JP4426601B2 - 防振装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の車体とエンジンとの間に介在して、車体側への振動の伝達を抑制する防振装置に関する。
通常、自動車の車体と振動発生源であるエンジンとの間には、車体側への振動の伝達を抑制するために防振装置が設けられる。また、かかる防振装置をエンジンに連結するために、両者の間にはブラケットが介設されており、種々のブラケット構造が提案されている(例えば、下記特許文献1,2参照)。
このような防振装置として、アームの長手方向の両端部に防振ブッシュを設けた連結ロッドと、一方の防振ブッシュとエンジンとの間に介在するブラケットとを備えたものがある。また、両防振ブッシュを、各々の軸方向に垂直な平面が互いに直交するように設けたものが知られている(下記特許文献3参照)。
特開平10−329554号公報 特開2005−225321号公報 特開2005−188575号公報
上記のように、2つの防振ブッシュを、各々の軸方向に垂直な平面が互いに直交するように設けた場合において、車体側に連結される第1防振ブッシュがエンジン側に連結される第2防振ブッシュの軸方向の中心面からオフセットされて配置されていると、次のような問題が生じる。すなわち、振動入力時における荷重は、第1防振ブッシュの軸と第2防振ブッシュの軸方向中心とを結んだ方向に入力されるが、上記のようにオフセットされていると、アームをこじる方向に荷重が入力される。そのため、エンジン側の上記ブラケットに対して不所望な応力が作用して、変形などの不具合の要因となる。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、連結ロッドの両端部のブッシュがオフセットして配設されている場合において、エンジン側のブラケットでの応力を緩和することができる防振装置を提供することを目的とする。
本発明に係る防振装置は、車体とエンジンとの間に介在する防振装置であって、アームと、前記アームの一端部に設けられて車体側に連結される第1防振ブッシュと、前記アームの他端部に設けられてエンジン側に連結される第2防振ブッシュと、を有する連結ロッドと、前記第2防振ブッシュとエンジンとの間に介在するブラケットと、前記ブラケットとともに前記第2防振ブッシュを挟持する挟持プレートと、を備え、前記第1防振ブッシュは、前記アームの長手方向に沿う第1方向に垂直な第2方向に軸を向けて設けられ、前記第2防振ブッシュは、前記第1方向及び前記第2方向に垂直な第3方向に軸を向けて設けられ、前記第1防振ブッシュの軸が前記第3方向における前記第2防振ブッシュの中心に対して当該第3方向の一方側にずれた位置に配されたものである。前記ブラケットは、前記第1方向に沿って細長いブロック状をなし、前記第2方向に沿う複数のボルト挿通孔を前記第1方向に間隔をおいて形成して、前記複数のボルト挿通孔に各別に挿通させた複数の第1取付ボルトで、前記第2方向の一端面をエンジン側の被取付け面に取付け可能に構成したブラケット本体と、前記ブラケット本体における前記第2方向の他端面のうち、一対の前記ボルト挿通孔の間に位置する第1他端面部分から前記第2方向に突出し、頂部の側面に前記第2防振ブッシュの内筒を受け止める受け面が設けられた第1突状部と、前記ブラケット本体における前記第3方向の一側面から当該第3方向に突出し、頂面に設けられた取付け面に第2取付ボルトを螺合させる雌ねじ部が形成された第2突状部と、を備えてなる。また、前記挟持プレートは、一端部が前記第2取付ボルトにより前記取付け面に取り付けられるとともに、他端部が前記受け面との間で前記第2防振ブッシュの内筒を挟持するよう構成されている。そして、前記挟持プレートの前記一端部が取り付けられる前記第2突状部の前記取付け面が、前記第3方向に垂直な平面に対して、前記第1防振ブッシュ側ほど前記第3方向の他方側に位置するように傾斜して設けられている。
