JP2014066334A - ストッパゴム付き防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストッパゴムをアウタブラケットに対して少ない部品点数で複数設けることができる、新規な構造のストッパゴム付き防振装置を提供すること。
【解決手段】第2の取付部材18に取り付けられるアウタブラケット14に複数のストッパゴム46が取り付けられた構造を有するストッパゴム付き防振装置10であって、複数のストッパゴム46が互いに同じ方向に向かって開口する嵌合凹所56を備えていると共に、それら複数のストッパゴム46がゴム連結部80によって連結されて一体で形成されており、複数のストッパゴム46の嵌合凹所56が互いに異なる方向に開口するようにゴム連結部80が変形された状態で嵌合凹所56がアウタブラケット14に嵌合されて複数のストッパゴム46がアウタブラケット14に取り付けられている。
【選択図】図9

Description

本発明は、例えば自動車のエンジンマウント等に用いられる防振装置に係り、特に、ストッパ手段を構成するストッパゴムがアウタブラケットに取り付けられたストッパゴム付き防振装置に関するものである。
従来から、振動伝達系を構成する部材間に介装されて、それら部材を相互に防振連結する防振連結体乃至は防振支持体の一種として防振装置が知られており、自動車のエンジンマウント等に適用されている。この防振装置は、振動伝達系を構成する一方の部材に取り付けられる第1の取付部材と、振動伝達系を構成する他方の部材に取り付けられる筒状の第2の取付部材とが、本体ゴム弾性体によって弾性連結された構造を有している。そして、第1の取付部材がパワーユニットに取り付けられると共に、第2の取付部材がアウタブラケットを介して車両ボデーに取り付けられることにより、パワーユニットが車両ボデーで防振支持されるようになっている。
ところで、防振装置では、衝撃的な大荷重の入力時に、第1の取付部材と第2の取付部材の相対変位量を制限して、本体ゴム弾性体の過大な変形を防止するために、ストッパ手段が設けられる場合がある。このストッパ手段は、例えば、第1の取付部材或いは第1の取付部材に取り付けられるインナブラケットと、第2の取付部材に取り付けられるアウタブラケットとの当接によって構成される。また、インナブラケットとアウタブラケットの当接時の打音を低減するために、それらインナブラケットとアウタブラケットの間にストッパゴムが介在される。このストッパゴムは、例えば、特開2012−87894号公報(特許文献1)のストッパゴム付き防振装置に示されているように、アウタブラケットに嵌着されており、アウタブラケットのインナブラケットへの当接面を覆うように配置されている。このような構造では、インナブラケットとアウタブラケットとの当接時の荷重を周上で分散して作用させるために、一般的には、アウタブラケットに対して複数のストッパゴムが取り付けられている。
しかしながら、特許文献1の如き構造では、互いに独立した複数のストッパゴムが必要となることから、部品点数の増加を避け難いという問題がある。特に、ストッパゴムがアウタブラケットに嵌合する嵌合凹所を備えた構造では、複数のストッパゴムを一体で形成することが困難であり、独立した複数のストッパゴムを採用することが一般的であった。
特開2012−87894号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、ストッパゴムをアウタブラケットに対して少ない部品点数で複数設けることができる、新規な構造のストッパゴム付き防振装置を提供することにある。
すなわち、本発明の第1の態様は、第1の取付部材と第2の取付部材が本体ゴム弾性体によって弾性連結されており、該第2の取付部材にアウタブラケットが取り付けられていると共に、該アウタブラケットには複数のストッパゴムが取り付けられて、該第1の取付部材と該第2の取付部材の相対変位量を制限するストッパ手段が該第1の取付部材側と該アウタブラケットとの該ストッパゴムを介した当接によって構成されるようにしたストッパゴム付き防振装置において、前記複数のストッパゴムが互いに同じ方向に向かって開口する嵌合凹所を備えていると共に、それら複数のストッパゴムがゴム連結部によって連結されて一体で形成されており、該複数のストッパゴムの該嵌合凹所が互いに異なる方向に開口するように該ゴム連結部が変形された状態で該嵌合凹所が前記アウタブラケットに嵌合されて該複数のストッパゴムが該アウタブラケットに取り付けられていることを、特徴とする。
