JPH08309890A - 複数素材を有した紙鋸歯刃及びその製法並びに紙鋸歯刃付きカートン - Google Patents

複数素材を有した紙鋸歯刃及びその製法並びに紙鋸歯刃付きカートン

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JPH08309890A
JPH08309890A JP7145181A JP14518195A JPH08309890A JP H08309890 A JPH08309890 A JP H08309890A JP 7145181 A JP7145181 A JP 7145181A JP 14518195 A JP14518195 A JP 14518195A JP H08309890 A JPH08309890 A JP H08309890A
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blade
carton
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JP7145181A
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Takeo Oishi
丈夫 大石
Kazuyuki Sugiyama
和志 杉山
Hiroaki Mikamo
弘明 三鴨
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Honshu Paper Co Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/08Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession
    • B65D83/0847Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls
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  • Cartons (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐折り曲げ強度の高い複数素材を有する紙鋸
歯刃及び紙鋸歯刃付きカートンを提案することを目的と
する。 【構成】 紙鋸歯刃用素材11と、少なくとも片面にヒ
ートシールまたは超音波シール可能な融着部材を有する
紙製補強部材、バルカナイズドファイバー製補強部材、
または熱可溶性のプラスチック補強部材12の両者を重
ね合せると共に、前記融着部材または樹脂を軟化もしく
は溶融させて一体に接着させ、かつ前記紙鋸歯刃用素材
の一辺に、鋸歯状刃を打ち抜き形成させ、刃の先頂部
を、その上に貼り合わせた前記補強部材により強化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品類を包装するラッ
ピングフィルム、金属箔またはクッキングシート等を裁
断するための紙鋸歯刃及び上記フイルムやシート類をロ
ール状に巻回して収納し、その端部を所定の長さに引き
出して切断することの出来るに紙鋸歯刃付きカートン関
する。なお、本明細書でいう紙鋸歯刃は後記のように、
「樹脂含浸硬化紙刃」と、「VF刃」の両者を含んでい
る。
【0002】
【従来技術】厨房で食品等の包装に使用される合成樹脂
製のラッピングフィルムやアルミホイルは、周知のよう
にロール状に巻回した上でカートンに収納されている。
使用に当たっては前記フィルムやアルミホイルの端部を
カートンから引き出して、カートンの前面、底面あるい
は蓋部に付設した切刃(以下単に、切刃または鋸歯刃と
いう)介して裁断して使用されている。
【0003】このラップフイルム等を切断する切刃は、
従来、金属製であることが多いが、金属製のものは取り
扱い上、手指を傷つけやすく、常に危険性が伴うこと、
