JP2607670Y2 - 自己保持型電磁弁 - Google Patents

自己保持型電磁弁

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JP2607670Y2
JP2607670Y2 JP1993061416U JP6141693U JP2607670Y2 JP 2607670 Y2 JP2607670 Y2 JP 2607670Y2 JP 1993061416 U JP1993061416 U JP 1993061416U JP 6141693 U JP6141693 U JP 6141693U JP 2607670 Y2 JP2607670 Y2 JP 2607670Y2
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self
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coil
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真 一 東
部 惇 西
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    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • F16K31/08Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid using a permanent magnet
    • F16K31/082Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid using a permanent magnet using a electromagnet and a permanent magnet
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    • H01H47/00Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
    • H01H47/22Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current for supplying energising current for relay coil
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、自己保持型電磁弁
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ソレノイドが、2個のコイルを巻いたボ
ビンと、該ボビンを囲む磁気枠及び磁気板と、上記ボビ
ンの中心孔に取付けた自己保持用の永久磁石及び固定鉄
心と、上記ボビンの中心孔に摺動可能に挿入した弁体を
駆動するための可動鉄心とを備え、上記一方のコイルへ
の通電により固定鉄心に吸引される可動鉄心で、弁体を
駆動して流体の流れ方向を切換えるとともに、上記永久
磁石によってその切換位置を保持し、他方のコイルへの
通電により磁石による自己保持を解除して弁体を復帰さ
せる自己保持型電磁弁は、既に知られている(一例とし
て、特開昭63−297883号公報参照)。しかしな
がら、上記公知の自己保持型電磁弁は、弁体を駆動する
ためのコイルと、磁石による自己保持を解除して弁体を
復帰させるためのコイルとを必要とするので、コイルの
占有スペースが大きくなり、このため電磁弁全体のスペ
ースが大きくなるという問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、小形化できる自己保持型電磁弁を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は、複数のポート、及びこれらのポート間の
連通を切換える弁体を有する弁部と;励磁用コイルを巻
いたボビン、該ボビンを囲む磁気枠及び磁気板、上記ボ
ビンの中心孔に取付けた自己保持用の永久磁石及び固定
鉄心、上記ボビンの中心孔に摺動可能に挿入した上記弁
体を駆動する可動鉄心、並びに該可動鉄心用の復帰ばね
を有するソレノイド部と;上記コイル用の励磁回路と;
を備えた自己保持型電磁弁において、上記ソレノイド部
が1個の励磁用コイルを備え、上記励磁回路が、上記
