JP2008089256A - ダンパー装置 - Google Patents

ダンパー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008089256A
JP2008089256A JP2006272127A JP2006272127A JP2008089256A JP 2008089256 A JP2008089256 A JP 2008089256A JP 2006272127 A JP2006272127 A JP 2006272127A JP 2006272127 A JP2006272127 A JP 2006272127A JP 2008089256 A JP2008089256 A JP 2008089256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
baffle
output member
drive unit
frame
portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006272127A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008089256A5 (ja
Inventor
Noriyuki Akaha
徳行 赤羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP2006272127A priority Critical patent/JP2008089256A/ja
Priority to US11/866,690 priority patent/US7735802B2/en
Publication of JP2008089256A publication Critical patent/JP2008089256A/ja
Publication of JP2008089256A5 publication Critical patent/JP2008089256A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/08Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
    • F24F13/10Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers
    • F24F13/14Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre
    • F24F13/1426Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre characterised by actuating means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/08Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
    • F24F13/10Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers
    • F24F13/14Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre
    • F24F13/1426Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre characterised by actuating means
    • F24F2013/1446Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre characterised by actuating means with gearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/08Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
    • F24F13/10Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers
    • F24F13/14Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre
    • F24F13/1426Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre characterised by actuating means
    • F24F2013/1473Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre characterised by actuating means with cams or levers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D17/00Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
    • F25D17/04Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
    • F25D17/042Air treating means within refrigerated spaces
    • F25D17/045Air flow control arrangements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/6851With casing, support, protector or static constructional installations

Abstract

【課題】幅方向の寸法を圧縮できるダンパー装置を提供すること。
【解決手段】ダンパー装置1において、出力部材6は駆動ユニット5から出力穴部513を貫通し、バッフル4と係合し、直線的な進退動作によりバッフル4に回転動作を行わせる。ここで、前記係合部は、前記出力穴近部を貫通する個所における出力部材の移動延長軸から離間し、前記バッフルの回転軸は前記係合部の移動延長軸から離間することにより、幅方向寸法を増大させることなくバッフルを回転動作可能となる。

