JP2014067960A - 電磁アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁アクチュエータにおいて、簡素な加工で製造コストを抑制しつつ、可動鉄心を高精度に動作させる。
【解決手段】電磁弁10は、バルブボディ12の上部に設けられたハウジング40の内部に第1及び第2吸引部56、58を備え、前記第1及び第2吸引部56、58に臨むように可動鉄心46が変位自在に設けられている。そして、凹状に窪んだ第1吸引部56の内部には、非磁性材料から円筒状に形成された第1ガイド体64が装着され、可動鉄心46の第1ロッド部72を軸方向に沿って変位自在に支持している。一方、ハウジング40の下端部には、円筒状に形成された第2ガイド体80が設けられ、該第2ガイド体80によって可動鉄心46の第2ロッド部74が軸方向に沿って変位自在に支持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、燃料電池システムに用いられ、酸素及び水素ガス等の流体の流量を調整することが可能な電磁アクチュエータに関する。
従来から、ソレノイドの励磁作用下に変位する可動鉄心を有し、前記可動鉄心の変位によって弁体を開閉動作させることで流体通路の連通状態を切り換える電磁弁が知られている。この電磁弁は、例えば、特許文献1に開示されるように、巻回されたコイルを有した電磁アクチュエータを駆動源として備え、前記コイルに通電することによって前記電磁アクチュエータが励磁され、可動鉄心を固定鉄心側へと吸引して変位させる。これにより、例えば、電磁アクチュエータを用いた電磁弁では、可動鉄心に連結された弁体が該電磁アクチュエータの励磁作用下に弁座から離間することで、流体の流通状態が制御される。
この可動鉄心の端部には、固定鉄心側に向かって突出してそれぞれ径の異なる複数の段部を有し、一方、前記固定鉄心の端部には、前記段部に臨み、該段部が挿入される複数の径の異なる凹部が形成される。そして、ソレノイド部の励磁作用下に可動鉄心が固定鉄心側へと変位し、各段部が各凹部に挿入され嵌合されることにより、磁束は、前記固定鉄心における各凹部と可動鉄心における各段部との間に流れる。この各磁束の総和が可動鉄心に対する吸引力となるため、段部及び凹部を設けることで吸引力を増加させている。
特開平9−306731号公報
上述した特許文献1の電磁アクチュエータでは、可動鉄心に対する軸方向の吸引力を増加させる目的で、前記可動鉄心及び固定鉄心にそれぞれ複数の段部及び凹部を形成しているが、前記段部及び凹部は、可動鉄心が軸方向に沿って変位する際のガイドも兼ねているため、該可動鉄心を軸方向に沿って高精度に変位させようとした場合には、前記段部及び凹部に高い加工精度が要求されることとなる。その結果、可動鉄心及び固定鉄心の製造コスト、製造工程が増加してしまうという問題がある。
本発明は、前記の提案に関連してなされたものであり、簡素な構成で製造コストを抑制しつつ、可動鉄心を高精度に動作させることが可能な電磁アクチュエータを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ソレノイド部の励磁作用下に可動鉄心を固定鉄心側へと吸引することにより前記可動鉄心を軸方向に沿って変位させる電磁アクチュエータにおいて、
前記ソレノイド部が収納されるハウジングと、
前記ハウジングの内部において、前記ソレノイド部の内側に設けられる固定鉄心と、
磁性体からなり、前記可動鉄心に対して同軸上に設けられるロッドと、
前記固定鉄心に形成され、前記ロッドを前記固定鉄心側へと吸引する第1吸引部と、
前記固定鉄心に形成され、前記可動鉄心を前記固定鉄心側へと吸引する第2吸引部と、
前記ハウジングに設けられ、前記ロッドを軸方向に沿って変位自在に支持する軸受部と、
を備え、
前記軸受部が、前記第1吸引部と前記第2吸引部との間に設けられることを特徴とする。
