JP3438800B2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP3438800B2 JP02854896A JP2854896A JP3438800B2 JP 3438800 B2 JP3438800 B2 JP 3438800B2 JP 02854896 A JP02854896 A JP 02854896A JP 2854896 A JP2854896 A JP 2854896A JP 3438800 B2 JP3438800 B2 JP 3438800B2
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健太郎 外山
勝典 久保山
浩明 登坂
明比古 小塙
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、操作機構に有極
電磁石を用い、外部からの電気信号による開閉操作を可
能にした回路遮断器に関する。 【0002】 【従来の技術】この種の回路遮断器においては、電磁石
本体及びその電磁コイルを駆動制御するための周辺素
子、つまり電磁コイルの励磁回路を開閉する電気接点、
直流操作電圧を発生する電子回路、操作端子などは回路
遮断器の本体ケース内に個別・分散的に配置され、かつ
有極電磁石のアーマチュアと開閉リンク機構とはピンの
貫通により連結されているため、電圧仕様の変更に応じ
た有極電磁石の交換は簡単にはできなかった。そこで、
この発明の課題は、有極電磁石の脱着交換を簡単にし
て、その仕様変更に容易に対応できるようにすることに
ある。 【0003】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明の回路遮断器は、本体ケースに回動自在に
支持された絶縁物の可動接触子ホルダと、この可動接触
子ホルダに保持された可動接触子と、この可動接触子と
前記可動接触子ホルダとの間に挿入された接触ばねと、
2つの安定点の間でアーマチュアを回転駆動し、かつ電
磁コイルを駆動するための周辺素子が電磁石本体と一体
に組み込まれた有極電磁石ユニットと、この有極電磁石
ユニットの前記アーマチュアと前記可動接触子ホルダと
の間を連結するリンクとを備えた回路遮断器において、
前記アーマチュアとリンクとをU字溝とピンとの嵌合に
より挿脱自在に結合し、前記有極電磁石ユニットを前記
周辺素子と一体に前記本体ケースに対して着脱容易にす
ものとする。 【0004】この発明は、有極電磁石として回転駆動式
のものを用い、かつ前述した周辺素子を有極電磁石本体
と一体に組み込んでユニット化するとともに、アーマチ
ュアと可動接触子ホルダとの間を連結するリンクとアー
マチュアとの結合をU字溝とピンとの嵌合により挿脱自
在とする、これにより、有極電磁石を周辺素子と一体に
本体ケースから容易に取り外し、また異なる仕様のもの
を装着することができる。本体ケース内における有極電
磁石ユニットの配置及びアーマチュアの向きには種々の
態様があり、これは本体ケース内の他部品のレイアウト
との関係を考慮して最適のものを採択することが可能で
ある。 【0005】 【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態を示
す回路遮断器のOFF状態の要部概略側面図、図2は同
じくON状態の側面図である。図において、本体ケース
1に開閉軸2を介して回動自在に支持された絶縁物の可
動接触子ホルダ3には可動接触子4が一端で図示しない
ピンにより回動可能に保持され、この可動接触子4は可
動接触子ホルダ3との間に挿入された圧縮ばねからなる
接触ばね5により図の反時計方向に付勢されてストッパ
部3aに当接し、可動接触子ホルダ3と一体的に回動す
るようになっている。可動接触子4の先端に取り付けら
れた可動接点6と相対して固定接点7が配置され、一端
に固定接点7が取り付けられた図示しない固定接触子の
他端に電源側端子8が一体形成されている。 【0006】一方、可動接触子ホルダ3の近傍には図示
しない固定導体が本体ケース1にねじで固定して設けら
れ、この固定導体は摺動接触により、又は図示しないリ
ード線を介して可動接触子4と電気的に接続されてい
る。そして、この固定導体には図示しない接続導体の一
端が接続され、またこの接続導体の他端には負荷側端子
9が一体形成されている。 【0007】可動接触子4を保持した可動接触子ホルダ
3を開閉駆動する有極電磁石ユニット10は本体ケース
1内の負荷側に配置され、電源側に向いたアーマチュア
