JP5483282B2 - 車両用部品取付構造 - Google Patents

車両用部品取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5483282B2
JP5483282B2 JP2010119762A JP2010119762A JP5483282B2 JP 5483282 B2 JP5483282 B2 JP 5483282B2 JP 2010119762 A JP2010119762 A JP 2010119762A JP 2010119762 A JP2010119762 A JP 2010119762A JP 5483282 B2 JP5483282 B2 JP 5483282B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin layer
base material
component mounting
resin
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010119762A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011245946A (ja
Inventor
由則 長嶺
達也 唐木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Japan Polypropylene Corp
Kodama Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Japan Polypropylene Corp
Kodama Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp, Japan Polypropylene Corp, Kodama Chemical Industry Co Ltd filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2010119762A priority Critical patent/JP5483282B2/ja
Publication of JP2011245946A publication Critical patent/JP2011245946A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5483282B2 publication Critical patent/JP5483282B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

本発明は、車両用部品取付構造に関する。更に詳しくは、本発明は、内装基材に部品を取り付けるためのフレーム部材等を必要とせず、車両用内装材を軽量化することができ、且つ設備が高価で、操作も煩雑な射出成形を必要最小限とすることができる車両用部品取付構造に関する。
車両用内装材、例えば、ドアトリムとしては、従来、ポリプロピレン等の合成樹脂を用いて成形された基材と、合成樹脂シートの表面に樹脂発泡層が設けられた複合シートからなる表皮層とを備える製品が用いられている。また、例えば、ドアトリムでは、ピアス型のカット刃等を用いて設けられた開口部に、インサイドハンドル、パワーウィンドウスイッチ及びスピーカー等の部品が嵌め込まれ、取り付けられている。更に、発泡樹脂シートを基材とし、この基材に部品が融着されている車両用内装材も用いられている。
前記の合成樹脂を用いてなる基材は、十分な強度を有する反面、製品が重くなり、昨今の車両の軽量化という観点では好ましくない。また、発泡樹脂シートからなる基材では、部品を取り付けるための開口部周縁の剛性が低く、部品を十分な強度で取り付けることができないことがある。更に、開口部周縁に隙間が生じ易く、車両用内装材の外観が低下することもある。
また、前記のような、合成樹脂からなる基材を用いたときの重量増加、及び発泡樹脂シートからなる基材を用いたときの剛性不足、を改良するため、軽量で保形性を有する発泡樹脂基材と、その内面側に積層一体化された樹脂リブとから構成され、この樹脂リブと一体に付属部品取付用の取付用フレームが設けられた自動車用内装部品(本発明における車両用内装材に相当する。)が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、この自動車用内装部品によれば、付属部品を取付用フレームで支持して、強固な付属部品の取付強度を確保すると説明されている。
特開2005−59631号公報
特許文献1に記載された自動車用内装部品では、基材が発泡樹脂シートであるため、軽量化することができ、且つ内面側に樹脂リブが積層一体化され、樹脂リブと一体に取付用フレームが設けられているため、付属部品を強固に取り付けることができる。しかし、基材である発泡樹脂シートの他に、樹脂リブ及び取付用フレームが積層され、設けられているため、必ずしも軽量化が十分であるとはいえず、更なる軽量化が必要とされる。更に、樹脂リブ及び取付用フレームは、通常、射出成形法により形成されるが、成形機及び成形型等の高価な設備が必要となる。
