JP2014034431A - ピット梯子装置 - Google Patents

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Mitsuhiro Onishi
光宏 大西
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Abstract

【課題】保守作業員がピットの空間へ身を乗り出すことなく、安全にピット梯子を設置することができるようにすることである。
【解決手段】
最下階12の乗場敷居16の下側に上端部が吊り下げられるピット梯子34と、ピット梯子34の上端部を傾斜支点として、ピット梯子34を吊り下げ状態から踏段角度に傾斜させる梯子傾斜部36と、梯子傾斜部36を操作する操作部42とを備える。梯子傾斜部36は、一端部を操作部42として、他端部がピット梯子の下端部に取り付けられる操作ワイヤ40を含み、操作ワイヤ40の操作部42は、乗場敷居16の敷居溝24の底面からピット18に向かって設けられる異物排除孔38より操作治具102を挿入して操作可能な位置に上下移動可能に保持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータのピットに張り出している乗場階の乗場敷居からピットに保守作業員が降りるときに用いられるエレベータのピット梯子装置に関する。
従来のエレベータでは、保守作業員が用いるピット梯子がピットに設置されることがある。特許文献1には、ピット梯子が第一のピットタラップ部と第二のピットタラップ部とに分かれており、第二のピットタラップ部の一端がピット床面に対して回転自在に取り付けられる構造のピット梯子が開示されている。不使用時には第一のピットタラップ部と第二のピットタラップ部との間である中央部を折りたたんだ状態でピット床面に収納し、使用時には第一のピットタラップ部と第二のピットタラップ部とを直線状に拡張して乗場敷居とピット床面との間に斜めに立掛けられることが述べられている。
特許文献2には、ピット梯子の中央部分に突起状の締め部材を有するピット梯子が開示されている。不使用時には締め部材とピットに設けられる収納部の腕部材を用いてピット壁面に立掛けて収納し、使用時には締め部材に取り付けられる係止部材を敷居溝に挿入することで乗場敷居とピット床面との間に斜めに立掛けられることが述べられている。
特許文献3には、上梯子と下梯子とからなる二連式ピット梯子の下端がピット床面に対してスライド可能に取り付けられる構造のピット梯子が開示されている。不使用時には上梯子と下梯子とを平行に重ねて乗場敷居の近傍に収納し、使用時には上梯子の上端に取り付けられたチェーンを引き上げて下梯子から上梯子を伸長させ、下梯子の下端がスライドし乗場敷居とピット床面との間に斜めに立掛けられることが述べられている。
特開2002−173276号公報 特開2008−201495号公報 特開2010−202350号公報
従来のピット梯子では、ピット梯子を収納状態から設置状態とする場合に、保守作業員が乗場敷居からピットの空間へ身を乗り出して設置作業をする。ピット梯子は鉄製のものが多く重量があるため、安全に留意しながらの設置作業は保守作業員の労力を要する。
本発明の目的は、エレベータの保守作業員が安全にピット梯子を設置できるピット梯子装置を提供することである。
本発明に係るピット梯子装置は、ピットに張り出している乗場敷居の下側に上端部が吊り下げられるピット梯子と、傾斜支点を上端部に有するピット梯子を吊り下げ姿勢から踏段角度に傾斜させる梯子傾斜部と、梯子傾斜部を操作する操作部とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係るピット梯子装置において、梯子傾斜部は、一端部を操作部として、他端部がピット梯子の下端部に取り付けられる操作ワイヤを含むことが好ましい。
また、本発明に係るピット梯子装置において、操作部は、乗場敷居の敷居溝の底面からピットに向かって設けられる異物排除孔より所定の操作治具を挿入して操作可能な位置に上下移動可能に保持されることが好ましい。
