JP2006315415A - 中空成形品 - Google Patents

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Abstract


【課題】半成形品の接合部の強度は充分に大きく、しかも接合時に成形工程が複雑になる射出の問題、樹脂の選択の問題等がなく、しかも安価に成形することができる中空成形品を提供する。
【解決手段】第1、2の半成形品(A1、A2)と第3の半成形品(B)とからなる。第1、2の半成形品(A1、A2)は、中空成形品(C)を長手方向に分割したときの分割面に第1、2の接合端面(a、a)を、横方向に分割したときの分割面に第1、2の端部接合端面(a、a)をそれぞれ有し、第3の半成形品(B)は、中空成形品を長手方向に分割したときの分割面に第3の接合端面(b)を有する。そして第1、2の接合端面(a、a)と第3の接合端面(b)が互いに、また第1、2の端部接合端面(a、a)が互いに接合されて中空成形品(C)が構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1次成形において、型閉じ可能な移動型と固定型とを使用して対になる半成形品を接合端面を有するように一体的に成形し、そして2次成形において、一方の半成形品が残った状態で前記移動型を前記固定型に対して移動させて他方の半成形品に、それぞれの接合端面が対向するように重ね、そして前記移動型を前記固定型に対して型閉じして、または半成形品を金型内で押し付けることにより重ねられた接合端面を溶着して対になる半成形品から得られる、中空成形品に関するものである。
曲管、インテークマニホールド、タンク等の複雑な接合により得られる合成樹脂製の中空成形品の製造方法の一つとして、射出成形機による成形法が知られている。この射出成形機は、特許文献1、2にも示されているように、一組の金型からなっている。一組の金型の一方の金型には、1方の半中空体を形成するための雄型と雌型とが設けられ、そして他方の金型には、他方の半中空体を形成するための雌型と雄型とが設けられている。したがって、これらの金型により1次形成において中空体製品を二つ割の半中空体あるいは分割体として形成し、2次形成においてその分割面を突き合わせ、そして突き合わせた接合空間に溶融樹脂を射出充填すると、一対の半中空体は分割面で接合された1個の中空体製品となる。これにより、射出成形により中空成形品を製造することができる。この射出成形機を用いた成形法によると、完全に密封された中空体製品を作ることができると共に、均一な肉厚の中空体製品を作ることもでき、また複雑な形状にも対処できる等の利点もある。しかしながら、2次成形において、接合用の溶融樹脂を射出しなければならないので、射出機の構造あるいは成形時間が長く、また金型構造が複雑になることがある。さらには、2次射出圧力が小さいと接合力が弱く、逆に強いと、接合空間部から溶融樹脂が中空体製品の内部に漏れる恐れもある。
特開昭62−87315号公報 特開平6−246781号公報 特開平6−305028号公報 特開平7−16945号公報
一方、本発明の直接的な先行技術として特許文献3、4を挙げることができる。特許文献3には、筒状の熱可塑性樹脂製の第1部材と、同様な筒状の熱可塑性樹脂製の第2部材とを対向させ、対向させた端面に導電性部材を挟み、そして導電性部材を誘導加熱することにより端面を溶着して筒状体を製造する製造方法が記載されている。また、特許文献4には、次のような中空体製品の製造方法が示されている。すなわち、1次成形において、スライド金型と可動金型とを使用して第1、2の半中空体を接合部を有するように一体的に成形し、そして2次成形において、スライド金型を可動金型に対して上方へスライドさせて1次成形で成形された第1、2の半中空体の一方の半中空体を他方の半中空体に、それぞれの接合部が対向するように重ね、そして重ねられた第1、2の半中空体の接合部の内面側をヒータで加熱して、あるいは熱風で加熱して一部溶融する。そして接合部を押部材で加圧・溶着して第1、2の半中空体から中空体製品を得る中空体製品の製造方法が示されている。