このように第1防振ブッシュと第2防振ブッシュをオフセットして配置した場合において、前記挟持プレートの一端部が取り付けられる第2突状部の取付け面を上記の通り傾斜して設けたことにより、当該取付け面での応力を緩和することができ、不所望な変形を抑制することができる。
上記構成において、前記ブラケットは、前記ブラケット本体と、前記第1突状部と、前記第2突状部と、をアルミニウム合金で一体に鋳造成形してなり、前記ブラケット本体における前記第2方向の前記一端面と、前記第2方向の前記他端面のうち少なくとも前記第1取付ボルトに締結される他端面部分と、前記第1突状部の頂部に設けた前記受け面と、前記第2突状部の頂面に設けた前記取付け面とが、切削加工により形成されていると、次の作用効果が奏される。すなわち、この場合、ブラケットを製作するには、ブラケット本体と第1突状部と第2突状部とをアルミニウム合金で一体に鋳造成形した後に、ブラケット本体の上記一端面および他端面部分、ならびに前記受け面と取付け面を切削加工するだけでよい。そのため、アルミニウム合金材のほぼ全面を切削加工してブラケットを製作していた従来のものに比べて、切削加工時間を短縮化できる。よって、生産性に優れ、かつ軽量化に有用な防振装置を提供することができる。
本発明によれば、連結ロッドの両端部のブッシュがオフセットして配設された防振装置において、エンジン側のブラケットでの応力を緩和することができ、耐久性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜5は、実施形態に係る防振装置を示したものである。この防振装置は、図6,7に示す連結ロッド(トルクロッド)10と、図8〜11に示すブラケット12と、挟持プレート14とを備えてなり、自動車の車体と振動発生源であるエンジンとの間に組付けられて、エンジンのロールを抑えるものである。
連結ロッド10は、図6,7に示すように車両前後方向である第1方向Xに延びる金属製のアーム16と、アーム16の一端部16Aに設けられて車体側に連結される第1防振ブッシュ18と、アーム16の他端部16Bに設けられてエンジン側に連結される第2防振ブッシュ20とを備える。アーム16の側面には、質量体を内蔵したダンパー22が取り付けられており、質量体がゴム状弾性体を介して共振することによってアーム16に発生する振動が抑制される。アーム16は、その一端部16Aに溶接によって固着された第1筒状部24と、他端部16Bに溶接によって固着された第2筒状部26とを備える。
第1防振ブッシュ18は、円筒状をなし、その軸A1を、車両上下方向である第2方向Zに向けて設けられている。第2防振ブッシュ20は、第1防振ブッシュ18よりも大径の円筒状をなし、その軸A2を、車両幅方向である第3方向Yに向けて設けられている。従って、第1防振ブッシュ18と第2防振ブッシュ20は、各々の軸A1,A2に垂直な平面が互いに直交するように設けられており、エンジンのロール方向の振動を効果的に抑制できるように構成されている。
第1防振ブッシュ18は、車体側に連結される内筒28と、内筒28を軸平行かつ同軸に取り囲む外筒30と、内筒28と外筒30との間に介設されて両者を連結するゴム状弾性体32とを備えてなる。外筒32は、絞り加工により縮径されてから第1筒状部24に圧入されている。また、第2防振ブッシュ20は、内筒34と、内筒34を軸平行かつ同軸に取り囲む外筒36と、内筒34と外筒36との間に介設されて両者を連結するゴム状弾性体38とを備えている。外筒36は、絞り加工により縮径されてから第2筒状部26に圧入されている。
第2防振ブッシュ20のゴム状弾性体38には、内筒34を挟んでアーム側と反アーム側に対向し、それぞれ周方向に所定幅で延びる空洞部40が設けられている。空洞部40には、外筒36の内周面から径方向内側に突出するストッパゴム部42が設けられており、アーム16の長手方向に沿った第1方向Xの入力に対して、内筒34の外周面に当接することで過大変位を制限する。
