JPH0748421B2 - 電磁コイル励磁用制御回路 - Google Patents

電磁コイル励磁用制御回路

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JPH0748421B2
JPH0748421B2 JP58087A JP58087A JPH0748421B2 JP H0748421 B2 JPH0748421 B2 JP H0748421B2 JP 58087 A JP58087 A JP 58087A JP 58087 A JP58087 A JP 58087A JP H0748421 B2 JPH0748421 B2 JP H0748421B2
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純一 近藤
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電磁弁、ソレノイド、リレーあるいは電磁開
閉器等に用いられる電磁コイルの励磁のための制御回路
に関する。
〔従来の技術〕
最近、電磁弁において、消費電力を低減し且つ電磁コイ
ルの電磁雑音を低減するために、永久磁石を用いて強磁
性体のアーマチャを弁のオープン位置あるいはクローズ
位置に保持することが行われるようになった。すなわ
ち、電磁弁は、第7A図および第7B図に示すように、磁性
体の枠21の上端および下端に強磁性体よりなるキャップ
22および環状のプレート23が設けられており、枠21の中
央部にスプリング26によって押圧された強磁性体よりな
るアーマチャ24が上下移動可能に設けられている。ま
た、枠21とプレート23との間に環状の永久磁石25が設け
られ、枠21内の該アーマチャの周囲には電磁コイル9が
設けられている。
アーマチャ24は次の2つの位置のいずれかに安定的に保
持される。すなわち、閉弁状態は、第7A図に示すよう
に、スプリング26により押圧されて保持される位置であ
り、この場合、弁座28は閉じられている。他方、開弁状
態は、第7B図に示すように、永久磁石25による磁界によ
って保持される位置であり、この場合、弁座28は開放さ
れ、矢印に示すごとく流体たとえば空気が流れることが
できる。
アーマチャ24を上述の2つの状態間を移動させる力は電
磁コイル9を励磁することにより行われる。たとえば、
第7A図の閉弁状態において、電磁コイル9に一方向の直
流電流を流して電磁コイル9による磁界方向を永久磁石
25の磁界方向と同一にすると、電磁コイル9の磁力と永
久磁石25の吸引力との和がスプリング26の押圧力より大
きくなり、この結果、アーマチャ24は上昇して第7B図の
状態となる。ここで、電磁コイル27の電流は停止しても
永久磁石25の磁力によりこの状態は保持される。すなわ
ち、第7B図において、磁性体要素21−25−23−24−22に
よって形成されたループに永久磁石25による磁気回路が
形成され、電磁コイル7に電流がなくなっても、該磁気
回路は保持される。
また、第7B図の開弁状態において、電磁コイル9に前述
と逆方向の電流を流すと、磁界が永久磁石25の磁界と反
対方向に発生し、この結果、アーマチャ24には永久磁石
25の磁界に対して反撥磁力が発生してスプリング26の押
圧と相まって、アーマチャ24をキャップ22から引離す。
従って、アーマチャ24は下降して再び第7A図の状態とな
る。この場合、キャップ22とアーマチャ24との間の空隙
が存在するので、電磁コイル9に電流がなくなると前述
の永久磁石25による磁気回路は形成されない。
第8図に示す回路は、この電磁弁を作動させるための従
来の電磁コイル励磁用制御回路の最も改良されたものと
して、以前に本発明者によって考案されたものである
(特願昭61−180202号)。
以下、第8図に従って、これらの回路の詳細を説明す
る。
第8図の9は電磁コイル励磁用制御回路によって制御さ
れた電流が供給される電磁コイル、1は交流電源、103
はリレー接点103′を作動させるリレーコイル、103′は
電磁コイルに正の電流を供給する回路を閉とするリレー
接点、104はリレー接点104′を作動させるリレーコイ
ル、104′は電磁コイルに負の電流を供給する回路を閉
とするリレー接点、106,107,108、および109はそれぞれ
整流用のダイオード、101は電磁コイルへ供給する電流
の方向を選択する選択スイッチ、102は上記リレー接点1
03′および104′の各々が閉となる時間を規定するコン
デンサである。
以下に、第8図の回路の動作を説明する。
まず、スイッチ101がC7が閉となる位置からC8が閉とな