本発明は、前記のような従来技術の状況に鑑みてなされたものであり、内装基材に部品を取り付けるためのフレーム部材等を必要とせず、車両用内装材を軽量化することができ、且つ設備が高価で、操作も煩雑な射出成形を必要最小限とすることができる車両用部品取付構造を提供することを目的とする。
本発明は以下のとおりである。
1.第1スキン層、樹脂発泡層及び第2スキン層を順に備える内装基材と、前記内装基材に設けられた部品取付部に取り付けられた部品と、を備える車両用部品取付構造であって、
前記部品取付部は、前記内装基材が厚さ方向に押圧されて形成された薄層部が、前記第2スキン層の側に折り曲げられて、前記第2スキン層の側の表面と接するようにして設けられ、前記部品は取付用爪を備え、前記部品は、前記取付用爪が前記部品取付部に係止されて取り付けられていることを特徴とする車両用部品取付構造。
2.前記第2スキン層の側に、折り曲げの起点となる溝部が形成されている前記1.に記載の車両用部品取付構造。
3.前記薄層部は、前記内装基材が前記第2スキン層の側から押圧され、前記第2スキン層の側から窪んで形成されている前記1.又は2.に記載の車両用部品取付構造。
4.前記薄層部のうちの前記第2スキン層の側に折り曲げられた折曲部と、前記第2スキン層の側の表面とが融着されている前記1.乃至3.のうちのいずれか1項に記載の車両用部品取付構造。
5.前記第1スキン層、前記樹脂発泡層及び前記第2スキン層が、ポリプロピレン系樹脂を用いて形成されている前記1.乃至4.のうちのいずれか1項に記載の車両用部品取付構造。
本発明の車両用部品取付構造によれば、第1スキン層、樹脂発泡層及び第2スキン層を備え、十分な剛性を有する内装基材の所定部分が押圧され、薄層化された薄層部が、第2スキン層(裏面側、即ち、車室面ではない側のスキン層)の側に折り曲げられて部品取付部が形成されているため、部品取付部の周縁が十分な剛性を有し、この部品取付部に部品を係止させ、強固に取り付けることができ、部品取付用の別部材、例えば、取付用フレームを設ける必要もない。また、内装基材が樹脂発泡層を備えるため、軽量であり、且つ優れた吸音性能を有する車両用部品取付構造とすることができる。更に、内装基材の強度を補強するためのリブは必要ないか、設けるにしても必要最小限とすることができ、射出成形等の設備、操作の面でも有利である。
また、第2スキン層の側に、折り曲げの起点となる溝部が形成されている場合は、薄層部を容易に折り曲げることができ、作業性に優れ、且つ折り曲げるべき所定箇所を正確に折り曲げることができ、寸法精度の高い部品取付部とすることができる。そのため、内装部品を所定位置により安定して強固に取り付けることができる。
更に、薄層部が、内装基材が第2スキン層の側から押圧され、第2スキン層の側から窪んで形成されている場合は、薄層部の第2スキン層の側への折り曲げがより容易であり、且つ折り曲げ部の頂部(角部)が鋭角になるため、部品をより安定して強固に取り付けることができる。
また、薄層部のうちの第2スキン層の側に折り曲げられた折曲部と、第2スキン層の側の表面とが融着されている場合は、部品取付部の周縁の剛性がより高くなり、部品をより強固に取り付けることができる。この薄層部は、特に樹脂発泡層が押圧され、薄層化されて形成されているため、高密度となり、熱伝導性も向上し、折曲部と第2スキン層とは容易に、且つ強固に融着させることができ、融着時間を短縮することもできる。
更に、第1スキン層、樹脂発泡層及び第2スキン層が、ポリプロピレン系樹脂を用いて形成されている場合は、内装基材の形成が容易であり、且つ薄層部の折曲部と、第2スキン層とをより強固に融着させることもでき、部品取付部の周縁の剛性が特に高くなり、部品を特に安定して強固に取り付けることができる。また、ポリプロピレン系樹脂は強度等の物性面でも優れており、汎用樹脂であってコスト面でも有利である。
車両用内装材の一例であるドアトリムに、インサイドハンドル及びスピーカー等の部品が取り付けられてなる車両用部品取付構造を車室側からみた説明図である。 部品取付部が設けられた内装基材を車室側からみた説明図である。 図2の内装基材に設けられた、部品であるインサイドハンドルを取り付けるための部品取付部を拡大した説明図である。 図3のインサイドハンドルを取り付けるための部品取付部のA−A断面と、この部品取付部に取り付けられるインサイドハンドルベゼルの断面の模式図である。 図4における部品取付部にインサイドハンドルベゼルが取り付けられた様子を表す模式図である。 第1スキン層、樹脂発泡層及び第2スキン層を順に備える内装基材の一部の断面図である。 図6の内装基材の所定部分が第2スキン層の側から押圧されて薄層部が形成された内装基材の端面図である。 図7において、第2スキン層に、薄層部を第2スキン層の側に折り曲げるときの折り曲げの起点となる溝部が形成されている内装基材の端面図である。 図8の内装基材の薄層部のうちの折り曲げられる部分を除いた他部が切り取られた様子を表す説明図である。 薄層部が第2スキン層の側に折り曲げられ、折曲部と第2スキン層とが接している様子を表す説明図である。 折曲部と第2スキン層とが接している面が融着されている様子を表す説明図である。