特許文献3に記載されている発明によると、第1、2の部材の端面を接合するときに接合用の溶融樹脂を射出する必要がないので、射出機あるいは射出運転が簡単になるという利点は有するが、接合端面に異物が埋め込めれているので、問題もある。例えば、埋め込まれている導電性部材は金属製であるので、電波に対して遮蔽作用を奏することがあり、また発熱することもあり用途が限定されることがある。さらには、接合端面には、金属製の導電部材が介在あるいは埋め殺しされているので、すなわち合成樹脂同志の接合ではなく、金属と合成樹脂という異材質の接合であるので、接合力が弱いことがある。また、特許文献3には、第1、2の部材のそれぞれの成形方法の実施あるいは第1、2の部材の接合方法の実施に使用される装置が格別に示されていないので、速断はできないが、第1、2の部材は金型から取り出された後に、特別の装置を使用して接合されると思われ、外乱による影響を受けやすく、温度、形状等が計時変化し、成形品の精度が落ちることがあり得る。また、製造工程が複雑になっていることが予想される。
特許文献4に記載されている発明によると、金型に入っている状態で接合部の内側が加熱溶着されるので、接合部の外側が溶融して変形するようなことはなく、また接合に必要な部分だけが溶融され、溶融するエネルギが少なくて済む利点も得られる。さらには、一対の半中空体を成形する1次成形において使用した同じ金型で、一対の半中空体を接合する2次成形も実施されるので、精度の高い中空体製品の製造装置が安価で、低コストで中空体製品を製造できる利点もある。しかしながら、加熱ヒータが埋め殺しになっているので、前記したような問題はある。また、ヒータは導線状になっているので、接合する端面が均一に溶融される保証はない。一方、熱風により溶融して接合する方法によると、熱風は圧縮性が大きく、熱容量が小さいので、熱風を接合部分の全域にわたって均一に供給し、そして均一に溶融することは技術的にも困難が予想される。また、溶融した接合部は、格別に用意された押部材により加圧・溶着するようになっているので、製造装置のコストアップになることもあり得る。
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたもので、具体的には半成形品の接合部の強度は充分に大きく、しかも2次成形時に成形工程が複雑になる射出の問題、樹脂の選択の問題等がなく、しかも安価に成形することができる中空成形品を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するために、第1〜3の半成形品が互いに接合され、その内側に空間部が構成されている中空成形品であって、前記第1の半成形品は、前記中空成形品を長手方向に分割したときの分割面に第1の接合端面を、横方向に分割したときの分割面に第1の端部接合端面をそれぞれ有し、前記第2の半成形品は、前記中空成形品を長手方向に分割したときの分割面に第2の接合端面を、横方向に分割したときの分割面に第2の端部接合端面をそれぞれ有し、前記第3の半成形品は、前記中空成形品を長手方向に分割したときの分割面に第3の接合端面を有し、前記第1、2の接合端面と前記第3の接合端面が互いに、また前記第1、2の端部接合端面が互いに接合されて前記中空成形品が構成されている。
請求項2に記載の発明は、1次成形において、型閉じ可能な移動型と固定型と該固定型に装着されている一対のスライドコアとを使用して、前記移動型と一対のスライドコアとにより対になる第1、2の半成形品が、中空成形品を長手方向に分割したときの分割面と、横方向に分割したときの分割面にそれぞれ接合端面を有するように、そして前記固定型と前記移動型とにより第3の半成形品が、中空成形品を長手方向に分割したときの分割面に接合端面を有するように成形され、そして2次成形において、前記第3の半成形品が残った状態で前記移動型を開いて、前記移動型を前記固定型の一対のスライドコアに対して移動させて前記第1、2の半成形品に、それぞれの接合端面が対向するように重ね、そして重ねられた接合端面が接合されて前記第1〜3の半成形品から得られる中空成形品であって、前記第1〜3の半成形品の接合端面は、互いに離間した状態にされて、その間に加熱面を備えた加熱体を挿入して、接合端面を溶融して前記加熱体を退避させ、そして型閉じすることにより、または前記半成形品を金型内で押し付けることにより接合端面が溶融・圧着されている。
