JP2014063989A - 導電性回路描画用インク組成物、導電性回路形成方法及びそれにより形成された導電性回路 - Google Patents
導電性回路描画用インク組成物、導電性回路形成方法及びそれにより形成された導電性回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014063989A JP2014063989A JP2013160434A JP2013160434A JP2014063989A JP 2014063989 A JP2014063989 A JP 2014063989A JP 2013160434 A JP2013160434 A JP 2013160434A JP 2013160434 A JP2013160434 A JP 2013160434A JP 2014063989 A JP2014063989 A JP 2014063989A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive circuit
- group
- conductive
- ink composition
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M1/00—Inking and printing with a printer's forme
- B41M1/22—Metallic printing; Printing with powdered inks
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/09—Use of materials for the conductive, e.g. metallic pattern
- H05K1/092—Dispersed materials, e.g. conductive pastes or inks
- H05K1/095—Dispersed materials, e.g. conductive pastes or inks for polymer thick films, i.e. having a permanent organic polymeric binder
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/12—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
- H05K3/1216—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
【効果】本発明の導電性回路形成方法によれば、印刷性に優れ、チクソ性を持ったインクによってスクリーン印刷を初めとする印刷方法によって回路を描画することができ、描画された回路は、形状の再現性に優れ、高速印刷が可能で、高スループット、高歩留まりのパターン描画が可能である。
【選択図】なし
Description
〔1〕
直径0.8mm、高さ0.4mmのドット形状の印刷パターンを形成後、80〜200℃で熱硬化させ、印刷された形状と硬化後の形状を比較した場合、ドット形状の高さの変化量が5%以内であり、溶剤を実質的に含有せず、付加型のシリコーンゴム形成用前駆体と硬化触媒の組み合わせと、密度2.75g/cm3以下の導電性粒子を含み、更に、カーボンブラック、亜鉛華、錫酸化物、錫−アンチモン系酸化物、SiCから選ばれるチクソ化剤を含有する導電性回路描画用インク組成物を用い、印刷法によって回路を形成することを特徴とする導電性回路形成方法。
〔2〕
前記シリコーンゴム形成用前駆体と硬化触媒の組み合わせは、少なくとも2個のケイ素原子に結合したアルケニル基を含有するオルガノポリシロキサンと少なくとも2個のケイ素原子に結合した水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンとヒドロシリル化反応触媒の組み合わせであることを特徴とする〔1〕に記載の導電性回路形成方法。
〔3〕
導電性回路描画用インク組成物が、
(A)下記平均組成式(1)
RaR’bSiO(4-a-b)/2 (1)
(式中、Rはアルケニル基、R’は脂肪族不飽和結合を持たない非置換又は置換の炭素数1〜10の一価炭化水素基、a、bは、0<a≦2、0<b<3、0<a+b≦3を満たす数である。)
で示される少なくとも2個のアルケニル基を含有する25℃の粘度が100〜5,000mPa・sであるオルガノポリシロキサン:100質量部、
(B)下記平均組成式(2)
HcR3 dSiO(4-c-d)/2 (2)
(式中、R3は独立に脂肪族不飽和結合を含有しない非置換又は置換の一価炭化水素基、又はアルコキシ基であり、c及びdは、0<c<2、0.8≦d≦2かつ0.8<c+d≦3となる数であり、また、一分子中のケイ素原子の数(又は重合度)は、2〜300個である。)
で示される少なくとも2個のケイ素原子に結合した水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン:(A)成分中の全ケイ素原子に結合したアルケニル基に対して(B)成分中のケイ素原子に結合した水素原子が0.5〜5.0倍モルとなる量、
(C)ヒドロシリル化反応触媒として白金族金属系触媒:(A)、(B)成分の合計に対して質量換算で1〜500ppm、
(D)導電性粒子として密度が2.75g/cm3以下である金属メッキした粒子:60〜300質量部、
(E)カーボンブラック、亜鉛華、錫酸化物、錫−アンチモン系酸化物、SiCから選ばれるチクソ化剤:0.5〜30質量部、
(F)脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪族アルコールのエステル、脂肪酸金属塩から選ばれる安定化剤:0.1〜10質量部
を含有するものである〔1〕に記載の導電性回路形成方法。
〔4〕