る位置に切り替える場合について説明する。スイッチ10
1でC7が閉のときは、交流電源1およびダイオード109に
よって、コンデンサ102は(第8図で)下側が正、スイ
ッチ101側が負に充電されている。このときスイッチ101
をC8が閉となるように切り替えると、ダイオード109と
ダイオード108の向きが逆なので、コンデンサ102を正負
逆の電圧に充電すべく、ダイオード108およびリレーコ
イル103を通して電流が流れる。この電流が所定値(リ
レー作動開放電流値)以上になるとリレーの働きにより
常開接点C9が閉となる。このときダイオード106の働き
により電磁コイル9には、第9A図に示されるような電流
が流れる。これにより第9A図に示される電磁弁のアーマ
チャ24が、この電磁コイルの磁力と永久磁石の力とによ
り引き上げられ、第7B図の位置に吸引保持される。前記
のコンデンサ102は逆向きに充電されると、前記リレー
コイル103に流れる電流は減少して、やがて前記常開接
点C9を閉とするに必要なリレー作動開放電流値を下まわ
り、再び該常開接点C9を開とする。
次にスイッチ101をC8が閉となる位置からC7が閉となる
位置に切り替えると、上記とは逆に、リレーコイル104
にリレー作動開放電流値以上の電流が流れることによ
り、常開接点C10が閉となり、電磁コイル9には、今度
は、第9B図に示すような前記と逆の向きの電流が流れ
る。これによる電磁力は、アーマチャ24を下方へ押し下
げる方向に働き、アーマチャ24は下降して第7A図の位置
に保持される。
上記の2つの場合各々において、電磁コイル9における
通電時間、すなわち前記常開接点C9或いは常開接点C10
が閉となっている時間は、コンデンサ102が充電される
に要する時間、すなわち、コンデンサ102の容量を調整
することによって電磁コイルの動作を確実に行うに必要
な最小の値に設定することができる。
この回路では、第9A図、および第9B図に示すように、前
記交流の2周期に相当する時間に設定されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述の制御回路においてはリレー接点を有する電磁リレ
ーを用いているため故障が多く短寿命であるという問題
点を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題を解決するために、本発明は、上記のリレー
部分を無接点化した電磁コイル励磁用制御回路を実現す
るものである。本発明による電磁コイル励磁用制御回路
は、第1図に示すように、 交流電源1からの電流を制御して電磁コイル9に供給
し、該電磁コイル9を励磁するための電磁コイル励磁用
制御回路であって、 制御入力端子5aに一方の極性の制御電圧を入力すること
によってのみオンとなる第1のスイッチング素子5と、 制御入力端子6aに前記一方の極性と逆の極性の制御電圧
を入力することによってのみオンとなる第2のスイッチ
ング素子6と、 一方向の整流方向をもって、前記第1のスイッチング素
子5と直列接続される第1のダイオード7と、 前記第1のダイオード7と逆方向の整流方向をもち前記
第2のスイッチング素子6と直列接続される第2のダイ
オード8と、 一端がコンデンサ3の一端に接続され、一方の選択によ
って前記第1のスイッチング素子5の制御入力端子5aに
接続され、他方の選択によって前記第2のスイッチング
素子6の制御入力端子6aに接続される選択スイッチ2と
を備え、 前記第1のスイッチング素子5と第1のダイオード7と
の直列接続、および、前記第2のスイッチング素子6と
第2のダイオード8との直列接続は互いに並列に接続さ
れてスイッチング部を形成し、 該スイッチング部、前記交流電源1、そして前記電磁コ
イル9の3者は互いに直列に接続されて1つの閉回路を
形成し、 前記第1および第2のスイッチング素子5,6の各々にお
ける、前記制御入力端子5a,6aと、前記第1または第2
のダイオード7,8の側の一端5b,6bとの間が、それぞれ第
1および第2の電気抵抗10,11をもって導通しており、 前記コンデンサ3の他端は、前記閉回路のうち、前記第
1および第2のスイッチング素子5,6の他端5c,6c側に接
続されていることを特徴とするものである。
〔作用〕
第1図の回路において、選択スイッチ2の接点C1が閉と
なっている間はダイオード8によりコンデンサ3の該選
択スイッチ2の側が負に充電され、一方、選択スイッチ
2の接点C2が閉となっている間は該コンデンサ3の該選
択スイッチ2の側が正に充電される。
ここで、該選択スイッチ2を、上記のように接点C2を閉
として保持していた状態から、接点C1を閉とする状態に