本発明によれば、ソレノイド部の内側に設けられる固定鉄心において、可動鉄心に対して同軸上に設けられるロッドを前記固定鉄心側に吸引可能な第1吸引部と、前記可動鉄心を前記固定鉄心側に吸引可能な第2吸引部とを備え、前記第1吸引部と前記第2吸引部との間に軸受部を設け、前記軸受部によって前記ロッドを軸方向に沿って変位自在に支持している。
従って、ハウジングに対して可動鉄心をガイドするための高精度な加工を行う必要がなく、別体で形成される軸受部を装着するという簡素な構成で、該軸受部によって可動鉄心を高精度に軸方向に沿って案内しつつ、製造コストを抑制することができる。
また、ロッドは、可動鉄心と一体的に形成することにより、前記可動鉄心と軸方向に沿って変位自在に支持される部位とが別部材で構成されている従来技術と比較し、部品点数の削減を図ることができると共に、組付工数の削減も可能となる。さらに、一体とすることで可動鉄心とロッドとの間における磁束の通りを向上させることができるため、磁気効率の向上を図ることができる。
さらに、軸受部と同軸上に設けられ、ロッドの設けられる可動鉄心の一端部側とは反対側となる前記可動鉄心の他端部を軸方向に変位自在に支持する別の軸受部を備え、前記別の軸受部を、前記軸受部と略同一の内周径で形成するとよい。これにより、軸受部と別の軸受部という2つの軸受部によって可動鉄心をより一層高精度に軸方向に沿って案内することができると共に、同一の寸法公差で高精度に軸受部、別の軸受部を製造することができるため、それぞれを別寸法で製造する場合と比較し、より高精度に可動鉄心を軸方向に沿って案内することが可能となる。
またさらに、ロッドは、可動鉄心における軸方向に沿った一端部側に形成される第1ロッド部と、前記可動鉄心の他端部側に形成される第2ロッド部とから構成するとよい。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、電磁アクチュエータを構成する固定鉄心において、可動鉄心に対して同軸上に設けられるロッドを前記固定鉄心側に吸引可能な第1吸引部と、前記可動鉄心を前記固定鉄心側に吸引可能な第2吸引部とを備え、前記第1吸引部と前記第2吸引部との間に軸受部を設け、前記軸受部によって前記ロッドを軸方向に沿って変位自在に支持することにより、ハウジングに対して可動鉄心をガイドするための高精度な加工を行う必要がなく、別体で形成される軸受部を装着するという簡素な構成で、該軸受部によって可動鉄心を高精度に軸方向に沿って案内しつつ、製造コストを抑制することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る電磁アクチュエータの全体断面図である。 図1の電磁アクチュエータにおいて弁体が弁座部から離間した弁開状態を示す全体断面図である。
本発明に係る電磁アクチュエータについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係る電磁アクチュエータの適用された電磁弁を示す。
この電磁弁10は、例えば、燃料電池システムにおいて、図示しない圧力制御部から供給された燃料(水素)の流量を調整可能に設けられ、図1及び図2に示されるように、前記燃料の流通する流路を有したバルブボディ12と、前記バルブボディ12の端部に連結されるソレノイド部14と、前記ソレノイド部14の励磁作用下に軸方向(矢印A、B方向)に移動する弁体16を有した弁機構部18とを含む。なお、ソレノイド部14が、弁体16を駆動する電磁アクチュエータとして機能する。
バルブボディ12は、例えば、金属製材料から有底筒状に形成され、燃料の供給される供給ポート20が側方に向かって突出して形成され、その略中央部には下方に向かって突出するように排出ポート26が形成される。また、バルブボディ12の内部には、上方に向かって開口し、供給ポート20及び排出ポート26と連通する連通室32が形成される。そして、連通室32の内部には、後述する弁機構部18が設けられ、前記連通室32の底面が、前記弁機構部18の弁体16が着座する弁座部38となる。