このような第1の態様に従う構造とされたストッパゴム付き防振装置によれば、複数のストッパゴムをゴム連結部で連結することで一体として形成することができる。特に、アウタブラケットへの取付け用の嵌合凹所が形成されたストッパゴムにおいて、複数のストッパゴムの各嵌合凹所を互いに同じ向きに開口するように形成することで、複数のストッパゴムを簡単な金型構造で一体形成することができる。
さらに、ゴム弾性体で形成されたゴム連結部を弾性変形させることで、アウタブラケットへの装着状態では、複数のストッパゴムの各嵌合凹所の向きを互いに異ならせることができる。それ故、一体で形成された複数のストッパゴムをアウタブラケットに対して任意に分散配置して取り付けることが可能であり、ストッパ荷重を分散して作用させることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載されたストッパゴム付き防振装置において、前記アウタブラケットにおいて筒状とされた前記第2の取付部材に外嵌される嵌着筒部が設けられており、前記複数のストッパゴムの前記嵌合凹所が該嵌着筒部の外周面に嵌合されて該複数のストッパゴムが該アウタブラケットに取り付けられているものである。
本発明では、複数のストッパゴムが、相互に連結するゴム連結部の弾性変形によって、各嵌合凹所が互いに異なる方向で開口するようにして、アウタブラケットに取り付けられている。それ故、第2の態様のようなアウタブラケットの嵌着筒部にストッパゴムが取り付けられる場合にも、一体形成された複数のストッパゴムを嵌着筒部の周上で任意の場所に取り付けることが可能である。
本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様に記載されたストッパゴム付き防振装置において、前記ストッパゴムの一組が、前記嵌合凹所が互いに向い合って開口するように対向して前記アウタブラケットに取り付けられているものである。
第3の態様によれば、対向配置された一組のストッパゴムがゴム連結部で相互に連結されていることから、それらストッパゴムが対向方向の相対的な離隔変位をゴム連結部によって制限される。それ故、嵌合凹所のアウタブラケットに対する嵌合が解除され難く、ストッパゴムがアウタブラケットに対する装着状態に安定して保持される。
本発明の第4の態様は、第1〜第3の何れか1つの態様に記載されたストッパゴム付き防振装置において、前記アウタブラケットにストッパ突部が突設されており、前記ストッパゴムの前記嵌合凹所が該ストッパ突部に嵌合されているものである。
第4の態様によれば、ストッパゴムのアウタブラケットに対する嵌合がより強固に実現されて、ストッパゴムの位置ずれや脱落が回避される。特にストッパ突部の形状を嵌合凹所の形状と対応させることにより、固定力をより有利に得ることが可能である。
本発明の第5の態様は、第1〜第4の何れか1つの態様に記載されたストッパゴム付き防振装置において、前記複数のストッパゴムが前記アウタブラケットに取り付けられた状態において、前記ゴム連結部が引張変形されて、該ゴム連結部の弾性によって該複数のストッパゴムが該アウタブラケットに押し当てられているものである。
第5の態様によれば、ゴム連結部の弾性に基づいてストッパゴムがアウタブラケットへの装着状態に保持されることから、ストッパゴムのアウタブラケットからの脱落が防止される。特に、ストッパゴムの一組を対向配置しながら、ゴム連結部の弾性によってそれら一組のストッパゴムをアウタブラケットに押し当てるようにすれば、ゴム連結部の弾性に基づいた力の作用方向が嵌合凹所の開口方向と略一致することとなって、ストッパゴムの装着状態を安定して保持することができる。
本発明の第6の態様は、第5の態様に記載されたストッパゴム付き防振装置において、前記複数のストッパゴムが前記アウタブラケットに取り付けられる前の単体状態において、前記ゴム連結部に弛みが与えられているものである。
第6の態様によれば、単体状態において、複数のストッパゴムの離隔距離を小さくしながら、ゴム連結部の長さを大きく確保することができる。それ故、複数のストッパゴムをゴム連結部で連結した部品の輸送や保管に必要なスペースを小さくすることができる。
本発明の第7の態様は、第1〜第6の何れか1つの態様に記載されたストッパゴム付き防振装置において、前記複数のゴム連結部が相互に離隔して前記複数のストッパゴム間で並列的に設けられているものである。