11の先端と可動接触子ホルダ3とはリンク12で連結
されている。ここで、アーマチュア11の先端には電源
側に開放するU字溝13を有する軸受部11aが設けら
れ、リンク12に固定されたピン14がU字溝13に嵌
合することにより、アーマチュア11はリンク12に挿
脱自在に結合されている。これに対して、可動接触子ホ
ルダ3とリンク12とは両者を貫通するピン15により
一体的に連結されている。 【0008】有極電磁石ユニット10の電磁石本体とし
て、アーマチュア11が2つの磁気的な安定点を持つ双
安定型、及び磁気的な安定点と復帰ばねのばね力による
機械的な安定点とを持つ単安定型のいずれでも使用可能
である。また、電磁石本体としては公知の任意の構造の
ものが使用可能であるが、その一つとして本出願人が先
に出願した特開平7−284262号に係るものが好適
である。いずれにしても、アーマチュア11は有極電磁
石ユニット10の図示しないユニットケースに軸16を
介して回動自在に支持され、双安定型のものでは図示し
ない電磁コイルに交互に逆極性の直流電圧が印加される
ことにより、図1及び図2の2つの磁気的な安定点の間
で回転運動をする。そして、この回転運動に伴って可動
接触子ホルダ3はリンク12を介して開閉駆動され、可
動接触子4を開離(図1)及び閉成(図2)させる。 【0009】また、有極電磁石ユニット10が単安定型
の場合には、アーマチュア11はピン14とユニットケ
ースとの間に掛けられた引張ばねからなる図示しない復
帰ばねの力により機械的な安定点に拘束され、可動接触
子4を開離状態に保持する。そして、電磁コイルが励磁
されると、永久磁石による吸引力と電磁コイルの励磁に
よる吸引力の合力が復帰ばねのばね力を上回り、アーマ
チュア11は磁気的な安定点に吸着保持されて、図2に
示すように可動接触子4が閉成する。更に、いまの場
合、有極電磁石ユニット10は電磁コイルの励磁回路を
開閉する電気接点、直流操作電圧を発生する電子回路、
操作端子などの周辺素子が電磁石本体と一体に組み込ま
れてユニット化されている。 【0010】以上説明した図1及び図2の回路遮断器に
おいては、有極電磁石ユニット10が周辺素子を含めて
一体的にユニット化されるとともに、リンク12とアー
マチュア11との結合がU字溝13とピン14との嵌合
により挿脱自在とされているため、有極電磁石はユニッ
トケースを本体ケースに締め付ける図示しないねじを弛
めて有極電磁石ユニット10を図1の矢印方向に引き出
すだけで上述周辺素子と一体に取り外すことができ、仕
様変更に対応するための脱着作業がきわめて容易であ
る。 【0011】図1及び図2の実施の形態は有極電磁石ユ
ニット10を本体ケース1の負荷側に配置し、そのアー
マチュア11を電源側に向けてリンク12と連結したも
のであるが、本体ケース内における有極電磁石ユニット
10の位置及びアーマチュア11の向きを変えた種々の
実施の形態について以下に簡単に説明する。図3(OF
F状態)及び図4(ON状態)は有極電磁石ユニット1
0を本体ケース1の電源側に配置し、そのアーマチュア
11を負荷側に向けてリンク12と連結した実施の形態
を示すものである。図5(OFF状態)及び図6(ON
状態)は、有極電磁石ユニット10を本体ケース1の負
荷側に配置し、そのアーマチュア11を本体ケースの底
部に向けてリンク12と連結した実施の形態を示すもの
である。 【0012】図7(OFF状態)及び図8(ON状態)
は、有極電磁石ユニット10を本体ケース1の負荷側に
配置し、リンク12をトグルリンク17を介して可動接
触子ホルダ3に結合した実施の形態を示すものである。
トグルリンク17は第1リンク17aと第2リンク17
bとからなり、中央ピン18によりリンク12に連結さ
れるとともに、第1リンク17aはピン19により可動
接触子ホルダ3に連結され、第2リンク17bはピン2
0により本体ケース1に固定された図示しないフレーム
に支持されている。図7のOFF状態でリンク12に対
してV字状をなすトグルリンク17は図8のON状態で
ほぼ一直線状となり、その倍力作用により可動接点6と
固定接点7との間に強い接触圧力を発生させる。図9
(OFF状態)及び図10(ON状態)は、図7及び図
8と同旨の実施の形態において、有極電磁石ユニット1
0を本体ケース1の電源側に配置した実施の形態を示す
ものである。 【0013】図11(OFF状態)及び図12(ON状
態)は、図7及び図8と同旨の実施の形態において、O
FF状態でトグルリンク17がリンク12に対して逆V
字状をなす実施の形態を示すものである。図13(OF
