JP2014049173A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014049173A
JP2014049173A JP2012194159A JP2012194159A JP2014049173A JP 2014049173 A JP2014049173 A JP 2014049173A JP 2012194159 A JP2012194159 A JP 2012194159A JP 2012194159 A JP2012194159 A JP 2012194159A JP 2014049173 A JP2014049173 A JP 2014049173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
flip
data bus
input
peripheral circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012194159A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ri
旭 李
Seitaro Itagaki
清太郎 板垣
Makoto Fukuda
良 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012194159A priority Critical patent/JP2014049173A/ja
Priority to US13/830,975 priority patent/US20140063963A1/en
Publication of JP2014049173A publication Critical patent/JP2014049173A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/56Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency
    • G11C11/5621Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency using charge storage in a floating gate
    • G11C11/5642Sensing or reading circuits; Data output circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/08Address circuits; Decoders; Word-line control circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/32Timing circuits
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B43/00EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators
    • H10B43/20EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by three-dimensional arrangements, e.g. with cells on different height levels
    • H10B43/23EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by three-dimensional arrangements, e.g. with cells on different height levels with source and drain on different levels, e.g. with sloping channels
    • H10B43/27EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by three-dimensional arrangements, e.g. with cells on different height levels with source and drain on different levels, e.g. with sloping channels the channels comprising vertical portions, e.g. U-shaped channels
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B43/00EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators
    • H10B43/40EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by the peripheral circuit region

Abstract

【課題】データバスの高速化をより正確に実現する。
【解決手段】半導体記憶装置は、メモリセルアレイ20を有するメモリコア11と、パッド部27に入力されたデータをメモリコア11に転送する周辺回路12とを含む。周辺回路12は、第1の配線抵抗を有する第1のデータバスが配設された第1の領域と、第1の配線抵抗より低い第2の配線抵抗を有する第2のデータバスが配設された第2の領域とを有する。第1の領域は、第1の動作速度でパラレルにデータの転送を行い、第2の領域は、第1の動作速度より速い第2の動作速度でシリアルにデータの転送を行う。
【選択図】 図4

Description

本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
電気的に書き換えが可能な不揮発性半導体記憶装置の一種として、NAND型フラッシュメモリが知られている。NAND型フラッシュメモリのビット密度向上にあっては、微細化技術が限界に近づいてきたことから、メモリセルの積層化が期待されている。その一つとして、縦型トランジスタを用いてメモリセルを構成した積層型のNAND型フラッシュメモリが提案されている。
積層型のNAND型フラッシュメモリでは、ビット線の容量を削減するために、ビット線に用いる配線の断面積を小さくしている。このため、ビット線の配線抵抗は高くなる。ビット線を介してデータの転送を行う周辺回路において、高抵抗配線をデータバスに使用すると、大きな配線遅延をもたらす。特に、積層型のNAND型フラッシュメモリのような周辺回路のサイズが大きい半導体メモリの場合、高抵抗配線が長くなり、データバスの高速化には不利である。
米国特許第6961269号明細書
実施形態は、データバスの高速化をより正確に実現することが可能な半導体記憶装置を提供する。
実施形態に係る半導体記憶装置は、メモリセルアレイを有するメモリコアと、パッド部に入力されたデータを前記メモリコアに転送し、前記メモリコアから転送されたデータを前記パッド部に転送する周辺回路とを具備する。前記周辺回路は、第1の配線抵抗を有する第1のデータバスが配設された第1の領域と、前記第1の配線抵抗より低い第2の配線抵抗を有する第2のデータバスが配設された第2の領域とを有する。前記第1の領域は、第1の動作速度でパラレルにデータの転送を行い、前記第2の領域は、前記第1の動作速度より速い第2の動作速度でシリアルにデータの転送を行う。
第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリのブロック図。 メモリセルアレイに含まれるブロックの回路図。 メモリセルアレイの断面図。 第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリのデータバスの構成を説明する図。 シフトレジスタの一例を示す回路図。 3ステートバッファの一例を示す回路図。 ラッチ回路の一例を示す回路図。 データ入力におけるシフトレジスタのデータフローを説明する図。 NAND型フラッシュメモリのデータ入力動作を示すタイミング図。 データ出力におけるシフトレジスタのデータフローを説明する図。 NAND型フラッシュメモリのデータ出力動作を示すタイミング図。 第2の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリのデータバスの構成を説明する図。 第3の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリのデータバスの構成を説明する図。 周辺回路の配置例を説明する断面図。 シフトレジスタの一例を示す回路図。 データ入力におけるシフトレジスタのデータフローを説明する図。 NAND型フラッシュメモリのデータ入力動作を示すタイミング図。 データ出力におけるシフトレジスタのデータフローを説明する図。 NAND型フラッシュメモリのデータ出力動作を示すタイミング図。 比較例に係るNAND型フラッシュメモリのデータバスの構成を説明する図。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。ただし、図面は模式的または概念的なものであり、各図面の寸法および比率などは必ずしも現実のものと同一とは限らない。以下に示す幾つかの実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための装置および方法を例示したものであって、構成部品の形状、構造、配置などによって、本発明の技術思想が特定されるものではない。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