(B)成分が、接着性付与剤としてエポキシ基及び/又はアルコキシシリル基を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンを(A)成分100質量部に対し0.5〜20質量部含有する〔3〕に記載の導電性回路形成方法。
〔5〕
エポキシ基及び/又はアルコキシシリル基を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンが、
である〔4〕に記載の導電性回路形成方法。
〔6〕
前記導電性回路描画用インク組成物は、密度が2.0g/cm3以下であることを特徴とする〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の導電性回路形成方法。
〔7〕
前記導電性粒子は、金メッキ粒子、銀メッキ粒子、銅メッキ粒子から選ばれる密度2.75g/cm3以下の粒子であることを特徴とする〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の導電性回路形成方法。
〔8〕
前記印刷法はスクリーン印刷である〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載の導電性回路形成方法。
〔9〕
〔1〕〜〔8〕のいずれかに記載の導電性回路形成方法によって形成された導電性回路。
〔10〕
〔1〕〜〔8〕のいずれかに記載の導電性回路描画用インク組成物。
硬化型シリコーン材料は、硬化メカニズムにより縮合型と付加型に分類することができるが、付加型のシリコーンゴム形成材料は、硬化時に脱ガス成分を伴わないことから、本発明の目的を達するために最適な材料である。また、描画時の形状をよく維持したまま硬化するためには、200℃以下の緩和な条件、特に150℃以下で硬化可能であることが好ましいが、付加型のシリコーンゴム形成材料はこの要請も容易に満たすことができる。
少なくとも2個のアルケニル基を含有するオルガノポリシロキサン(A)は、下記平均組成式(1)で表される。
RaR’bSiO(4-a-b)/2 (1)
(式中、Rはアルケニル基、R’は脂肪族不飽和結合を持たない非置換又は置換の炭素数1〜10の一価炭化水素基、a、bは、0<a≦2、0<b<3、0<a+b≦3を満たす数である。)
少なくとも2個のケイ素原子に結合した水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン(B)は、一分子中に少なくとも2個(通常2〜300個)、好ましくは3個以上(例えば、3〜150個程度)、より好ましくは3〜100個程度のケイ素原子に結合した水素原子(即ち、SiH基)を含有するものであり、直鎖状、分岐鎖状、環状、あるいは三次元網状構造の樹脂状物のいずれでもよい。このようなオルガノハイドロジェンポリシロキサンとしては、例えば、下記平均組成式(2)で表されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンが挙げられる。
HcR3 dSiO(4-c-d)/2 (2)
(式中、R3は独立に脂肪族不飽和結合を含有しない非置換又は置換の一価炭化水素基、又はアルコキシ基であり、c及びdは、0<c<2、0.8≦d≦2かつ0.8<c+d≦3となる数であり、好ましくは0.05≦c≦1、1.5≦d≦2かつ1.8≦c+d≦2.7となる数である。また、一分子中のケイ素原子の数(又は重合度)は、2〜300個、好ましくは2〜150個、より好ましくは3〜150個、更に好ましくは3〜100個、特に3〜50個が好ましい。)
(式中、R3は前記と同じであり、s、tはそれぞれ0又は1以上の整数である。)
等で表されるものが挙げられる。
本発明に用いる付加(ヒドロシリル化)反応触媒は、前記の(A)成分のアルケニル基と(B)成分のケイ素原子に結合した水素原子(即ち、SiH基)との付加反応を促進するための触媒であり、ヒドロシリル化反応に用いられる触媒として白金族金属系触媒等の周知の触媒が挙げられる。
本発明の導電性回路描画用インク組成物には、導電性粒子(D)が含まれる。導電性粒子には、金メッキ粒子、銀メッキ粒子、銅メッキ粒子などがある。
導電性粒子としては、密度が2.75g/cm3以下、好ましくは2.50g/cm3以下、より好ましくは2.10g/cm3以下の金属メッキした粒子、特に高導電性である銀メッキを施したプラスチック粒子等の粉末が好ましい。
金属メッキを施す粒子は、金属メッキをした粒子の密度が2.75g/cm3以下の粒子となればよく、特に決まりはない。
金属メッキを施す粒子は、その内部に空気泡など密度の小さいものを入れ、その見掛け密度を小さくすることもできるが、より簡便な方法として、プラスチックなど密度が軽いものを使用すればよい。
また、導電性粒子の大きさは、平均粒径が5〜20μmであることが好ましい。なお、50μmを超える粒子が混入した場合、スクリーンプリントのメッシュに詰まるなどの不都合が生じるおそれがある。平均粒径は、レーザー光回折法による粒度分布測定における質量平均値D50として求めることができる。
なお、導電性粒子の密度(真密度、見掛け密度)は、一般的な方法として、ピクノメーター法で測定することが可能である。
チクソ化剤(E)は、インクにチクソ性与え、導電性回路描画後、硬化までに導電性パターンの形状を維持するために必要な材料であり、本発明に添加されるチクソ化剤は、中間的な抵抗値を持つカーボンブラック、亜鉛華、錫酸化物、錫−アンチモン系酸化物、SiCから選ばれ、カーボンブラックが特に好ましい。
インク組成物の付加硬化性の安定化を行うため、インク組成物には脂肪酸類やアセチレン化合物等の安定化剤(F)を加えることが好ましく、特に、脂肪酸あるいは脂肪酸誘導体及び/又はその金属塩を加えることが好ましい。脂肪酸あるいは脂肪酸誘導体及び/又はその金属塩を安定化剤として使用する場合の添加量は、(A)成分100質量部に対して0.1〜10質量部、好ましくは0.1〜5質量部である。0.1質量部未満であると保存後の硬化安定化作用が十分に得られないおそれがあり、10質量部を超えると付加硬化性が悪くなる。ここで、脂肪酸あるいは脂肪酸誘導体及び/又はその金属塩の好ましい炭素数は8以上である。