磁用コイルへ異なる向きの励磁電流を流すための同じ回
路構成を持つセット用回路及びリセット用回路と、これ
らのセット用回路及びリセット用回路に共通に接続され
ると共に該セット用回路の半導体素子及び該リセット用
回路の半導体素子を介して上記励磁用コイルの一端及び
他端にそれぞれ接続されたコモン端子と、上記励磁用コ
イルの一端に接続されたリセット側端子と、上記励磁用
コイルの他端に接続されたセット側端子とを有し、上記
セット用回路の半導体素子は、上記セット側端子と上記
コモン端子とを電源を介して接続することによりオフの
状態からオンの状態となり、上記励磁用コイルに上記永
久磁石と同じ向きの極性を生じさせる方向の励磁電流を
流すものであり、上記リセット用回路の半導体素子は、
上記リセット側端子と上記コモン端子とを電源を介して
接続することによりオフの状態からオンの状態となり、
上記励磁用コイルに上記永久磁石と逆向きの極性を生じ
させる方向の励磁電流を流すものであることを特徴とす
るものである。
【0005】上記励磁回路のセット用回路及びリセット
用回路はそれぞれ、半導体素子である1つのトランジス
タと抵抗により構成されている。
【0006】また、上記ソレノイド部の外面にはカバー
が取付けられ、該カバーに形成されたケース内に、上記
励磁回路を備えたプリント基板が内蔵されている
【0007】
【作用】励磁回路のコモン端子とセット側端子とを電源
を介して接続すると、セット用回路の半導体素子がオフ
の状態(非導通の状態)からオンの状態(導通の状態)
となり、励磁用コイルに永久磁石と同じ向きの極性を生
じさせる方向の励磁電流が流れるため、該コイルが永久
磁石の極性と同極性に励磁され、該コイルの吸引力と永
久磁石の吸着力とが合成された大きな力で固定鉄心が可
動鉄心を吸引し、弁体が駆動されてポート間の連通が切
換わる。ポート間の連通が切換わった後励磁用コイルへ
の通電を解除しても、永久磁石の磁力によって弁体の切
換位置が保持される。
【0008】コモン端子とリセット側端子とを電源を介
して接続すると、リセット用回路の半導体素子がオフの
状態(非導通の状態)からオンの状態(導通の状態)と
なり、励磁用コイルに逆方向の電流が流れて該コイルが
永久磁石の極性と逆向きの極性に励磁されるため、該コ
イルの吸引力が磁石の磁力によって低減され、復帰ばね
の付勢力により可動鉄心が復帰してポート間の連通が反
対に切換わる。
【0009】したがって、永久磁石によって弁体の切換
位置を自己保持できるものでありながら、1個の励磁用
コイルだけで自己保持を解除して流体の流れ方向を切換
えることができるので、自己保持型電磁弁を小形化する
ことができる。
【0010】また、上記励磁回路が上記セット用回路及
びリセット用回路に共通に接続されたコモン端子を
、このコモン端子を電源の一方の極に共通に接続して
おいて、電源の他方の極をセット側端子又はリセット側
端子に選択的に接続することにより、電源の極性を反転
させることなく励磁用コイルに流れる電流の向きを逆転
させることができるから、スイッチで電源の極性を反転
させる従来品のように、構造及び接続が複雑な極性反転
のためのスイッチや回路等が不要で、励磁回路を著しく
簡単且つ小形化することができると共に、信号系統も簡
略化されて制御も容易になり、自己保持型電磁弁の小形
化も促進される。
【0011】
【考案の実施の形態】図は本考案の実施例を示し、この
自己保持型電磁弁は、弁部1と、ソレノイド2と、該ソ
レノイド2の励磁用コイル13に通電するための励磁回
路3とを備えている。
【0012】上記弁部1は、圧縮空気の供給ポートP、
出力ポートA及び排出ポートR、並びに出力ポートAを
供給ポートPと排出ポートRに切換えて連通させる流路
中に対向させて形設した供給弁座5及び排出弁座6を備
え、これらの弁座5,6間に挿入された弁体7は、ソレ
ノイド2によって供給弁座5に向けて付勢されるととも
に、弁部1と弁体7間に縮設した弁ばね8によって排出
弁座6に向けて付勢されている。
【0013】ソレノイド2は、磁気枠10と磁気板1
1、及びこれらの内部に収容した励磁用コイル13を巻
いたボビン12を備え、該ボビン12の中心孔12aに
挿入された自己保持用の永久磁石14と固定鉄心15
は、磁気枠10に螺着したセットナット16で押圧され
て、固定鉄心15の段部が上記中心孔12aに形設した
段部に当接している。また、上記中心孔12aに摺動可
能に挿入された可動鉄心18は、磁気板11との間に縮
