JP2014038267A - ストロボ装置及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ストロボ装置を撮像装置から取り外した後、あるいはストロボ装置を撮像装置に装着した後の、使用者にとって無駄な操作を無くすことができるストロボ装置を提供する。
【解決手段】ストロボ装置2は、ストロボ本体部9に回転可能に連結される発光部10と、ストロボ本体部9に対する発光部10の角度姿勢を変更可能とする可変機構12と、該可変機構12を駆動する駆動部13と、該駆動部13を制御する制御部15とを備え、該制御部15は、ストロボ本体部9が撮像装置1から取り外されたことを検知すると、発光部10を所定の取り外し時角度姿勢に変更するモード、あるいは、制御部15は、ストロボ本体部9が撮像装置1に装着されたことを検知すると、発光部10を所定の装着時角度姿勢に変更するモードとを有する。
【選択図】図5
【解決手段】ストロボ装置2は、ストロボ本体部9に回転可能に連結される発光部10と、ストロボ本体部9に対する発光部10の角度姿勢を変更可能とする可変機構12と、該可変機構12を駆動する駆動部13と、該駆動部13を制御する制御部15とを備え、該制御部15は、ストロボ本体部9が撮像装置1から取り外されたことを検知すると、発光部10を所定の取り外し時角度姿勢に変更するモード、あるいは、制御部15は、ストロボ本体部9が撮像装置1に装着されたことを検知すると、発光部10を所定の装着時角度姿勢に変更するモードとを有する。
【選択図】図5
Description
本発明は、撮像装置に装着され、しかも、発光部の角度姿勢を変更可能なストロボ装置(照射方向角度可変式のストロボ装置)と、このストロボ装置を備えた撮像装置とに関する。
従来から、より自然な画像を得るために、ストロボ装置の発光部からストロボ光を天井や壁などの反射体に照射して拡散させ、被写体を間接的に照明して撮影するバウンス撮影が行われている。バウンス撮影では、発光部の照射面を被写体とは正対させず、天井や壁などの反射体のある所望の方向に向けて撮影する。
そして、発光部が常に反射体のある方向に向いてストロボ光を照射できるように、ストロボ装置の制御部は、撮影レンズの光軸方向である撮影方向とストロボ光を照射する照射方向(反射体のある所望の方向)とのなすバウンス角度を自動的に制御する(特許文献1参照)。この特許文献1に記載されているストロボ装置は、天面と被写体とのそれぞれに撮像装置の撮像レンズを向けてオートフォーカス測距して、それらの距離に基づいてバウンス角度を設定している。
ところで、撮影を終えると、使用者は、ストロボ装置を撮像装置から取り外し、撮像装置は撮像装置で、ストロボ装置はストロボ装置で、それぞれケース等の収納体に収納する。この場合、ストロボ装置において、発光部の角度姿勢(照射方向角度)がバウンス角度のままであると、使用者は、ストロボ装置を収納体に収納できるように、すなわち、ストロボ装置の形態が収納体の内部空間形状に合致するように、発光部の角度姿勢を直してから、ストロボ装置を収納体に収納する必要がある。
また、撮影を開始するに際し、使用者は、ストロボ装置を収納体から取り出し、撮像装置に装着するが、さらには、ストロボ装置が収納体に収納されていた時の発光部の角度姿勢と、撮影開始時における発光部の角度姿勢とが異なっている場合、発光部を撮影開始時の角度姿勢に直す必要がある。そのため、シャッターチャンスを逃すことがある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、ストロボ装置を撮像装置から取り外した後、あるいはストロボ装置を撮像装置に装着した後の、使用者にとって無駄な操作を無くすことができるストロボ装置及び撮像装置を提供することを課題とする。
本発明に係るストロボ装置は、撮像装置に着脱自在なストロボ本体部と、該ストロボ本体部に回転可能に連結される発光部と、ストロボ本体部に対する発光部の角度姿勢を変更可能とする可変機構と、該可変機構を駆動する駆動部と、該駆動部を制御する制御部とを備えるストロボ装置であって、制御部は、ストロボ本体部が撮像装置から取り外されたことを検知する検知手段と、該検知手段の検出結果に伴って発光部を所定の取り外し時角度姿勢に変更するモードとを有することを特徴とする。
かかる構成によれば、制御部が駆動部を制御し、駆動部が可変機構を駆動することにより、ストロボ本体部に対する発光部の角度姿勢が変更される。そして、ストロボ本体部が撮像装置から取り外される、すなわち、ストロボ装置が撮像装置から取り外されると、制御部は、そのことを検知手段を介して認識し、これに伴い、発光部が所定の取り外し時角度姿勢となるよう、駆動部を制御する。従って、ストロボ装置が撮像装置から取り外されると、発光部は自動的に取り外し時角度姿勢に変更されることとなる。
