JPS6111748Y2 - - Google Patents

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JPS6111748Y2
JPS6111748Y2 JP13364481U JP13364481U JPS6111748Y2 JP S6111748 Y2 JPS6111748 Y2 JP S6111748Y2 JP 13364481 U JP13364481 U JP 13364481U JP 13364481 U JP13364481 U JP 13364481U JP S6111748 Y2 JPS6111748 Y2 JP S6111748Y2
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JP
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plate
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JP13364481U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、二つの異なる表示面に施した別異の
表示を交互に転換表出し得るようにした装置に関
するものである。
従来のこの種の電磁コイルのみの吸引作動によ
る表示を変える装置では、瞬間的に電流を通ずる
だけでは確実に転回せず、途中で停止して表示の
転換が半端になるという不都合な事態を生じ易
く、またこのような不都合な事態の発生を避ける
ために常時通電すると電磁コイルが過熱状態にな
るばかりでなく、電力消費も大になるという欠点
がある。
本考案は上記のような従来のこの種の装置の不
備欠点を解消し、電力を浪費せず的確に表示の転
換を行ない得るようにした装置を考案したのであ
る。
本考案の実施の一例を図面に就いて詳しく説明
すると、上板部1と底板部2をそなえた適宜な高
さのコ形の支持枠3が形成してあり、該支持枠3
の内側中間に横向きにした電磁石4が取付バンド
5を介して取付けてある。
また直角に向きを変えた第一表示板部6と第二
表示板部7とを設け、且つ第一表示板部6、第二
表示板部7の上下に、正方形状の上部支持板部
8、下部支持板部9を設けた表示枠10が形成し
てある。
上記表示枠10の下部支持板部9の上面中央に
は、硬質合成樹脂材若しくは同効の絶縁部材にな
る環状絶縁体11が固着してあり、該環状絶縁体
11の周面中間には環状絶縁体11の周面の約3/
4にわたりり導電板12が固定してあり、環状絶
縁体11の周面上の約1/4の長さにわたり導電板
12の欠落部13が設けてある。
更に、上記表示枠10の第一表示板部6の側縁
部内側中間並びに第二表示板部7の側縁部内側中
間の同位に、N極若しくはS極のうちのいずれか
一方の同じ磁極(例えばN極)を接面14側にし
た小永久磁石15,15′がそれぞれ固着してあ
る。
そして上記表示枠10の環状絶縁体11中心に
位置し下部支持板部9に穿つた小透孔16に、支
持枠3の底板部2の中心に植立せる係合支軸17
の尖頭部を係合させ、且つ上記小透孔16に相対
して上部支持板部8に穿つた小透孔16′に支持
枠3の上板部1の中心に進退調節可能に螺合せる
小螺軸18の尖端を係合させて支持枠3に表示枠
10を回転自由に装着してある。
而して、上記表示枠10は、第5図に示す如く
第一表示板部6の側縁部内側中間の小永久磁石1
5を、電磁石4の鉄芯の一端19に接合させた状
態から90度回転させることにより、第6図に示す
如く第二表示板部7の側縁部内側中間の小永久磁
石15′を電磁石4の鉄芯の他端19′に接合させ
た状態に転ずるようにしてあり、斯くして表示枠
10を90度に正反回転することにより表示枠10
の第一表示板部6と第二表示板部7とを交互に支
持枠3の正面に位置するようにしてある。
上記支持枠3の内側下部には更に、一対の有弾
性の導電接触片20,20′の基端21,21′が
取付けてあり、該導電接触片20,20′の先端
22,22′は表示枠10の環状絶縁体11の周
面の導電板12に向つて軽く弾圧させてあつて、
第5図に示す如く表示枠10の第一表示板部6の
小永久磁石15が電磁石4の鉄芯の一端19に接
し、第二表示板部7が支持枠3の正面に位置した
状態において、一方の導電接触片20の先端22
は導電板12の欠落部13で環状絶縁体11の周
面に接し、他方の導電接触片20′の先端22′は
導電板12に接しした状態になるようにしてあ
る。
そして上記の状態から表示枠10が90度回転し
て第6図に示す如く第一表示板部6が支持枠3の
正面に位置し第二表示板部7の小永久磁石15′
が電磁石4の鉄芯の他端19′に接した状態にお
いて一方の導電接触片20の先端22が導電板1
2に接し、他方の導電接触片20′の先端22′が
導電板12の欠落部13に入り、環状絶縁体11
の周面に接した状態になるようにしてある。
また上記支持枠3には第一接続端子23と第二
接続端子24とが設けてあつて、該第一接続端子
23には適宜の個所に設置した直列電源25の−