第7の態様によれば、比較的に断面形状の小さいゴム連結部によっても、複数のストッパゴムを所定の連結状態に安定して保持することができると共に、ゴム連結部に作用する応力を分散させることができて、耐久性の向上も図られ得る。特に、ストッパゴムがアウタブラケットの嵌着筒部に取り付けられて、ゴム連結部の弾性によって嵌着筒部に押し当てられている場合には、それら複数のゴム連結部を嵌着筒部の周方向に離隔して並列配置することで、ストッパゴムの嵌着筒部に対してバランス良く押し当てて、装着状態を安定して保持することが可能になる。
本発明の第8の態様は、第1〜第7の何れか1つの態様に記載されたストッパゴム付き防振装置において、前記ストッパゴムがゴム単体で形成されているものである。
第8の態様によれば、ストッパゴムを形成する部品点数が少なくなって構造の簡略化が図られる。また、ストッパゴムが金具で補強されている場合に比して、軽量化が実現されると共に、変形し易いことからアウタブラケットへの嵌合装着が容易である。
本発明によれば、複数のストッパゴムがゴム連結部によって連結一体化されていることから、それら複数のストッパゴムを同時に一体形成することができると共に、取回しや保管、運搬等も容易になる。しかも、嵌合凹所が互いに同じ向きに開口するように一体形成された複数のストッパゴムは、ゴム連結部を変形させて嵌合凹所の開口方向を互いに異ならせた状態でアウタブラケットに取り付けられることから、それら複数のストッパゴムの装着方向が一体化によって限定されることもなく、アウタブラケットに対する取付位置の自由度も確保される。
本発明の1実施形態としてのエンジンマウントを示す斜視図。 図1に示されたエンジンマウントの平面図。 図2に示されたエンジンマウントの正面図。 図2に示されたエンジンマウントの右側面図。 図2に示されたエンジンマウントを構成するストッパゴムの底面図。 図5に示されたストッパゴムの正面図。 図6に示されたストッパゴムの左側面図。 図5に示されたストッパゴムが装着されたアウタブラケットの斜視図。 図1に示されたエンジンマウントの底面側を示す斜視図。 図1に示されたエンジンマウントの製造工程の1つであるマウント本体をアウタブラケットに組み付ける工程を示す斜視図。 図10に示されたマウント本体をアウタブラケットに組み付ける工程を底面側から示す斜視図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1〜図4には、本発明に従う構造とされたストッパゴム付き防振装置の1実施形態として、自動車用のエンジンマウント10が示されている。エンジンマウント10は、マウント本体12にアウタブラケット14が取り付けられて構成されており、このマウント本体12が第1の取付部材16と第2の取付部材18を本体ゴム弾性体20によって弾性連結した構造を有している。そして、第1の取付部材16がインナブラケット22を介してパワーユニットに取り付けられると共に、第2の取付部材18がアウタブラケット14を介して車両ボデーに取り付けられて車両に装着されることにより、パワーユニットが車両ボデーに防振連結されるようになっている。なお、以下の説明において、上下方向とは、原則として、エンジンマウント10の軸方向である図4中の上下方向を言う。また、前後方向とは、原則として、車両の前後方向となる図2中の上下方向を言う。
より詳細には、第1の取付部材16は、鉄やアルミニウム合金、繊維補強された合成樹脂等で形成された高剛性の部材であって、略角丸四角板状の螺着部24を備えている。なお、図中では省略されているが、第1の取付部材16には上面に開口するねじ孔が形成されており、後述のインナブラケット22がねじ止めされるようになっている。
第2の取付部材18は、第1の取付部材16と同様に高剛性の部材とされて、薄肉大径の略円筒形状を有していると共に、上端部において外周側に広がる一組のフランジ部26a,26bを備えている。なお、第2の取付部材18は、筒状とされていることが望ましく、円筒形状の他、楕円筒状や多角筒状等の異形筒状も好適に採用され得る。
そして、第1の取付部材16と第2の取付部材18が同一中心軸上に配設されて、本体ゴム弾性体20で弾性連結されることにより、マウント本体12が構成されている。本体ゴム弾性体20は、厚肉大径の略円錐台形状を有しており、小径側の端部が第1の取付部材16に加硫接着されていると共に、大径側端部の外周面が第2の取付部材18に加硫接着されている。本実施形態の本体ゴム弾性体20は、第1の取付部材16と第2の取付部材18を備えた一体加硫成形品として形成されている。
