JP2014032512A - 保健指導支援システムおよび方法 - Google Patents

保健指導支援システムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014032512A
JP2014032512A JP2012172174A JP2012172174A JP2014032512A JP 2014032512 A JP2014032512 A JP 2014032512A JP 2012172174 A JP2012172174 A JP 2012172174A JP 2012172174 A JP2012172174 A JP 2012172174A JP 2014032512 A JP2014032512 A JP 2014032512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
determination
health guidance
subject
database
support system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012172174A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekatsu Takada
英克 高田
Takanobu Osaki
高伸 大崎
Kazuyuki Shimada
和之 島田
Hideyuki Ban
伴  秀行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2012172174A priority Critical patent/JP2014032512A/ja
Publication of JP2014032512A publication Critical patent/JP2014032512A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】参加者の身体測定データおよび生活行動データが適切に記録されていない場合において、指導することが必要な参加者を適切なタイミングで指導者に提示する技術を提供する。
【解決手段】本発明に係る保健指導支援システムは、記録されているべき身体測定結果と生活行動履歴とのうち少なくともいずれかが、少なくとも1回分以上欠けている被験者については、保健指導を与えるべきであると判定する。
【選択図】図6

Description

本発明は、被験者の食習慣や運動習慣などの生活習慣を改善するために実施される保健指導を支援する保健指導支援システムに関する。
近年、内臓脂肪型肥満症(メタボリックシンドローム)が注目されている。メタボリックシンドロームは、内臓脂肪面積≧100cm(腹囲の場合は、男性≧85cm、女性≧90cm)という基準を超え、血中脂質、血圧、血糖値の何れかのリスクを2つ以上有する状態を指す。メタボリックシンドロームに該当する者は、動脈硬化、心疾患、脳血管疾患などのリスクが高くなると言われている。
このため、健診等でメタボリックシンドロームや肥満と診断されると、医師や保健師など(以下、指導者)が受診者に対して減量を促すことが多い。このとき、体重に合わせた目標体重および目標体重に向けた生活習慣改善目標を設定した減量プログラムを提供する場合がある。減量プログラムにおいては、減量に取り組む者(以下、被験者または参加者)が日々の体重を記録し、指導者が定期的または参加者の減量状況に応じて必要と判断した場合などに、保健指導としてアドバイスを提供する。
下記特許文献1には、上記のような減量指導に関する技術として、体重計で測定したデータを蓄積し、1ヶ月あたりの体重変化をもとに、減量効果が不十分か、適正か、急激な減量のしすぎで危険か、などの状態を判断する技術が記載されている。
特開平11−332845号公報
肥満の原因の主な要因は、食事によるエネルギーの過剰摂取と運動不足である。したがって、減量プログラムは、食事や運動などの生活行動をより良いものに改善することを基本として設計されている。このとき、体重だけでなく日々の生活行動(食事を減らした、運動した、飲み会があったなど)を記録することにより、参加者がどのような生活行動をとったときに体重が増加または減少するかという体重の変化と生活行動の関係に、参加者自身が「気付く」ことが重要である。しかしながら、特許文献1に記載されているような従来技術においては、体重計で測定したデータのみを用いており、実際にどれだけ生活行動を改善できたかという生活行動については考慮できていない。
また、参加者によっては、仕事が忙しい場合や体調不良などの理由により、体重測定や生活行動の改善およびその記録ができない日もある。このように記録ができない日が続くと、参加者のモチベーションが低下し、脱落や減量失敗などにつながる可能性がある。逆に、思うように体重が減らずにモチベーションが低下した参加者が記録しなくなる場合もある。このため、記録がない日が続く参加者に対しては、指導者が適切なタイミングで介入し、参加者のモチベーションが向上するように支援する必要がある。
一方、減量プログラムの対象となるメタボリックシンドローム該当者や肥満者は非常に多いため、指導者は限られた人数で多数の参加者に対応しなければならず、より効率的に指導を実施する必要がある。同様の課題は、減量プログラム以外の生活改善プログラム、例えば禁煙や禁酒などを目的とするプログラムにおいても生じると考えられる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、参加者の身体測定データおよび生活行動データが適切に記録されていない場合において、指導することが必要な参加者を適切なタイミングで指導者に提示する技術を提供することを目的とする。
本発明に係る保健指導支援システムは、記録されているべき身体測定結果と生活行動履歴とのうち少なくともいずれかが、少なくとも1回分以上欠けている被験者については、保健指導を与えるべきであると判定する。
本発明に係る保健指導支援システムによれば、身体測定データおよび生活行動データが適切に記録されておらず、生活改善プログラムに失敗しそうな参加者を抽出して提示することができる。これにより、保健指導が必要な参加者を指導者が適切なタイミングで把握し、保健指導を効率的に提供することができる。
上記した以外の課題、構成、および効果は、以下の実施形態の説明により明らかになるであろう。
実施形態1に係る保健指導支援システム1000の構成を示す図である。 減量メニューデータベース431の構成を示す図である。 参加者管理データベース432の構成を示す図である。 減量プログラムデータベース433の構成を示す図である。 減量記録データベース434の構成を示す図である。 判定条件データベース435の構成を示す図である。 減量成績データベース436の構成を示す図である。 介入データベース437の構成を示す説明図である。 保健指導支援システム1000の全体動作を説明するフローチャートである。 ステップS901において、指導者端末装置200が表示する参加者登録画面201の画面イメージ例である。 ステップS902において、指導者端末装置200が表示する減量プログラム登録画面202の画面イメージ例である。 ステップS903において、参加者端末装置300が表示する減量記録登録画面301の画面イメージ例である。 ステップS904の詳細を示すフローチャートである。 ステップS1306において指導者端末装置200が表示する介入一覧画面203の画面イメージ例である。 実施形態2において保健指導支援システム1000が判定条件データベース435を更新する処理を説明するフローチャートである。
