JP4281438B2 - プラスチック気泡ボードの端面閉鎖処理方法 - Google Patents

プラスチック気泡ボードの端面閉鎖処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチック気泡ボードの開放された端面を閉鎖処理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラスチック、代表的にはポリプロピレンをT−ダイから溶融押出しし、そのシートを、通常は真空成形することにより多数のキャップ状の突起を有するキャップシートとし、そのキャップの底面と頂面とに平坦なバックシートおよびライナーシートを融着させて、中空の板としたプラスチック気泡ボード(以下「気泡ボード」と略称する)が製造され、その軽量で剛性に富んだ性質を買われて、さまざまな用途に使用されている。
【0003】
気泡ボードの重要な用途に、包装または輸送用の容器の製造があるが、容器の用途によっては、気泡ボードの端面が開放された構造であることが支障になる場合が少なくない。たとえば、水洗いされる鮮魚の容器がその例であり、鮮魚に限らず、一般に食品の容器は、開放された端面から気泡ボード内部に水やほこりが入ることを防がなければならない。
【0004】
そこで、気泡ボードの端面を閉鎖処理する技術が種々考案されており、一部は実用化されている。出願人も、プラスチック段ボール(段ボール紙の構造をプラスチック材料で実現したものに、気泡ボードを含めた、剛性をもつプラスチック中空板の総称)の縁部を処理する方法を開発して、すでに開示した(特開2003−62917)。その縁部処理方法は、プラスチック製の化粧帯を使用する態様と、しない態様との二種がある。
【0005】
化粧帯を使用する態様は、プラスチック段ボールの縁部とその外側を両面から押さえ板で規制しつつ、プラスチック段ボールの厚さに等しい幅をもったプラスチックの化粧帯を縁部に当て、その外側から金属製の当て板を当て、当て板を介して背後からヒーターで加熱して化粧帯を縁部に融着させることからなる。化粧帯を使用しない態様は、プラスチック段ボールの少なくとも縁部近くを、ある幅だけ残して両面から押さえ板で規制しつつ、断面コ字型で両辺から底面に移行する部分の断面が曲面である金属製の治具を縁部に当て、背後からヒーターで加熱しつつ治具を押しつけることにより、縁部近くのプラスチック材料を軟化融着させ、曲面に沿って変形させることからなる。
【0006】
こうした技術によれば、端正な縁部を形成することができるが、化粧帯を用意したり、特定の構造の治具を用いたりする必要がある上に、工程が複雑で処理に時間がかかるという難点がある。気泡ボードの用途によっては、縁部が正しくコ字型の断面になっていなくてもよいことが多い。そこで、もっと簡単な手法で、装置もありふれた構成部分の寄せ集めで、気泡ボードの端面を閉鎖する処理ができる技術が求められていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記の事情にかんがみ、気泡ボードの開放端部を閉鎖する処理を、簡単な手法で、かつ、ありふれた構成部分からなる装置を用いて実現する方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する本発明の気泡ボードの端面閉鎖処理方法は、溶融押出しされたプラスチックのシートを成形して多数のキャップ状の突起を有するキャップシートとし、そのキャップの底面と頂面とに平坦なバックシートおよびライナーシートを貼ってなるプラスチック気泡ボードの開放された端面を閉鎖処理する方法であって、図1に示すように、気泡ボードの端面に向かって、たとえば赤外線ヒーター(4)を用いて熱線を照射して加熱することにより、端面に露出したキャップの壁および(または)端面近くに並んだキャップの壁(31)、ならびにバックシート(1)の縁(11)およびライナーシート(2)の縁(21)の各部分を、図2に示すように軟化させたのち(斜線部分が、加熱されて溶融ないし軟化している)、軟化したバックシートの縁(11)とライナーシートの縁(21)とを、図3に示すように、たとえば圧着台(5)と圧着プレス(6)により圧着して、端面を閉鎖することからなる。図1は、端面近くに並んだキャップで代表させ、端面に露出したキャップは図示してない。図において、符号(3)はキャップシートをあらわす。
【0009】
【発明の実施形態】
いうまでもなく、気泡ボードにはさまざまなグレードがあり、3種のシート、すなわちキャップシート、バックシートおよびライナーシートの厚さ、キャップのディメンション(直径×高さ)、配置(密度およびピッチ)が異なり、それに伴って、端面の閉鎖処理のあり方に、多少の変更を要する。いま、もっとも単純なグレード区分として、気泡ボード製品の単位面積(1m)あたりの重量(現場用語で「目付け」と呼ばれる)で論じるとき、800gや1500gの低目付けのものは、各シートが薄いから、熱線の照射による軟化が容易に起こって、上記の圧着に特段の問題はない。
【0010】
一方、2000gまたはそれ以上の高目付の気泡ボードにおいては、各シートが厚いから、熱線の照射による軟化の進行に時間がかかる。十分軟化してから圧着しないと、キャップが抵抗して圧着に大きな力を必要とする。といって、加熱にあまり時間をかけていると、単に能率が悪くなるだけでなく、キャップ内の空気が加熱により膨張し、キャップ部分がふくれあがって製品の外観を損なうことがある。
【0011】
