JP2014051150A - 車両用内装材およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量で剛性が高い車両用内装部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明によるデッキボード7は、中空積層板13を有する。この中空積層板13は、表側樹脂シート31と裏側樹脂シート33とからなり、前記表側樹脂シート31から裏側樹脂シート33に向けて突出する表側凸部35の先端と裏側樹脂シート33から表側樹脂シート31に向けて突出する裏側凸部37の先端とを結合させることによって複数の中空部41を形成している。表側凸部35と裏側凸部37とは、中空積層板13の厚さ方向の中央部で結合されている。また、デッキボード7は、中空積層板13の表側に接合された金属製の表側補強シート17と裏側に接合された金属製の裏側補強シート21を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両用内装材およびその製造方法に関する。
従来から、車室後部に配設されたトランクルームのフロアパネルを下方に凹ませて収容凹部を形成し、該収容凹部内にスペアタイヤや工具等を収容配置する車体構造が公知である。
前記収容凹部の上部開口は、デッキボード(車両用内装材)によって覆われるため、デッキボードは軽量でかつ高剛性である性質が要求される(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−326396号公報
しかしながら、前記従来のデッキボードの剛性を向上させるためには、厚さを厚くする必要があったため、重量が増大すると共にコストも高くなるという問題があった。
そこで、本発明は、軽量で剛性が高い車両用内装部品およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る車両用内装部品は、表側樹脂シートと裏側樹脂シートとからなり、前記表側樹脂シートから裏側樹脂シートに向けて突出する表側凸部の先端と裏側樹脂シートから表側樹脂シートに向けて突出する裏側凸部の先端とを結合させることによって複数の中空部を形成した中空積層板と、前記中空積層板の表側にホットメルトフィルムを介して接合された金属製の表側補強シートと、前記中空積層板の裏側にホットメルトフィルムを介して接合された金属製の裏側補強シートと、前記表側補強シートの表側にホットメルトフィルムを介して被覆された表側表皮材と、前記裏側補強シートの裏側にホットメルトフィルムを介して被覆された裏側表皮材と、を備えている。前記中空積層板における表側凸部と裏側凸部とは、中空積層板の厚さ方向の中央部で結合されている。
また、本発明に係る車両用内装部品の製造方法は、下型の上に、裏側表皮材、ホットメルトフィルム、裏側補強シート、ホットメルトフィルム、中空積層板、ホットメルトフィルム、表側補強シート、ホットメルトフィルム、表側表皮材の順に積層して配置したのち、上型を降下させる第1工程と、前記上型の上側および下型の下側から電磁誘導加熱を施すことにより、前記補強シートを加熱してホットメルトフィルムを溶融させたのち、圧着ロールによって、裏側表皮材、裏側補強シート、中空積層板、表側補強シート、表側表皮材を厚さ方向に加圧しながら溶着させるとともに、前記裏側表皮材と表側表皮材の周縁部をホットメルトフィルムを介して溶着する第2工程と、前記周縁部の外周縁をトリミングしてフランジ部を形成して得られる車両用内装材を取り出す第3工程と、を有する。
本発明によれば、軽量で剛性が高い車両用内装部品を得ることができる。
