JPS5826489Y2 - 電磁石消磁装置 - Google Patents
電磁石消磁装置Info
- Publication number
- JPS5826489Y2 JPS5826489Y2 JP1976082427U JP8242776U JPS5826489Y2 JP S5826489 Y2 JPS5826489 Y2 JP S5826489Y2 JP 1976082427 U JP1976082427 U JP 1976082427U JP 8242776 U JP8242776 U JP 8242776U JP S5826489 Y2 JPS5826489 Y2 JP S5826489Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- capacitor
- main coil
- switch
- degaussing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電磁石の鉄心の残留磁気を消磁する装置に関
する。
する。
従来、電磁石は吸引力を利用してパンチャーのさん孔や
印字を行なったり、あるいはある種のプjンタにおいて
は爪を駆動し、活字車を指令位置に止める等の位置決め
機構に使用され、多種の用途がある。
印字を行なったり、あるいはある種のプjンタにおいて
は爪を駆動し、活字車を指令位置に止める等の位置決め
機構に使用され、多種の用途がある。
電磁石を駆動する際に、さん孔、印字位置決めを行なう
のに応答速度の早いことが望まれそのために負荷をでき
るだけ軽くした設計がなされるが、コイルが捲回された
磁心には残留磁気が生じその為に、非通電時にリセット
しないことがある。
のに応答速度の早いことが望まれそのために負荷をでき
るだけ軽くした設計がなされるが、コイルが捲回された
磁心には残留磁気が生じその為に、非通電時にリセット
しないことがある。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、電磁石の
応答速度を早くシ、かつ磁心の残留磁気を消磁するもの
である。
応答速度を早くシ、かつ磁心の残留磁気を消磁するもの
である。
図は、この考案の一実施例を示す回路図である。
図において、主コイルL1は磁心として用いられる鉄心
Fに捲回され、主コイルL1の一端は端子Vに、他端は
コンテ゛ンサCに接続されるとともに、消磁コイルL2
に接続される。
Fに捲回され、主コイルL1の一端は端子Vに、他端は
コンテ゛ンサCに接続されるとともに、消磁コイルL2
に接続される。
ここで消磁コイルL2の巻数は主コイルL1の巻数より
はるかに少なく、しかも巻方向が逆である。
はるかに少なく、しかも巻方向が逆である。
コンデンサCと消磁コイルL2の他端はともにスイッチ
Sを介して接地される。
Sを介して接地される。
スイッチSはトランジスタ等のスイッチング素子である
。
。
以上の構成よりなる電磁石消磁装置の動作について説明
する。
する。
端子■に直流電圧が印加されており、スイッチSを閉じ
ることによって、コンデンサCにはコイルL1とコイル
L2の直流抵抗分で分割された電圧に相当する電荷が蓄
積される。
ることによって、コンデンサCにはコイルL1とコイル
L2の直流抵抗分で分割された電圧に相当する電荷が蓄
積される。
過渡的にはスイッチSを閉じた口締間は消磁コイルL2
へは電流が流れず、主コイルL1には電圧■に相当する
電流が流れ、その後、指数関数的に漸減する。
へは電流が流れず、主コイルL1には電圧■に相当する
電流が流れ、その後、指数関数的に漸減する。
定常状態になると、消磁コイルL2に電流は流れており
主コイルL1の巻き方向と消磁コイルの巻き方向が異な
るため、磁心Fでそれぞれの磁束が打ち消し合い、双方
のコイルの巻数の差に相当する磁束を発生する。
主コイルL1の巻き方向と消磁コイルの巻き方向が異な
るため、磁心Fでそれぞれの磁束が打ち消し合い、双方
のコイルの巻数の差に相当する磁束を発生する。
スイッチSを開いて非通電状態にすると、主コイルL1
には電流は流れないが今まで磁化されていた磁心には残
留磁気が残る。
には電流は流れないが今まで磁化されていた磁心には残
留磁気が残る。
ところがコンテ゛ンサCに電荷が蓄電されていることに
より、コンデンサCは放電し、消磁コイルL2に放電電
流を流す。
より、コンデンサCは放電し、消磁コイルL2に放電電
流を流す。
この電流による磁束は先の通電時における磁束と逆方向
である。
である。
このため磁心Fに残った残留磁気は消磁される。
以上の様に、スイッチSを閉じた瞬間は磁心Fは主コイ
ルL1による磁束のみが生じるため、初期時には主コイ
ルL1の巻数に相当する最大の吸引力を呈するので消磁
コイルL2を設けたことによる障害はない。
ルL1による磁束のみが生じるため、初期時には主コイ
ルL1の巻数に相当する最大の吸引力を呈するので消磁
コイルL2を設けたことによる障害はない。
また、スイッチを開いた時は消磁コイルL2にコンデン
サCからの放電々流が流れて残留磁気を消磁する。
サCからの放電々流が流れて残留磁気を消磁する。
従って、簡単な装置で、応答速度を早くシ、鉄心の残留
磁気を消磁する電磁石を実現することができる。
磁気を消磁する電磁石を実現することができる。
図はこの考案に係る一実施例の回路図を示す。
■・・・・・・端子、F・・・・・・磁心、Ll・・・
・・・主コイル、L2・・・・・・消磁コイル、C・・
・・・・コンテ゛ンサ、S・・・・・・スイッチ。
・・・主コイル、L2・・・・・・消磁コイル、C・・
・・・・コンテ゛ンサ、S・・・・・・スイッチ。
Claims (1)
- 磁心Fに捲回してなる主コイルL1と、該コイルL1に
直列に接続し、かつ逆向きに上記主コイルL1に較べて
巻数の比較的少ない消磁コイルL2と、該消磁コイルL
2に並列に接続したコンテ゛ンサCとを設けたことを特
徴とする電磁石消磁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976082427U JPS5826489Y2 (ja) | 1976-06-22 | 1976-06-22 | 電磁石消磁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976082427U JPS5826489Y2 (ja) | 1976-06-22 | 1976-06-22 | 電磁石消磁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS531100U JPS531100U (ja) | 1978-01-07 |
JPS5826489Y2 true JPS5826489Y2 (ja) | 1983-06-08 |
Family
ID=28562941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976082427U Expired JPS5826489Y2 (ja) | 1976-06-22 | 1976-06-22 | 電磁石消磁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826489Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-06-22 JP JP1976082427U patent/JPS5826489Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS531100U (ja) | 1978-01-07 |
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