F状態)及び図14(ON状態)は、図11及び図12
と同旨の実施の形態において、有極電磁石ユニット10
を本体ケース1の電源側に配置した実施の形態を示すも
のである。 【0014】 【発明の効果】この発明によれば、操作機構に回転駆動
式の有極電磁石を用い、かつその電磁コイルを駆動制御
するための周辺素子を電磁石本体に一体に組み込んでユ
ニット化するとともに、アーマチュアと可動接触子ホル
ダとの間を連結するリンクとアーマチュアとの結合をU
字溝とピンとの嵌合により挿脱自在とすることにより、
有極電磁石を周辺素子と一体に容易に脱着することがで
き、仕様変更による有極電磁石の交換に自在に対応可能
となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施の形態を示す回路遮断器のOF
F状態の概略側面図である。 【図2】図1の回路遮断器のON状態の図である。 【図3】この発明の異なる実施の形態を示す回路遮断器
のOFF状態の概略側面図である。 【図4】図3の回路遮断器のON状態の図である。 【図5】この発明の更に異なる実施の形態を示す回路遮
断器のOFF状態の概略側面図である。 【図6】図5の回路遮断器のON状態の図である。 【図7】この発明の更に異なる実施の形態を示す回路遮
断器のOFF状態の概略側面図である。 【図8】図7の回路遮断器のON状態の図である。 【図9】この発明の更に異なる実施の形態を示す回路遮
断器のOFF状態の概略側面図である。 【図10】図9の回路遮断器のON状態の図である。 【図11】この発明の更に異なる実施の形態を示す回路遮
断器のOFF状態の概略側面図である。 【図12】図11の回路遮断器のON状態の図である。 【図13】この発明の更に異なる実施の形態を示す回路遮
断器のOFF状態の概略側面図である。 【図14】図13の回路遮断器のON状態の図である。 【符号の説明】 1 本体ケース 3 可動接触子ホルダ 4 可動接触子 8 電源側端子 9 負荷側端子 10 有極電磁石ユニット 11 アーマチュア 12 リンク 13 U字溝 14 ピン 17 トグルリンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 登坂 浩明 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 小塙 明比古 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−230231(JP,A) 特開 平5−94757(JP,A) 特開 平5−12979(JP,A) 特開 平5−67422(JP,A) 特開 昭54−115778(JP,A) 実開 昭61−168543(JP,U) 実開 平4−5042(JP,U) 実開 昭52−45169(JP,U) 特公 昭34−4582(JP,B1) 実公 平7−43914(JP,Y2) 実公 平7−55794(JP,Y2) 実公 昭44−1628(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 71/66 - 71/68 H01H 45/00 - 51/36

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】本体ケースに回動自在に支持された絶縁物
    の可動接触子ホルダと、この可動接触子ホルダに保持さ
    れた可動接触子と、この可動接触子と前記可動接触子ホ
    ルダとの間に挿入された接触ばねと、2つの安定点の間
    でアーマチュアを回転駆動し、かつ電磁コイルを駆動制
    御するための周辺素子が電磁石本体と一体に組み込まれ
    た有極電磁石ユニットと、この有極電磁石ユニットの前
    記アーマチュアと前記可動接触子ホルダとの間を連結す
    リンクとを備えた回路遮断器において、 前記アーマチュアとリンクとをU字溝とピンとの嵌合に
    より挿脱自在に結合し、前記有極電磁石ユニットを前記
    周辺素子と一体に前記本体ケースに対して着脱容易にし
    ことを特徴とする回路遮断器。
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CN108807103B (zh) * 2017-05-04 2024-04-09 周思雨 一种动触头组件以及包括该动触头组件的微型断路器

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