また、25℃における組成物の剪断速度0.5radian/sec.における粘度と25℃における組成物の剪断速度10radian/sec.における粘度との比((0.5radian/sec.)/(10radian/sec.))(以下、チクソ係数と示す)は、1.1以上、特に1.5〜5.0であることが好ましい。このチクソ係数が1.1未満であると、塗布した形状を安定させることが困難となる場合がある。
[インク組成物の調製]
下記に示す成分を、表1に示す配合量で、プラスチック容器中、金属へらにより均一に混合後、減圧脱泡して実施例1〜4及び比較例1〜3のインク組成物を調製した。
粘度は、Thermo Scientific社製、HAAKE RotoVisco 1により回転速度が10radian/sec.のときの25℃における組成物の粘度である。
チクソ係数は、25℃における組成物の剪断速度0.5radian/sec.における粘度と25℃における組成物の剪断速度10radian/sec.における粘度との比((0.5radian/sec.)/(10radian/sec.))である。
また、平均粒径のデータはメーカー報告値である。
(B−1)25℃における粘度が5mPa・sで水素ガス発生量が350ml/gであるオルガノハイドロジェンポリシロキサン
(B−2)下記式で示されるアルコキシ基含有化合物
(D−1)三菱マテリアル(株)製、銀メッキアクリル樹脂、平均粒径25μm
(D−2)三菱マテリアル(株)製、銀メッキフェノール樹脂、平均粒径10μm
(D−3)ポッターズ・バロティーニ(株)製、シルバーガラスビーズS−5000−S3、平均粒径20μm
(D−4)福田金属箔粉工業(株)製、銀粉(AgC−237)をアセトンで洗浄、乾燥させたもの、平均粒径7.2μm
(E)電気化学工業(株)製、デンカブラックHS−100
(C−1)塩化白金酸から誘導した、テトラメチルビニルジシロキサンを配位子として有する白金触媒(白金原子量:1質量%)
(C−2)(C−1)とステアリン酸を質量比3/2で混合したもの
(F)ステアリン酸
(反応抑制剤)1−エチニル−1−シクロヘキサノール
上記の調製されたインク組成物を、金型内に1mm厚さで塗布し、加熱炉中150℃で1時間オーブンキュアすることにより硬化した導電性シリコーンゴムシートを得た。
導電率の測定は、定電流電源としてKEITHLEY社製、237 High Voltage Source Measure Unit(定電流電源)とKEITHLEY社製、2000 Multimeter(電圧計)を用いて行った。
[形状保持性の測定]
形状保持性能については、直径0.8mm、高さ0.4mmのドット形状を用いて行った。まず、厚さ0.5mm、孔径0.75mmのポリテトラフルオロエチレン製パンチングシートを用いてアルミニウム基板上にインクパターンを形成した。形成されたインクパターンを共焦点レーザー顕微鏡((株)キーエンス製、VK−9700)で観察してドットパターンの直径と基板からの最高高さを測定した。次にパターンが形成されたアルミニウム基板を加熱炉中150℃で1時間オープンキュアし、ドットパターンを硬化させた。更に、再びレーザー顕微鏡を用いて硬化後のドットパターンの基板からの最高高さを測定した。硬化前のドットパターンの最高高さに対する硬化後のドットパターンの最高高さの比(%)を形状保持性として表1に示した。また、印刷精度はニューロング精密工業(株)製、LS−150型スクリーン印刷機により300μmφ、600μmピッチで高さ150μmのパターンを自動印刷で繰り返し印刷した際の1回目と5回目の形状を目視及び顕微鏡で比較して、差が認められないものを◎、若干の変形が認められるものを○、一部に抜けや掠れが認められるものを△、大部分に抜けや掠れが認められるものを×とした。また、印刷速度は、スキージの送引速度を調整した際、良好な印刷形状が得られる速度の目盛りを示した。
Claims (10)
- 直径0.8mm、高さ0.4mmのドット形状の印刷パターンを形成後、80〜200℃で熱硬化させ、印刷された形状と硬化後の形状を比較した場合、ドット形状の高さの変化量が5%以内であり、溶剤を実質的に含有せず、付加型のシリコーンゴム形成用前駆体と硬化触媒の組み合わせと、密度2.75g/cm3以下の導電性粒子を含み、更に、カーボンブラック、亜鉛華、錫酸化物、錫−アンチモン系酸化物、SiCから選ばれるチクソ化剤を含有する導電性回路描画用インク組成物を用い、印刷法によって回路を形成することを特徴とする導電性回路形成方法。
- 前記シリコーンゴム形成用前駆体と硬化触媒の組み合わせは、少なくとも2個のケイ素原子に結合したアルケニル基を含有するオルガノポリシロキサンと少なくとも2個のケイ素原子に結合した水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンとヒドロシリル化反応触媒の組み合わせであることを特徴とする請求項1に記載の導電性回路形成方法。
- 導電性回路描画用インク組成物が、
(A)下記平均組成式(1)
RaR’bSiO(4-a-b)/2 (1)
(式中、Rはアルケニル基、R’は脂肪族不飽和結合を持たない非置換又は置換の炭素数1〜10の一価炭化水素基、a、bは、0<a≦2、0<b<3、0<a+b≦3を満たす数である。)
で示される少なくとも2個のアルケニル基を含有する25℃の粘度が100〜5,000mPa・sであるオルガノポリシロキサン:100質量部、
(B)下記平均組成式(2)
HcR3 dSiO(4-c-d)/2 (2)
(式中、R3は独立に脂肪族不飽和結合を含有しない非置換又は置換の一価炭化水素基、又はアルコキシ基であり、c及びdは、0<c<2、0.8≦d≦2かつ0.8<c+d≦3となる数であり、また、一分子中のケイ素原子の数(又は重合度)は、2〜300個である。)
で示される少なくとも2個のケイ素原子に結合した水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン:(A)成分中の全ケイ素原子に結合したアルケニル基に対して(B)成分中のケイ素原子に結合した水素原子が0.5〜5.0倍モルとなる量、