また使用済みカートンを廃棄する際に、そのまま焼却す
ると、切刃が燃え残るのでカートンから取り除いて処理
する必要がある。
【0004】そこで最近に至っては、上記切刃を金属製
の材質のものに代えて、焼却処分を可能にしてゴミ公害
を発生させない紙を素材としたものが提案されている。
紙を素材としたものは、大きく分けて、板紙を素材とし
てそれに硬化性樹脂を塗布又は含浸して硬化させたいわ
ゆる「樹脂含浸硬化紙刃」と、セルロース繊維からなる
原料紙を、塩化亜鉛の膨潤膠化作用を利用して一定の層
厚に積層一体化した後、塩化亜鉛を抽出除去して乾燥成
形して得られるバルカナイズドファイバーを素材とし
て、これを鋸歯状に打ち抜いて鋸刃としたいわゆる「V
F刃」の2種がある。これらの2つの紙鋸歯刃は、安全
性の面においても廃棄処理面でも優れている。
【0005】
【従来技術の問題点】ところが紙鋸歯刃は、金属製の切
刃と違い剛度が低いため、ラップフィルムを切断する
際、指で紙鋸歯刃が曲がらないように押さえない限り、
ラップフイルムの引張り方向に刃先が反ったり曲ったり
してしまうことがある。例えば、図9のような山形鋸歯
刃の場合、真ん中最頂部の鋸歯Xに切断時の力が集中的
にかかる。そのために当該Xの鋸歯はラップフイルムの
引っ張り方向に曲がってしまい、結果として刃にかかる
力は分散してフイルムが滑りフイルムの切れ味が悪くな
るという欠点がみられる。
【0006】紙鋸歯刃の剛度は、例えば鋸歯刃の厚みを
大きくすることで改善できるが、刃厚が大きくなるにし
たがい、一般には、切れ味は悪くなる傾向がある。その
うえ、紙鋸歯刃全体の刃厚を大きくするということは、
材料使用量が増えることであり、紙鋸歯刃用素材をトム
ソン刃で裁断して鋸歯刃を形成する精度にも悪い影響を
及ぼすなどの問題点があり、生産性、経済性の点からみ
ても好ましいものではない。
【0007】そこで本発明者は、先に、紙鋸歯刃の剛度
を向上させることを目的として、紙鋸歯刃素材に対して
エンボス加工を施すこと、換言すれば、フラットな紙鋸
歯刃用素材に凹凸面を打ち出し形成することにより、フ
ィルムの引っ張り方向に対する強度を向上させた切刃及
び切刃付きカートンを提案した。しかし、エンボス加工
法は、VF等の紙鋸刃材は伸びにくい材料であるために
成型がしにくいという欠点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記エンボ
ス加工法の問題点を解決するためになされたもので、そ
の目的とするところは、エンボス法に替わる実質的に耐
折り曲げ強度の高い複数素材を有する紙鋸歯刃及び紙鋸
歯刃付きカートンを提案することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、長尺
のラップフイルム類をロール状に巻回して収容するカー
トンの口縁部または蓋部或いは底部に取り付けるための
紙鋸歯刃であって、前記紙鋸歯刃は、バルカナイズドフ
ァイバー製または樹脂含浸硬化板紙製或いはそれらの加
工品からなる紙鋸歯刃用素材と、少なくとも片面にヒー
トシールまたは超音波シール可能な融着部材を有する紙
製補強部材、バルカナイズドファイバー製補強部材、ま
たは熱可溶性のプラスチック補強部材とからなり、前記
補強部材と前記紙鋸歯材の両者を重ね合せると共に、前
記の融着部材または樹脂を軟化もしくは溶融させて一体
に接着させ、かつ前記紙鋸歯材の一辺に、鋸歯状刃を打
ち抜き形成させると共に、前記鋸歯状刃の先頂部を、そ
の上に貼り合わせた前記補強部材により耐折り曲げ強度
を強化することを特徴とする複数素材を有した紙鋸歯刃
である。
【0010】補強部材としては、細幅またはひご状の、
予め片面にヒートシールまたは超音波シール可能な樹脂
皮膜を有する板紙、バルカナイズドファイバーまたは熱
可溶性のプラスチック片である部材が用いられ、一例と
してロール状に巻回され、巻取りとなっている。
【0011】本発明で使用する補強部材と紙鋸歯刃用素