ソレノイド部14は、バルブボディ12の上部に設けられ、有底筒状のハウジング40と、前記ハウジング40の軸線上に変位自在に設けられる可動鉄心46とを含む。
ハウジング40は、例えば、金属製材料から分割可能な断面U字状に形成され、バルブボディ12側(矢印B方向)に向かって開口した状態で配置される。このハウジング40の略中央部には、固定鉄心部(固定鉄心)50が形成され、該固定鉄心部50の外周側にはコイル42が巻回されて収納されると共に、該ハウジング40の側部にはコイル42に対して電気的に接続されたコネクタ部52が設けられる。そして、コネクタ部52に図示しないコネクタが接続された状態で、電源から電力が前記コネクタ部52を介してコイル42へと供給される。
また、ハウジング40の内部には、固定鉄心部50の中心に上方(矢印A方向)に向かって窪んだ第1吸引部56が形成され、該第1吸引部56よりもバルブボディ12側(矢印B方向)に第2吸引部58が形成される。第1及び第2吸引部56、58は、互いにハウジング40の軸方向(矢印A、B方向)にオフセットして設けられると共に、該第1吸引部56がハウジング40の中心側、前記第2吸引部58が前記第1吸引部56に対して外周側となるように配置される。
第1吸引部56は、下方(矢印B方向)に向かって開口し、その底部に対してバルブボディ12側に向かって突出し、且つ、外周側に向かって拡径した第1及び第2段部60、62を有し、前記第1段部60が内周側、第2段部62が該第1段部60に対して外周側となるように形成されると共に、該第1段部60が底部に対して所定高さだけバルブボディ12側(矢印B方向)に環状に突出し、第2段部62が前記第1段部60に対してさらに前記バルブボディ12側(矢印B方向)に突出している。
そして、第1吸引部56の内周面には、第2段部62に臨むように円筒状の第1ガイド体64が装着される。この第1ガイド体64は、例えば、非磁性材料から形成され、前記第1吸引部56と同軸状となるように圧入されることで装着される。具体的には、第1ガイド体64は、テフロン(登録商標)等の摩擦係数の小さな樹脂製材料から形成される。
第2吸引部58は、第3段部66と、該第3段部66の外周側に形成される第4段部68とからなり、前記第4段部68が前記第3段部66に対してバルブボディ12側(矢印B方向)となるように段付状に形成される。
可動鉄心46は、例えば、磁性材料から形成され、円柱状に形成された本体部70と、該本体部70の上部に形成され第1吸引部56の内部に移動可能な第1ロッド部72と、前記本体部70の下部に形成され弁体16の連結される第2ロッド部74とを含む。第1及び第2ロッド部72、74は、本体部70と同軸で該本体部70に対して縮径して形成されると共に、それぞれ略同一直径で軸状に形成される。また、第1ロッド部72の端部は、第1吸引部56の第1段部60に対応した段付き形状で形成され、該第1ロッド部72側となる本体部70の端部は、第2吸引部58の第3及び第4段部66、68に対応した段付き形状で形成される。
そして、第1吸引部56に挿入された第1ロッド部72は、第1ガイド体64の内周面に摺接することで軸方向(矢印A、B方向)に沿って高精度に案内される。
一方、ハウジング40の下端部は、下方(矢印B方向)に向かって円筒状に突出し、バルブボディ12の連通室32に挿入されると共に、その内部には軸方向に沿って貫通した収納孔76が形成される。
収納孔76には、その内周面に当接するように円筒状の第2ガイド体80が装着され、該第2ガイド体80の内周面に第2ロッド部74が摺接することで軸方向(矢印A、B方向)に沿って高精度に案内される。この第2ガイド体80は、例えば、非磁性材料から形成され、前記収納孔76と同軸状となるように圧入されることで装着される。具体的には、第2ガイド体80は、第1ガイド体64と同様に、テフロン(登録商標)等の摩擦係数の小さな樹脂製材料から形成される。
また、第2ガイド体80は、第1ガイド体64と略同一の直径で形成される。詳細には、第2ロッド部74の摺接する内周面の寸法公差が、第1ロッド部72の摺接する第1ガイド体64の内周面の寸法公差と同じに設定される。