[第1の実施形態]
以下では、半導体記憶装置として、複数のメモリセルが基板上に積層された三次元積層型NAND型フラッシュメモリを例に挙げて説明する。
[1] 半導体記憶装置の構成
まず、本実施形態に係る半導体記憶装置(NAND型フラッシュメモリ)の構成について説明する。
図1は、第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリのブロック図である。NAND型フラッシュメモリは、データ記憶部としてのコア(メモリコア)11と、コア11を制御する周辺回路12とを備えている。
コア11は、複数のプレーン13を備えている。本実施形態では、4個のプレーン13−0〜13−3を例に挙げて説明するが、プレーン13の数は任意に設定可能である。プレーン13−0は、メモリセルアレイ20−0、センスアンプ(S/A)21A−0及び21B−0、及びロウデコーダ22−0を備えている。プレーン13−1〜13−3についても、プレーン13−0と同様の構成である。なお、以下の説明において、プレーン13−0〜13−3を特に区別する必要がない場合は、単にプレーン13と表記し、プレーン内の回路についても同様である。
メモリセルアレイ20は、例えば4つのユニットUT0〜UT3を備えている。各ユニットUTは、複数のブロックBLKを備えている。各ブロックBLKは、複数の不揮発性メモリセルを備えており、同一ブロックBLK内のデータは一括して消去される。
ロウデコーダ22は、メモリセルアレイ20のロウ方向を選択する。また、ロウデコーダ22は、データの書き込み、読み出し、及び消去時に、メモリセルアレイ20に配設されたワード線、選択ゲート線、及びバックゲート線に各種電圧を供給する。
センスアンプ21Aは、ユニットUT0及びUT1に対応して設けられている。センスアンプ21Aは、ユニットUT0及びUT1に配設されたビット線の電圧を制御する。そして、センスアンプ21Aは、データの読み出し時には、メモリセルから読み出したデータをセンス及び増幅し、データの書き込み時には、書き込みデータをメモリセルに転送する。センスアンプ21Bは、ユニットUT2及びUT3に対応して設けられている。センスアンプ21Bの動作もセンスアンプ21Aと同様である。
次に、周辺回路12の構成について説明する。周辺回路12は、プレーンドライバ23−0〜23−3、電圧生成回路24、制御回路25、セレクタ26、及びパッド部27を備えている。
プレーンドライバ23−0〜23−3はそれぞれ、プレーン13−0〜13−3に対応して設けられている。プレーンドライバ23は、データの書き込み、読み出し、及び消去時に、プレーン13を制御する。電圧生成回路24は、NAND型フラッシュメモリの動作(書き込み動作、読み出し動作、及び消去動作)に必要な各種電圧を生成し、各種電圧をプレーンドライバ23−0〜23−3に供給する。
パッド部27は、複数のパッドを備えており、外部回路(ホスト機器など)との間でデータの受け渡し(受信及び送信)を行い、さらに外部回路から電源を受ける。セレクタ26は、データ入力時、外部回路からパッド部27に入力された入力データを、選択されたプレーン用のデータバスに送る。また、セレクタ26は、データ出力時、選択されたプレーンから送られた出力データをパッド部27に送る。
制御回路25は、NAND型フラッシュメモリ全体の動作を制御する。この制御のために、制御回路25は、各種制御信号をNAND型フラッシュメモリの各回路に供給する。
[1−1] メモリセルアレイ20の構成
次に、メモリセルアレイ20の構成について説明する。前述したように、メモリセルアレイ20(具体的には、各ユニットUT)は、複数のブロックBLKを備えている。図2は、1個のブロックBLKの回路図である。
ブロックBLKは、複数のメモリグループGPを備えている。本実施形態では、1個のブロックBLKが4個のメモリグループGP0〜GP3を備える場合を例に挙げて説明するが、メモリグループGPの数は任意に設定可能である。各メモリグループGPは、n個(nは自然数)のNANDストリングNSを備えている。
各NANDストリングNSは、例えば8個のメモリセルトランジスタMT(MT0〜MT7)と、2個の選択トランジスタST1及びST2と、バックゲートトランジスタBTとを備えている。各メモリセルトランジスタMTは、制御ゲートと電荷蓄積層とを含む積層ゲートを備え、データを不揮発に記憶する。なお、メモリセルトランジスタMTの個数は8個に限られず、16個や32個、64個、128個等であってもよく、その数は任意に設定可能である。バックゲートトランジスタBTもメモリセルトランジスタMTと同様に、制御ゲートと電荷蓄積層とを含む積層ゲートを備えている。バックゲートトランジスタBTは、データを記憶するためのものでは無く、データの書き込み、読み出し、及び消去時にはオン状態とされる。
メモリセルトランジスタMT及びバックゲートトランジスタBTは、選択トランジスタST1及びST2間に、その電流経路が直列接続されるようにして配置されている。バックゲートトランジスタBTは、メモリセルトランジスタMT3とMT4との間に設けられている。この直列接続の一端側のメモリセルトランジスタMT7の電流経路は、選択トランジスタST1の電流経路の一端に接続され、他端側のメモリセルトランジスタMT0の電流経路は、選択トランジスタST2の電流経路の一端に接続されている。
メモリグループGP0〜GP3の各々の選択トランジスタST1のゲートは、選択ゲート線SGD0〜SGD3のうち対応する1本に共通接続され、選択トランジスタST2のゲートは、選択ゲート線SGS0〜SGS3のうち対応する1本に共通接続されている。同一のブロックBLK内にあるメモリセルトランジスタMT0〜MT7の制御ゲートはそれぞれワード線WL0〜WL7に共通接続され、バックゲートトランジスタBTの制御ゲートはバックゲート線BGに共通接続されている。
すなわち、ワード線WL0〜WL7と、バックゲート線BGとは、同一ブロックBLK内の複数のメモリグループGP間で共通に接続されているのに対し、選択ゲート線SGD及びSGSは、同一ブロックBLK内であってもメモリグループGPごとに独立している。
メモリセルアレイ20内でマトリクス状に配置されたNANDストリングNSのうち、同一行にあるNANDストリングNSの選択トランジスタST1の電流経路の他端は、n本(nは自然数)のビット線BL(BL0〜BLn)のいずれかに共通接続される。すなわち、ビット線BLは、複数のブロックBLK間で、NANDストリングNSを共通に接続する。また、選択トランジスタST2の電流経路の他端は、ソース線SLに共通に接続されている。ソース線SLは、例えば複数のブロックBLK間で、NANDストリングNSを共通に接続する。
前述の通り、同一のブロックBLK内にあるメモリセルトランジスタMTのデータは、一括して消去される。これに対してデータの読み出し及び書き込みは、いずれかのメモリグループGP内のいずれかのワード線WLに共通に接続された複数のメモリセルトランジスタMTにつき、一括して行われる。この単位を「ページ」と呼ぶ。
図3は、メモリセルアレイ20の断面図である。図3は、メモリセルアレイ20のカラム方向に沿った断面図を示している。
半導体基板30上には、絶縁層31を介して、メモリセルアレイ20が設けられている。メモリセルアレイ20に含まれる各ブロックBLKは、複数のNANDストリングNSを備えている。
NANDストリングNSは、U字状の半導体層33を備えている。すなわち、半導体層33は、半導体基板30の表面に対して垂直方向に延びる一対の柱状部と、一対の柱状部の下端を連結する連結部とを有する。半導体層33の一端は、ビット線BLに接続され、他端はソース線SLに接続されている。半導体層33は、NANDストリングNSのボディ(チャネル形成部)として機能する。
絶縁層34は、半導体層33を取り囲むように形成されている。絶縁層34は、半導体層33側から順に、トンネル絶縁膜、電荷蓄積層、ブロック絶縁膜が積層されて構成されている。トンネル絶縁膜及びブロック絶縁膜は、例えば酸化シリコン(SiO)から構成される。電荷蓄積層は、例えば窒化シリコン(SiN)から構成される。
絶縁層31上には、バックゲートトランジスタBTの制御ゲート(バックゲート線BG)として機能する導電層32が設けられている。導電層32上には、絶縁層を介して4層の導電層が形成され、これら4層の導電層は、メモリセルトランジスタMTの制御ゲート(ワード線WL)として機能する。最上層のワード線上には、絶縁層を介して導電層が形成され、この導電層は、選択トランジスタST1及びST2のゲート(選択ゲート線SGD及びSGS)として機能する。U字状の半導体層33及びこれを取り囲む絶縁層34は、バックゲート線、ワード線WL及び選択ゲート線を貫通するように形成されている。
ビット線BLは、メモリセルアレイ20の微細化に伴い、配線幅が細く、また断面積が小さい。例えば、ビット線BLの配線幅は、最小加工寸法F(minimum feature size)である。ビット線BLと同じレベルの配線層をD1と表記する。配線層D1に含まれる配線(D1配線)は、ビット線BLとほぼ同じ断面積を有しており、よって、高抵抗配線である。
