JP2008290321A - 射出成型装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第一、第二の金型1、2と、射出手段とを備えた射出成型装置において、第一金型1に、左右のガイドレール5、6を下方に向けて長く延出形成する一方、これらガイドレール5、6に、作動アーム8が搭載された支持ボックス7により構成される作動装置4を移動自在に設けて、第一金型1に対向する作用位置と、第一金型1の下方に位置する非作用位置とに変位自在となるように構成する。
【選択図】図1
Description
請求項2の発明は、作動装置は、第一、第二金型の型移動にタイミングを合わせて金型に対向する作用位置と、金型に干渉しない非作用位置とのあいだを移動するように構成されている請求項1に記載の射出成型装置である。
請求項2の発明とすることにより、作動装置が邪魔になることがなく、しかも、成型体の成型工程において第一、第二金型の移動に合わせて円滑な成型工程を実現できる。
図面において、1、2は中空体(例えばサイドターンランプ)を成型するときに用いられる第一、第二金型であって、これら第一、第二金型1、2のうち、第一金型1は図示しない固定架台に固定される固定型であるが、第二金型2は、図示しない可動架台に搭載されており、第一金型1に対して左右方向に変位する移動と、離接する方向に変位する移動とが自在となる可動型に構成されている。そして、第一、第二金型1、2には、一次成型体としてハウジング部とレンズ部とをそれぞれ成型するために、第一凹型面、凸型面1a、1b、第二凸型面2b第二凹型面2aとがそれぞれ隣接状に形成されており、第一凹型面1aと第二凸型面2b同士、第一凸型面1bと第二凹型面2a同士を互いに突き合わせ、これら突き合わせ部のあいだに、図示しないて射出手段により樹脂材を射出(一次射出)することにより、一対の一次成型体(ハウジング部とレンズ部)がそれぞれ成型されるように設定されている。そして、前記一対の一次成型体を、第一、第二金型1、2の凹型面1a、2aにそれぞれ保持した状態で、第一金型1に対して第二金型2を離間する方向に移動せしめ、さらに、一次成型体同士が互いに対向する位置関係となるよう第二金型2を左右方向に移動し、再び第一、第二金型1、2同士を互いに突き合わせて、射出手段により樹脂材を射出(二次射出)することで中空状の成型体(二次成型体、サイドターンランプ)が成型されるように構成されるが、該構成は、従来通りの中空体成型方法に基づくものとなっている。
そして、本実施の形態では、固定型である第一金型1に本発明の作動装置4が設けられており、金型本体部1cの左右両側部に、本発明の案内体に相当する左右のガイドレール5、6がそれぞれ下方に向けて延出形成されている。
一方、右ガイドレール6は、第一金型本体部1cの右側面に固定される固定片6aと、該固定片6aの第二金型2側を向く対向部に一体的に設けられ、左ガイドレール5のガイド片5cとは線対称状のガイド溝6bを備えたガイド片6cとにより構成され、ガイド体6bの下端部は固定架台に固定されるように設定されている。
まず、第一、第二金型1、2同士を、第一凹型面1aに対して第二凸型面2b、第一凸型面1bに対して第二凹型面2aをそれぞれ対向させる状態から、第二金型2を第一金型1に近接させる移動をして、第一、第二金型1、2を互いに突き合わせた状態として一次成型体(ハウジング部とレンズ部)を成型し、一次成型体であるハウジング部を第一金型凹型面1aに保持し、レンズ部を第二金型凹型面2aに保持した状態とし、第二金型2を第一金型1から離間させる。
一方、第一、第二金型1、2により一次成型体を成型する工程において、作動装置4(支持ボックス7)は、図1、2に示すように、第一、第二金型1、2の両者に干渉することのない非作用位置に位置して、作動待機状態となるように設定されており、この非作用位置(作動待機状態)において、作動アーム8の先端部8bに端子部材、バルブを保持させる。そして、第一、第二金型1、2同士が離間することにタイミングを合わせて駆動モータ5gを所定時間のあいだ回転駆動してガイドポール5fを所定方向に回転することにより、図3、4、5、6に示すように、支持ボックス7の移動用突片7eがガイドポール5fに対して相対回転し、作動装置4(支持ボックス7)が第一金型1に対向する作用位置まで上方移動する。この状態において、作動アーム8が所定の作動を行なうことにより、先端部8bに保持された端子部材、バルブを第一金型凹型面1aに保持されるハウジング部に挿入組み込みし、その後、駆動モータ5gを逆方向に所定時間のあいだ回転駆動してガイドポール5fを反対方向に回転することにより、作動装置4が第一金型1に対向する作用位置から前記非作用位置に下方移動するように設定されている。
前記第二の実施の形態において、第一、第二金型1、2の基本構成は前記第一の実施の形態と同様であり、同様の符号を付すことで説明を省略する。第二の実施の形態の案内体9は、前記第一の実施の形態と同様に固定側の金型である第一金型1に設けられるが、前記案内体9は、上下一対に構成されており、金型本体1cの上下縁部から左右方向一方に延出する状態で形成されている。そして、案内体9に移動自在に案内される作動装置10は、案内体9に沿って左右方向に移動するように構成され、第一金型1に対向する作用位置と、第一金型1の一側方に変位して第一、第二金型1、2に干渉しない非作用位置とに変位するように構成されている。尚、作動装置10の案内体9による移動構成は、前記第一の実施の形態と同様に、案内体9に形成されたガイド溝9aと、作動装置10を構成する支持ボックス11に形成されたガイド溝10aとによるスライド移動により構成されるが、支持ボックス11をスライド移動させる駆動装置は、前記第一の実施の形態と同様の螺軸構成を用いることもできるが、別途汎用の構成を用いることも可能であり、本実施の形態では図示するのを省略する。
そしてこの場合でも、第一、第二金型1、2により一次または二次射出がなされるあいだは非作用位置に位置して第一、第二金型1、2に干渉することはなく、第二金型2が第一金型1から離間した状態で、作動装置10を必要とするタイミングになると作用位置に移動させ、支持ボックス11に搭載される作動アーム12が所定の作業を行なうことで、第一金型1に成型される成型体に対して所定の作動を行なうように設定されており、この場合でも、作動装置10に搭載される作動アーム8の形状をコンパクト化できるとともに、作動装置10による作動を精度よく、かつ、正確に行なうことができる。
また、作動装置としては、支持ボックスに搭載される装置をマジックハンドに限定することはなく、例えば成型体を成膜するための成膜装置としてもよく、要は、型移動を伴う成型体の成型工程で、成型体に対して何らかの作動を行なうために必要な装置を支持ボックスに搭載して構成することができる。
1a 第一凹型面
2 第二金型
3 ベース体
4 作動装置
5 左ガイドレール
5b ガイド溝
5f ガイドポール
6 右ガイドレール
7 支持ボックス
7d ガイド受け溝
7e 移動用突片
7f 螺子孔
8 作動アーム
Claims (2)
- 少なくとも金型面同士の対向方向の離接移動が相対的に行なわれるように構成され、成型体を成型するための型面が形成された第一、第二の金型と、成型体を射出成型するための射出手段とを備えた射出成型装置において、第一、第二何れか一方の金型に案内体を設ける一方、該案内体に、金型に保持される成型体に任意の作動をする作動装置を移動自在に設けたことを特徴とする射出成型装置。
- 作動装置は、第一、第二金型の型移動にタイミングを合わせて金型に対向する作用位置と、金型に干渉しない非作用位置とのあいだを移動するように構成されている請求項1に記載の射出成型装置。
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2007
- 2007-05-24 JP JP2007137375A patent/JP5183968B2/ja active Active
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