<実施の形態1:用語説明>
以下に説明する本発明の実施形態では、減量を目的とした減量プログラムにおける保健指導について本発明を適用した例を説明する。減量プログラムに取り組む人を参加者と称し、参加者に保健指導を提供する人を指導者と称する。
本実施形態においては、開始時の体重から5%減量した体重を目標体重として90日間で減量する減量プログラムを例として用いる。減量のための行動目標の設定は、減量につながる行動が具体的に記載されたカードを選択することにより行う。このカードは、減量メニュー、すなわち、減量するための生活行動の種類および改善量を示したものであり、100kcalに相当する運動や食事(食事量を控えることや他のカロリーの低い食品に変更するなど)に関する行動が記載されている。以下、このカードを100kcalカードと称する。
100kcalカードには、例えば「ご飯を茶碗2/3杯減らす」、「オレンジジュースを100ml控える」、「20分歩く」などの行動が記載されている。参加者は、自ら実行できる100kcalカードをあらかじめ選択しておく。このとき、同じ種類のカードを複数選択することもできる。例えば、ジョギングを約20分実施する場合、「10分ジョギングする」という100kcalカード(ジョギングは、体重に依存するが、おおよそ10分で100kcalの消費に相当する)を2枚選択する。目標体重までの体重の減少量に応じて日々実施するカードの目標枚数をあらかじめ設定し、その枚数に相当する行動を実施することが行動目標となる。
減量プログラム開始後、参加者は、毎日の体重、歩数、実施した全ての100kcalカードの種類と枚数、日々の生活イベント(飲み会、間食、深夜の食事など)の有無、生活習慣を変えることに関する自分なりのコメント(反省、言い訳、自画自賛など)を記録する。また、減量開始から10日目、20日目、30日目など、10日毎にチェックポイントが設けられ、目標体重(以下、10日毎の目標体重)が設定される。10日毎の目標体重とは、開始時の体重から90日後の目標体重までの体重減少量を9等分した減量途中段階での目標体重である。
チェックポイントの日において、その日の朝の体重が10日毎の目標体重以下である場合、このチェックポイントにおける減量目標は達成されたものとする。最終的に、減量開始から90日目の朝の体重が目標体重以下であった場合、減量に成功したことになる。
<実施の形態1:システム構成>
図1は、本実施形態1に係る保健指導支援システム1000の構成を示す図である。保健指導支援システム1000は、指導者が参加者に対して保健指導を提供することを支援するシステムであり、管理者端末装置100、指導者端末装置200、参加者端末装置300、サーバ400を備える。各装置は、ネットワーク500を介して接続されている。
管理者端末装置100、指導者端末装置200および参加者端末装置300は、プロセッサ、メモリ、通信インターフェース、記憶装置、ユーザインターフェースを備える計算機を用いて構成することができる。あるいはこれら端末装置100〜300は、アプリケーションプログラム(例えば、Webブラウザ)が動作する携帯電話等の携帯端末を用いて構成してもよい。管理者端末装置100と指導者端末装置200は同一でもよい。
サーバ400は、プロセッサ410、メモリ420、記憶装置430、通信インターフェース440を備える。プロセッサ410は、メモリ420が格納しているプログラムを実行する。記憶装置430は、後述する各データベースを格納する。通信インターフェース440は、各端末装置との間でデータを送受信する。
メモリ420は、入出力部421、参加者登録部422、減量プログラム登録部423、減量記録登録部424、判定部425、介入登録部426、減量成績更新部427、条件更新部428を格納する。各機能部の動作については後述する。これら各機能部は、その機能を実現する回路デバイスなどのハードウェアを用いて構成することもできるし、その機能を実装したプログラムをプロセッサ410が実行することによって構成することもできる。以下では後者によって実装したものと仮定して説明する。
記憶装置430は、減量メニューデータベース431、参加者管理データベース432、減量プログラムデータベース433、減量記録データベース434、判定条件データベース435、減量成績データベース436、介入データベース437を格納する。各データベースの構成については後述する。
図2は、減量メニューデータベース431の構成を示す図である。減量メニューデータベース431は、参加者が選択できる減量メニュー、すなわち、前述の100kcalカードの内容を記述したデータを格納するデータベースである。減量メニューデータベース431は、本実施形態1における「行動メニューデータベース」に相当する。
減量メニューデータベース431は、1レコード毎に、カードID4311、カードカテゴリ4312、カード内容4313を有する。
カードID4311は、100kcalカードを識別するために使用されるユニークな識別子(以下、カードID)を保持する。カードカテゴリ4312は、100kcalカードの種類を示す値(例えば、食事を1、運動を2で表す)を保持する。カード内容4313は、100kcalに相当する行動の種類および改善量(例えば、「ご飯を茶碗2/3杯減らす」「オレンジジュースを100ml控える」「20分歩く」などで表す)を保持する。
図3は、参加者管理データベース432の構成を示す図である。参加者管理データベース432は、参加者の属性情報を格納するデータベースであり、1レコード毎に、参加者ID4321、パスワード4322、氏名4323、性別4324、生年月日4325、連絡先4326を有する。
参加者ID4321は、参加者を識別するために使用されるユニークな識別子(以下、参加者ID)を保持する。パスワード4322は、参加者のパスワードを保持する。氏名4323は参加者の氏名を保持し、性別4324は参加者の性別(例えば、男性を1、女性を2で表す)を保持し、生年月日4325は参加者の生年月日を保持し、連絡先4326は参加者の連絡先を保持する。連絡先4326は、電話番号、メールアドレス、FAX番号、住所など、指導者が参加者と連絡を取る際に使用する情報を1つ以上含む。
図4は、減量プログラムデータベース433の構成を示す図である。減量プログラムデータベース433は、個々の参加者が取り組む減量プログラムの構成情報を格納するデータベースであり、1レコード毎に、参加者ID4331、開始日4332、終了日4333、開始時体重4334、目標体重4335、目標カード枚数4336、選択カード4337を有する。
参加者ID4331は、参加者ID4321に対応する識別子を保持する。開始日4332は減量プログラムを開始する年月日を保持し、終了日4333は減量プログラムを終了する年月日(本実施形態では開始日から90日後)を保持し、開始時体重4334は減量開始時点における当該参加者の体重を保持し、目標体重4335は減量終了時点における参加者の目標体重(本実施形態1では開始時体重4334から5%減量した体重)を保持する。目標カード枚数4336は、1日に100kcalカードを実施する目標枚数を保持する。選択カード4337は、参加者が選択した100kcalカードのカードID4311と1日に実施する枚数を保持する。