図3,6に示されるように、第1防振ブッシュ18は、第2防振ブッシュ20の軸方向の中心面からオフセットされて配置されている。すなわち、第1防振ブッシュ18の軸A1は、第3方向Yにおける第2防振ブッシュ20の中心20Aに対して、同一平面上ではなく、これよりも第3方向Yの一方側Y1にずれた位置に配されている。ここで、第2防振ブッシュ20の中心20Aとは、第2防振ブッシュ20を軸方向に二等分する位置であり、この例では、第2防振ブッシュ20の外筒36を軸方向に二等分する位置である。
ブラケット12は、第2防振ブッシュ20とエンジンとの間に介設されるものであり、図8〜11に示すように、ブラケット本体44と第1突状部46と第2突状部48とを備えて、これらがアルミニウム合金で一体に鋳造成形されている。
ブラケット本体44は、第2方向Zに沿う高さ寸法Hが第3方向Yに沿う幅寸法Dよりも大きく、第1寸法Xに沿って細長いブロック状をなしており、連結ロッド10に関して第3方向Yの他方側Y2における第2防振ブッシュ20の側方に配されている(図3参照)。ブラケット本体44には、第2方向Zに沿う複数のボルト挿通孔50,52,54が、第1方向Xに間隔をおいて形成され、これら複数のボルト挿通孔50,52,54に各別に挿通させた複数の第1取付ボルト56で、ブラケット本体44の第2方向Zにおける一端面(ここでは下端面)44Aをエンジン側の被取付け面1に取付け可能に構成してある(図4参照)。
上記の複数のボルト挿通孔は、第1方向Xに並んで第1防振ブッシュ20に近い側から第1のボルト挿通孔50、第2のボルト挿通孔52および第3のボルト挿通孔54で構成され、いずれも第1方向Xに長い断面長円形の長孔に形成されている。互いに隣り合う第1のボルト挿通孔50と第2のボルト挿通孔52との間隔は、互いに隣り合う第2のボルト挿通孔52と第3のボルト挿通孔54との間隔よりも大きく設定されている。また、ブラケット本体44は、第2のボルト挿通孔52と第3のボルト挿通孔54の間のブラケット本体部分44Dの幅寸法d1を、第1のボルト挿通孔50と第2のボルト挿通孔52の間のブラケット本体部分の幅寸法(幅寸法Dに相当)よりも小さく設定している。
第1突状部46は、ブラケット本体44の第2方向Zの他端面(ここでは上端面)44Bのうち、第1のボルト挿通孔50と第2のボルト挿通孔52の間に位置する第1他端面部分44B1から第2方向Zの上方に立ち上がるように設けられている。第1突状部46の頂部の側面には、第2防振ブッシュ20の内筒34の軸方向端面を受け止める受け面58が設けられ、内筒34に挿通される第3取付ボルト60を螺合させる第1雌ねじ部62が、第3方向Yに穿設されている。
図10,11に示すように、ブラケット本体44と第1突状部46の頂部との間の第1突状部部分46Aは、第1方向Xよりも第3方向Yにおいて薄肉に形成されており、その第3方向Yにおける肉厚は、頂部の第1突状部部分46Bの肉厚やブラケット本体44の幅寸法Dよりも小さく設定されている。これにより、第1突状部46のボリュームを低減して鋳造成形の際の巣の発生を防止でき、第1突状部46の強度を好適に確保することができる。
第2突状部48は、ブラケット本体44における第3方向Yの一方側Y1の一側面44Cのうち、第1のボルト挿通孔50と第2のボルト挿通孔52の間に位置する一側面部分44C1から第3方向Yに立ち上がるように設けられている。第2突状部48の頂面には、挟持プレート14の一端部14Aが取り付けられる取付け面64が設けられ、該取付け面64には、挟持プレート14を取付け固定するための第2取付ボルト66を螺合させる第2雌ねじ部68が穿設されている。
ブラケット12は、ブラケット本体44の前記一端面44Aと、前記他端面44Bのうち第1取付ボルト56に締結される他端面部分44B2と、第1突状部46の頂部に設けた受け面58と、第2突状部48の頂面に設けた取付け面64とに、切削加工代を残して、ブラケット本体44と第1突状部46と第2突状部48をアルミニウム合金で一体に鋳造成形される。そして、鋳造成形後に、上記切削加工代を残した部分を切削加工することにより、上記形状に成形される。