以上のように、本発明による中空成形品は、第1〜3の半成形品が互いに接合され、その内側に空間部が構成されている中空成形品であって、前記第1の半成形品は、前記中空成形品を長手方向に分割したときの分割面に第1の接合端面を、横方向に分割したときの分割面に第1の端部接合端面をそれぞれ有し、前記第2の半成形品は、前記中空成形品を長手方向に分割したときの分割面に第2の接合端面を、横方向に分割したときの分割面に第2の端部接合端面をそれぞれ有し、前記第3の半中空品は、前記中空成形品を長手方向に分割したときの分割面に第3の接合端面を有し、前記第1、2の接合端面と前記第3の接合端面が互いに、また前記第1、2の端部接合端面が互いに接合されているので、また他の発明による中空成形品は、1次成形において、型閉じ可能な移動型と固定型と該固定型に装着されている一対のスライドコアとを使用して、前記移動型と一対のスライドコアとにより対になる第1、2の半成形品が、中空成形品を長手方向に分割したときの分割面と、横方向に分割したときの分割面にそれぞれ接合端面を有するように、そして前記固定型と前記移動型とにより第3の半成形品が、中空成形品を長手方向に分割したときの分割面に接合端面を有するように成形され、そして2次成形において、前記第3の半成形品が残った状態で前記移動型を開いて、前記移動型を前記固定型の一対のスライドコアに対して移動させて前記第1、2の半成形品に、それぞれの接合端面が対向するように重ね、そして重ねられた接合端面が接合されて前記第1〜3の半成形品から得られる中空成形品であって、前記第1〜3の半成形品の接合端面は、互いに離間した状態にされて、その間に加熱面を備えた加熱体を挿入して、接合端面を溶融して前記加熱体を退避させ、そして型閉じすることにより、または前記半成形品を金型内で押し付けることにより接合端面が溶融・圧着されているので、複数個の半成形品が接合されているにも拘わらず接合強度は大きく、精度も高く、利用範囲の広い成形品となっている。
また、型閉じ可能な移動型と固定型と該固定型に装着されている一対のスライドコアと、面状の加熱体とにより成形できるので、得られる中空成形品は安価である。さらには、本発明に係わる中空成形品は、第1〜3の半成形品の成形に使用した金型から半成形品を取り出すことなく同じ金型で、接合できるので、溶着用のジグに移し換える必要がなく、半成形品の計時的な収縮変化を見越したジグの調整も不要となり、得られる中空成形品は精密性に優れている。
また、溶着用のジグの調整を必要としないので、融着強度は均一になる効果も得られる。さらに詳しくは、従来の熱板溶着方法によると、半成形品を金型から取り出した後に溶着用のジグにインサートしなければならないのが、金型から取り出すと、変形するのでインサートが難しくなり、接合面が曲面の成形品の溶着は困難になり、接合面が平面の成形品の溶着が多いが、本発明による中空成形品は1次成形に使用された金型内で加熱されているので、接合面の形状に左右されることなく、寸法精度の高い中空成形品となっている。
特に、本発明によると、半成形品の接合端面間に加熱面を備えた加熱体を挿入して、接合端面を溶融して前記加熱体を退避させ、そして型閉じして、または半成形品を金型内で押し付けて接合端面が溶融・圧着されているので、接合端面の間に異物はなく樹脂同志が接合され、複数個の半成形品からなるが強度は大きいという、本発明に特有の効果が得られる。このとき、金型に残った状態で加熱するので、加熱体の位置の制御が正確で、また加熱面で加熱するので、接合端面の全面で溶融・圧着されている。さらには、金型に残った状態で加熱されているので、半成形品が完全に固化する前に溶着され、省エネで製造されている。
また、本発明によると、2次成形時に成形工程が複雑になる射出の問題、樹脂の選択の問題等もなく、接合部を押圧して圧着する押部材も格別に必要としないので、中空成形品は安価である。
最初に、図1の(イ)に示されているような、側面的に見て円周の1/4程度を占める第1、2の半成形品A1、A2と、半円弧状の第3の半成形品Bとが接合端面ab、aaで接合され、全体として半円弧状を呈する曲管Cの製造装置について説明する。上記曲管Cを製造あるいは成形する第1の実施の形態に係わる製造装置が金型を閉じた状態で、図1の(ロ)に示されている。この製造装置は、概略的には、固定型1、この固定型1に対して型開閉される可動型29、該可動型29に、図1の(ロ)において上下方向にスライド的に駆動可能に設けられているスライド型30、前記固定型1の凹部に、その解放面が型締め時にパーティングラインPに一致するように装着されている一対の第1、2のスライドコア11、12等から構成されている。本実施の形態に係わる中空成形品の製造装置は、詳しくは後述するように加熱体を備えているが、この加熱体は図1には示されていない。また、可動型29を固定型1に対して型締めする型締装置も示されていない。