切り換えると、前記コンデンサ3の前記選択スイッチ2
の側が正となっているので第2のスイッチング素子6の
制御入力端子6aに正の電圧が印加され、該第2のスイッ
チング素子6はオンとなり、電磁コイル9には、端子A
から端子Bの方向への電流のみが流れる。また、前記コ
ンデンサ3に充電されていた電荷は抵抗11を経て放電さ
れ、やがて前記のよに該コンデンサ3の前記選択スイッ
チ2の側は負に充電される。この間、コンデンサ3の選
択スイッチ2の側の電位が低下するにつれ、前記第2の
スイッチング素子6の制御入力端子6aへの印加電圧が次
第に低下し、この低下によってやがて該第2のスイッチ
ング素子6はオフとなって前記電磁コイル9に電流が流
れなくなる。
逆に、前記選択スイッチ2を、前記のように接点C1を閉
としていた状態から、接点C2を閉とする状態に切換えた
場合は、前記の場合と全く逆に、電磁コイル9にはBか
らAの方向へ電流が流れ、またコンデンサ3の前記選択
スイッチ2の側は正に充電される。
〔実施例〕
第2図は、本発明の一実施例として、前記第1のスイッ
チング素子5および第1の抵抗10の両者の機能を有する
ものとしてPNPトランジスタ15を、前記第2のスイッチ
ング素子6および第2の抵抗11の両者の機能を有するも
のとしてNPNトランジスタ16を用いたものである。
第2図において1は交流電源、2は2つの接点C1および
C2の一方を選択する選択スイッチ、4および14は抵抗、
9は電磁コイル、7,8および12はダイオード、13は後述
する2端子素子である。
第2図においてコンデンサ3に直列に抵抗4が接続され
ているのは、コンデンサ3の充放電時間を適当な値に定
めるためであり、第2図では第1図の抵抗10,11をそれ
ぞれPNPトランジスタ15とNPNトランジスタ16の各々固有
のエミッタ−ベース間の抵抗により置き換えたことによ
り必要となったものである。
第2図においてその他に新たに付加されている構成要素
は抵抗14、ダイオード12および2端子素子13であるが、
以下ではまず、これら3つの構成要素を付加しない構成
の回路についてその動作を説明して、その後、これらの
構成要素を付加したときの意義を明確にする。
第2図の回路の動作は基本的に前述の第1図の回路の動
作と同様であるが、前記のようにPNPトランジスタ15お
よびNPNトランジスタ16を用いたことにより、(a)接
点C1を閉としたとき、および接点C2を閉としたときに電
磁コイル9の端子電圧は、(前述のように抵抗14、ダイ
オード12、および2端子素子13は接続されていないもの
とする)それぞれ第3図(a)および(b)に示すよう
な波形となる。第3図(a)および(b)において各波
形が逆極性の波形を伴っている。
ところでダイオード7とPNPトランジスタ15との直列接
続より形成される第1のライン、およびダイオード8と
NPNトランジスタ16との直列接続より形成される第2の
ラインは、それぞれ、電磁コイル9に、前記電磁弁のア
ーマチャ24を上昇保持させる電流を供給するラインと該
アーマチャ24を下降させる電流を供給するラインの一方
に対応するが、該アーマチャ24を下降させるに要する電
磁力(前記永久磁石25の磁界に対向する力)は該アーマ
チャ24を上昇保持させるに要する電磁力に比較して小さ
いために、該アーマチャ24を下降させる際に該電磁コイ
ル9を流れる電流は該アーマチャ24を上昇保持させるに
要する電流より小さくしてよい。
上記の第1および第2のラインの一方を流れる電流を減
少させるために、第2図に示される回路においては、該
第1のラインに直列に抵抗14を接続し、また、該第1の
ラインのダイオード7と同一方向をもつ第3のダイオー
ドと2端子素子13との直列接続を該電磁コイル9に並列
に接続している。ここで2端子素子13としては、例え
ば、抵抗、コンデンサ、ツェナダイオード、バリスタ等
が用いられる。こうして、接点C2が閉のときには、交流
電源1より供給された電流を分流あるいは吸収して電磁
コイル9を流れる電流を調節することができる。前記抵
抗14および上記2端子素子13の値はアーマチャ下降時の
電流低減の両方の条件を満足するように調整される。上
記の抵抗14、ダイオード12および2端子素子13を備えた
第2図の回路により電磁コイル9を流れる電流の波形
は、第4図(a)および(b)に示されるとおりであ
る。なお、上記の抵抗14、第3のダイオード、および、
2端子素子13の接続によって、前記電磁弁のアーマチャ
24を上昇保持させる際のアーマチャ24の動作も安定する
ことが本出願人によって観測されている。
なお、第3図および第4図において電磁コイル9を流れ