本発明の実施形態によるデッキボードを配設した自動車の後部を示す斜視図である。 本発明の実施形態によるデッキボードを表側から見た平面図である。 本発明の実施形態によるデッキボードを裏側から見た裏面図である。 図2のA−A線による断面図である。 図4の端部を拡大した断面図である。 本発明の実施形態によるデッキボードを分解した断面図である。 本発明の実施形態によるデッキボードの製造工程の第1工程を示しており、下側から順に、裏側表皮材、ホットメルトフィルム、中空積層板、ホットメルトフィルム、表側表皮材を配置した状態を示す断面図である。 図7の各部材を下型の上に載置して形成される第1中間成形体の上から上型を下降させた状態を示す断面図である。 本発明の実施形態によるデッキボードの製造工程の第2工程を示しており、図8の第1中間成形体の上下から加圧しつつ電磁誘導加熱を施すことによって第2中間成形体を製造している途中工程を示す断面図である。 本発明の実施形態によるデッキボードの製造工程の第3工程を示しており、図9の第2中間成形体の端部のフランジをトリミングしている工程を示す断面図である。 本発明の実施形態によるデッキボードの最終成形品を示す断面図である。 本発明の他の実施形態によるデッキボードを示す断面図であり、図5に対応している。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1に示すように、自動車1の車室内には、車幅方向に沿って後部シート3が配列され、該後部シート3の後方には、ラゲッジルーム5が画成されている。このラゲッジルーム5の床面には、本発明の実施形態によるデッキボード7が配設されている。該デッキボード7の下方には、図示しない内部空間が形成され、この内部空間内に工具やスペアタイヤ等が収容される。
前記デッキボード7は、図2,3に示すように、平面視が略矩形状に形成されており、車両内に載置した状態における車両前後方向に沿って延びる凹部9が車幅方向に所定間隔をおいて複数形成されている。また、左右方向の両側に前後方向に延びる一対のヒンジ部11が形成されている。この一対のヒンジ部11を境にしてデッキボード7は、右側部、中央部および左側部の3つに区画されており、ヒンジ部11を境にして折り畳み可能に構成されている。なお、ヒンジ部11の詳細な構造は後述する。
図4,5に示すように、前記凹部9は断面コ字状に形成されている。また、デッキボード7は、中空積層板13と、該中空積層板13の表側にホットメルトフィルム15を介して接合された金属製の表側補強シート17と、前記中空積層板13の裏側にホットメルトフィルム19を介して接合された金属製の裏側補強シート21と、前記表側補強シート17の表側にホットメルトフィルム23を介して被覆された表側表皮材25と、前記裏側補強シート21の裏側にホットメルトフィルム27を介して被覆された裏側表皮材29とを備えている。これらのホットメルトフィルム15,19,23,27は、加熱によって溶融したのち冷却して硬化することで部材同士を接着させる溶融シートであり、その厚さは、例えば0.03mmが好ましい。
前記中空積層板13は、表側に配置された表側樹脂シート31と裏側に配置された裏側樹脂シート33とから構成される。前記表側樹脂シート31には、裏側樹脂シート33に向けて縦方向(中空積層板13の厚さ方向)に突出する表側凸部35が形成されている。裏側樹脂シート33には、表側樹脂シート31に向けて縦方向に突出する裏側凸部37が形成されている。そして、中空積層板13の厚さ方向の中央部において、表側凸部35の先端と裏側凸部37の先端とが不織布39を介して溶着して結合されている。これらの表側凸部35と裏側凸部37とによって、中空積層板13の内部には、複数の中空部41が画成されている。なお、表側樹脂シート31および裏側樹脂シート33は、材質としてポリプロピレン、エンジニアリングプラスチック、オレフィン系樹脂などが好ましく、厚さは例えば0.75mmが好ましい。
また、図4に示すように、表側樹脂シート31と裏側樹脂シート33とは、一般部においては中空積層板13の厚さ分だけ離間しており、ヒンジ部11においては、表側樹脂シート31と裏側樹脂シート33とが固着している。このように、ヒンジ部11では、中空積層板13の厚さが局所的に薄く形成されており、このヒンジ部11を介して中空積層板13が折り畳み可能に構成されている。なお、ヒンジ部11近傍における裏側樹脂シート33は、断面逆V字状に傾斜している。
前記表側凸部35は、隣接する中空部41を画成する縦壁面同士43,45が溶着されて一体に結合することにより縦方向に延びる断面逆T字状の縦壁部47である。前記裏側凸部37は、所定間隔をおいて配置された一対の縦面49,51と前記一対の縦面49,51の端縁同士を連結する横面53とから断面逆U字状に形成されている。前記一対の縦面49,51は、前記中空部41を画成すると共に前記中空積層板13の面方向に所定間隔をおいて配置される。そして、前記表側樹脂シート31の縦壁部47の先端47aが裏側樹脂シート33の横面53に結合されている。