固定型1の、図1の(ロ)において下方位置には、パーティングラインPから内部の方へ引き込んだ所定大きさの凹部3が形成されている。この凹部3は、第3の半成形品Bの内周面を成形するためのもので、図1の(ロ)では、全体として湾曲した凹部3として示されているが、詳細には図1の(ハ)に示されているように、小さな凸部2からなり、この凸部2が全体として湾曲しているので、図1の(ロ)の断面図においては凹部3で示されている。凹部3の両側部には、1次成形時に傾斜ピン35、35がそれぞれ収納される所定大きさの空所5、5が形成されている。
固定型1の上方に、図1の(ロ)において左右方向すなわちパーティングラインP方向と上下方向とに移動可能に一対の第1、2のスライドコア11、12が装着されている。これらの第1、2のスライドコア11、12は、側面的に見て略台形を呈し、その一側面はパーティングラインP側に向かって広がったテーパ面13、13となっている。第1、2のスライドコア11、12には、前記テーパ面13、13と逆方向に傾斜したガイド孔14、14が開けられている。したがって、作用の項で説明するように、スライド型30の傾斜ピン35、35がガイド孔14、14に入った状態でスライド型30を開くと、第1、2のスライドコア11、12の間隔は、固定型1から引き出されるとき、斜面13、13の作用により、大きくなる。このように構成されている第1、2のスライドコア11、12のパーティングラインP側を向いた角部に円周の略1/4を呈する円弧状の凹部15、15がそれぞれ形成されている。図1の(ニ)は、図1の(ロ)において矢印ニーニ方向に見た断面図であるが、この図に示されているように、これらの凹部15、15は、第1、2の半成形品A1、A2の外周面を成形するための小さな凹15’部からなり、この凹部15’の端部が、図1の(ロ)では凹部15、15として示されている。
上記のように構成されている凹部15、15の上部には、第1、2のスプル16、17に連通した、図示されないゲートが開口している。そして、これらの第1、2のスプル16、17は、固定型1と固定型取付板1’との間に形成されているランナ18および主スプル19を介して固定型取付板1’のロケートリング20の樹脂孔に連通している。また、ランナ18は下方へも延び、このランナ18に連通したスプル21は、図示されないゲートを介して、固定型1の凹部3の頂部に開口している。主スプル19、ランナ18、スプル16、17、21等は1次成形用で、本実施の形態では2次成形用のランナ、スプル等はない。したがって、単純な金型構造になっている。
スライド型30の、図1の(ロ)において下方のパーティングラインP側には、パーティングラインPから固定型1の方へ突出した、固定型1の凹部3と対をなす半球形のコア33が設けられている。このコア33は、第3の半成形品Bの外表面を成形するためのもので、図1の(ハ)に示されているように、凹部32から構成されているが、この凹部32は湾曲しているので、図1の(ロ)の断面図ではコア33として示されている。このコア33から上下方向に所定の間隔をおいて、固定型1の空所5、5の方へ突き出た一対の傾斜ピン35、35が互いに離間する方向に傾斜して取り付けられている。これらの傾斜ピン35、35は、第1、2のスライドコア11、12のそれぞれに形成されているガイド孔14、14と同じ角度に設けられている。
スライド型30の上方には、第1、2のスライドコア11、12の凹部15、15と対をなすコア36が、パーティングラインPから固定型1の方へ突き出るようにして設けられている。そして、このコア36の頂部からはスペーサ部37が一体的に設けられている。このスペーサ部37により第1、2のスライドコア11、12は、押し広げられ、そのテーパ面13、13が固定型のテーパ面に接している。なお、図1中の他の符号38は、成形品を突き出すエジェクタあるいはエジェクタピンを示している。
本実施の形態によると、図2に示されているように、第1〜3の半成形品A1、A2およびBの接合端面a、bを加熱溶融する加熱体40も備えている。この加熱体40は、例えばシーズヒータ、セラミックヒータ、誘導加熱ヒータ等からなる面状ヒータからなる第1、2の加熱面41、42、42と、これらの加熱面41、42、42を保持している加熱面保持体とから構成されている。加熱面保持体は、側面的に見て湾曲を呈する碗部46と、この碗部46の頂部から突き出たスペーサ部47とからなっている。そして、碗部46の内面に第1の加熱面41が、そして外周面に第2の加熱面42、42がそれぞれ取り付けられている。第2の加熱面42、42は、スペーサ部47の方まで延びている加熱延在面43、43を備えている。加熱体40は、本実施の形態によると、成形品が曲管Cになっているので、その加熱面41、42、42は、図2に示されているような形状になっているが、第1の加熱面41は、図1の(ハ)において符号b’、b’で示すキャビテイCbの端部に対応し、第2の加熱面42、42は、図1の(ニ)において符号a’、a’で示すキャビテイCa1の端部に対応している。また、加熱延在面43、43は、図1(イ)に示されている接合端面aaを溶融するようになっている。