図4の1行目に示すデータ例によれば、参加者ID=P1001によって識別される参加者は、目標カード枚数4336=3枚に設定し、カードID4311=M1001のカードを3枚と、カードID4311=M2001のカードを1枚選択している。すなわち同参加者は、これら選択したカードの中から1日当たり3枚実施することを目標としていることが分かる。
図5は、減量記録データベース434の構成を示す図である。減量記録データベース434は、参加者の日々の減量記録を格納するデータベースであり、1レコード毎に、参加者ID4341、経過日数4342、日々の体重4343、生活行動4344を有する。
参加者ID4341は、参加者ID4321に対応する識別子を保持する。経過日数4342は開始日4332からの経過日数を保持し、日々の体重4343は各実施日において測定した参加者の体重を保持する。生活行動4344は、各実施日において参加者が実施した生活行動についての記録を保持する。生活行動4344は例えば、参加者がその日に歩いた歩数、実施した100kcalカード毎のカードID4311および枚数、生活行動の有無(例えば生活行動を実施した場合を1、未実施の場合を0、未入力の場合を空欄で表す)、参加者自身によるコメントを含む。
図5の1行目に示すデータ例によれば、参加者ID4341=P1001で識別される参加者の経過日数1日目の記録として、体重77.9kg、歩数7800歩、カードID4311=M1001のカードを1枚実施し、飲み会と出張があり、深夜の食事はなく、コメントとして「出張先で会食した」が登録されていることが分かる。図5の4行目〜7行目に示すデータ例によれば、参加者ID4341=P1002で識別される参加者の経過日数1日目〜4日目は全て空欄、すなわち、この参加者がこの期間減量記録を登録していないことが分かる。
図6は、判定条件データベース435の構成を示す図である。判定条件データベース435は、参加者に対して指導者が保健指導を与えることによって介入する必要があるか否かを判定するための条件を格納したデータベースであり、1レコード毎に、条件ID4351、経過日数4352、条件4353、追跡日数4354、優先度4355、不使用フラグ4356を有する。
条件ID4351は、各条件を識別するために使用されるユニークな識別子(以下、条件ID)を保持する。本実施形態1においては、条件ID4351の先頭には「C」を付与する。
経過日数4352は、参加者が減量プログラムを開始してからの経過日数を保持する。追跡日数4354は、参加者の減量記録が条件4353に該当するか否かを遡って追跡する日数を保持する。条件4353は、指導者が参加者に対して保健指導を与えることによって介入するか否かを判定するための条件を保持する。判定部425は、減量プログラムを開始してからの経過日数が経過日数4352である参加者について、その日から追跡日数4354分だけ遡って減量記録をチェックし、条件4353に該当しているか否かを判定する。すなわち、経過日数4352〜追跡日数4354は、指導者が介入するか否かを判定するための広義の条件に相当する。
優先度4355は、経過日数4352〜追跡日数4354に該当する参加者に対して介入すべき優先度を保持する。本実施形態1では、優先度4355の数値が小さいほど優先度が高いものとする。不使用フラグ4356は、経過日数4352〜追跡日数4354を参加者に対する介入要否の判定において使用するか否かを示す値(例えば、使用する場合は0、使用しない場合は1で表す)を保持する。
図6に示す例では、条件4353として、「体重登録日数0日かつ行動情報登録日数0日」「体重登録日数1日以上かつ行動情報登録日数0日」「体重登録日数0日かつ行動情報登録日数1日以上」の3つを記載している。1行目のデータ例によれば、条件ID=C1006の条件は、減量プログラム開始からの経過日数が3日である参加者のうち、3日間遡って体重と生活行動のいずれも記録していない者(すなわち、開始からの3日間一度も体重と生活行動を登録していない者)が該当することになる。1〜2行目のデータ例を比較すると、条件ID=C1006に当てはまる参加者と、条件ID=C2006に当てはまる参加者が存在する場合は、優先度がより高い前者に対する介入が優先されることになる。
図7は、減量成績データベース436の構成を示す図である。減量成績データベース436は、減量が終了した参加者(以下、終了者)の減量記録を、判定条件データベース435が記述している判定条件毎に集計したデータベースであり、1レコード毎に、成績ID4361、経過日数4362、条件4363、追跡日数4364、対象人数4365、目標達成人数4366、成功率4367を有する。
成績ID4361は、各減量成績を識別するために使用されるユニークな識別子を保持する。本実施形態1においては、成績ID4361の先頭には「R」を付与する。経過日数4362〜追跡日数4364は、それぞれ判定条件データベース435の経過日数4352〜追跡日数4354に対応する。対象人数4365は、経過日数4362〜追跡日数4364に該当する終了者の人数を保持する。目標達成人数4366は、経過日数4362〜追跡日数4364に該当する終了者のうち目標体重を達成した者の人数を保持する。成功率4367は、対象人数4365に対する目標達成人数4366の割合を保持する。
成績ID4361=R1006に示すデータ例によれば、経過日数3日目の時点から追跡日数3日間遡って「体重登録日数0日かつ行動情報登録日数0日」の条件に該当する終了者(すなわち、開始からの3日間で一度も体重と生活行動を登録しなかった者)が110人であり、このうち目標体重を達成した者が13人であり、成功率が13/110=11.8%であることが分かる。成績ID4361=R2005に示すデータ例によれば、経過日数3日目の時点から追跡日数2日間遡って「体重登録日数1日以上かつ行動情報登録日数0日」の条件に該当する終了者(すなわち、2日目と3日目のいずれか1日以上体重を登録し、かつ2日目と3日目のどちらも生活行動を登録しなかった者)が62人であり、このうち目標体重を達成した者が11人であり、成功率が11/62=17.7%であることが分かる。成績ID4361=R3015に示すデータ例によれば、経過日数5日目の時点から追跡日数5日間遡って「体重登録日数0日かつ行動情報登録日数1日以上」の条件に該当する終了者(すなわち、開始からの5日間で一度も体重を登録せず、かつ開始からの5日間で1日以上生活行動を登録した者)が0人であり、成功率が算出できないこと(図中の例では「−」)が分かる。
図8は、介入データベース437の構成を示す説明図である。介入データベース437は、指導者がこれから介入すべき参加者およびその履歴を格納するデータベースであり、1レコード毎に、介入ID4371、参加者ID4372、条件ID4373、判定日4374、優先度4375、実施状況4376、実施日4377を有する。
