JP2014036119A - 樹脂モールド装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中間型8には、ワーク対向面に形成された樹脂充填部16を形成するキャビティ凹部7と、キャビティ凹部7とワーク対向面と反対面側に設けられた上型ランナ5bとを連通する第1ゲート10と、ワーク対向面と反対面側に設けられたオーバーフローキャビティ12と、キャビティ凹部7とオーバーフローキャビティ12とを連通する第2ゲート11と、を備えている。
【選択図】図1
Description
また、特許文献1に示す中間型を用いたトップゲートからキャビティ凹部にモールド樹脂を充填する場合にはこのような不具合は生じないが、モールド樹脂の流動路が長いためエアーを巻き込み易く、キャビティ凹部内に閉じ込められたエアーを逃すことができず、ボイドが発生するおそれがある。
相対的に接離動可能な一方の金型と他方の金型間に、ワークとキャビティ凹部が形成された中間型とが位置合わせして挟み込まれて樹脂モールドされる樹脂モールド装置であって、前記中間型には、ワーク対向面に形成された樹脂充填部を形成する前記キャビティ凹部と、前記キャビティ凹部とワーク対向面とは反対面側に設けられた金型ランナとを連通する第1ゲートと、前記ワーク対向面とは反対面側に設けられたオーバーフローキャビティと前記キャビティ凹部とを連通する第2ゲートと、を備えていることを特徴とする。
尚、基材には、樹脂基板、金属(例えばアルミ,銅等)基板、セラミック基板、リードフレーム、キャリア等であって電子部品が実装される部材を含むものとする。
よって、例えば、ワーク上にモールド樹脂の流路が確保できない成形品やアスペクト比の高い凸部(例えばレンズ部)を含む成形品であっても樹脂充填性を向上させ、成形品質を向上させることができる。
図1(a)において、モールド金型4は、相対的に接離動可能な上型5(一方の金型)と下型6(他方の金型)間に、ワークWと当該ワーク対向面にキャビティ凹部7が形成された中間型8が位置合わせしたまま挟み込まれるようになっている。本実施例では、上型5を固定型、下型6を可動型として説明する。型開閉機構は、駆動源(サーボモータ等)により駆動伝達機構(トグルリンクなど)を用いてプラテンに支持された下型6をタイバーにガイドされて昇降する公知の機構が用いられる。
上型ランナ5bの配置としては、図1(b)(c)に示す直線状のみならず、図6(a)に示すようにH字状に枝分かれするようになっていても良いし、図6(b)に示すように十字状に枝分かれしてするようになっていてもよい。この場合、上型ランナ5bに接続する第1ゲート10の配置は、モールド樹脂の流動する長さが均一となるように接続することで、樹脂の流動状態を均一化により充填状態の均一化を図ることが可能である。
これにより、不要樹脂を中間型8から取り外す際に複数のキャビティ凹部7から溢れた樹脂が連結されているため、中間型8からの不要樹脂の取り外しの工程を簡素化することができる。また、製品のレイアウトに応じて中間型8にオーバーフローキャビティ12を形成してキャビティ凹部7への樹脂充填性を高めることができる。
図2は、基板2上に発光素子1が行列状に配置されており、各発光素子1を囲んで一体的に成形されたリフレクタ3が設けられているワークWを樹脂モールドするモールド金型4を示す。図1(a)に比べてリフレクタ3に囲まれた発光素子1どうしの間隔が狭く、キャビティ凹部7が密集して樹脂モールドされるようになっている。
図4(b)の中間型底部のレイアウト図に示すように、中間型8のワーク対向面に直列状に配置された複数のキャビティ凹部7は、隣接するキャビティ凹部7同士を接続するように彫り込まれたスルーゲート8bにより直列状に接続されている。
このように構成することで、複数列のキャビティ凹部7においてモールド樹脂15をエアー残りなく一斉に充填することができる。
また、樹脂モールド装置は、基板2上にLEDレンズ部が密集配置されたエアーの逃げ道を設けることが困難なLED発光装置をワークWとして製造する場合に有効である。しかしながらワークWはこれに限定されるものではなく、リフレクタ3を形成するために樹脂モールドする場合に用いてもよい。また、例えば受光装置やカメラモジュール(MEMS製品)のレンズを樹脂モールドする場合や基材に半導体素子がフリップチップ接続或いはワイヤボンディング接続された半導体装置を樹脂モールドする場合等に用いてもよい。
Claims (6)
- 相対的に接離動可能な一方の金型と他方の金型間に、ワークとキャビティ凹部が形成された中間型とが位置合わせして挟み込まれて樹脂モールドされる樹脂モールド装置であって、
前記中間型には、ワーク対向面に形成された樹脂充填部を形成する前記キャビティ凹部と、前記キャビティ凹部とワーク対向面と反対面側に設けられた金型ランナとを連通する第1ゲートと、前記ワーク対向面と反対面側に設けられたオーバーフローキャビティと前記キャビティ凹部とを連通する第2ゲートと、を備えていることを特徴とする樹脂モールド装置。 - 前記金型ランナは複数の前記キャビティ凹部に対して前記第1ゲートを通じて連通する共通ランナに形成されている請求項1記載の樹脂モールド装置。
- 前記オーバーフローキャビティは、各キャビティ凹部に対して前記第2ゲートを通じて個別に連通する個別オーバーフローキャビティ若しくは前記第2ゲートを通じて連通する共通オーバーフローキャビティに形成されている請求項1又は請求項2記載の樹脂モールド装置。
- 複数の前記キャビティ凹部は前記中間型のワーク対向面に彫り込まれたスルーゲートにより直列状に接続されている請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の樹脂モールド装置。
- 前記オーバーフローキャビティには、エアーベントが接続して形成されている請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の樹脂モールド装置。
- 前記第2ゲートは、前記キャビティ凹部に接続する側の開口断面積が前記オーバーフローキャビティに接続する側の開口断面積より小さくなるように形成されている請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の樹脂モールド装置。
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