ビット線BLの上方には、電源線PL、及びフィードスルー線FTLなどが設けられている。電源線PLと同じレベルの配線層をD2と表記する。配線層D2に含まれる配線(D2配線)は、D1配線に比べて十分に配線幅が太く、また断面積が大きい。よって、D2配線は、低抵抗配線である。すなわち、D2配線の配線抵抗は、D1配線の配線抵抗より十分低い。
[1−2] データバスの構成
次に、NAND型フラッシュメモリのデータバスの構成について説明する。図4は、NAND型フラッシュメモリのデータバスの構成を説明する図である。図4では、プレーン13−1及び13−2に関わるデータバスを抽出して示している。また、図4では、配線層D1(すなわち高抵抗配線)で形成された配線を細線で示し、配線層D2(すなわち低抵抗配線)で形成された配線を太線で示している。以下の説明では、プレーン13−2に関する回路を代表して説明するが、その他のプレーン13についても同様である。本実施形態では、例えば8ビット単位でデータの転送を行うものとして説明するが、ビット幅については任意に設定可能である。
コア11には、プレーン13−2のデータを保持する4つのフリップフロップ(FF)40−0〜40−3が設けられている。フリップフロップ40−0〜40−3はそれぞれ、ユニットUT0〜UT3に対応して設けられている。フリップフロップ40−0は、センスアンプ21A−2を介して、メモリセルアレイ20−2内のユニットUT0との間でデータを転送する。フリップフロップ40−1は、センスアンプ21A−2を介して、ユニットUT1との間でデータを転送する。フリップフロップ40−2は、センスアンプ21B−2を介して、ユニットUT2との間でデータを転送する。フリップフロップ40−3は、センスアンプ21B−2を介して、ユニットUT3との間でデータを転送する。フリップフロップ40−0〜40−3の各々は、8ビットを一度に保持可能である。
シフトレジスタSR_PB2<7:0>は、フリップフロップ41−0〜41−3、及びフリップフロップ42−0〜42−3を備えている。フリップフロップ41−0〜41−3の各々は、8ビットを一度に保持可能である。同様に、フリップフロップ42−0〜42−3の各々は、8ビットを一度に保持可能である。
コア11内のフリップフロップ40−0は、8ビット幅のデータバスIOBUS0_PB2<7:0>を介してシフトレジスタSR_PB2<7:0>内のフリップフロップ41−0に接続されている。フリップフロップ40−1は、データバスIOBUS1_PB2<7:0>を介してフリップフロップ41−1に接続されている。フリップフロップ40−2は、データバスIOBUS2_PB2<7:0>を介してフリップフロップ41−2に接続されている。フリップフロップ40−3は、データバスIOBUS3_PB2<7:0>を介してフリップフロップ41−3に接続されている。
フリップフロップ41−0〜41−3はそれぞれ、8ビット幅のデータバスを介してフリップフロップ42−0〜42−3に接続されている。フリップフロップ42−0〜42−3は、8ビット幅のデータバスを介して直列に接続され、データをシフトするように構成されている。具体的には、フリップフロップ42−0及び42−1間は、データバスYBUS1_PB2<7:0>で接続されている。フリップフロップ42−1及び42−2間は、データバスYBUS2_PB2<7:0>で接続されている。フリップフロップ42−2及び42−3間は、データバスYBUS3_PB2<7:0>で接続されている。フリップフロップ42−0は、8ビット幅のデータバスYIO_PB2<7:0>を介してセレクタ26に接続されている。
図4では、図1に示した周辺回路12のうち、動作速度が低速な領域を周辺回路12−1と表記し、動作速度が高速な領域を周辺回路12−2と表記する。周辺回路12−1の動作速度は、例えば50MHzであり、周辺回路12−2の動作速度は、例えば200MHzである。コア11の動作速度は、周辺回路12−1と同じ50MHzである。
コア11内のフリップフロップ40−0〜40−3は、周辺回路12−1との境界付近に設けられ、周辺回路12−1との間でデータの受け渡しをする。周辺回路12−1内のフリップフロップ41−0〜41−3は、周辺回路12−2との境界付近に設けられ、周辺回路12−2との間でデータの受け渡しをする。周辺回路12−2内のフリップフロップ42−0〜42−3は、周辺回路12−1との境界付近に設けられ、周辺回路12−1との間でデータの受け渡しをする。このように、エリアの境界には、フリップフロップが配置される。
フリップフロップ40−0は、データ入力時、データバスIOBUS0_PB2<7:0>のデータを保持し、データ出力時、ユニットUT0から読み出されたデータを保持する。フリップフロップ40−1〜40−3についてもフリップフロップ40−0と同様である。
フリップフロップ41−0は、データ入力時、フリップフロップ42−0からのデータを保持し、データ出力時、データバスIOBUS0_PB2<7:0>のデータを保持する。フリップフロップ41−1〜41−3についてもフリップフロップ41−0と同様である。
フリップフロップ42−0は、データ入力時、データバスYIO_PB2<7:0>のデータを保持し、データ出力時、フリップフロップ41−0からのデータを保持する。フリップフロップ42−1〜42−3についてもフリップフロップ42−0と同様である。
フリップフロップ40−0〜40−3、及びフリップフロップ41−0〜41−3は、周波数50MHzのクロックCLK1で動作する。フリップフロップ42−0〜42−3は、周波数200MHzのクロックCLK2で動作する。フリップフロップ40−0〜40−3にクロックCLK1を供給するための配線43と、フリップフロップ41−0〜41−3にクロックCLK1を供給するための配線44と、及びフリップフロップ42−0〜42−3にクロックCLK2を供給するための配線46とはそれぞれ、配線層D2で構成される。また、配線43及び44は、電源線PLに隣接して形成された配線45によって接続される。配線45は、電源線PLと同様に、配線層D2で構成される。なお、配線43及び44のうち電源線PLと交差部分は、電源線PLを避けるようにして配線層D1で構成される。
周辺回路12−1内のデータバスIOBUSは、配線層D1で構成される。一方、コア11及び周辺回路12−2内のデータバスは、配線層D2で構成される。換言すると、図4において、周辺回路12のうち図4の縦方向に走るデータバスは、配線層D1で構成され、横方向に走るデータバスは、配線層D2で構成される。
[1−3] シフトレジスタSRの構成
図5は、1個のシフトレジスタSRの一例を示す回路図である。
データバスIOBUS0<7:0>は、ラッチ回路(LAT)50−0と、マルチプレクサ(MUX)51−0の第1の入力と、3ステートバッファ(three-state buffer:TBUF)52−0の出力に接続されている。マルチプレクサ51−0の出力は、D型フリップフロップ(DFF)42−0の入力に接続されている。フリップフロップ42−0の出力は、データバスYBUS0<7:0>に接続されている。フリップフロップ42−0は、クロックCLK2の立ち上りエッジで、マルチプレクサ51−0の出力を保持する。
データバスYBUS0<7:0>は、3ステートバッファ53の入力と、3ステートバッファ52−0の入力に接続されている。3ステートバッファ53の出力は、データバスYIO<7:0>に接続されている。3ステートバッファ53のゲートには、信号DOUTPが入力されている。3ステートバッファ53は、信号DOUTPがハイレベルの場合に、データバスYBUS0<7:0>のデータを出力する。
ラッチ回路50−0、マルチプレクサ51−0、及び3ステートバッファ52−0からなる回路は、図4のフリップフロップ41−0に対応する。データバスIOBUS1〜IOBUS3に関わる回路構成は、前述したデータバスIOBUS0に関わる回路構成と同様である。
フリップフロップ42−1の出力は、データバスYBUS1<7:0>を介してマルチプレクサ51−0の第2の入力に接続されている。フリップフロップ42−2の出力は、データバスYBUS2<7:0>を介してマルチプレクサ51−1の第2の入力に接続されている。フリップフロップ42−3の出力は、データバスYBUS3<7:0>を介してマルチプレクサ51−2の第2の入力に接続されている。
データバスYIO<7:0>は、マルチプレクサ54の第1の入力に接続されている。マルチプレクサ54の第2の入力は、接地(GND)されている。マルチプレクサ54のゲートには、信号DINPが入力されている。マルチプレクサ54は、信号DINPがハイレベルの場合に、データバスYIO<7:0>のデータを出力する。
ANDゲート55の第1の入力には、クロックCLK1が入力され、第2の入力には、信号DINPが入力されている。ANDゲート55の出力は、3ステートバッファ52−0〜52−3のゲートに接続されている。
ANDゲート56の第1の入力には、クロックCLK1が入力され、第2の入力(反転入力)には、信号DINPが入力されている。ANDゲート56の出力は、マルチプレクサ51−0〜51−3のゲートに接続されている。
図6は、3ステートバッファTBUFの一例を示す回路図である。ゲート端子Gは、インバータ57Aの入力に接続されている。インバータ57Aの出力は、インバータ57Bの入力に接続されている。