さらに、第2の取付部材18のフランジ部26a,26bには、本体ゴム弾性体20と一体形成された緩衝ゴム28が加硫接着されている。緩衝ゴム28は、フランジ部26a,26bの上面に固着されて上方に突出しており、略角丸矩形の断面を有していると共に、突出先端側に向かって次第に断面積が小さくなっている。
なお、マウント本体12としては、例えば、特開2008−196508号公報に示されているような流体封入式防振装置が、好適に採用され得る。この流体封入式防振装置は、例えば、壁部の一部が本体ゴム弾性体で構成されて、振動入力時に圧力変動が惹起される受圧室と、壁部の一部が可撓性膜で構成されて、容積変化が生ぜしめられる平衡室とが形成されており、それら受圧室と平衡室に非圧縮性流体が封入されていると共に、それら受圧室と平衡室を相互に連通するオリフィス通路が形成された構造を有している。尤も、マウント本体として、特開2007−255530号公報に示されているような、本体ゴム弾性体の弾性変形時のエネルギー減衰作用を利用して防振効果が発揮されるソリッドタイプの防振装置を採用することも可能である。
また、マウント本体12には、インナブラケット22が取り付けられるようになっている。インナブラケット22は、金属や繊維補強された合成樹脂等で形成された高剛性の部材であって、例えば、溝状断面で延びる門形部材と、門形部材の下端に底板部材を固定した構造が採用され得るが、ここでは、図2〜図4に2点鎖線で示されているように、厚肉矩形の板状部材に厚さ方向で貫通するマウント配設孔30を貫通形成した構造で説明する。そして、インナブラケット22は、マウント本体12がマウント配設孔30に配置されて、第1の取付部材16がインナブラケット22にねじ止めされることで、マウント本体12に取り付けられるようになっている。
さらに、マウント本体12に対するインナブラケット22の取付け状態では、第2の取付部材18のフランジ部26a,26bがインナブラケット22の内周面に対して所定の距離を隔てて対向配置される。そして、それらフランジ部26a,26bとインナブラケット22との当接によって、第1の取付部材16と第2の取付部材18の軸方向での相対的な接近変位量を制限するバウンドストッパ手段32が構成されるようになっている。なお、本実施形態では、フランジ部26a,26bとインナブラケット22が緩衝ゴム28を介して当接するようになっており、それらフランジ部26a,26bとインナブラケット22の当接による打音が低減される。
また、マウント本体12には、アウタブラケット14が取り付けられている。アウタブラケット14は、金属や繊維補強された合成樹脂等で形成された高剛性の部材であって、筒状の嵌着筒部34と、嵌着筒部34から外周側に延び出した取付部36とを、一体で備えている。
嵌着筒部34は、上部が下部よりも小径とされた段付きの略円筒形状を有しており、径方向一方向で対向する部位に一組のストッパ突部38a,38bが一体形成されている。ストッパ突部38a,38bは、嵌着筒部34の外周面に突設された突部であって、何れも略矩形ブロック状とされており、嵌着筒部34の軸方向全長に亘って延びている。更に、ストッパ突部38aは、ストッパ突部38bに比して周方向の幅が大きくされている。
取付部36は、厚肉板状とされており、嵌着筒部34の下端部から一組のストッパ突部38a,38bの対向方向と略直交する方向に突出している。また、取付部36には、複数のボルト孔40が厚さ方向に貫通して形成されている。
このような構造とされたアウタブラケット14は、嵌着筒部34が第2の取付部材18に外嵌されることによって、マウント本体12に取り付けられている。また、第2の取付部材18のフランジ部26a,26bがアウタブラケット14のストッパ突部38a,38bの上面に重ね合わされて、フランジ部26a,26bがストッパ突部38a,38bで補強されており、バウンドストッパ荷重に対する耐荷重性が高められている。
さらに、図2に示されているように、インナブラケット22がアウタブラケット14のストッパ突部38a,38bの突出方向に延びており、それらストッパ突部38a,38bを跨いで外側に配置されている。そして、インナブラケット22とストッパ突部38a,38bの外周面との当接によって、第1の取付部材16と第2の取付部材18の軸直角方向(車両前後方向)の相対変位量を制限する軸直ストッパ手段42が構成されている。更に、インナブラケット22とストッパ突部38a,38bの下面との当接によって、第1の取付部材16と第2の取付部材18の軸方向での相対的な離隔変位量を制限するストッパ手段としてのリバウンドストッパ手段44が構成されている。