また、本発明に係るピット梯子装置において、上下方向に移動する操作部を保持する保持部を備え、保持部は、ピット梯子が吊り下げ姿勢に維持されるときを下げ位置として操作部を保持する第一保持部と、ピット梯子が踏段角度に傾斜した踏段傾斜姿勢に維持されるときを上げ位置として操作部を保持する第二保持部とを有することが好ましい。
また、本発明に係るピット梯子装置において、操作部は、ピット梯子の位置に対し、ピット梯子が踏段角度に傾斜する側と反対側となる乗場敷居の下方の位置に保持され、操作部と操作ワイヤの他端部との間に操作ワイヤの引張方向を反転させる案内車が設けられることが好ましい。
また、本発明に係るピット梯子装置において、ピット梯子は、上端部が乗場敷居に対し上下方向に移動可能であることが好ましい。
また、本発明に係るピット梯子装置において、ピット梯子の姿勢を固定状態にする梯子姿勢固定部を備え、梯子姿勢固定部は、ピット梯子を吊り下げ姿勢で固定する第一固定部と、ピット梯子が踏段角度に傾斜するときに、ピット梯子の上端部が下方に移動してピット梯子の下端部がピットの床面に着く踏段傾斜姿勢で固定する第二固定部とを有することが好ましい。
また、本発明に係るピット梯子装置において、ピット梯子の位置に対し、ピット梯子が踏段角度に傾斜する側と反対側となる位置にストッパが設けられることが好ましい。
また、本発明に係るピット梯子装置において、乗場敷居の側面に複数枚配置され、少なくとも一枚はスライド可能なトーガードを備えることが好ましい。
上記構成により、ピット梯子装置は、ピットに張り出している乗場敷居の下側に上端部が吊り下げられるピット梯子と、傾斜支点を上端部に有するピット梯子を吊り下げ姿勢から踏段角度に傾斜させる梯子傾斜部を操作する操作部とを備えるため、保守作業員は、操作部を操作することで、安全にピット梯子を設置することができる。
また、ピット梯子の下端部に取り付けられる操作ワイヤの一端部である操作部を引っ張ることで、保守作業員は安全にピット梯子を設置することができる。
また、操作ワイヤの操作部は、乗場敷居の敷居溝の異物排除孔より操作治具を挿入して操作可能な位置に保持されることで、保守作業員は、乗場敷居から身を乗り出すことなく操作治具を敷居溝の異物排除孔に挿入して操作ワイヤの操作部を操作できる。
また、ピット梯子が吊り下げ姿勢に維持されるときを下げ位置とし、ピット梯子が踏段角度に傾斜した踏段傾斜姿勢に維持されるときを上げ位置として操作ワイヤの操作部は保持されるため、操作ワイヤの操作部の上げ位置または下げ位置のいずれかによってピット梯子の姿勢を維持できる。
また、操作部と操作ワイヤの他端部との間に操作ワイヤの引張方向を反転させる案内車を有することで、操作部を上方向に上げると、他端部がピット梯子の踏段角度に傾斜される方向に引っ張られ、操作部を下方向に下げると、他端部がピット梯子の吊り下げられる方向に引っ張られる。よって、保守作業員は容易に吊り下げ姿勢と踏段角度傾斜姿勢との間の姿勢変更ができる。
また、ピット梯子の上端部が乗場敷居に対し上下に移動可能であるため、ピット梯子が吊り下げ姿勢と踏段傾斜姿勢との間の姿勢変更のときはピット梯子の下端をピット床面より浮かせ、踏段傾斜姿勢のときにピット梯子の下端をピット床面に着けて安定させることができる。
また、ピット梯子装置は、梯子姿勢固定部によってピット梯子を吊り下げ姿勢または踏段傾斜姿勢で固定することができるため、安全である。
また、ピット梯子の位置に対し、ピット梯子が踏段角度に傾斜する側と反対側となる位置にストッパが設けられるので、ピット梯子を踏段傾斜姿勢から吊り下げ姿勢に戻すときにピット梯子がピットの壁面にまで戻り過ぎない。
また、トーガードは複数枚配置され、少なくとも一枚はスライド可能であるため、ピット梯子の傾斜を妨げないようにピット梯子の吊り下げ姿勢と踏段角度傾斜姿勢との間の姿勢変更を行うことができる。
