JPH0521822Y2 - - Google Patents
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- JPH0521822Y2 JPH0521822Y2 JP373987U JP373987U JPH0521822Y2 JP H0521822 Y2 JPH0521822 Y2 JP H0521822Y2 JP 373987 U JP373987 U JP 373987U JP 373987 U JP373987 U JP 373987U JP H0521822 Y2 JPH0521822 Y2 JP H0521822Y2
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 35
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 230000005281 excited state Effects 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
- Relay Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、例えば直流モータ、直流有極ソレノ
イドの動作を正方向、逆方向に切り換えるための
多極形電磁継電器に関する。
イドの動作を正方向、逆方向に切り換えるための
多極形電磁継電器に関する。
(従来の技術)
一般に、自動車のワイパなどは、制御回路に2
個の電磁継電器を設け、一方を正転用、他方を逆
転用としてこれらを交互に駆動させることによ
り、直流モータ等を正転、逆転して往復動作する
ようにしてある。
個の電磁継電器を設け、一方を正転用、他方を逆
転用としてこれらを交互に駆動させることによ
り、直流モータ等を正転、逆転して往復動作する
ようにしてある。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、前記2個の電磁継電器はそれぞ
れ独立したもので、一般に、各電磁継電器は、1
つの共通端子、2つのコイル端子、2つの固定接
点端子、即ち、合計5つの端子を備えているた
め、これら2台の電磁継電器をプリント基板等に
接続するには合わせて10本の端子を接続しなけれ
ばならず、配線作業が面倒なうえ、プリント基板
のパターンが複雑になり、その設計に要する手間
が多くなるという問題点を有していた。
れ独立したもので、一般に、各電磁継電器は、1
つの共通端子、2つのコイル端子、2つの固定接
点端子、即ち、合計5つの端子を備えているた
め、これら2台の電磁継電器をプリント基板等に
接続するには合わせて10本の端子を接続しなけれ
ばならず、配線作業が面倒なうえ、プリント基板
のパターンが複雑になり、その設計に要する手間
が多くなるという問題点を有していた。
また、2個の独立した電磁継電器を取り付ける
場合、相互の絶縁距離を安全値に保つことは勿論
のこと、それぞれ他の電気機器、部品との絶縁距
離を確保する必要上、2倍の大きさの電磁継電器
を取り付けるものに比べ、より多くの基板面積を
要し、高密度な回路を構成するうえで障害になる
という問題点を有していた。
場合、相互の絶縁距離を安全値に保つことは勿論
のこと、それぞれ他の電気機器、部品との絶縁距
離を確保する必要上、2倍の大きさの電磁継電器
を取り付けるものに比べ、より多くの基板面積を
要し、高密度な回路を構成するうえで障害になる
という問題点を有していた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は前記問題点を解決するためになされた
もので、 鉄心にコイルを巻回した電磁石と、 磁極を有する両端部を屈曲して略コ字状に形
成し、前記鉄心の両端に、前記電磁石の側部で
異極が対向するように取り付けた2つのヨーク
と、 2枚の鉄片で磁石を挾持し、前記電磁石の両
側部に、前記鉄片の両端部をそれぞれ前記磁極
に対向して回動可能に設けた2つの可動ブロツ
クと、 両端に可動接点、略中央部に共通端子を有
し、前記可動ブロツクの側部に、該可動ブロツ
クの動作に基づき、前記共通端子を中心に回動
するように設けた2つの可動接点バネと、 両端にそれぞれ固定接点を有し、該固定接点
をそれぞれ前記異なる可動接点バネの可動接点
に対向させた2つの固定端子部材と、 で電磁継電器を構成したものである。
もので、 鉄心にコイルを巻回した電磁石と、 磁極を有する両端部を屈曲して略コ字状に形
成し、前記鉄心の両端に、前記電磁石の側部で
異極が対向するように取り付けた2つのヨーク
と、 2枚の鉄片で磁石を挾持し、前記電磁石の両
側部に、前記鉄片の両端部をそれぞれ前記磁極