ここにおいて、アウタブラケット14のストッパ突部38a,38bには、ゴム弾性体で形成されたストッパゴム46a,46bが取り付けられており、インナブラケット22とストッパ突部38a,38bがストッパゴム46a,46bを介して当接するようになっている。
ストッパゴム46aは、図5〜図7に示されているように、略矩形板状の外壁部48と、外壁部48の端部から直交して突出する側壁部50と、外壁部48と側壁部50の両方に対して直交するようにそれらの端部から突出する底壁部52とを、一体で備えている。更に、外壁部48および側壁部50の底壁部52と反対側の端部には、外壁部48と側壁部50に跨って延びる拘束部54が、底壁部52と対向して配置されている。更にまた、ストッパゴム46aには、外壁部48、側壁部50、底壁部52、拘束部54によって囲まれた嵌合凹所56が形成されている。なお、図7に示されているように、側壁部50における嵌合凹所56の開口端部には、掛止段差58が形成されており、側壁部50の外壁部48からの突出寸法が、底壁部52側よりも拘束部54側で大きくされている。また、外壁部48には緩衝突起60が一体形成されており、嵌合凹所56の開口と反対側に向かって先細形状で突出している。更に、底壁部52の外面には、嵌合凹所56の開口方向に略半円形断面で延びる緩衝凹溝62が形成されている。
ストッパゴム46bは、略矩形板状の外壁部64と、外壁部64の両端部から略直交して突出する一組の側壁部66a,66bと、外壁部64と側壁部66a,66bの両方に対して直交するようにそれらの端部から突出する底壁部68とを、一体で備えている。更に、外壁部64および側壁部66a,66bの底壁部68と反対側の端部には、一組の側壁部66a,66b間に跨って延びる拘束部70が、底壁部68と対向して配置されている。更にまた、ストッパゴム46bには、外壁部64、側壁部66a,66b、底壁部68、拘束部70によって囲まれた嵌合凹所72が形成されている。なお、図6に示されているように、側壁部66a,66bにおける嵌合凹所72の開口端部には、それぞれ掛止段差74が形成されており、側壁部66a,66bの外壁部64からの突出寸法が、底壁部68側よりも拘束部70側で大きくされている。また、外壁部64には緩衝突起76が一体形成されており、嵌合凹所72の開口と反対側に向かって先細形状で突出している。更に、底壁部68の外面には、嵌合凹所72の開口方向に略半円形断面で延びる緩衝凹溝78が形成されている。
かくの如き構造とされたストッパゴム46aとストッパゴム46bは、ストッパゴム46aの嵌合凹所56とストッパゴム46bの嵌合凹所72とが互いに同じ向きに開口するように隣り合って配置されており、ストッパゴム46aの底壁部52とストッパゴム46bの底壁部68が所定の距離を隔てて対向配置されている。
そして、ストッパゴム46aとストッパゴム46bは、ゴム連結部80によって相互に連結一体化されている。ゴム連結部80は、帯状乃至は柱状とされており、底壁部52,68における嵌合凹所56,72の開口側端部間に跨って延びて、ストッパゴム46a,46bと一体形成されている。本実施形態では、ストッパゴム46a,46bの間に、相互に形状の異なるゴム連結部80aとゴム連結部80bが、互いに所定の距離を隔てて並列に設けられている。更に、ゴム連結部80aとゴム連結部80bは、ストッパゴム46bの底壁部68における側壁部66a,66bの対向端部に設けられており、相互の離隔距離が大きく確保されている。
さらに、ゴム連結部80a,80bは、何れも嵌合凹所56,72の開口方向に向かって凸となるように略U字形状で湾曲しており、嵌合凹所56,72の開口方向に充分な弛みを有している。なお、本実施形態では、後述するアウタブラケット14への装着状態において、ゴム連結部80aの経路がゴム連結部80bの経路よりも長くなることから、図6に示されているように、ゴム連結部80aがゴム連結部80bよりも嵌合凹所56,72の開口方向により大きく突出している。
なお、ストッパゴム46a,46bおよびゴム連結部80は、ゴム弾性体で一体形成される。そこにおいて、ストッパゴム46aの嵌合凹所56とストッパゴム46bの嵌合凹所72が互いに同じ向き(図6中、上方)に開口していることから、図6中の上下に分割される加硫成形用金型を用いれば、それらストッパゴム46a,46bおよびゴム連結部80の一体成形品を分割数の少ない簡単な金型構成で形成することができる。しかも、本実施形態では、緩衝突起60,76の突出方向や緩衝凹溝62,78の溝方向等も図6中の上下方向とされており、図6中の上下方向での型割りに対する脱型不良が回避されている。
