JP5371479B2 - 射出成型体の製造装置 - Google Patents
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Description
この改善策として、第一、第二金型の近傍に本発明の部品組込み装置に相当する遠隔操作装置(マニピュレーター、マジックハンド)のような装置を設けて、該遠隔操作装置により、第一、第二金型の作動にタイミングを合わせてハウジング部に光源や端子部材を自動的に組込んだり、二次射出の終了後に成形されたサイドターンランプを金型から取出したりする作業をさせるようにすることが提唱されている(例えば特許文献1〜3参照)。
そこで射出成形するために設けられる一方の固定側金型に対向するようにして例えば上下方向に向く一対のガイドレール(駆動用のスパイラルレール)を設け、該ガイドレールに沿わせる状態で両持ち支持のロボットを固定金型に型持ちされる一次射出されたハウジング部に対向するよう移動させて位置決めし、しかる後、必要な部品の組込みをするようにして安定した精度の高い部品組込みができるようにすることを提唱した(特願2007−137375号)。
このものはロボットが両持ち支持されるため、安定性の高い部品組込みができるという利点はあるが、ロボットが固定金型に移動自在に設けられる構成となるるため、固定金型自体が大型化するばかりでなく、固定金型をロボット全体を支持できる特別な仕様としなければならず、コストが増大するという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
請求項2の発明は、第三ガイドレールは、半部を間においた両側に位置して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の射出成形体の製造装置である。
請求項2の発明とすることにより、ロボット部が一層安定した状態に支持されて、精度の高い部品組付けを実行することができる。
次ぎに、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図中、1はドアミラーであって、該ドアミラー1の前面側には、本発明の実施により製造されたサイドターンランプ2が組込まれている。因みに、図1には左座席側のドアミラーが示されており、図示するように前後左右が定義される。本実施の形態のサイドターンランプ2は、ハウジング部3、レンズ部4、そして光源(具体的な例として発光ダイオードを採用することができる)5aや基板5bが組込まれたインナー部材5を用いて構成されるが、インナー部材5の前面(表面)を必要において反射面にすることができる。そしてサイドターンランプ2は、後述するようにハウジング部3とレンズ部4とを一次射出した後、インナー部材5をハウジング部3に組込み、しかる後、ハウジング部3とレンズ部4とを互いに突き合わせた状態でその突合せ部に樹脂材6を二次射出して一体化することで製造することができるようになっている。
14は基台11上面に設けられる第一駆動モータであって、該第一駆動モータ14から右方に延設される駆動軸14aは、螺旋軸で構成され、そして一方(前方)の第一ガイドレール12に支持される支持体13aに形成された螺旋孔13cが噛合するように構成されている。これによって、第一可動架台13は、第一駆動モータ14が正逆駆動することに基づいて、第一ガイドレール12に沿って摺動案内される状態で射出成形装置7に対して離接移動ができるようになっている。
一方、前記射出成形装置7の位置決め体受け部9aが形成される側である可動金型9の固定金型側8の面には、前記第一可動架台13が移動して可動金型9に位置決め状に支持された状態になることに伴い、前記架台側ガイドレール20に位置合わせ状に連結する金型側ガイドレール21が設けられており、これら架台側ガイドレール20と金型側ガイドレール21とにより、本発明の第三ガイドレールを構成している。尚、架台側、金型側ガイドレール20、21により構成される第三ガイドレールは、各金型8,9により射出成形されるハウジング部3、レンズ部4が保持される部位を間においた両側に位置して設けられており、その形成位置は、固定金型8と可動金型9とが突き合わせ状に型締め(型合わせ)されたとき、固定金型8の上下に位置する部位に設けられている。
因みに本実施の形態では、インナー部材5は、第一可動架台13に設けた取付け窓13eを介し、第一可動架台13の前方から作動腕19bに組込み支持するようになっている。
そして、前記取付け作業が終了し、作動腕19bが元位置に移動すると共に、第一、第二駆動モータ14、17が逆駆動して第一、第二可動架台13、15が元位置まで移動する。これと共に、可動金型9が移動することになって、前記インナー部材5が組込まれたハウジング部3とレンズ部4とが互いに突き合わされた後(図9、10参照)、該突合せ部に樹脂材7が二次射出される。そして可動金型9が固定金型8から型離れし、製造されたサイドターンランプ2が取出される(図11参照)。
3 ハウジング部
4 レンズ部
5 インサート部材
6 二次射出される樹脂材
7 射出成形装置
8 固定金型
9 可動金型
9a 位置決め体受け部
10 部品組込み装置
11 基台
13 第一可動架台
13d 位置決め体
19 ロボット部
20 架台側ガイドレール
21 金型側ガイドレール
Claims (2)
- 少なくとも金型面同士の対向方向の離接移動が相対的に行なわれるように構成され、第一半部が支持される第一金型と第二半部が支持される第二金型とを型合わせして両半部同志の突合せ部位に樹脂材を射出して成形体を製造するための射出成形装置と、
前記両半部のうちの少なくとも一方の半部に部品を組込むための部品組み込み装置とを設けて構成される射出成形体の製造装置において、
前記部品組み込み装置は、
基台と、
該基台に設けられた第一ガイドレールに案内されて射出成形装置方向に向けて移動自在に設けられる第一可動架台と、
該第一可動架台に設けられた第二ガイドレールに案内されて射出成形装置方向に向けて移動自在に設けられる第二可動架台と、
該第二可動架台に設けられ、前記部品を半部に組込むための組込み手段とを備え、
第一可動架台と射出成形装置との間に、第一可動架台が射出成形装置側に移動したとき基台から片持ち状に突出した第一可動架台を射出成形装置に位置決め状に支持するための位置決め支持手段が設けられるとともに、
第一可動架台と射出成形装置とに、前記支持手段を介して第一可動架台が射出成形装置に支持されることに伴い連結し、組込み手段を射出成形装置に保持される半部に案内する第三ガイドレールが設けられ、
組込み手段は、前記第一可動架台が射出成形装置に支持された状態で第二可動架台が射出成形装置側に移動したとき、射出成形装置から支持を受ける状態で半部に部品を組込むように構成されていることを特徴とする射出成形体の製造装置。 - 第三ガイドレールは、半部を間においた両側に位置して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の射出成形体の製造装置。
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