設した復帰ばね19によって固定鉄心15から離間する
方向に付勢され、排出弁座6を通る先端によって上記弁
体7を供給弁座5に押圧している。
【0014】上記磁気枠10の外周面は、電気絶縁性の
樹脂によってモールド20され、モールド20のセット
ナット16側に、カバー23が取付ボルト22によって
取付けられている。また、カバー23の一側面に取付け
られたケース24内には、必要な電気・電子部品25,
・・を取付けたプリント基板26が挿入され、該プリン
ト基板26のプリント配線に電気的に接続された3個の
給電端子27,・・(1個のみ図示)は、ソケット28
から給電される。
【0015】図2は、上記励磁用コイル13に通電する
ための励磁回路3の一例を示し、この励磁回路3はプリ
ント基板26にプリントされていて、1つの励磁用コイ
ル13へ異なる向きの励磁電流を流すためのセット用回
路3a及びリセット用回路3bと、これらのセット用回
路3a及びリセット用回路3bに共通に接続されたコモ
ン端子27Cと、セット用回路3aに接続されたセット
側端子27Aと、リセット用回路3bに接続されたリセ
ット側端子27Bとを有している。
【0016】上記セット用回路3a及びリセット用回路
3bはそれぞれ、半導体素子である1つのトランジスタ
T1,T2と抵抗R1,R2とで同じ回路構成を有する
ように形成されていて、トランジスタT1,T2のエミ
ッタが共通のコモン端子27Cに接続され、トランジス
T1,T2のベースがそれぞれ、抵抗R1,R2を介
してセット側端子27Aとリセット側端子27Bとに接
続され、トランジスタT1,T2のコレクタはそれぞ
れ、上記励磁用コイル13の一端C2及び他端C1に接
続されている。 したがって、上記コモン端子27Cは、
セット用回路3aのトランジスタT1及び該リセット用
回路3bのトランジスタT2を介して上記励磁用コイル
13の一端C2及び他端C1にそれぞれ接続されてお
り、上記セット側端子27A及びリセット側端子27B
は、上記励磁用コイル13を介して上記セット用回路3
aのトランジスタT1及び上記リセット用回路3bのト
ランジスタT2とにそれぞれ接続されている。
【0017】上記励磁回路3は、上記コモン端子27C
とセット側端子27Aとを電源に接続すると、抵抗R1
を通ってセット用回路30aのトランジスタT にベ
ース電流が流れるので、該トランジスタT1がオフの状
態(非導通の状態)からオンの状態(導通の状態)とな
り、励磁用コイル13にC1からC2に向く電流が流
れ、該コイル13のC1側がS極にC2側がN極にな
る。したがって、永久磁石14をこれと同じ極性として
おくことにより、コイル13の吸引力と永久磁石14の
吸着力との合力によって可動鉄心18が固定鉄心15に
吸引され、弁体7が供給弁座5を開放するとともに排出
弁座6を閉鎖する。そして、弁体7による供給弁座5の
開放位置は永久磁石14の磁力で保持されるので、励磁
回路3の通電を解除しても、流体の流れ方向は変わらな
い。
【0018】また、コモン端子27Cとリセット側端子
27Bとを電源に接続すると、抵抗R2を通ってリセッ
ト用回路30bのトランジスタT2にベース電流が流れ
るので、該トランジスタT2がオフの状態(非導通の状
態)からオンの状態(導通の状態)となり、励磁用コイ
ル13にC2からC1に向く電流が流れ、該コイル13
の極性が上記極性と反対になる。このため、磁石14の
吸着力とコイル13の吸引力が反発して固定鉄心15に
よる可動鉄心18の吸着力が小さくなるので、可動鉄心
18は復帰ばね19の付勢力により図示の状態に復帰す
る。したがって、永久磁石14によって弁体7の切換位
置を自己保持できるものでありながら、1個の励磁用
イル13によって弁体7を供給弁座5の開放と閉鎖とに
切換えることができるので、自己保持型電磁弁を全体と
して小形化することができる。
【0019】なお、上記励磁回路3は、その回路構成及
び上述した励磁用コイル13への励磁電流の流れの方向
などから明らかなように、コモン端子27Cが電源の負
極側に共通に接続され、該電源の正極側をスイッチ等で
セット側端子27A又はリセット側端子27Bに選択的
に接続するように切換えられるもので、電源の極性を反
転させることなく励磁用コイルに流れる電流の向きを逆
転させることができるものである。
【0020】従って、スイッチで電源の極性を反転させ
る従来品のように、構造及び接続が複雑な極性反転のた
めのスイッチや回路等が不要で、励磁回路を著しく簡単