材とを同期させて繰り出しながら、両者の貼り合わせ工
程中で補強部材を加熱しながら紙鋸歯刃用素材であるバ
ルカナイズドファイバー製または樹脂含浸硬化板紙製或
いはそれらの加工品からなる硬質シートの上に重ね合わ
せて、加圧接着ロールにより所定保持圧に保持して接着
させる。しかる後、前記硬質シートと補強部材に同一ピ
ッチの鋸歯状刃を打ち抜き形成する。その後、前記の紙
鋸歯刃を、板紙製カートンの口縁部または蓋部或いは底
部に取り付ける。
【0012】
【作用】本発明の紙鋸歯刃は、バルカナイズドファイバ
ー製または樹脂含浸硬化板紙製或いはそれらの加工品か
らなる紙鋸歯刃用素材と、少なくとも片面にヒートシー
ルまたは超音波シール可能な融着部材を有する紙、バル
カナイズドファイバー製補強部材または熱可溶性のプラ
スチック補強部材とからなり、前記補強部材と前記紙鋸
歯刃用素材の両者を重ね合せると共に、前記の融着部材
または樹脂を軟化もしくは溶融させて一体に接着させ、
かつ前記紙鋸歯刃用素材の一辺に、鋸歯状の切刃を打ち
抜き形成させると共に、前記鋸歯状刃の先頂部を、その
上に貼り合わせた前記補強部材により耐折り曲げ強度を
強化したので、ラップフィルム等の切断時に、特に最頂
部の鋸歯に切断時の力が集中しても、該鋸歯には細幅ま
たはひご状の補強部材が融着されて一体化されているの
で剛性が大きくなり、引っ張り方向に曲がってしまうこ
とがなくなりフイルムの切れ味が悪くなる欠点が改善で
きる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の紙鋸歯刃の製造方法及びその
紙鋸歯刃をカートンに取り付ける装置の概念図、図2は
紙鋸歯刃付きシートを取り付けてなるカートンの一実施
例を示す展開図である。
【0014】図面において、符号10は、ロール状に巻
回したラッピングフイルムやアルミシート収容するため
のカートンブランク、11は、長さ方向にロール巻きさ
れたバルカナイズドファイバー製または樹脂含浸硬化板
紙製或いはそれらの少なくとも片面に樹脂皮膜を有する
加工品からなる紙鋸歯刃用素材である。なおバルカナイ
ズドファイバーは耐水性に劣るので、ポリエチレンやア
イオノマー樹脂等の合成樹脂フィルムをラミネートした
バルカナイズドファイバーを用い、又は打抜いた切歯に
サイズ剤等をコーティングしておくことが望ましい。
【0015】符号12は前記紙鋸歯刃用素材と同様に、
長さ方向にロール巻きされた細幅またはひご状の補強部
材である。この補強部材は、予め片面にヒートシールま
たは超音波シール可能なラミネート皮膜(融着部材)を
有する板紙、バルカナイズドファイバーまたは熱可溶性
のプラスチック片、具体的に述べるとPET、塩化ビニ
ル、ポリスチロール、ポリプロピレンなどの熱可溶性プ
ラスチックを原料として構成されている。
【0016】本発明で使用する紙鋸歯刃用素材11と、
細幅またはひご状の補強部材12は、図1に示すように
それぞれの巻取りから同期させて繰り出しながら、補強
部材12を加熱装置13を介し加熱しながら融着部材ま
たは樹脂を軟化もしくは溶融させて、加熱後直ちに紙鋸
歯刃用素材であるバルカナイズドファイバー製または樹
脂含浸硬化板紙製或いはそれらの加工品11の上に重ね
合わせて、加圧接着ロール14により所定保持圧に保持
して紙鋸歯用素材11と補強部材12の両者を一体に接
着させる。
【0017】図3は2条の補強部材12と紙鋸歯刃用素
材11とを同期させて繰り出しながら、両者を貼り合わ
せる状態を示す概念図である。図4は図3のA−A線の
断面図である。上記のように補強部材12を紙鋸歯刃用
素材11の上に、ヒートシール又は超音波シール法によ
り一体に接着したならば、次にこの素材を鋸歯刃打ち抜
き装置15に導入して、前記補強部材と紙鋸歯刃用素材
11とに同一ピッチの鋸歯状刃17を打ち抜いて鋸歯刃
付きシート16を形成する。
【0018】この場合、補強部材を接着した個所は、肉
厚が大であるから、下記のような2段打ち抜き法により