る電流波形において交流電源1の各周期に対応するピー
クの高さが順次低下するのはコンデンサ3の電荷がPNP
トランジスタ15またはNPNトランジスタ16のベース−エ
ミッタ間を経て放電されるにつれ、該PNPトランジスタ1
5またはNPNトランジスタ16のベース電位と該トランジス
タ15または16がオン・オフするしきい値との差の絶対値
が小さくなり、該トランジスタ15または16のコレクタ−
エミッタ間電流もそれにつれて低下するためである。そ
してベース電位が該しきい値に達すると前記トランジス
タ15または16はオフとなって電磁コイル9の励磁電流は
流れなくなる。前述のように、抵抗4の値によって、コ
ンデンサ3の充放電の時定数は適当な値に設定可能であ
る。
第5図は本発明の第2実施例を示す図である。第5図の
第2実施例と第2図の第1実施例との違いは、基本的に
は、第2図のPNPトランジスタ15をPチャンネルFET35
に、NPNトランジスタ16をNチャンネルFET36に置き換え
た点にある。
FETにおいてはゲートとソースの間は絶縁膜で隔てられ
ているので、第1図におけるように、両FETのゲート−
ソース間をそれぞれ抵抗10,11にて接続している。抵抗1
0,11によってコンデンサ3の充放電の時定数が設定され
るので、第2図の抵抗4は不要となる。
この第2の実施例は、前述の第1実施例と全く同様であ
る。
第5図の回路により電磁コイル9を流れる電流は第6図
に示されるとおりである。
〔発明の効果〕
本発明は、長寿命で故障の少ないスイッチング機能を有
する、単純な構成の電磁コイル励磁用制御回路を提供す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を示す図、 第2図は、本発明の第1実施例の構成を示す図、 第3図は、第2図の回路において、抵抗14、ダイオード
12および2端子素子13を取りはずしたとき電磁コイル9
の端子電圧を示す図、 第4図は第2図の回路において電磁コイル9を流れる電
流を示す図、 第5図は本発明の第2実施例の構成を示す図、 第6図は第5図の回路において電磁コイル9を流れる電
流を示す図、 第7A図および第7B図は、本発明が適用される電磁弁の断
面図であって、第7A図は、該電磁弁の閉止状態を、第7B
図は開放状態を示す図、 第8図は、従来の電磁コイル励磁用制御回路の1例を示
す図、 第9A図は、第8図の回路においてスイッチ101の接点C8
を閉としたときに電磁コイルを流れる電流を示す図、第
9B図は、スイッチ101の接点C7をとしたときに電磁コイ
ルを流れる電流を示す図である。 (符号の説明) 1……交流電源、 2……選択スイッチ、 3……コンデンサ、 5……第1のスイッチング素子、 6……第2のスイッチング素子、 7……第1のダイオード、 8……第2のダイオード、 9……電磁コイル、 10,11,14……抵抗、 12……第3のダイオード、 13……2端子素子、 15……PNPトランジスタ、 16……NPNトランジスタ、 21……枠、 22……キャップ、 23……プレート、 24……アーマチャ、 25……永久磁石、 26……スプリング、 28……弁座、 35……PチャンネルFET、 36……NチャンネルFET、 101……スイッチ、 102……コンデンサ、 103,104……リレー、 103′,104′……リレー接点、 106,107,108,109……ダイオード。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源(1)からの電流を制御して電磁
    コイル(9)に供給し、該電磁コイル(9)を励磁する
    ための電磁コイル励磁用制御回路であって、 制御入力端子(5a)に一方の極性の制御電圧を入力する
    ことによってのみオンとなる第1のスイッチング素子
    (5)と、 制御入力端子(6a)に前記一方の極性と逆の極性の制御
    電圧を入力することによってのみオンとなる第2のスイ
    ッチング素子(6)と、 一方向の整流方向をもって、前記第1のスイッチング素
    子(5)と直列接続される第1のダイオード(7)と、 前記第1のダイオード(7)と逆方向の整流方向をもち
    前記第2のスイッチング素子(6)と直列接続される第
    2のダイオード(8)と、 一端がコンデンサ(3)の一端に接続され、一方の選択
    によって前記第1のスイッチング素子(5)の制御入力
    端子(5a)に接続され、他方の選択によって前記第2の
    スイッチング素子(6)の制御入力端子(6a)に接続さ
    れる選択スイッチ(2)とを備え、 前記第1のスイッチング素子(5)および第1のダイオ