ここで、表側凸部35の先端と裏側凸部37の先端とは、中空積層板13の面方向に沿って延在する不織布39を介して溶着されている。この不織布39は、ポリエステルからなり、目付量は18g/m〜25g/mである。溶融した表側凸部35の先端と裏側凸部37の先端とが不織布39の繊維に絡み合って結合するため、表側凸部35の先端と裏側凸部37の先端は強固に結合する。ここで、不織布39の目付量が18g/m未満の場合は、不織布39の繊維量が少ない。よって、溶融した表側凸部35と裏側凸部37との間に不織布39を介して図外の成形型にセットした時に、表側凸部35と裏側凸部37とが直接接触する面積が増えるため、両者がほぼ全面に亘って溶着してしまうため、望ましくない。一方、目付量が25g/mより大きい場合は、不織布39の繊維量が多くなるので、表側凸部35と裏側凸部37とが不織布39を介して、互いに接着する面積が少なくなり、熱溶着しにくくなり望ましくない。
さらに、表側補強シート17および裏側補強シート21は、スチール、ステンレス、アルミニウム等の金属から形成されているが、アルミニウムが軽量で厚みが薄く最も好ましい。なお、アルミニウムの場合の厚さは、例えば0.15mmが好ましい。
また、表側表皮材25および裏側表皮材29は、不織布が好ましく、表側表皮材25の不織布の目付量は例えば200g/mが好ましく、裏側表皮材29の不織布の目付量は例えば90g/mが好ましい。
図5,6に示すように、表側補強シート17および裏側補強シート21は、平面視において、前記中空積層板13よりも小さく形成されている。具体的には、表側補強シート17および裏側補強シート21の外周側の端縁は、中空積層板13の端部に形成された断面円弧状部のR止まりまで延在している。また、図4に示すように、表側補強シート17および裏側補強シート21は、ヒンジ部11の部位には配設されていない。具体的には、表側補強シート17の内周側の端縁は、ヒンジ部11における表側樹脂シート31と裏側樹脂シート33との結合部分の手前側まで延びている。また、裏側補強シート21の内周側の端縁は、ヒンジ部11近傍の断面逆V字状の傾斜面の下端まで延びている。
また、図5に示すように、前記表側補強シート17の表面は、前記中空積層板13における周縁部55の表面と面一に形成されている。即ち、後述するように、表側補強シート17および裏側補強シート21は電磁誘導加熱によって高温に加熱され、この高温状態で中空積層板13の表面に押圧されると、表側補強シート17および裏側補強シート21が中空積層板13の表面に埋没するため、中空積層板13の周縁部55と表側補強シート17および裏側補強シート21の表面高さが面一に形成される。
また、図5,6に示すように、表側表皮材25および裏側表皮材29は、平面視において、前記中空積層板13よりも大きく形成されている。表側表皮材25の周縁部は、前記中空積層板13の周縁よりも外周側に突出した突出部57に形成されている。そして、図5に示すように、裏側表皮材29は、前記中空積層板13の端部の側面59を覆いながら、前記表側表皮材25の突出部57の裏面側と重なりつつ溶着されたのち所定長さにトリミングされることによってフランジ部61が形成される。
そして、中空積層板13は、ポリプロピレン樹脂に添加材を配合して形成されることが好ましい。この添加材としては、マイカ、シリカ、タルク、炭酸カルシウム、ガラス繊維、カーボン繊維の無機フィラー、着色剤、安定剤、可塑剤、帯電防止剤、難燃剤、発泡剤等が挙げられる。
次に、本実施形態によるデッキボード7の製造方法を説明する。
