JP3159719B2 - 有極形電磁継電器 - Google Patents

有極形電磁継電器

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JP3159719B2
JP3159719B2 JP03275191A JP3275191A JP3159719B2 JP 3159719 B2 JP3159719 B2 JP 3159719B2 JP 03275191 A JP03275191 A JP 03275191A JP 3275191 A JP3275191 A JP 3275191A JP 3159719 B2 JP3159719 B2 JP 3159719B2
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coil
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登 友野
茂光 青木
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株式会社高見澤電機製作所
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/04Mounting complete relay or separate parts of relay on a base or inside a case
    • H01H2050/049Assembling or mounting multiple relays in one common housing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータの正逆回転やプラ
ンジャの正逆動作を伴う自動車電装部品等の制御に好適
な有極形電磁継電器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の高級化に伴い各種の自動
車電装部品が開発されているが、これらの自動車電装部
品の基本的な機構は、モータを正逆回転したり、プラン
ジャを正逆動作させて制御するものである。
【0003】従来、モータの正逆回転の制御あるいはプ
ランジャの正逆動作の制御を行うために、2つの電磁継
電器を一体化したものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来形においては、2つの電磁継電器のベースブロック
等のみを共通化したり、配線に有利になるように端子配
列を考慮したもの等であるために、電磁継電器の小型
化、製造コスト等の点で有利でないという課題があっ
た。
【0005】従って、本発明の目的は、小型化しかつ低
製造コストの2つの電磁継電器を組込んだ有極形電磁継
電器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの手段は、ベースブロックの外、継鉄、永久磁石、磁
極片を共通化し、可動鉄心、コイル、可動接点を備えた
可動接点ばね、固定接点を備えた固定接点ばねを別個に
設けたものである。
【0007】
【作用】上述の手段によれば、継鉄、永久磁石、磁極
片、及び1つの可動鉄心が1つの磁気回路を構成し、こ
の可動鉄心の励磁あるいは無励磁によって該可動鉄心に
連動する可動接点が固定接点に接触あるいは非接触とな
る。また、継鉄、永久磁石、磁極片、及び他の1つの可
動鉄心が1つの磁気回路を構成し、この可動鉄心の励磁
あるいは無励磁によって該可動鉄心に連動する可動接点
が固定接点に接触あるいは非接触となる。つまり、2つ
の電磁継電器の作用をなす。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る有極形電磁継電器の一実
施例を示す分解斜視図、図2は図1の有極形電磁継電器
の組立てられた後の組立斜視図である。
【0009】図1、図2において、1はベースブロック
であって、2組の接点ばね組、すなわち可動接点2a,
2a′を有する可動接点ばね2,2′、ブレーク固定接
点3a、メーク固定接点4aを有するブレーク固定接点
ばね3、メーク固定接点ばね4、及びブレーク固定接点
3a′、メーク固定接点4a′を有するブレーク固定接
点ばね3′、メーク固定接点ばね4′が植設固着されて
いる。
【0010】5は継鉄である。6,6′はコイル7,
7′を巻回したコイル部であって、これら4つの突出部
6a,6b,6a′,6b′(6b′は図示せず)は、
それぞれ、継鉄5に設けられた4つの孔5a,5b,5
a′,5b′及びベースブロック1に設けられた4つの
孔1a,1b,1a′,1b′に嵌挿され、さらに、コ
イル部6,6′の突出部6a,6b,6a′,6b′の
ベースブロック1の底面より突出した部分を熱かしめす
る等によりベースブロック1にコイル部6,6′および
継鉄5が固設される。また、コイル部6,6′の端子部
6c,6c′(6c′は図示せず)も継鉄5およびベー
スブロック1にそれぞれ設けられた孔を通してベースブ
ロック1の底面に導出される。
【0011】8,8′はカードであって、これらの孔8
a,8a′はコイル部6,6′の前方端部に臨み、かつ
これらの溝8b,8b′は可動ばね2,2′に係合する
ように装着される。
【0012】9,9′は可動鉄心であって、継鉄5に設
けた孔5c,5c′からコイル部6,6′を貫通し、カ
ード8,8′の孔8b,8b′を貫挿して装着される。
【0013】また、永久磁石10及び磁極片11が、カード
孔8b,8b′に貫挿装着された可動鉄心9,9′の先
端近傍にあって、ベースブロック1、継鉄5およびコイ