入力端子INは、NANDゲート57Dの第1の入力と、NORゲート57Eの第1の入力に接続されている。インバータ57Bの出力は、インバータ57Cの入力と、NANDゲート57Dの第2の入力に接続されている。インバータ57Cの出力は、NORゲート57Eの第2の入力に接続されている。
NANDゲート57Dの出力は、PチャネルMOSFET57Fのゲートに接続されている。NORゲート57Eの出力は、NチャネルMOSFET57Gのゲートに接続されている。PチャネルMOSFET57Fのソースは、電源端子Vddに接続されている。PチャネルMOSFET57Fのドレインは、出力端子OUTと、NチャネルMOSFET57Gのドレインとに接続されている。NチャネルMOSFET57Gのソースは、接地されている。
図7は、ラッチ回路LATの一例を示す回路図である。入出力端子IOは、インバータ58Aの入力と、インバータ58Bの出力とに接続されている。インバータ58Aの出力は、インバータ58Bの入力に接続されている。
[2] NAND型フラッシュメモリの動作
次に、上記のように構成されたNAND型フラッシュメモリの動作について説明する。
本実施形態のNAND型フラッシュメモリは、三次元積層型メモリであり、メモリセルアレイ20は、微細化が可能である。よって、メモリセルアレイ20の動作速度が低下するのを防ぐために、ビット線BLの容量を低減する必要がある。このため、ビット線BLの配線幅を細くし、また断面積を小さくしている。さらに、三次元積層型NAND型フラッシュメモリは、積層された複数のワード線WLなどを引き出す領域が必要となるため、周辺回路12のサイズが大きくなり、特に、図4の縦方向における周辺回路12の長さが大きくなる。例えば、周辺回路12(図4では、周辺回路12−1及び12−2)の縦方向の長さは、2000μm程度である。
図4に示すように、縦方向に走るデータバスIOBUSは、ビット線BLと同じ配線層(高抵抗配線)D1で形成されているため、データバスにとって望ましくない大きな配線遅延をもたらす。そこで、本実施形態では、周辺回路12のデータバスをD1配線領域(周辺回路12−1)とD2配線領域(周辺回路12−2)とに分ける。コア11に近い周辺回路12−1では、長いD1配線が使用されるため、データバスの長さを大きくしつつ、回路の境界にフリップフロップを配置することで、コア11と同じ50MHzの低速でパラレルに動作させる。一方、パッド部27側の周辺回路12−2では、ほとんどの領域でD2配線が使用され、周辺回路12−2内のデータバスを200MHzの高速でシリアルに動作させる。
[2−1] データ入力動作
図8は、データ入力におけるシフトレジスタSRのデータフローを説明する図である。図8の矢印がデータフローを示している。図9は、NAND型フラッシュメモリのデータ入力動作を示すタイミング図である。前述したように、クロックCLK1の周波数は、例えば50MHzであり、クロックCLK2の周波数は、例えば200MHzである。
まず、外部回路からパッド部27に入力データが8ビット単位でシリアルに入力される。セレクタ26は、データ入力が行われるプレーン(選択プレーンと呼ぶ)に対応するデータバスYIO<7:0>に順次、入力データを送る。
データ入力時には信号DINPがハイレベルになる。フリップフロップ42−3は、マルチプレクサ54及び51−3を介して入力された入力データD00を、クロックCLK2の立ち上がりエッジで保持する。クロックCLK2の次の立ち上がりエッジでは、フリップフロップ42−2は、データバスYBUS3<7:0>及びマルチプレクサ51−2を介して入力された入力データD00を保持し、また、フリップフロップ42−3は、入力データD00に続く入力データD10を保持する。この動作が繰り返されて、フリップフロップ42−3〜42−0を入力データD00〜D30がシフトし、フリップフロップ42−0〜42−3はそれぞれ、入力データD00〜D30を保持する。
続いて、クロックCLK1の立下りエッジで、フリップフロップ41−0〜41−3はそれぞれ、入力データD00〜D30を保持する。フリップフロップ41−0〜41−3に保持された入力データD00〜D30はそれぞれ、データバスIOBUS0<7:0>〜IOBUS3<7:0>を介して、コア11内のフリップフロップ40−0〜40−3に転送される。この時点で、周辺回路12における入力データD00〜D30の転送動作が終了する。
その後、選択プレーン13内では、センスアンプ21A及び21Bが入力データD00〜D30をメモリセルアレイ20に書き込む。入力データD00〜D30に続く入力データD01〜D31についても上記と同様の動作が繰り返される。
このようなデータ入力動作により、周辺回路12−1と周辺回路12−2との境界で、データ転送速度を200MHzから50MHzへ変換することができる。また、データバスに長いD1配線が使用される周辺回路12−1では、50MHzの低速でパラレルに動作させることができるので、配線遅延が大きくなった場合でも、正確にデータ転送を行うことができる。
[2−2] データ出力動作
図10は、データ出力におけるシフトレジスタSRのデータフローを説明する図である。図10の矢印がデータフローを示している。図11は、NAND型フラッシュメモリのデータ出力動作を示すタイミング図である。
まず、データ出力が行われるプレーン(選択プレーンと呼ぶ)では、読み出し動作が実行され、選択プレーン13から読み出された出力データが、コア11内のフリップフロップ40−0〜40−3に保持される。データ出力時には信号DOUTPがハイレベルになる。
続いて、フリップフロップ40−0〜40−3にそれぞれ保持された出力データD00〜D30は、データバスIOBUS0<7:0>〜IOBUS3<7:0>に転送される。フリップフロップ41−0〜41−3はそれぞれ、クロックCLK1の立下りエッジで、出力データD00〜D30を保持する。
続いて、フリップフロップ42−0〜42−3はそれぞれ、クロックCLK2の立ち上がりエッジで、マルチプレクサ51−0〜51−3を介して入力された出力データD00〜D30を保持する。この時、フリップフロップ42−0に保持された出力データD00は、データバスYBUS0<7:0>及び3ステートバッファ53を介して、データバスYIO<7:0>に出力される。
クロックCLK2の次の立ち上がりエッジでは、フリップフロップ42−0は、データバスYBUS1<7:0>及びマルチプレクサ51−0を介して入力された出力データD10を保持し、また、フリップフロップ42−1は、出力データD10に続く出力データD20を保持する。この動作が繰り返されて、フリップフロップ42−0〜42−3を出力データD00〜D30がシフトする。これにより、フリップフロップ42−0からデータバスYIO<7:0>に、シリアルに出力データD00〜D30が転送される。
YIO<7:0>に転送された出力データは、セレクタ26によって選択される。セレクタ26から出力された出力データは、パッド部27を介して外部回路に出力される。出力データD00〜D30に続く出力データD01〜D31についても同様の動作が繰り返される。
このようなデータ出力動作により、周辺回路12−1と周辺回路12−2との境界で、データ転送速度を50MHzから200MHzへ変換することができる。また、データバスに長いD1配線が使用される周辺回路12−1では、50MHzの低速でパラレルに動作させることができるので、配線遅延が大きくなった場合でも、正確にデータ転送を行うことができる。
[3] 効果
以上詳述したように第1の実施形態では、コア(メモリコア)11とパッド部27との間のデータ転送を行う周辺回路12を、D1配線(高抵抗配線)で形成されたデータバスが配設される第1の領域(周辺回路12−1)と、D2配線(低抵抗配線)で形成されたデータバスが配設される第2の領域(周辺回路12−2)とに分ける。そして、周辺回路12−1のデータバスでは、第1の動作速度(例えば50MHz)でデータの転送を行い、一方、周辺回路12−2のデータバスでは、第1の動作速度より速い第2の動作速度(例えば200MHz)でデータの転送を行うようにしている。
従って第1の実施形態によれば、周辺回路12におけるデータバス全体の高速化をより容易にかつより正確に実現できる。また、FIFO(First-In First-Out)方式のデータ転送を高速に実現できる。
また、高抵抗配線が使用された周辺回路12−1では、コア11と同じ50MHzの動作速度でパラレルにデータ転送を行うため、より正確かつ確実にデータ転送動作を行うことができ、周辺回路12−2では、200MHzの動作速度でシリアルにデータ転送を行うため、高速化を実現できる。また、第1の実施形態の構成によると、周辺回路12のフロアプランや配線の製造プロセスにより柔軟に対応できる。
また、周辺回路12−1及び12−2の境界にシフトレジスタSRを配置し、シフトレジスタSRに含まれるフリップフロップを用いて動作速度の変換を行っている。これにより、周辺回路12−1及び12−2の境界において動作速度の変換を正確に行うことができる。