且つ小形化することができると共に、信号系統も簡略化
されて制御も容易になり、自己保持型電磁弁の小形化が
一層促進されることになる。
【0021】図3は励磁回路の他の例を示している。こ
の励磁回路30も、1つのトランジスタT1,T2と抵
R8,R6とで同じ回路構成を有するように構成され
セット用回路30aとリセット用回路30bとを有して
いる。そして、トランジスタT1,T2のベースが、抵
R8,R6を介して共通のコモン端子27Cに接続さ
れと同時に、リセット側端子27B及びセット側端子2
7Aにも個別に接続され、トランジスタT1,T2のコ
レクタも上記コモン端子27Cに共通に接続され、トラ
ンジスタT1,T2のエミッタは上記励磁用コイル13
の一端C2及び他端C1にそれぞれ接続され、該励磁用
コイル13の一端C2及び他端C1はリセット側端子2
7B及びセット側端子27Aにそれぞれ接続されてい
る。 したがって、上記コモン端子27Cは、セット用回
路3aのトランジスタT1及び該リセット用回路3bの
トランジスタT2を介して上記励磁用コイル13の一端
C2及び他端C1にそれぞれ接続されており、上記セッ
ト側端子27A及びリセット側端子27Bは、上記励磁
用コイル13を介して上記セット用回路3aのトランジ
スタT1及び上記リセット用回路3bのトランジスタT
2とにそれぞれ接続されている。
【0022】上記励磁回路30において、コモン端子2
7Cとセット側端子27Aとを電源に接続すると、抵抗
R8を介してセット用回路30aのトランジスタT1に
ベース電流が流れるので、該トランジスタT1がオフの
状態(非導通の状態)からオンの状態(導通の状態)と
なり、励磁用コイル13にC2からC1に向く電流が流
れ、コモン端子27Cとリセット側端子27Bとを電源
に接続すると、抵抗R6を介してリセット用回路30a
トランジスタT2にベース電流が流れるので、該トラ
ンジスタT2がオフの状態(非導通の状態)からオンの
状態(導通の状態)となり、励磁用コイル13に反対方
向に電流が流れる。
【0023】この励磁回路30は、その回路構成及び上
述した励磁用コイル13への励磁電流の流れの方向など
から明らかなように、コモン端子27Cが電源の正極側
に共通に接続され、該電源の負極側をスイッチ等でセッ
ト側端子27A又はリセット側端子27Bに選択的に接
続するように切換えられるもので、上記励磁回路3と同
様に、電源の極性を反転させることなく励磁用コイルに
流れる電流の向きを逆転させることができるものであ
る。
【0024】なお、励磁回路30の他の作用は励磁回路
3と同じであるから、これ以上の詳細な説明は省略す
る。この励磁回路は、何らかの原因により端子27Aと
27Bが同時にセットされても、回路が短絡することは
ない。
【0025】上記実施例は、励磁用コイル13への通電
により弁体7が供給弁座5を開放すると、弁体7が永久
磁石14の磁力によってその位置が保持されるので、停
電等の事故によってコイル13への通電が解除しても、
弁体7による供給弁座5の開放状態が保持される。
【0026】また、永久磁石14をボビンの中心孔12
aに設けたので、磁石の取付けによってソレノイド2が
大形になることはなく、しかも磁石14の漏洩磁束が低
下するために、磁気枠の側面に磁石を設けたものに比べ
て磁石の吸着力が約10%増加する。
【0027】さらに、1個の励磁用コイル13を有する
ものでありながら、励磁回路3または30のコモン端子
27Cの接続を切換えると弁体7を駆動及び復帰させる
ことができるので、ボビンに2個の励磁用コイルを巻い
たものに比べて電磁弁を小形化することができる。ま
た、ソレノイドを2個の励磁用コイルを巻いたものと同
程度の大きさにすると、吸引力をほぼ2倍にすることが
できる。
【0028】
【考案の効果】本考案の自己保持型電磁弁は、励磁回路
の通電方向の切換えによって、流体の流れ方向の切換え
と、切換位置の自己保持及びその解除とができるので、
ソレノイドを小形化することができ、これによって電磁
弁全体のスペースを小さくして小形化することができ
る。特に励磁回路が、電源の極性を反転させることなく
励磁用コイルに流れる電流の向きを逆転させることがで
きるように構成されているため、スイッチで電源の極性
を反転させる従来品のように、構造及び接続が複雑な極
性反転のためのスイッチや回路等を必要とせず、励磁回
路を著しく簡単且つ小形化することができると共に、信
号系統も簡略化されて制御も容易になり、電磁弁の小形