このように構成されている加熱体40を、固定型1とスライド型30との間に挿入あるいは退避させる駆動装置の実施の形態が、図5に示されている。すなわち、図5に示されている駆動装置は、固定型1の側部に取り付けられているガイドレール71、このガイドレール71により案内される支持枠72、この支持枠72を駆動する油圧ピストンシリンダユニット70、油圧ピストンシリンダユニット70に給排ホース73、73を介して作動油を給排する油圧源74等からなっている。そして、支持枠72の先端部に加熱体40が取り付けられている。この加熱体40には、前述したようなヒータが設けられ、これらのヒータには電源75からケーブル76、76により電力が常時または所定温度に下がったとき給電されるようになっている。また、固定型1とスライド型30の側部には、加熱体挿入口77が開けられている。したがって、スライド型30の動きと連動して油圧ピストンシリンダ70に作動油を給排すると、加熱体40は接合端面ab,aa間に挿入され、あるいは図5に示されている位置へ退避する。
なお、加熱体40を例えばロボットのアームに取り付け、スライド型30の動きと連動し、固定型1とスライド型30との間、すなわち接合端面ab,aaの間に挿入し、そして取り出すように実施することもできるが、このようなロボットは図には示されていない。
次に、上記製造装置を用いて、合成樹脂製の曲管Cを製造する成形方法を説明する。スライド型30を、1次成形位置すなわち図1の(ロ)に示されている位置にスライド的に駆動して、そして図示されない型締装置により型締をする。そうすると、固定型1の凹部3とスライド型30のコア33とにより第3の半成形品Bを成形するための第3のキャビティCbが構成される。同時に第1のスライドコア11の凹部15と、スライド型30のコア36とにより第1の半成形品A1を成形するための第1のキャビティCa1が形成され、第2のスライドコア12の凹部15と、スライド型30のコア36とにより第2の半成形品A2を成形するための第2のキャビティCa2が構成される。
図示されない射出機のノズルから、可塑化された溶融樹脂を主スプル19から射出する。溶融樹脂は、ランナ18、第1、2および3のスプル16、17および21からゲートを介して、それぞれのキャビティCb、Ca1、Ca2に略同時に充填される。これにより、第1、2の半成形品A1、A2と第3の半成形品Bとが実質的に同時に成形される。ある程度の冷却固化を待つ。これで1次成形を終了する。
次いで、可動型29すなわちスライド型30を開く。そうすると、半成形品A1、A2、Bの形状、面積あるいは突起物の有無等により、第1、2の半成形品A1、A2は、第1、2のスライドコア11、12の方にそれぞれ残って、また第3の半成形品Bはスライド型30の方に残って開かれる。スライド型30を、図1の(ロ)において上方の第2の位置へスライドさせる。そうすると、第1、2の半成形品A1、A2と第3の半成形品Bの接合端面ab,aaは、整合する。仮型締めする。この仮型締めにより傾斜ピン35、35が、第1、2のスライドコア11、12のガイド孔14、14に入る。次いで、スライド型30を所定量だけ開く。これにより、スライド型30と第1、2のスライドコア11、12との間すなわちパーティングラインP間は所定量だけ開く。また、第1、2のスライドコア11、12は、傾斜ピン35、35の作用により互いに開く方向に駆動され、所定量だけ開く。すなわち、第1、2の半成形品A1、A2同志の接合端面aaと、第1、2の半成形品A1、A2と第3の半成形品Bとの接合端面abは、所定間隔になる。そこで、油圧ピストンシリンダユニット70に作動油を供給する。そうすると、加熱体40は接合端面aa,ab間に挿入される。接合端面aa,abは非接触的に加熱溶融される。あるいは加熱体40を挿入して、加熱面41、42、43、43と接合端面a、bとの間隔を狭めてから、効率的に加熱溶融する。