また、本実施形態の構成によると、高速動作を保証するための数多くのドライバを導入する必要がない。よって、回路構成を複雑にせずかつコストを抑えつつ、正確な高速動作を保証することが可能である。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、第1の実施形態と同じくデータバスを低速領域と高速領域とに分けるが、データ転送のプレーン間のばらつきをなくすために、データバスにツリー構造(tree structure)を採用するようにしている。図12は、第2の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリのデータバスの構成を説明する図である。
以下の説明では、プレーン13−2に関するシフトレジスタSRの構成を代表して説明するが、その他のプレーン13についても同様である。本実施形態では、例えば8ビット単位でデータの転送を行うものとする。
シフトレジスタSR_PB2A<7:0>は、フリップフロップ41−0、41−1、及びフリップフロップ42−0、42−1を備えている。フリップフロップ41−0、41−1、及びフリップフロップ42−0、42−1の各々は、8ビットを一度に保持可能である。
フリップフロップ41−0は、データバスIOBUS0_PB2<7:0>に接続されている。フリップフロップ41−1は、データバスIOBUS1_PB2<7:0>に接続されている。フリップフロップ41−0及び41−1はそれぞれ、8ビット幅のデータバスを介してフリップフロップ42−0及び42−1に接続されている。フリップフロップ42−0及び42−1は直列に接続されている。フリップフロップ42−0及び42−1は、データをシフトするように構成されている。
シフトレジスタSR_PB2B<7:0>は、フリップフロップ41−2、41−3、及びフリップフロップ42−2、42−3を備えている。フリップフロップ41−2、41−3、及びフリップフロップ42−2、42−3の各々は、8ビットを一度に保持可能である。
フリップフロップ41−2は、データバスIOBUS2_PB2<7:0>に接続されている。フリップフロップ41−3は、データバスIOBUS3_PB2<7:0>に接続されている。フリップフロップ41−2及び41−3はそれぞれ、8ビット幅のデータバスを介してフリップフロップ42−2及び42−3に接続されている。フリップフロップ42−2及び42−3は直列に接続されている。フリップフロップ42−2及び42−3は、データをシフトするように構成されている。
シフトレジスタSR_PB2A<7:0>及びSR_PB2B<7:0>は、第1の実施形態の図5で説明したシフトレジスタと同様に構成することができる。
フリップフロップ42−1及び42−2はそれぞれ、フリップフロップ60−2に接続されている。プレーン13−2用のフリップフロップ60−2は、データバスYIO_PB2<7:0>を介してフリップフロップ61−1に接続されている。また、プレーン13−3用のフリップフロップ60−3は、データバスYIO_PB3<7:0>を介してフリップフロップ61−1に接続されている。同様に、プレーン13−0用のフリップフロップ60−0は、データバスYIO_PB0<7:0>を介してフリップフロップ61−0に接続されている。また、プレーン13−1用のフリップフロップ60−1は、データバスYIO_PB1<7:0>を介してフリップフロップ61−0に接続されている。
フリップフロップ61−0及び61−1はそれぞれ、データバスを介してフリップフロップ62に接続されている。フリップフロップ62は、フリップフロップ63及び64を介してパッド部27に接続されている。
周辺回路12−1内のデータバスIOBUSは、配線層D1(すなわち高抵抗配線)で構成される。一方、コア11及び周辺回路12−2内のデータバスは、配線層D2(すなわち低抵抗配線)で構成される。換言すると、図12において、周辺回路12のうち図12の縦方向に走るデータバスは、配線層D1で構成され、横方向に走るデータバスは、配線層D2で構成される。図12では、配線層D1で形成された配線を細線で示し、配線層D2で形成された配線を太線で示している。
クロックCLK1の周波数は、例えば50MHzであり、クロックCLK2の周波数は、例えば100MHzである。なお、周辺回路12−2内の全てのフリップフロップにはクロックCLK2が供給されるが、図面が煩雑になるのを避けるために、図12においてクロックCLK2の配線は省略している。
次に、上記のように構成されたNAND型フラッシュメモリの動作について説明する。データ入力動作では、まず、パッド部27でDDR(Double Data Rate)動作を行うことで、データ転送速度を200MHzから100MHzへ変換する。また、周辺回路12−2と周辺回路12−1との境界で、データ転送速度を100MHzから50MHzへ変換する。データバスに長いD1配線が使用される周辺回路12−1では、50MHzの低速で動作させることができるので、配線遅延が大きくなった場合でも、正確にデータ転送を行うことができる。
データ出力動作では、周辺回路12−1と周辺回路12−2との境界で、データ転送速度を50MHzから100MHzへ変換する。また、パッド部27でDDR動作を行うことで、データ転送速度を100MHzから200MHzへ変換する。データバスに長いD1配線が使用される周辺回路12−1では、50MHzの低速で動作させることができるので、配線遅延が大きくなった場合でも、正確にデータ転送を行うことができる。
以上詳述したように第2の実施形態によれば、図12に示す通り、周辺回路12−2においてパッド部27から周辺回路12−1へ向かうデータバスが順次枝分かれするように構成され、すなわち、周辺回路12−2のデータバスがツリー構造を有している。従って、周辺回路12内のデータバスに関して、プレーン13間での配線の長さをほぼ同じにすることができる。これにより、プレーン13間での転送速度のばらつきを低減することができる。その他の効果は、第1の実施形態と同じである。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、データバスの一部をメモリセルアレイの下に配置する。さらに、メモリセルアレイの下のデータバスを低速で動作させ、パッド部付近のデータバスを高速で動作させることで、データバス全体の高速化を実現するようにしている。
[1] データバスの構成
図13は、第3の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリのデータバスの構成を説明する図である。図13は、1個のプレーン13に対応するデータバスを抽出して示している。その他のプレーンに関するデータバスの構成も、図13と同じである。本実施形態では、例えば8ビット単位でデータの転送を行うものとして説明するが、ビット幅については任意に設定可能である。
図13では、コア11に含まれる回路としてデータラッチXDLを抽出して示している。プレーン13には、メモリセルアレイ20から読み出されたデータを一時的に保持し、また、メモリセルアレイ20に書き込むデータを一時的に保持するデータラッチXDLが設けられている。データラッチXDLは、センスアンプ21に含まれる。図13に示した1個のデータラッチXDLは、8ビットを一度に保持可能である。
ユニットUT0に接続された第1のデータラッチXDLは、8ビット幅のデータバスIOBUS0_N<7:0>を介してシフトレジスタSR<7:0>内のフリップフロップ41−0Nに接続されている。ユニットUT0に接続された第2のデータラッチXDLは、8ビット幅のデータバスIOBUS0_F<7:0>を介してシフトレジスタSR<7:0>内のフリップフロップ41−0Fに接続されている。以下の説明では、ユニットUT0に接続された2つのデータバス(IOBUS0_N<7:0>及びIOBUS0_F<7:0>)に関する動作について説明するが、実際には、より多くのデータバスがユニットUT0に接続されている。その他のユニットについても同様である。
ユニットUT1に接続された第1のデータラッチXDLは、8ビット幅のデータバスIOBUS1_N<7:0>を介してシフトレジスタSR<7:0>内のフリップフロップ41−1Nに接続されている。ユニットUT1に接続された第2のデータラッチXDLは、8ビット幅のデータバスIOBUS1_F<7:0>を介してシフトレジスタSR<7:0>内のフリップフロップ41−1Fに接続されている。同様に、ユニットUT2には、データバスIOBUS2_N<7:0>、IOBUS2_F<7:0>を介してフリップフロップ41−2N、41−2Fが接続されている。また、ユニットUT3には、データバスIOBUS3_N<7:0>、IOBUS3_F<7:0>を介してフリップフロップ41−3N、41−3Fが接続されている。
フリップフロップ41−0N及び41−0Fはそれぞれ、8ビット幅のデータバスを介してフリップフロップ42−0に接続されている。フリップフロップ41−1N及び41−1Fはそれぞれ、8ビット幅のデータバスを介してフリップフロップ42−1に接続されている。フリップフロップ41−2N及び41−2Fはそれぞれ、8ビット幅のデータバスを介してフリップフロップ42−2に接続されている。フリップフロップ41−3N及び41−3Fはそれぞれ、8ビット幅のデータバスを介してフリップフロップ42−3に接続されている。