介入ID4371は、指導者が実施すべき各介入を表すレコードを識別するために使用されるユニークな識別子を保持する。参加者ID4372は、介入の対象となる参加者の参加者IDを保持する。条件ID4373は、介入すべきと判定した際に使用した条件ID4351の値を保持する。判定日4374は、介入すべきと判定した日付を保持する。優先度4375は、条件ID4373に対応する優先度4355の値を保持する。実施状況4376は介入を実施したか否かを示す値(例えば、実施済みを1、未実施を0で表す)を保持し、実施日4377は介入を実施した日付を保持する。
図8の介入ID4371=T1001に示すデータ例によれば、参加者ID4372=P1003の参加者が条件ID4373=C1006の条件に該当したため、2012年04月14日に介入必要と判定され、2012年04月15日に指導者によって介入が実施されたことが分かる。1〜2行目のデータ例を比較すると、介入ID4371=T1001の方が介入ID4371=T1002よりも優先度が高く、参加者ID4372=P1003に対する介入が優先的に実施される必要があることが分かる。
<実施の形態1:システム動作>
図9は、保健指導支援システム1000の全体動作を説明するフローチャートである。以下、図9の各ステップについて説明する。
(図9:ステップS901)
入出力部421(本発明における画面提示部に相当)は、指導者端末装置200に後述の図10で説明する参加者登録画面201を表示させる。指導者(または減量プログラムの管理者)は、同画面上で参加者の属性情報を入力する。参加者登録部422は、同画面上に入力された参加者の属性情報を、参加者管理データベース432に登録する。
(図9:ステップS902)
入出力部421は、指導者端末装置200に後述の図11で説明する減量プログラム登録画面202を表示させる。指導者(または減量プログラムの管理者)は、同画面上で減量プログラムの構成情報を入力する。減量プログラム登録部423は、同画面上に入力された減量プログラムの構成情報を、減量プログラムデータベース433に登録する。以上のステップS901〜S902は、参加者が減量プログラムに参加する前に実施される。
(図9:ステップS903)
参加者は、減量プログラムを実施する過程において、減量記録を入力するため、参加者端末装置300上で後述の図12で説明する減量記録登録画面301を呼び出す。入出力部421は、参加者からのリクエストに応じて、参加者端末装置300に同画面を表示させる。参加者は、体重測定結果、生活行動などの減量記録を同画面上で入力する。減量記録登録部424は、同画面上に入力された減量記録を減量記録データベース434に登録する。参加者は原則として毎日減量記録を入力することを期待されているが、実際に本ステップがいつ実施されるかは参加者の意思に係っているため、必ずしも定期的に実施されるとは限らない。
(図9:ステップS904)
判定部425は、所定のタイミング(例えば毎日同時刻)で、減量記録データベース434に記録されている減量記録に基づき、各参加者に対して指導者が介入すべきか否かを判定する。介入登録部426は、その判定結果を介入データベース437に登録する。入出力部421は、指導者端末装置200に介入データベース437の内容を表示する。本ステップの詳細については後述の図13で改めて説明する。
図10は、ステップS901において、指導者端末装置200が表示する参加者登録画面201の画面イメージ例である。参加者登録画面201は、氏名入力欄2011、性別入力欄2012、生年月日入力欄2013、参加者ID入力欄2014、パスワード入力欄2015、連絡先入力欄2016、決定ボタン2017を備える。
指導者は、各入力欄2011〜2016に参加者の各属性情報を入力し、決定ボタン2017を押下する。参加者登録部422は、画面上に入力された各属性情報を参加者管理データベース432に登録する。参加者ID入力欄2014に入力される情報は、登録済みの参加者と重複しない値を自動的に付与してもよい。
図11は、ステップS902において、指導者端末装置200が表示する減量プログラム登録画面202の画面イメージ例である。図11において、減量プログラム登録画面202は、参加者ID表示欄2021、日付入力欄2022、体重入力欄2023、目標カード枚数入力欄2024、カードID入力欄2025、カード内容表示欄2026、カード枚数入力欄2027、カード増減ボタン2028、決定ボタン2029を備える。
参加者ID表示欄2021は、参加者登録画面201で登録した参加者の参加者IDを表示する。日付入力欄2022は、当該参加者が減量プログラムを開始する日付と終了する日付をそれぞれ入力する欄である。体重入力欄2023は、当該参加者のプログラム開始時における体重と終了時における目標体重をそれぞれ入力する欄である。目標カード枚数入力欄2024は、当該参加者が1日に実施する100kcalカードの目標枚数を入力する欄である。カードID入力欄2025は、100kcalカードのカードID4311を入力する欄である。カード内容表示欄2026は、カードID入力欄2025に入力されたカードIDに対応するカード内容4313を表示する。カード枚数入力欄2027は、当該参加者が各100kcalカードを1日に実施する目標枚数を入力する欄である。カード増減ボタン2028は、100kcalを追加または削除するために使用する。決定ボタン2029が押下されると、減量プログラム登録部423は、画面上に入力された各情報を減量プログラムデータベース433に登録する。
図12は、ステップS903において、参加者端末装置300が表示する減量記録登録画面301の画面イメージ例である。減量記録登録画面301は、参加者の日々のデータを入力する入力領域302と、参加者の日々のデータを表示する表示領域303に大別される。
入力領域302は、日付入力欄3021、体重入力欄3022、歩数入力欄3023、カード実施状況入力欄3024、生活行動入力欄3025、コメント入力欄3026、リセットボタン3027、確定ボタン3028を備える。
日付入力欄3021は減量記録を入力する対象日付を入力する欄であり、必ずしも当日の日付でなくともよい。体重入力欄3022〜コメント入力欄3026は、それぞれ減量記録データベース434の日々の体重4343と生活行動4344に対応する記録を入力する欄である。カードの種類については例えば減量プログラムデータベース433から取得することができる。その他の項目についてはあらかじめ定めておけばよい。リセットボタン3027が押下されると、入力領域302に入力された内容がリセットされる。確定ボタン3028が押下されると、減量記録登録部424は、入力領域302に入力された内容を減量記録データベース434に登録する。入出力部421は、表示領域303の表示内容を登録後の内容に合わせて更新する。
表示領域303は、減量記録データベース434に記録されている、当該参加者に対応するデータを経過日数毎に表示する。表示領域303は、グラフ3031、カード実施度3032、生活行動実施状況3033を備える。
グラフ3031は、折れ線グラフで表現された体重3034、棒グラフで表現された歩数3035を表示する。グラフ3031の中の符号3036は減量開始から10日目の目標体重を示し、符号3037は20日目の目標体重を示す。図12に示す例では、10日目の実体重が10日目目標体重を上回っており10日目目標は未達成、20日目の実体重が20日目目標体重を下回っており20日目目標は達成されたことが分かる。