以下、本発明を図1〜11を参照しながら詳しく説明する。
ここで示される事項は例示的なもの及び本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
本実施形態に係る車両用部品取付構造100は、第1スキン層11、樹脂発泡層13及び第2スキン層12を順に備える内装基材1と、この内装基材1に設けられた部品取付部4に取り付けられた部品5と、を備え、部品取付部4は、内装基材1が厚さ方向に押圧されて形成された薄層部2が、第2スキン層12の側に折り曲げられて、第2スキン層12と接するようにして設けられ、部品5は、この部品5が有する取付用爪51が部品取付部4に係止されて取り付けられている(部品5が有する取付用爪51が挿入される開口部41を有する部品取付部4と、取り付け前の部品5とを例示する図4、及び部品5が部品取付部4に取り付けられ、係止されている状態を説明するための図5参照)。
前記「内装基材1」は、第1スキン層11(車室側スキン層)と、樹脂発泡層13と、第2スキン層12(裏面側スキン層、即ち、車室面ではない側、例えば、車両用内装材がドアトリムである場合、ドアパネルの側となるスキン層)と、を順に備える(図6参照)。
前記「樹脂発泡層13」としては、各種の熱可塑性樹脂を発泡させてなる発泡シートを用いることができ、軽量であって、且つ十分な強度を有する樹脂発泡層13とするためには、発泡と同時に架橋されていることが好ましい。
熱可塑性樹脂は特に限定されず、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂等の汎用の熱可塑性樹脂を用いることができ、成形が容易であり、且つ十分な強度及び剛性等を有する内装基材1とすることができるポリオレフィン樹脂が好ましい。また、ポリオレフィン樹脂としては、ポリプロピレン単独重合体、エチレン−プロピレンランダム共重合体、エチレン−プロピレンブロック共重合体等のポリプロピレン系樹脂、高圧法低密度ポリエチレン、中低圧法低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン等のポリエチレン系樹脂などが挙げられる。このポリオレフィン樹脂としては、軽量であり、且つ強度及び剛性等が高いポリプロピレン系樹脂及び高密度ポリエチレンが好ましく、ポリプロピレン系樹脂が特に好ましい。
発泡剤も特に限定されず、例えば、加熱により分解してガスを発生する熱分解型化学発泡剤を用いることができ、有機系熱分解型発泡剤及び無機系熱分解型発泡剤のいずれを使用してもよい。
有機系熱分解型発泡剤としては、アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル、ジニトロソペンタメチレンテトラミン等が挙げられる。また、無機系熱分解型発泡剤としては、重炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、重炭酸アンモニウム等が挙げられる。これらの発泡剤は1種のみ用いてもよく、2種以上を併用してもよい。発泡剤としては、分解ピーク温度及び分解速度の調整が容易であり、ガス発生量が多いアゾジカルボンアミドが用いられることが多い。
発泡剤の配合量は樹脂発泡層13の発泡倍率によって調整され、特に限定されないが、熱可塑性樹脂、特にポリプロピレン系樹脂を100質量部とした場合に、1〜50質量部とすることができ、1〜35質量部、特に2〜25質量部であることが好ましい。更に、熱可塑性樹脂には発泡助剤を配合することができる。この発泡助剤も特に限定されず、尿素を主成分とする化合物、酸化亜鉛、酸化鉛等の金属酸化物、ヘキサン酸、ステアリン酸等の低級又は高級脂肪酸などが挙げられる。これらの発泡助剤は1種のみ用いてもよく、2種以上を併用してもよい。発泡助剤の配合量も特に限定されないが、熱可塑性樹脂を100質量部とした場合に、0.01〜3.0質量部、特に0.05〜3.0質量部、更に0.1〜3.0質量部とすることができる。
尚、樹脂発泡層13の形成に用いる熱可塑性樹脂には、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、難燃剤等の各種の添加剤を配合することもできる。
熱可塑性樹脂には、架橋剤を配合することができる。架橋剤を配合し、発泡とともに、架橋構造を導入することにより、樹脂発泡層13の耐熱性等を向上させることができる。これにより、夏期等に車室内が高温なったときでも、車両用内装材の強度低下等を抑えることができる。架橋剤としては、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、及びジ−t−ブチルパーオキサイド等の有機過酸化物を用いることができる。有機過酸化物は1種のみ用いてもよく、2種以上を併用してもよい。有機過酸化物の配合量は架橋度によって調整され、特に限定されないが、熱可塑性樹脂を100質量部とした場合に、0.001〜1.0質量部とすることができ、0.01〜0.7質量部、特に0.05〜0.7質量部であることが好ましい。