挟持プレート14は、図1〜5に示されるように、ブラケット12とともに第2防振ブッシュ20を挟持する部材であり、金属板をプレス加工することでL字状に形成されている。挟持プレート14は、一端部(ここでは下端部)14Aが第2取付ボルト66によりブラケット12の取付け面64に取り付けられるとともに、他端部(ここでは上端部)14Bがブラケット12の受け面58との間で第2防振ブッシュ20の内筒34を挟持するよう構成されている。
挟持プレート14の他端部14Bにはボルト挿通孔70が設けられており、このボルト挿通孔70と第2防振ブッシュ20の内筒34とに第3取付ボルト60を挿通させ、第3取付ボルト60を受け面58の第1雌ねじ部62に締結することで、挟持プレート14の他端部14Bと受け面58とで内筒34が軸方向に挟持されている。
挟持プレート14の一端部14Aは、L字の先端から下方に延設されて上記取付け面64に重合配置される取付板部72を備える。該取付板部72にはボルト挿通孔74が設けられており、このボルト挿通孔74に第2取付ボルト66を挿通させて、第2取付ボルト66を取付け面64の第2雌ねじ部68で締結することで、挟持プレート14の一端部14Aが取付け面64に固定されている。
図3,9に示すように、第2突状部48の取付け面64は、第3方向Yに対して垂直ではなく、第3方向Yに垂直な平面Pに対して、第1防振ブッシュ18側ほど第3方向Yの他方側Y2に位置するように傾斜して設けられている。そのため、該取付け面64に重合される挟持プレート14の取付板部72も同様に傾斜して設けられ、また、第2取付ボルト66を受け入れる第2雌ねじ部68も、第3方向Yの一方側Y1ほど第1防振ブッシュ18側に近づくように、第3方向Yに対して傾斜した方向に穿設されている。そのため、第2突状部48自体も、反アーム側の側辺部48Aが前記穿設方向に沿って傾斜した形状に形成されている。
以上よりなる防振装置において、振動入力時における荷重は、第1防振ブッシュ18の軸A1と第2防振ブッシュ20の軸方向中心20Aとを結んだ方向に入力される。その際、本実施形態のものでは、第1防振ブッシュ18と第2防振ブッシュ20がオフセットして設けられているため、荷重入力方向Fは、図3に示すように第1方向Xに対して傾斜した方向となり、アーム16をこじる方向に力が作用する。このような傾斜した荷重入力に対して、挟持プレート14と第2突状部48との締結面64,72が上記の通り傾斜して設けられているので、当該締結部での応力を緩和することができ、不所望な変形や第2取付ボルト66の緩みなどを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記したブラケット12の構成により、切削加工時間が大幅に短縮化され、防振装置の生産性を格段に向上することができる。また、ブラケット12は、第1のボルト挿通孔50と第2のボルト挿通孔52との間隔を、第2のボルト挿通孔52と第3のボルト挿通孔54との間隔よりも大きく設定し、第1突状部46と第2突状部48を第1のボルト挿通孔50と第2のボルト挿通孔52の間の部分から立ち上がらせているので、第1方向Xにおける第1突状部46と第2突状部48の幅を大きく設定することができる。そのため、大きな力が加わる第1突状部46と第2突状部48の強度を十分に確保することができる。
また、突状部46,48を設けない第2のボルト挿通孔52と第3のボルト挿通孔54の間のブラケット本体部分44Dの幅寸法d1を、上記第1のボルト挿通孔50と第2のボルト挿通孔52の間のブラケット本体部分44の幅寸法Dよりも小さく設定したことにより、鋳造成形の際に巣が発生しにくくなる。また、該ブラケット本体部分44Dには、第1のボルト挿通孔50と第2のボルト挿通孔52の間のブラケット本体部分よりも大きな力が加わらないことから、上記のように幅寸法を小さくしても不具合はない。
なお、上記実施形態では、ブラケット本体44の他端面44Bのうち、第1突状部46が立ち上がる第1他端面部分44B1以外の部分に全面的に切削加工を施すようにしたが、第1取付ボルト56に締結される他端面部分44B2が切削加工されていれば、例えば、第2のボルト挿通孔52と第3のボルト挿通孔54との間に切削加工されない部分を設けてもよい。
