JPH0227528Y2 - - Google Patents

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JPH0227528Y2
JPH0227528Y2 JP12342884U JP12342884U JPH0227528Y2 JP H0227528 Y2 JPH0227528 Y2 JP H0227528Y2 JP 12342884 U JP12342884 U JP 12342884U JP 12342884 U JP12342884 U JP 12342884U JP H0227528 Y2 JPH0227528 Y2 JP H0227528Y2
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plunger
pulse
switch
solenoid
drive
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案はパルス的にソレノイドコイルを駆動
してその駆動によりプランジヤを移動し、その移
動状態を永久磁石の磁気的吸引力により保持する
自己保持形プランジヤソレノイドに関する。
「従来技術」 従来の自己保持形プランジヤソレノイドは第2
図に示すようにプランジヤ(可動鉄心)11を軸
心としてソレノイドコイル12が巻かれ、この例
ではコイル12の両端はそれぞれスイツチ13,
14を通じて接地され、コイル12の中点は電源
端子15に接続されている。プランジヤ11の両
端と対向して磁気ヨーク16が配され、つまり磁
気ヨーク16の両端部がこの例ではコ字状に折曲
げられてプランジヤ11の両端面と対向し、その
コ字状磁気ヨーク16の中間部に永久磁石17の
−磁極、例えばN極が対接されて固定されてい
る。
一方パルス発生回路18が設けられ、パルス発
生回路18の入力端子19にトリガパルスを与え
るとパルス発生回路18の出力端子21に駆動パ
ルスが発生され、駆動パルス21はスイツチ22
を切換えてスイツチ13又は14を駆動する。つ
まりそのスイツチをONにし、そのパルスの間
ONを保持する。例えばスイツチ22はパルス発
生回路18の出力側を駆動回路23,24に切換
え接続し、駆動回路23,24はこれに駆動パル
スが与えられている間スイツチ13,14をそれ
ぞれONとするように構成されている。
例えばスイツチ22が駆動回路24側に接続さ
れている状態でトリガ端子19にトリガパルスを
与えると、駆動回路24にスイツチ駆動パルスが
与えられ、そのパルスの間スイツチ14がONと
され、端子15よりコイル12、スイツチ14を
通つて接地に電流が流れる。このため例えばプラ
ンジヤ11が図において下端側がS極、上端側が
N極となるように着磁され、プランジヤ11の下
側は磁石17のN極に吸引され、上端は磁石17
のN極と反撥し、従つて図において下側にプラン
ジヤ11が移動する。駆動パルスが消失してスイ
ツチ14がOFFとなり、従つて駆動電流がソレ
ノイドコイル12に流れなくなつてもプランジヤ
11は磁気ヨーク16に磁石17の磁気的吸引力
によつて吸着保持される。
逆にプランジヤ11を上側に移動するにはスイ
ツチ22を駆動回路23側に切換接続し、この状
態で端子19にトリガパルスを与えればパルス発
生回路18より発生した駆動パルスは駆動回路2
3に与えられてスイツチ13がONとされ、端子
15からソレノイドコイル12、スイツチ13を
通じて電流が流れ、この状態においてはプランジ
ヤ11の上側がS極、下側がN極に励磁され、従
つてプランジヤ11は上側に吸引移動する。駆動
電流が流れなくなつてもその状態が磁石17の磁
気的吸引力によつて保持される。
「考案が解決しようとする問題点」 このような従来の自己保持形プランジヤソレノ
イドにおいてプランジヤ11を永久磁石17に磁
気的吸引して自己保持した状態で外部から強い振
動や衝撃などが加わるとプランジヤソレノイド1
1が磁気ヨーク16から離れてしまうことがあ
る。この場合、端子19に与えるトリガパルスを
その復帰した状態を見て手動で与えればよいが、
トリガ端子19には或る条件の時のみ外部からの
制御信号が供給される場合は前記プランジヤが復
帰したまゝで磁気ヨーク16にプランジヤ11を
接触した状態に再設定することはできない。
「問題点を解決しようとする手段」 この考案によればプランジヤが磁気ヨークから
移動する際にソレノイドコイルに誘起されるパル
ス状起電力が、所定値以上の場合においてそのパ
ルスをパルス発生回路にトリガパルスとして与え
る。従つて衝撃によつてプランジヤが復帰した場
合においてはプランジヤは瞬時的に移動するため
ソレノイドコイルに比較的大きいパルスが発生
し、これがパルス発生回路にトリガパルスとして
自動的に与えられてそのプランジヤを磁気ヨーク
に吸着されるように移動させる。
「実施例」 第1図にこの考案の実施例を第2図と対応する
部分に同一符号を付けて示す。この例においては
入力端子19はOR回路25を通じてパルス発生
回路18にトリガパルスを与えるようにされる。
又ソレノイドコイル12の両端はそれぞれ単方向
導通素子、例えばダイオード26,27を通じ、
更に必要に応じて抵抗器28を通じて電源端子1
5に接続されると共に、ダイオード26,27と
抵抗器28との接続点はOR回路25の他方の入
力側に接続される。この場合ダイオード26,2
7はスイツチ13,14をオンにした時に、ソレ
ノイドコイル12の目的とする一半部にのみ電流
が流れ、他方の一半部に電流が流れるのを阻止す
るためのものである。
このような構成であるため先に述べたように端