対策としては、端面に露出したキャップの壁および(または)端面近くに並んだキャップの壁に対して、切り込みを入れ、または切り欠きを設けてから熱線の照射を行なうことが推奨される。図4は、熱線の照射に先だって、プラスチック気泡ボードの面とほぼ平行な面に沿った切り込み(32)を入れ場合を、端面近くに並んだキャップの壁について示したものである。切り込みは、キャップの壁全体に入れなくても、壁の端面側の部分だけに入れてもよい。いずれにせよこのような切り込みは、たとえば回転鋸などの手段で、容易に入れることができる。切り込みと同じような効果は、キャップの壁をえぐり取るような切り欠き(図示してない)を設けることによっても得られる。
【0012】
上記のような切り込みを入れ、または切り欠きを設ければ、キャップの強度が低下して、小さい力で圧着を行なうことが可能になるし、キャップ内の空気が逃げることができ、膨れ上がりは生じなくなる。ただし、低目付の気泡ボードに対してキャップの切り込みを入れたり切り欠きを設けたりすると、端面付近の強度が低下するから、通常はこうした加工を行なわない方が賢明であって、行なうか否かは、目付の値、使用した材料の物性、気泡ボードの用途などに応じて決定すべきである。
【0013】
バックシートの縁とライナーシートの縁との圧着により形成される閉鎖端面には、いくつかの形態があり得る。2枚のシートを両側から寄せて、中間で圧着するか、または一方のシートの縁がその本来の位置を保持する、つまり湾曲せず、他方のシートの縁を湾曲させて圧着するかという選択があり、どちらの場合も、シートの湾曲の度合いが、急激であるか漸進的であるかという選択もあるからである。推奨される形態は、図3に示したような、バックシートの縁(11)がその本来の位置を保持し、ライナーシートの縁(21)がそれに漸次近寄って行って一体になり、圧着部分は断面が平行線ではさまれ、バックシートからまっすぐ突出している形態(発明者らは、形態の連想から、これを「イルカの頭」と呼んでいる。)である。
【0014】
本発明に従って形成された閉鎖端面は、閉鎖を確実にし、縁部分の強度を確保する上では、一定の、比較的狭い幅をもっていればよい。そこで、製品の寸法を精密にし、かつ美観を高めるために、閉鎖端面を化粧断ちすることが好ましい。化粧断ちは、適宜の剪断刃や鋸を用いて、容易に実施することができる。
【0015】
本発明の端面閉鎖処理方法は、連続法により実施してもよいし、バッチ操作によってもよい。処理しようとする端面が比較的短い場合は、その全体を一挙に加熱したり、圧着したりする装置を構成することが容易であり、バッチ操作によることが得策である。具体的には、処理しようとする長さに対応する長さの赤外線ヒーターと、圧着台および圧着バーとを組み合わせた装置を組立てればよい。一方、処理しようとする端面が長い場合、たとえばこの閉鎖処理を気泡ボード製造ラインに連続して実施しようと所望するような場合は、適宜の長さで設けたヒーターの傍らを気泡ボードの端面が移動してゆき、そのように加熱された端面を、回転ロールにより順次プレスして連続的に圧着を行なうような装置を使用する。
【0016】
【発明の効果】
本発明の気泡ボードの端面閉鎖処理方法は、化粧帯など他の材料を用意する必要がなく、ありふれた構成部品を寄せ集めた装置により簡単に実施でき、気泡ボードの開放端を確実、美麗に、低廉なコストで閉鎖することができる。この方法による閉鎖処理を施した気泡ボードは、気泡ボードの内部に水やほこりが入ることがないから、食品を取り扱う容器の材料として問題なく使用できるほか、端面を閉鎖してあることが望まれる、そのほかの任意の用途に向けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のプラスチック気泡ボードの端面閉鎖処理方法における加熱工程を示す断面図。
【図2】 図1の加熱工程により軟化した部分を示す断面図。
【図3】 加熱工程に続く圧着工程を示す断面図。
【図4】 本発明の端面閉鎖処理方法の変更態様において行なう、キャップに切り込みまたは切り欠きを設ける工程を示す断面図。
【符号の説明】
1 バックシート
11 バックシートの縁
2 ライナーシート
21 ライナーシートの縁
3 キャップシート
31 端面近くに並んだキャップの壁
32 切り込み
4 赤外線ヒーター
5 圧着台
6 圧着プレス

Claims (4)

  1. 溶融押出しされたプラスチックのシートを成形して多数のキャップ状の突起を有するキャップシートとし、そのキャップの底面と頂面とに平坦なバックシートおよびライナーシートを貼ってなるプラスチック気泡ボードの開放された端面を閉鎖処理する方法であって、端面に向かって熱線を照射して加熱することにより、端面に露出したキャップの壁および(または)端面近くに並んだキャップの壁、ならびにバックシートの縁およびライナーシートの縁の各部分を軟化させたのち、バックシートの縁とライナーシートの縁とを圧着して端面を閉鎖することからなるプラスチック気泡ボードの端面閉鎖処理方法。
  2. 端面に露出したキャップの壁および端面近くに並んだキャップの壁に対して、切り込みを入れ、または切り欠きを設けてから熱線の照射を行なう請求項1の端面閉鎖処理方法。
  3. バックシートの縁とライナーシートの縁との圧着を、バックシートの縁がその本来の位置を保持し、ライナーシートの縁がそれに漸次近寄って行く断面を形成するように行なう請求項1の端面閉鎖処理方法。
  4. 圧着により形成された閉鎖端面を化粧断ちする工程を付加した請求項1の端面閉鎖処理方法。
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