このようにして、加熱体40を挿入した状態あるいは加熱している状態が図2に示されている。接合端面aa、abが溶融したら、加熱体40を取り出し型締めする。この型締力により第1、2の半成形品A1、A2と第3の半成形品Bは接合端面abで溶着される。同時に第1、2のスライドコア11、12は、傾斜ピン35、35の作用により互いに近づく方向に駆動され、第1、2の半成形品A1、A2は、接合端面aaで溶着される。冷却固化を待ってスライド型30を開く。そうすると、エジェクタ38により、図1の(イ)に示されている曲管Cが突き出る。スライド型30を、図1の(ロ)に示されている第1の位置へスライドさせて、前述したようにして1次成形をする。以下同様にして、曲管Cを製造する。
次に、図4により本発明の第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態によっても、図1の(イ)に示されている曲管Cを製造することもできるが、今度は、図3の(イ)に示されているような、第1、2の半成形品A1’、A2’と第3の半成形品B’とから両端部にフランジF、Fを有する曲管C’を製造する例について説明する。なお、前述した第1の実施の形態の構成要素と同じような要素には、同じ参照符号を付けて、あるいは同じ参照数字にダッシュを付けて重複説明を避ける。第2の実施の形態による製造装置は、固定型1’に所定の角度で埋め込まれている一対の第1、2のスライドコア11’、12’を備えている。これらの第1、2のスライドコア11’、12’は、油圧あるいは空気圧で作動する第1、2のピストンシリンダユニット51、52を有し、これらのピストンシリンダユニット51、52により第1、2のコア53、54が矢印方向に駆動されるようになっている。第1のコア53の先端部とスライド型30’のコア36’とにより第1の半成形品A1’を成形するための第1のキャビテイCa1’が構成され、第2のコア54の先端部とスライド型30’のコア36’とにより第2の半成形品A2’を成形するための第2のキャビテイCa2’が構成される。スライド型30’のコア33’の周囲にはフランジF、F成形用の凹部55、55が形成されている。
本実施の形態によると、ゲートは、第1〜3のキャビテイCa1’、Ca2’Cb’の端面に設けられているタブを介してこれらのキャビテイCa1’、Ca2’Cb’に開口した、いわゆるタブゲートとなっているので、ランナ16’、17’および21’は、図4の(イ)には現れていない。また、加熱体40’は、加熱体40’自体が加熱面も構成している。
第2の実施の形態によっても、前述した実施の形態と同様にして成形できるので、詳しい説明はしないが、スライド型30’を図4の(イ)に示されている1次成形用の第1の位置へスライドさせる。第1、2のピストンシリンダユニット51、52に作動油を供給して第1、2のコア53、54を、図4の(イ)に示されている位置へ駆動して、型締めする。そうすると、固定型1’の凹部3とスライド型30’のコア33’とにより第3の半成形品B’を成形するための第3のキャビティCb’が構成される。同時に第1のコア53の凹部15’と、スライド型30’のコア36’とにより第1の半成形品A1’を成形するための第1のキャビティCa1’が形成され、第2のコア54の凹部15’と、スライド型30’のコア36’とにより第2の半成形品A2’を成形するための第2のキャビティCa2’が構成される。
図示されない射出機のノズルから、可塑化された溶融樹脂をそれぞれのキャビティCb’、Ca1’、Ca2’に射出充填する。これにより、第1、2の半成形品A1’、A2’と第3の半成形品B’とが実質的に同時に成形される。ある程度の冷却固化を待つ。これで1次成形を終了する。
次いで、スライド型30’を開く。そうすると、第1、2の半成形品A1’、A2’は、第1、2のコア53、54の方にそれぞれ残って、また第3の半成形品B’はスライド型30’の方に残って開かれる。スライド型30’を、図4の(イ)において上方の第2の位置へスライドさせる。そうすると、第1、2の半成形品A1’、A2’と第3の半成形品B’の接合端面ab,aaは、前述したようにして整合する。第1、2のコア53、54を、図4の(ロ)に示されているように退避させる。固定型1’とスライド型30’との間は開いており、また第1、2のコア53、54は退避しているので、第1、2の半成形品A1’、A2’同志の接合端面aaと、第1、2の半成形品A1’、A2’と第3の半成形品B’との接合端面abは、所定間隔になる。そこで、これらの接合端面aa,ab間に、前述したように油圧ピストンシリンダユニット70により加熱体40’を挿入して、これらの接合端面aa,abを加熱溶融する。