(C)ヒドロシリル化反応触媒として白金族金属系触媒:(A)、(B)成分の合計に対して質量換算で1〜500ppm、
(D)導電性粒子として密度が2.75g/cm3以下である金属メッキした粒子:60〜300質量部、
(E)カーボンブラック、亜鉛華、錫酸化物、錫−アンチモン系酸化物、SiCから選ばれるチクソ化剤:0.5〜30質量部、
(F)脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪族アルコールのエステル、脂肪酸金属塩から選ばれる安定化剤:0.1〜10質量部
を含有するものである請求項1に記載の導電性回路形成方法。 - (B)成分が、接着性付与剤としてエポキシ基及び/又はアルコキシシリル基を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンを(A)成分100質量部に対し0.5〜20質量部含有する請求項3に記載の導電性回路形成方法。
- 前記導電性回路描画用インク組成物は、密度が2.0g/cm3以下であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の導電性回路形成方法。
- 前記導電性粒子は、金メッキ粒子、銀メッキ粒子、銅メッキ粒子から選ばれる密度2.75g/cm3以下の粒子であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の導電性回路形成方法。
- 前記印刷法はスクリーン印刷である請求項1乃至7のいずれか1項に記載の導電性回路形成方法。
- 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の導電性回路形成方法によって形成された導電性回路。
- 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の導電性回路描画用インク組成物。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013160434A JP6065780B2 (ja) | 2012-08-30 | 2013-08-01 | 導電性回路描画用インク組成物、導電性回路形成方法及びそれにより形成された導電性回路 |
TW102131040A TWI596167B (zh) | 2012-08-30 | 2013-08-29 | 導電性電路描繪用油墨組成物,導電性電路形成方法及藉此方法所形成之導電性電路 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012189397 | 2012-08-30 | ||
JP2012189397 | 2012-08-30 | ||
JP2013160434A JP6065780B2 (ja) | 2012-08-30 | 2013-08-01 | 導電性回路描画用インク組成物、導電性回路形成方法及びそれにより形成された導電性回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014063989A true JP2014063989A (ja) | 2014-04-10 |
JP6065780B2 JP6065780B2 (ja) | 2017-01-25 |
Family
ID=50185853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013160434A Active JP6065780B2 (ja) | 2012-08-30 | 2013-08-01 | 導電性回路描画用インク組成物、導電性回路形成方法及びそれにより形成された導電性回路 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20140060903A1 (ja) |
JP (1) | JP6065780B2 (ja) |
KR (1) | KR101787797B1 (ja) |
TW (1) | TWI596167B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016170851A1 (ja) * | 2015-04-20 | 2016-10-27 | 信越化学工業株式会社 | 加水分解性シリル基含有環状オルガノハイドロジェンシロキサン |
WO2019220902A1 (ja) * | 2018-05-15 | 2019-11-21 | 株式会社スリーボンド | 導電性シリコーン組成物およびその硬化物 |
US11926721B2 (en) | 2021-02-03 | 2024-03-12 | Fuji Polymer Industries Co., Ltd. | Silicone rubber molded article and method for manufacturing same |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4361475B2 (ja) * | 2004-12-21 | 2009-11-11 | 株式会社島精機製作所 | 編地引下げ装置 |
DE102012220700A1 (de) * | 2012-11-13 | 2014-05-15 | Wacker Chemie Ag | Füllstoffhaltige Siliconzusammensetzungen |
JP2015005565A (ja) * | 2013-06-19 | 2015-01-08 | 信越化学工業株式会社 | 導電性回路の形成方法 |
KR20220024582A (ko) | 2019-06-21 | 2022-03-03 | 다우 실리콘즈 코포레이션 | 요변성 경화성 실리콘 조성물을 생성하는 방법 |
WO2023061579A1 (de) | 2021-10-13 | 2023-04-20 | Wacker Chemie Ag | ELEKTRISCH LEITFÄHIGE SILICONZUSAMMENSETZUNG MIT KOHLENSTOFFNANORÖHREN UND RUß |