また、ポリプロピレン系樹脂は、所謂、β開裂を生じ易いため、架橋助剤として多官能性モノマーを併用する。多官能性モノマーとしては、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレート系多官能性モノマー[(メタ)アクリレートは、アクリレート又はメタクリレートを意味する。]、及びジビニルベンゼン等が挙げられる。これらの多官能性モノマーは1種のみ用いてもよく、2種以上を併用してもよい。多官能性モノマーの配合量は有機過酸化物の配合量等によって調整することができ、特に限定されないが、熱可塑性樹脂を100質量部とした場合に、1〜10質量部とすることができ、2〜8質量部、特に3〜7質量部であることが好ましい。
樹脂発泡層13の発泡倍率は特に限定されず、車両用内装材として用いられる発泡層の通常の発泡倍率であればよい。車両用内装材の重量と、強度、剛性等とを勘案すると、発泡倍率は、2〜10倍、特に2〜8倍、更に3〜7倍であることが好ましい。また、セル径は、0.1〜500μm、特に5〜400μm、更に10〜300μmであることが好ましい。
樹脂発泡層13の一面側に配設される前記「第1スキン層11」、及び他面側に配設される前記「第2スキン層12」も、各種の熱可塑性樹脂を用いて形成することができる。この熱可塑性樹脂は特に限定されず、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂等の汎用の熱可塑性樹脂を用いることができる。更に、樹脂発泡層13の場合と同様に、ポリオレフィン樹脂が好ましく、ポリプロピレン系樹脂及び高密度ポリエチレン樹脂がより好ましく、ポリプロピレン系樹脂が特に好ましい。即ち、内装基材1は、発泡層及びその両側に配設されるスキン層の全てがポリプロピレン系樹脂を用いて形成されたものであることが特に好ましい。
また、第1スキン層11及び第2スキン層12の形成に用いる熱可塑性樹脂には、各種の無機充填剤を配合することができる。この無機充填剤は特に限定されず、タルク、クレイ、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粒子、及びガラス繊維、カーボン繊維等の無機繊維などが挙げられ、タルク等の無機粒子が好ましい。これらの無機充填剤を配合することにより、第1スキン層11及び第2スキン層12の強度及び剛性等を向上させることができ、これにより、部品取付部4の強度及び剛性等が高くなり、部品をより安定して強固に取り付けることができる。
無機充填剤の配合量は特に限定されず、熱可塑性樹脂を100質量部とした場合に、5〜80質量部、特に10〜45質量部、更に20〜40質量部とすることができる。この無機充填剤としては、部品取付部4の強度及び剛性等をより高くすることができるタルクが好ましい。タルクの配合量は、熱可塑性樹脂を100質量部とした場合に、5〜80質量部、特に10〜45質量部、更に25〜35質量部とすることが好ましい。
尚、第1スキン層11及び第2スキン層12の形成に用いる熱可塑性樹脂には、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、難燃剤等の各種の添加剤を配合することもできる。
尚、第1スキン層11は、車両用部品取付構造において車室面側となるため、意匠性の観点で、表面にシボ模様を付することが好ましい。このシボ模様は、後記のように、積層シートを用いて内装基材1を作製するときに、成形型の成形面に所定のシポ模様を施しておくことで、容易に形成することができる。更に、第1スキン層11には、他の加飾を施すこともでき、例えば、織布、不織布、編布、シート、フィルム、発泡体、網状体等を用いて加飾することもできる。また、部品取付部4は、薄層部2が第2スキン層12の側に折り曲げられて設けられるため、部品取付部4の内側面も加飾された第1スキン層11により形成され、取り付けられた部品5の周囲も含め、優れた外観を有する車両用部品取付構造とすることができる。
内装基材1は、第1スキン層11、樹脂発泡層13及び第2スキン層12を必須の構成層として備える。また、この他に、第1スキン層11の表面側、第1スキン層11と樹脂発泡層13との間、樹脂発泡層13と第2スキン層12との間、及び第2スキン層12の表面側、のうちの少なくとも一の位置に他の層を備えていてもよい。この他の層としては、例えば、エラストマー層、着色層等が挙げられる。このように、内装基材1は必要に応じて他の層を備えていてもよいが、必須の3層のみを備える内装基材1であってもよい。
内装基材1を構成する各々の層を積層させる方法は特に限定されないが、接着剤等は用いずに、それぞれの層を熱融着させることが好ましい。この熱融着させる方法も特に限定されず、例えば、内装基材1が必須の3層のみを備える場合、所定速度で供給され、走行する樹脂発泡層13となる樹脂発泡シートの一面に、押出成形機に取り付けられたTダイ等から押し出された第1スキン層11となる溶融樹脂シートを積層させ、その後、冷却ロール間を挿通させる等の手段により冷却して接合させ、次いで、一面に第1スキン層11となる樹脂シートが接合された樹脂発泡シートを、所定速度で供給し、走行させ、樹脂発泡シートの他面に、押出成形機に取り付けられたTダイ等から押し出された第2スキン層12となる溶融樹脂シートを積層させ、その後、冷却ロール間を挿通させる等の手段により冷却して接合させることにより、内装基材1を作製するための積層シート(所定形状に成形されていないことを除いて図6の内装基材1と同様の3層構造の積層シートである。)を形成することができる。