に対向して回動可能に設けた2つの可動ブロツ
クと、 両端に可動接点、略中央部に共通端子を有
し、前記可動ブロツクの側部に、該可動ブロツ
クの動作に基づき、前記共通端子を中心に回動
するように設けた2つの可動接点バネと、 両端にそれぞれ固定接点を有し、該固定接点
をそれぞれ前記異なる可動接点バネの可動接点
に対向させた2つの固定端子部材と、 で電磁継電器を構成したものである。
(実施例)
以下、本考案を一実施例を示す添付図面に従つ
て説明する。
て説明する。
第1図は本考案にかかる電磁継電器を示し、こ
の電磁継電器は、概略、2つのリレーユニツト
Ra,Rbで構成されており、リレーユニツトRaは
可動ブロツク5と可動接点バネ7とを有し、いま
一つのリレーユニツトRbは可動ブロツク6と可
動接点バネ8とを有し、両ユニツトRa,Rbは電
磁石2、ヨーク3,4、及び固定端子部材9,1
0を共用している。
の電磁継電器は、概略、2つのリレーユニツト
Ra,Rbで構成されており、リレーユニツトRaは
可動ブロツク5と可動接点バネ7とを有し、いま
一つのリレーユニツトRbは可動ブロツク6と可
動接点バネ8とを有し、両ユニツトRa,Rbは電
磁石2、ヨーク3,4、及び固定端子部材9,1
0を共用している。
電磁石2は、鉄心21にコイル22を巻回した
もので、前記鉄心21の両端をヨーク3,4に形
成された固定孔31,41(31は図示せず)に
嵌合してベース1に固定してある。
もので、前記鉄心21の両端をヨーク3,4に形
成された固定孔31,41(31は図示せず)に
嵌合してベース1に固定してある。
なお、コイル22の両端はベース1に両端突出
状態に取り付けたコイル端子23,24にそれぞ
れ電気的に接続されている。
状態に取り付けたコイル端子23,24にそれぞ
れ電気的に接続されている。
また、ヨーク3,4は板材の両端部を略コ字状
に屈曲して対向する磁極片31,32,41,4
2を形成したもので、磁極片31,32の先端部
が磁極片42,41の先端部にそれぞれ対向させ
てあり、対向する磁極片31,41はS極、磁極
片32,42はN極に、僅かながら磁化されてい
る。
に屈曲して対向する磁極片31,32,41,4
2を形成したもので、磁極片31,32の先端部
が磁極片42,41の先端部にそれぞれ対向させ
てあり、対向する磁極片31,41はS極、磁極
片32,42はN極に、僅かながら磁化されてい
る。
可動ブロツク5,6は、対向する一対の鉄片5
1,52,61,62で、永久磁石53,53,
63,63とこれらの間に位置する軸受部材5
4,64とを挾持するとともに、外側に位置する
鉄片51,61内の両端側にそれぞれカード5
7,58,67,68を取り付けたものである。
1,52,61,62で、永久磁石53,53,
63,63とこれらの間に位置する軸受部材5
4,64とを挾持するとともに、外側に位置する
鉄片51,61内の両端側にそれぞれカード5
7,58,67,68を取り付けたものである。
前記可動ブロツク5,6は、電磁石2の両側部
に配設され、鉄片51,52,61,62を磁極
片31,42,32,41の両側にそれぞれ位置
させた状態で、ベース1に設けた支軸56,66
を前記軸受部材54,64の軸受孔55,65に
挿通して、回動可能に支持されている。
に配設され、鉄片51,52,61,62を磁極
片31,42,32,41の両側にそれぞれ位置
させた状態で、ベース1に設けた支軸56,66
を前記軸受部材54,64の軸受孔55,65に
挿通して、回動可能に支持されている。
なお、鉄片51,52,61,62に挾持され
た永久磁石53,63は、鉄片51,62側がN
極、鉄片52,61側がS極に磁化されている。
た永久磁石53,63は、鉄片51,62側がN
極、鉄片52,61側がS極に磁化されている。
可動接点バネ7,8は、可動接触片71,81
の略中央部を下方に延設して共通端子74,84
を形成した略T字状の板材で、前記可動接触片7
1,81の両端部には可動接点72、73,8
2,83を有し、前記可動ブロツク5,6の外側
部に、前記共通端子74,84をベース1の下面
に突出させてそれぞれ取り付けてある。
の略中央部を下方に延設して共通端子74,84
を形成した略T字状の板材で、前記可動接触片7
1,81の両端部には可動接点72、73,8
2,83を有し、前記可動ブロツク5,6の外側
部に、前記共通端子74,84をベース1の下面
に突出させてそれぞれ取り付けてある。
固定端子部材9,10はそれぞれ基部91,1
01の略中央部を下方に延設して固定端子96,
106(第1図において96は図示せず)を形成
するとともに、前記基部91,101の両端部を
屈曲して屈曲片92,93,102,103を形
