JPH0127549Y2 - - Google Patents

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JPH0127549Y2
JPH0127549Y2 JP19140081U JP19140081U JPH0127549Y2 JP H0127549 Y2 JPH0127549 Y2 JP H0127549Y2 JP 19140081 U JP19140081 U JP 19140081U JP 19140081 U JP19140081 U JP 19140081U JP H0127549 Y2 JPH0127549 Y2 JP H0127549Y2
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JP
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relay
relays
drive
capacitor
excitation coils
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JP19140081U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スキヤナ装置等に使用されるリレー
の駆動回路の改良に関するものである。
一般にスキヤナ装置のスイツチ素子としては電
磁式リレーが多く使用されており、特に励磁電力
の低減および発熱による熱起電力の減少等を目的
として、可動部に永久磁石を有する有極性リレー
が使用されることが多くなつている。しかしなが
ら、このような有極性リレーにおいては、永久磁
石の吸引力とバネの復元力、および摩擦力とのバ
ランス状態によつては、駆動電圧を零とした後も
可動部が吸着したままで、接点が開かなくなつて
しまうことがある。また、有極性リレーばかりで
なく、無極性リレーにおいても、ヨークの残留磁
気の影響により可動部が吸着されたままとなつて
しまうことがある。
本考案は、上記のような従来装置の欠点をなく
し、リレーのオンオフを確実に行なうことのでき
るリレー駆動回路を簡単な構成により実現するこ
とを目的としたものである。
本考案のリレー駆動回路は、リレーの駆動電圧
を単に断続する如き従来から使用されている駆動
制御回路にコンデンサよりなる充放電回路を付加
し、リレーのオンオフを制御するトランジスタの
スイツチングに応じてリレーの励磁コイルに逆極
性の駆動電流を供給することにより、トランジス
タのスイツチングに応じてリレーの可動部を強制
的に開閉させ、リレーのオンオフを確実に行なわ
せるようにしたものである。また、複数のリレー
に対してコンデンサを共通に使用することによ
り、少数のコンデンサで多数のリレーを駆動する
ようにしたものである。
以下、図面を用いて本考案のリレー駆動回路を
説明する。
第1図は本考案のリレー駆動回路の一実施例を
示す構成図である。図において、CH1〜CH4はチ
ヤンネル入力、RL1〜RL4はリレー、OUTはス
キヤナ出力である。また、R1,R2,R11〜R14
抵抗、C1,C2はコンデンサ、Q1〜Q4はリレー
RL1〜RL4を駆動するトランジスタ、SCSはトラ
ンジスタQ1〜Q4を介してリレーRL1〜RL4を順次
駆動するスキヤナ制御回路である。抵抗R1,R2
R11〜R14およびコンデンサC1,C2は各リレーRL1
〜RL4の励磁コイルRSおよびトランジスタQ1
Q4を介して充放電回路を構成している。
このように構成されたリレー駆動回路におい
て、スキヤナ制御回路SCSの制御出力VC1〜VC4
に応じた各部の動作は次の通りである。まず、制
御出力VC1〜VC4が発生されていない状態におい
て、コンデンサC1,C2は駆動電源VCCにより充電
されている。ここで制御出力VC1が発生される
と、トランジスタQ1がオンとなり、コンデンサ
C1に充電されていた電荷がリレーRL1の励磁コイ
ルおよびトランジスタQ1を介して放電し、リレ
ーRL1が動作し、接点が閉成する。なお、コンデ
ンサC1の放電が終了した後の定常状態における
リレーRL1の励磁電流は抵抗R1を介して供給され
るので、この定常状態における駆動電流の大きさ
は抵抗R1により調節することができる。また、
制御出力VC1が零となつた後は抵抗R1および抵抗
R11、リレーRL1の励磁コイルよりなる直列回路
を介してコンデンサC1が充電される。この時、
励磁コイルに流れる電流の向きは前述したコンデ
ンサC1の放電電流とは逆方向となるので、リレ
ーRL1の可動部(永久磁石)には反発力が働き、
リレーRL1の接点が強制的に開放される。
第2図にこの波形図を示す。
このように、コンデンサC1の充放電電流を利
用してリレーRL1の励磁コイルに逆方向の電流を
流すようにすると、この電流の向きに応じてリレ
ーRL1の可動部に吸引およびび反発の力が働き、
制御出力VC1の状態に応じてリレーRL1を確実に
オンオフさせることができる。
次に、制御出力VC2が発生されると、トランジ
スタQ2およびリレーRL2の励磁コイルを介してコ
ンデンサC2が放電され、リレーRL2が動作して、
その接点を閉成させる。また、制御出力VC2が零
となると、抵抗R2および抵抗R12、リレーRL2
励磁コイルよりなる直列回路を介してコンデンサ
C2が充電され、この時、リレーRL2の接点を強制
的に開放する。
さらに、制御出力VC3が発生されると、今度は
トランジスタQ3およびリレーRL3の励磁コイルを
介してコンデンサC1が放電され、リレーRL3を動
作させる。ここで、コンデンサC1は前記したリ
レーRL2の動作中に駆動電源VCCまで予め充電さ
れていたもので、制御出力VC3の発生とともにリ
レーRL3に駆動電流を供給することができる。以
下、スキヤナ制御回路SCSは制御出力VC3を零と
した後、順次制御出力を発生し、リレーを駆動し
てゆくが、これらのリレーと駆動電流を供給する
コンデンサC1,C2との組合せを、例えば、奇数
番目のリレーRL1,RL3……はコンデンサC1、偶
数番目のリレーRL2,RL4……はコンデンサC2
より駆動するように選び、コンデンサC1,C2
充電がそれぞれ相互の動作中に完了するように回
路の時定数および制御出力の発生周期を設定して
おくことにより、多数のリレーを2つのコンデン
サC1,C2により駆動することができる。
なお、上記の説明においては、コンデンサを2
つ使用した場合を例示したが、回路の時定数と制
御出力の発生周期との関係によつては、コンデン
サを1つにすることも可能であり、また、3つ以
上のコンデンサを使用してもさしつかえない。さ
らに、定常状態においてリレーの励磁コイルに流
れる電流の大きさはコンデンサC1,C2と電源VCC
との間に接続された抵抗R1,R2の大きさによつ
て調節することができるものであるので、この抵
抗R1,R2の値を適当に選ぶことにより、駆動回
路の省電力化を実現することができる。
以上説明したように本考案のリレー駆動回路で
は、駆動電源に直列に挿入されたリレーの励磁コ
イルおよびトランジスタに対して並列にコンデン
サを接続するとともに、駆動電源とトランジスタ
との間に抵抗を接続するようにしているので、ト
ランジスタのスイツチングにともなうコンデンサ
の充放電電流がリレーの励磁コイルをそれぞれ逆
方向に流れ、トランジスタのスイツチングに応じ
てリレーの可動部に吸引および反発の力が働き、
リレーのオンオフを確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案のリレー駆動回路
の一実施例を示す構成図である。 CH1〜CH4……チヤンネル入力、OUT……ス
キヤナ出力、RL1〜RL4……リレー、SCS……ス
キヤナ制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個のリレーの励磁コイルにそれぞれ直列に
    スイツチング用のトランジスタを接続してこれら
    のリレーを順次オンオフするリレー駆動回路にお
    いて、前記複数個の励磁コイルと駆動電源との間
    に共通に接続された第1の抵抗と、これら複数個
    の励磁コイルおよびトランジスタと並列に接続さ
    れた共通のコンデンサと、前記複数個の励磁コイ
    ルとこれを駆動する複数個のトランジスタとの接
    続点と前記駆動電源との間にそれぞれ接続された
    複数個の第2の抵抗とを具備し、前記第1および
    第2の抵抗と前記共通のコンデンサとにより定ま
    る充放電時定数を前記複数個のリレーの駆動周期
    に比べて充分短い値に設定するようにしてなるリ
    レー駆動回路。
JP19140081U 1981-12-22 1981-12-22 リレ−駆動回路 Granted JPS5895552U (ja)

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JP19140081U JPS5895552U (ja) 1981-12-22 1981-12-22 リレ−駆動回路

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Publication Number Publication Date
JPS5895552U JPS5895552U (ja) 1983-06-29
JPH0127549Y2 true JPH0127549Y2 (ja) 1989-08-18

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