また、発泡樹脂シートと、スキン層となる樹脂シートとは、各々を成形した後、それぞれの積層面を加熱し、積層させることもできる。この場合、いずれか一方の積層面を加熱してもよく、両面を加熱してもよいが、両面を加熱することが好ましい。両面を加熱することにより、適度な加熱温度で、より強固に積層させることができる。更に、発泡樹脂シートと、第1及び第2スキン層となる両樹脂シートとを、同時に一体に積層させてもよく、発泡樹脂シートの一面に、スキン層となる樹脂シートのうちのいずれか一方を積層させた後、発泡樹脂シートの他面に、他方の樹脂シートを積層させてもよい。
内装基材1は、前記の積層シートを用いて作製することができる。この作製方法は特に限定されないが、例えば、内装基材1の形状、寸法によって、所定のキャビティを有する成形型を使用し、予め所定温度に加熱された平板状の積層シートを、雰囲気温度又は必要に応じて所定温度に冷却された成形型に載置し、加圧し、圧縮して、ドアトリム等の所定形状及び寸法の内装基材1を作製することができる。また、所定温度に調温された成形型内に平板状の積層シートを載置し、加熱、圧縮することにより成形し、その後、冷却することによりドアトリム等の所定形状及び寸法の内装基材1を作製することもできる(必須の3層を除く他の層を備える場合も同様にして作製することができる。)。
内装基材1の厚さは、十分な強度及び剛性等を有し、所定形状が保持される限り特に限定されない。更に、ドアトリム、ルーフトリム、フロアトリム等の車両用内装材の種類によっても異なる。例えば、必須の3層のみを備える内装基材1の場合、内装基材1の厚さは2.5〜10.0mmとすることができ、3.0〜6.0mm、特に3.5〜5.0mmであることが好ましい。また、第1スキン層11、樹脂発泡層13及び第2スキン層12の各々の厚さも特に限定されないが、樹脂発泡層13の厚さは、1.5〜8.0mm、特に2.5〜4.5mm、更に3.0〜4.0mmであることが好ましい。更に、第1スキン層11及び第2スキン層12の厚さは、それぞれ100〜400μm、特に120〜380μm、更に150〜350μmであることが好ましい。
また、樹脂発泡層13と、第1スキン層11及び第2スキン層12のそれぞれの厚さの比も特に限定されないが、樹脂発泡層13の厚さ(t)と、第1スキン層11の厚さ(t)及び第2スキン層12の厚さ(t)との比[(t/t)及び(t/t)]が、5〜25、特に8〜22、更に12〜18であることが好ましい。(t/t)及び(t/t)が5〜25であれば、十分な強度及び剛性等を有し、所定形状が保持される内装基材1とすることができる。
更に、第1スキン層11及び第2スキン層12のそれぞれの厚さは同じでもよく、異なっていてもよいが、大差がないことが好ましく、(t/t)が0.7〜1.3、特に0.8〜1.2、更に0.9〜1.1であることがより好ましく、同じであることが特に好ましい。
内装基材1に設けられた前記「部品取付部4」は、内装基材1が厚さ方向に押圧されて形成された薄層部2(図7参照)が、第2スキン層12の側に折り曲げられて、第2スキン層12の側と接するようにして設けられる(図10参照)。内装基材1を厚さ方向に押圧する方法は特に限定されないが、例えば、内装基材1の薄層部2が形成される所定箇所に、所定の平面形状を有する金属製の圧子を押し当て、加圧する等の方法によって薄層化することができる。この場合、圧子は加熱され、加熱、加圧することにより薄層化される。また、成形型の成形面に内装基材1の薄層部2を形成するための加熱加圧部を設定してもよい。このように、加熱、加圧して薄層化することにより、形成される薄層部2の寸法精度及び外観等を向上させることができるとともに、作業性にも優れるため好ましい。
更に、圧子の加熱温度及び圧力は特に限定されないが、例えば、必須の3層のみを備える内装基材1であり、且つ発泡層及びその両面に積層されたスキン層の全てがポリプロピレン系樹脂を用いて形成されている場合、圧子の加熱温度(内装基材1に接触する面の温度)は140〜200℃とすることができ、150〜190℃、特に160〜180℃であることが好ましい。圧力は、押圧が容易であり、且つ部品取付部4の寸法精度及び外観等に問題がなければよいが、例えば、16000〜33000kPaとすることができ、19500〜29500kPa、特に23000〜26000kPaであることが好ましい。
また、内装基材1は、第1スキン層11の側から押圧してもよく、第2スキン層12の側から押圧してもよく、第1スキン層11及び第2スキン層12の両側から押圧してもよいが、第2スキン層12の側から押圧されて薄層化されることが好ましい。即ち、薄層部2は、内装基材1の厚さ方向の中央部より第1スキン層11の側に片寄って設けられていることが好ましい。更に、薄層部2の第1スキン層11の側の面は平板であり、第2スキン層12の側から窪んで形成されていることがより好ましい(図7、8参照)。このような形態であれば、薄層部2の第2スキン層12の側への折り曲げが容易であり、且つ折り曲げ部の内側面がより平滑になるとともに、折り曲げの頂部(角部)がより鋭角になるため、部品をより強固に取り付けることができる。
薄層部2の厚さも特に限定されないが、内装基材1は、第1スキン層11及び第2スキン層12の厚さが実質的に変化しない温度、圧力等で押圧されることが好ましく、必須の3層のみを備える内装基材1では、薄層部2の厚さは、樹脂発泡層13の薄層化の程度により定まることになる。この場合、薄層部2の厚さは、第1スキン層11と第2スキン層12との合計厚さと略同じであることが好ましく、言い換えれば、樹脂発泡層13は可能な限り薄層化されていることが好ましい。この樹脂発泡層13の厚さは、内装基材1の形状、外観等が損なわれない範囲で、可能な限り薄層化した場合、通常、5〜25μm、特に7〜23μm、更に10〜20μm程度になる。即ち、必須の3層のみを備える内装基材1では、薄層部2は、第1スキン層11と第2スキン層12との合計厚さより5〜25μm、特に7〜23μm、更に10〜20μm程度厚くなるように薄層化させることが好ましい。
薄層部2の第2スキン層12の側への折り曲げは、薄層部2の中央部22(切り取られる部分、図9参照)を切り取って除いた後の周縁部21(図9参照)を用いてなされる。折り曲げに用いられる周縁部21の折り曲げられる方向における長さは特に限定されないが、周縁部21が折り曲げられて第2スキン層12の側に接する積層部23のうちの、部品取付部4の内側面を除く部分における幅(第2スキン層12の側の平面部における幅)が10〜25mm、特に10〜20mm、更に12〜18mmとなる長さであることが好ましい。この積層部23の幅は、部品5の取付用爪51を積層部23の角部(部品取付部4の第2スキン層12の側の端縁部の角部)に係止させ、取り付けるためには5〜20mm、特に6〜16mm、更に8〜12mmで十分であるが、周縁部21の折り曲げられる方向における長さが、積層部23の幅が10〜25mmとなる長さであれば、折り曲げるのが容易であり、作業性の観点で好ましい。
薄層部2は、前記のように、積層部23の幅が10〜25mmとなる寸法で折り曲げることで、折り曲げが容易で作業性の観点で好ましいが、第2スキン層12の側に、折り曲げの起点となる溝部121(図8参照)を形成することによっても、薄層部2をより容易に折り曲げることができる。この溝部121は、第2スキン層12の側の表面のうちの薄層部2の折り曲げ線に沿って形成される。溝部121の断面形状は特に限定されないが、半円形、半楕円形、三角形等とすることができる。溝部121の寸法も特に限定されないが、折り曲げが容易である限り、幅も深さも小さいことが好ましく、幅は0.5〜5.0mm、特に1.0〜2.0mm、深さは200〜750μm、特に250〜500μmであり、且つ第2スキン層12の側の厚さの1/5〜1/1.35、特に1/4〜1/1.5、更に1/4〜1/2であることが好ましい。
また、薄層部2の中央部22(図9参照)を切り取って除いた後の周縁部21(図9参照)は、通常、周方向において所定部分を残して薄層部2と薄層化されていない部分との境界部で切り取られ、残部である所定部分が折り曲げ用片となり、この折り曲げ用片が第2スキン層12の側へと折り曲げられて部品取付部4が設けられる。この場合、部品取付部4の周囲のうちの折り曲げ用片が形成される位置(その後、折り曲げられて積層部23が形成される位置)は、部品の5の取付用爪51が係止される位置であればよく、特に限定されないが、部品取付部4の周囲の対称の位置に形成されることが多い(図3参照)。
更に、各々の折り曲げ用片の周方向における長さも特に限定されず、幅広の折り曲げ用片が少数個形成されていてもよく、幅狭の折り曲げ用片が多数個形成されていてもよく、幅広の折り曲げ用片と幅狭の折り曲げ用片とが混在していてもよい(幅とは折り曲げ用片の周方向における寸法である。)。部品取付部4の周囲のうちの折り曲げ用片が形成される位置、折り曲げ用片の個数及びそれぞれの折り曲げ用片の幅は、部品取付部4の大きさ(寸法)、部品5を係止するための所要強度等により適宜設定することが好ましい。
また、積層部23は、折り曲げられた薄層部2の周縁部21と、第2スキン層12の側の表面とが積層されて接しているのみでもよいが、積層面が接合されていることが好ましい(図11参照)。折り曲げられた薄層部2と第2スキン層12の側とは、部品5が備える取付用爪51により挟持されるため、積層面が接合されていなくても、部品5の取り付けの面では特に問題はないが、積層面が接合され、一体化されておれば、取り付け作業時の作業性の面で好ましい。また、部品5をより強固に取り付けることができる。積層面を接合させる方法は特に限定されず、超音波ウェルダー、高周波ウェルダー、熱風溶着等の通常の合成樹脂の接合方法により融着させ、接合させることができる(図11の融着部3参照)。
本発明の車両用部品取付構造に用いられる車両用内装材としては、ドアトリム(図1、2参照)、リヤパーセルシェルフ、フロアトリム、ラゲージトリム、トランクトリム、リヤサイドトリム等が挙げられる。これらの車両用内装材には、各種の部品が取り付けられるが、部品を取り付ける場合、ベゼル、ガーニッシュ、スピーカーグリル、スイッチベース等の車両用内装材に部品を取り付けるための付属部品が用いられることが多く、本発明の車両用部品取付構造は、特に付属部品を取り付けるための構造として有用である(図2、4、5参照)。