    ード(7)と、前記第2のスイッチング素子(6)およ
    び第2のダイオード(8)とは互いに並列に接続されて
    スイッチング部を形成し、 該スイッチング部、前記交流電源(1)、そして前記電
    磁コイル(9)の3者は互いに直列に接続されて1つの
    閉回路を形成し、 前記第1および第2のスイッチング素子(5,6)の各々
    における、前記制御入力端子(5a,6a)と、前記第1ま
    たは第2のダイオード(7,8)の側の一端(5b,6b)との
    間が、それぞれ第1および第2の電気抵抗(10,11)を
    もって導通しており、 前記コンデンサ(3)の他端は、前記閉回路のうち、前
    記第1および第2のスイッチング素子(5,6)の他端(5
    c,6c)側に接続されていることを特徴とする電磁コイル
    励磁用制御回路。
  2. 【請求項2】前記第1のスイッチング素子(5)がPNP
    トランジスタ(15)であって、前記第1の電気抵抗(1
    0)は該PNPトランジスタ(15)のエミッタ−ベース間に
    内在する電気抵抗により実現され、前記第2のスイッチ
    ング素子(6)がNPNトランジスタ(16)であって、前
    記第2の電気抵抗(11)は該NPNトランジスタ(16)の
    エミッタ−ベース間に内在する電気抵抗によって実現さ
    れる特許請求の範囲第1項記載の電磁コイル励磁用制御
    回路。
  3. 【請求項3】前記第1のスイッチング素子(5)がPチ
    ャンネルFET(35)であって、前記第2のスイッチング
    素子(6)がNチャンネルFET(36)である特許請求の
    範囲第1項記載の電磁コイル励磁用制御回路。
  4. 【請求項4】前記第1のスイッチング素子(5)と第1
    のダイオード(7)との直列接続に更に抵抗(14)を直
    列接続した特許請求の範囲第1項記載の電磁コイル励磁
    用制御回路。
  5. 【請求項5】前記コンデンサ(3)の前記一端または他
    端のいずれかの側に該コンデンサ(3)と直列に抵抗
    (4)を接続した特許請求の範囲第2項記載の電磁コイ
    ル励磁用制御回路。
  6. 【請求項6】前記交流電源(1)に対して前記第1のダ
    イオード(7)と同一方向に接続された第3のダイオー
    ド(12)と抵抗との直列接続を、前記電磁コイル(9)
    に並列に接続した特許請求の範囲第1項記載の電磁コイ
    ル励磁用制御回路。
  7. 【請求項7】前記交流電源(1)に対して前記第1のダ
    イオード(7)と同一方向に接続された第3のダイオー
    ド(12)とコンデンサとの直列接続を、前記電磁コイル
    (9)に並列に接続した特許請求の範囲第1項記載の電
    磁コイル励磁用制御回路。
  8. 【請求項8】前記交流電源(1)に対して前記第1のダ
    イオード(7)と同一方向に接続された第3のダイオー
    ド(12)とツェナダイオードとの直列接続を、前記電磁
    コイル(9)に並列に接続した特許請求の範囲第1項記
    載の電磁コイル励磁用制御回路。
  9. 【請求項9】前記交流電源(1)に対して前記第1のダ
    イオード(7)と同一方向に接された第3のダイオード
    (12)とバリスタとの直列接続を、前記電磁コイル
    (9)に並列に接続した特許請求の範囲第1項記載の電
    磁コイル励磁用制御回路。
  10. 【請求項10】前記交流電源(1)に対して前記第1の
    ダイオード(7)と同一方向に接続された複数のダイオ
    ードの直列接続を、前記電磁コイル(9)に並列に接続
    した特許請求の範囲第1項記載の電磁コイル励磁用制御
    回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9029303B2 (en) 2009-06-04 2015-05-12 Jx Nippon Oil & Energy Corporation Lubricant oil composition

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9029303B2 (en) 2009-06-04 2015-05-12 Jx Nippon Oil & Energy Corporation Lubricant oil composition

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