【選択図】 図2

Description

本発明は、流体の通路をバッフルで開閉するダンパー装置に関するものである。
冷蔵庫やエアコンなどにおいて流体が通る通路の開閉に用いられるダンパー装置は、フレームと、このフレームに回転可能に支持されたバッフルと、このバッフルを回転駆動する駆動ユニットとを有しており、バッフルを回転させて、流体が通る通路を開閉する。このため、ダンパー装置では、バッフルの回転軸に駆動ユニットを連結してバッフルを回転駆動する構成が採用されることが多い(特許文献1参照)。
実開昭64−048571号公報
しかしながら、バッフルの回転支持部に駆動ユニットを連結した構造を採用すると、バッフルの回転中心軸線上に駆動ユニットが配置されるため、ダンパー装置のバッフル回転軸方向の寸法が大きくなるという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、バッフル回転軸方向の寸法を圧縮できるダンパー装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、フレームと、該フレームに回転可能に支持されたバッフルと、該バッフルを回転駆動する駆動ユニットとを有し、前記バッフルにより、流体が通る通路を開閉するダンパー装置において、前記フレームは、前記バッフルが当接または離間することによって、前記流路を閉状態または開状態とする開口部を備え、前記駆動ユニットは、先端側が前記バッフルとの係合部を構成し、前記バッフルに対して直線的に進退することにより該バッフルを回転駆動する出力部材と、該出力部材を進退させる駆動部を備え、前記駆動部と前記バッフル側との間には前記出力部材が連通可能な出力穴部を設けた壁部が構成され、前記出力部材は、前記出力穴部を経て前記係合部によって前記バッフルと係合し、前記係合部は、前記出力穴部を貫通する個所における出力部材の移動延長軸から離間することを特徴とする。
本発明では、出力部材の進退動作によりバッフルに回転動作を行わせるため、バッフルの回転中心軸線上に駆動ユニットを配置される必要がなく、バッフル回転軸方向の寸法を圧縮することができる。しかも、出力穴部を貫通する個所における出力部材の移動延長軸と係合部が離間しているため、出力穴部の位置によって係合部の位置が規制されることがなく、設計上の自由度を向上させることができる。
本発明では、前記バッフルの回転軸は前記係合部の移動延長軸から離間し、前記開口部を含む平面と平行であることが好ましい。
本発明において、前記係合部の移動延長軸は、前記出力穴近部を貫通する個所における出力部材の移動延長軸よりも、前記バッフルの回転軸から離間していることが好ましい。このように構成すると、係合部とバッフルの回転軸を離間して配設することが可能となり、前記出力穴近部を貫通する出力部材の移動延長軸上でバッフルと出力部材を係合させた場合に比べ、バッフルを回転駆動するためのトルクを低減することができる。
本発明では、前記バッフルの回転軸は、前記出力穴近部を貫通する個所における出力部材の移動延長軸上または近傍に構成されていてもよい。このように構成すると、前記係合部を出力部材の移動延長軸上から離間させることにより、前記係合部を前記バッフルの回転軸から離間させることができ、バッフルを回転駆動させることが可能となる。しかも、バッフルの出力部材側のスペースが出力部材で分断されることがなく、スペースを有効に使うことが容易になる。
本発明において、前記係合部は、前記出力部材に構成された屈曲部によって前記出力穴近部を貫通する個所における前記出力部材の移動延長軸から離間することことが好ましい。
本発明において、前記壁部は、前記駆動部が保持されたケースに構成され、該ケースは、前記出力部材の少なくとも一部と係合可能な直動ガイド部を備え、前記直動ガイド部は前記出力部材を直動するように規制することが好ましい。このように構成すると、出力部材はケースに構成された出力穴よりバッフル側にて、係合部が出力穴部を貫通する個所における出力部材の移動延長軸から離間するため、出力穴部と係合部の位置に関わらず、ケースにおける出力穴部の位置や直動ガイド部を変更する必要がない。そのため、出力穴部と係合部の位置にかかわらず、ケースを変更する必要がない。
本発明において、前記出力部材の少なくとも一部は、前記ケース内壁に隣接されて配設されることが好ましい。出力部材がケース内壁に隣接して配設されることにより、出力部材に近接するケース壁面に形成された直動ガイド部の剛性を高めることが容易になる。
本発明において、前記出力穴部を貫通する個所における出力部材の移動延長軸から前記係合部の移動延長軸が離間する方向において、前記駆動ユニットの幅は、前記フレームの幅に含まれることが好ましい。前記出力穴部を貫通する個所における出力部材の移動延長軸から前記係合部の移動延長軸が離間する方向において、駆動ユニットがフレームの幅よりはみ出すことがないため、装置のサイズを縮小できる。
本発明では、出力部材の進退動作によりバッフルに回転動作を行わせるため、バッフルの回転中心軸線上に駆動ユニットを配置される必要がなく、バッフル回転軸方向の寸法を圧縮することができる。しかも、出力穴部を貫通する個所における出力部材の移動延長軸と係合部が離間しているため、出力穴部の位置によって係合部の位置が規制されることがなく、設計の自由度を向上させることができる。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
(ダンパー装置の基本構成)
図1(a)、(b)はそれぞれ、本発明を適用したダンパー装置の背面側を斜め上方からみた斜視図、および斜め下方からみた斜視図である。図2は、図1に示すダンパー装置の縦断面図である。図3は、図1に示すダンパー装置のバッフルユニットをフレームとバッフルとに分解した状態の説明図である。なお、図3では、バッフルから緩衝部材を外した状態で示してある。
図1および図2に示すダンパー装置1は、冷蔵庫内で貯蔵室への冷気の供給を制御するための装置であり、概ね、フレーム3内にバッフル4を備えたバッフルユニット2と、バッフルユニット2の下面に連結された駆動ユニット5とから構成されている。バッフルユニット2において、フレーム3は、矩形の上板部31、矩形の左右の側板部32L、32R、矩形の底板部34および後板部35を備えたケース形状を有している。底板部34の後端部において、幅方向の中央位置には、後述する出力部材6を通す切り欠き340が形成され、その両側位置には、後述するフック部67L、67Rが係合する切り欠き341L、341Rが形成されている。フレーム3は、その内側に、底板部34に対して対向する水平中板部381を備えており、水平中板部381の後端側にも、幅方向の中央位置に、後述する出力部材6を通す切り欠き380が形成されている。水平中板部381は、垂直中板部385および2枚の垂直側板部32L、32Rによって側板部32L、32Rおよび底板部34に連結されており、2枚の垂直中板部385の間には、後述する出力部材6が通る隙間が形成されている。なお、水平中板部381と底板部34との間は、垂直中板部385によって前後方向で塞がれている。
底板部34の下面には、下方に突出した連結板部371が形成されており、この連結板部371に対して、駆動ユニット5の前端面の上端側が当接し、ネジにより締結されている。なお、連結板部371と底板部34とは三角形の補強板部372で連結されている。
