端面封止が完了する。したがって、端面封止の工程を極めてシンプルなものとすることができ、所期の目的を好適に実現することができる。
ところで、このような製造方法に準じた方法を用いれば、従来製造が難しいとされていた合成樹脂製中空板Cを比較的容易に製造することも可能となる。すなわち合成樹脂製中空板Cは、図11に示すように、空洞を形成するための立体構造をなすコアシートであるキャップシート201と、このキャップシート201の両面にそれぞれ添設したアウターシートであるバックシート202及びライナーシート203とを具備してなり、端面206の少なくとも一部が、前記各アウターシートであるバックシート202及びライナーシート203と一体をなすエンドシート207により覆われ、それらエンドシート207の端部同士が接合されているものである。
参考例である合成樹脂製中空板Cを製造する方法を図12〜図15を参照して説明する。
この製造方法は、コアシートであるキャップシート201と、このコアシートであるキャップシート201の両面にそれぞれ添設したアウターシートであるバックシート202及びライナーシート203とを具備してなる未加工体C1の所定位置に仮想封止端面208を設定する工程と、対をなす熱シールバー211を、その角部211aが仮想封止端面208に沿うようにして相寄る方向に移動させ前記バックシート202及びライナーシート203とが重合密着する方向に加熱しつつプレスする工程と、前記両熱シールバー211によって前記バックシート202及びライナーシート203をカットして端面を封止する工程とを具備してなり、前記バックシート202及びライナーシート203のプレスにより湾曲させられた部分をエンドシート207としている。
このような製造方法によれば、対をなす熱シールバー211を一往復動作させるだけで端面封止が完了する。したがって、従来高い精度を要求されていたエンドシートの端部同士が接合されている合成樹脂製中空板の製造を、高い精度を要求されることなく容易に製造することができる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限定されるものではない。
前述したライナーシートとバックシートとの立場は本実施形態に限定されるものではなく逆転する場合がある。また、キャップシートの形状についても種々の形状を適用することが可能である。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
参考例である合成樹脂製中空板の概略斜視図。 参考例である合成樹脂製中空板の製造方法を説明する工程説明図である。 参考例である合成樹脂製中空板の製造方法を説明する工程説明図である。 参考例である合成樹脂製中空板の製造方法を説明する工程説明図である。 参考例である合成樹脂製中空板の製造方法を説明する工程説明図である。 参考例である合成樹脂製中空板の製造方法を説明する工程説明図である。 本発明の一実施形態である合成樹脂製中空板の概略斜視図。 実施形態である合成樹脂製中空板の製造方法を説明する工程説明図である。 実施形態である合成樹脂製中空板の製造方法を説明する工程説明図である。 実施形態である合成樹脂製中空板の製造方法を説明する工程説明図である。 参考例である合成樹脂製中空板の概略斜視図。 参考例である合成樹脂製中空板の製造方法を説明する工程説明図である。 参考例である合成樹脂製中空板の製造方法を説明する工程説明図である。 参考例である合成樹脂製中空板の製造方法を説明する工程説明図である。 参考例である合成樹脂製中空板の概略断面図。
符号の説明
A・・・合成樹脂製中空板
1・・・コアシート
2、3・・・アウターシート
4・・・空洞
7・・・エンドシート

Claims (2)

  1. 空洞を形成するための立体構造をなすコアシートと、このコアシートの両面にそれぞれ添設したアウターシートとを具備してなり、端面の少なくとも一部が、一方のアウターシートと一体をなすエンドシートにより覆われ、そのエンドシートの端部と他方のアウターシートの端部とが略直交状態で接合されているものであり、
    前記他方のアウターシートの端部内面に前記エンドシートの小口端面が接合されているとともに前記他方のアウターシートの内面に前記コアシートの小口端面が接合されている合成樹脂製中空板の製造方法であって、
    空洞を形成するための立体構造をなすコアシートと、このコアシートの両面にそれぞれ添設したアウターシートとを具備してなる未加工体の前記コアシートと前記他方のアウターシートとの添接部分に仮想封止端面を設定する工程と、角板状の熱シールバーの略直角をなす角部を前記仮想封止端面に沿って移動させ前記一方のアウターシートを他方のアウターシートに当接する方向に前記熱シールバーのみによって加熱しつつプレスする工程と、前記熱シールバーの角部によって前記両アウターシートをカットして端面を封止する工程とを具備してなり、前記一方のアウターシートのプレスにより湾曲させられた部分をエンドシートとすることを特徴とする合成樹脂製中空板の製造方法。
  2. 請求項1記載の製造方法により製造された合成樹脂製中空板。
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