側26と+側27とに切換えを行なう切換スイツ
チ28が接続してあり、第二接続端子24には直
列電源25の中間に接続せるコード29が接続し
てある。
而して上記第一接続端子23には更に、導電線
30の一端が接続してあり、該導電線30の他端
は第一の一方向素子31と第二の一方向素子32
相互を接続する電路33に接続してあり、且つ上
記第一の一方向素子31は電線34を介して前記
一方の導電接触片20の基端21に接続してあ
り、第二の一方向素子32は電線34′を介して
他方の導電接触片20′の基端21′に接続してあ
る。
更に第二接続端子24に一端を接続せる導電線
35の他端を電磁石4のコイル(図示せず)の一
端に接続し、電磁石4のコイルの他端を電線36
を介して表示枠10の環状絶縁体11の周面の導
電板12に接続してある。
次ぎに本考案の作用に就いて説明すると、コ形
に形成せる支持枠3の内側中間に横向きに電磁石
4を取付け、且つ該支持枠3に表示枠10を回転
自由に装着し、該表示枠10の直角に向きを変え
た第一表示板部6、第二表示板部7の各側縁部内
側中間同位に同じ磁極(例えばN極)を接面14
側にして小永久磁石15,15′を固着し、更に
表示枠10の下部支持板部9に設けた環状絶縁体
11の中間周面に約1/4の長さの欠落部13を有
する導電板12を取付け、該導電板12に向つて
先端22,22′を弾圧させた導電接触片20,
20′を配設し、表示枠10の第一表示板部6の
小永久磁石15が電磁石4の鉄芯の一端19に接
した状態下で一方の導電接触片20の先端22を
欠落部13内に臨ませ、他方の導電接触片20′
の先端22′を導電板12に接しさせ、また表示
枠10の第二表示板部7の小永久磁石15′が電
磁石4の鉄芯の他端19′に接した状態下で、一
方の導電接触片20の先端22を導電板12に接
しさせて他方の導電接触片20′の先端22′を欠
落部13内に臨ませるようにすると共に、上記導
電接触片20,20′に一方向素子31,32を
介して直列電源25の−側26+側27との切換
えを行なう切換スイツチを電気的に接続し、更に
直列電源25と電磁石4の一端並びに電磁石4の
他端と導電板12とをそれぞれ電気的に接続した
から、第5図に示す如く切換スイツチ28を直列
電源25の+側27にして第一接続端子23に+
電位を加えると、一方向素子32を通り導電接触
片20′から導電板12を経て電磁石4に電流が
通じて電磁石4の鉄芯の他端19′はS極に、鉄
芯の一端19はN極に励磁される。
この結果、第5図に示す如く、鉄芯の一端19
に接していた表示枠10の第一表示板部6の側縁
部内側の接面14側をN極とせる小永久磁石15
は反撥し、第二表示板部7の側縁部内側の接面1
4側をN極とせる小永久磁石15′はS極に励磁
されている鉄芯の他端19′との吸引作用で吸引
されて、第6図に示す如く表示枠10は回転して
第二表示板部7の側縁部内側の小永久磁石15′
が電磁石4の鉄芯の他端19′に接し、第一表示
板部6と第二表示板部7とが位置を転換し、同時
に表示枠10の下部支持板部9上に取付けた環状
絶縁体11も第6図に示す状態に転じて導電接触
片20′の先端22′は導電板12上から離脱し欠
落部13に入り環状絶縁体11の周面に接して電
流は自動的に遮断され、この状態で、第二表示板
部7の側縁部内側の小永久磁石15′が電磁石4
の鉄芯の他端19′に吸着して表示枠10を停止
保持する。
そして上記の状態に停止保持されている表示枠
10に不測の外力が作用して表示枠10を反時計
方向(図面上)に回動すると、導電接触片20′
の先端22′が同時に回動せる導電板12上に接
して再び電流が通じて電磁石4は励磁され表示枠
10を元の位置に戻そうとする回転力を生じ、第
一表示板部6を正面にした第6図に示す状態に確
固に表示枠10を停止保持する。
また、上記第6図に示す如き表示枠10、環状
絶縁体11の状態において、切換スイツチ28を
直列電源25の−側26に切換え第一接続端子2
3に−電位を与えると、一方向素子31を通り導
電接触片20から導電板12を経て電磁石4に電
流が通じ電磁石4の鉄芯の他端19′は前記とは
逆にN極に励磁され、鉄芯の一端19はS極に励
磁される。
このため、電磁石4の鉄芯の他端19′に第6
図に示す如く接している表示枠10の第二表示板
部7の側縁部内側の接面14側をN極と小永久磁
石5は反撥し、第一表示板部6の側縁部内側の接
面14側をN極とせる小永久磁石15は、S極に
励磁された鉄芯の一端19に吸引され、表示枠1
0は回転し、第一表示板部6の側縁部内側の小永
久磁石15が電磁石4の鉄芯の一端19に接し、
第二表示板部7を正面に転じた第5図に示す状態
になり、同時に表示枠10の下部支持板部9上に
設けた環状絶縁体11も第5図に示す如く転じて
導電接触片20の先端22は、導電板12から離
れて欠落部13に入り、電流は遮断され電磁石4
は非励磁になり、この状態で第一表示板部6の側
縁部内側の小永久磁石15は電磁石4の鉄芯の一
端19に吸着し表示枠10を停止保持する。
本考案は、上記の如くであつて、切換スイツチ