フリップフロップ42−0〜42−3は、8ビット幅のデータバスを介して直列に接続され、データをシフトするように構成されている。具体的には、フリップフロップ42−0及び42−1間は、データバスYBUS1<7:0>で接続されている。フリップフロップ42−1及び42−2間は、データバスYBUS2<7:0>で接続されている。フリップフロップ42−2及び42−3間は、データバスYBUS3<7:0>で接続されている。フリップフロップ42−0は、8ビット幅のデータバスYIO<7:0>を介してパッド部27に接続されている。
フリップフロップ41−0N〜41−3Nはそれぞれ、クロックCLK1で動作する。フリップフロップ41−0F〜41−3Fはそれぞれ、クロックCLK2で動作する。フリップフロップ42−0〜42−3は、クロックCLK0で動作する。クロックCLK0の周波数は、例えば200MHzである。クロックCLK1、CLK2の周波数は、例えば25MHzであり、また、互いの位相が異なっている。すなわち、周辺回路12−1(データバスIOBUS0〜3と、シフトレジスタSRに含まれる一部のデータバス及び一部のフリップフロップとからなる)の動作速度は、例えば25MHzであり、周辺回路12−2(シフトレジスタSRに含まれる一部のデータバス及び一部のフリップフロップとからなる)の動作速度は、例えば200MHzである。コア11の動作速度は、周辺回路12−1と同じ25MHzである。
本実施形態では、周辺回路12−1は、図14に示すようにメモリセルアレイの下に埋め込まれ、低速(25MHz)かつパラレルで動作させる。一方、周辺回路12−2は、メモリセルアレイ外のパッド部27付近に配置し、高速(200MHz)かつシリアルで動作させる。これにより、データバス全体の高速化を図りつつ、データバスにおける消費電力を低減し、さらにNAND型フラッシュメモリの回路面積を削減できる。
[2] シフトレジスタSRの構成
図15は、シフトレジスタSRの一例を示す回路図である。
データバスIOBUS0_N<7:0>は、ラッチ回路(LAT)50−0Nと、マルチプレクサ(MUX)51−0の第2の入力と、3ステートバッファ(TBUF)52−0Nの出力に接続されている。マルチプレクサ51−0の第1の入力は、接地されている。データバスIOBUS0_F<7:0>は、ラッチ回路50−0Fと、マルチプレクサ51−0の第3の入力と、3ステートバッファ52−0Fの出力に接続されている。マルチプレクサ51−0の出力は、D型フリップフロップ(DFF)42−0の入力に接続されている。フリップフロップ42−0の出力は、データバスYBUS0<7:0>に接続されている。フリップフロップ42−0は、クロックCLK0の立ち上りエッジで、マルチプレクサ51−0の出力を保持する。データバスYBUS0<7:0>は、3ステートバッファ53、52−0N、52−0Fの入力に接続されている。
ラッチ回路50−0N、マルチプレクサ51−0、及び3ステートバッファ52−0Nからなる回路は、図13のフリップフロップ41−0Nに対応する。ラッチ回路50−0F、マルチプレクサ51−0、及び3ステートバッファ52−0Fからなる回路は、図13のフリップフロップ41−0Fに対応する。データバスIOBUS1〜IOBUS3に関わる回路構成は、前述したデータバスIOBUS0に関わる回路構成と同様である。
フリップフロップ42−1の出力は、データバスYBUS1<7:0>を介してマルチプレクサ51−0の第4の入力に接続されている。フリップフロップ42−2の出力は、データバスYBUS2<7:0>を介してマルチプレクサ51−1の第4の入力に接続されている。フリップフロップ42−3の出力は、データバスYBUS3<7:0>を介してマルチプレクサ51−2の第4の入力に接続されている。
ANDゲート55−1の第1の入力には、クロックCLK1が入力され、第2の入力には、信号DINPが入力されている。ANDゲート55−1の出力は、3ステートバッファ52−0N〜52−3Nのゲートに接続されている。ANDゲート55−2の第1の入力には、クロックCLK2が入力され、第2の入力には、信号DINPが入力されている。ANDゲート55−2の出力は、3ステートバッファ52−0F〜52−3Fのゲートに接続されている。
ANDゲート56−1の第1の入力には、クロックCLK1が入力され、第2の入力(反転入力)には、信号DINPが入力されている。ANDゲート56−1の出力は、マルチプレクサ51−0〜51−3の第1のゲートに接続されている。ANDゲート56−2の第1の入力には、クロックCLK2が入力され、第2の入力(反転入力)には、信号DINPが入力されている。ANDゲート56−2の出力は、マルチプレクサ51−0〜51−3の第2のゲートに接続されている。
[3] NAND型フラッシュメモリの動作
次に、上記のように構成されたNAND型フラッシュメモリの動作について説明する。
[3−1] データ入力動作
図16は、データ入力におけるシフトレジスタSRのデータフローを説明する図である。図16の矢印がデータフローを示している。図17は、NAND型フラッシュメモリのデータ入力動作を示すタイミング図である。前述したように、クロックCLK0の周波数は、例えば200MHzであり、クロックCLK1、CLK2の周波数は、例えば25MHzであり、また、互いの位相が異なっている。
まず、外部回路からパッド部27に入力データが8ビット単位でシリアルに入力される。データ入力時には信号DINPがハイレベルになる。フリップフロップ42−3は、マルチプレクサ54及び51−3を介して入力された入力データD00を、クロックCLK0の立ち上がりエッジで保持する。クロックCLK0の次の立ち上がりエッジでは、フリップフロップ42−2は、データバスYBUS3<7:0>及びマルチプレクサ51−2を介して入力された入力データD00を保持し、また、フリップフロップ42−3は、入力データD00に続く入力データD10を保持する。この動作が繰り返されて、フリップフロップ42−3〜42−0を入力データD00〜D30がシフトし、フリップフロップ42−0〜42−3はそれぞれ、入力データD00〜D30を保持する。
続いて、クロックCLK1の立下りエッジで、フリップフロップ41−0N〜41−3Nはそれぞれ、入力データD00〜D30を保持する。フリップフロップ41−0N〜41−3Nに保持された入力データD00〜D30はそれぞれ、データバスIOBUS0_N<7:0>〜IOBUS3_N<7:0>を介して、プレーン13に転送される。
同様に、入力データD01〜D31がそれぞれフリップフロップ42−0〜42−3に保持された後、クロックCLK2の立下りエッジで、フリップフロップ41−0F〜41−3Fはそれぞれ、入力データD01〜D31を保持する。フリップフロップ41−0F〜41−3Fに保持された入力データD01〜D31はそれぞれ、データバスIOBUS0_F<7:0>〜IOBUS3_F<7:0>を介して、プレーン13に転送される。
このようなデータ入力動作により、周辺回路12−1と周辺回路12−2との境界で、データ転送速度を200MHzから25MHzへ変換することができる。また、周辺回路12−1では、25MHzの低速でパラレルに動作させることができるので、配線遅延が大きくなった場合でも、正確にデータ転送を行うことができる。
[3−2] データ出力動作
図18は、データ出力におけるシフトレジスタSRのデータフローを説明する図である。図18の矢印がデータフローを示している。図19は、NAND型フラッシュメモリのデータ出力動作を示すタイミング図である。
まず、プレーン13において読み出し動作が実行され、プレーン13から読み出された出力データD00〜D30は、データバスIOBUS0_N<7:0>〜IOBUS3_N<7:0>に転送される。データ出力時には信号DOUTPがハイレベルになる。続いて、フリップフロップ41−0N〜41−3Nはそれぞれ、クロックCLK1の立下りエッジで、出力データD00〜D30を保持する。
続いて、フリップフロップ42−0〜42−3はそれぞれ、クロックCLK0の立ち上がりエッジで、マルチプレクサ51−0〜51−3を介して入力された出力データD00〜D30を保持する。この時、フリップフロップ42−0に保持された出力データD00は、データバスYBUS0<7:0>及び3ステートバッファ53を介して、データバスYIO<7:0>に出力される。
クロックCLK0の次の立ち上がりエッジでは、フリップフロップ42−0は、データバスYBUS1<7:0>及びマルチプレクサ51−0を介して入力された出力データD10を保持し、また、フリップフロップ42−1は、出力データD10に続く出力データD20を保持する。この動作が繰り返されて、フリップフロップ42−0〜42−3を出力データD00〜D30がシフトする。これにより、フリップフロップ42−0からデータバスYIO<7:0>に、シリアルに出力データD00〜D30が転送される。
同様に、出力データD01〜D31がデータバスIOBUS0_F<7:0>〜IOBUS3_F<7:0>に転送された後、フリップフロップ41−0F〜41−3Fはそれぞれ、クロックCLK2の立下りエッジで、出力データD01〜D31を保持する。フリップフロップ42−0〜42−3はそれぞれ、クロックCLK0の立ち上がりエッジで、マルチプレクサ51−0〜51−3を介して入力された出力データD01〜D31を保持する。その後、フリップフロップ42−0〜42−3は、出力データD01〜D31をシフトし、フリップフロップ42−0からデータバスYIO<7:0>に、シリアルに出力データD01〜D31が転送される。