JP2024531042A (ja) | 2021-10-13 | 2024-08-29 | ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフト | 非接触印刷プロセスのための導電性エラストマー印刷インク |
WO2023237192A1 (de) | 2022-06-08 | 2023-12-14 | Wacker Chemie Ag | Elektrisch leitfähige elastomere drucktinte für kontaktlose druckverfahren |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04292670A (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-16 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 導電性インク組成物及び接点部材 |
JP2000313071A (ja) * | 1999-04-30 | 2000-11-14 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | シームレスベルト |
JP2003335967A (ja) * | 2002-05-20 | 2003-11-28 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 導電性組成物 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4406826A (en) * | 1981-03-05 | 1983-09-27 | W. R. Grace & Co. | Heat curable conductive ink |
DE69407137T2 (de) * | 1993-10-06 | 1998-04-09 | Dow Corning Toray Silicone | Mit Silber gefüllte, elektrisch leitfähige Organosiloxan-Zusammensetzungen |
JPH08134356A (ja) * | 1994-11-11 | 1996-05-28 | Toray Dow Corning Silicone Co Ltd | 熱伝導性シリコーンゴムおよびその組成物 |
US5981610A (en) * | 1997-11-17 | 1999-11-09 | Shin-Etsu Chemical Co. Ltd. | Injection molding silicone rubber compositions |
JP3603945B2 (ja) * | 1999-10-06 | 2004-12-22 | 信越化学工業株式会社 | 導電性シリコーンゴム組成物 |
JP3956121B2 (ja) * | 2002-09-04 | 2007-08-08 | 信越化学工業株式会社 | 導電性シリコーン粘着剤組成物 |
JP4828145B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2011-11-30 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | 熱伝導性シリコーンゴム組成物 |
JP2007138100A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 高熱伝導性シリコーンゴム組成物 |
JP4535289B2 (ja) * | 2006-10-26 | 2010-09-01 | 信越化学工業株式会社 | 導電性組成物 |
JP5219367B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2013-06-26 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | 付加硬化型シリコーンゴム組成物およびその成形体 |
JP5507059B2 (ja) * | 2008-05-27 | 2014-05-28 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | 熱伝導性シリコーン組成物および電子装置 |
JP5534837B2 (ja) * | 2010-01-28 | 2014-07-02 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | 熱伝導性シリコーンゴム組成物 |
JP2012131916A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 高熱伝導性シリコーンゴムスポンジ組成物及び定着ロール |
-
2013
- 2013-08-01 JP JP2013160434A patent/JP6065780B2/ja active Active
- 2013-08-22 US US13/972,967 patent/US20140060903A1/en not_active Abandoned
- 2013-08-29 KR KR1020130102890A patent/KR101787797B1/ko active IP Right Grant
- 2013-08-29 TW TW102131040A patent/TWI596167B/zh active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04292670A (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-16 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 導電性インク組成物及び接点部材 |