まず、図7に示すように、ベークライトの合板からなる下側支持板63と、該下側支持板63の上に取り付けた木製の支持脚65と、該支持脚65の上面に配設した鋼板67と、からなる下型69の上に各部材を載置する。これらの部材は、下側から順に、裏側表皮材29、ホットメルトフィルム27、裏側補強シート21、ホットメルトフィルム19、中空積層板13、ホットメルトフィルム15、表側補強シート17、ホットメルトフィルム23、表側表皮材25である。図8に示すように、前記各部材を下型69の上に載置したのち、ベークライトの合板からなる上側支持板71である上型73を降下させる。これらの手順が第1工程である。ここで、裏側表皮材29と表側表皮材25は、中空積層板13よりも平面視で大きく形成されている。また、支持脚65および鋼板67は、左右方向に所定距離をおいて一対に配置されている。この所定距離は、中空積層板13の面方向長さよりも若干長めに設定されている。そして、鋼板67の上面高さは、中空積層板13の上面高さと同等に設定されている。従って、一対の支持脚65および鋼板67の間に中空積層板13が配置され、裏側表皮材29と表側表皮材25の周縁部75は、鋼板67の上に載置される。
図9に示すように、下型69の下側には、左右方向に所定間隔をおいて一対の下側圧着ロール77,79が回動可能に設けられている。これらの下側圧着ロール77,79の間には、下側電磁誘導加熱装置81が配置される。これらの下側圧着ロール77,79および下側電磁誘導加熱装置81は、ともに図9の左側に向けて移動する。一方、上型73の上側には、左右方向に所定間隔をおいて先行抑えロール83および一対の上側圧着ロール85,87が配置され、先行抑えロール83と上側圧着ロール85との間には、上側電磁誘導加熱装置89が配置される。これらの先行抑えロール83、上側圧着ロール85,87および上側電磁誘導加熱装置89は、ともに図9の左側に向けて移動する。
従って、第2工程では、図9に示すように、前記上型73の上側および下型69の下側から電磁誘導加熱を施すことにより、前記補強シート17,21を加熱してホットメルトフィルム15,19,23,27を溶融させたのち、圧着ロール77,79,85,87によって、裏側表皮材29、裏側補強シート21、中空積層板13、表側補強シート17、表側表皮材25を厚さ方向に加圧しながら溶着させる。
具体的には、下側電磁誘導加熱装置81が中空積層板13の下側を通過するとき、裏側補強シート21が加熱されてホットメルトフィルム19,27が溶融する。従って、下側圧着ロール77,79が下側支持板63を押圧しながら移動すると、裏側表皮材29が裏側補強シート21を介して中空積層板13の裏側に接着される。一方、上側電磁誘導加熱装置89が中空積層板13の上側を通過するとき、表側補強シート17が加熱されてホットメルトフィルム15,23が溶融する。従って、上側圧着ロール85,87が上側支持板71を押圧しながら移動すると、表側表皮材25が表側補強シート17を介して中空積層板13の表側に接着される。なお、支持脚65の上面に鋼板67が設置されているため、該鋼板67の上に載置された裏側表皮材29と表側表皮材25の周縁部75とが、溶融したホットメルトフィルム23,27を介して接着されることによって周縁部75が形成される。
そして、図10に示すように、上側にゴム板91を配置し、該ゴム板91の下方に、ビク刃95を有するカット装置93が配設されている。このビク刃95は、上下に移動可能に構成されている。
従って、第3工程では、図10に示すように、前記周縁部75の外周縁をビク刃95でトリミングすることによってフランジ部61が形成され、図11に示す最終成形品であるデッキボード7が完成したのち、デッキボード7を取り出す。
以下に、本発明の実施形態による効果を説明する。
(1)本発明の実施形態によるデッキボード7(車両用内装材)は、
表側樹脂シート31と裏側樹脂シート33とからなり、前記表側樹脂シート31から裏側樹脂シート33に向けて突出する表側凸部35の先端と裏側樹脂シート33から表側樹脂シート31に向けて突出する裏側凸部37の先端とを結合させることによって複数の中空部41を形成した中空積層板13と、
前記中空積層板13の表側にホットメルトフィルム15を介して接合された金属製の表側補強シート17と、
前記中空積層板13の裏側にホットメルトフィルム19を介して接合された金属製の裏側補強シート21と、
前記表側補強シート17の表側にホットメルトフィルム23を介して被覆された表側表皮材25と、
前記裏側補強シート21の裏側にホットメルトフィルム27を介して被覆された裏側表皮材29と、を備えている。
前記中空積層板13における表側凸部35と裏側凸部37とは、中空積層板13の厚さ方向の中央部で結合されている。