28による直列電源25の+側27或いは−側2
6への接続による表示枠10の回転途中では導電
接触片20,20′、導電板12を介して電磁石
4に強制的に電流が流れて途中で表示枠10が停
止するという不都合な事態を生ずることなく、定
位置に回転させることができ、定位置に達すると
同時に電流は自動的に遮断され、電磁石4への常
時通電による過熱及び電力の浪費を防止して表示
枠10を回転定位に確実に停止保持することがで
き、且つ不測な外力が作用して表示枠10を回動
すると、直ちに電流が電磁石4に通じて、元の位
置に表示枠10を復帰させ、斯しくて例えば、
「出張」、或いは「在室」の文字を表示した第一表
示板部6、或いは第二表示板部8を電力の浪費を
排除して、的確且つ円滑に転換表示して確固に所
期の状態に表示枠10を停止維持することができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので第1図
は一部を切欠いた正面図、第2図は一部を切欠い
た側面図、第3図は第2図におけるA−A横断面
平図、第4図は第2図におけるB−B横断面平
図、第5図は表示枠の第二表示板部が正面に転換
された状態における直列電源との関係を示す回路
図、第6図は表示枠の第一表示板部が正面になつ
た状態における直列電源との関係を示す回路図、
第7図は一部を切欠いた表示枠の斜視図である。 3……支持枠、4……電磁石、6……第一表示
板部、7……第二表示板部、9……下部支持板
部、10……表示枠、11……環状絶縁体、12
……導電板、13……欠落部、14……接面、1
5……小永久磁石、15′……小永久磁石、19
……鉄芯の一端、19′……鉄芯の他端、20…
…導電接触片、20′……導電接触片、22……
先端、22′……先端、25……直列電源、26
……−側、27……+之亡28……切換スイツ
チ、31……一方向素子、32……一方向素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持枠3の内側中間に電磁石4を取付け、且つ
    該支持枠3に表示枠10を回転自由に装着し、該
    表示枠10の第一表示板部6、第二表示板部7の
    各側縁部内側に同じ磁極を接面14側にして小永
    久磁石15,15′を固着し、更に表示枠10の
    下部支持板部9に設けた環状絶縁体11の中間周
    面に欠落部13を有する導電板12を取付け、該
    導電板12に向つて先端22,22′を弾圧させ
    た導電接触片20,20′を配設し、表示枠10
    の第一表示板部6の小永久磁石15が電磁石4の
    鉄芯の一端19に接した状態下で一方の導電接触
    片20の先端22を欠落部13内に臨ませ、他方
    の導電接触片20′の先端22,22′を導電板1
    2に接しさせ、また表示枠10の第二表示板部7
    の小永久磁石15′が電磁石4の鉄芯19′に接し
    た状態下で一方の導電接触片20の先端22を導
    電板12に接しさせて他方の導電接触片20′の
    先端22′を欠落部13内に臨ませるようにする
    と共に、上記導電接触片20,20′に一方向素
    子31,32をを介して直列電源25の−側26
    と+側27との切換えを行なう切換スイツチ28
    を電気的に接続し、更に直列電源25と電磁石4
    の一端並びに電磁石4の他端と導電板12とをそ
    れぞれ電気的に接続してなる表示転換装置。
JP13364481U 1981-09-10 1981-09-10 表示転換装置 Granted JPS5840784U (ja)

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JP13364481U JPS5840784U (ja) 1981-09-10 1981-09-10 表示転換装置

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JP13364481U JPS5840784U (ja) 1981-09-10 1981-09-10 表示転換装置

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Publication Number Publication Date
JPS5840784U JPS5840784U (ja) 1983-03-17
JPS6111748Y2 true JPS6111748Y2 (ja) 1986-04-12

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ID=29927095

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JP13364481U Granted JPS5840784U (ja) 1981-09-10 1981-09-10 表示転換装置

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