本形態において、フレーム3は、前面部が完全に開放状態にあるとともに、後面部では、後板部35が上方位置のみを覆っている。また、フレーム3の内部では、上板部31、側板部32L、32Rおよび底板部34の各内面から内側に突出するように斜め上向きの矩形枠部36が形成されており、フレーム3は、前後方向で矩形枠部36の開口部30を介して貫通している。矩形枠部36の先端部は尖った形状でバッフル4の方に向かっている。
本形態において、フレーム3の後面部は駆動ユニット5の後側端板52側と同一面をなし、駆動ユニット5の後側端板52と逆の面にはモータ50が配設され、フレーム3の前面部よりモータ50が突出することがない。そのため、前記出力穴部を貫通する個所における出力部材の移動延長軸から前記係合部の移動延長軸が離間する方向において、前記駆動ユニットの幅を、前記フレームの幅に含めることが可能となり、幅方向の寸法を圧縮することができる。なお、本形態ではフレーム3の後面部と駆動ユニット5の後側端板52側を同一面としたが、同一平面でなくともよい。
このようにして、フレーム3の内側には、流体が通る通路が形成されており、バッフル4は、開口部30を開閉することにより、流体の流れを制御する。本形態において、バッフル4は、開口部30の前側(矩形枠部36の前面側)において、水平軸線(回転中心軸線C)周りに回転可能にフレーム3に支持されており、バッフル4は、水平軸線に回転して、図2に実線で示す閉姿勢と、図2に点線で示す開姿勢とに切り換えられる。バッフル4は、樹脂製の箱型のバッフルプレート41と、このバッフルプレート41の後面側に固着されたゴム製など緩衝部材49とを備えており、緩衝部材49の側を開口部30に向けて配置されている。
図2および図3に示すように、バッフル4の後面側には、幅方向の略中央領域に2つのアーム部45L、45Rが設けられており、2つのアーム部45L、45Rは、回転中心軸線Cからずれた位置で前後方向に平行に延びている。アーム部45L、45Rは各々、バッフル4から後方へ突出する突出部分453と、この突出部分453からバッフル4の回転中心軸線Cに対して交差する前後方向に延びてバッフル4の後面側に溝81L、81Rを形成するレール部分451とを備えている。さらに、アーム部45L、45Rは各々、レール部分451に対して一定の間隔をあけて平行に延びたレール部分452を備えており、これらのレール部分451、452同士は、一方端で連結されてU字形状になっている。ここで、2本のレール部分451、452のうち、一方のレール部分452がバッフルプレート41側に固着され、他方のレール部分451は、バッフル4の後端面で浮いた状態にある。
本形態において、2つのアーム部45L、45Rは各々、U字形状の連結部分(突出部分453)が回転中心軸線Cから遠い位置にあって、開放端810が回転中心軸線Cに近い位置にある。このため、2本の溝81L、81Rは各々、回転中心軸線Cに近い方に位置する一方の端部は、溝81L、81Rの長さ方向で開放端810になっており、回転中心軸線Cに遠い方に位置する他方の端部は閉じている。
(回転支持部の構成)
図4は、図1に示すダンパー装置においてフレームにバッフルを取り付ける方法を示す説明図である。なお、図4において、(a)、(b)は各々、フレームおよびバッフルの横断面図および縦断面図であり、(c)、(d)は各々、フレームにバッフルを装着する途中の様子を示す横断面図および縦断面図であり、(e)、(f)は各々、フレームにバッフルを装着し終えた様子を示す横断面図および縦断面図であり、(a)、(c)、(d)は、図4(b)のA−A′線での断面図に相当する。
本形態において、バッフル4がフレーム3に回転可能に支持された構造とするにあたって、図2、図3および図4を参照して説明する以下の構造が採用されている。まず、図2、図3および図4(a)に示すように、バッフル4では、バッフルプレート41の後端側において、左右の側面部42L、42Rの各々から側方には円柱状の軸部40L、40Rが突出している。これに対して、フレーム3において、左右の側板部32L、32Rの各々の内面には、その後端近傍の上方位置に軸穴30L、30Rが形成されており、左右の軸部40L、40Rが左右の軸穴30L、30Rに各々、嵌ることにより、第1の回転支持部9L、9Rおよび第2の回転支持部がフレーム3の後端近傍に構成されている。
ここで、左右の軸部40L、40Rは各々、バッフルプレート41の左右の側面部42L、42Rの後端部に形成されており、左右の側面部42L、42Rは各々、後端部分から前方の途中位置まで延びたスリット43L、43Rによりバッフルプレート41の本体部分から部分的に分離されている。このため、左右の側面部42L、42Rの後端部は各々、板バネ状に左右方向に変形可能であり、左右の軸部40L、40Rは各々、軸部40L、40Rの軸線方向に変位可能である。
フレーム3において、左右の側板部32L、32Rでは、軸穴30L、30Rが形成されている領域が他の領域に比して板厚が厚くなっている。このため、左右の軸穴30L、30Rは各々、有底穴あるが、十分な深さ寸法を備えている。なお、左右の軸穴30L、30Rは各々、有底穴あるため、側板部32L、32Rの内面では開口しているが、外表面には貫通していない。
左右の側板部32L、32Rにおいて、軸穴30L、30Rの周りは、その前側部分を除く部分が台状の突部325で囲まれている。また、突部325は、上板部31の下面に対して所定の隙間を介して対向する位置まで略水平に延びており、上板部31の下面と対向するガイド壁326を備えている。このため、フレーム3には、突部325の内面(ガイド壁326)と上板部31の下面とによって、軸穴30L、30Rに軸部40L、40Rを嵌める際に、軸部40L、40Rの側面を摺動させながら案内するガイド部90L、90Rが形成されている。また、左右の側板部32L、32Rでは、軸穴30L、30Rが形成されている領域が他の領域に比して板厚が厚くなっているが、その端縁は、軸穴30L、30Rに向けて高くなるテーパ面328になっており、このテーパ面328の高所に対して同一高さ位置で連続する面で軸穴30L、30Rが開口している。
(フレームへのバッフルの連結方法)
このように構成したフレーム3およびバッフル4を用いてバッフルユニット2を組み立てる際には、図3および図4(a)、(b)に示すように、フレーム3の前側からバッフル4を差し込む。その際、バッフル4の軸部40L、40Rをフレーム3の上板部31の下面に摺動させる。その結果、図4(c)、(d)に示すように、軸部40L、40Rがガイド部90L、90Rに入り込んだ際、軸部40L、40Rの先端部は、側板部32L、32Rのテーパ面328により押されて、側面部42L、42Rの後端部分が内側に撓み、軸部40L、40Rは、内側に変位しながら軸穴30L、30Rに向かう。また、軸部40L、40Rの側面は、突部325のガイド壁326および上板部31の下面からなるガイド部90L、9Rに案内されて軸穴30L、30Rに向かう。
そして、図4(e)、(f)に示すように、軸部40L、40Rが軸穴30L、30Rと重なる位置まで到達すると、側面部42L、42R分の後端部分は、内側に撓んだ状態から復帰し、軸部40L、40Rは外側に向けて変位する。その結果、軸部40L、40Rが軸穴30L、30Rに嵌り、バッフル4をフレーム3に対して回転可能な状態に支持する第1の回転支持部9Lおよび第2の回転支持部9Rが構成される。