本発明の一実施形態に係る防振装置の斜視図(第2防振ブッシュのゴム状弾性体、第2及び第3取付ボルトは図示省略)。 同防振装置の他の方向からみた見た斜視図(第2防振ブッシュのゴム状弾性体、第2及び第3取付ボルトは図示省略)。 同防振装置の平面図。 同防振装置の正面図。 同防振装置の側面図。 同防振装置を構成する連結ロッドの平面図。 同連結ロッドの正面図。 同防振装置を構成するブラケットの斜視図。 同ブラケットの平面図。 同ブラケットの正面図。 同ブラケットの側面図。
符号の説明
1…エンジン側の被取付け面
10…連結ロッド
12…ブラケット
14…挟持プレート、14A…一端部、14B…他端部
16…アーム、16A…一端部、16B…他端部
18…第1防振ブッシュ
20…第2防振ブッシュ、20A…中心
34…第2防振ブッシュの内筒
44…ブラケット本体、44A…第2方向の一端面、44B…第2方向の他端面、44B1…第1他端面部分、44B2…他端面部分、44C…第3方向の一側面
46…第1突状部
48…第2突状部
50,52,54…ボルト挿通孔
56…第1取付ボルト
58…受け面
60…第3取付ボルト
62…第1雌ねじ部
64…取付け面
66…第2取付ボルト
68…第2雌ねじ部
A1…第1防振ブッシュの軸、A2…第2防振ブッシュの軸
P…第3方向に垂直な平面
X…第1方向、Y…第3方向、Z…第2方向、Y1…第3方向の一方側、Y2…第3方向の他方側

Claims (2)

  1. 車体とエンジンとの間に介在する防振装置であって、
    アームと、前記アームの一端部に設けられて車体側に連結される第1防振ブッシュと、前記アームの他端部に設けられてエンジン側に連結される第2防振ブッシュと、を有する連結ロッドと、
    前記第2防振ブッシュとエンジンとの間に介在するブラケットと、
    前記ブラケットとともに前記第2防振ブッシュを挟持する挟持プレートと、を備え、
    前記第1防振ブッシュは、前記アームの長手方向に沿う第1方向に垂直な第2方向に軸を向けて設けられ、前記第2防振ブッシュは、前記第1方向及び前記第2方向に垂直な第3方向に軸を向けて設けられ、前記第1防振ブッシュの軸が前記第3方向における前記第2防振ブッシュの中心に対して当該第3方向の一方側にずれた位置に配され、
    前記ブラケットは、
    前記第1方向に沿って細長いブロック状をなし、前記第2方向に沿う複数のボルト挿通孔を前記第1方向に間隔をおいて形成して、前記複数のボルト挿通孔に各別に挿通させた複数の第1取付ボルトで、前記第2方向の一端面をエンジン側の被取付け面に取付け可能に構成したブラケット本体と、
    前記ブラケット本体における前記第2方向の他端面のうち、一対の前記ボルト挿通孔の間に位置する第1他端面部分から前記第2方向に突出し、頂部の側面に前記第2防振ブッシュの内筒を受け止める受け面が設けられた第1突状部と、
    前記ブラケット本体における前記第3方向の一側面から当該第3方向に突出し、頂面に設けられた取付け面に第2取付ボルトを螺合させる雌ねじ部が形成された第2突状部と、を備えてなり、
    前記挟持プレートは、一端部が前記第2取付ボルトにより前記取付け面に取り付けられるとともに、他端部が前記受け面との間で前記第2防振ブッシュの内筒を挟持するよう構成され、
    前記挟持プレートの前記一端部が取り付けられる前記第2突状部の前記取付け面が、前記第3方向に垂直な平面に対して、前記第1防振ブッシュ側ほど前記第3方向の他方側に位置するように傾斜して設けられた防振装置。
  2. 前記ブラケットは、前記ブラケット本体と、前記第1突状部と、前記第2突状部と、をアルミニウム合金で一体に鋳造成形してなり、前記ブラケット本体における前記第2方向の前記一端面と、前記第2方向の前記他端面のうち少なくとも前記第1取付ボルトに締結される他端面部分と、前記第1突状部の頂部に設けた前記受け面と、前記第2突状部の頂面に設けた前記取付け面とが、切削加工により形成された、請求項1記載の防振装置。
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