鋸歯状刃17を打ち抜き形成することを可とする。すな
わち肉の厚い部分、換言すれば補強部材を接着した個所
をナイフ刃により押し切りしたのち、肉の薄い部分を固
定の下刃と上下動する上刃とで最終的に切断分離して製
品たる紙鋸歯刃付きシート16を製造する。
【0019】以下、2段打ち抜き法を図5〜図7を参照
して説明すると、同図において、符号11はシート状の
紙鋸歯刃形成用素材(原反)、12はひご状の補強部材
12である。補強部材の寸法の一例を示すと、厚さはM
は約0.5mm、幅tは約2mm、補強部材相互の間隔
の幅t’は約10mmである。符号20はニップロール
を示し、前記補強部材と貼り合わせて一体に接着した紙
鋸刃用素材11をダイセット部に定量ピッチ送りするた
めの駆動手段である。また符号23は、前記ダイセット
部における押し切り用のナイフ刃であり、上下可動に構
成され、固定の下部受け台24に対して刃先を弾性的に
圧接させる支持手段25を備えている。前記ナイフ刃に
対向する位置に設ける下部受け台24には刃先を保護す
るための溝、柔軟材(図示省略)を取り付けることがあ
る。この下部受け台24は後述するように下刃を兼ねて
いる。
【0020】符号26で示すものは前記ナイフ刃23の
前方隣接位置(下流側)に設ける上下可動の上刃であ
る。この上刃は、前記下刃を兼ねた受け台24とも対応
している。なおこの上刃26と、固定の受け台兼下刃2
4との間に素材11が、下刃の縁より突き出るように定
量ピッチ送りされるように構成されていて、片持ちはり
形に支えた素材を上刃26の1回の往復運動で下刃24
の縁より切断できるようになっている。
【0021】なお同図において、紙鋸歯刃付きシート1
6は、一例として、30cm×0.8cmのサイズにさ
い断される。この鋸歯刃付きシート16は、その後、接
着装置17を介して板紙製カートン10の口縁部または
蓋部或いは底部に取り付けられる。この場合において、
鋸歯刃の素材11の表面にPP等の熱可溶性皮膜を設け
ておけば、上刃26の下方対応位置に設けた超音波溶着
装置(ホーン)29を介して、上刃による紙鋸刃の分離
切断操作に続いて、カートンブランクへの溶着操作まで
一貫して連続的に行うことができる。
【0022】その他本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、発明趣旨を変更しない限度において種々の
修正、設計変更が可能であることはいうまでもない。例
えば鋸歯刃17の形状は 図9に示すような山形のもの
に限らず、真っ直ぐな直線歯でもよく、また、図2のよ
うな特異な形の紙鋸歯刃であってもよい。この図では3
条の補強部材12が真ん中最頂部の鋸歯17の上に接着
されている。なおこの実施例に限らず、各補強部材は、
鋸歯刃の複数の山(例えば3山またはそれ以上)に跨る
広幅のものであってもよい。
【0023】カートンに対する紙鋸歯刃付きシート16
の取付位置は、図8(A)(B)(C)に示すように、
カートン10の前面、底面あるいは蓋部に付設すること
ができる。
【0024】
【発明の効果】本発明の紙鋸歯刃は、上記のように、バ
ルカナイズドファイバー製または樹脂含浸硬化板紙製或
いはそれらの加工品からなる紙鋸歯刃用素材と、少なく
とも片面にヒートシールまたは超音波シール可能な融着
部材を有する紙、バルカナイズドファイバー製補強部材
または熱可溶性のプラスチック補強部材とからなり、前
記補強部材と前記紙鋸歯刃用素材の両者を重ね合せると
共に、前記融着部材または樹脂を軟化もしくは溶融させ
て一体に接着させ、かつ前記紙鋸歯刃用素材の一辺に、
鋸歯状刃を打ち抜き形成させると共に、前記鋸歯状刃の
先頂部を、その上に貼り合わせた前記補強部材により強
化した構成であるから、先頂部の曲げ剛性が増大し、ラ
ップフィルム等の切断時、引っ張り方向に曲がってしま
うことがなくなりフイルムの切れ味が悪くなる欠点が改