このように、表側補強シート17と裏側補強シート21を設けることによって、車両用内装材であるデッキボード7の剛性を向上させることができる。従って、本発明の実施形態によれば、軽量で剛性が高いデッキボード7を製造することができる。
なお、表側表皮材25および裏側表皮材29を配設するため、外観向上を図ることができる。
(2)前記表側樹脂シート31の表側凸部35は、隣接する前記中空部41を画成する一対の縦壁面同士43,45を一体に結合して形成され、前記中空積層板13の厚さ方向に延びる縦壁部47であり、
前記裏側樹脂シート33の裏側凸部37は、隣接する前記中空部41を画成すると共に前記中空積層板13の面方向に所定間隔をおいて配置された一対の縦面49,51と前記一対の縦面49,51の端縁同士を連結する横面53とから断面コ字状に形成されてなり、
前記表側樹脂シート31の縦壁部47の先端47aが裏側樹脂シート33の横面53に結合されている。
従って、中空積層板13の表面が平坦な形状になるため、表面に対して表側から荷重が入力した場合の面剛性(特に、表面に対して局所的な荷重が入力されたときの面剛性)が向上する。即ち、中空積層板13の表面に凹部が形成されると、その凹部の面剛性が低下するため、平坦な方が好ましい。以下に、表面が平坦な場合と表面に凹部が形成された場合とを比較して具体的に説明する。
前述したように、一対の縦壁面同士43,45が結合されて縦壁部47が形成されている場合は、中空積層板13の表面が平坦になる。従って、縦壁部47に対応する表面部分に局所的な荷重(例えば、落球による衝撃荷重)が入力されたときに、縦壁部47が入力荷重を支持するため、当該表面部分が変形しにくくなる。これに対して、一対の縦壁面同士43,45が面方向に離間していて中空積層板13の表面に凹部が形成されている場合は、前記凹部の部分の面剛性が低くなる。よって、この凹部に対応する表面部分に局所的な荷重が入力されると、この入力荷重を支持できずに当該表面部分が凹む変形を起こしやすい。
なお、本実施形態では、断面が逆T字状の表側凸部35と断面が逆U字状の裏側凸部37とを中空積層板13の厚さ方向中央部で結合させている。従って、凸部の内方に形成される中空部の容積が、裏側凸部37の中空部のみとなって中空積層板13の厚さの約1/2の高さとなる。これに対して、断面逆U字状の凸部のみを介して表側樹脂シート31と裏側樹脂シート33とを結合させた場合は、凸部の内方に形成される中空部の高さは中空積層板13の厚さと同等となる。従って、本実施形態の方が凸部の中空部の容積が大幅に減少するため、中空積層板13の剛性が向上する。
(3)前記中空積層板13は、ポリプロピレン樹脂に添加材を配合して形成される。
従って、中空積層板13の耐熱性や耐衝撃性が向上する。また、添加材の量を調整することにより中空積層板13の厚さを薄くしても剛性を維持することができるため、中空積層板13の重量を軽減することができる。さらに、添加材によって、中空積層板13を成形する際に生じる収縮による反りを抑制することができる。
(4)前記表側補強シート17および裏側補強シート21は、平面視において、前記中空積層板13よりも小さく形成され、
前記表側補強シート17および裏側補強シート21の表面は、前記中空積層板13における周縁部55の表面と面一に形成されている。
従って、表側補強シート17および裏側補強シート21が中空積層板13よりも小さいため、表側補強シート17や裏側補強シート21の端部を曲げ加工して、中空積層板13の端部の側面59を覆う必要がなく、成形金型が複雑にならない。また、表側補強シート17および裏側補強シート21の表面は、前記中空積層板13の周縁部の表面と面一に形成されているため、表側補強シート17および裏側補強シート21の周縁部55に乗員の手が触れた場合でも乗員が違和感を感じない。
(5)前記中空積層板13にヒンジ部11を設け、該ヒンジ部11を介して中空積層板13を折り畳み可能に構成すると共に、このヒンジ部11以外の部位に、前記表側補強シート17および裏側補強シート21を配設した。
従って、ヒンジ部11を境にした中空積層板13の折り畳み動作が表側補強シート17および裏側補強シート21によって妨げられないため、スムーズに折り畳むことができる。
(6)前記中空積層板13における表側凸部35の先端と裏側凸部37の先端とは、不織布39を介して溶着されている。
従って、表側凸部35の先端と裏側凸部37の先端とが不織布39によって絡み合いながら溶着するため、表側凸部35と裏側凸部37との結合強度が向上する。
(7)前記表側表皮材25および裏側表皮材29は、平面視において、前記中空積層板13よりも大きく形成されており、
前記表側表皮材25の周縁部は、前記中空積層板13の周縁よりも外周側に突出した突出部57に形成され、
前記裏側表皮材29は、前記中空積層板13の端部の側面59を覆いながら、前記表側表皮材25の突出部57の裏面側と重なりつつ溶着されることによってフランジ部61が形成される。
従って、デッキボード7の外周側の端部が、表側表皮材25および裏側表皮材29からなる柔らかいフランジ部61になるため、乗員がデッキボード7の端部に触った場合に違和感を感じない。
(8)前記表側表皮材25の表側および裏側表皮材29の裏側から電磁誘導加熱を施して前記表側補強シート17および裏側補強シート21を加熱することにより、前記ホットメルトフィルム15,19,23,27が溶融および硬化し、表側表皮材25および裏側表皮材29が補強シート17,21を介して中空積層板13に接着されている。
従って、電磁誘導加熱により、表側補強シート17、裏側補強シート21、表側表皮材25および裏側表皮材29の接着を同時に行うことができるため、成形作業の簡素化を図ることができ、製造コストも低減する。
(9)本発明の実施形態によるデッキボード7の製造方法(車両用内装材の製造方法)は、
下型69の上に、裏側表皮材29、ホットメルトフィルム27、裏側補強シート21、ホットメルトフィルム19、中空積層板13、ホットメルトフィルム15、表側補強シート17、ホットメルトフィルム23、表側表皮材25の順に積層して配置したのち、上型73を降下させる第1工程と、
前記上型73の上側および下型69の下側から電磁誘導加熱を施すことにより、前記補強シート17,21を加熱してホットメルトフィルム15,19,23,27を溶融させたのち、圧着ロール77,79,85,87によって、裏側表皮材29、裏側補強シート21、中空積層板13、表側補強シート17、表側表皮材25を厚さ方向に加圧しながら溶着させるとともに、前記裏側表皮材29と表側表皮材25の周縁部75をホットメルトフィルム23,27を介して溶着する第2工程と、
前記周縁部75の外周縁をトリミングしてフランジ部61を形成して得られるデッキボード7(車両用内装材)を取り出す第3工程と、を有する。
従って、表側補強シート17と裏側補強シート21を設けることによって、デッキボード7の剛性を向上させることができる。また、電磁誘導加熱によって、表側表皮材25、表側補強シート17、裏側補強シート21および裏側表皮材29の接着を同時に行うことができるため、成形作業の簡素化を図ることができ、製造コストも低減する。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、本発明の技術思想に基づいて種々の変更および変形が可能である。
例えば、本実施形態では、表側凸部35の先端と裏側凸部37の先端とが不織布39を介して結合されている形態を説明したが、図12に示すように、不織布39を設けずに表側凸部35の先端と裏側凸部37の先端とを直接に結合させても良い。
7 デッキボード(車両用内装材)
13 中空積層板
15,19,23,27 ホットメルトフィルム
17 表側補強シート
21 裏側補強シート
25 表側表皮材
29 裏側表皮材
31 表側樹脂シート
33 裏側樹脂シート
35 表側凸部
37 裏側凸部
39 不織布
41 中空部
43,45 縦壁面
47 縦壁部
49,51 縦面
53 横面
55 周縁部
59 側面
61 フランジ部
69 下型
73 上型
75 周縁部
77,79 下側圧着ロール(圧着ロール)
81 下側電磁誘導加熱装置(電磁誘導加熱装置)
85,87 上側圧着ロール(圧着ロール)
89 上側電磁誘導加熱装置(電磁誘導加熱装置)

Claims (9)

  1. 表側樹脂シートと裏側樹脂シートとからなり、前記表側樹脂シートから裏側樹脂シートに向けて突出する表側凸部の先端と裏側樹脂シートから表側樹脂シートに向けて突出する裏側凸部の先端とを結合させることによって複数の中空部を形成した中空積層板と、
    前記中空積層板の表側にホットメルトフィルムを介して接合された金属製の表側補強シートと、
    前記中空積層板の裏側にホットメルトフィルムを介して接合された金属製の裏側補強シートと、
    前記表側補強シートの表側にホットメルトフィルムを介して被覆された表側表皮材と、
    前記裏側補強シートの裏側にホットメルトフィルムを介して被覆された裏側表皮材と、を備え、
    前記中空積層板における表側凸部と裏側凸部とは、中空積層板の厚さ方向の中央部で結合されたことを特徴とする車両用内装材。
  2. 前記表側樹脂シートの表側凸部は、隣接する前記中空部を画成する一対の縦壁面同士を一体に結合して形成され、前記中空積層板の厚さ方向に延びる縦壁部であり、
    前記裏側樹脂シートの裏側凸部は、隣接する前記中空部を画成すると共に前記中空積層板の面方向に所定間隔をおいて配置された一対の縦面と前記一対の縦面の端縁同士を連結する横面とから断面コ字状に形成されてなり、
    前記表側樹脂シートの縦壁部の先端が裏側樹脂シートの横面に結合されたことを特徴とする請求項1記載の車両用内装材。
  3. 前記中空積層板は、ポリプロピレン樹脂に添加材を配合して形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用内装材。
  4. 前記表側補強シートおよび裏側補強シートは、平面視において、前記中空積層板よりも小さく形成され、
    前記表側補強シートおよび裏側補強シートの表面は、前記中空積層板における周縁部の表面と面一に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用内装材。
  5. 前記中空積層板にヒンジ部を設け、該ヒンジ部を介して中空積層板を折り畳み可能に構成すると共に、このヒンジ部以外の部位に、前記表側補強シートおよび裏側補強シートを配設したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用内装材。
  6. 前記中空積層板における表側凸部の先端と裏側凸部の先端とは、不織布を介して溶着されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用内装材。
  7. 前記表側表皮材および裏側表皮材は、平面視において、前記中空積層板よりも大きく形成されており、
    前記表側表皮材の周縁部は、前記中空積層板の周縁よりも外周側に突出した突出部に形成され、
    前記裏側表皮材は、前記中空積層板の端部の側面を覆いながら、前記表側表皮材の突出部の裏面側と重なりつつ溶着されることによってフランジ部が形成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用内装材。
  8. 前記表側表皮材の表側および裏側表皮材の裏側から電磁誘導加熱を施して前記表側補強シートおよび裏側補強シートを加熱することにより、前記ホットメルトフィルムが溶融および硬化し、表側表皮材および裏側表皮材が補強シートを介して中空積層板に接着されたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用内装材。
  9. 下型の上に、裏側表皮材、ホットメルトフィルム、裏側補強シート、ホットメルトフィルム、中空積層板、ホットメルトフィルム、表側補強シート、ホットメルトフィルム、表側表皮材の順に積層して配置したのち、上型を降下させる第1工程と、
    前記上型の上側および下型の下側から電磁誘導加熱を施すことにより、前記補強シートを加熱してホットメルトフィルムを溶融させたのち、圧着ロールによって、裏側表皮材、裏側補強シート、中空積層板、表側補強シート、表側表皮材を厚さ方向に加圧しながら溶着させるとともに、前記裏側表皮材と表側表皮材の周縁部をホットメルトフィルムを介して溶着する第2工程と、
    前記周縁部の外周縁をトリミングしてフランジ部を形成して得られる車両用内装材を取り出す第3工程と、を有する車両用内装材の製造方法。
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