カード実施度3032は、100kcalカードの実施状況を表示する領域である。入出力部421は、減量プログラムデータベース433に登録された目標カード枚数(または選択カードの合計枚数)に対する、実際に実施したカードの総枚数の割合(以下、実施率)を求め、この割合を3種類のアイコン3038で表示する。例えば、実施率30%未満、実施率30%以上70%未満、実施率70%以上の3段階に分け、実施率が高いほどアイコン3038の色が濃くなるようにすることができる。生活イベント実施状況3033は、生活行動の実施状況を表示する領域であり、上から順に、飲み会、間食、深夜の食事の実施状況を表す。当該イベントが実施された日については、アイコン3039が表示される。図12に示す画面例によれば、20日目の100kcalカードの実施率は30%未満であり、間食をしたことが分かる。
図13は、ステップS904の詳細を示すフローチャートである。以下、図13の各ステップについて説明する。
(図13:ステップS1301)
判定部425は、参加者管理データベース432および減量プログラムデータベース433を参照し、減量プログラムに参加中の参加者を、介入要否を判定する対象者として抽出する。
(図13:ステップS1302)
判定部425は、判定条件データベース435を参照し、ステップS1301で抽出した対象者の経過日数が経過日数4352と一致する条件4353を探索する。該当する条件4353が存在する場合はステップS1303に進み、存在しない場合はステップS1305にスキップする。ただし、不使用フラグ4356が使用しないことを示す値(本実施形態では1)になっている条件4353は無視する。
(図13:ステップS1303)
判定部425は、減量記録データベース434に記録されている各参加者の減量記録を追跡日数4354の分だけ遡り、ステップS1302で抽出した条件4353に該当するか否かを判断する。判断は優先度4355の値が小さい順に実施する。条件4353に該当する参加者が存在する場合はステップS1304に進み(優先度4355の値がより高い条件4353についてはスキップする)、条件4353に該当する参加者が存在しない場合はステップS1305にスキップする。
(図13:ステップS1304)
介入登録部426は、ステップS1303の結果に基づいて、参加者ID4372、条件ID4373、判定日4374、優先度4375、実施状況4376(未実施を表す0)を介入データベース437に登録する。
(図13:ステップS1305)
判定部425は、減量プログラムに参加している全参加者に対してステップS1302〜S1304の処理が完了したか否かを判断する。完了した場合はステップS1306に進み、完了していない場合はステップS1301に戻って次の対象者に対する処理を実施する。
(図13:ステップS1306)
入出力部421は、介入データベース437を参照し、指導者端末装置200に後述の図14で説明する介入一覧画面を表示させる。
図14は、ステップS1306において指導者端末装置200が表示する介入一覧画面203の画面イメージ例である。介入一覧画面203は、番号2031、氏名2032、経過日数2033、状態2034、判定日2035、実施状況2036、完了ボタン2037を備える。
番号2031は、介入データベース437が格納しているレコードを優先度4355の昇順に表示したときの番号を表示する。番号2031が上位であるほど介入の必要性が高いことを示す。氏名2032は、介入する必要があると判定された参加者の氏名を表示する。経過日数2033は、当該参加者が減量プログラムに参加してからの経過日数を表示する。状態2034は、当該参加者が減量記録をどの程度登録しているかについて、条件ID4373に対応して記述した記録状態を表示する。判定日2035は、当該参加者に対して介入する必要があると判定された判定日4374を表示する。実施状況2036は実施状況4376の内容を表示する。指導者が参加者に対する介入を実施した後、完了ボタン2037を押下すると、介入データベース437の実施状況4376が実施済みを表す値(例えば1)に更新され、実施日4377に当該日付が登録される。介入一覧画面203の表示内容は、登録後の内容に合わせて更新される(実施済みの介入が介入一覧画面203から消去される)。
<実施の形態1:まとめ>
以上のように、本実施形態1に係る保健指導支援システム1000は、判定条件データベース435が格納している判定条件にしたがって、少なくとも体重測定結果または生活行動のいずれかを1回分以上記録していない参加者を抽出して指導者が介入すべきであると判定し、介入一覧画面203上で出力する。これにより指導者は、個々の参加者の経過日数や減量記録を確認することなく、体重や生活行動を登録していない状態が続いてモチベーションが低下し(あるいは、今後低下する可能性があり)保健指導による介入が必要な参加者を、適切なタイミングで効率的に把握することができる。
また、本実施形態1に係る保健指導支援システム1000は、介入すべき優先度が高い順に参加者を介入一覧画面203上で表示する。これにより、介入が必要と判定された参加者が同時に複数存在した場合でも、効率的に保健指導を提供することができる。
<実施の形態2>
実施形態1において、判定条件データベース435は、減量記録データベース434や減量成績データベース436に記録されているデータに基づき指導者が手動で設定することもできるし、これらデータに基づき自動的に設定することもできる。本発明の実施形態2では、判定条件データベース435の内容を、減量成績データベース436に記録されているデータに基づき自動的に更新する動作例を説明する。保健指導支援システム1000の構成は実施形態1と同様である。
図15は、本実施形態2において保健指導支援システム1000が判定条件データベース435を更新する処理を説明するフローチャートである。以下、図15の各ステップについて説明する。
(図15:ステップS1501)
減量成績更新部427は、減量プログラムデータベース433を参照し、当該処理日の時点において減量プログラムを終了済の参加者(終了者)を抽出する。
(図15:ステップS1502)
減量成績更新部427は、減量記録データベース434を参照し、ステップS1501で抽出した終了者の減量記録に基づいて、減量成績データベース436に登録されている全てのレコードに対して、対象人数4365、目標達成人数4366、成功率4367の値をそれぞれ更新する。
(図15:ステップS1503)
条件更新部428は、減量成績データベース436を参照し、経過日数4362、条件4363、追跡日数4364を、判定条件データベース435の経過日数4352、条件4353、追跡日数4354に登録する。このとき、成績ID4361の先頭の「R」を「C」に置き換え、条件ID4351として登録する。既に条件ID4351が使用されている場合は、当該レコードを上書きする。
(図15:ステップS1504)
条件更新部428は、減量成績データベース436を参照し、成功率4367が小さい順に優先度4355の値が小さくなるように、ステップS1503で登録された判定条件データベース435の対応するレコードの優先度4355を登録する。このとき、成功率4367が算出されない場合は優先度を付与せず、不使用フラグ4356に使用しないことを示す値(本実施形態では1)を登録する。例えば、図7の成績ID4361=R3015に対応する図6の条件ID4351=C3015のレコードがこれに相当する。
<実施の形態2:まとめ>
以上のように、本実施形態2に係る保健指導支援システム1000は、終了者の減量成績に基づいて自動的に判定条件データベース435を更新する。具体的には、減量成績データベース436に記録されている成功率4367が低い経過日数4362〜追跡日数4364の組み合わせほど、優先度4355の値が小さい(優先度が高い)条件4353として判定条件データベース435に登録する。これにより、終了者の実績に基づき減量に失敗する可能性が高いと考えられる参加者に対して優先的に介入することができる。
<実施の形態3>
本発明の実施形態3では、実施形態1〜2で説明した各機能部または各ステップの変形例について説明する。その他の構成は実施形態1〜2と同様である。
図9のステップS904は、参加者が減量プログラムを開始してから終了するまでの期間、1日1回所定タイミングで実行することを想定しているが、1日に1回以上実行してもよい。例えば判定部425は、指導者が保健指導システム1000を使用開始したタイミングや、介入一覧画面203の完了ボタン2037が押下されたタイミングで、ステップS904を実行してもよい。ステップS904の実行タイミングを増やすことにより、できる限り新しい減量記録データベース434の登録内容に基づいて介入データベース437を更新することができる。これにより、いったん指導者から保健指導を受けた参加者が、その後すぐに減量記録を登録したにも関わらず、介入データベース437が更新されていないがために改めて同じ内容の保健指導を受けてしまうような事態を防ぐことができる。
参加者に対する介入指導は、高頻度で実施すると逆に参加者のモチベーションを低下させてしまう可能性もある。そこで、介入データベース437の実施日4377に基づき、参加者に対して次に介入要否を判断するタイミングを調整することもできる。例えば、実施日4377からあらかじめ定めた介入間隔(例えば10日間など)を経過するまでの期間は、ステップS1301において当該参加者を対象者として抽出しないようにすることができる。これにより、介入指導を受けても減量記録を登録しない参加者が引き続き何度も介入されることを防ぐことできる。
介入間隔は、経過日数に応じてそれぞれ異なる日数を設定してもよい。これにより、参加者が減量プログラムに慣れていない減量開始直後は高頻度で介入し、減量開始からある程度の期間が経過してからは介入頻度を減らすなど、介入指導が参加者に与える影響を鑑みた指導をすることができる。
介入間隔は、同一の参加者に対する過去の介入指導実施回数に応じて異なる日数を設定してもよい。例えば過去に介入指導を受けた回数が多くなるにつれて以後の介入指導の回数を減らすことができる。これにより、同じ参加者が何度も繰り返し介入指導を受けてモチベーションを下げてしまうことを防ぐことができる。
介入間隔は、判定部425が介入要否を判定する間隔として設定することもできるし、介入登録部426が介入データベース437に介入レコードを登録する間隔として設定することもできる。いずれの場合においても、介入間隔の具体的な数値は、あらかじめ記憶装置430に格納しておけばよい。
入出力部421は、指導者が実施すべき保健指導による介入内容を、介入一覧画面203に代えてまたはこれに追加して、参加者に直接通知するようにしてもよい。例えば減量記録登録画面301上に表示したり、連絡先4326に記載されている宛先に通知したりすることができる。
参加者が減量プログラムに対してどの程度真剣に取り組むかは、月によって異なる場合がある。例えば長期休暇シーズンにおいては、普段は真剣に減量プログラムへ取り組んでいる参加者であっても、例外的に減量記録を登録することを怠る可能性がある。この場合は一時的に減量記録の登録回数が減るものの、最終的な成功率4367は通常の真剣な参加者と同程度になると考えられる。この現象に鑑みて、判定条件データベース436と減量成績データベース437に、新たに「開始月」フィールドを設け、減量プログラムを開始した月毎に介入判定を実施するようにしてもよい。これにより、一時的に登録頻度が下がっても最終的には成功率4367が高い参加者を、明確に区別することができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることもできる。また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることもできる。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成を追加・削除・置換することもできる。
上記各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部や全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
100:管理者端末装置、200:指導者端末装置、300:参加者端末装置、400:サーバ、410:プロセッサ、420:メモリ、421:入出力部、422:参加者登録部、423:減量プログラム登録部、424:減量記録登録部、425:判定部、426:介入登録部、427:減量成績更新部、428:条件更新部、430:記憶装置、431:減量メニューデータベース、432:参加者管理データベース、433:減量プログラムデータベース、434:減量記録データベース、435:判定条件データベース、436:減量成績データベース、437:介入データベース、440:通信インターフェース、500:ネットワーク、1000:保健指導支援システム。

Claims (13)

  1. 指導者が被験者に対して生活改善のための保健指導をすることを支援するシステムであって、
    前記被験者の身体測定結果を記述した身体測定データと前記被験者が入力した生活行動履歴を記述した行動記録データを記憶する記憶部と、
    前記身体測定データと前記行動記録データを用いて、前記指導者が前記被験者に対して保健指導を与えるべきか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果を出力する出力部と、
    を備え、
    前記判定部は、
    前記判定を実施した際に前記身体測定データ内に記録されているべき前記身体測定結果と、前記判定を実施した際に前記行動記録データ内に記録されているべき前記生活行動履歴とのうち少なくともいずれかが、少なくとも1回分以上欠けている前記被験者については、前記保健指導を与えるべきであると判定する
    ことを特徴とする保健指導支援システム。
  2. 前記保健指導支援システムは、
    前記身体測定データ内に前記身体測定結果を記録すべき測定頻度と、前記被験者が前記生活行動履歴を入力すべき入力頻度とを、前記判定部が前記判定を実施するための条件として記述した判定条件データベースを備え、
    前記判定部は、
    前記身体測定データ内に記録されている前記身体測定結果と、前記行動記録データ内に記録されている前記生活行動履歴とが、前記判定条件データベースが記述している前記条件を満たしているか否かに基づき前記判定を実施する
    ことを特徴とする請求項1記載の保健指導支援システム。
  3. 前記判定条件データベースは、
    前記被験者が生活改善のための行動を開始してからの経過期間と、前記身体測定結果または前記生活行動履歴の少なくともいずれかが前記測定頻度または前記入力頻度にしたがって記録されているか否かを遡って判定すべき追跡期間との組み合わせに応じて、前記条件を記述しており、
    前記判定部は、
    前記身体測定データ内に記録されている前記身体測定結果と、前記行動記録データ内に記録されている前記生活行動履歴とが、前記経過期間および前記追跡期間に対応する前記条件を満たしているか否かに基づき前記判定を実施する
    ことを特徴とする請求項2記載の保健指導支援システム。
  4. 前記判定条件データベースは、前記条件の優先度を記述しており、
    前記判定部は、前記優先度の高さに応じて前記被験者に優先順位を付け、
    前記出力部は、前記優先順位に応じて前記被験者に前記保健指導を与えるべき旨を指示する情報を出力する
    ことを特徴とする請求項2記載の保健指導支援システム。
  5. 前記保健指導支援システムは、
    複数の前記被験者の前記測定頻度と前記入力頻度を、前記測定頻度と前記入力頻度の組み合わせに応じて集計した成績データベースと、
    前記成績データベースが保持している前記集計の結果を用いて前記判定条件データベースを更新する条件更新部と、
    を備えることを特徴とする請求項2記載の保健指導支援システム。
  6. 前記保健指導支援システムは、
    前記被験者が生活改善のための行動を開始した後その目標を達成したか否かを、前記測定頻度と前記入力頻度の組み合わせに応じて複数の前記被験者について目標成功率として集計した成績データベースと、
    前記成績データベースが保持している前記集計の結果を用いて前記判定条件データベースを更新する条件更新部と、
    を備え、
    前記条件更新部は、
    前記目標成功率が低い前記測定頻度と前記入力頻度の組み合わせほど前記優先度が高くなるように、前記判定条件データベースを更新する
    ことを特徴とする請求項4記載の保健指導支援システム。
  7. 前記保健指導支援システムは、
    前記被験者が前記身体測定結果と前記生活行動履歴のうち少なくともいずれかを入力するために用いる入力画面を提示する画面提示部と、
    前記被験者が生活改善のために実施すべき生活行動を列挙した行動メニューデータベースと、
    を備え、
    前記画面提示部は、
    前記行動メニューデータベースが列挙している前記生活行動のうち少なくともいずれかを、前記被験者が前記生活行動履歴として入力する候補として、前記入力画面上で提示する
    ことを特徴とする請求項1記載の保健指導支援システム。
  8. 前記保健指導支援システムは、
    前記被験者が前記身体測定結果と前記生活行動履歴のうち少なくともいずれかを入力するために用いる入力画面を提示する画面提示部を備え、
    前記条件更新部は、
    前記画面提示部が前記入力画面を提示する毎に前記判定条件データベースを更新する
    ことを特徴とする請求項5記載の保健指導支援システム。
  9. 前記判定部は、
    前記保健指導を与えるべきであるといったん判定した前記被験者については、所定期間が経過するまでの間は、再度前記保健指導を与えるべきである場合であっても、その対象から除外する
    ことを特徴とする請求項1記載の保健指導支援システム。
  10. 前記判定部は、
    生活改善のための行動を開始してからの経過期間が長い前記被験者ほど、前記保健指導を与える間隔が長くなるように、前記判定を実施する
    ことを特徴とする請求項1記載の保健指導支援システム。
  11. 前記判定部は、
    過去に前記保健指導を与えた前記被験者ほど、前記保健指導を与える間隔が長くなるように、前記判定を実施する
    ことを特徴とする請求項1記載の保健指導支援システム。
  12. 前記判定条件データベースは、前記測定頻度、前記入力頻度、および前記被験者が生活改善のための行動を開始した開始月の組み合わせに応じて前記条件を記述しており、
    前記判定部は、前記開始月に対応する前記条件に基づき前記判定を実施する
    ことを特徴とする請求項2記載の保健指導支援システム。
  13. 保健指導者が被験者に対して生活改善のための保健指導をすることを支援する方法であって、
    前記被験者の身体測定結果を記述した身体測定データと前記被験者が入力した生活行動履歴を記述した行動記録データを記憶装置内に格納するステップ、
    前記身体測定データと前記行動記録データを用いて、前記保健指導者が前記被験者に対して保健指導を与えるべきか否かを判定する判定ステップ、
    前記判定ステップにおける判定結果を出力する出力ステップ、
    を有し、
    前記判定ステップでは、
    前記判定を実施した際に前記身体測定データ内に記録されているべき前記身体測定結果と、前記判定を実施した際に前記行動記録データ内に記録されているべき前記生活行動履歴とのうち少なくともいずれかが、少なくとも1回分以上欠けている前記被験者については、前記保健指導を与えるべきであると判定する
    ことを特徴とする保健指導支援方法。
JP2012172174A 2012-08-02 2012-08-02 保健指導支援システムおよび方法 Pending JP2014032512A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012172174A JP2014032512A (ja) 2012-08-02 2012-08-02 保健指導支援システムおよび方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012172174A JP2014032512A (ja) 2012-08-02 2012-08-02 保健指導支援システムおよび方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014032512A true JP2014032512A (ja) 2014-02-20

Family

ID=50282296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012172174A Pending JP2014032512A (ja) 2012-08-02 2012-08-02 保健指導支援システムおよび方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014032512A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6023371B1 (ja) * 2016-03-08 2016-11-09 株式会社Campus for H ダイエット支援及びダイエット管理システム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004341611A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Mitsubishi Electric Corp 保険者情報システム
JP2006259827A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 健康管理システム