善でき、スムーズにフィルムを切断することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙鋸歯刃の製造方法及びその紙鋸歯刃
をカートンに取り付ける装置の概念図である。
【図2】紙鋸歯刃付きシートを取り付けてなるカートン
の一実施例を示す展開図である。
【図3】2条の補強部材と紙鋸歯刃用素材を同期させて
繰り出しながら、両者を貼り合わせる状態を示す説明図
である。
【図4】図4は図3のA−A線の断面図である。
【図5】2段打ち抜き法により、補強部材を押し切りし
た状態を示す模式図である。
【図6】2段打ち抜き法により、紙鋸歯刃用素材を固定
の下刃と可動の上刃ではさんでせん断する状態を示す模
式図である。
【図7】2段打ち抜き法により、紙鋸歯刃用素材を固定
の下刃と可動の上刃ではさんでせん断方式で切断すると
同時に、カートン用ブランクに切断した紙鋸刃を接着す
る状態を示す模式図である。
【図8】カートンに対する紙鋸歯刃付きシートの取付位
置を示した斜視図である。
【図9】従来の山形紙鋸歯刃の一例を示した平面図であ
る。
【符号の説明】
10 カートン 11 紙鋸歯刃用素材 12 補強部材 13 蓋部材 13 加熱装置 14 加圧接着ロール 15 打ち抜き装置 16 鋸歯刃付きシート 17 鋸歯状刃 20 ニップロール 23 押し切り用ナイフ刃 24 下部受け台 25 支持手段 26 可動の上刃 29 溶着装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺のラップフイルム類をロール状に巻
    回して収容するカートンの口縁部または蓋部或いは底部
    に取り付けるための紙鋸歯刃であって、 前記紙鋸歯刃は、バルカナイズドファイバー製または樹
    脂含浸硬化板紙製或いはそれらの加工品からなる紙鋸歯
    刃用素材と、少なくとも片面にヒートシールまたは超音
    波シール可能な融着部材を有する紙製補強部材、バルカ
    ナイズドファイバー製補強部材、または熱可溶性のプラ
    スチック補強部材とからなり、 前記補強部材と前記紙鋸歯刃用素材の両者を重ね合せる
    と共に、前記融着部材または樹脂を軟化もしくは溶融さ
    せて一体に接着させ、かつ前記紙鋸歯刃用素材の一辺
    に、鋸歯状刃を打ち抜き形成させると共に、前記鋸歯状
    刃の先頂部を、その上に貼り合わせた前記補強部材によ
    り強化することを特徴とする複数素材を有した紙鋸歯
    刃。
  2. 【請求項2】 前記補強部材は、細幅またはひご状の予
    め片面にヒートシールまたは超音波シール可能な融着部
    材を有する板紙または熱可溶性のプラスチック片である
    請求項1記載の紙鋸歯刃。
  3. 【請求項3】 補強部材と紙鋸歯刃用素材とを、同期さ
    せて繰り出しながら、両者の貼り合わせ工程中で補強部
    材を加熱しながらバルカナイズドファイバー製または樹
    脂含浸硬化板紙製或いはそれらの加工品からなる硬質シ
    ートの上に重ね合わせて、加圧接着ロールにより所定保
    持圧により保持して接着させ、しかる後、前記紙鋸歯刃
    用素材と補強部材とに同一ピッチの鋸歯状刃を打ち抜き
    形成することを特徴とする複数素材を有した紙鋸歯刃の
    製造法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載の紙鋸歯刃を、食品等
    の包装に使用されるフィルムやアルミホイル類をロール
    状に巻回して収容するカートンの口縁部または蓋部或い
    は底部に取り付けてなる紙鋸歯刃付きカートン。
JP7145181A 1995-05-22 1995-05-22 複数素材を有した紙鋸歯刃及びその製法並びに紙鋸歯刃付きカートン Pending JPH08309890A (ja)

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