化が一層促進 される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断正面図である。
【図2】励磁回路の一例を示す図である。
【図3】励磁回路の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 弁部 2 ソレノイド 3,30 励磁回路 3a,30a セット用回路 3b,30b リセット用回路 7 弁体 10 磁気枠 11 磁気板 12 ボビン 12a 中心孔 13 コイル 14 永久磁石 15 固定鉄心 18 可動鉄心 19 復帰ばね 23 カバー 24 ケース 26 プリント基板 27A セット側端子 27B リセット側端子 27C コモン端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 東 真 一 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社筑波技術センタ ー内 (72)考案者 西 部 惇 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社筑波技術センタ ー内 (56)参考文献 特開 昭62−167985(JP,A) 特開 昭63−297883(JP,A) 特開 平2−248009(JP,A) 特開 平5−26359(JP,A) 実開 昭61−194860(JP,U) 実開 昭63−11983(JP,U) 特公 平1−15158(JP,B2) 実公 平2−20550(JP,Y2) 実公 昭61−38166(JP,Y2)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のポート、及びこれらのポート間の連
    通を切換える弁体を有する弁部と;励磁用コイルを巻い
    たボビン、該ボビンを囲む磁気枠及び磁気板、上記ボビ
    ンの中心孔に取付けた自己保持用の永久磁石及び固定鉄
    心、上記ボビンの中心孔に摺動可能に挿入した上記弁体
    を駆動する可動鉄心、並びに該可動鉄心用の復帰ばねを
    有するソレノイド部と;上記コイル用の励磁回路と;を
    備えた自己保持型電磁弁において、 上記ソレノイド部が1個の励磁用コイルを備え、 上記励磁回路が、上記励磁用コイルへ異なる向きの励磁
    電流を流すための同じ回路構成を持つセット用回路及び
    リセット用回路と、これらのセット用回路及びリセット
    用回路に共通に接続されると共に該セット用回路の半導
    体素子及び該リセット用回路の半導体素子を介して上記
    励磁用コイルの一端及び他端にそれぞれ接続されたコモ
    ン端子と、上記励磁用コイルの一端に接続されたリセッ
    ト側端子と、上記励磁用コイルの他端に接続されたセッ
    ト側端子とを有し、上記セット用回路の半導体素子は、上記セット側端子と
    上記コモン端子とを電源を介して接続することによりオ
    フの状態からオンの状態となり、上記励磁用コイルに上
    記永久磁石と同じ向きの極性を生じさせる方向の励磁電
    流を流すものであり、 上記リセット用回路の半導体素子は、上記リセット側端
    子と上記コモン端子とを電源を介して接続することによ
    りオフの状態からオンの状態となり、上記励磁用コイル
    に上記永久磁石と逆向きの極性を生じさせる方向の励磁
    電流を流すものである、 ことを特徴とする自己保持型電磁弁。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自己保持型電磁弁におい
    て、上記励磁用回路のセット用回路及びリセット用回路
    がそれぞれ、半導体素子である1つのトランジスタと抵
    により構成されていることを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の自己保持型電磁弁
    において、上記ソレノイド部の外面にカバーが取付けら
    れ、該カバーに形成されたケース内に、上記励磁回路を
    備えたプリント基板が内蔵されていることを特徴とする
    もの。
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Cited By (2)

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