このようにして、加熱体40を挿入した状態あるいは加熱している状態が図4の(ロ)に示されている。接合端面aa,abが溶融したら、加熱体40’を取り出し型締めする。また、第1、2のピストンシリンダユニット51、52に作動油を供給して第1、2のコア53、54を図4の(イ)に示されている方向に駆動する。この型締力により第1、2の半成形品A1’、A2’と第3の半成形品B’は接合端面abで溶着される。また、互いに内側に傾斜している第1、2のコア53、54の駆動により第1、2の半成形品A1、A2は、接合端面aaで溶着される。冷却固化を待ってスライド型30’を開く。そうすると、エジェクタ38’により、図3の(イ)に示されているフランジF、F付きの曲管C’が突き出る。スライド型30’を図4の(イ)に示されている第1の位置へスライドさせて、前述したようにして1次成形をする。以下同様にして、曲管C’を製造する。
上記した実施の形態では、曲管C、C’を製造する例について説明したが、曲管C、C’の端部が閉鎖された曲管状の中空体を同様にして製造できることは明らかである。また、図3の(ロ)に示されているような、3個の半成形品A1”、A2”おとびB”から球形の中空体C”を製造できることも明らかである。したがって、中空成形品の中には、曲管C、C’のように一部が解放した成形品も含まれることになる。また、スライド型に代えて回転型で実施できることも明らかである。
本発明の実施の形態を示す図で、その(イ)は中空成形品(曲管)の例を示す斜視図、その(ロ)は第1の実施の形態に係わる中空成形品の製造装置を金型を閉じた状態で示す示す断面図、その(ハ)、(ニ)は図1の(ロ)において矢印ハーハ、ニーニ方向にそれぞれ見た断面図である。 第1の実施の形態により中空成形品を製造している途中の段階を、加熱体を挿入した状態で示す断面図である。 本実施の形態に係わる中空成形品の他の例を示す図で、その(イ)は第1の他の例を示す正面図、その(ロ)は第2の他の例を示す断面図である。 第2の実施の形態に係わる中空成形品の製造装置を示す図で、その(イ)は金型を閉じた状態で示す断面図、その(ロ)は中空成形品を製造している途中の段階を、加熱体を挿入した状態で示す断面図である。 加熱体の駆動装置の実施の形態を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1、1’ 固定型 30、30’ スライド型
11、11’ 第1のスライドコア 12、12’ 第2のスライドコア40、40’ 加熱体
70 油圧ピストンシリンダユニット 72 支持枠

Claims (2)

  1. 第1〜3の半成形品が互いに接合され、その内側に空間部が構成されている中空成形品であって、
    前記第1の半成形品は、前記中空成形品を長手方向に分割したときの分割面に第1の接合端面を、横方向に分割したときの分割面に第1の端部接合端面をそれぞれ有し、
    前記第2の半成形品は、前記中空成形品を長手方向に分割したときの分割面に第2の接合端面を、横方向に分割したときの分割面に第2の端部接合端面をそれぞれ有し、
    前記第3の半成形品は、前記中空成形品を長手方向に分割したときの分割面に第3の接合端面を有し、
    前記第1、2の接合端面と前記第3の接合端面が互いに、また前記第1、2の端部接合端面が互いに接合されて前記中空成形品が構成されていることを特徴とする中空成形品。
  2. 1次成形において、型閉じ可能な移動型と固定型と該固定型に装着されている一対のスライドコアとを使用して、前記移動型と一対のスライドコアとにより対になる第1、2の半成形品が、中空成形品を長手方向に分割したときの分割面と、横方向に分割したときの分割面にそれぞれ接合端面を有するように、そして前記固定型と前記移動型とにより第3の半成形品が、中空成形品を長手方向に分割したときの分割面に接合端面を有するように成形され、
    そして2次成形において、前記第3の半成形品が残った状態で前記移動型を開いて、前記移動型を前記固定型の一対のスライドコアに対して移動させて前記第1、2の半成形品に、それぞれの接合端面が対向するように重ね、そして重ねられた接合端面が接合されて前記第1〜3の半成形品から得られる中空成形品であって、
    前記第1〜3の半成形品の接合端面は、互いに離間した状態にされて、その間に加熱面を備えた加熱体を挿入して、接合端面を溶融して前記加熱体を退避させ、そして型閉じすることにより、または前記半成形品を金型内で押し付けることにより接合端面が溶融・圧着されていることを特徴とする中空成形品。
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