WO2008099441A1 (ja) * 2007-02-15 2008-08-21 Key Planning, Co., Ltd. コンピュータを用いた継続支援システム
JP2009289096A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Hiroyuki Ota 体重管理コンピュータシステムと体重管理プログラムと記録媒体
JP2010134825A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Hitachi Medical Corp 保健指導支援システム及び保健指導業務の支援方法
JP2011180949A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Hitachi Ltd 保健指導支援システム及びプログラム
JP2012113492A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Hitachi Ltd 指導文作成支援システム及び方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004341611A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Mitsubishi Electric Corp 保険者情報システム
JP2006259827A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 健康管理システム
WO2008099441A1 (ja) * 2007-02-15 2008-08-21 Key Planning, Co., Ltd. コンピュータを用いた継続支援システム
JP2009289096A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Hiroyuki Ota 体重管理コンピュータシステムと体重管理プログラムと記録媒体
JP2010134825A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Hitachi Medical Corp 保健指導支援システム及び保健指導業務の支援方法
JP2011180949A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Hitachi Ltd 保健指導支援システム及びプログラム
JP2012113492A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Hitachi Ltd 指導文作成支援システム及び方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6023371B1 (ja) * 2016-03-08 2016-11-09 株式会社Campus for H ダイエット支援及びダイエット管理システム
JP2017162063A (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 株式会社Campus for H ダイエット支援及びダイエット管理システム
WO2017154262A1 (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 株式会社Campus for H ダイエット支援及びダイエット管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6440808B2 (ja) 病状の個人管理および監視
JP5727706B2 (ja) 生活習慣改善支援システム、生活習慣改善支援方法及びプログラム
US8601005B2 (en) Location enabled food database
JP2022500797A (ja) 血糖濃度の予測
JP2014529836A (ja) 健康へのユーザの関与を高めること
US9805163B1 (en) Apparatus and method for improving compliance with a therapeutic regimen
WO2014087252A2 (en) Automated health data acquisition, processing and communication system
WO2012050969A1 (en) Automated health data acquisition, processing and communication system
JP2017027157A (ja) 提案装置、提案方法および提案プログラム
JPWO2014006862A1 (ja) 生活習慣病改善支援システム、生活習慣病改善支援方法、生活習慣病改善支援用コンピュータプログラム、及び、生活習慣病改善支援用コンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5472922B2 (ja) 生活習慣改善支援システム、及び、生活習慣改善支援方法
JP2019021080A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP5262271B2 (ja) 保健指導支援システム及びプログラム
JP2015026364A (ja) 生活習慣病改善支援装置とそれを用いた生活習慣病改善支援システム
JP5305814B2 (ja) 保健指導支援用装置およびそのための保健指導支援システム
Pagiatakis et al. Intelligent interaction interface for medical emergencies: Application to mobile hypoglycemia management
JP5505834B2 (ja) 保健指導支援システム及びプログラム
JP5615142B2 (ja) 指導文作成支援システム及び方法
JP2011128851A (ja) 生活習慣改善支援装置、生活習慣改善支援方法及び生活習慣改善支援プログラム
JP2012104007A (ja) 行動履歴システム、それを備える行動生体履歴システム、それに用いられる生体情報取得装置、及び、行動履歴プログラム。
JP6185145B2 (ja) 生活支援サービスシステム及び方法
JP2021026556A (ja) 生活習慣改善支援装置、端末装置、コンピュータプログラム及び生活習慣改善支援方法
JP2005287837A (ja) ヘルスケア情報提供方法およびシステム、ならびにヘルスケア情報提供プログラム
JP2014032512A (ja) 保健指導支援システムおよび方法
JP2005352627A (ja) 運動指導支援システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150908

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151027

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160329