このようにゴム連結部80で連結一体化されたストッパゴム46a,46bは、アウタブラケット14に取り付けられている。即ち、図6に矢印で示されているように、ゴム連結部80を弾性変形させながらストッパゴム46a,46bを相対的に回転させて、嵌合凹所56,72の開口が互いに向かい合うようにストッパゴム46a,46bを対向配置させる。それと同時に、或いはその後、ストッパゴム46a,46bの嵌合凹所56,72がアウタブラケット14のストッパ突部38a,38bの各一方に嵌合されることで、図8に示されているように、対向配置されたストッパゴム46a,46bが嵌着筒部34の外周面を構成するストッパ突部38a,38bに取り付けられている。本実施形態では、ストッパゴム46a,46bが何れも補強用の硬質部材を備えることなくゴム単体で形成されており、全体が弾性変形を許容されることから、ストッパ突部38a,38bに対して容易に取付可能とされている。また、ストッパゴム46a,46bの掛止段差58,74が嵌着筒部34の段差部に当接することで、ストッパゴム46a,46bが内周端部において上下に位置決めされている。
さらに、ストッパゴム46a,46bがアウタブラケット14に取り付けられた状態では、図8に示されているように、ゴム連結部80a,80bがアウタブラケット14の嵌着筒部34の下側開口に跨って延びている。そこにおいて、U字形状に弛んで形成されたゴム連結部80a,80bは、ストッパゴム46a,46bのアウタブラケット14への装着時に引張変形されて略直線的に延びており、ゴム連結部80a,80bの弾性によってストッパゴム46a,46bの外壁部48,64がストッパ突部38a,38bに押し当てられている。これにより、嵌合凹所56,72のストッパ突部38a,38bへの嵌合状態が有効に保持されて、ストッパゴム46a,46bのストッパ突部38a,38bからの脱落が防止される。本実施形態では、図9に示されているように、アウタブラケット14がマウント本体12に外嵌固定された状態で、マウント本体12の下端がアウタブラケット14の嵌着筒部34の下端から突出することなく収まっており、ゴム連結部80a,80bがマウント本体12によって押圧されることなく延びている。
更にまた、図10に示されているように、ストッパ突部38aの上面に係合溝82が形成されていると共に、ストッパ突部38bの上面に係合溝84が形成されており、拘束部54が係合溝82に嵌め合わされていると共に、拘束部70が係合溝84に嵌め合わされている。これにより、ストッパゴム46a,46bのストッパ突部38a,38bからの脱落が防止されて、ストッパゴム46a,46bがストッパ突部38a,38bに対して位置決め保持されている。
このようなストッパゴム46a,46bの装着状態では、軸直ストッパ手段42およびリバウンドストッパ手段44において、インナブラケット22とアウタブラケット14がストッパゴム46a,46bを介して当接するようになっており、当接打音が低減されている。特に本実施形態のストッパゴム46a,46bでは、外壁部48,64に緩衝突起60,76が形成されていると共に、底壁部52,68に緩衝凹溝62,78が形成されていることから、当接時の打音がより効果的に低減されるようになっている。
なお、マウント本体12は、図10,図11に示されているように、ストッパゴム46a,46bが取り付けられた状態のアウタブラケット14に対して、圧入固定されるようになっている。これにより、係合溝82,84の開口部が第2の取付部材18のフランジ部26a,26bによって覆蓋されることから、拘束部54,70が係合溝82,84から抜けるのを回避して、ストッパゴム46a,46bがストッパ突部38a,38bから外れるのを効果的に防止することができる。
さらに、インナブラケット22は、マウント本体12にストッパゴム46a,46bを備えたアウタブラケット14が外嵌装着されたエンジンマウント10に対して、取り付けられる。このことからも明らかなように、インナブラケット22は、本実施形態に係るエンジンマウント10の構成要素ではなく、省略することも可能である。インナブラケット22を省略する場合には、例えば、第1の取付部材の形状を変更することで、第1の取付部材とアウタブラケット14との当接によってストッパ手段が構成される。