このように、本形態では、軸部40L、40Rが軸線方向に弾性をもって変位可能であるため、軸部40L、40Rを軸穴30L、30Rに嵌める際、軸部40L、40Rが嵌め合い方向と逆方向に変位するので、軸部40L、40Rを軸穴30L、30Rに容易に嵌めることができる。また、軸部40L、40Rを軸穴30L、30Rに嵌めた後、軸部40L、40Rまたは軸穴30L、30Rが元の位置に戻ろうとするので、軸部40L、40Rが軸穴30L、30Rに嵌った状態を保持することができる。しかも、軸部40L、40Rを軸穴30L、30Rに嵌め込む際に軸部40L、40Rの先端部がテーパ面328に摺動し、軸部40L、40Rは、嵌め合い方向と反対側に変位した後、軸穴30L、30Rに嵌る方向に急速に変位して軸穴30L、30Rに嵌る。従って、軸部40L、40Rを軸穴30L、30Rに嵌める際、クリック感が得られるとともに、軸部40L、40Rが軸穴30L、30Rに嵌った以降、軸部40L、40Rが抜け出ない。
また、本形態では、フレーム3には、軸穴30L、30Rに向けて軸部40L、40Rの側面を摺動させながら案内するガイド部90L、90Rが形成されているため、軸穴30L、30Rの位置を直接、見ることができない場合でも、軸部40L、40Rを軸穴30L、30Rに容易かつ確実に嵌めることができる。
さらに、フレーム3は、軸穴30L、30Rの形成領域がその周りの領域に比して板厚が厚くなっているため、フレーム3側に軸穴30L、30Rを形成するにあたって、十分な深さを有する軸穴30L、30Rを形成することができ、軸部40L、40Rが軸穴30L、30Rに確実に嵌った構造を実現することができる。また、軸穴30L、30Rの形成領域の板厚のみをその周りの領域に比して厚くしたため、フレーム3全体を厚くする必要がない。しかも、軸穴30L、30Rは、フレーム3の外表面に貫通しない有底穴からなり、フレーム3の外表面で軸穴30L、30Rが塞がっているので、軸穴30L、30R内に外部から異物が入り込んでバッフル4の回転が妨げられる、という事態を回避することができる。それ故、ダンパー装置1の信頼性を向上することができる。
(駆動ユニット5)
図5(a)、(b)、(c)は、図1に示すダンパー装置においてバッフルユニットに駆動ユニットを連結する方法を示す説明図、駆動ユニットの斜視図、および駆動ユニットに形成したリブ状の突起の説明図である。図6(a)、(b)は、バッフルユニットに駆動ユニットを連結する方法を示す駆動ユニットの断面図、駆動ユニットから後側端版を外した図である。
駆動ユニット5では、上面がバッフルユニット2の底板部34の下面に当接する有底角筒状のケース51と、このケース51の後側開口を塞ぐ後側端板52とによってハウジング53が構成されており、ハウジング53の前端面外側にはAC同期モータなどのモータ50が固定されている。ハウジング53の上面からは、軸状の出力部材6が突出している。出力部材6をハウジング53から突出させるにあたって、壁部としてのケース51の上面に形成された切り欠きおよび後側端部よって形成された出力穴部としての開口部513がハウジング53の後端面側に形成されている。ケース51に対して後側端板52を固定するにあたっては、後側端板52に複数の係合板部521を形成し、これらの係合板部521の穴をケース51の側面に形成した突起511に係合させる。
本形態の駆動ユニット5では、ハウジング53の内部に、モータ50から出力部材6への駆動力伝達機構が構成されている。本形態において、駆動力伝達機構は、モータの回転を減速して伝達する減速歯車列70や、ラック−ピニオンを用いた回転直動変換機構などを備えており、モータ50の回転によって、出力部材6に対して、軸線方向の進退動作を直線的に行わせる。
減速歯車列70において、モータ50の出力軸と一体に構成されたモータピニオン72は、1番歯車73の大歯車と噛合し、1番歯車73の大歯車と一体である1番歯車73の小歯車は2番歯車74の大歯車と噛合し、2番歯車74の大歯車と一体である2番歯車73の小歯車は3番歯車75の大歯車と噛合し、3番歯車75の大歯車と一体である3番歯車75の小歯車は4番歯車76と噛合し、4番歯車76はカム歯車77の5番歯車772と噛合し、5番歯車772と一体に構成された駆動歯部771は出力部材6のラック64L、64Rと噛合し、ラック64L、64Rは連結部66によって一体に構成される。
モータ50の駆動によりカム歯車77が図6(b)におけるCCW方向に回転すると、駆動歯部771はラック64L、64Rのいずれとも噛合せず、ラック64L、64Rはロッキングディスク774と噛合することにより移動を規制された状態から、ラック64L、64Rとロッキングディスク774の噛合が外れ、駆動歯部771はラック64Lと噛合し、出力部材6を上昇させる。さらにカム歯車77がCCW方向に回転すると、駆動歯部771とラック64Lの噛合が外れ、ラック64L、64Rはロッキングディスク774と噛合することにより移動を規制される。さらにカム歯車77がCCW方向に回転すると、ラック64L、64Rとロッキングディスク774の噛合が外れ、駆動歯部771はラック64Rと噛合し、出力部材6を下降させる。さらにカム歯車77がCCW方向に回転すると、駆動歯部771とラック64Rの噛合が外れ、ラック64L、64Rはロッキングディスク774と噛合し、図6(b)で示す状態に戻る。
一方、カム歯車77には、5番歯車772の後側端板52側に駆動歯部771とロッキングディスク774が一体に配設され、5番歯車772のモータ50側にはスイッチカム773が一体に構成され、スイッチカム773のカム面にはケース51によって保持されたスイッチ切片78aと78bが配設され、スイッチ切片78aと78bはカム歯車の回転角度によって、離間による電気的な開状態と、当接による電気的な閉状態をなすことでカム歯車の回転角度を検出することができる。
出力部材6は、ハウジング53から上方に直線的に突出した棒状部分61と、この棒状部分61からさらに上方に延びた後、斜め前方に折れ曲がった前傾部分62とを備えており、前傾部分62の先端部には、バッフル4との係合部である、左右両側に張り出した丸棒状の2つのスライダ部63L、63Rが形成されている。スライダ部63L、63Rは、溝81L、81Rに各々嵌ってスライド機構10L、10R(バッフル4と駆動ユニット5との機構的な連結部分)を構成しており、かかるスライド機構10L、10Rは、図4などを参照して説明した第1の回転支持部9Lおよび第2の回転支持部9Rよりも幅方向の内側位置にあって、かつ、回転中心軸線Cから離間した位置にある。
出力部材6において、棒状部分61はハウジング53の上面後側に配設された開口部513を貫通し、棒状部分61が開口部513を貫通する個所における棒状部分61の後述する移動延長軸Dは、回転中心軸線Cに近接している。
出力部材6において、棒状部分61と前傾部分62との境界部分には円盤状の鍔部69が形成されており、出力部材6において、先端側から棒状部分に向けて水滴などが伝わってハウジング53内に侵入することを阻止する構造が採用されている。
出力部材6において、棒状部分61と前傾部分62の連結部内側は、周囲よりも厚みを持って形成されているので、進退動作による出力部材6の破損を防ぐことができる。