成し、それぞれに固定接点94,95,104,
105を固設したものである。この固定端子部材
9,10は、ヨーク3,4の外側部にそれぞれ配
設され、端子96,106をベース1に下方に突
出させて取り付け、前記固定接点94,95,1
04,105を可動接点バネ7,8の可動接点7
2,83,73,82にそれぞれ対向させてあ
る。
01の略中央部を下方に延設して固定端子96,
106(第1図において96は図示せず)を形成
するとともに、前記基部91,101の両端部を
屈曲して屈曲片92,93,102,103を形
成し、それぞれに固定接点94,95,104,
105を固設したものである。この固定端子部材
9,10は、ヨーク3,4の外側部にそれぞれ配
設され、端子96,106をベース1に下方に突
出させて取り付け、前記固定接点94,95,1
04,105を可動接点バネ7,8の可動接点7
2,83,73,82にそれぞれ対向させてあ
る。
次に、以上の構成からなる電磁継電器の動作
を、これを用いて直流モータを正転、逆転駆動す
る場合について説明する。
を、これを用いて直流モータを正転、逆転駆動す
る場合について説明する。
第2図から第4図において、直流モータMの両
端はそれぞれ共通端子74,84に接続され、固
定端子96,106はそれぞれ動作電源の+端
子、−端子に接続され、コイル端子23,24は
それぞれスイツチSW1,SW2に接続され、ス
イツチSW1又はSW2のいずれか一方をオンす
ることにより、コイル22に電流を正逆いずれの
方向にも印加できるようにしてある。
端はそれぞれ共通端子74,84に接続され、固
定端子96,106はそれぞれ動作電源の+端
子、−端子に接続され、コイル端子23,24は
それぞれスイツチSW1,SW2に接続され、ス
イツチSW1又はSW2のいずれか一方をオンす
ることにより、コイル22に電流を正逆いずれの
方向にも印加できるようにしてある。
なお、各端子23,24,74,84,96,
106は、それぞれプリント基板に形成した回路
パターンにそれぞれハンダ等にて接続されてい
る。
106は、それぞれプリント基板に形成した回路
パターンにそれぞれハンダ等にて接続されてい
る。
そして、無励磁状態、つまり、スイツチSW
1,SW2がオフされ、コイル22に電流が印加
されていない第2図に示す状態にあつては、リレ
ーユニツトRaでは、鉄片51が磁極片31に、
鉄片52が磁極片42に吸引されて、可動ブロツ
ク5は支軸55を中心に矢印a方向に回転し、可
動接触片71はカード58に押されて可動接点7
2が固定接点94に接触し、反対側の可動接点7
3と固定接点105とは離間している。
1,SW2がオフされ、コイル22に電流が印加
されていない第2図に示す状態にあつては、リレ
ーユニツトRaでは、鉄片51が磁極片31に、
鉄片52が磁極片42に吸引されて、可動ブロツ
ク5は支軸55を中心に矢印a方向に回転し、可
動接触片71はカード58に押されて可動接点7
2が固定接点94に接触し、反対側の可動接点7
3と固定接点105とは離間している。
リレーユニツトRbでは、鉄片61が磁極片3
2に、鉄片62が磁極片41に吸引されて、可動
ブロツク6は支軸66を中心に矢印b方向に回転
し、可動接触片81はカード68に押されて可動
接点83が固定接点95に接触し、可動接点8と
固定接点104とは離間している。
2に、鉄片62が磁極片41に吸引されて、可動
ブロツク6は支軸66を中心に矢印b方向に回転
し、可動接触片81はカード68に押されて可動
接点83が固定接点95に接触し、可動接点8と
固定接点104とは離間している。
即ち、固定端子部材9の接点94,95は常閉
固定接点として機能し、固定端子部材10の固定
接点104,105は常開固定接点として機能し
ている。
固定接点として機能し、固定端子部材10の固定
接点104,105は常開固定接点として機能し
ている。
なお、この状態で、第2図に示すように、モー
タMの両極は共に電源の+端子に接続されること
になるが、電磁石2を励磁することによりこの状
態は回避されるため問題はない。
タMの両極は共に電源の+端子に接続されること
になるが、電磁石2を励磁することによりこの状
態は回避されるため問題はない。
次に、第3図に示すように、スイツチSW2を
オフしたままスイツチSW1をオンして、コイル
22に矢印方向の電流を印加し、ヨーク3をS
極、ヨーク4をN極に励磁すると、リレーユニツ
トRaの磁極片31,42は無励磁状態と同一の
極性を維持するため、可動ブロツク5は前記無励
磁状態(第2図参照)を維持する。
オフしたままスイツチSW1をオンして、コイル
22に矢印方向の電流を印加し、ヨーク3をS
極、ヨーク4をN極に励磁すると、リレーユニツ