このような本実施形態に従う構造とされたエンジンマウント10では、複数のストッパゴム46a,46bがゴム連結部80a,80bによって連結一体化されて、全体として1つの部品とされている。それ故、部品点数を少なくすることができて、ストッパゴム46a,46bのアウタブラケット14への取付作業が容易になると共に、部品の保管および管理、輸送等も簡単になる。
また、ストッパゴム46a,46bは、嵌合凹所56,72が略同じ方向に向かって開口するように配置された状態で、ゴム連結部80a,80bによって連結一体化されており、成形用金型を嵌合凹所56,72から取り外せない等の不具合が回避される。
しかも、ストッパゴム46a,46bのアウタブラケット14への装着時には、ゴム連結部80a,80bを変形させることで、嵌合凹所56,72の開口方向を互いに異ならせることが可能とされている。それ故、ストッパゴム46a,46bのアウタブラケット14への装着方向を揃える必要はなく、例えば相互に対向するように取り付けることができる。なお、ストッパゴム46a,46bを嵌合凹所の開口方向を同じ向きに保持しながら相対的に回転させて配置すると共に、ゴム連結部80の形状を適宜に変更設定すれば、要求される任意の装着方向に簡単に対応することができる。
また、本実施形態では、一組のストッパゴム46a,46bがアウタブラケット14の嵌着筒部34の外周面に嵌合されて取り付けられており、それら一組のストッパゴム46a,46bが互いに対向して配置されている。このように配置された一組のストッパゴム46a,46bは、ゴム連結部80a,80bで対向方向に連結されていることから、対向方向での離隔変位が制限されている。それ故、一組のストッパゴム46a,46bの相対変位によるアウタブラケット14からの脱落が防止されて、装着状態が安定して維持される。
さらに、ゴム連結部80は、ストッパゴム46a,46bのアウタブラケット14への装着状態において引張変形されており、ゴム連結部80の弾性によってストッパゴム46a,46bがアウタブラケット14に押し当てられている。それ故、ストッパゴム46a,46bのアウタブラケット14からの脱落がより効果的に防止されて、装着状態が維持される。
しかも、本実施形態では、ストッパゴム46a,46bがアウタブラケット14に取り付けられる前の単体状態において、ゴム連結部80a,80bがU字形状に湾曲して設けられて、弛みを与えられている。それ故、単体状態でのストッパゴム46a,46b間の距離が、アウタブラケット14への装着状態におけるストッパゴム46a,46bの対向間距離に対して充分に小さくされており、ストッパゴム46a,46bの一体加硫成形品をコンパクトに得ることができる。
更にまた、一組のストッパゴム46a,46bの間には、ゴム連結部80a,80bが嵌着筒部34の周方向に離隔して並列に設けられている。これにより、ゴム連結部80a,80bの弾性力がストッパゴム46a,46bに偏って作用するのを防いで、ストッパゴム46a,46bの脱落や周方向でのずれを防止することができる。特に本実施形態では、ゴム連結部80a,80bがストッパゴム46a,46bの両端部に設けられており、ストッパゴム46a,46bがアウタブラケット14に対して両端部で押し当てられることから、安定した装着状態が実現される。加えて、ストッパゴム46a,46bを一体形成する際に、加硫成形用金型のキャビティにおけるゴム連結部80a,80bの形成部分を通じて、同キャビティにおけるストッパゴム46a,46bの形成部分間でゴム材料の流動が効率的に許容されることから、成形不良が有利に防止され得る。
また、アウタブラケット14の嵌着筒部34にストッパ突部38a,38bが形成されており、ストッパゴム46a,46bがストッパ突部38a,38bの各一方に被せられて嵌合されている。それ故、ストッパゴム46a,46bがアウタブラケット14から外れ難く、所期の装着状態で安定して保持される。しかも、略矩形のストッパ突部38a,38bを設けることにより、バウンドストッパ手段32と、リバウンドストッパ手段44と、軸直ストッパ手段42との何れにおいても、大きな当接面積を確保することができて、変位規制作用が有効に発揮される。
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、ストッパゴムは必ずしも2つに限定されず、3つ以上の複数が設けられていても良い。
さらに、ストッパゴムは、アウタブラケットへの装着状態で、嵌合凹所が互いに向き合うように一組が対向配置されていなくても良く、例えば、嵌合凹所の開口方向が互いに略直交するように配置されていても良い。