このようなデータ出力動作により、周辺回路12−1と周辺回路12−2との境界で、データ転送速度を25MHzから200MHzへ変換することができる。また、周辺回路12−1では、25MHzの低速でパラレルに動作させることができるので、配線遅延が大きくなった場合でも、正確にデータ転送を行うことができる。
[4] 効果
以上詳述したように第3の実施形態によれば、周辺回路12におけるデータバス全体の高速化をより容易にかつより正確に実現できる。また、FIFO方式のデータ転送を高速に実現できる。また、周辺回路12−1では、25MHzの動作速度でパラレルにデータ転送を行うため、より正確かつ確実にデータ転送動作を行うことができ、周辺回路12−2では、200MHzの動作速度でシリアルにデータ転送を行うため、高速化を実現できる。
また、周辺回路12−1をメモリセルアレイの下に埋め込むように配置している。これにより、本実施形態のデータバスを実現した場合でも、NAND型フラッシュメモリの回路面積を削減することができる。また、周辺回路12−1におけるデータバスの動作周波数を50MHzから25MHzに更に半減することで、データ転送時の消費電力を更に削減することができる。
[比較例]
図20は、比較例に係るNAND型フラッシュメモリのデータバスの構成を説明する図である。図20において、周辺回路12内の縦方向に走るデータバスは、配線層D1(すなわち高抵抗配線)で構成され、横方向に走るデータバスは、配線層D2(すなわち低抵抗配線)で構成される。図20では、配線層D1で形成された配線(D1配線)を細線で示し、配線層D2で形成された配線(D2配線)を太線で示している。
比較例では、D1配線は、周辺回路12において縦方向のグローバル配線として使用され、データバスにとって望ましくない大きな配線遅延をもたらすことになる。特に、周辺回路12の縦方向のサイズが大きい場合、高抵抗のD1配線も長くなり、データパスの高速化の実現に非常に不利である。
周辺回路12のデータバスは、100MHzの均一な速度で動作している。しかし、フリップフロップ(FF)間にかなり長いD1配線が使用されているため、非常に大きな配線遅延(RC遅延)が発生してしまい、高速に動作できなくなる可能性がかなり高い。この場合、高速動作を保証するため数多くのドライバを導入することが必須になる。
一方、本実施形態では、高抵抗のD1配線を周辺回路12−1にまとめて配置し、かつ周辺回路12−1を50MHzの低速で動作させている。これにより、周辺回路12−1で配線遅延が大きくなった場合でも、正確にデータ転送を行うことが可能となる。さらに、周辺回路12−2では、低抵抗のD2配線を用いて高速に動作させているので、正確なデータ転送動作と動作速度の高速化との両立が可能である。
なお、上記各実施形態では、半導体記憶装置として三次元積層型NAND型フラッシュメモリを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。平面型のNAND型フラッシュメモリや、NAND型フラッシュメモリ以外の様々な半導体記憶装置に上記各実施形態を適用することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…コア、12…周辺回路、13…プレーン、20…メモリセルアレイ、21…センスアンプ、22…ロウデコーダ、23…プレーンドライバ、24…電圧生成回路、25…制御回路、26…セレクタ、27…パッド部、30…半導体基板、31…絶縁層、32…導電層、33…半導体層、34…絶縁層、40〜42,60〜63…フリップフロップ、43〜46…配線、50…ラッチ回路、51,54…マルチプレクサ、52,53…3ステートバッファ、55,56…ANDゲート、57A,57B,57C,58A,58B…インバータ、57D…NANDゲート、57E…NORゲート。

Claims (8)

  1. メモリセルアレイを有するメモリコアと、
    パッド部に入力されたデータを前記メモリコアに転送し、前記メモリコアから転送されたデータを前記パッド部に転送する周辺回路と、
    を具備し、
    前記周辺回路は、第1の配線抵抗を有する第1のデータバスが配設された第1の領域と、前記第1の配線抵抗より低い第2の配線抵抗を有する第2のデータバスが配設された第2の領域とを有し、
    前記第1の領域は、第1の動作速度でパラレルにデータの転送を行い、
    前記第2の領域は、前記第1の動作速度より速い第2の動作速度でシリアルにデータの転送を行うことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 複数のプレーンを有し、前記複数のプレーンの各々はメモリセルアレイを有する、メモリコアと、
    パッド部に入力されたデータを前記メモリコアに転送し、前記メモリコアから転送されたデータを前記パッド部に転送する周辺回路と、
    を具備し、
    前記周辺回路は、前記複数のプレーンに対応して設けられかつ第1の配線抵抗を有する複数の第1のデータバスが配設された第1の領域と、前記第1の配線抵抗より低い第2の配線抵抗を有する複数の第2のデータバスが配設された第2の領域とを有し、
    前記第1の領域は、第1の動作速度でパラレルにデータの転送を行い、
    前記第2の領域は、前記第1の動作速度より速い第2の動作速度でシリアルにデータの転送を行い、
    前記複数の第2のデータバスは、ツリー構造を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  3. メモリセルアレイを有するメモリコアと、
    パッド部に入力されたデータを前記メモリコアに転送し、前記メモリコアから転送されたデータを前記パッド部に転送する周辺回路と、
    を具備し、
    前記周辺回路は、第1のデータバスが配設された第1の領域と、第2のデータバスが配設された第2の領域とを有し、
    前記第1の領域は、第1の動作速度でパラレルにデータの転送を行い、前記メモリセルアレイの下に配置され、
    前記第2の領域は、前記第1の動作速度より速い第2の動作速度でシリアルにデータの転送を行うことを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 前記第1の領域は、同じ周波数かつ異なる位相のクロックを用いて選択的にデータを転送することを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1の領域と前記第2の領域との境界に配置され、2種類のクロックに基づいて動作速度の変換を行うシフトレジスタをさらに具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  6. 前記シフトレジスタは、前記第1のデータバスに接続された第1のフリップフロップと、前記第2のデータバスに接続された第2のフリップフロップとを含むことを特徴とする請求項5に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記第1の動作速度は、前記メモリコアの動作速度と同じであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  8. 前記第1のデータバスは、前記メモリセルアレイに配設されたデータ線と同じ配線層で構成され、
    前記第2のデータバスは、前記データ線の上方に配置された電源線と同じ配線層で構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
JP2012194159A 2012-09-04 2012-09-04 半導体記憶装置 Pending JP2014049173A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012194159A JP2014049173A (ja) 2012-09-04 2012-09-04 半導体記憶装置
US13/830,975 US20140063963A1 (en) 2012-09-04 2013-03-14 Semiconductor memory device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012194159A JP2014049173A (ja) 2012-09-04 2012-09-04 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014049173A true JP2014049173A (ja) 2014-03-17

Family

ID=50187427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012194159A Pending JP2014049173A (ja) 2012-09-04 2012-09-04 半導体記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20140063963A1 (ja)
JP (1) JP2014049173A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9093159B2 (en) 2013-09-13 2015-07-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor memory device