出力部材6の側面には図示されていないが、軸方向に向かって溝部が形成されているので、出力部材6の曲げに対する強度が増し、進退動作による出力部材6の破損を防ぐことができる。
図7(a)、(b)は、出力部材が後側端板に形成された直動ガイド部によって直動駆動される説明図、出力部材の直動ガイド溝と直動ガイド部との係合部における断面図である。
ラック64L、64Rのケース51および後側端板52と対向する面にはラック溝部65が出力部材6の軸方向に構成され、ケース51には直動ガイド部512が構成され、後側端板52には直動ガイド部522が出力部材6の軸方向に構成され、ラック溝部65は直動ガイド部512と直動ガイド部522とに係合されるとともに、出力部材6の軸方向に摺動可能に保持されることにより、出力部材6は直線的な進退動作を行う。
(駆動ユニット5とバッフルユニット2との連結構造)
このように構成した駆動ユニット5をバッフルユニット2の下面に連結させるにあたっては、図5(a)に示すように、出力部材6の先端部に形成されているスライダ部63L、63Rを溝81L、81Rの開放端810側から溝81L、81Rの内側に差し込み、スライド機構10L、10Rを構成する。
次に、スライダ部63L、63Rを中心にして駆動ユニット5を下方に回転させて駆動ユニット5のハウジング53をフレーム3の下方位置に潜り込ませる。そして、フレーム3の連結板部371と駆動ユニット5のハウジング53の前端面とをネジにより締結する。
このような連結方法で駆動ユニット5とバッフルユニット2とを連結する際、本形態では、図1、図2および図5を参照して以下に説明するように、駆動ユニット5とバッフルユニット2のフレーム3との間には、双方の係合により互いの相対位置を規定する位置決め機構11と、一方が他方に嵌ってフレーム3と駆動ユニット5とを連結させる連結機構12L、12Rが構成されている。
本形態では、図1、図2および図5(b)に示すように、位置決め機構11を構成するにあたって、駆動ユニット5のハウジング53の上面において出力部材6が突出している根元部分には矩形の座部510を突出させてある。一方、バッフルユニット2のフレーム3において、底板部34の後端縁には、座部510と略同一寸法の矩形の切り欠き340が形成されている。このため、駆動ユニット5とバッフルユニット2とを連結させる際、切り欠き340に座部510が嵌ることにより、駆動ユニット5とバッフルユニット2との位置決めが行われる。従って、ダンパー装置1を組み立てる際、フレーム3側および駆動ユニット5を別々に組み立てた後、フレーム3と駆動ユニット5とを高い位置精度をもって容易かつ確実に連結することができる。また、位置決め機構11を構成するにあたって、底板部34では、座部510が嵌る切り欠き340が後端縁に形成されているので、座部510を嵌めやすいとともに、底板部34が切り欠かれる部分が最小限で済む。
また、本形態では、図1、図2および図5(b)に示すように、連結機構12L、12Rを構成するにあたって、駆動ユニット5のハウジング53の上面(後側端板52の上端部)には、ハウジング53の上面から所定の寸法だけ上方に突出した後、屈曲部62により前方に屈曲したフック部67L、67Rが形成されており、フック部67L、67Rの先端部とハウジング53の上面との間には、フレーム3の底板部34よりやや狭い隙間が空いている。また、フレーム3の底板部34にはフック部67L、67Rが嵌る切り欠き341L、341Rが形成されている。このため、駆動ユニット5とバッフルユニット2とを連結させる際に、フック部67L、67Rが切り欠き341L、341Rに嵌るように、フレーム3の底板部34をフック部67L、67Rの先端部とハウジング53の上面との間に差し込むと、フック部67L、67Rが上方に撓むとともに、その形状復帰力によって、フレーム3の底板部34がフック部67L、67Rの先端部とハウジング53の上面との間に挿入された状態が保持される。従って、ダンパー装置1を組み立てる際、多くの部品および工数を用いて、フレーム3と駆動ユニット5とを連結する必要がない。
また、本形態において、フック部67L、67Rの先端部の下面には、図5(c)に示すように、フレーム3の底板部34の嵌め込み方向に延びたリブ状の突起670が形成されている。このため、フレーム3の底板部34をフック部67L、67Rの先端部とハウジング53の上面との間に差し込むと、リブ状の突起670が、この嵌め込み方向と直角に交差する方向に押し潰されるので、その分、駆動ユニット5とバッフルユニット2とを強固に連結される。
図8は、図1に示すダンパー装置において、出力部材の移動方向と、バッフルの回転中心軸線と出力部材とバッフルの係合部の関係を示す説明図である。
本形態において、図8で示すように、バッフル4の回転中心軸線Cは、出力部材6が開口部513を貫通する個所における進退動作延長軸である移動延長軸Dに近接している。
(動作)
本形態のダンパー装置1では、図2に実線で示す状態では、出力部材6が下降してバッフル4が開口部30(冷気の通路)を閉鎖する閉位置にあり、この状態でスライダ部63L、63Rは、溝81L、81R内で回転中心軸線Cから最も離れた位置にある。この状態から、出力部材6が上昇すると、バッフル4は、レール部分452が上方に押されて回転中心軸線C周りに回転し、図2に点線で示す開位置に移動する。この状態で、バッフル4は、開口部30を開放しており、その間に、スライダ部63L、63Rは、溝81L、81R内を回転中心軸線Cに接近する方向に移動する。
このような状態から、出力部材6が再度、下降すると、バッフル4は、アーム部45L、45R(レール部分)が下方に押されて回転中心軸線C周りに回転し、図2に実線で示す閉位置に戻る。その間に、スライダ部63L、63Rは、溝81L、81R内を回転中心軸線Cから離間した位置に移動する。
ここで、溝81L,81Rは、バッフル4が開口部30を開閉動作を行う間にスライダ部63L、63Rが移動する範囲よりも十分に長く設定されている。このため、部品寸法や組み立て寸法にばらつきがあっても、スライダ部63L、63Rが溝81L,81Rから脱落することがない。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、出力部材6の進退動作によりバッフル4に回転動作を行わせるため、バッフル4を直接、回転駆動する構成と比較して、構成の簡素化を図ることができる。また、出力部材6の進退動作によりバッフル4に回転動作を行わせるため、駆動ユニット5とバッフル4との機構的な連結部は、バッフル4の回転中心軸線Cから離間した位置に構成すればよく、回転支持部9L、9Rでバッフル4を駆動する必要がない。それ故、回転中心軸線Cの延長線上に駆動ユニット5を配置する必要がないので、ダンパー装置1の幅寸法を圧縮することができる。
また、本形態では出力部材6を屈曲させることにより、駆動ユニット5とバッフル4との機構的な連結部を、出力部材6がハウジング53を貫通する開口部513における移動延長軸Dから離間させたため、駆動ユニット5とバッフル4との機構的な連結部10L、10Rと開口部513の位置とを同一鉛直線上に配設する必要がないので、設計の自由度を向上させることができる。それ故、駆動ユニット5をフレーム3の幅寸法から突出しない構成が容易になり、ダンパー装置1の厚み寸法を圧縮することができる。
また、本形態において、バッフル4との係合部である2つのスライダ部63L、63Rの進退動作における移動延長軸Eは、バッフル4の回転中心軸線Cよりも出力部材の開口部513近傍における移動延長軸Dから離間している。そのため、小さなトルクでバッフル4を回転駆動することができる。
また、本形態では、スライダ部63L、63Rが溝81L、81R内を移動可能にして、出力部材6の進退動作をバッフル4の回転動作に変換する構成を採用するにあたって、溝81L、81Rの一方が開放端810になっているため、ダンパー装置1を組み立てる際、溝81L、81Rの開口端からスライダ部63L、63Rを嵌めることができるので、組み立て作業を容易かつ効率よく行うことができる。
しかも、溝81L、81Rの一方端を開放端810とするにあたって、溝81L、81Rの両端部のうち、回転中心軸線Cに近い方に位置する端部を開放端810とし、回転中心軸線Cに遠い方に位置する端部を閉塞させている。このため、バッフル4が図2に点線で示す開位置から実線で示す閉位置に移動して緩衝部材49が矩形枠部36の先端部に食い込む際、アーム部45L、45R(レール部分451)に大きな力が加わるが、その時点でスライダ部63L、63Rが位置する側では、溝81L、81Rの端部が閉塞しており、強度が大きい。それ故、アーム部45L、45R(レール部分)の変形を防止することができる。
また、バッフル4をフレーム3に回転可能に支持した構造とするにあたって、バッフル4に形成された軸部40L、40Rと、フレーム3に形成された軸穴30L、30Rとによって回転支持部9L、9Rを構成でき、かかる構成によれば、バッフル4およびフレーム3とは別体の軸受部品を用いる必要がない。それ故、部品点数が少なく済むとともに、組み立てを容易かつ効率よく行うことができる。
また、本発明に係るダンパー装置1は、あくまで、冷気が通る通路で用いられることから、温度が上昇することがない。従って、軸部40L、40Rを含めてバッフルプレート41全体、およびフレーム3を樹脂で構成しても、温度による劣化がほとんど発生せず、樹脂製とした分、ダンパー装置1の低コスト化を図ることができる。
[その他の実施の形態]
上記形態では、出力部材6の屈曲部を1箇所としたが、出力部材6には屈曲部を複数設けてもよい。
上記形態では、フレームにおける流路の流入口と流出口を対向して配設したが、流入口と流出口を直交して配設してもよい。
上記形態では、出力部材6を、前方に屈曲させたが、出力部材6を、後方に屈曲させてもよい。
上記形態では、バッフル4の回転支持部において、軸部40L、40Rの方を軸部40L、40Rの軸線方向に弾性をもって変位可能にしたが、例えば、側板部32L、32Rの弾性変形を利用して、軸穴30L、30Rの方を軸部40L、40Rの軸線方向に弾性をもって変位可能にしてもよい。また、軸部40L、40Rおよび軸穴30L、30Rの双方を軸部40L、40Rの軸線方向に弾性をもって変位可能にしてもよい。
上記形態では、バッフル4の回転支持部9L、9Rを構成するにあたって、軸部40L、40Rをバッフル4の側に形成し、軸穴30L、30Rをフレーム3の側に形成したが、軸部40L、40Rをフレーム3の側に形成し、軸穴30L、30Rをバッフル4の側に形成してもよい。
上記形態では、バッフル4と駆動ユニット5の機構的な連結部分では、溝81L、81Rがバッフル4の側に形成され、スライダ部63L、63Rが出力部材6の側に形成されている構成を採用したが、溝81L、81Rが出力部材6に形成され、スライダ部63L、63Rがバッフル4に形成されている構成を作用してもよい。但し、前者の構成を採用した方が構成の簡素化を図ることができる。すなわち、バッフル4は、元々、平板状に形成されており、溝81L、81Rを形成できるスペースがあるので、溝81L、81Rを出力部材6の側に形成する場合と比較して、構成の簡素化を図ることができる。
上記形態では、スライド機構10L、10Rがバッフル4の両面のうち、開口部30を閉鎖する際に開口部30の周りに対する当接する面側に構成されていたが、開口部30を閉鎖する際に開口部30の周りに当接する面とは反対の面側にスライド機構10L、10Rが構成されているダンパー装置に本発明を適用してもよい。
上記形態では、溝81L、81Rの一方端を開放端810とするにあたって、溝81L、81Rの両端部のうち、回転中心軸線Cに近い方に位置する一方端を開放端810とし、回転中心軸線Cに遠い方に位置する他方端を閉塞させたが、バッフル4の動作条件によっては、溝81L、81Rの両端部のうち、回転中心軸線Cに遠い方に位置する端部を開放端810とし、回転中心軸線Cに近い方の端部を閉塞させてもよい。
上記形態では、溝81L、81Rの一方端を開放端810としたが、溝81L、81Rの両端部を開放端810としてもよい。例えば、スライダ部63L、63Rの両側にレール部分を各々浮かした状態で並列配置するとともに、これらのレール部分の外側をバッフルプレート41に連結した構成を採用してもよい。
上記形態では、フレーム3と駆動ユニット5とを連結機構12L、12Rで連結した後、ネジによりフレーム3と駆動ユニット5とを締結する構成を採用したが、フレーム3と駆動ユニット5とを連結機構12L、12Rのみで連結してもよい。
(a)、(b)はそれぞれ、本発明を適用したダンパー装置の背面側を斜め上方からみた斜視図、および斜め下方からみた斜視図である。 図1に示すダンパー装置の縦断面図である。 図1に示すダンパー装置のバッフルユニットをフレームとバッフルとに分解した状態の説明図である。 図1に示すダンパー装置において、フレームにバッフルを取り付ける方法を示す説明図である。 (a)、(b)、(c)は、図1に示すダンパー装置において、バッフルユニットに駆動ユニットを連結する方法を示す駆動ユニットの断面図、駆動ユニットの斜視図、および駆動ユニットに形成したリブ状の突起の説明図である。 (a)、(b)は、図1に示すダンパー装置において、バッフルユニットに駆動ユニットを連結する方法を示す駆動ユニットの断面図、駆動ユニットから後側端版を外した図である。 (a)、(b)は、図1に示すダンパー装置において、出力部材が後側端板に形成された直動ガイド部によって直動駆動される説明図、出力部材の直動ガイド溝と直動ガイド部との係合部における断面図である。 図1に示すダンパー装置において、出力部材の移動方向と、バッフルの回転中心軸線と出力部材とバッフルの係合部の関係を示す説明図である。
符号の説明
1 ダンパー装置
2 バッフルユニット
3 フレーム
4 バッフル
5 駆動ユニット
6 出力部材
9L、9R 回転支持部
10L、10R スライド機構
11 位置決め機構
12L、12R 連結機構
30 開口部(冷気の通路)
30L、30R 軸穴
40L、40R 軸部
45L、45R アーム部
51 ケース
52 後側端板
61 出力部材の棒状部分
62 出力部材の前傾部分
64 出力部材の直動ガイド溝
63L、63R スライダ部
67L、67R 連結機構のフック部
70 減速歯車列
81L、81R スライド機構の溝
90L、90R ガイド部
328 テーパ面
340 位置決め機構の切り欠き
510 位置決め機構の座部
512 ケースの直動ガイド部
513 ケースの出力部材貫通穴(出力穴部)
522 後側端板の直動ガイド部
670 リブ状の突起
C 回転中心軸
D 移動延長軸
E バッフルと出力部材の係合部における移動延長軸