また、ストッパゴムは必ずしも明確に区分された外壁部、側壁部、底壁部、拘束部を備えた構造に限定されず、例えば、外壁部と側壁部を連続的な筒状壁部で構成することもできる。
また、ストッパゴムはゴム単体で形成されたものに限定されず、例えば、補強用の硬質部材を固着してストッパゴムの変形を制限することで、装着後の脱落を防止することができる。
また、ゴム連結部は、3つ以上が互いに離隔して並列的に設けられていても良いし、幅広板状の1つだけが設けることも可能である。
さらに、弛みをもったゴム連結部の形状は必ずしもU字形に限定されず、例えば、波打ち形状やジグザグ形状で延びていても良い。更に、ゴム連結部は、単体状態でのストッパゴム間の距離を小さくするために、弛みを有していることが望ましいが、必須ではなく、ストッパゴム間で直線的に延びていても良い。
更にまた、ゴム連結部は、複数のストッパゴムの底壁部同士を連結する構造に限定されず、例えば、側壁部同士を相互に連結するように設けることもできる。
また、アウタブラケットにおいて嵌着筒部は必須ではなく、ストッパゴムは必ずしも嵌着筒部の外周面に取り付けられるものに限定されない。
さらに、嵌着筒部の外周面に突設されたストッパ突部は省略することも可能であり、例えば、ストッパゴムの嵌合凹所が嵌着筒部の外周面に対応する円筒状の凹形状とされて、嵌着凹所の外周面に直接嵌合されるようになっていても良い。
また、マウント本体としては、前記実施形態に示されているようなお椀形の防振装置に限定されず、相互に内外挿配置されたインナ軸部材とアウタ筒部材とを本体ゴム弾性体で弾性連結した構造を有する筒形防振装置を採用することもできる。
10:エンジンマウント(ストッパゴム付き防振装置)、14:アウタブラケット、16:第1の取付部材、18:第2の取付部材、20:本体ゴム弾性体、34:嵌着筒部、38:ストッパ突部、46:ストッパゴム、56:嵌合凹所、80:ゴム連結部

Claims (8)

  1. 第1の取付部材と第2の取付部材が本体ゴム弾性体によって弾性連結されており、該第2の取付部材にアウタブラケットが取り付けられていると共に、該アウタブラケットには複数のストッパゴムが取り付けられて、該第1の取付部材と該第2の取付部材の相対変位量を制限するストッパ手段が該第1の取付部材側と該アウタブラケットとの該ストッパゴムを介した当接によって構成されるようにしたストッパゴム付き防振装置において、
    前記複数のストッパゴムが互いに同じ方向に向かって開口する嵌合凹所を備えていると共に、それら複数のストッパゴムがゴム連結部によって連結されて一体で形成されており、該複数のストッパゴムの該嵌合凹所が互いに異なる方向に開口するように該ゴム連結部が変形された状態で該嵌合凹所が前記アウタブラケットに嵌合されて該複数のストッパゴムが該アウタブラケットに取り付けられていることを特徴とするストッパゴム付き防振装置。
  2. 前記アウタブラケットにおいて筒状とされた前記第2の取付部材に外嵌される嵌着筒部が設けられており、前記複数のストッパゴムの前記嵌合凹所が該嵌着筒部の外周面に嵌合されて該複数のストッパゴムが該アウタブラケットに取り付けられている請求項1に記載のストッパゴム付き防振装置。
  3. 前記ストッパゴムの一組が、前記嵌合凹所が互いに向い合って開口するように対向して前記アウタブラケットに取り付けられている請求項1又は2に記載のストッパゴム付き防振装置。
  4. 前記アウタブラケットにストッパ突部が突設されており、前記ストッパゴムの前記嵌合凹所が該ストッパ突部に嵌合されている請求項1〜3の何れか1項に記載のストッパゴム付き防振装置。
  5. 前記複数のストッパゴムが前記アウタブラケットに取り付けられた状態において、前記ゴム連結部が引張変形されて、該ゴム連結部の弾性によって該複数のストッパゴムが該アウタブラケットに押し当てられている請求項1〜4の何れか1項に記載のストッパゴム付き防振装置。
  6. 前記複数のストッパゴムが前記アウタブラケットに取り付けられる前の単体状態において、前記ゴム連結部に弛みが与えられている請求項5に記載のストッパゴム付き防振装置。
  7. 前記複数のゴム連結部が相互に離隔して前記複数のストッパゴム間で並列的に設けられている請求項1〜6の何れか1項に記載のストッパゴム付き防振装置。
  8. 前記ストッパゴムがゴム単体で形成されている請求項1〜7の何れか1項に記載のストッパゴム付き防振装置。
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