ここで、本発明に係るストロボ装置の一態様として、所定の取り外し時角度姿勢は、ストロボ装置をケース等の収納体に収納できるようにするための発光部の角度姿勢であるようにすることができる。
かかる構成によれば、ストロボ装置が撮像装置から取り外されると、使用者が、ストロボ装置を収納体に収納できるように、すなわち、ストロボ装置の形態が収納体の内部空間形状に合致するように、発光部の角度姿勢を直さずとも、発光部は自動的に収納体の内部空間形状に合致するような角度姿勢に変更される。従って、撮像装置から取り外されたストロボ装置は、そのまま直ちに収納体に収納できるようになる。
また、本発明に係る別のストロボ装置は、撮像装置に着脱自在なストロボ本体部と、該ストロボ本体部に回転可能に連結される発光部と、ストロボ本体部に対する発光部の角度姿勢を変更可能とする可変機構と、該可変機構を駆動する駆動部と、該駆動部を制御する制御部とを備えるストロボ装置であって、制御部は、ストロボ本体部が撮像装置に装着されたことを検知する検知手段と、該検知手段の検出結果に伴って発光部を所定の装着時角度姿勢に変更するモードとを有することを特徴とする。
かかる構成によれば、制御部が駆動部を制御し、駆動部が可変機構を駆動することにより、ストロボ本体部に対する発光部の角度姿勢が変更される。そして、ストロボ本体部が撮像装置に装着される、すなわち、ストロボ装置が撮像装置に装着されると、制御部は、そのことを検知手段を介して認識し、これに伴い、発光部が所定の装着時角度姿勢となるよう、駆動部を制御する。従って、ストロボ装置が撮像装置に装着されると、発光部は自動的に装着時角度姿勢に変更されることとなる。
ここで、本発明に係る別のストロボ装置の一態様として、所定の装着時角度姿勢は、撮影を開始するに際しての発光部の角度姿勢であるようにすることができる。かかる構成によれば、ストロボ装置が撮像装置に装着されると、使用者が発光部を撮影開始時の角度姿勢に直さずとも、発光部は自動的に撮影開始時の角度姿勢に変更される。従って、撮像装置に装着されたストロボ装置は、そのまま直ちに使用可能な状態になる。
また、本発明に係る撮像装置は、上記ストロボ装置を備えることを特徴とする。
以上の如く、本発明によれば、ストロボ装置を撮像装置から取り外した後、あるいはストロボ装置を撮像装置に装着した後の、使用者にとって無駄な操作を無くすことができる。
本発明に係る撮像装置及びストロボ装置の一実施形態について、図1〜図5を参酌しつつ、説明する。本実施形態に係る撮像装置1は、図1に示すように、被写体にストロボ光を照射するストロボ装置2を装着可能に構成している。撮像装置1は、被写体を撮影する撮影機能部3と、ストロボ装置2及び撮影機能部3を制御する制御部4と、被写体を撮影した画像などを表示する表示部5と、撮影条件の設定や電源を切り換えるための操作部6と、周辺機器との間で画像データなどを入出力するための周辺I/F7と、ストロボ装置2を発光させて被写体を撮影するためにユーザが操作するシャッター8とを備えている。
ストロボ装置2は、図2及び図3に示すように、ストロボ本体部9と、ストロボ本体部9に回転可能に連結され、閃光放電管11が収納されて外部へ発光する発光部10と、発光部10の角度姿勢を変更可能とする可変機構12と、可変機構12を駆動する駆動部13と、ストロボ本体部9に対する発光部10の角度を検出する角度検出部14と、ストロボ装置を制御する制御部15と、ストロボ本体部9に設けられ、各種設定値を入力したり、各種モードを選択するための操作部16とを備えている。
ストロボ本体部9は、矩形状に形成された筐体であり、その上面側に発光部10を回転可能に連結し、その下面側に撮像装置1を連結可能に構成されている。ストロボ本体部9は、正面が撮像装置1の撮影方向A(撮像レンズの光軸方向)を向くように撮像装置1に連結されている。
発光部10は、略矩形状に形成された筐体であり、一方の面に閃光放電管11が発光した光を照射する開口部17を備えている。発光部10は、鉛直方向Bに対する開口部17の傾斜角度姿勢を変更するなどして、ストロボ光の照射方向Cを変更可能に構成されている。
可変機構12は、図4(a)及び図4(b)に示すように、ストロボ本体部9と発光部10とを回転可能に連結している。具体的には、可変機構12は、ストロボ本体部9の幅方向Dに沿って設けられる横軸Xを中心に鉛直方向Bに回転可能な鉛直方向可変機構18と、ストロボ本体部9の上下方向E(高さ方向)に設けられる縦軸Yを中心に水平方向Fに回転可能な水平方向可変機構19とを備えている。
鉛直方向可変機構18は、図4(a)に示すように、鉛直方向Bにおける発光部10の角度姿勢を変更可能に設けられている。より詳しくは、鉛直方向可変機構18は、通常照射方向角度(発光部10が通常撮影位置P1にあるときの角度)と、ユーザによって設定され、通常照射方向角度とは異なる所望照射方向角度(発光部10がバウンス撮影位置P2にあるときの角度)との間を含む範囲で鉛直方向Bにおける発光部10の角度姿勢を変更可能に設けられている。本実施形態においては、鉛直方向可変機構18は、鉛直方向180度の回転角度を有している。
水平方向可変機構19は、図4(b)に示すように、水平方向Fにおける発光部10の角度姿勢を変更可能に設けられている。本実施形態においては、水平方向可変機構19は、左右方向180度の回転角度を有している。
駆動部13は、図2及び図3に示すように、鉛直方向可変機構18を駆動する鉛直方向駆動部20(図3参照)と、水平方向可変機構19を駆動する水平方向駆動部21(図2参照)とを備えている。
鉛直方向駆動部20は、図3に示すように、鉛直方向可変機構18を回転させる鉛直方向駆動モータである。水平方向駆動部21は、図2に示すように、水平方向可変機構19を回転させる水平方向駆動モータである。
角度検出部14は、発光部10に設けられ、鉛直方向Bにおける発光部10の角度を検出する鉛直方向角度検出部22と、水平方向Fにおける発光部10の角度を検出する水平方向角度検出部23とを備えている。
鉛直方向角度検出部22は、3軸加速度センサで構成されている。3軸加速度センサは、XYZ軸の3方向の加速度を検出することができるセンサである。本実施形態に係る3軸加速度センサは、静止時の重力加速度を検出することにより、鉛直方向Bにおける発光部10の傾斜角度を検出している。
水平方向角度検出部23は、地磁気センサで構成されている。地磁気センサは、磁場(磁界)の大きさ・方向を検出することができるセンサである。本実施形態に係る地磁気センサは、発光部10が向いている方位を検出することにより、水平方向Fにおける発光部10の傾斜角度を検出している。
制御部15は、各種演算処理を行う演算部24と、各種情報を記憶する記憶部25とを備えている。制御部15は、CPUで構成されている。記憶部25は、CPU内蔵のRAM又はROM、あるいはCPUに外部接続されたRAM又はROMで構成されている。記憶部25には、後述する取り外し時角度姿勢に関する情報及び装着時角度姿勢に関する情報が記憶されている。角度姿勢に関する情報とは、例えば鉛直方向角度検出部22や水平方向角度検出部23によって検出される発光部10の角度情報である。
制御部15は、ストロボ本体部9の下面側が撮像装置1(の上面側に設けられたシュー)に連結された状態でON信号を出し、連結が解除されるとOFF信号を出す、ストロボ本体部9の下面側に設けられた検知スイッチ26からの信号を受けて、ストロボ装置2が撮像装置1から取り外されたこと、及び、ストロボ装置2が撮像装置1に装着されたことを検知する。
制御部15は、検知スイッチ26を介してストロボ装置2が撮像装置1から取り外されたことを検知すると、(発光部10が取り外し時角度姿勢とはなっていない場合に)発光部10を取り外し時角度姿勢に変更するモード(第1モード)を有している。また、制御部15は、検知スイッチ26を介してストロボ装置2が撮像装置1に装着されたことを検知すると、(発光部10が装着時角度姿勢とはなっていない場合に)発光部10を装着時角度姿勢に変更するモード(第2モード)を有している。
本実施形態において、取り外し時角度姿勢は、ストロボ装置2をケース等の収納体(図示しない)に収納できるようにするための発光部10の角度姿勢である。例えば、図5(a)に示すような形態でバウンス撮影を行っていたところ、撮影を終えて、使用者がストロボ装置2を撮像装置1から取り外すと、ストロボ装置2の制御部15は、そのことを検知し、鉛直方向駆動部20及び/又は水平方向駆動部21を駆動して、鉛直方向における発光部10の角度姿勢及び/又は水平方向における発光部10の角度姿勢を変更させ、ストロボ装置2を真っ直ぐに伸びた状態にする(図5(b))。このような機能がない場合、ストロボ装置2を真っ直ぐに伸びた状態で収納できる収納体にストロボ装置2を収納しようと思えば、使用者が発光部10を持って回転し、ストロボ装置2を真っ直ぐに伸びた状態にする操作が必要となる。しかしながら、本実施形態によれば、使用者は、そのような操作を行うことなく、ストロボ装置2を撮像装置1から取り外したそのままで収納体に収納することができる。