更に、この車両用部品取付構造では、樹脂発泡層13の一面側に配設された第1スキン層11に加え,他面側に第2スキン層12が配設されているため、全体として十分な強度及び剛性等を有する内装基材1とすることができる。特に、第1及び第2スキン層11、12をタルク等の無機充填剤が配合された熱可塑性樹脂を用いて形成した場合は、全体としてより優れた強度及び剛性等を有する内装基材1とすることができる。従って、内装基材1を強化するための樹脂製リブは、設ける必要がないか、特に強化を必要とする箇所に限定して設けるのみで十分である。そのため、固定具を取り付けるための取付座、取付用ボス等の形成を除いて射出成形は必須ではなく、高価な装置、煩雑な操作を必要とする射出成形を必要最小限とすることができ、コスト面でも有利である。
尚、前述の記載は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施態様を挙げて説明したが、本発明の記述及び図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく、説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その態様において本発明の範囲又は精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料及び実施態様を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、寧ろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明によれば、車両用内装材を軽量化することができ、且つ設備が高価で、操作も煩雑な射出成形を必要最小限とすることができるため、各種の自動車、特に乗用車の車両用部品取付構造として利用することができる。
100:車両用部品取付構造、101;インサイドハンドル、102;スピーカー、1;内装基材、11;第1スキン層、12;第2スキン層、13;樹脂発泡層、2:薄層部、21;薄層部の周縁部、22;薄層部の中央部(切り取られた部分)、23;積層部、3;融着部、4;部品取付部(インサイドハンドルベゼル及びスピーカーグリル等の取付部)、41;開口部、5;部品、51;取付用爪。

Claims (5)

  1. 第1スキン層、樹脂発泡層及び第2スキン層を順に備える内装基材と、
    前記内装基材に設けられた部品取付部に取り付けられた部品と、を備える車両用部品取付構造であって、
    前記部品取付部は、前記内装基材が厚さ方向に押圧されて形成された薄層部が、前記第2スキン層の側に折り曲げられて、前記第2スキン層の側の表面と接するようにして設けられ、
    前記部品は取付用爪を備え、
    前記部品は、前記取付用爪が前記部品取付部に係止されて取り付けられていることを特徴とする車両用部品取付構造。
  2. 前記第2スキン層の側に、折り曲げの起点となる溝部が形成されている請求項1に記載の車両用部品取付構造。
  3. 前記薄層部は、前記内装基材が前記第2スキン層の側から押圧され、前記第2スキン層の側から窪んで形成されている請求項1又は2に記載の車両用部品取付構造。
  4. 前記薄層部のうちの前記第2スキン層の側に折り曲げられた折曲部と、前記第2スキン層の側の表面とが融着されている請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の車両用部品取付構造。
  5. 前記第1スキン層、前記樹脂発泡層及び前記第2スキン層が、ポリプロピレン系樹脂を用いて形成されている請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の車両用部品取付構造。
JP2010119762A 2010-05-25 2010-05-25 車両用部品取付構造 Expired - Fee Related JP5483282B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010119762A JP5483282B2 (ja) 2010-05-25 2010-05-25 車両用部品取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010119762A JP5483282B2 (ja) 2010-05-25 2010-05-25 車両用部品取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011245946A JP2011245946A (ja) 2011-12-08
JP5483282B2 true JP5483282B2 (ja) 2014-05-07

Family