子19にトリガパルスを与えることによつてスイ
ツチ22の接続位置に応じてスイツチ13または
14がONにされ、プランジヤ11は上側または
下側に移動し、その状態が磁石17の磁気的吸引
力によつて保持される。
この状態において衝撃が加わつてプランジヤ1
1が吸着した磁気ヨーク16から離れて移動する
と、その衝撃による移動は瞬時的に行われるた
め、ソレノイドコイル12に比較的高いピークの
パルス状電流が誘起され、このパルス電流はダイ
オード26または27を流れ、OR回路25を通
じてパルス発生回路18に与えられる。
従つて例えば図においてスイツチ22が駆動回
路24側に接続された状態において駆動回路24
が駆動され、図においてプランジヤ11が下側に
移動している状態で衝撃によりプランジヤ11が
磁気ヨーク16から外されると、そのプランジヤ
11の移動によりソレノイドコイル12に誘起し
た電圧に基づくトリガパルスがパルス発生回路1
8に与えられ、駆動回路24が駆動され、スイツ
チ14がONとなつてプランジヤ11は下側に移
動し、衝撃を受ける前の状態に自動的に復帰す
る。逆にスイツチ22が駆動回路23側に接続さ
れた場合においても同様に動作する。
なお端子15からソレノイドコイル12に電源
電圧が常時印加され、この電圧がコイル12を介
してダイオート26,27の一端に印加され、ま
た電源端子15の電圧が抵抗器28を介してダイ
オード26,27の他端に与えられ、つまりダイ
オード26,27の両端は同電位となつているた
め、これには通常は電流は流れない。例えばスイ
ツチ13をONにした場合に端子15から電流が
コイル12の図において上側を通じてスイツチ1
3に流れるのみで、端子15からコイル12の下
側を通じ、かつダイオード27を通じ、更にダイ
オード26を通じてスイツチ13に流れるような
ことはダイオード26が逆特性により阻止され
る。即ちソレノイドコイル12の一方のみにしか
電流は流れない。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案による自己保持形プ
ランジヤソレノイドにおいては、プランジヤの移
動状態において強い衝撃が与えられて磁気ヨーク
が離れるとこれに伴つてソレノイドに誘起された
パルス電圧がトリガパルスとしてパルス発生回路
18に与えられるため、自動的に元の状態に復帰
する作用が働く。プランジヤ11が吸着状態から
離れたことを機械的に検出してこれを復帰させる
ようにするにはその機械的構造が非常に複雑とな
るが、そのようなものを必要としない。また人手
によつていちいち復帰のためのトリガパルスを与
える必要もなく、回路も頗る簡単である。なお上
述においてはスイツチ13,14をコイル12の
両端に接続してプランジヤ11をその中点に対し
て両方向に移動するようにしたが、一方のスイツ
チを省略して電源と接地との間にソレノイドコイ
ル12の両端を接続してその駆動を一方向のみと
する場合にもこの考案を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による自己保持形プランジヤ
ソレノイドの一例を示す接続図、第2図は従来の
自己保持形プランジヤソレノイドを示す接続図で
ある。 11……プランジヤ、12……ソレノイドコイ
ル、16……磁気ヨーク、17……自己保持用永
久磁石、18……パルス発生回路、19……トリ
ガ入力端子、23,24……駆動回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パルス発生回路にトリガパルスを与えると、そ
    のパルス発生回路からスイツチ駆動パルスが発生
    し、そのスイツチ駆動パルスでその駆動パルスの
    間スイツチをONにしてソレノイドコイルに駆動
    電流を流し、これによりプランジヤを移動させて
    その移動状態を永久磁石の磁気的吸引力により保
    持する自己保持形プランジヤソレノイドにおい
    て、上記プランジヤが上記永久磁石による保持状
    態から軸方向に移動する際に上記ソレノイドコイ
    ルに発生した起電力に基づくパルスを上記パルス
    発生回路にトリガパルスとして与える再起動回路
    を設けたことを特徴とする自己保持形プランジヤ
    ソレノイド。
JP12342884U 1984-08-10 1984-08-10 Expired JPH0227528Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12342884U JPH0227528Y2 (ja) 1984-08-10 1984-08-10

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JP12342884U JPH0227528Y2 (ja) 1984-08-10 1984-08-10

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Publication Number Publication Date
JPS6159316U JPS6159316U (ja) 1986-04-21
JPH0227528Y2 true JPH0227528Y2 (ja) 1990-07-25

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JP12342884U Expired JPH0227528Y2 (ja) 1984-08-10 1984-08-10

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