Claims (8)

  1. フレームと、該フレームに回転可能に支持されたバッフルと、該バッフルを回転駆動する駆動ユニットとを有し、前記バッフルにより、流体が通る通路を開閉するダンパー装置において、
    前記フレームは、前記バッフルが当接または離間することによって、前記流路を閉状態または開状態とする開口部を備え、
    前記駆動ユニットは、先端側が前記バッフルとの係合部を構成し、前記バッフルに対して直線的に進退することにより該バッフルを回転駆動する出力部材と、該出力部材を進退させる駆動部を備え、前記駆動部と前記バッフル側との間には前記出力部材が連通可能な出力穴部を設けた壁部が構成され、前記出力部材は、前記出力穴部を経て前記係合部によって前記バッフルと係合し、前記係合部は、前記出力穴部を貫通する個所における出力部材の移動延長軸から離間することを特徴とするダンパー装置。
  2. 請求項1において、
    前記バッフルの回転軸は前記係合部の移動延長軸から離間し、前記開口部を含む平面と平行であることを特徴とするダンパー装置。
  3. 請求項2において、
    前記係合部の移動延長軸は、前記出力穴近部を貫通する個所における前記出力部材の移動延長軸よりも、前記バッフルの回転軸から離間していることを特徴とするダンパー装置。
  4. 請求項1ないし3において、
    前記バッフルの回転軸は、前記出力穴近部を貫通する個所における前記出力部材の移動延長軸上または近傍に構成されることを特徴とするダンパー装置。
  5. 請求項1ないし4において、
    前記係合部は、前記出力部材に構成された屈曲部によって、前記出力穴近部を貫通する個所における出力部材の移動延長軸から離間することを特徴とするダンパー装置。
  6. 請求項1ないし5において、
    前記壁部は、前記駆動部が保持されたケースに構成され、該ケースは、前記出力部材の少なくとも一部と係合可能な直動ガイド部を備え、前記直動ガイド部は前記出力部材を直動するように規制することを特徴とするダンパー装置。
  7. 請求項6において、
    前記出力部材の少なくとも一部は、前記ケース内壁に隣接されて構成されることを特徴とするダンパー装置。
  8. 請求項1ないし7において、
    前記出力穴部を貫通する個所における出力部材の移動延長軸から前記係合部の移動延長軸が離間する方向において、前記駆動ユニットの幅は、前記フレームの幅に含まれることを特徴とするダンパー装置。
JP2006272127A 2006-10-03 2006-10-03 ダンパー装置 Pending JP2008089256A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006272127A JP2008089256A (ja) 2006-10-03 2006-10-03 ダンパー装置
US11/866,690 US7735802B2 (en) 2006-10-03 2007-10-03 Damper device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006272127A JP2008089256A (ja) 2006-10-03 2006-10-03 ダンパー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008089256A true JP2008089256A (ja) 2008-04-17
JP2008089256A5 JP2008089256A5 (ja) 2009-02-19

Family

ID=39259954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006272127A Pending JP2008089256A (ja) 2006-10-03 2006-10-03 ダンパー装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7735802B2 (ja)
JP (1) JP2008089256A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5954411B2 (ja) * 2012-04-10 2016-07-20 株式会社Ihi 過給機
US9279485B2 (en) * 2014-02-13 2016-03-08 Delphi Technologies, Inc. Combination linear and rotary actuator
CN105423522B (zh) * 2015-12-21 2017-11-17 珠海格力电器股份有限公司 一种导风板推出机构及空调器
CN109442718B (zh) * 2018-10-30 2020-12-29 Tcl空调器(中山)有限公司 滑动门组件和空调器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835054U (ja) * 1971-08-31 1973-04-26
JPH01200175A (ja) * 1988-02-03 1989-08-11 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫等の温度制御装置
JPH07301343A (ja) * 1994-04-28 1995-11-14 Taimei Kinzoku Kogyo Kk 平板栓
JP2005249373A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Lg Electron Inc 空調機の室内機

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2389947A (en) * 1942-12-07 1945-11-27 Manning Maxwell & Moore Inc Valve
US3119594A (en) * 1961-02-17 1964-01-28 Orbit Valve Co Swing gate valve
US3334858A (en) * 1964-07-02 1967-08-08 Robert B Hay Swinging disc valves with supplemental operator
JPS6448571U (ja) 1987-09-18 1989-03-24
US5499658A (en) * 1993-08-16 1996-03-19 Bridges; Willard P. Angled seat valve and fitting apparatus
JP3047160B2 (ja) * 1995-09-13 2000-05-29 株式会社三協精機製作所 モータ式ダンパー装置
JP2003322455A (ja) * 2002-05-01 2003-11-14 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd モータ式ダンパ装置
ATE401517T1 (de) * 2002-05-23 2008-08-15 Friatec Ag Absperrarmatur
JP4157447B2 (ja) * 2003-09-09 2008-10-01 日本電産サンキョー株式会社 ダンパー装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835054U (ja) * 1971-08-31 1973-04-26
JPH01200175A (ja) * 1988-02-03 1989-08-11 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫等の温度制御装置
JPH07301343A (ja) * 1994-04-28 1995-11-14 Taimei Kinzoku Kogyo Kk 平板栓
JP2005249373A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Lg Electron Inc 空調機の室内機

Also Published As

Publication number Publication date
US7735802B2 (en) 2010-06-15
US20080078452A1 (en) 2008-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008075971A (ja) ダンパー装置
EP2163172B1 (en) Drive for adjusting parts of seating and reclining furniture
CN103939580A (zh) 线性传动装置
JP2008089256A (ja) ダンパー装置
CN116480237A (zh) 铰链组件及具有其的冰箱
JP2014120421A (ja) アクチュエータ
JPWO2017217019A1 (ja) 扉開閉装置及びそれを備えた冷蔵庫
JP2008075972A (ja) ダンパー装置
CN108895536B (zh) 空调室内机和具有其的空调器
KR100969972B1 (ko) 슬라이딩도어의 연동장치
JP4245451B2 (ja) 車載機器用のパネル駆動装置
JP2008285934A (ja) 引戸のスライドアシスト装置
JP6082583B2 (ja) アクチュエータ
JP5161033B2 (ja) 建具
JP2007032177A (ja) フラット引戸を有する家具
KR101827938B1 (ko) 도어 로크 장치
JP2014118803A (ja) 建具
JP6068983B2 (ja) プロジェクタ用光路絞り装置
CN212390599U (zh) 空调器
JP5269656B2 (ja) 単軸ロボット
JP7441517B2 (ja) 両開き式シャッタ
KR20150121882A (ko) 스테핑 모터
CN218154754U (zh) 导风板机构及空调柜机
JP2014105517A (ja)
JP7288204B2 (ja) 直線駆動装置及びロック装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081225

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110121

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110701