ID=45411763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010119762A Expired - Fee Related JP5483282B2 (ja) 2010-05-25 2010-05-25 車両用部品取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5483282B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8993091B2 (en) * 2012-03-27 2015-03-31 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Foam-filled panel and process for manufacture thereof

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4600621A (en) * 1984-12-28 1986-07-15 Monsanto Company Thermoformable polymeric foam headliners
JPH0283144U (ja) * 1988-12-19 1990-06-27
JP2000255458A (ja) * 1999-03-02 2000-09-19 Puramakku Kk エンジンカバー用サイレンサー
JP2001063488A (ja) * 1999-08-30 2001-03-13 Honda Motor Co Ltd インシュレータの取付構造
JP4661670B2 (ja) * 2006-04-20 2011-03-30 株式会社日立製作所 断熱体
US20090197044A1 (en) * 2008-02-04 2009-08-06 Pelzer Acoustic Products, Llc Absorptive Heat Shield
JP5058061B2 (ja) * 2008-04-30 2012-10-24 パナソニック株式会社 部品取付け装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011245946A (ja) 2011-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5532522B2 (ja) サンドイッチパネルおよびサンドイッチパネル用芯材の成形方法、ならびにサンドイッチパネルの成形方法
JP5971073B2 (ja) 樹脂製サンドイッチパネルおよび樹脂製サンドイッチパネルの製造方法
US20060013417A1 (en) Acoustical panel assembly
US20130260112A1 (en) In-mold grain skin lamination for interior trim panel with decorative appliqué
JP5385568B2 (ja) 積層板及びその製造方法
JP6015921B2 (ja) 樹脂製サンドイッチパネルおよび樹脂製サンドイッチパネルの製造方法
JP6206555B2 (ja) 樹脂製サンドイッチパネルおよび樹脂製サンドイッチパネルの製造方法
KR20170034003A (ko) 폐섬유를 이용한 자동차용 경량 흡음 내장재 및 이의 제조방법
JP5483282B2 (ja) 車両用部品取付構造
JP2010513053A (ja) 発泡カバーシートを備える熱可塑性フィルム
JP2006151042A (ja) 自動車用内装部品
JP2011136664A (ja) 車両用内装品
JP6937185B2 (ja) 車両用内装材
JP2007125759A (ja) 自動車用内装部品の製造方法
JPWO2018211866A1 (ja) 車両用内装材、及び、その製造方法
JP2004314721A (ja) 自動車用内装部品及びその製造方法
KR101808766B1 (ko) 자동차용 내,외장재 및 그 제조방법
JP5953189B2 (ja) 車両用内装材およびその製造方法
JP2005138797A (ja) 自動車用内装部品
JP5856430B2 (ja) 樹脂製サンシェード
JP2016084104A (ja) 自動車用内装材、及び、その製造方法
JP2008006620A (ja) 自動車用内装部品並びにその製造方法
JPS62248611A (ja) 車両用構造部材と内装材との一体積層成形体の製造方法
JP2004230917A (ja) 自動車用内装部品
JP2003231195A (ja) 機能性部材を有する熱可塑性樹脂発泡成形品

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120820

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121220

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5483282

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees