JP2021026556A - 生活習慣改善支援装置、端末装置、コンピュータプログラム及び生活習慣改善支援方法 - Google Patents

生活習慣改善支援装置、端末装置、コンピュータプログラム及び生活習慣改善支援方法 Download PDF

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Takashi Haginiwa
崇 萩庭
良介 亀井
Ryosuke Kamei
良介 亀井
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Kenji Sasaoka
賢司 笹岡
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Abstract

【課題】生活習慣病患者やその予備軍などの対象者に対して、行動変容を促すことができる生活習慣改善支援装置、端末装置、コンピュータプログラム及び生活習慣改善支援方法を提供する。【解決手段】生活習慣改善支援装置としてのサーバ50は、対象者の複数の健康行動それぞれに関する関心度を判定する関心度判定部53と、対象者の行動を特徴付ける行動特性を判定する行動特性判定部54と、関心度判定部53及び行動特性判定部54の判定結果に基づいて対象者の生活習慣改善を支援する支援情報を対象者の対象者装置へ提供する提供部とを備える。【選択図】図2

Description

本開示は、生活習慣改善支援装置、端末装置、コンピュータプログラム及び生活習慣改善支援方法に関する。
糖尿病や脳卒中などの成人病は、加齢のみならず、食生活、喫煙又は飲酒などの生活習慣による因子によって発症することが知られている。企業の健康保険組合などでは、これらの成人病に対する医療費や、運動習慣、食生活、喫煙、飲酒などの生活習慣によって引き起こされる生活習慣病の予防や治療にかかる医療費を抑制する必要に迫られている。
特許文献1には、ユーザから計測されたバイタル情報変化と複数の被計測者から予め取得したバイタル情報の変化及び対応する状態ステージレベル(生活習慣病の病状の変化の段階)とを比較することにより、ユーザの状態ステージレベルを推定し、推定した状態ステージレベルに対応したヘルスケア情報(健康管理情報)をユーザに提供するシステムが開示されている。
特許第4585219号公報
生活習慣病は、運動習慣、食生活、喫煙、飲酒、などの個人に特有の生活習慣が大きく影響している。例えば、このような生活習慣は、個人の健康に対する意識や心がけ、行動を起こす際の考え方や気持ちなど様々な要因に影響されると考えられる。したがって、特許文献1のようなシステムを利用して、単にバイタル情報だけで画一的にヘルスケア情報を提供したとしてもユーザの行動変容を促進できない可能性がある。
本開示は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、生活習慣病患者やその予備軍などの対象者に対して、行動変容を促すことができる生活習慣改善支援装置、端末装置、コンピュータプログラム及び生活習慣改善支援方法を明らかにする。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、生活習慣改善支援装置は、対象者の複数の健康行動それぞれに関する関心度を判定する関心度判定部と、前記対象者の行動を特徴付ける行動特性を判定する行動特性判定部と、前記関心度判定部及び前記行動特性判定部の判定結果に基づいて前記対象者の生活習慣改善を支援する支援情報を前記対象者の対象者装置へ提供する提供部とを備える。
本開示によれば、対象者の行動変容を促すことができる。
生活習慣改善支援システムの構成の一例を示す模式図である。 サーバの構成の一例を示すブロック図である。 対象者装置の構成の一例を示すブロック図である。 指導者装置の構成の一例を示すブロック図である。 健康行動のジャンルの一例を示す説明図である。 健康行動に関するアンケートの一例を示す説明図である。 行動特性毎の重み係数の一例を示す模式図である。 意識度合いが記載されたアンケート情報の一例を示す模式図である。 健康行動のジャンルが「運動」である場合の支援情報の配信スケジュールの一例を示す模式図である。 健康行動のジャンルが「食」である場合の支援情報の配信スケジュールの一例を示す模式図である。 健康行動のジャンルが「運動」の場合の行動特性別のチャット件名の一例を示す説明図である。 健康行動のジャンルが「食」の場合の行動特性別のチャット件名の一例を示す説明図である。 行動変容度と支援情報のコンテンツ形式との関係を示す模式図である。 行動変容度の判定方法の一例を示す模式図である。 対象者装置が表示するダウンロード画面101の一例を示す模式図である。 対象者装置が表示するチャット画面の第1例を示す模式図である。 対象者装置が表示するチャット画面の第2例を示す模式図である。 サーバによる生活習慣改善支援方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態の生活習慣改善支援装置の構成の他の例を示す模式図である。
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は生活習慣改善支援システムの構成の一例を示す模式図である。生活習慣改善支援システムは、生活習慣改善支援装置としてのサーバ50、対象者が使用する対象者装置10及び指導者が使用する指導者装置20を備える。対象者は、生活習慣病患者だけでなく、その予備軍と称される者や健常者であっても生活習慣病を未然に防止したいと考える者も含まれる。対象者装置10、指導者装置20及びサーバ50は、インターネットなどの通信ネットワーク1を介してお互いに接続されている。サーバ50は、対象者装置10及び指導者装置20の間の情報の授受を制御、管理する機能を有する。なお、図1では便宜上、対象者装置10及び指導者装置20を一つだけ図示しているが、対象者装置10及び指導者装置20は複数存在してもよい。また、サーバ50は、複数のサーバを用いて機能を分散させることもできる。
対象者装置10は、表示部11を備え、例えば、スマートフォン、タブレット、ノート型パーソナルコンピュータ等で構成される。対象者装置10は、計測器40との間の近距離通信機能によって計測器40と接続することができる。計測器40は、バイタルデータを計測することができる計測器であり、例えば、体重計、血圧計、活動量計などを含む。バイタルデータは、例えば、血圧、脈拍、脈圧、体重、腹囲、体脂肪率、内脂肪、筋肉量、水分量、BMI、血糖値、歩数及び食事内容の画像などを含めることができる。対象者は、対象者装置10を用いて、計測器40で計測した自身のバイタルデータをサーバ50にアップロードして記録することができる。なお、対象者は、計測器40で計測した値を読み取って対象者装置10に入力してもよい。
指導者装置20は、表示部21を備え、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレットなどの情報処理装置で構成される。指導者装置20と対象者装置10との間では、サーバ50の機能を用いて、チャット(チャットメッセージの交換)を行うことできる。なお、ビデオ通話(TV電話)機能を行うようにしてもよい。指導者は、例えば、保健師、管理栄養士、運動指導士、看護師、心理相談員などの医療従事者を含む。指導者は一人に限定されず、複数人による指導チームでもよい。
図2はサーバ50の構成の一例を示すブロック図である。サーバ50は、サーバ50全体を制御する制御部51、通信部52、関心度判定部53、行動特性判定部54、チャット機能提供部55、配信スケジュール管理部56、対象者情報DB57、支援情報DB58、重み係数設定部59及び行動変容判定部60を備える。制御部51は、CPU、ROM及びRAMなどで構成することができる。
通信部52は、第1アンケート情報取得部、第2アンケート情報取得部及びバイタルデータ取得部としての機能を有する。通信部52は、通信ネットワーク1を介して対象者装置10及び指導者装置20との間の通信機能を提供する。
関心度判定部53は、対象者の複数の健康行動それぞれに関する関心度を判定する。健康行動とは、対象者の健康にかかわる様々な活動であって、生活習慣病の治療や予防に関係する様々な行動を含む。様々な健康行動を複数種類の健康行動に分類してもよい。関心度は、興味度ということもでき、対象者が特定の健康行動に関し「将来どうしたいのか」という未来への意志、あるいは対象者が特定の健康行動に関し「将来どうありたいのか」という将来の目標を決める際の意志を表す指標ということができる。なお、関心度判定部53の詳細は後述する。
行動特性判定部54は、対象者の行動を特徴付ける行動特性を判定する。対象者の行動特性とは、対象者のタイプということができ、対象者の行動の決定に影響を与える価値観や意識によって対象者を分類することができるものであればよい。同じ行動特性に分類される対象者は、行動を決定する際の価値観や意識が類似しているので、似たような行動を起こし易いと考えられる。なお、行動特性判定部54の詳細は後述する。
チャット機能提供部55は、対象者装置10と指導者装置20との間でチャットメッセージの交換を行うための機能を提供する。なお、図示していないが、対象者装置10と指導者装置20との間でビデオ通話(TV電話)を行うための機能を提供してもよい。
配信スケジュール管理部56は、提供部としての機能を有し、関心度判定部53及び行動特性判定部54の判定結果に基づいて対象者の生活習慣改善を支援する支援情報を対象者装置10へ提供する。なお、配信スケジュール管理部56の詳細は後述する。
重み係数設定部59は、行動を特徴付ける行動特性毎に、行動に対する意識を特定する複数の質問項目それぞれに対する重み係数が設定されている。重み係数は、質問項目が行動特性に与える影響度合いを示すものであり、ある質問項目の重み係数が大きいほど、当該質問項目が行動特性に影響を与える度合いが大きいとすることができる。重み係数設定部59の詳細は後述する。
行動変容判定部60は、配信スケジュール管理部56が提供した支援情報に対する対象者の応答の有無又は応答時期に基づいて対象者の行動変容度を判定する。行動変容度は、支援情報が対象者に提供されることにより、対象者の健康行動を変容させる度合いを示すものであり、提供された支援情報に対する直接的な反応を含むとともに、提供された支援情報に基づいて対象者が何らかの健康行動をすることによる対象者のバイタルデータの変化も含むことができる。行動変容判定部60の詳細は後述する。
対象者情報DB57は、例えば、対象者のID、氏名、対象者の行動特性(タイプ)、行動変容度、バイタルデータ(取得時点、取得した値などを)、食事データ(日時、食事のメニュー、食事の画像などを含む)、対象者に対する生活改善目標、指導計画、指導内容、対象者と指導者との間で行われたチャットメッセージの履歴を示すチャットログなどの情報を含む。
支援情報DB58は、健康行動のジャンル、行動特性、生活改善指導の経過期間、バイタルデータの取得時点、支援情報の配信を予定する時期(例えば、四季に区分してもよい)などの組み合わせに応じて、予め適切に区分された支援情報を記録している。
図3は対象者装置10の構成の一例を示すブロック図である。対象者装置10は、装置全体を制御する制御部12、通信部13、入力部14、記憶部15、インタフェース部16、表示部11、表示制御部17、及びチャットメッセージ処理部18を備える。制御部12は、例えば、CPU、ROM及びRAMなどで構成することができる。
通信部13は、通信ネットワーク1を介してサーバ50との間の通信機能を提供する。
入力部14は、タッチパネル等で構成され、文字の入力、表示部11上のアイコン、ボタン、メニュバー、ウィンドウ、カーソル等に対する操作を行うことができる。なお、入力部14は、音声入力機能を備えることにより、対象者の音声を受け付けるようにしてもよい。また、入力部14は、カメラを含み、対象者が採る食事内容を撮影して画像を得ることができる。
記憶部15は、サーバ50から取得した情報、入力部14から入力した情報などを記憶することができる。また、記憶部15は、生活習慣改善支援アプリ(アプリケーション)を記憶することができる。
インタフェース部16は、計測器40との間のインタフェース機能を提供する。
表示制御部17は、表示部11上に所定の情報を表示するための処理を行う。
チャットメッセージ処理部18は、指導者装置20との間でチャットメッセージの送受信を行うための処理を実行する。
図4は指導者装置20の構成の一例を示すブロック図である。指導者装置20は、装置全体を制御する制御部22、通信部23、入力部24、記憶部25、表示部21、表示制御部26、及びチャットメッセージ処理部27を備える。制御部22は、例えば、CPU、ROM及びRAMなどで構成することができる。
通信部23は、通信ネットワーク1を介してサーバ50との間の通信機能を提供する。
入力部24は、例えば、キーボード、マウス、タッチパッド、タッチパネル等で構成される。入力部24は、文字の入力、表示部21上のアイコン、ボタン、メニュバー、ウィンドウ、カーソル等に対する操作を行うことができる。なお、入力部24は、音声入力機能を備えることにより、指導者の音声を受け付けるようにしてもよい。
記憶部25は、サーバ50から取得した情報、入力部24から入力した情報などを記憶することができる。
表示制御部26は、表示部21上に所定の情報を表示するための処理を行う。
チャットメッセージ処理部27は、対象者装置10との間でチャットメッセージの送受信を行うための処理を実行する。
次に、生活習慣改善を支援する支援情報の提供方法について説明する。
図5は健康行動のジャンルの一例を示す説明図である。前述のように、関心度判定部53は、対象者の複数の健康行動それぞれに関する関心度を判定する。図5に示すように、健康行動の異なるジャンルには、例えば、身体活動(運動、並びに姿勢の保持、家事、通勤及び暇活動などの生活活動の両方を含む)、食生活(食事及び栄養)、睡眠や休養、健康診断、健康に関する情報収集、酒や煙草などが含まれる。生活習慣改善は、このような健康行動を変容させて、対象者を健康状態にするとともに健康状態を維持させるためのアプローチである。
通信部52は、複数の健康行動それぞれに関する質問に対する対象者の回答が記載されたアンケート情報を対象者装置10から取得することができる。
図6は健康行動に関するアンケートの一例を示す説明図である。図6に示すように、健康行動のジャンルが「運動」である場合、アンケートの質問は、例えば、「身体活動(運動、生活活動)の習慣を改善しようと思いますか?」などとすることができる。健康行動のジャンルが「食」である場合、アンケートの質問は、例えば、「食生活の習慣を改善しようと思いますか?」などとすることができる。アンケートの回答欄は、例えば、関心度を数値化できる文言(例えば、「改善するともりはない」、「改善するつもりである(概ね6か月以内)」、「近いうちに改善するつもりである(概ね1か月以内)」、「既に改善に取り組んでいる(6か月未満)」、「既に改善に取り組んでいる(6か月以上)」など)を使用することができる。なお、質問の選択肢の数は5個に限定されるものではなく、関心度も1〜5の数値に限定されない。
関心度判定部53は、通信部52で取得したアンケート情報に基づいて対象者の健康行動に関する関心度を判定する。例えば、「運動」に関する質問の回答の関心度が「4」であり、「食」に関する質問の回答の関心度が「2」とすると、対象者の関心度は「運動」の方が「食」よりも高いので対象者の健康行動のジャンルは「運動」であると判定することができる。なお、図6の例では、健康行動のジャンル毎に1つの質問を例示しているが、1つのジャンルについて複数の質問を設け、各質問の回答の関心度を平均化してもよい。また、複数の質問それぞれの回答に重み付けしてジャンル毎の関心度を求めてもよい。
アンケート情報を用いることにより、対象者が最も関心がある健康行動のジャンルを抽出することができるので、対象者に対して関心のある健康行動に関連する支援情報を提供できるので、行動変容を一層促すことができる。
図7は行動特性毎の重み係数の一例を示す模式図である。前述のとおり、重み係数設定部59は、行動を特徴付ける行動特性毎に、行動に対する意識を特定する複数の質問項目それぞれに対する重み係数を設定している。行動特性は、例えば、理性的な考え方及び感情的な考え方(あるいは自己管理能力)という評価軸で評価した場合に、「マイペース」、「なんでもトライ」、「努力型」というようなキーワードで分類することができる。
図7に示すように、行動特性が「マイペース」の質問Q1、Q2、…、Qnそれぞれの重み係数をa1、a2、…、anとし、行動特性が「なんでもトライ」の質問Q1、Q2、…、Qnそれぞれの重み係数をb1、b2、…、bnとし、行動特性が「努力型」の質問Q1、Q2、…、Qnそれぞれの重み係数をc1、c2、…、cnとすることができる。質問Q1、Q2、…、Qnは、複数の行動特性のうち、いずれか一つの行動特性を他の行動特性よりも比較的よく表すような内容とすることができる。
通信部52は、複数の質問項目それぞれに対する対象者の意識度合いが記載されたアンケート情報を対象者装置10から取得することができる。
図8は意識度合いが記載されたアンケート情報の一例を示す模式図である。図8に示すように、質問Q1、Q2、…、Qnそれぞれに対する対象者の意識度合いをx1、x2、…、xnとする。意識度合いは、例えば、数値1〜7を用いて、1は非常に当てはまる、2はあてはまる、3はやや当てはまる、4はどちらともいえない、5はあまり当てはまらない、6は当てはまらない、7は全く当てはまらない、のように区分できる。
行動特性判定部54は、複数の質問項目それぞれに対する対象者の意識度合い及び重み係数に基づいて、対象者の行動特性を判定することができる。例えば、対象者の行動特性が「マイペース」の場合のクラスター値V1は、V1=a1・x1+a2・x2+…+an・xnで算出することができる。また、対象者の行動特性が「なんでもトライ」の場合のクラスター値V2は、V2=b1・x1+b2・x2+…+bn・xnで算出することができる。対象者の行動特性が「努力型」の場合のクラスター値V3は、V2=c1・x1+c2・x2+…+cn・xnで算出することができる。対象者の行動特性は、算出したクラスター値V1、V2、V3の中で最も大きい値を採る行動特性とすることができる。
これにより、対象者が何か行動を起こすときの価値観や意識が具現化された行動特性を抽出することができ、対象者が行動を起こしやすい支援情報を提供できるので、行動変容を一層促すことができる。
配信スケジュール管理部56は、予め準備された支援情報の中から、対象者の判定された関心度(興味度)の高いジャンル及び対象者の判定されたタイプに適した支援情報を選定し、選定した支援情報を提供することができる。
上述の構成により、対象者のバイタル情報だけで画一的に支援情報を提供するのではなく、対象者の健康行動に関する関心度や対象者の行動を特徴付ける行動特性の違いに応じて、対象者一人ひとりに最適な支援情報を提供することができるので、対象者の行動変容を促すことができる。
図9は健康行動のジャンルが「運動」である場合の支援情報の配信スケジュールの一例を示す模式図である。図9の例では、生活習慣改善指導期間を3か月とし、1週間毎に配信する支援情報(コンテンツ)を異なるようにすることができる。例えば、クラスター1(行動特性が「マイペース」)の場合、1か月目の第1週は「運動・季節コンテンツ」を配信し、第2週目から第4週目は、「運動1CL1」、「運動2CL1」、「運動3CL1」というコンテンツを配信する。2か月目の第1週は「記録に基づいた応援メッセージ」を配信し、第2週目から第4週目は、「運動4CL1」、「運動5CL1」、「運動6CL1」というコンテンツを配信する。「記録に基づいた応援メッセージ」は、例えば、対象者のバイタルデータの増減に応じたメッセージとすることができる。例えば、バイタルデータが悪い方向に変化している場合、注意を喚起しつつ対象者に行動変容を促すようなメッセージを用いることができる。また、バイタルデータが良い方向に変化、あるいは維持されている場合、油断をせずに対象者に現状を維持するようなメッセージを用いることができる。季節コンテンツは、季節感が現れる画像や文字を含む。
また、「記録に基づいた応援メッセージ」は、例えば、4週間前から現在までのバイタルデータの増減に応じてコンテンツを決定してもよい。どのバイタルデータに着目するかは、事前のアンケート等により決定すればよい。対象者の希望がない場合には、増減のあった全てのバイタルデータに着目してもよい。例えば、対象者が取り組んでいる健康行動のジャンルが「運動」であって体重が1kg減少した場合には、「体重が1kg減少しました。日々の運動の成果がでているようです。引き続きウォーキングを続けましょう」のような応援メッセージを配信することができる。
3か月目の第1周は「運動・季節コンテンツ」を配信し、第2週目から第4週目は、「運動7CL1」、「運動8CL1」、「運動9CL1」というコンテンツを配信する。終了時は、「記録に基づいた評価メッセージ」を配信する。「記録に基づいた評価メッセージ」は、例えば、3か月間の対象者のバイタルデータの変化に応じたメッセージとすることができる。例えば、バイタルデータが改善されなかった場合、さらに改善活動の指導を受けることを推奨するようなメッセージを用いることができる。また、バイタルデータが改善された場合、改善活動の効果があったことを示すようなメッセージを用いることができる。他のクラスターについても同様である。
また、「記録に基づいた評価メッセージ」は、例えば、目標値に対する達成度に応じて、キャラクタの表示態様を変えるとともに、達成度を数値で表してもよい。例えば、目標を100%達成した場合、100%という数値と笑い顔のキャラクタを表示する。目標の80%しか達成できなかった場合には、80%という数値と普通の顔のキャラクタを表示する。目標の60%しか達成できなかった場合には、60%という数値と泣き顔のキャラクタを表示することができる。
図10は健康行動のジャンルが「食」である場合の支援情報の配信スケジュールの一例を示す模式図である。配信スケジュールは図9の場合と同様であるが、配信するコンテンツが、「食」に関するものとなる点で図9の場合と相違する。
通信部52は、対象者のバイタルデータを対象者装置10から取得することができる。
配信スケジュール管理部56は、通信部52で取得したバイタルデータに基づいて対象者の生活習慣改善を支援する支援情報を提供することができる。これにより、対象者の行動変容の結果として表れた対象者の生活習慣病の状況を判断できる客観的なデータとしてのバイタルデータに基づく支援情報を提供することができるので、対象者のさらなる行動変容を促すことができる。
配信スケジュール管理部56は、図10に示すように、対象者に対する生活習慣改善支援の経過期間、対象者のバイタルデータの取得時期及び支援情報の提供を予定する時期(例えば、四季に区分してもよい)の少なくとも一つに応じて異なる内容の支援情報を提供することができる。これにより、対象者の生活習慣改善活動の時期に合わせて支援情報を提供できるので、対象者の行動変容を促すことができる。
図11は健康行動のジャンルが「運動」の場合の行動特性別のチャット件名の一例を示す説明図である。図11の例では、行動特性が「マイペース」(クラスター1)の場合、チャットの件名を「毎日のちょっとした運動で健康改善したいあなたへ」などとすることができる。行動特性が「なんでもトライ」(クラスター2)の場合、チャットの件名を「意外!?効果的な運動方法とは」などとすることができる。行動特性が「努力型」(クラスター3)の場合、チャットの件名を「ウォーキングを始めたいあなたへの豆知識のご提供」などとすることができる。
図12は健康行動のジャンルが「食」の場合の行動特性別のチャット件名の一例を示す説明図である。図12の例では、行動特性が「マイペース」(クラスター1)の場合、チャットの件名を「あなたの食の常識は間違っているのかも」などとすることができる。行動特性が「なんでもトライ」(クラスター2)の場合、チャットの件名を「知っていればおいしく食べてより健康に」などとすることができる。行動特性が「努力型」(クラスター3)の場合、チャットの件名を「健康を考えて食事を選んでいるあなたへ」などとすることができる。
このように、配信スケジュール管理部56は、行動特性判定部54が判定した対象者の行動特性に応じて異なる件名を有するチャット形式の支援情報を提供することができる。また、チャット形式の支援情報の件名は、健康行動のジャンルに応じて変えることができる。
これにより、対象者の行動を特徴付ける行動特性の違いに応じて、チャット形式で提供する支援情報の件名を行動特性に適したものに変更することにより、対象者はチャットの件名に引き付けられてチャットの中身も読もうとするので、対象者の行動変容度を高めることができる。
次に、支援情報が提供された対象者が、支援情報に対してどのような反応をしたかを判定する方法について説明する。
図13は行動変容度と支援情報のコンテンツ形式との関係を示す模式図である。行動変容度は、例えば、段階的に数値で表すことができ、「行動変容の度合いが悪い(数値:1)」、「行動変容の度合いやや良い(数値:2)」、「行動変容の度合いが良い(数値:3)などとすることができる。行動変容度の初期値は、例えば、アンケートなどによって設定できる。支援情報のコンテンツ形式は、例えば、コラム形式(支援情報の伝達がサーバ50から対象者装置10への一方向)、及びクイズ形式(支援情報の伝達がサーバ50と対象者装置10との間で双方向、ここで、対象者の回答も支援情報の一部と考える)がある。なお、コンテンツ形式は、これらの形式に限定されない。
行動変容度が「1」の場合、配信コンテンツ形式は、ジャンル変更とすることができる。すなわち、ジャンルを変更し、別のジャンルの支援情報をクイズ形式で配信する。行動変容度が「2」の場合、配信コンテンツ形式はクイズ形式とすることができる。行動変容度が「3」の場合、配信コンテンツ形式はコラム形式とすることができる。
図14は行動変容度の判定方法の一例を示す模式図である。
行動変容判定部60は、配信スケジュール管理部56が支援情報を配信した後に、対象者の応答の有無又は応答時期に基づいて対象者の行動変容度を判定することができる。応答の有無は、提供された支援情報を対象者が読んでいるか否かを示し、応答時期は、例えば、提供された支援情報を対象者が所定日以内に読んだか否かを示す。応答時期は、提供された支援情報に対する応答間隔(提供時点から応答時点までの時間)でもよく、あるいは、応答した時の時点又は時点を表す情報(例えば、四季、月(1月から12月のいずれの月であるか)など)でもよい。
より具体的には、図14に示すように、支援情報がコラム形式である場合に、対象者の反応が、1日以内に読んでいるときは、あるいは2回以上読んでいるときは、現在の行動変容度に+1を加算し、読んでいないときは、現在の行動変容度に−1を加算(+1を減算)する。また、支援情報がクイズ形式である場合に、対象者の反応が、1日以内に読んでいるときは、現在の行動変容度に+1を加算し、読んでいないときは、現在の行動変容度に−1を加算する。
配信スケジュール管理部56は、行動変容判定部60で判定した行動変容度に基づいて対象者に提供する支援情報のコンテンツ形式を変更することができる。例えば、行動変容度が大きい(例えば、3)場合には、対象者は提供された支援情報を活用して健康行動を行っていると考えられるので、コラム形式で支援情報を提供することにより、支援情報の内容を充実させて対象者の行動変容を促すことができる。行動変容度がやや大きい(例えば、2)場合には、対象者は提供された支援情報をある程度は活用して健康行動を行っていると考えられるので、クイズ形式で支援情報を提供することにより、対象者がクイズに回答することで反応しやすい支援情報を提供して対象者の行動変容を促すことができる。
配信スケジュール管理部56は、行動変容判定部60で判定した行動変容度に基づいて健康行動のジャンルを変更した支援情報を提供することができる。例えば、行動変容度が小さい(例えば、1)場合には、対象者は提供された支援情報を活用していないと考えられるので、健康行動のジャンルを変更した支援情報を提供することで、より関心があると考えられる支援情報を提供でき、対象者の行動変容を促すことができる。
次に、対象者装置10の表示部11での表示例について説明する。
図15は対象者装置10が表示するダウンロード画面101の一例を示す模式図である。ダウンロード画面101は、生活習慣改善支援アプリをダウンロードするための画面であり、生活習慣改善支援アプリをダウンロードして対象者装置10にインストールすることにより、生活習慣改善支援サービスのための種々の処理を行うことができる。生活習慣改善支援アプリは、対象者装置10からサーバ50の所定のURLにアクセスすることにより、ダウンロード画面101を表示することができる。ダウンロード画面101において、対象者がダウンロードアイコン102を操作することにより、生活習慣改善支援アプリをダウンロードして対象者装置10にインストールすることができる。戻るアイコン103を操作することにより、操作前の画面に戻ることができる。
図16は対象者装置10が表示するチャット画面の第1例を示す模式図である。通信部13は、受信部としての機能を有し、サーバ50が送信する支援情報を受信することができる。支援情報は、クリズ形式でもよく、コラム形式でもよく、あるいは他の形式でもよい。図16の例では、支援情報はクイズ形式で提供されている。表示制御部17は、通信部13で受信した支援情報を表示部11に表示することができる。
図16に示すように、表示制御部17は、表示部11に支援情報を表示する場合、表示部11の所定領域(図16の例では、上側の矩形領域110)に生活習慣改善支援の対象者の識別情報と生活習慣改善目標とを含む支援情報を表示する。なお、対象者の識別情報と生活習慣改善目標のいずれか一方だけを表示してもよい。生活習慣改善支援の対象者の識別情報及び/又は生活習慣改善目標の表示タイミングは、支援情報の表示開始時点でもよい、支援情報の表示開始から所定時間の間だけ表示してもよく、あるいは、支援情報の表示が終了するまで表示を継続してもよい。
表示部11に支援情報を表示する場合に、対象者の識別情報(例えば、氏名)と当該対象者の生活習慣改善目標の少なくとも一方を表示部11の所定領域に表示するので、保健師、管理栄養士、運動指導士、看護師、心理相談員などの指導者(医療従事者)が対象者の指導を開始する際に対象者や指導目標を誤ることを防止できる。また、対象者の識別情報と当該対象者の生活習慣改善目標の少なくとも一方を所定時間の間継続して表示することにより、対象者や指導目標を随時確認できるので、誤った対象者に指導することや、誤った指導目標で指導することを防止できる。
図17は対象者装置10が表示するチャット画面の第2例を示す模式図である。図17の例では、表示制御部17は、受信した支援情報のうちの第1の部分111を表示する。第1の部分111は、チャットの件名とすることができるが、チャットの件名に限定されるものではなく、要約、コンテンツの冒頭の所定文字部分であってもよい。入力部14で当該件名に対する操作112(図では便宜上、矢印を図示しているが、例えば、第1の部分111の領域をタッチする操作など)を受け付けた場合、第1の部分111以外の他の支援情報113を表示する。他の支援情報113は、支援情報の詳細を含む支援情報全体とすることができる。これにより、対象者には、第1の部分(例えば、件名)111だけを表示して、対象者の関心を掻き立てることができ、対象者はチャットの件名に引き付けられてチャットの中身も読もうとするので、対象者の行動変容度を高めることができる。
図示していないが、指導者は一定期間ごとに、あるいは随時、対象者に対してアドバイスをチャットやビデオ通話を介して行ってもよい。また、指導者は対象者のバイタルデータの状況を確認しつつ、必要な時点でアドバイスを行うこともできる。
図18はサーバ50による生活習慣改善支援方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。以下では、便宜上処理の主体を制御部51として説明する。制御部51は、アンケート情報を取得し(S11)、対象者の健康行動に関する関心度(結果として、健康行動のジャンル)を判定し(S12)、対象者の行動特性(タイプ)を判定する(S13)。
制御部51は、判定した健康行動のジャンル及び行動特性に基づいて支援情報を選定し(S14)、配信スケジュールに基づいて選定した支援情報を配信する(S15)。制御部51は、対象者の、配信した支援情報に対する応答の有無又は応答時期を判定する(S16)。
制御部51は、応答の有無又は応答時期に基づいて対象者の行動変容度を判定し(S17)、判定した行動変容度に応じて、支援情報のジャンル又は伝達形式を変更する(S18)。制御部51は、処理を終了するか否かを判定し(S19)、処理を終了しない場合(S19でNO)、ステップS15以降の処理を続け、処理を終了する場合(S19でYES)、処理を終了する。
図19は本実施の形態の生活習慣改善支援装置の構成の他の例を示す模式図である。図19において、符号100は、コンピュータである。コンピュータ100は、制御部101、入力部106、出力部107、外部I/F(インタフェース)部108などを備える。制御部101は、CPU102、ROM103、RAM104、I/F(インタフェース)105などを備える。
入力部106は、アンケート情報などのデータを取得する。出力部107は、支援情報を出力する。I/F105は、制御部101と、入力部106、出力部107及び外部I/F部108それぞれとの間のインタフェース機能を有する。
外部I/F部108は、DVD読取装置などの記録媒体読取装置であり、コンピュータプログラムを記録した記録媒体M(例えば、DVDなどのメディア)からコンピュータプログラム(例えば、図18に示す処理手順など)を読み取ることが可能である。なお、外部I/F部108は、コンピュータプログラムをダウンロードできる通信機能を備えてもよい。
なお、図示していないが、記録媒体Mに記録されたコンピュータプログラムは、持ち運びが自由なメディアに記録されたものに限定されるものではなく、インターネット又は他の通信回線を通じて伝送されるコンピュータプログラムも含めることができる。
本実施の形態の生活習慣改善支援装置は、対象者の複数の健康行動それぞれに関する関心度を判定する関心度判定部と、前記対象者の行動を特徴付ける行動特性を判定する行動特性判定部と、前記関心度判定部及び前記行動特性判定部の判定結果に基づいて前記対象者の生活習慣改善を支援する支援情報を前記対象者の対象者装置へ提供する提供部とを備える。
本実施の形態のコンピュータプログラムは、コンピュータに、対象者の複数の健康行動それぞれに関する関心度を判定する処理と、前記対象者の行動を特徴付ける行動特性を判定する処理と、前記関心度の判定処理及び前記行動特性の判定処理の結果に基づいて前記対象者の生活習慣改善を支援する支援情報を前記対象者の対象者装置へ提供する処理とを実行させる。
関心度判定部は、対象者の複数の健康行動それぞれに関する関心度を判定する。対象者は、生活習慣病患者だけでなく、その予備軍と称される者や健常者であっても生活習慣病を未然に防止したいと考える者も含まれる。健康行動とは、対象者の健康にかかわる様々な活動であって、生活習慣病の治療や予防に関係する様々な行動を含む。様々な健康行動を複数種類の健康行動に分類してもよい。複数の健康行動には、例えば、身体活動(運動、及び姿勢の保持、家事、通勤、余暇活動などの生活活動の両方を含む)、食生活(食事及び栄養)、睡眠や休養、健康診断、健康に関する情報収集、酒や煙草などが含まれる。関心度は、興味度ということもでき、対象者が特定の健康行動に関し「将来どうしたいのか」という未来への意志、あるいは対象者が特定の健康行動に関し「将来どうありたいのか」という将来の目標を決める際の意志を表す指標ということができる。
行動特性判定部は、対象者の行動を特徴付ける行動特性を判定する。対象者の行動特性とは、対象者のタイプということができ、対象者の行動の決定に影響を与える価値観や意識によって対象者を分類することができるものであればよい。同じ行動特性に分類される対象者は、行動を決定する際の価値観や意識が類似しているので、似たような行動を起こし易いと考えられる。行動特性は、例えば、理性的な考え方及び感情的な考え方(あるいは自己管理能力)という評価軸で評価した場合に、「マイペース」、「なんでもトライ」、「努力型」というようなキーワードで分類することができる。
提供部は、関心度判定部及び行動特性判定部の判定結果に基づいて対象者の生活習慣改善を支援する支援情報を対象者の対象者装置へ提供する。例えば、健康行動のジャンルを「運動」及び「食」とし、行動特性(タイプ)を「マイペース」、「なんでもトライ」、「努力型」としたとき、ジャンル及びタイプ毎にジャンル及びタイプに適した支援情報を予め準備しておく。予め準備された支援情報の中から、対象者の判定された関心度(興味度)の高いジャンル及び対象者の判定されたタイプに適した支援情報を選定し、選定した支援情報を提供することができる。
上述の構成により、対象者のバイタル情報だけで画一的に支援情報を提供するのではなく、対象者の健康行動に関する関心度や対象者の行動を特徴付ける行動特性の違いに応じて、対象者一人ひとりに最適な支援情報を提供することができるので、対象者の行動変容を促すことができる。
本実施の形態の生活習慣改善支援装置は、複数の健康行動それぞれに関する質問に対する前記対象者の回答が記載されたアンケート情報を取得する第1アンケート情報取得部を備え、前記関心度判定部は、前記第1アンケート情報取得部で取得したアンケート情報に基づいて前記対象者の健康行動に関する関心度を判定する。
本実施の形態の生活習慣改善支援方法は、複数の健康行動それぞれに関する質問に対する対象者の回答が記載されたアンケート情報を取得し、取得されたアンケート情報に基づいて前記対象者の複数の健康行動それぞれに関する関心度を判定し、前記対象者の行動を特徴付ける行動特性を判定し、前記対象者の関心度及び行動特性の判定結果に基づいて前記対象者の生活習慣改善を支援する支援情報を前記対象者の対象者装置へ提供する。
第1アンケート情報取得部は、複数の健康行動それぞれに関する質問に対する対象者の回答が記載されたアンケート情報を取得する。健康行動のジャンルが「運動」である場合、アンケートの質問は、例えば、「身体活動(運動、生活活動)の習慣を改善しようと思いますか?」などとすることができる。健康行動のジャンルが「食」である場合、アンケートの質問は、例えば、「食生活の習慣を改善しようと思いますか?」などとすることができる。アンケートの回答欄は、例えば、関心度を数値化できる文言(例えば、「改善するともりはない」、「近いうちに改善するつもりである」、「既に改善に取り組んでいる」など)を使用することができる。
関心度判定部は、第1アンケート情報取得部で取得したアンケート情報に基づいて対象者の健康行動に関する関心度を判定する。これにより、対象者が最も関心がある健康行動のジャンルを抽出することができるので、対象者に対して関心のある健康行動に関連する支援情報を提供できるので、行動変容を一層促すことができる。
本実施の形態の生活習慣改善支援装置は、行動を特徴付ける行動特性毎に、行動に対する意識を特定する複数の質問項目それぞれに対する重み係数が設定された重み係数設定部と、前記複数の質問項目それぞれに対する前記対象者の意識度合いが記載されたアンケート情報を取得する第2アンケート情報取得部とを備え、前記行動特性判定部は、前記複数の質問項目それぞれに対する前記対象者の意識度合い及び前記重み係数に基づいて、前記対象者の行動特性を判定する。
重み係数設定部は、行動を特徴付ける行動特性毎に、行動に対する意識を特定する複数の質問項目それぞれに対する重み係数を設定している。重み係数は、質問項目が行動特性に与える影響度合いを示すものであり、ある質問項目の重み係数が大きいほど、当該質問項目が行動特性に影響を与える度合いが大きいとすることができる。例えば、行動特性が「マイペース」の質問Q1、Q2、…、Qnそれぞれの重み係数をa1、a2、…、anとし、行動特性が「なんでもトライ」の質問Q1、Q2、…、Qnそれぞれの重み係数をb1、b2、…、bnとすることができる。他の行動特性も同様である。重み係数は、予めメモリ等に記録してもよく、あるいは演算で重み付けるように構成してもよい。
第2アンケート情報取得部は、複数の質問項目それぞれに対する対象者の意識度合いが記載されたアンケート情報を取得する。意識度合いは、例えば、数値1〜7を用いて、1は非常に当てはまる、2はあてはまる、3はやや当てはまる、4はどちらともいえない、5はあまり当てはまらない、6は当てはまらない、7は全く当てはまらない、のように区分できる。対象者の質問Q1、Q2、…、Qnそれぞれに対する意識度合いをx1、x2、…、xnとする。
行動特性判定部は、複数の質問項目それぞれに対する対象者の意識度合い及び重み係数に基づいて、対象者の行動特性を判定する。例えば、対象者の行動特性が「マイペース」の場合のクラスター値V1は、V1=a1・x1+a2・x2+…+an・xnで算出することができる。また、対象者の行動特性が「なんでもトライ」の場合のクラスター値V2は、V2=b1・x1+b2・x2+…+bn・xnで算出することができる。他の行動特性も同様である。対象者の行動特性は、算出したクラスター値V1、V2、…の中で最も大きい値を採る行動特性とすることができる。
これにより、対象者が何か行動を起こすときの価値観や意識が具現化された行動特性を抽出することができ、対象者が行動を起こしやすい支援情報を提供できるので、行動変容を一層促すことができる。
本実施の形態の生活習慣改善支援装置は、前記対象者のバイタルデータを取得するバイタルデータ取得部を備え、前記提供部は、前記バイタルデータ取得部で取得したバイタルデータに基づいて前記対象者の生活習慣改善を支援する支援情報を提供する。
バイタルデータ取得部は、対象者のバイタルデータを取得する。バイタルデータは、例えば、血圧、脈拍、脈圧、体重、腹囲、体脂肪率、内脂肪、筋肉量、水分量、BMI、血糖値及び歩数などを含む。バイタルデータは、所定の計測器から近距離無線通信を用いて対象者の対象者装置へ送信してもよく、計測器が表示する値を対象者が読み取って対象者装置に入力してもよい。
提供部は、バイタルデータ取得部で取得したバイタルデータに基づいて対象者の生活習慣改善を支援する支援情報を提供する。これにより、対象者の行動変容の結果として表れた対象者の生活習慣病の状況を判断できる客観的なデータに基づく支援情報を提供することができるので、対象者のさらなる行動変容を促すことができる。
本実施の形態の生活習慣改善支援装置において、前記提供部は、前記対象者に対する生活習慣改善支援の経過期間、前記対象者のバイタルデータの取得時期及び前記支援情報の提供を予定する時期の少なくとも一つに応じて異なる内容の支援情報を提供する。
提供部は、対象者に対する生活習慣改善支援の経過期間、対象者のバイタルデータの取得時期及び支援情報の提供を予定する時期(例えば、四季に区分してもよい)の少なくとも一つに応じて異なる内容の支援情報を提供する。例えば、経過期間(例えば、3か月に亘っての各週単位)、取得時期(例えば、支援期間の途中と終了時など)、四季(春夏秋冬)に適した支援情報を予め準備しておく。予め準備された支援情報の中から、対象者の生活習慣改善時期に応じた支援情報を選定し、選定した支援情報を提供することができる。
これにより、対象者の生活習慣改善活動の時期に合わせて支援情報を提供できるので、対象者の行動変容を促すことができる。
本実施の形態の生活習慣改善支援装置は、前記提供部が提供した支援情報に対する前記対象者の応答の有無又は応答時期に基づいて前記対象者の行動変容度を判定する行動変容判定部を備え、前記提供部は、前記行動変容判定部で判定した行動変容度に基づいて前記対象者に提供する支援情報の伝達を一方向又は双方向に変更する。
行動変容判定部は、提供部が提供した支援情報に対する対象者の応答の有無又は応答時期に基づいて対象者の行動変容度を判定する。行動変容度は、支援情報が対象者に提供されることにより、対象者の健康行動を変容させる度合いを示すものであり、提供された支援情報に対する直接的な反応を含むとともに、提供された支援情報に基づいて対象者が何らかの健康行動をすることによる対象者のバイタルデータの変化も含むことができる。
行動変容度は、例えば、段階的に数値で表すことができ、「行動変容の度合いが悪い(数値:1)」、「行動変容の度合いやや良い(数値:2)」、「行動変容の度合いが良い(数値:3)などとすることができる。応答の有無は、提供された支援情報を対象者が読んでいるか否かを示し、応答時期は、例えば、提供された支援情報を対象者が所定日以内に読んだか否かを示す。例えば、対象者が支援情報を読んだ場合には、行動変容度を+1することができ、対象者が支援情報を読んでいない場合には、行動変容度を−1することができる。
提供部は、行動変容判定部で判定した行動変容度に基づいて対象者に提供する支援情報の伝達を一方向又は双方向に変更する。例えば、行動変容度が大きい(例えば、3)場合には、対象者は提供された支援情報を活用して健康行動を行っていると考えられるので、支援情報を対象者に対して一方向(例えば、コラム形式)で伝達して支援情報の内容を一層詳細にして対象者の行動変容を促すことができる。行動変容度がやや大きい(例えば、2)場合には、対象者は提供された支援情報をある程度は活用して健康行動を行っていると考えられるので、支援情報を対象者に対して双方向(例えば、クイズ形式)で伝達して対象者がクイズに回答できるようにすることで反応しやすい支援情報を提供して対象者の行動変容を促すことができる。
本実施の形態の生活習慣改善支援装置において、前記提供部は、前記行動変容判定部で判定した行動変容度に基づいて健康行動の種類を変更した支援情報を提供する。
提供部は、行動変容判定部で判定した行動変容度に基づいて健康行動の種類を変更した支援情報を提供する。例えば、行動変容度が小さい(例えば、1)場合には、対象者は提供された支援情報を活用していないと考えられるので、健康行動のジャンルを変更した支援情報を提供することで、より関心があると考えられる支援情報を提供でき、対象者の行動変容を促すことができる。
本実施の形態の生活習慣改善支援装置において、前記提供部は、前記行動特性判定部が判定した前記対象者の行動特性に応じて異なる件名を有するチャット形式の支援情報を提供する。
提供部は、行動特性判定部が判定した対象者の行動特性に応じて異なる件名を有するチャット形式の支援情報を提供する。例えば、行動特性が「マイペース」の場合、チャットの件名を「毎日のちょっとした運動で健康改善したいあなたへ」、「あなたの食の常識は間違っているのかも」などとすることができる。行動特性が「なんでもトライ」の場合、チャットの件名を「意外!?効果的な運動方法とは」、「知っていればおいしく食べてより健康に」などとすることができる。行動特性が「努力型」の場合、チャットの件名を「ウォーキングを始めたいあなたへの豆知識のご提供」、「健康を考えて食事を選んでいるあなたへ」などとすることができる。
上述のように、対象者の行動を特徴付ける行動特性の違いに応じて、チャット形式で提供する支援情報の件名を行動特性に適したものに変更することにより、対象者はチャットの件名に引き付けられてチャットの中身も読もうとするので、対象者の行動変容度を高めることができる。
本実施の形態の端末装置は、生活習慣改善支援装置が送信した支援情報を受信する受信部と、前記受信部で受信した支援情報を表示部に表示する表示制御部とを備え、前記表示制御部は、前記支援情報を前記表示部に表示する場合に、前記表示部の所定領域に生活習慣改善支援の対象者の識別情報と生活習慣改善目標とを表示する。
受信部は、生活習慣改善支援装置が送信した支援情報を受信する。表示制御部は、支援情報を表示部に表示する場合に、表示部の所定領域に生活習慣改善支援の対象者の識別情報と生活習慣改善目標とを含む支援情報を表示する。対象者の識別情報(例えば、氏名)と当該対象者の生活習慣改善目標とを表示部の所定領域に表示するので、保健師、管理栄養士、運動指導士、看護師、心理相談員などの指導者(医療従事者)が対象者の指導を開始又は行う際に対象者や指導目標を誤ることを防止できる。