トRaの磁極片31,42は無励磁状態と同一の
極性を維持するため、可動ブロツク5は前記無励
磁状態(第2図参照)を維持する。
一方、リレーユニツトRbの磁極片32,41
は無励磁状態と逆の磁性の磁極が励磁され、しか
も、これにより励磁される磁力は磁極片32,4
1が本来的に有する磁力に比べて大きいため、可
動ブロツク6は矢印b′方向に回転し、可動接触片
81はカード67に押されて可動接点83が固定
接点95と離間し、反対側の可動接点82が固定
接点104に接触する。
は無励磁状態と逆の磁性の磁極が励磁され、しか
も、これにより励磁される磁力は磁極片32,4
1が本来的に有する磁力に比べて大きいため、可
動ブロツク6は矢印b′方向に回転し、可動接触片
81はカード67に押されて可動接点83が固定
接点95と離間し、反対側の可動接点82が固定
接点104に接触する。
これにより、第3図に示すように、共通端子7
4が可動接触片71、及び固定端子96を介して
電源の+端子に導通される一方、共通端子84が
可動接触片81、及び固定端子106を介して電
源の−端子に導通され、モータMは矢印P方向の
電流が印加されて正転駆動する。
4が可動接触片71、及び固定端子96を介して
電源の+端子に導通される一方、共通端子84が
可動接触片81、及び固定端子106を介して電
源の−端子に導通され、モータMは矢印P方向の
電流が印加されて正転駆動する。
逆に、第4図に示すように、スイツチSW1を
オフしたままスイツチSW2をオンしてコイル2
2に印加される電流の方向を切り換え、ヨーク3
をN極、ヨーク4をS極に励磁すると、磁極片3
1,42は無励磁状態とは逆の磁性に励磁される
ため、可動ブロツク5は矢印a′方向に回転し、可
動接触片71はカード57に押されて可動接点7
2が固定接点94から離間し、反対側の可動接点
73が固定接点105に接触する。
オフしたままスイツチSW2をオンしてコイル2
2に印加される電流の方向を切り換え、ヨーク3
をN極、ヨーク4をS極に励磁すると、磁極片3
1,42は無励磁状態とは逆の磁性に励磁される
ため、可動ブロツク5は矢印a′方向に回転し、可
動接触片71はカード57に押されて可動接点7
2が固定接点94から離間し、反対側の可動接点
73が固定接点105に接触する。
一方、リレーユニツトRbの磁極片32,41
は無励磁状態と同一の極性に励磁されるため、可
動ブロツク6は前記無励磁状態(第2図参照)に
復帰する。
は無励磁状態と同一の極性に励磁されるため、可
動ブロツク6は前記無励磁状態(第2図参照)に
復帰する。
これにより、共通端子74は可動接触片71、
及び固定端子106を介して電源の−端子に導通
され、いま一つの共通端子84は可動接触片81
を介して固定端子96に導通され、モータMは矢
印Q方向の電流が印加されて逆転駆動する。
及び固定端子106を介して電源の−端子に導通
され、いま一つの共通端子84は可動接触片81
を介して固定端子96に導通され、モータMは矢
印Q方向の電流が印加されて逆転駆動する。
なお、前記実施例では、本考案にかかる電磁継
電器を用いて直流モータMの駆動を制御する場合
について示したが、これに限らず、直流有極ソレ
ノイドを正方向、逆方向に動作させるものにも使
用できることは勿論である。
電器を用いて直流モータMの駆動を制御する場合
について示したが、これに限らず、直流有極ソレ
ノイドを正方向、逆方向に動作させるものにも使
用できることは勿論である。
また、前記実施例では、電磁継電器の端子2
3,24,74,84,96,106はプリント
基板のの回路パターンにハンダ等で接続するもの
としたが、これに限らず、端子形状をソケツト挿
入用端子とし、これをソケツトに差し込んで電気
的に接続するようにしてもよい。
3,24,74,84,96,106はプリント
基板のの回路パターンにハンダ等で接続するもの
としたが、これに限らず、端子形状をソケツト挿
入用端子とし、これをソケツトに差し込んで電気
的に接続するようにしてもよい。
(考案の効果)
以上の説明で明らかなように、本考案にかかる
電磁継電器によれば、一つの電磁石のコイルに印
加する電流の方向を切り換え、また遮断すること
により、直流モータ等を正転、逆転、及び停止で
きるようにしているため、2つの電磁継電器を使
用して同様の動作を行うものに比べて経済的なう
え、基板等に装着する際、他の電気機器との絶縁
距離だけを考慮すればよく、スペース効率が向上
し、より高密度な回路を構成することができる。
電磁継電器によれば、一つの電磁石のコイルに印
加する電流の方向を切り換え、また遮断すること
により、直流モータ等を正転、逆転、及び停止で
きるようにしているため、2つの電磁継電器を使