弁機構部18は、可動鉄心46の下部に連結される弁体16と、前記弁体16とハウジング40との間に介装されるスプリング84とを含む。
弁体16は、略円盤状に形成され、可動鉄心46の第2ロッド部74に形成されたねじ孔86に螺合される軸部88と、該軸部88の下端部に形成される弁部90とを備え、前記弁部90の端面には弁座部38に臨むように環状のシート部材92が装着される。弁部90は、軸部88に対して半径外方向に拡径して形成される。このシート部材92は、例えば、ゴム等の弾性材料からなり、弁座部38に着座する部位が弁部90から離間する方向に突出している。
スプリング84は、例えば、螺旋状に巻回されたコイルスプリングからなり、弁体16の弁部90とハウジング40の端面との間に介装される。そして、スプリング84の弾発力によって弁体16が下方(矢印B方向)へと付勢される。
本発明の実施の形態に係る電磁アクチュエータの適用された電磁弁10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。なお、図1は、コイル42に対して通電がなされていない非励磁状態にあり、可動鉄心46がスプリング84の弾発力によって弁座部38側(矢印B方向)へと変位し、弁体16のシート部材92が前記弁座部38に着座して供給ポート20と排出ポート26との連通が遮断された弁閉状態を示している。
このような弁閉状態において、図示しない電源を付勢してコイル42に通電することにより該コイル42が励磁され、その励磁作用下によって可動鉄心46が第1及び第2吸引部56、58へと吸引される。この際、磁気回路は、コイル42で生じた磁気が、第1吸引部56から可動鉄心46の第1ロッド部72、第2吸引部58から前記可動鉄心46の本体部70を通ってそれぞれハウジング40へと再び戻るような閉回路で形成される。
そして、可動鉄心46は、図2に示されるように、第1ロッド部72が第1ガイド体64に、第2ロッド部74が第2ガイド体80に支持された状態で上方(矢印A方向)へと変位し、それに伴って、前記可動鉄心46に連結された弁体16が上昇して弁座部38から離間した弁開状態となる。これにより、バルブボディ12の供給ポート20と排出ポート26とが連通室32を通じて連通し、前記供給ポート20に供給されている燃料が、前記連通室32を通じて排出ポート26へと流通することで、該排出ポート26から下流側に接続された他の装置へと供給される。
一方、コイル42に対する通電を停止し、前記コイル42を含むソレノイド部14を非励磁状態とすることにより、可動鉄心46に対する吸引力が滅勢され、該可動鉄心46がスプリング84の弾発力によって弁座部38側(矢印B方向)へと押圧される。そして、可動鉄心46と共に弁体16が下降することで、該弁体16のシート部材92が弁座部38に対して着座し、供給ポート20と排出ポート26との連通が遮断された弁閉状態となる(図1参照)。この場合にも、可動鉄心46は、その第1ロッド部72が第1ガイド体64に、第2ロッド部74が第2ガイド体80に支持された状態で変位するため、軸方向(矢印B方向)に沿って高精度に移動させることができる。
以上のように、本実施の形態では、ハウジング40の第1吸引部56、収納孔76にそれぞれ非磁性材料から円筒状に形成された第1及び第2ガイド体64、80を設け、前記第1及び第2ガイド体64、80の内部に、可動鉄心46の第1ロッド部72及び第2ロッド部74を挿入して軸方向(矢印A、B方向)に案内する構成としている。そのため、ハウジング40に対して可動鉄心46をガイドするための高精度な加工を行う必要がなく、別体で形成される第1及び第2ガイド体64、80を予め高精度に製造しておくことで、前記第1及び第2ガイド体64、80を装着するという簡素な構成で、可動鉄心46を高精度に軸方向(矢印A、B方向)に沿って案内しつつ、製造コストを抑制することも可能となる。
換言すれば、可動鉄心46をハウジング40の軸線に対して傾斜させることなく第1及び第2ガイド体64、80によって支持して動作させることができる。