JP2022500856A (ja) * 2018-09-14 2022-01-04 長江存儲科技有限責任公司Yangtze Memory Technologies Co., Ltd. 三次元メモリデバイス及びその形成方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210012335A (ko) * 2019-07-24 2021-02-03 에스케이하이닉스 주식회사 반도체장치
KR20240022692A (ko) * 2022-08-12 2024-02-20 서울시립대학교 산학협력단 Nand 플래시 메모리와 플립플롭을 결합한 naf 메모리 장치 및 그 동작방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007184068A (ja) * 2005-12-07 2007-07-19 Sony Corp 半導体装置およびデータ記憶装置
JP2009507431A (ja) * 2005-09-01 2009-02-19 マイクロン テクノロジー, インク. 高速用途においてパラレルデータをシリアルデータに変換する方法および装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000163969A (ja) * 1998-09-16 2000-06-16 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JP3322303B2 (ja) * 1998-10-28 2002-09-09 日本電気株式会社 半導体記憶装置
JP3921331B2 (ja) * 2000-05-26 2007-05-30 富士通株式会社 半導体装置
US6704828B1 (en) * 2000-08-31 2004-03-09 Micron Technology, Inc. System and method for implementing data pre-fetch having reduced data lines and/or higher data rates
US7817470B2 (en) * 2006-11-27 2010-10-19 Mosaid Technologies Incorporated Non-volatile memory serial core architecture
WO2012029638A1 (en) * 2010-09-03 2012-03-08 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device
JP2013058276A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Toshiba Corp 半導体記憶装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009507431A (ja) * 2005-09-01 2009-02-19 マイクロン テクノロジー, インク. 高速用途においてパラレルデータをシリアルデータに変換する方法および装置
JP2007184068A (ja) * 2005-12-07 2007-07-19 Sony Corp 半導体装置およびデータ記憶装置

Non-Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNG200000939015; 出口 貴浩 他2名: '配線幅調整とバッファ挿入を考慮したタイミングドリブン概略配線の一手法' DAシンポジウム'98 Vol.98 No.9, 199807, P.107-112, 社団法人情報処理学会 *
CSNJ200510010108; 礒崎 亮多 他1名: '10-Gbps 16:1 CMOSマルチプレクサの低電力化と高速化' 電子情報通信学会2004年総合大会講演論文集 エレクトロニクス2 , 20040401, P.110, 電子情報通信学会 *
JPN6015006626; 出口 貴浩 他2名: '配線幅調整とバッファ挿入を考慮したタイミングドリブン概略配線の一手法' DAシンポジウム'98 Vol.98 No.9, 199807, P.107-112, 社団法人情報処理学会 *
JPN6015006629; 礒崎 亮多 他1名: '10-Gbps 16:1 CMOSマルチプレクサの低電力化と高速化' 電子情報通信学会2004年総合大会講演論文集 エレクトロニクス2 , 20040401, P.110, 電子情報通信学会 *

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9093159B2 (en) 2013-09-13 2015-07-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor memory device
JP2022500856A (ja) * 2018-09-14 2022-01-04 長江存儲科技有限責任公司Yangtze Memory Technologies Co., Ltd. 三次元メモリデバイス及びその形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20140063963A1 (en) 2014-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10332594B2 (en) Semiconductor memory device with in memory logic operations
US8427876B2 (en) Semiconductor storage device and control method thereof
US9318201B2 (en) Semiconductor memory device including three-dimensional array structure
JP2019145186A (ja) 半導体記憶装置
JP2010250926A (ja) 不揮発性素子の読出動作方法
US8902670B2 (en) Semiconductor memory device
JP2013196743A (ja) 半導体記憶装置
JP2020038746A (ja) 半導体記憶装置
US20180090208A1 (en) 3d vertical nand memory device including multiple select lines and control lines having different vertical spacing
JP2014049173A (ja) 半導体記憶装置
JP2007242735A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2010257540A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US20130135931A1 (en) Semiconductor memory device
JP2011065736A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US8553467B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device
JP2014167838A (ja) 半導体記憶装置
US11647630B2 (en) Semiconductor memory device
US11011541B2 (en) Semiconductor memory device in which memory cells are three-dimensionally arrange
JP5197704B2 (ja) 半導体装置
US8238156B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device and method of operating the same
CN109524043B (zh) 半导体存储装置
JP2013161512A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US8755228B2 (en) Writing method of nonvolatile semiconductor memory device
JP2009147304A (ja) マット構造を有する半導体メモリ装置
JP2013084318A (ja) 不揮発性半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131219

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131226

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140109

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140902

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151006