本発明に係る実施の形態のピット梯子装置を備えるエレベータシステム10の概略構成図である。 本発明に係る実施の形態において、梯子姿勢固定部及びストッパの側面図である。 本発明に係る実施の形態において、梯子姿勢固定部及びストッパの背面図である。 本発明に係る実施の形態において、トーガードを示す平面図である。 本発明に係る実施の形態において、ピット梯子を踏段傾斜姿勢に変更させるためトーガードの一枚をスライドさせる平面図である。 本発明に係る実施の形態において、第一固定部を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、固定用治具にて固定用ワイヤの一端部を上げる様子を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、固定用治具にて固定用ワイヤの一端部を上げた状態で、引上治具にて引上部を上げる様子を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、引上治具にて引上部を上げた状態で操作治具にて操作ワイヤの操作部を上げる様子を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、ピット梯子装置の踏段傾斜姿勢を示す図である。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき、詳細に説明する。また、以下で説明する寸法、物体の形状等は、例示の一例であって、具体的な形状、数値などはエレベータシステムの用途、目的、仕様に応じて適宜変更することができる。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、ピット梯子装置30を備えるエレベータシステム10の概略構成図である。エレベータシステム10は、建物内に上下に貫通する昇降路14を設け、昇降路14内に図示されない乗りかごを昇降させ、利用者等の指示に応じて、乗場敷居16を有する各乗場階において利用者等を乗降させるシステムである。また、ピット梯子装置30は、昇降路14内の最下部であるピット18に設けられる。なお、図1にはXYZ方向を併記しており、X方向は乗場階から昇降路14へ向かう方向を示し、Y方向は乗場階から昇降路14を見て右から左へ向かう方向を示し、Z方向は乗りかごが昇降路14内を下から上へ向かう方向を示す。
図1には、建物内の乗場階として最下階12を示した。乗場階は、建物内の各階に設けられるエレベータホールであって、その階に乗りかごを呼ぶための図示されない呼び釦を有する。
昇降路14は、建物内を最下階12から最上階まで貫通し乗りかごが昇降する空間である。図示されない乗りかごは、その内部空間内に利用者等を乗せることができる移動かごであり、乗りかごの出入口にはかご扉を有し、利用者等が希望する目的階を指定できる行先登録操作盤を有する。
乗場敷居16は、乗場階出入口の床に間口方向であるY方向に沿って配置され、敷居溝24を有する。敷居溝24は、乗場敷居16の上面に図示されないかご扉の下端部が挿入される案内溝である。また、異物排除孔38は、敷居溝24の異物を敷居外へ排出する孔である。異物排除孔38は、例えばY方向に10cm、X方向に1cmの孔とでき、敷居溝24に複数個所設けることができる。
ピット18は、昇降路14内の最下部に位置し、最下階12の床面から−Z方向に135cmから150cm程度の深さを有する空間である。なお、深さの値は、エレベータシステム10の仕様に応じて異なる。保守作業員は、ピット18にて保守作業することができ、ピット18には保守作業のためにエレベータシステム10を制御することができる図示されない保守用制御装置が設置される。
ピット床面19であって乗りかごを受ける位置に緩衝器が設置される。緩衝器は、何らかの原因で乗りかごが最下階12を通過し、通過後も乗りかごの下降が継続されるときに、乗りかごの下降を停止させる機能を有する。
トーガード90は、昇降路14内において乗場敷居16の上下方向に沿って配置される。トーガード90の上端部は乗場敷居16の側面に取り付けられ、トーガード90の下端部は−X方向に曲げられる。トーガード90は、仮に乗りかごが中間階で停止した場合に利用者等の安全を確保するために設けられる。トーガード90の詳細については後述する。
ピット梯子装置30は、吊下部32と、ピット梯子34と、梯子傾斜部36と、操作部42と、保持部50と、案内車46と、梯子姿勢固定部60と、ストッパ80とを含んで構成される。ピット梯子装置30は、最下階12の乗場敷居16から保守作業員がピット18に下りるときに用いられる。
吊下部32は、最下階12の乗場敷居16の下側に設けられる。吊下部32は、ピット梯子34の上端部を吊り下げる部材で、Z方向に縦長の案内孔を有する。
ピット梯子34は、保守作業員がピット18に降りるときに用いられる梯子である。ピット梯子34は例えば鉄、アルミニウム合金等の金属製とできるが、保守作業員が昇降できる強度を有すれば金属以外の材質であってもよい。ピット梯子34の上端部側面には、案内棒33と、後述する引上部48とを有する。また、ピット梯子34の下端部には後述する梯子姿勢固定部60の棒体64を挿入させるための固定孔35を有する。
案内棒33は、ピット梯子34の上端部の両側面に突出して設けられる部材である。吊下部32の縦長の案内孔に案内棒33が案内され、ピット梯子34の吊り下げ姿勢と踏段傾斜姿勢との間の姿勢変更ができる。なお、吊下部32に案内棒を設け、ピット梯子34の上端部に縦長の案内孔を設けるものとしてもよい。
梯子傾斜部36は、最下階12にいる保守作業員の操作部42の操作によって、ピット梯子34の吊り下げ姿勢と踏段角度傾斜姿勢との間の姿勢変更するもので、ここでは操作ワイヤ40である。
操作ワイヤ40は、ステンレス鋼製の細線を拠り合わせた金属線である。操作ワイヤ40は、一端部が操作部42で、他端部44がピット梯子34の下端部に取り付けられる。操作部42の操作によってピット梯子34を吊り下げ姿勢と踏段角度傾斜姿勢との間で姿勢が変更される。
操作部42は、敷居溝24の異物排除孔38から操作可能な位置に配置される。異物排除孔38が複数有る場合には、どの異物排除孔38を使用してもよい。操作部42は、保守作業員以外の者が安易に操作できない位置に配置されることが好ましい。操作部42は、後述する所定の操作治具102で係止できる形状を有する。操作部42は、操作ワイヤ40の移動を操作することで、梯子傾斜部36の機能であるピット梯子34の姿勢を変更させる。
なお、梯子傾斜部36を電気的アクチュエータとし、その操作を電気的な制御装置にて行う場合には、操作部42は、例えば最下階12の呼び釦付近の保守作業用のエレベータシステム制御盤に設けられるピット梯子装置30の制御釦とし、制御釦を押すことでピット梯子34の姿勢変更をする電気信号を梯子傾斜部36に送る。
案内車46は、操作ワイヤ40を引っ張り、または引き戻すときの案内となる溝を有する回転円板である。案内車46は、操作ワイヤ40の一端部である操作部42とピット梯子34の下端部に取りつけられる他端部44との間であって、操作ワイヤ40の方向を変えることができるピット床面19の適切な位置に設置される。操作部42をZ方向に引っ張ると、案内車46までは−X方向に操作ワイヤ40が案内されるが、案内車46において引張方向はX方向に変更される。このように案内車46は操作ワイヤ40の引張方向を反転させる機能を有する。
ピット梯子34の上端部に設けられる引上部48は、後述する所定の引上治具104を係止するための穴である。操作ワイヤ40の操作部42の操作でピット梯子34を姿勢変更させる場合に、姿勢変更開始時に引上治具104で引上部48に係止させ、引上治具104を上方に引き上げることで、ピット梯子34が上方に引き上げられる。これにより操作ワイヤ40の操作でピット梯子34を容易に傾斜させることができる。
保持部50は、昇降路14の壁面に取り付けられ、操作ワイヤ40の操作部42を保持する。また、保持部50は、ピット梯子34が吊り下げ姿勢に維持されるときを下げ位置として操作部42を保持する第一保持部52と、ピット梯子34が踏段角度に傾斜した踏段傾斜姿勢に維持されるときを上げ位置として操作部42を保持する第二保持部54とを有する。第一保持部52は、操作部42が下位置へ行き過ぎないように、保持される操作部42の外径より内径の小さいリング状の保持部50とする。第二保持部54は、操作部42が下位置へ行き過ぎず、かつ保守作業員が操作治具102で第二保持部54に操作部42を係止できるフック形状とするが、操作部42を係止できればその形状は問わない。
梯子姿勢固定部60は、第一固定部60aと、第二固定部60bとを含み、ピット梯子34の姿勢を固定する機能を有する。図2,図3は、梯子固定部60を示す図で、図2はXZ側面図、図3はYZ背面図である。
第一固定部60aは、固定用ワイヤ62と、棒体64と、スプリング66と、箱体68と、固定台70と、返し車72とを有する。
固定用ワイヤ62は、金属線とすることができるが、上下方向に引っ張ることのできる強度を有すれば金属以外の材質であってもよい。固定ワイヤ62の一端部63は、操作ワイヤ40の一端部と同様に敷居溝24の異物排除孔38から操作可能な位置に配置され、他端部は棒体64に接続される。固定用ワイヤ62の一端部63は、後述する所定の固定用治具106を用いて上下方向に操作できる。
固定台70は、ピット床面19に固定させるベースである。箱体68は、固定台70に固定して設置され、棒体64とスプリング66とを収容するケース体である。
棒体64は、一端部は大径部の円板で、他端部が円柱状の丸棒の形状を有する部材である。一端部は、固定用ワイヤ62の他端部に接続される。他端部の丸棒の先端は、箱体68のX方向側壁に設けられた孔から箱体68の外側に突き出す。突き出した先端は、ピット梯子34が吊り下げ状態にあるときに、ピット梯子34の下端部に設けられる固定孔35に挿入される。
スプリング66は、棒体64の一端部の大径部円板と箱体68の−X方向の側壁との間に配置され、棒体64をX方向へ付勢する機能を有する。返し車72は、固定用ワイヤ62の引張方向を変更させる機能を有する。
固定用ワイヤ62の一端部63が保守作業により操作されないときは、ピット梯子34は吊り下げ姿勢である。このとき、ピット梯子34の固定孔35に棒体64の先端部が挿入されているので、ピット梯子34は、吊り下げ姿勢で固定される。
棒体64は、ピット梯子34の固定孔35に挿入することで、ピット梯子34が±Y方向に揺れるのを防ぐ。箱体68は、ピット梯子34が−X方向に揺れるのを防ぐ。固定台70は、ピット梯子34がX方向に揺れるのを防ぐ。このように第一固定部60aは、ピット梯子34を吊り下げ姿勢で固定する機能を有する。固定用治具106を用いて固定用ワイヤ62の一端部63を引っ張ることで、固定用ワイヤ62に接続されている棒体64がスプリング66の縮みと同時に-X方向に引っ張られ、ピット梯子34の固定孔35から棒体64が抜け固定を解除することができる。固定用ワイヤ62の一端部63は引上部48と同様に単なる引っ掛け棒としてもよい。
第二固定部60bは、ピット梯子34が踏段角度に傾斜したときにその姿勢でピット梯子34の下端部を固定する機能を有する。第二固定部60bは、ピット梯子34が踏段傾斜姿勢で固定されうるものであればよく、特に限定はされない。場合によっては、案内車46を第二固定部60bとして兼用することができる。また、第二固定部60bは、ピット梯子34が緩衝器に接触するのを防ぐ。
なお、梯子姿勢固定部60を電気的なラッチ装置としてもよい。この場合には、ピット梯子34の姿勢を固定させることと解除することとに関する制御を電気的な制御手段によって行うことができる。
ストッパ80は、ピット梯子34が吊り下げ状態のときにピット梯子34の−X方向の面に対向するように配置される板材である。ストッパ80は、図2に示されるように、金属製のボルト82等でピット床面19に固定される。また、図3に示されるように、ストッパ80は、ピット梯子34のY方向の左右両側に設けられる。ストッパ80は、第二固定部60bの固定状態が解除されてピット梯子34が吊り下げ状態に戻るときに、ピット梯子34がピット18の壁面に戻り過ぎないように機能する。ストッパ80の材質は、ピット梯子34に接触しても破損しない程度の強度を有する材質であればよく、特に限定はされない。
図1に戻り、トーガード90は、乗場敷居16にY方向に沿って複数枚吊り下げられる板材である。図1におけるA線からトーガード90を見た上面図を図4に示す。トーガード90は、留め部92と、支点部94と、可動部96と、接続ワイヤ98と、ばね99とを有する。ここで、ピット梯子34の設置の妨げとならないように、トーガード90の複数枚のうちの一枚のトーガード90bが、乗場敷居16の側面に設けられるレールの上をスライドして移動できる。
留め部92は、スライド可能なトーガード90bのピット梯子34が設置されている側に取り付けられる固定部材である。支点部94は、スライドしないトーガード90cに設けられる固定部材である。可動部96は、所定のスライド用治具108で引っ張り上げることのできる係止部材である。接続ワイヤ98は、一端部が留め部92に固定され、支点部94を通り、他端部が可動部96に接続される。ばね99は、留め部92と支点部94との間にある弾性を有するばねであり、ばね99の復元力を利用して、可動部96を下げるとスライドされたトーガード90を再び元の位置にスライドさせる機能を有する。
なお、トーガード90bを電気的アクチュエータで駆動するものとしてもよい。その場合には、トーガード90bのスライドに関する電気信号をアクチュエータに送信する。
次に、ピット梯子装置30を使用するときの手順を説明する。エレベータシステム10には、乗場敷居16にトーガード90が取り付けられており、ピット梯子34の踏段角度に傾斜させる場合にトーガード90が傾斜の妨げとなる。そこで、保守作業員は、ピット梯子34を踏段角度に傾斜させるための前準備として、ピット梯子34の傾斜する側に取り付けられているトーガード90bを−Y方向にスライドさせる。
図5は、図4に対応する図でトーガード90の一部を−Y方向にスライドさせる様子を示す上面図である。まず、保守作業員は、後述する所定のスライド用治具108を可動部96に掛かり止めし、+Z方向に引っ張り上げる。すると、可動部96に接続される接続ワイヤ98はトーガード90cに固定されている支点部94で−Y方向に引っ張り方向が転換され、トーガード90bに固定されている留め部92がばね99を縮ませながら−Y方向に引っ張られる。図5には、トーガード90bのピット梯子34側の端がピット梯子34の傾斜の妨げとならないように、トーガード90a,90c間を開口させた状態が示される。引っ張り上げた可動部96は、可動部96の上方であってトーガード90cの上方側の図示されない掛止部に掛かり止めさせる。図5の状態にさせた後、ピット梯子34を姿勢変更させる作業を行う。
ピット梯子34を姿勢変更させる様子を図6から図10を用いて説明する。初期状態は、図6(a)に示されように、梯子姿勢固定部60の第一固定部60aにピット梯子34が固定されている状態である。次にこの固定状態を解除するため固定用ワイヤ62を引き上げることを行う。
図7は、固定用治具106にて固定用ワイヤ62の一端部63を引き上げる様子を示す図である。図7において、固定用治具106を敷居溝24の異物排除孔38に挿入し固定用ワイヤ62の一端部63を+Z方向に引き上げる。これにより、図6(b)に示されるように固定台70に取り付けられた返し車72によって固定用ワイヤ62の引張方向が−X方向に変更され、スプリング66が縮み、スプリング66の先端に接続されピット梯子34の固定孔35に挿入されていた棒体64が箱体68の中に退避する。このようにして、ピット梯子34の固定が解除される。
図8は、固定用治具106にて固定用ワイヤ62の一端部63を引き上げた状態で、引上用治具104にて引上部48を引き上げる様子を示す図である。固定用治具106にて固定用ワイヤ62の一端部63を+Z方向に引き上げたままで、引上治具104を敷居溝24の異物排除孔38に挿入し引上部48を+Z方向へ引き上げる。すると、図6(c)に示されるように第一固定部60aからピット梯子34が吊下部32の縦長の案内孔の長さ以内の範囲で+Z方向へ上がり、姿勢変更が可能となる。姿勢変更が可能となれば、固定用ワイヤ62の一端部63から固定用治具106を外す。すると、図6(d)に示されるようにスプリング66が伸び、スプリング66の先端に接続された棒体64が固定台70の孔に挿入される。
図9は、引上字具104にて引上部48を引き上げた状態で、操作治具102にて操作ワイヤ40の操作部42を引き上げる様子を示す図である。引上治具104を敷居溝24の異物排除孔38に挿入し引上部48を+Z方向に引き上げたままで、操作治具102で操作ワイヤ40の操作部42を+Z方向に引き上げる。ピット梯子34がスムーズに傾斜され始めたら引上部48を引き上げるのを止め、操作ワイヤ40の操作部42の引き上げを継続し、操作ワイヤ40の操作部42を第二保持部54に係止することで、ピット梯子34が踏段傾斜姿勢となる。
なお、操作治具102、引上治具104、固定用治具106、およびスライド用治具108は同じものとできる。これらの治具は金属製の棒片とすることができる。これらの治具の一端側の先端が操作ワイヤ40の操作部42、引上部48、固定用ワイヤ62の一端部63、および可動部96を係止できれば、その形状は問わない。例えば操作ワイヤ40の操作部42がリング形状である場合、操作治具102の一端側の先端をフック形状とできる。
図10には、ピット梯子34が踏段傾斜姿勢となる様子が示される。ピット梯子34が踏段傾斜姿勢に設置されたときは、ピット梯子34が踏段傾斜姿勢で固定されるよう、ピット梯子34の下端が第二固定部60bに接触する。第二固定部60bは、ピット梯子34とピット床面との間の踏段傾斜角度Rが75°を有することが好ましく、これより緩やかで保守作業員が昇降しやすい角度であってもよい。
図1,図10に示されるように、操作ワイヤ40の引っ張り長さh3は、操作ワイヤ40の他端部44から案内車46までの長さが図1におけるh1から図10におけるh2になるまで、引っ張ることがよく、おおよその長さをh3=h1−h2と表すことができる。よって、第一保持部52と第二保持部54との間隔もh3とすることが好ましい。上記のように、保守作業員はピット梯子34を安全に踏段傾斜姿勢である設置状態とでき、保守作業員はピット床面19に安全に降り立つことができる。
次に、保守作業員がピット梯子34を収納するときは、上記の作業の逆の作業を行う。まず、保守作業員は最下階12に戻り、図9に示されるように引上治具104を異物排除孔38に挿入して引上部48に係止させ+Z方向に引き上げた状態で、操作治具102を異物排除孔38に挿入して操作部42に係止し、第二保持部54から操作部42を外す。すると、操作部42は、ピット梯子34の自重によってピット梯子34の下端部に取り付けられた操作ワイヤ40の他端部44が−X方向に引き戻され、操作ワイヤ40が引っ張られる方向は、案内車46によって+X方向、−Z方向とその引張方向を変え、引き戻された先の操作ワイヤ40の操作部42を第一保持部52に保持させる。保持させた後は、操作治具102を操作ワイヤ40の操作部42から外す。
ここで、この操作ワイヤ40の動きに伴って、ピット梯子34は第一固定部60aの上位置まで戻される。このとき、ピット梯子34が第一固定部60aの上位置を通過することが有る場合には、ストッパ80によって第一固定部60aの上位置で留まるようにピット梯子34の移動を規制する。
次に、図8に示されるように、引上治具104を引上部48に係止させて+Z方向に引き上げた状態で、再び固定用治具106にて第一固定部60aの固定用ワイヤ62の一端部63を+Z方向に引き上げる。すると、図6(c)に示されるように、ピット梯子34が第一固定部60aの上位置に吊り下げられたまま、棒体64が箱体68に退避した状態となる。この状態で引上治具104にて引上部48を−Z方向へ下げ第一固定部60aの位置まで下ろし引上治具104を引上部48から外す。次に、図7に示されるように、第一固定部60aの固定用ワイヤ62の一端部63を固定用治具106にて−Z方向に下げると、図6(a)に示されるように、ばね66の復元力によって棒体64がピット梯子34の下端部の固定孔35に挿入され、ピット梯子34が固定される。これによってピット梯子34は図1に示される吊り下げ姿勢である収納状態となる。
踏段傾斜姿勢から元の吊り下げ姿勢に姿勢変更させた後は、トーガード90bを元の状態に戻す作業をする。まず、図示されない掛止部に掛かり止めされた可動部96をスライド用治具108に掛かり止めさせ、掛止部から外す。これにより、留め部92と支点部94との間にある縮んだばね99の復元力によって、トーガード90bは元の状態に戻される。
以上のように、ピット梯子装置30は、保守作業員がピット18の空間へ身を乗り出すことなく、安全にピット梯子34を設置することができる。
本発明に係るピット梯子装置は、ピットに設けられるピット梯子に関する。
10 エレベータシステム、12 最下階、14 昇降路、16 乗場敷居、18 ピット、19 ピット床面、24 敷居溝、30ピット梯子装置、32 吊下部、34 ピット梯子、35 固定孔、36 梯子傾斜部 38 異物排除孔、40 操作ワイヤ、42 操作部、44 他端部、46 案内車、48 引上部、50 保持部、52 第一保持部、54 第二保持部、60 梯子姿勢固定部、60a 第一固定部、60b 第二固定部、62 固定用ワイヤ、63 固定用ワイヤ62の一端部、64 棒体、66 スプリング、68 箱体、70 固定台、72 返し車、80 ストッパ、82 ボルト、90,90a,90b,90c トーガード、92 留め部、94 支点部、96 可動部、98 接続ワイヤ、99 ばね、102 操作治具、104 引上治具、106 固定用治具、108 スライド用治具。

Claims (9)

  1. エレベータの保守作業のときに用いられるピット梯子装置であって、
    ピットに張り出している乗場敷居の下側に上端部が吊り下げられるピット梯子と、
    傾斜支点を上端部に有するピット梯子を吊り下げ姿勢から踏段角度に傾斜させる梯子傾斜部と、
    梯子傾斜部を操作する操作部と、
    を備えることを特徴とするピット梯子装置。
  2. 請求項1に記載のピット梯子装置において、
    梯子傾斜部は、
    一端部を操作部として、他端部がピット梯子の下端部に取り付けられる操作ワイヤを含むことを特徴とするピット梯子装置。
  3. 請求項2に記載のピット梯子装置において、
    操作部は、
    乗場敷居の敷居溝の底面からピットに向かって設けられる異物排除孔より所定の操作治具を挿入して操作可能な位置に上下移動可能に保持されることを特徴とするピット梯子装置。
  4. 請求項3に記載のピット梯子装置において、
    上下方向に移動する操作部を保持する保持部を備え、
    保持部は、
    ピット梯子が吊り下げ姿勢に維持されるときを下げ位置として操作部を保持する第一保持部と、
    ピット梯子が踏段角度に傾斜した踏段傾斜姿勢に維持されるときを上げ位置として操作部を保持する第二保持部と、
    を有することを特徴とするピット梯子装置。
  5. 請求項3または4に記載のピット梯子装置において、
    操作部は、
    ピット梯子の位置に対し、ピット梯子が踏段角度に傾斜する側と反対側となる乗場敷居の下方の位置に保持され、
    操作部と操作ワイヤの他端部との間に操作ワイヤの引張方向を反転させる案内車が設けられることを特徴とするピット梯子装置。
  6. 請求項1に記載のピット梯子装置において、
    ピット梯子は、
    上端部が乗場敷居に対し上下方向に移動可能であることを特徴とするピット梯子装置。
  7. 請求項6に記載のピット梯子装置において、
    ピット梯子の姿勢を固定状態にする梯子姿勢固定部を備え、
    梯子姿勢固定部は、
    ピット梯子を吊り下げ姿勢で固定する第一固定部と、
    ピット梯子が踏段角度に傾斜するときに、ピット梯子の上端部が下方に移動してピット梯子の下端部がピットの床面に着く踏段傾斜姿勢で固定する第二固定部と、
    を有することを特徴とするピット梯子装置。
  8. 請求項7に記載のピット梯子装置において、
    ピット梯子の位置に対し、ピット梯子が踏段角度に傾斜する側と反対側となる位置にストッパが設けられることを特徴とするピット梯子装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1に記載のピット梯子装置において、
    乗場敷居の側面に複数枚配置され、少なくとも一枚はピット梯子の傾斜を妨げないようにスライド可能なトーガードを備えることを特徴とするピット梯子装置。
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