また、第1ガイド体64によって支持される第1ロッド部72を、可動鉄心46の本体部70に一体的に形成することで、前記可動鉄心46とガイド体によって支持される部位とが別部材で構成されている従来技術と比較し、部品点数の削減を図ることができると共に、組付工数の削減も可能となる。さらに、一体とすることで可動鉄心46、第1ロッド部72の間における磁束の通りが向上するため、磁気効率の向上を図ることができる。
また、同様に、第2ガイド体80によって支持される第2ロッド部74を、可動鉄心46の本体部70に一体的に形成することで、前記可動鉄心46とガイド体によって支持される部位とが別部材で構成されている従来技術と比較し、部品点数の削減を図ることができると共に、組付工数の削減も可能となる。さらに、一体とすることで可動鉄心46、第2ロッド部74の間における磁束の通りが向上するため、磁気効率の向上を図ることができる。
さらに、第1ガイド体64と第2ガイド体80を同一直径で形成することにより、同一の寸法公差で高精度なガイド体を製造することができるため、それぞれを別寸法で製造する場合と比較し、より高精度に可動鉄心46を軸方向(矢印A、B方向)に沿って案内することが可能となる。
さらにまた、第1及び第2ガイド体64、80で、該第1及び第2ガイド体64、80がソレノイド部14における磁気の影響を受けることを回避できるため、磁力を軸方向(矢印A、B方向)に集中させることで可動鉄心46の軸方向に沿った吸引力を向上させることができる。
なお、本発明に係る電磁アクチュエータは、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…電磁弁 12…バルブボディ
14…ソレノイド部 16…弁体
18…弁機構部 20…供給ポート
26…排出ポート 38…弁座部
40…ハウジング 42…コイル
46…可動鉄心 50…固定鉄心部
56…第1吸引部 58…第2吸引部
64…第1ガイド体 70…本体部
72…第1ロッド部 74…第2ロッド部
80…第2ガイド体 84…スプリング
88…軸部 90…弁部
92…シート部材

Claims (4)

  1. ソレノイド部の励磁作用下に可動鉄心を固定鉄心側へと吸引することにより、前記可動鉄心を軸方向に沿って変位させる電磁アクチュエータにおいて、
    前記ソレノイド部が収納されるハウジングと、
    前記ハウジングの内部において、前記ソレノイド部の内側に設けられる固定鉄心と、
    磁性体からなり、前記可動鉄心に対して同軸上に設けられるロッドと、
    前記固定鉄心に形成され、前記ロッドを前記固定鉄心側へと吸引する第1吸引部と、
    前記固定鉄心に形成され、前記可動鉄心を前記固定鉄心側へと吸引する第2吸引部と、
    前記ハウジングに設けられ、前記ロッドを軸方向に沿って変位自在に支持する軸受部と、
    を備え、
    前記軸受部が、前記第1吸引部と前記第2吸引部との間に設けられることを特徴とする電磁アクチュエータ。
  2. 請求項1記載の電磁アクチュエータにおいて、
    前記ロッドは、前記可動鉄心と一体的に形成されることを特徴とする電磁アクチュエータ。
  3. 請求項1又は2記載の電磁アクチュエータにおいて、
    前記軸受部と同軸上に設けられ、前記ロッドの設けられる前記可動鉄心の一端部側とは反対側となる前記可動鉄心の他端部を軸方向に変位自在に支持する別の軸受部を備え、
    前記別の軸受部は、前記軸受部と略同一の内周径で形成されることを特徴とする電磁アクチュエータ。
  4. 請求項2記載の電磁アクチュエータにおいて、
    前記ロッドは、前記可動鉄心における軸方向に沿った一端部側に形成される第1ロッド部と、
    前記可動鉄心の他端部側に形成される第2ロッド部と、
    からなることを特徴とする電磁アクチュエータ。
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