ル部6,6′の鍔部で形成された所定の位置に配設され
る。
【0014】最後に、ベースブロック1の裏面より接着
剤を注入して、コイル端子6c及び各ばね端子の端子孔
を封止すると共に、各端子をベースブロック1に固着
し、図2に示すごとく、有極形電磁継電器が組み立てら
れることになる。
【0015】図2の有極形電磁継電器の動作を図3を参
照して説明する。なお、本発明に係る有極形電磁継電器
をモータMの正逆回転制御に適用した場合を説明する。
【0016】図3(A)の状態はコイル7,7′が共に
無励磁状態の場合を示す。この場合、永久磁石10により
実線で示す磁気回路が形成され、可動鉄心9,9′は磁
極片11に吸引された状態となっている。従って、可動接
点ばね2,2′は図3(B)の状態にあり、モータMに
は電源が与えられないために静止した状態にある。
【0017】図3(C)の状態はコイル7′のみを励磁
した場合を示す。この場合、この励磁により図示の点線
で示す磁束が発生し、可動鉄心9′の先端は磁極片11と
同極となって反発し、可動鉄心9′は継鉄5側に吸引さ
れる。この結果、可動接点ばね2′がカード8′により
動作する。他方、コイル7′は無励磁の状態であるの
で、可動鉄心9は永久磁石10の磁束により図3(A)の
状態を維持する。従って、モータMの接続回路は図3
(D)の状態になり、モータMには電源が与えられて正
回転する。なお、コイル7′の励磁を解けば図3(A),
(B)の状態に復帰し、モータMは停止する。
【0018】図3(E)の状態はコイル7のみを励磁し
た場合を示す。この場合、この励磁により図示の点線で
示す磁束が発生し、可動鉄心9の先端は磁極片11と同極
となって反発し、可動鉄心9は継鉄5側に吸引される。
この結果、可動接点ばね2がカード8により動作する。
他方、コイル7 ′は無励磁の状態であるので、可動鉄心
9 ′は永久磁石10の磁束により図3(A)の状態を維持
する。従って、モータMの接続回路は図3(F)の状態
になり、モータMには電源が与えられて逆回転する。な
お、コイル7の励磁を解けば図3(A),(B)の状態に
復帰し、モータMは停止する。
【0019】図3(G)の左側の状態は、コイル7及び
7′を同時に励磁した場合、またはコイル7を励磁して
いる時に更にコイル7′を励磁した場合、あるいはコイ
ル7′を励磁している時に更にコイル7を励磁した場合
を示す。この場合、コイル7′を励磁してモータMが正
回転している時にコイル7を励磁すると、図3(H)に
示すごとく、モータMは電源を断たれて停止し、また、
コイル7を励磁してモータMが逆回転している時にコイ
ル7′を励磁すると、図3(H)に示すごとく、モータ
Mは電源を断たれて停止し、いずれの場合もコイル7及
び7′が同時に励磁された場合はモータMは停止した状
態となる。
【0020】また、コイル7および7′が同時に励磁さ
れている状態から、どちらか一方の励磁が解かれると、
コイル7または7′が励磁されている状態、即ち図3
(C),(D)、または図3(E),(F)の状態となり、
モータMは正回転または逆回転する。
【0021】なお、図3のモータMの正逆転制御に使用
する場合には、磁極片11の左右に位置するブレーク固定
接点ばね3,3′を1つの部品にし、メーク固定接点ば
ね4,4′を1つの部品にすることもできる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
つの電磁継電器の部品の多く共通化したので、有極形電
磁継電器を小型化かつ製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る有極形電磁継電器の一実施例を示
す分解斜視図である。
【図2】図1の有極形電磁継電器が組立てられた後の組
立斜視図である。
【図3】図2の有極形電磁継電器の動作を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1…ベースブロック 2,2′…可動接点ばね 3,3′…ブレーク固定接点ばね 4,4′…メーク固定接点ばね 5…継鉄 6,6′…コイル部 7,7′…コイル 8,8′…カード 9,9′…可動鉄心 10…永久磁石 11…磁極片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−29233(JP,A) 特開 平2−12724(JP,A) 実開 昭61−178247(JP,U) 実開 平2−8842(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 51/00 - 59/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのベースブロック(1)と、 該ベースブロックの上に設けられた1つの継鉄(5)
    と、 該継鉄に装着された1つの永久磁石(10)と、 該永久磁石に装着された1つの磁極片(11)と、 前記継鉄に固定された一端及び前記磁極片に対向してい
    る他端を有し、前記磁極片の両側に平行に配置された
    つの可動鉄心(9,9′)と、 該各可動鉄心に巻回された2つのコイル(7,7′)
    と、 前記各可動鉄心と連動する可動接点(2a,2a′)を
    有する2つの可動接点ばね(2,2′)と、 前記各可動接点に対向配設された固定接点(3a,3
    a′,4a,4a′)を備えた固定接点ばね(3,
    3′,4,4′)と、 を具備する有極形電磁継電器。
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