JP2014046894A - 車載電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載電子機器において報知音声を聞き取り易くすると共に、報知音声を聞き取り難くすることなく、音楽再生機能を備えさせる。
【解決手段】警報音等の音声の出力先をFMトランスミッタに切り替える(S20)。この場合、外部入力端子からの入力がなされている場合は(S30:YES)、音声出力先を強制的に内蔵スピーカに戻す(S40)。また、MP3再生処理において、警報タイミングになっているときは(S160:YES)、強制的に音量を低下した上で(S170)、FMトランスミッタに出力する(S180)。
【選択図】図13

Description

本発明は、車載電子機器に関する。
この種の車載電子機器として、従来から種々のものが知られているが、図14(A)に示す様に、いかにも装置である様な外観ではないデザインとすることが提案されている(特許文献1)。しかしながら、ユーザーは、外観の面白みだけでなく、機能にも面白みを求めている。
ここで、カーナビゲーションに関しては、図14(B)に示す様に、オーディオ再生機能を有する装置の提案もある(特許文献2)。この特許文献2の技術は、ナビゲーション動作時の表示画面上に、オーディオ動作に必要な簡易に操作可能な操作メニューを表示させ、ナビゲーション用の操作キーに加えてオーディオ用の操作キーを配置することによるキーの数が多くなる問題を解決するものである。
特開2010−285097(図5) 特開2004−132741(図3)
こうした車載電子機器として、例えば速度取り締まり情報表示装置にあっては、表示による監視情報の報知に加えて音声報知が重要である。また、例えばナビゲーション装置にあっては、表示による経路案内情報の報知に加えて音声による経路案内情報の報知が重要である。このため、報知音声をより聞き取り易くする必用がある。
そこで、本発明は、例えば速度取り締まり情報監視装置やナビゲーション装置のような車載電子機器において報知音声を聞き取り易くすることを目的とする。また、報知音声を聞き取り難くすることなく、音楽再生機能を備えさせることをさらなる目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明の車載電子機器は、内蔵スピーカを介して報知音声を出力する音声報知機能を有する電子回路を備え、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする。
(1)前記報知音声を車載スピーカへと送信する送信部を備えると共に、前記音声報知機能による報知音声の出力先として前記内蔵スピーカに替えて前記車載スピーカを選択する報知音声出力先切替手段を備えていること。
本発明の車載電子機器は、ダッシュボード上に設置されるもの、ルームミラーに内蔵されるものなど自動車内への設置方法は限定されない。そして、報知音声の出力先を内蔵スピーカだけでなく車載スピーカへと切り替えることができるから、車載電子機器の設置場所に関係なく、運転者に聞き取り易い環境で音声報知を行うことができる。
上記さらなる目的をも達成するためになされた本発明の車載電子機器は、さらに、以下の(2A)又は(2B)の構成をも備えていることを特徴とする。
(2A)前記送信部を介して前記車載スピーカに音楽再生音を送信する音楽再生手段を備えると共に、前記音声報知機能による音声報知の際には前記音楽再生手段によって送信する音楽再生音の音量を低下させる音量低下手段を備えていること。
(2B)前記送信部を介して前記車載スピーカに音楽再生音を送信する音楽再生手段を備えると共に、前記音声報知機能を有効にしているときは前記音楽再生手段によって送信する音楽再生音の音量を低下させる音量低下手段を備えていること。
この音楽生成手段を備えた車載電子機器は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(3)前記音楽再生手段によって再生すべき音源のデータを入力するためのメモリカード装着部を備えていること。
これらの構成を備えることにより、単なる速度取り締まり情報監視装置やナビゲーション装置ではなくオーディオ装置としても楽しむことができる。そして、「音楽再生音の音量を低下する音量低下手段」により、本来の機能である音声報知が音楽再生によって妨げられるということがない。特に、(2A)の構成を備える場合は、音楽再生の楽しみを十分に発揮させつつ、いざというときには音声出力を優先することから、より望ましいものといえる。
これら本発明の車載電子機器は、さらに、以下の構成をも備えることができる。
(4)外部機器から音楽再生データを入力する外部入力端子と、当該外部入力端子から入力された音楽再生データを前記送信部を介して前記車載スピーカへと送信する外部入力送信手段とを備えると共に、当該外部入力送信手段が作動している場合は、前記報知音声の出力先を前記内蔵スピーカに固定する様に構成されていること。
携帯音楽プレーヤーなどの外部機器による音楽再生データを車載スピーカを介して楽しむことができ、さらに楽しみを広げることができる。この場合、外部機器が音量等の制御を行うことになるので、音声報知を内蔵スピーカに限っている。これにより、報知音声と音楽の出力先が分かれ、その音質や方向により、両者を明瞭に区別させることができる。よって、楽しみを増加させつつ本来の機能を損なうことがない。