本実施の形態の端末装置は、生活習慣改善支援装置が送信した支援情報を受信する受信部と、前記受信部で受信した支援情報を表示部に表示する表示制御部と、対象者の操作を受け付ける受付部とを備え、前記表示制御部は、前記支援情報のうちの第1の部分を表示し、前記受付部で前記第1の部分に対する操作を受け付けた場合、前記第1の部分以外の他の支援情報を表示する。
受信部は、生活習慣改善支援装置が送信した支援情報を受信する。表示制御部は、受信した支援情報のうち、第1の部分(例えば、件名、要約、コンテンツの冒頭の所定文字部分など)を表示する。対象者の操作を受け付ける受付部で当該第1の部分に対する操作(例えば、第1の部分が表示されている表示部をタッチする操作など)を受け付けた場合、第1の部分以外の他の支援情報を表示する。他の支援情報は、支援情報の詳細を含む支援情報全体とすることができる。これにより、対象者には、件名や要約等だけを表示して、対象者の関心を掻き立てることができ、対象者は支援情報の件名や要約等に引き付けられて支援情報の中身も読もうとするので、対象者の行動変容度を高めることができる。
1 通信ネットワーク
10 対象者装置
11 表示部
12 制御部
13 通信部
14 入力部
15 記憶部
16 インタフェース部
17 表示制御部
18 チャットメッセージ処理部
20 指導者装置
21 表示部
22 制御部
23 通信部
24 入力部
25 記憶部
26 表示制御部
27 チャットメッセージ処理部
40 計測器
50 サーバ
51 制御部
52 通信部
53 関心度判定部
54 行動特性判定部
55 チャット機能提供部
56 配信スケジュール管理部
57 対象者DB
58 支援情報DB
59 重み係数設定部
60 行動変容判定部
100 コンピュータ
101 制御部
102 CPU
103 ROM
104 RAM
105 I/F
106 入力部
107 出力部
108 外部I/F部

Claims (12)

  1. 対象者の複数の健康行動それぞれに関する関心度を判定する関心度判定部と、
    前記対象者の行動を特徴付ける行動特性を判定する行動特性判定部と、
    前記関心度判定部及び前記行動特性判定部の判定結果に基づいて前記対象者の生活習慣改善を支援する支援情報を前記対象者の対象者装置へ提供する提供部と
    を備える生活習慣改善支援装置。
  2. 複数の健康行動それぞれに関する質問に対する前記対象者の回答が記載されたアンケート情報を取得する第1アンケート情報取得部を備え、
    前記関心度判定部は、
    前記第1アンケート情報取得部で取得したアンケート情報に基づいて前記対象者の健康行動に関する関心度を判定する請求項1に記載の生活習慣改善支援装置。
  3. 行動を特徴付ける行動特性毎に、行動に対する意識を特定する複数の質問項目それぞれに対する重み係数が設定された重み係数設定部と、
    前記複数の質問項目それぞれに対する前記対象者の意識度合いが記載されたアンケート情報を取得する第2アンケート情報取得部と
    を備え、
    前記行動特性判定部は、
    前記複数の質問項目それぞれに対する前記対象者の意識度合い及び前記重み係数に基づいて、前記対象者の行動特性を判定する請求項1又は請求項2に記載の生活習慣改善支援装置。
  4. 前記対象者のバイタルデータを取得するバイタルデータ取得部を備え、
    前記提供部は、
    前記バイタルデータ取得部で取得したバイタルデータに基づいて前記対象者の生活習慣改善を支援する支援情報を提供する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の生活習慣改善支援装置。
  5. 前記提供部は、
    前記対象者に対する生活習慣改善支援の経過期間、前記対象者のバイタルデータの取得時期及び前記支援情報の提供を予定する時期の少なくとも一つに応じて異なる内容の支援情報を提供する請求項4に記載の生活習慣改善支援装置。
  6. 前記提供部が提供した支援情報に対する前記対象者の応答の有無又は応答時期に基づいて前記対象者の行動変容度を判定する行動変容判定部を備え、
    前記提供部は、
    前記行動変容判定部で判定した行動変容度に基づいて前記対象者に提供する支援情報の伝達を一方向又は双方向に変更する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の生活習慣改善支援装置。
  7. 前記提供部は、
    前記行動変容判定部で判定した行動変容度に基づいて健康行動の種類を変更した支援情報を提供する請求項6に記載の生活習慣改善支援装置。
  8. 前記提供部は、
    前記行動特性判定部が判定した前記対象者の行動特性に応じて異なる件名を有するチャット形式の支援情報を提供する請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の生活習慣改善支援装置。
  9. 生活習慣改善支援装置が送信した支援情報を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した支援情報を表示部に表示する表示制御部と
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記支援情報を前記表示部に表示する場合に、前記表示部の所定領域に生活習慣改善支援の対象者の識別情報と生活習慣改善目標とを表示する端末装置。
  10. 生活習慣改善支援装置が送信した支援情報を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した支援情報を表示部に表示する表示制御部と、
    対象者の操作を受け付ける受付部と
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記支援情報のうちの第1の部分を表示し、
    前記受付部で前記第1の部分に対する操作を受け付けた場合、前記第1の部分以外の他の支援情報を表示する端末装置。
  11. コンピュータに、
    対象者の複数の健康行動それぞれに関する関心度を判定する処理と、
    前記対象者の行動を特徴付ける行動特性を判定する処理と、
    前記関心度の判定処理及び前記行動特性の判定処理の結果に基づいて前記対象者の生活習慣改善を支援する支援情報を前記対象者の対象者装置へ提供する処理と
    を実行させるコンピュータプログラム。
  12. 複数の健康行動それぞれに関する質問に対する対象者の回答が記載されたアンケート情報を取得し、
    取得されたアンケート情報に基づいて前記対象者の複数の健康行動それぞれに関する関心度を判定し、
    前記対象者の行動を特徴付ける行動特性を判定し、
    前記対象者の関心度及び行動特性の判定結果に基づいて前記対象者の生活習慣改善を支援する支援情報を前記対象者の対象者装置へ提供する生活習慣改善支援方法。
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