また、本実施形態において、装着時角度姿勢は、撮影を開始するに際しての発光部10の角度姿勢である。例えば、図5(b)に示す収納状態にあるストロボ装置2を撮像装置1に装着すると(図5(c))、ストロボ装置2の制御部15は、そのことを検知し、鉛直方向駆動部20及び/又は水平方向駆動部21を駆動して、鉛直方向における発光部10の角度姿勢及び/又は水平方向における発光部10の角度姿勢を変更させ、ストロボ装置2を折れ曲がった状態にする(発光部10が撮像装置1のレンズ光軸方向に向く状態にする)(図5(d))。このような機能がない場合、発光部10を撮像装置1のレンズ光軸方向に向く状態にしようと思えば、使用者が発光部10を持って回転し、ストロボ装置2をそのような状態にする操作が必要となる。しかしながら、本実施形態によれば、使用者は、そのような操作を行うことなく、ストロボ装置2を直ちに撮影開始状態にすることができる。そのため、シャッターチャンスを逃すことがない。
なお、本発明に係る撮像装置及びストロボ装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、制御部15の記憶部25に予め登録しておく取り外し時角度姿勢及び装着時角度姿勢は、上記実施形態のもの(図5(b)及び図5(d)に示すもの)に限定されない。要は、ストロボ装置2が撮像装置1から取り外された後においてそうなっていたらいいと使用者が望む発光部10の角度姿勢が取り外し時角度姿勢であり、ストロボ装置2が撮像装置1に装着された後の初期状態においてそうなっていたらいいと使用者が望む発光部10の角度姿勢が装着時角度姿勢である。
本発明に係る撮像装置及びストロボ装置は、ストロボ本体部が撮像装置から取り外されたことを検知することに伴って発光部を所定の取り外し時角度姿勢に変更するモードを有したり、ストロボ本体部が撮像装置に装着されたことを検知することに伴って発光部を所定の装着時角度姿勢に変更するモードを有する構成とすることにより、ストロボ装置を撮像装置から取り外した後、あるいはストロボ装置を撮像装置に装着した後の、使用者にとって無駄な操作を無くすことができることが必要な用途に適用できる。
1 撮像装置
2 ストロボ装置
4 制御部
8 シャッター
9 ストロボ本体部
10 発光部
12 可変機構
13 駆動部
14 角度検出部
15 制御部
18 鉛直方向可変機構
19 水平方向可変機構
20 鉛直方向駆動部
21 水平方向駆動部
22 鉛直方向角度検出部
23 水平方向角度検出部
25 記憶部
26 検知スイッチ
B 鉛直方向
C 照射方向
F 水平方向
2 ストロボ装置
4 制御部
8 シャッター
9 ストロボ本体部
10 発光部
12 可変機構
13 駆動部
14 角度検出部
15 制御部
18 鉛直方向可変機構
19 水平方向可変機構
20 鉛直方向駆動部
21 水平方向駆動部
22 鉛直方向角度検出部
23 水平方向角度検出部
25 記憶部
26 検知スイッチ
B 鉛直方向
C 照射方向
F 水平方向
Claims (5)
- 撮像装置に着脱自在なストロボ本体部と、該ストロボ本体部に回転可能に連結される発光部と、前記ストロボ本体部に対する前記発光部の角度姿勢を変更可能とする可変機構と、該可変機構を駆動する駆動部と、該駆動部を制御する制御部とを備えるストロボ装置であって、
前記制御部は、前記ストロボ本体部が前記撮像装置から取り外されたことを検知する検知手段と、該検知手段の検出結果に伴って前記発光部を所定の取り外し時角度姿勢に変更するモードとを有することを特徴とするストロボ装置。 - 前記所定の取り外し時角度姿勢は、ストロボ装置をケース等の収納体に収納できるようにするための前記発光部の角度姿勢である請求項1に記載のストロボ装置。
- 撮像装置に着脱自在なストロボ本体部と、該ストロボ本体部に回転可能に連結される発光部と、前記ストロボ本体部に対する前記発光部の角度姿勢を変更可能とする可変機構と、該可変機構を駆動する駆動部と、該駆動部を制御する制御部とを備えるストロボ装置であって、
前記制御部は、前記ストロボ本体部が前記撮像装置に装着されたことを検知する検知手段と、該検知手段の検出結果に伴って前記発光部を所定の装着時角度姿勢に変更するモードとを有することを特徴とするストロボ装置。 - 前記所定の装着時角度姿勢は、撮影を開始するに際しての前記発光部の角度姿勢である請求項3に記載のストロボ装置。
- 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のストロボ装置を備えることを特徴とする撮像装置。
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A711 | Notification of change in applicant |
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