用して同様の動作を行うものに比べて経済的なう
え、基板等に装着する際、他の電気機器との絶縁
距離だけを考慮すればよく、スペース効率が向上
し、より高密度な回路を構成することができる。
また、従来の電磁継電器のように、固定接点に
対応してそれぞれ固定端子を設けることなく、固
定端子部材に2つの固定接点を設けている。この
ため、2つの電磁継電器を用いた場合、すくなく
とも10本の端子を基板等に接続しなければならな
いのに対し、本考案のものによれば、共通端子、
固定端子、コイル端子をそれぞれ2本、つまり6
本の端子を接続するだけでよく、回路設計、配線
作業が楽になる。
対応してそれぞれ固定端子を設けることなく、固
定端子部材に2つの固定接点を設けている。この
ため、2つの電磁継電器を用いた場合、すくなく
とも10本の端子を基板等に接続しなければならな
いのに対し、本考案のものによれば、共通端子、
固定端子、コイル端子をそれぞれ2本、つまり6
本の端子を接続するだけでよく、回路設計、配線
作業が楽になる。
第1図は本考案にかかる電磁継電器の斜視図、
第2図から第4図は本考案の電磁継電器を用いて
直流モータを動作させる状態を示す回路図であ
る。 1……ベース、2……電磁石、3,4……ヨー
ク、5,6……可動ブロツク、7,8……可動接
点バネ、9,10……固定端子部材、21……鉄
心、22……コイル、23,24……コイル端
子、31,32,41,42……磁極片、51,
52,61,62……鉄片、53,63……永久
磁石、56,66……支軸、57,58,67,
68……カード、71,81……可動接触片、7
2,73,82,83……可動接点、74,84
……共通端子、93,94,103,104……
固定接点、96,106……固定端子。
第2図から第4図は本考案の電磁継電器を用いて
直流モータを動作させる状態を示す回路図であ
る。 1……ベース、2……電磁石、3,4……ヨー
ク、5,6……可動ブロツク、7,8……可動接
点バネ、9,10……固定端子部材、21……鉄
心、22……コイル、23,24……コイル端
子、31,32,41,42……磁極片、51,
52,61,62……鉄片、53,63……永久
磁石、56,66……支軸、57,58,67,
68……カード、71,81……可動接触片、7
2,73,82,83……可動接点、74,84
……共通端子、93,94,103,104……
固定接点、96,106……固定端子。
Claims (1)
- 鉄心にコイルを巻回した電磁石と、磁極を有す
る両端部を屈曲して略コ字状に形成し、前記鉄心
の両端に、前記電磁石の側部で異極が対向するよ
うに取り付けた2つのヨークと、2枚の鉄片で磁
石を挾持し、前記電磁石の両側部に、前記鉄片の
両端部をそれぞれ前記磁極に対向して回動可能に
設けた2つの可動ブロツクと、両端に可動接点、
略中央部に共通端子を有し、前記可動ブロツクの
側部に、該可動ブロツクの動作に基づき、前記共
通端子を中心に回動するように設けた2つの可動
接点バネと、両端にそれぞれ固定接点を有し、該
固定接点をそれぞれ前記異なる可動接点バネの可
動接点に対向させた2つの固定端子部材と、から
なることを特徴とする電磁継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP373987U JPH0521822Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP373987U JPH0521822Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63111743U JPS63111743U (ja) | 1988-07-18 |
JPH0521822Y2 true JPH0521822Y2 (ja) | 1993-06-04 |
Family
ID=30783774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP373987U Expired - Lifetime JPH0521822Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0521822Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-14 JP JP373987U patent/JPH0521822Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63111743U (ja) | 1988-07-18 |
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