音楽再生手段を備えた車載電子機器は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(5)前記電子回路、前記内蔵スピーカ及び前記送信部を収容し、前面に表示部を有する本体ケースを備え、前記表示部に再生中の音楽に関する情報を表示させる再生情報表示手段を備えていること。
かかる構成を備えることにより、車載電子機器の表示部に楽曲名やアルバムタイトルなどといった再生中の音楽に関する情報を表示させ、さらに楽しみを広げることができる。
この音楽再生手段と本体ケースとを備えた車載電子機器は、さらに、以下の構成をも備えることができる。
(6)前記本体ケースは、幅、高さ及び奥行きがほぼ等しいサイコロ状の外形形状で構成されると共に、板面を上下方向に向けて設置された複数枚の基板を収容し、前記内蔵スピーカを最上部の基板の上面に設置すると共に、当該本体ケースの上面で前記内蔵スピーカの設置位置と対応する放音孔が形成されていること。
ダッシュボード上などに設置する場合に、外観形状がサイコロ状であることから、音楽再生の機能を備えた楽しさがデザイン面からも発揮される。そして、内蔵スピーカをコンパクトな本体ケースの最上部に水平方向に取り付けられる基板の上面に設置し、内蔵スピーカの設置位置に対応する放音孔を本体ケース上面に形成することで、内蔵スピーカを報知音声の出力先としている場合の音声を聞き取り易く出力することができる。
これら音楽生成手段と本体ケースと表示部とを備えた車載電子機器は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(7)前記表示部の前面にタッチパネルを装着し、前記電子回路は、前記表示部に前記音声報知手段によって音声報知に関する設定条件等を入力するための画像を表示する画像表示手段を備えると共に、前記タッチパネルを介して音声報知に関する設定条件等を入力する入力手段を備えていること。
タッチパネル入力によって車載電子機器の本来の機能である音声報知に関する設定条件等を入力することができるので、操作の面で装置感をなくし、音楽再生手段を備えさせたことによるおしゃれな車載電子機器との相性がよい。
これら音楽生成手段と再生情報表示手段とを備えた車載電子機器は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(8)前記複数枚の基板の内の最上部の基板の上面前半分の領域にタクトスイッチを設置すると共に、前記本体ケースの上面前半分の領域に、前記タクトスイッチと対応する押しボタンを設置し、当該押しボタンによって音楽再生手段の再生操作を行い得る様に構成されていること。
かかる構成を採用することにより、例えば、音楽再生手段による再生・停止や、戻し・送り等を本体ケース上面前半分という操作し易い場所の押しボタンで操作することができる。このとき、タッチパネルではなく押しボタンとすることで、再生情報表示手段による表示内容が操作する指で隠れることがなく、的確な操作を行うことができる。
本発明によれば、例えば速度取り締まり情報監視装置やナビゲーション装置のような車載電子機器において報知音声を聞き取り易くすることができる。また、請求項2以下の発明によれば、報知音声を聞き取り難くすることなく、音楽再生機能を備えさせることができる。
実施例1の情報表示装置を示し、(A)は支持ブラケットを取り付けた状態の斜視図、(B)は支持ブラケットを取り付けた状態の正面図、(C)は情報表示装置に支持ブラケットを装着する状態の斜視図、(D)は支持ブラケットのベース部材をスケルトン表記した正面図、(E)は支持ブラケットのベース部材をスケルトン表記した右側面図である。 実施例1の情報表示装置を示し、(A)は斜視図、(B)は正面図、(C)は背面図、(D)は平面図、(E)は底面図、(F)は右側面図、(G)は左側面図である。 実施例1の情報表示装置の分解斜視図である。 実施例1の情報表示装置のアッパーケースを様々な方向から見た斜視図である。 実施例1の情報表示装置のボトムケースを様々な方向から見た斜視図である。 実施例1の情報表示装置のフロントケースを様々な方向から見た斜視図である。 実施例1の情報表示装置の本体ケース断面形状を説明する図であって、(A)は切断位置と矢視方向を示す平面図、(B)はA−A断面図である。 実施例1の情報表示装置の本体ケース断面形状を説明する図であって、(A)は切断位置と矢視方向を示す右側面図、(B)はB−B断面図である。 実施例1の情報表示装置の本体ケース断面形状を説明する図であって、(A)は切断位置と矢視方向を示す底面図、(B)はC−C断面図である。 実施例1の情報表示装置の本体ケース断面形状を説明する図であって、(A)は切断位置と矢視方向を示す底面図、(B)はD−D断面図である。 実施例1の情報表示装置において、アッパーケース及びフロントケースを取り除いた状態を示し、(A)は斜視図、(B)は正面図、(C)は平面図、(D)は左側面図、(E)は背面図、(F)は右側面図である。 実施例1の情報表示装置の制御系統を示すブロック図である。 実施例1の情報表示装置における制御処理の内容等を示し、(A)は音声出力処理のフローチャート、(B)はMP3再生処理のフローチャート、(C)は音声報知と音楽再生の優先順位並びに警報出力先の選択パターンを示す説明図である。 従来技術の説明図である。
以下、本発明の実施形態として、具体的な実施例を図面に基づき詳細に説明する。
実施例1として、速度取り締まり情報の監視・表示を行うための車載電子機器である情報表示装置1について説明する。図1に示す様に、この情報表示装置1は、幅、高さ及び奥行きがほぼ等しいサイコロ状の外形形状の本体ケース2を有し、支持ブラケット5を介してダッシュボード上の任意の位置に固定して用いる。
支持ブラケット5は、ダッシュボードに対して接着または吸着によって設置するベース部材5aと、このベース部材5aに対してボールジョイント機構5bを介して結合された支持部材5cとから構成される。支持部材5cの上面には、4個の外向き爪6a〜6dが突設されている。これら4個の外向き爪6a〜6dを、その本体ケース2の底面に形成された4個の嵌合部3a〜3dに嵌合させることにより、情報表示装置1を装着し、ベース部材5aにてダッシュボード上に設置する。
情報表示装置1は、支持ブラケット5を取り付けることにより、図1(C)〜(D)中に矢印で示した様に任意の方向に回転させることができ、ユーザーの見易い角度でダッシュボード上に設置して用いることができる。
情報表示装置1は、図2に示す様に、前面2aに表示部10を備えると共に、底面2bに前述の嵌合部3a〜3dが形成され、上面2cに押しボタン11〜13を備え、右側面2dにSDカード挿入口14及び外部入力端子挿入口15が形成され、背面2fにスライドスイッチ16が露出されると共にDCジャック挿入口17が形成され、幅、高さ及び奥行きがほぼ等しいサイコロ状の外形形状の本体ケース2を備えている。
図3の分解斜視図に示す様に、本体ケース2は、上面2c、右側面2d、左側面2e及び背面2fを一体形成したアッパーケース21と、底面2bを構成するボトムケース22と、前面2aを構成するフロントケース23との組立体として構成される。なお、この際、フロントケース23は、アッパーケース21の上面前部に形成された上前縁2gとボトムケース22の前面に形成された下前縁2hの裏側に、その上縁23a及び下縁23bを嵌り込ませる様にして組み付けられ、アッパーケース21とボトムケース22を4箇所で下側からネジ止めすることによって本体ケース2が組み立てられる。アッパーケース21、ボトムケース22及びフロントケース23は、合成樹脂射出成形によりそれぞれ一体成形によって製造されている。
このとき、ボトムケース22にはレーダーモジュール31a及びDCジャック受入部品31bを搭載し背面にパッチアンテナ31cが取り付けられた第1基板31が底面と平行に上側からネジ止め固定される。また、アッパーケース21にはGPSモジュール32a、スライドスイッチ構成部品32b、内蔵スピーカ32c、バックアップ用電池32d及び3個のタクトスイッチ32e〜32gを搭載した第2基板32が、上面と平行に吊り下げられる様に位置決めされて裏側からネジ止め固定される。また、SDカードスロット部品33a、外部入力端子受入部品33b及びFMトランスミッタ33cを搭載した第3基板33が、ボトムケース22の四隅から立設された支柱22a〜22dと、これら支柱22a〜22dに対応してアッパーケース21から下方に垂下された4本のネジ受け脚21a〜21d(図4参照)との間に挟まれる様にして設置される。この結果、第1基板31〜第3基板33は、いずれも板面を上下方向に向けた水平取付状態となって本体ケース2の内部に高さ方向に距離をおいて収納される。
また、フロントケース23は、表示部10を構成する矩形開口23cを備え、背面側に、液晶ディスプレイ34a及び液晶シールド34bを搭載した表示基板34がネジ止め固定されると共に、前面側に、静電タッチパネル41が嵌め込まれた状態で、アッパーケース21とボトムケース22の内側に嵌め込まれる。この結果、表示基板34は板面を前後方向に向けた垂直状態で本体ケース2の内部に収納されることになる。なお、表示基板34の背面側にはCPUを含むメイン制御用のマイクロコンピュータも搭載されている。
なお、第1基板31をアッパーケース21にネジ止め固定する際に、タクトスイッチ32e〜32gを操作するエラストマー製の押しボタン部品42が装着され、各押しボタン11〜13を、アッパーケース21の上面に形成されたスイッチ露出用開口21e〜21gから露出させる様にして組み付ける。また、アッパーケース21の背面に形成された矩形状窪み21hに、シリアルナンバーシール43を貼り付ける。
これら本体ケース内に収納された基板同士は、第2基板32と第3基板33はBtoBコネクタによって接続され、それら以外はフレキシブルフラットケーブルによって基板間の接続がなされる。このため、組立時には、アッパーケース21の上面裏にネジ止め固定した第2基板32の下側にBtoBコネクタを介して第3基板33を接続した状態とし、ボトムケース22の底部に第1基板31を上側からネジ止め固定し、フロントケース23の背面側にネジ止め固定された表示基板34と第1基板31及び第3基板33とをフレキシブルフラットケーブルで接続した状態にて、フロントケース23をボトムケース22とアッパーケース21との間に挟み込みつつネジ止め固定を行って組立を行う。
アッパーケース21を種々の方向から見た斜視図を図4に示す。アッパーケース21の上面2aの内側四隅には、前述のネジ受け脚21a〜21dが垂下する様に一体形成されている。また、このネジ受け脚21a〜21dに対して前後方向内側位置にも短いネジ受け脚21i〜21lが垂下する様に一体形成されている。これら短いネジ受け脚21i〜21lは、第2基板32の四隅を下側からネジ止め固定するためのものである。第2基板32は、これら短いネジ受け脚21i〜21lの下端によって高さ方向に位置決めされることとなる。
アッパーケース21の右側面2dには、SDカード挿入口14を形成する長細溝状開口21mと、外部入力端子挿入口15を形成する円形開口21nが形成されている。また、アッパーケース21の背面2fには、スライドスイッチ16を露出させる矩形開口21oと、DCジャック挿入口17を形成する円形開口21pが形成されている。図示の様に、背面2fの矩形開口21oと円形開口21pは上下方向及び左右方向に離れた位置関係となっている。
また、アッパーケース21の上前縁2gと前側のネジ受け脚21a,21bの間の位置に、左右の側面21d,21eから突設する様に垂直リブ21q,21rも一体成形されている。これら垂直リブ21q,21rがフロントケース23の背面の前後方向位置を位置決めする役割を果たしている。
さらに、アッパーケース21の上面2cには、内蔵スピーカ32cの設置位置に対応する様に放音孔21sが等間隔の升目状に貫通されている。そして、これら放音孔21sの左右外側と中央とに、等間隔で升目状に凹部21tが形成されている。放音孔21sと凹部21tは全体で3×18個形成されており、左側から3×10個と右側から3×3個は凹部21tとなっていて、これらの間の3×5個の内の中央の1個を除いた14個が放音孔21sで、3×5個の中央の1個は凹部21tとなっている。この様に、放音孔21s以外に凹部21tを形成することにより、外見的にスピーカの位置が際立つことのないデザインとなっている。
また、放音孔21sを取り囲む様に、上面2cの裏側に長円形筒壁21uが垂下されると共に、さらにその外側を取り囲む様に脚の長い長円形筒壁21vも垂下されている。内側の長円形筒壁21uは内蔵スピーカ32cの上面縁に当接し、外側の長円形筒壁21vは内蔵スピーカ32cの側面に当接し、アッパーケース21の上面2cの裏側に、本体ケース内に分散しない様にして音を響かせるための空所を形成する構造となっている。
ボトムケース22を種々の方向から見た斜視図を図5に示す。ボトムケース22の内側四隅には、前述の支柱22a〜22dが垂直方向に直立する様に一体形成されている。これら支柱22a〜22dの真下の位置には底面側からネジを挿入するネジ挿入孔22e〜22hが形成されている。このネジ挿入孔22e〜22hからネジを挿入して、アッパーケース21のネジ受脚21a〜21dへとねじ込むことにより、ボトムケース22の支柱22a〜22dとアッパーケース21のネジ受脚21a〜21dとの間に第3基板33を挟み込む様にして高さ方向の位置決めをしつつ、これを水平状態となる様に組み付けることができる。
また、ボトムケース22の底面内側には支柱22a〜22dの前後方向内側位置に短いボス22i〜22lが突設形成されている。これら短いボス22i〜22lは、第1基板31をネジ止め固定するためのものである。第1基板31は、これら短いボス22i〜22lによって底面近くに位置決めされて水平状態の固定される。
ボトムケース22の底面には、嵌合部3a〜3dを構成するために、前半分が幅広の長方形で後半分がその半幅の長方形となる段付き方形孔22m〜22pが形成されると共に、内面側には、段付き方形孔22m〜22pと前後を逆にした形状の段付き方形面22q〜22tが上方に段違いとなる様に一体成形されている。支持ブラケット5の外向き爪6a〜6dは、段付き方形孔22m〜22pの幅の広い部分から嵌合部3a〜3dに進入し、情報表示装置1を相対的に前方へずらす様に動かすことによって、段付き方形孔22m〜22pの幅の狭い部分へと移動して抜け止め状態にされる構造となっているのである。段付き方形孔22m〜22pと段付き方形面22q〜22tの前後方向を逆にすることにより、前後移動によって抜け止め状態と抜き取り可能状態とを構成可能な嵌合部3a〜3dを、射出成形によって一体成形することができているのである。
また、ボトムケース22の底面後方中央には仕切22uを備えた矩形凹所22vが形成されている。この矩形凹所22vの内側は上方に段違いとなった平板部22wで閉じられている。加えて、段付き方形孔22m〜22pの直ぐ内側と中央には前後方向に伸びる半円形断面溝22xも形成されている。これら矩形凹所22v及び半円形断面溝22xには、支持ブラケット5の支持部5cの上面に突設された前後方向リブ6x及び後端の爪付き弾性片6v(図1参照)が嵌合し、前後・左右の位置決め機能を発揮する。
なお、ボトムケース22の下前縁2hと前側の支柱22a,22bの間の位置に、十字突起22y,22yが形成されていてフロントケース23の下部後端の位置決めを行う構造となっている。加えて、中央の半円形断面溝22xの右前方と左後方に球面状窪み22z,22zも形成されている。
フロントケース23を種々の方向から見た斜視図を図6に示す。既に述べた様に、フロントケース23は、アッパーケース22の上前縁2gの裏側に嵌り込む上縁23a、ボトムケース22の下前縁2hの裏側に嵌り込む下縁23bを備え、中央に矩形開口23cを備えている。この矩形開口23cは矩形枠23dによって形成されている。静電タッチパネル42はこの矩形枠23dの内側に嵌り込む寸法となっている。そして、この静電タッチパネル42は、矩形枠23dの内側に突設する様に一体成形された額縁状受け部23eによって前後方向の位置決めがなされる。この額縁状受け部23eの裏面には、表示基板34を背面側からネジ止め固定するためのボス23f〜23iが一体成形されている。なお、矩形枠23dの前面に外へ若干張り出す様に形成された前面枠23jの前面が本体ケース2の前面2aとなり、組立時には、アッパーケース21の上前縁2gの下端及びボトムケース22の下前縁2hの上端と面一となる。
次に、本体ケース2の形態的な特徴を断面図を用いて説明する。
図7は、放音孔21s及び凹部21tの部分で切断したA−A断面図とその切断位置及び矢視方向を示す平面図である。図示の様に、アッパーケース21の上面には肉厚に対して約1/3の深さの凹部21tが形成され、上面を貫通する放音孔21sと凹部21tが等間隔となる様に形成されている。また、内側の長円形筒壁21uが内蔵スピーカ32cの上面に当接して内側に空所32vを形成すると共に、外側の長円形筒壁21vが内蔵スピーカ32cの側面に当接し、空所32vは二重に取り囲まれた状態になっている。内蔵スピーカ32cから出力された音声は、空所32v内で響かされると共に放音孔21sを介して外部に放たれることになる。空所32vはギターやバイオリンのボディの様な部分となる。
また、側面2d,2eは、上下のテーパー段部2d1,2e1を介して外側へ膨らんだ形状とされ、部分的な膨出部2d2,2e2が上下に各1箇所ずつ形成されている。この膨出部2d2,2e2は、本体ケース2の外側へ膨らみを形成し、本体ケース2にボリューム感を与える。このボリューム感は、高さ方向中程にくびれ部2d3,2e3が存在することでより強調される。なお、図7において、符号2e4は、凹入部として形成したロゴ等の窪みである。このロゴ等の窪み2e4は必用に応じて形成するものであって、図1〜図6の様に平坦面に形成しておいて構わない。
図8は、三つの押しボタン11〜13を通る様に切断したB−B断面図とその切断位置及び矢視方向を示す平面図である。A−A断面図と同様に、側面2d,2eにはボリューム感を与えるテーパー段部2d1,2e1、膨出部2d2,2e2及びくびれ部2d3,2e3が存在する。押しボタン11〜13は、第2基板32に設置されたタクトスイッチ32e〜32gに当接している。そして、この押しボタン11〜13の周囲を取り囲む様に上面2cには盛り上がった突条枠2c1〜2c3が形成されている。この突条枠2c1〜2c3が押しボタン11〜13の周囲を取り囲んでいる結果、押しボタン11〜13の高さが目立たない。
SDカードスロット部品33aは、右側面2dの長細溝状開口21mから先端を露出させる様に装着される。この長細溝状開口21mの周囲を、肉厚の約1/2程度の凹部21m1が取り囲んでいる。この凹部21mが形成されることで、SDカードの挿脱をスムーズに行うことができる。なお、図8において、符号2d4も、凹入部として形成したロゴ等の窪みであって、図1〜図6の様に平坦面に形成しておいて構わない。
図9は、中央の押しボタン12を通る様に切断したC−C断面図とその切断位置及び矢視方向を示す平面図である。本体ケース2の上面2cの前後及び底面2bの前後の辺が、R取りされた湾曲面2c4,2c5,2b1,2b2で構成されていることが分かる。この湾曲面2c4等の存在により、情報表示装置1は、角張ることのない滑らかで柔らかいイメージも備えたものとなっている。なお、本実施例では、背面2fに、シリアルナンバーシール43を貼り付けるための矩形状窪み21hを備えるものとしたが、窪みのない平坦な背面形状としても構わない。
図10は、前後方向中央で真横に切断したD−D断面図とその切断位置及び矢視方向を示す平面図である。この図からも、側面2d,2eにはボリューム感を与えるテーパー段部2d1,2e1、膨出部2d2,2e2及びくびれ部2d3,2e3が存在することが分かる。なお、カードスロットの上に記入されている符号2d5は、SDカードの種類を彫刻形式で表示した部分であるが、これも図1〜図6に示した様に平坦面として構わない。
次に、各基板31〜34の位置関係について、アッパーケース及びフロントケースを取り除いた状態について示した図11に基づいて説明する。
図示の様に、第1基板31〜第3基板33は、板面を上下方向に向けた水平状態で高さ方向に距離をあけた状態に設置される。一方、表示基板34は板面を前後方向に向けた垂直状態に設置される。
最も上に水平状態に取り付けられた第1基板32の上面にGPSモジュール32aが設置されていることから、GPS衛星からの電波を受信し易い。一方、最も重い部品となるレーダーモジュール31aが一番下の第1基板31に設置されていることから、装置の重心位置を低くすることができている。なお、第3基板33のSDカードスロット部品33a及び外部入力端子受入部品33bは右側を向いているので、運転席にいるユーザーがSDカードを挿脱したり、携帯音楽プレーヤーなどの出力端子を挿脱したりする操作を容易にしている。
また、一番下に取り付けられる第1基板31の背面側に直立した状態にパッチアンテナ31cを設置しているので、車両の前方からのマイクロ波等をキャッチし易い。さらに、スライドスイッチ部品32bを最上部の第2基板32の後端左寄りに設置し、DCジャック受入部品31bを最下部の第1基板31の後端右寄りに設置したので、DCジャックとスライドスイッチを前面から目立たず、かつ背面において上下左右に離れた位置に配置することができている。これにより、スライドスイッチ操作の際にDCジャックの電源コードを誤って抜いてしまうといったことがない。
そして、表示基板34は、これら第1〜第3基板とは違って垂直方向に取り付けるので、4枚の基板をコンパクトな本体ケース2内に要領よく収納できている。
実施例1の情報表示装置1によれば、本体ケース2を、幅、高さ及び奥行きがほぼ等しいサイコロ状の外形形状で構成したのでデザインとしての面白みを与え、第1〜第3基板31〜33を板面を上下方向に向けた状態で取り付けることにより、情報表示装置1の本来の機能を発揮させるための電子部品をサイコロ形状の本体ケース内に要領よく収納することができる。この結果、本来の機能を発揮する上で支障がなく、サイコロ形状の「塊感」から車内のインテリアとしても魅力のある情報表示装置を提供することができる。
また、相対的に重量が大きいレーダーモジュール31aを取り付けた第1基板31を下方に置くことで、装置全体の重量バランスがよくなり、前面に装着する表示部10の重量による前方への転倒モーメントを打ち消している。さらに、GPSモジュール32aが最上部の第2基板32に設置されているからGPS衛星からの電波を受信し易い。加えて、第1基板31の背面側に本体ケース2の背面2fとほぼ平行となる様に直立させたパッチアンテナ31cを設置したので、レーダモジュール31aの検知能力も十分に高いものとしつつ、コンパクトなデザインを可能にしている。
さらに、一番上の第2基板32の後端左寄りにスライドスイッチ構成部品32bを設置し、一番下の第1基板31の後端右寄りにDCジャック受入部品31bを設置し、したのでON/OFF操作がやり易く、ON/OFF操作時に電源コードに手が触れて抜けてしまうということがない。
加えて、第3基板33を設置し、車載用の情報表示装置でありながら、音楽再生装置としての機能も発揮させることにより、デザインの面白さに加えて機能の面白さも備えることができる。そして、追加された音楽再生機能を発揮させる上で必用な押しボタン11〜13を本体ケース2の上面前半分の領域に設置すると共に、周囲を突条枠2c1〜2c3で取り囲んだので、デザイン性を損なうことがない上に、操作性も良好で、かつ、背面のスイッチや電源コードなどに手が触れることなく操作できる。
また、内蔵スピーカ32cを最上部の第2基板32の上面に設置し、本体ケース2の上面2cに放音孔21sを升目状に形成すると共に、凹部21tがデザイン的に一体感を有し、スピーカの存在を際立たせない。スピーカ32cと放音孔21sとの間には長円形筒壁21u,21wによって二重に囲まれた空所32vを備えているので音がよく響き、警告・注意喚起等の音声情報を、スピーカ音によってしっかりと運転者に伝えることができる。
そして、本体ケース2は、上面、側面及び背面を一体形成したアッパーケース21と、底面を構成するボトムケース22と、アッパーケース上面前部に形成された上前縁2gとボトムケース前面に形成された下前縁2hの裏側に嵌り込むフロントケース23とを組み立てて構成し、フロントケース23の背面側に液晶ディスプレイ34aを装着した表示基板34を取り付ける様に構成したので、本体ケース2を頑丈な構造としつつ組み立て易く、表示パネルをしっかりと装着することができている。
また、フロントケース23の表示開口の前面側にタッチパネル41が装着されているので、ディスプレイ表示の内容と併せて各種設定等を自然な操作で行うことができ、スイッチ等を設けることによるデザイン性への悪影響を排除できる。
さらに、本体ケース2の上面の前後及び底面の前後の辺が、R取りされた湾曲面2c4,2c5,2b1,2b2で構成されているので、滑らかなイメージの「塊感」を与えることができ、仮に転がってしまった場合にその転がりそうな方向が推測されると共に、ユーザーに当たったとしても痛くないという「安心感」を与える。
そして、速度取り締まり監視装置であっても、本体がサイコロ形状となっていて「塊感」「カッチリ感」「メカ的な印象」などを有しているので、違和感なく車内のインテリアとして受け入れやすい。
また、実施例1の情報表示装置1は、表示基板34の背面に装着されるメイン制御用のマイクロコンピュータにより、音楽再生機能を実現している。具体的には、SDカードスロットに挿入されたSDカードから音楽データを読み出し、再生し、FMトランスミッタ33cを介して出力することにより、車載オーディオ装置のスピーカから再生した音楽を流すことができる。この音楽再生に当たっては、上面の押しボタン11〜13の操作によって、ポーズ/演奏、戻し、送りといった選曲・再生の指令を行うことにより実行される。なお、外部入力端子に携帯音楽プレイヤー等の外部機器を接続し、外部機器から音楽再生を行う場合にもFMトランスミッタ33cを介して車載オーディオ装置へと音楽を送信して車載スピーカを介して快適に楽しむこともできる。
次に、情報表示装置1の制御系統について説明する。この情報表示装置1は、図12に示す様に、表示制御用のマイクロコンピュータ50を中心に制御系統を構成している。マイクロコンピュータ50は、レーダーモジュール31a、GPSモジュール32a、タクトスイッチ32e〜32g、SDカードスロット部品33a及び静電タッチパネル41から信号を入力し、各種演算処理を実行し、内蔵スピーカ32c、FMトランスミッタ33c及び液晶ディスプレイ34aに対して制御信号を出力する。また、レーダモジュール31aにはパッチアンテナ31cからのマイクロ波検出信号が入力されている。なお、FMトランスミッタ33cは、マイクロコンピュータ50から入力された音楽再生信号に加えて、外部入力端子受入部品33bから入力される音楽再生信号も送信可能に構成されている。FMトランスミッタ33cから送信された音楽再生信号は、カーステレオ60が受信し、車載スピーカ61を介して出力される。
本実施例においては、速度取り締まり情報監視制御における音声の出力先を内蔵スピーカ32c以外に、車載スピーカ61を選択することができる。これは、マイクロコンピュータ50において、音声出力先をFMトランスミッタ33cとすることによって実現されている。マイクロコンピュータ50はまた、SDカードスロット部品33aに装着されたSDカードから音楽データを読み出して再生する音楽再生プログラムも備えている。この音楽再生プログラムによって再生された音楽は、FMトランスミッタ33cを介して車載スピーカ61で聴くことができる。一方、本実施例では外部入力として携帯音楽プレイヤーからの音楽再生データを入力し、これをFMトランスミッタ33cを介して車載スピーカ61で聴くことができる。これらの制御を実現するために、マイクロコンピュータ50には次の様な制御プログラムがインストールされている。
マイクロコンピュータ50は、図13(A)に示す様に、タッチパネル41からの音声出力先の切替指令があると(S10)、音声出力先をFMトランスミッタ33cに切り替える(S20)。なお、音声出力先のデフォルト条件は内蔵スピーカ32cである。次に外部入力端子からの入力がなされているか否かを判定する(S30)。外部入力端子からの入力がなされている場合は(S30:YES)、S10での音声出力先切替指令にかかわらず、音声出力先を強制的に内蔵スピーカ32cに戻す(S40)。そして、音声報知タイミングになったとき(S50:YES)、所定の音量による音声出力を実行する(S60)。
また、図13(B)に示す様に、押しボタン11〜13が操作されると(S110:YES)、選曲のための操作か否かを判断する(S120)。選曲のための操作であるときは(S120:YES)、SDスロットに装着されているSDカードから楽曲情報を読み出して液晶ディスプレイに表示する(S130)。再生指令が入力されると(S140:YES)、音楽を再生すると共に(S150)、警報タイミングになっているか否かを判断する(S160)。警報タイミングになっているときは(S160:YES)、設定されている音量にかかわらず、強制的に音量を低下した上で(S170)、FMトランスミッタ33cに出力する(S180)。なお、警報タイミングでないときは、設定されている音量のままFMトランスミッタに出力する(S160:NO→S180)。MP3再生中は常にS160の判定を行う(S180→S60)。これにより、車載スピーカ61を介して音楽を楽しむことができると共に、速度取り締まり情報の監視結果に基づいた報知音声を邪魔しない状態となる。
以上の制御処理を行う結果、優先順位は図13(C)の上側の表の様になり、警報音(RD)が常に最優先される。また、デフォルト条件は、警報音出力先として内蔵スピーカー(SP)が設定されているが、MP3使用時については、ユーザーが任意にFMトランスミッタ(FMT)を出力先とすることもできる。このとき、上述の通り、警報タイミングでは音量設定にかかわらずMP3再生音の音量を低下させるので、警報音の邪魔をしない。また、外部入力使用時には警報音(RD)は内蔵スピーカ(SP)に固定されるので、警報音が音楽と混ざってしまい聞き取りにくくなることがない。
本実施例によれば、各種設定は前面のタッチパネル41を用いて複雑な設定も自然な操作感覚にて実行できると共に、MP3再生機能を搭載したことによって頻繁に操作される可能性の高い音楽再生用の押しボタン11〜13を本体ケース2の上面前半分の領域に専用ボタンとして設けたので、操作性が良い。
以上、発明を実施するための実施例を説明したが、本発明は、これらに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内における種々の変更が可能である。
例えば、カーナビゲーション装置その他の車載電子機器に適用することができる。また、警報機能がONになっているときにはMP3再生時の音量を低下させる制御内容としても構わない。
本発明は、自動車用の車載電子機器において利用することができる。
1・・・情報表示装置
2・・・本体ケース、2a・・・前面、2b・・・底面、2c・・・上面、2d・・・右側面、2e・・・左側面、2f・・・背面、2g・・・上前縁、2h・・・下前縁
10・・・表示部、11〜13・・・押しボタン、14・・・SDカード挿入口、15・・・外部入力端子挿入口、16・・・スライドスイッチ、17・・・DCジャック挿入口
21・・・アッパーケース、21s・・・放音孔、21t・・・凹部
22・・・ボトムケース
23・・・フロントケース
31・・・第1基板、31a・・・レーダーモジュール、31b・・・DCジャック受入部品、31c・・・パッチアンテナ
32・・・第2基板、32a・・・GPSモジュール、32b・・・スライドスイッチ構成部品、32c・・・内蔵スピーカ、32d・・・バックアップ用電池、32e〜32g・・・タクトスイッチ
33・・・第3基板、33a・・・SDカードスロット部品、33b・・・外部入力端子受入部品、33c・・・FMトランスミッタ
34・・・表示基板、34a・・・液晶ディスプレイ、34b・・・液晶シールド、34・・・表示基板
41・・・静電タッチパネル
50・・・マイクロコンピュータ
60・・・カーステレオ、61・・・車載スピーカ

Claims (9)

  1. 内蔵スピーカを介して報知音声を出力する音声報知機能を有する電子回路を備え、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする車載電子機器。
    (1)前記報知音声を車載スピーカへと送信する送信部を備えると共に、前記音声報知機能による報知音声の出力先として前記内蔵スピーカに替えて前記車載スピーカを選択する報知音声出力先切替手段を備えていること。
  2. 前記電子回路が、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1記載の車載電子機器。
    (2A)前記送信部を介して前記車載スピーカに音楽再生音を送信する音楽再生手段を備えると共に、前記音声報知機能による音声報知の際には前記音楽再生手段によって送信する音楽再生音の音量を低下させる音量低下手段を備えていること。
  3. 前記電子回路が、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1記載の車載電子機器。
    (2B)前記送信部を介して前記車載スピーカに音楽再生音を送信する音楽再生手段を備えると共に、前記音声報知機能を有効にしているときは前記音楽再生手段によって送信する音楽再生音の音量を低下させる音量低下手段を備えていること。
  4. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項2又は3記載の車載電子機器。
    (3)前記音楽再生手段によって再生すべき音源のデータを入力するためのメモリカード装着部を備えていること。
  5. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか記載の車載電子機器。
    (4)外部機器から音楽再生データを入力する外部入力端子と、当該外部入力端子から入力された音楽再生データを前記送信部を介して前記車載スピーカへと送信する外部入力送信手段とを備えると共に、当該外部入力送信手段が作動している場合は、前記報知音声の出力先を前記内蔵スピーカに固定する様に構成されていること。
  6. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか記載の車載電子機器。
    (5)前記電子回路、前記内蔵スピーカ及び前記送信部を収容し、前面に表示部を有する本体ケースを備え、前記表示部に対して再生中の音楽に関する情報を表示させる再生情報表示手段を備えていること。
  7. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項6記載の車載電子機器。
    (6)前記本体ケースは、幅、高さ及び奥行きがほぼ等しいサイコロ状の外形形状で構成されると共に、板面を上下方向に向けて設置された複数枚の基板を収容し、前記内蔵スピーカを最上部の基板の上面に設置すると共に、当該本体ケースの上面で前記内蔵スピーカの設置位置と対応する放音孔が形成されていること。
  8. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項6又は7記載の車載電子機器。
    (7)前記表示部の前面にタッチパネルを装着し、前記電子回路は、前記表示部に前記音声報知手段によって音声報知に関する設定条件等を入力するための画像を表示する画像表示手段を備えると共に、前記タッチパネルを介して音声報知に関する設定条件等を入力する入力手段を備えていること。
  9. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項6〜8のいずれか記載の車載電子機器。
    (8)前記複数枚の基板の内の最上部の基板の上面前半分の領域にタクトスイッチを設置すると共に、前記本体ケースの上面前半分の領域に、前記タクトスイッチと対応する押しボタンを設置し、当該押しボタンによって音楽再生手段の再生操作を行い得る様に構成されていること。
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