JP2000313071A (ja) * | 1999-04-30 | 2000-11-14 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | シームレスベルト |
JP2003335967A (ja) * | 2002-05-20 | 2003-11-28 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 導電性組成物 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
カーボンブラックについて, JPN6016025271, 27 November 2008 (2008-11-27), pages 1 - 4, ISSN: 0003351451 * |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016170851A1 (ja) * | 2015-04-20 | 2016-10-27 | 信越化学工業株式会社 | 加水分解性シリル基含有環状オルガノハイドロジェンシロキサン |
JP2016204287A (ja) * | 2015-04-20 | 2016-12-08 | 信越化学工業株式会社 | 加水分解性シリル基含有環状オルガノハイドロジェンシロキサン |
WO2019220902A1 (ja) * | 2018-05-15 | 2019-11-21 | 株式会社スリーボンド | 導電性シリコーン組成物およびその硬化物 |
JPWO2019220902A1 (ja) * | 2018-05-15 | 2021-06-24 | 株式会社スリーボンド | 導電性シリコーン組成物およびその硬化物 |
US11834554B2 (en) | 2018-05-15 | 2023-12-05 | Threebond Co., Ltd. | Conductive silicone composition and cured product thereof |
JP7436857B2 (ja) | 2018-05-15 | 2024-02-22 | 株式会社スリーボンド | 導電性シリコーン組成物およびその硬化物 |
US11926721B2 (en) | 2021-02-03 | 2024-03-12 | Fuji Polymer Industries Co., Ltd. | Silicone rubber molded article and method for manufacturing same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20140060903A1 (en) | 2014-03-06 |
KR20140029281A (ko) | 2014-03-10 |
JP6065780B2 (ja) | 2017-01-25 |
TW201422729A (zh) | 2014-06-16 |
TWI596167B (zh) | 2017-08-21 |
KR101787797B1 (ko) | 2017-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6065780B2 (ja) | 導電性回路描画用インク組成物、導電性回路形成方法及びそれにより形成された導電性回路 | |
JP5704049B2 (ja) | 導電性回路形成方法 | |
CN109890900B (zh) | 单组分可固化型导热硅脂组合物和电子/电气组件 | |
JP3999994B2 (ja) | 導電性シリコーンゴム組成物 | |
US9018095B2 (en) | Formation of conductive circuit, conductive circuit, and conductive ink composition | |
JPWO2019021825A1 (ja) | 熱伝導性シリコーンゲル組成物、熱伝導性部材および放熱構造体 | |
JP7422742B2 (ja) | 多成分型熱伝導性シリコーンゲル組成物、熱伝導性部材および放熱構造体 | |
JP2013100464A (ja) | 導電性シリコーン組成物及びその製造方法 | |
JPWO2019021826A1 (ja) | 多成分硬化型熱伝導性シリコーンゲル組成物、熱伝導性部材および放熱構造体 | |
TWI779092B (zh) | 導熱組成物 | |
JPH10130508A (ja) | 付加反応硬化型導電性シリコーン組成物および導電性シリコーン硬化物の製造方法 | |
EP2822033B1 (en) | Formation of conductive circuit | |
EP4349916A1 (en) | Thermally conductive silicone composition and cured object obtained therefrom | |
JP2023062628A (ja) | 熱伝導性シリコーン組成物 | |
JP2020076040A (ja) | 導電性充填剤の製造方法、導電性付加反応硬化型シリコーン組成物および半導体装置 | |
KR20240008021A (ko) | 유연성 및 저항 안정성이 향상된 저온 경화형 실리콘 전도성 조성물 | |
CN115820223A (zh) | 导热性硅酮组合物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150625 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160617 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6065780 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |