JP2006259827A - 健康管理システム - Google Patents

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賢二 岩野
Katsuyuki Kaneko
克幸 金子
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Abstract

【課題】 医療関係者の労力を軽減しつつ、患者に対して継続的な使用を促すことができ、かつセンターサーバの負担を軽減できる健康管理システムを提供する。
【解決手段】 医師用端末300は、所定期間内の生体情報の測定回数に関する条件である測定回数条件を設定する測定回数条件設定手段305と、生体情報に対する異常値範囲を設定する異常値範囲設定手段306を備える。センターサーバ200は、患者用端末100から受信した生体情報を蓄積する記憶手段202と、生体情報と、医師用端末300から受信した測定回数条件および前記異常値範囲に基づいて、アドバイス情報を自動的に作成するためのアドバイス文例設定手段302および定期起動手段203を備える。作成されたアドバイス情報は患者用端末100に送信される。
【選択図】図1

Description

本発明は、医師や看護帥などの医療関係者と、在宅あるいは医療機関内の患者との間で、医療情報や生体情報の交信を行う健康管理システムに関するものである。
高騰する医療費の抑制、および高齢化社会への対応という点から、治療の重視から予防の重視へ医療に対する考え方に変化が起こってきている。すなわち、病気になった後に治療するより、病気になる前に予防することに対する社会的要請が高まっている。かかる予防医療を実現するための一手法として、健康管理システムがある。一般に、健康管理システムは、患者用端末、医師用端末、およびセンターサーバで構成されている。センターサーバを介して患者用端末から受信した生体情報に基づいて医師用端末で患者宛にアドバイス情報を作成し、かつセンターサーバを介して患者用端末へ送信可能である健康管システムが知られている(例えば特許文献1参照)。また、事前にアドバイス情報の雛型を準備し、これを医療関係者の編集、作成に供する事により、医師用端末でのアドバイス情報作成を支援する技術も存在する(例えば特許文献2参照)。
特開2002−83066号公報 特開2004−187761号公報
しかしながら、従来の健康管理システムにおいては、医療機関の人員不足から患者宛にアドバイス情報を作成する時間がとれず、患者に対して十分なアドバイス情報を提供できていないという問題があった。その結果、患者は生体情報を測定しても、それに対する返答がない場合があり、それが健康増進に対する患者の意欲低下を招き、ひいては患者が健康管理システムを使用しなくなるという危機感につながっていた。
また、健康管理システムへの患者の登録数が増大すれば、患者を管理する医療機関の人数も増やす必要があるのだが、医療費抑制という観点ではより合理化を図る方法が求められていた。
さらに、アドバイス情報を健康管理システムで全患者に対して自動的に作成すると、健康管理システムに登録はされているが、健康管理システムを実際には使用していない患者に対してもアドバイス情報が自動的に作成され、センターサーバの測定データ記憶装置の記憶容量を圧迫するという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するためになされたもので、医療関係者の労力を軽減しつつ、患者に対して継続的な使用を促すことができ、かつセンターサーバの負担を軽減できる健康管理システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる健康管理システムは、患者の生体情報を送信する患者用端末と、医師用端末と、通信ネットワークを介して前記患者用端末および前記医師用端末に接続されたセンターサーバとを備える健康管理システムにおいて、前記医師用端末は、予め定められた期間内の前記生体情報の測定回数に関する条件である測定回数条件を設定する測定回数条件設定手段と、前記生体情報に対する異常値の範囲である異常値範囲を設定する異常値範囲設定手段と、前記測定回数条件および前記異常値範囲を前記センターサーバに送信する通信手段とを備え、前記センターサーバは、前記患者用端末から受信した前記生体情報を蓄積する記憶手段と、前記記憶手段に蓄積された前記生体情報と、前記医師用端末から受信した前記測定回数条件および前記異常値範囲とに基づいて、前記患者に対するアドバイス情報を自動的に生成するアドバイス情報生成手段と、前記アドバイス情報を前記患者用端末に対して送信する通信手段とを備え、前記患者用端末は、前記センターサーバから受信した前記アドバイス情報を表示する表示手段を備えることを特徴とした構成を有している。
アドバイス情報とは、診断の範疇に含まれないような患者に対するアドバイスに関する情報である。
生体情報、測定回数条件、および異常値範囲に基づいてセンターサーバが生成したアドバイス情報が、患者用端末の表示手段に表示される。アドバイス情報は、センターサーバのアドバイス情報生成手段によって自動的に生成される。従って、患者が生体情報の測定と測定した生体情報の患者用端末からセンターサーバへの送信を定期的に実行していれば、確実に患者用端末にアドバイス情報が送信され、患者はそのアドバイス情報を閲覧できる。換言すれば、患者が生体情報を定期的に測定し、かつセンターサーバへ送信しているのにもかかわらず、それに対する返答を受けることができないという事態を防止できる。また、アドバイス情報には予め定められた期間内の生体情報の測定回数が反映されている。従って、患者の健康増進および健康管理システムの利用に対する意欲を向上させることができる。
センターサーバのアドバイス情報生成手段は、生体情報、測定回数条件、および異常値範囲に基づいてアドバイス情報を自動的に生成する。換言すれば、医療関係者が医師用端末を操作してセンターサーバに対してアドバイス情報の作成を指示しない場合でも、アドバイス情報が生成されて患者用端末に送信される。従って、医師用端末を管理する医療関係者の労力を軽減し、医療機関の作業の合理化が図ることができる。
例えば、センターサーバは、予め定められた期間毎に前記アドバイス情報生成手段に前記アドバイス情報の生成を実行させる定期起動手段を備える。定期起動手段により一定期間毎に起動されたアドバイス情報生成手段が自動的にアドバイス情報の作成を実行する。
具体的には、上記アドバイス情報生成手段は、前記予め定められた期間内の前記生体情報の測定回数が1回以上である場合に、前記アドバイス情報を自動的に生成する。換言すれば、予め定められた期間内に生体情報の測定が1回も実行されていない場合には、アドバイス情報生成手段はアドバイス情報の作成を実行しない。この構成により、健康管理システムを実際に使用していない患者に対するアドバイス情報、すなわち実際には利用されない不要なアドバイス情報は作成されない。換言すれば、実際に健康管理システムを使用している患者を選択してアドバイス情報が作成される。従って、不要なアドバイス情報を記憶するために、センターサーバの記憶装置の限られた容量を無駄に消費することがなく、センターサーバの負担を軽減できる。
前記アドバイス情報生成手段は、前記予め定められた期間内の前記生体情報の測定回数が1回以上でかつ予め定められた閾値回数未満である場合に、前記生体情報の測定を促す内容のアドバイス情報を自動的に生成することが好ましい。この構成により、適切な頻度で測定を行っていない患者に対して、測定が必要なことを促す事ができる。
また、前記アドバイス情報生成手段は、前記予め定められた期間内の前記生体情報の測定回数が予め定められた閾値回数以上であり、かつ前記生体情報が前記異常値範囲に含まれない場合に、測定結果が順調である内容のアドバイス情報を自動的に生成することが好ましい。この構成により、測定を行っている患者で、その測定値が順調である者に対して、このまま測定を継続してよいという安心感を与えることが可能となる。
さらに、前記アドバイス情報生成手段は、前記予め定められた期間内の前記生体情報の測定回数が予め定められた閾値回数以上であり、かつ前記生体情報が前記異常値範囲に含まれる場合に、測定結果が順調でない内容のアドバイス情報を自動的に生成することが好ましい。この構成により、測定を行っている患者に対して、健康状態に注意が必要なことを伝えることが可能となる。
さらにまた、前記医師用端末の前記異常値範囲設定手段は、前記異常値範囲を前記患者ごとに設定可能であることが好ましい。この構成により、患者の健康状態に応じた異常値範囲の設定が可能となり、個々の患者に対してより正確なアドバイス情報を提供することが可能となる。
前記患者用端末は、前記患者の前記生体情報を測定するセンサをさらに備えることが好ましい。この構成により、患者用端末への測定結果の人為的な入力ミスの可能性を排除できる。その結果、患者の健康状態を正確に検出することができるため、より正確なアドバイス情報を提供することが可能となる。
例えば、前記医師用端末は、前記アドバイス情報を編集する手段をさらに備え、前記医師用端末の前記通信手段は、編集された前記アドバイス情報を前記センターサーバに対して送信し、前記センターサーバの前記記憶手段は、前記医師用端末から受信した複数種類の前記アドバイス情報を記憶し、かつ前記センターサーバの前記アドバイス情報生成手段は、前記生体情報、前記測定回数条件および前記異常値範囲に基づいて、前記記憶手段からいずれか一種類のアドバイス情報を選択する。この構成により、センターサーバで自動的に生成されるアドバイス情報に医師の判断で情報の追加、編集、削除が可能となり、患者に対してよりきめ細かなサービスを提供することができる。
本発明の第2の態様は、患者の生体情報を患者用端末から通信ネットワークを介して受信して蓄積し、前記蓄積した生体情報と、予め定められた期間内の前記生体情報の測定回数に関する条件である測定回数条件と、前記生体情報に対する異常値の範囲である異常値範囲とに基づいて前記患者に対するアドバイス情報を生成し、前記生成したアドバイス情報を前記患者用端末に前記通信ネットワークを介して送信して表示させることを特徴とする、健康管理方法を提供する。
本発明によれば、センターサーバに蓄積された生体情報、測定回数条件、および異常値範囲に基づいて患者に対するアドバイス情報を自動的に作成し、患者用端末に送信して表示させる。その結果、患者が生体情報の測定と測定した生体情報の患者用端末からセンターサーバへの送信を定期的に実行していれば、確実に患者用端末にアドバイス情報が送信される。また、アドバイス情報には予め定められた期間内の生体情報の測定回数が反映されている。従って、患者の健康増進および健康管理システムの利用に対する意欲を向上させることができる。
また、医師用端末を操作してセンターサーバに対してアドバイス情報の作成を指示しない場合でも、アドバイス情報が生成されて患者用端末に送信される。従って、医療関係者の労力を軽減し、医療機関における人件費削減を図ることができる。
さらに、予め定められた期間内の生体情報の測定回数が1回以上である場合にのみ、アドバイス情報の自動生成を実行すれば、実際に健康管理システムを使用していない患者に関する不要なアドバイス情報をセンターサーバが記憶する必要がない。その結果、センターサーバの記憶装置の限られた容量を無駄に消費することがなく、センターサーバの負担を軽減できる。
以上のように、本発明により、医療関係者の労力を軽減しつつ、患者に対して継続的な使用を促すことができ、かつセンターサーバの負担を軽減できる健康管理システムを実現できる。
さらにまた、本発明は、診断内容を除外したアドバイス情報を自動的に作成する事により、システムによる誤診断を防ぐ効果もある。
以下、本発明の実施形態の健康管理システムについて、図面を用いて説明する。
本発明の実施形態の健康管理システムを図1に示す。健康管理システムは、患者が健康管理のために使用する患者用端末100と、医師や看護師などの医療機関の医療関係者が患者の健康状態を閲覧および指導するために使用する医師用端末300と、これら端末を管理するセンターサーバ200を有する。患者用端末100、医師用端末300、およびセンターサーバ200は、通信ネットワーク401を介して互いに接続されている。
次に、患者用端末100、センターサーバ200、および医師用端末300の各々の構成について説明する。
患者用端末100は、生体情報入力手段101、表示手段102、通信手段103、記憶手段104、入力手段105、および制御手段106を備える。患者用端末100は、例えばCPU、RAM、ROM、記憶装置、I/Oなどを備えた電気情報機器と、それにインストールされたソフトウェアにより実現できる。
生体情報入力手段101には、患者の生体情報が手動、または血圧計、体重計、血糖計、体温計などの生体情報測定センサ901(図2参照)から自動で入力される。
図2は、生体情報測定センサ901から患者用端末100の生体情報入力手段101に生体情報の測定値を自動的に転送する場合の構成の一例を示す。生体情報測定センサ901は、生体情報を測定する生体情報測定手段902、測定値をセンサ内で保持する記憶手段903、患者用端末100との通信処理を行い、記憶手段903に記憶された生体情報の測定値を患者用端末100の生体情報入力手段101に転送するセンサ通信手段904を備える。かかる構成とすることにより、生体情報入力時の人為的な入力ミスを防ぐことが可能となる。
表示手段102には患者に対する各種の情報が表示される。特に、表示手段102には、センターサーバ200から受信したアドバイス情報が表示される。表示手段102は、例えば液晶表示装置のような表示装置と、この表示装置の画面上の表示を制御する表示制御手段とを備える。
記憶手段104は、生体情報入力手段101から入力された生体情報や、センターサーバ200から受信したアドバイス情報を含む種々の情報を保持する。
通信手段103は、通信ネットワーク401を介したセンターサーバ200との通信を実行する。この通信には、生体情報の測定値をセンターサーバ200に送信する送信処理、およびセンターサーバ200から対象患者に対するアドバイス情報を受信する受信処理が含まれる。
入力手段105は、患者用端末100に対する操作命令の入力に使用される。例えば、入力手段105は表示手段102の画面上に配置されたタッチパネルからなる。
制御手段106は、患者認証などの他の処理を実行する。
次に、医師用端末300は、生体情報閲覧手段304、アドバイス文例設定手段302、測定回数条件設定手段305、異常値範囲設定手段301、アドバイス情報閲覧手段306、表示手段309、通信手段303、記憶手段307、入力手段308、および制御手段310を備える。医師用端末300は、例えばCPU、RAM、ROM、記憶装置、I/Oなどを備えた一般的なコンピュータと、それにインストールされたソフトウェアにより実現できる。
生体情報閲覧手段304は、センターサーバ200の記憶手段202に保存された患者の生体情報を医師用端末300で閲覧するために必要な処理を実行する。
アドバイス文例設定手段302は、患者に対する複数種類のアドバイス情報の文例(アドバイス文例)を事前に設定する処理および設定済みのアドバイス文例を編集する処理を実行する。アドバイス文例の内容は、診断の範疇に含まれないような患者に対するアドバイスである。
測定回数条件設定手段305は、測定回数条件を事前に設定する処理を実行する。測定回数条件は、予め定められた期間内に患者によって生体情報が実行された回数に関する条件である。具体的には、測定回数条件は、予め定められた期間内の生体情報の測定回数がそれ以上であれば生体情報の測定頻度が十分であると判断され、それ未満であれば生体情報の測定頻度が不十分であると判断される2回以上の回数(閾値回数)を含む。この測定回数条件は、後述するセンターサーバ200のアドバイス文例選択手段205によるアドバイス文例選択処理の際に使用される。
異常値範囲設定手段301は、異常値範囲を設定する処理を実行する。異常値範囲は、患者によって測定されて患者用端末100に入力される生体情報の測定値に対する異常値の範囲である。この異常値範囲も、後述するセンターサーバ200のアドバイス文例選択手段205によるアドバイス文例選択処理の際に使用される。
アドバイス情報閲覧手段306は、センターサーバ200の記憶手段202に保存された患者に対するアドバイス情報を医師用端末300で閲覧するために必要な処理を実行する。
表示手段309には、医療関係者に対してセンターサーバ200に記憶された患者の生体情報を含む各種の情報が表示される。
通信手段303は、通信ネットワーク401を介したセンターサーバ200との通信を実行する。この通信には、アドバイス文例、測定回数条件、異常値範囲などの情報をセンターサーバ200に送信する送信処理、およびセンターサーバ200から患者の生体情報やアドバイス情報を受信する受信処理が含まれる。
記憶手段307は、医師用端末300で設定されたアドバイス文例、測定回数条件、および異常値範囲の一時的記憶や、センターサーバ200から受信した生体情報やアドバイス情報の記憶を行う。
入力手段308は、例えばキーボードやマウスからなり、医師用端末200に対する操作命令の入力に使用される。
制御手段310は、医療関係者の認証などの他の処理を実行する。
センターサーバ200は、記憶手段202、通信手段201、アドバイス文例選択手段205、定期起動手段203、タイマー204、および情報合成手段206を備える。センターサーバ200は、例えばCPU、RAM、ROM、記憶装置、I/Oなどを備えたコンピュータと、それにインストールされたソフトウェアにより実現できる。
記憶手段202は、患者用端末100から受信した生体情報の測定値、医師用端末300から受信した測定回数条件や異常値範囲設定、および医師用端末300から受信した複数種類のアドバイス文例を保持する。
通信手段201は、通信ネットワーク401を介した患者用端末100および医師用端末200との通信を実行する。
アドバイス文例選択手段205は、記憶手段202に蓄積された患者の生体情報、測定回数条件、および異常値範囲に基づいて、患者に対するアドバイス文例の選択を実行する。定期起動手段203は、タイマー204で計時されている時間に基づいて、定期的に、すなわち予め定められた期間毎にアドバイス文例選択手段205を起動させ、アドバイス文例の選択を実行させる。情報合成手段206は、アドバイス文例選択手段205で選択されたアドバイス文例に、患者の名前などの個人情報、期間内に測定された生体情報の平均値、異常値範囲設定から外れた生体情報の測定値に関する詳細情報などを付加する処理を実行する。
制御手段207は、前述の生体情報の平均値の算出などの他の処理を実行する。
以上のように構成された健康管理システムの動作を説明する。
まず、センササーバ200のアドバイス情報作成に関する動作について、図3を用いて説明する。
ステップS3−1において、患者用端末100に対して前回アドバイス情報を送信した後予め定められた期間が経過するまで、ステップS3−2の待機状態となる。一方、ステップS3−1において所定期間が経過すれば、アドバイス文例選択手段205が起動され、ステップS3−3〜S3−13の処理が実行される。この自動アドバイス作成機能の定期的な起動(ステップS3−1,S3−2)は、定期起動手段203とタイマー204により実行される。
ステップS3−3〜S3−13の処理は、主としてアドバイス文例選択手段205により実行される。まず、ステップS3−3において、アドバイス文例選択手段205は、記憶手段202に記憶されている患者に対する所定期間内の生体情報の測定回数、測定値、測定回数条件、および閾値回数を参照する。
次に、ステップS3−4において、期間内の測定回数が1回以上であればステップS3−5に処理が移行する。一方、ステップS3−4において期間内の測定回数が1回以上でない、すなわち前回のアドバイス情報送信から1回も生体情報の測定が実行されていない場合には、ステップS3−5〜S3−13におけるアドバイス情報の作成処理を実行することなく処理が終了する。これによって健康管理システムを実際に使用していない患者に対するアドバイス情報、すなわち実際には利用されない不要なアドバイス情報は作成されない。換言すれば、実際に健康管理システムを使用している患者を選択してアドバイス情報が作成される。従って、不要なアドバイス情報を記憶するために、センターサーバ200の記憶手段202の容量を無駄に消費することがなく、センターサーバ200の負担を軽減できる。
ステップS3−5において測定回数が閾値回数以上の場合、すなわち期間内の測定頻度が十分である場合、ステップS3−6に処理が移行する。一方、ステップS3−5において測定回数が閾値回数未満の場合、すなわち期間内の測定頻度が不十分であれば、ステップS3−10において、アドバイス文例選択手段205は記憶手段202に記憶された複数種類のアドバイス文例のうち、患者に対して生体情報の測定を促す内容のアドバイス文例(以下、アドバイス文例1という)を選択する。図6Aの符号601Aは、測定を催促する旨のアドバイス文例1の一例を示す。
ステップS3−6では、アドバイス文例選択手段205が記憶手段202に記憶された患者に対する異常値範囲を参照する。
次に、ステップS3−7において期間内の生体情報の測定値に異常値範囲に含まれるものがまったくない場合、ステップS3−8において、アドバイス文例選択手段205は、記憶手段202に記憶された複数種類のアドバイス文例のうち、測定結果が順調であり、測定を継続すればよいという内容を患者に対して通知するアドバイス文例(以下、アドバイス文例2という)を選択する。図6Bの符号601Bは、測定継続を知らせるアドバイス文例2の一例を示す。
一方、ステップS3−7において期間内の生体情報の測定値に異常値範囲に含まれるものが1個でも存在する場合、ステップS3−9において、アドバイス文例選択手段205は、記憶手段202に記憶された複数種類のアドバイス文例のうち、測定結果が順調ではなく、注意を払う必要があるという内容を患者に対して通知するアドバイス文例(以下、アドバイス文例3という)を選択する。図6Cの符号601Cは、患者に対し注意を喚起するアドバイス文例3の一例を示す。
次に、ステップS3−11において、情報合成手段206はアドバイス文例選択手段205が選択したアドバイス文例に患者の個人情報(例えば、図6A〜図6Cにおいて符号602で示す患者の名前)を合成する。続いて、ステップS3−12において、情報合成手段206はアドバイス文例選択手段205が選択したアドバイス文例に対して、生体情報の測定に関する詳細な情報を合成する。例えば、図6A〜図6Cにおいて符号603で示す期間の始期および終期がアドバイス文例に合成される。また、測定継続のアドバイス文例1や注意喚起のアドバイス文例3の場合には、図6Bおよび図6Cにおいて符号604で示す測定値の平均値がアドバイス文例に合成される。さらに、注意喚起のアドバイス文例3の場合には、符号605で示す異常範囲に含まれた測定値に関する詳細な情報がアドバイス文例に合成される。アドバイス文例に患者の個人情報と測定情報を合成するとアドバイス情報が完成する。完成したアドバイス情報は、ステップS3−13において記憶手段202に記憶される。
次に、図4を参照して患者用端末100の動作およびそれに関連するセンターサーバ200の動作を説明する。
まず、ステップS4−1において入力手段105により患者がパスワードを入力し、ステップS4−2において制御手段106が入力されたパスワードの認証を行う。ステップS4−2においてパスワードが認証されると、ステップS4−3において通信手段103が通信ネットワーク401を介してセンターサーバ200に対してアドバイス情報の送信要求(アドバイス要求)を送信する。ステップS4−4において、センターサーバ200の通信手段201がアドバイス要求を受信する。続いて、ステップS4−5において、センターサーバ200の記憶手段202に記憶されているステップS4−1,4−2で認証された患者に対するアドバイス情報が取り出され、通信手段201により通信ネットワーク401を介して患者用端末100へ送信される。ステップS4−6において、患者用端末100の通信手段103がアドバイス情報を受信する。
次に、ステップS4−7において、患者用端末100の表示手段102に図5Aに示すGUIを含むメインメニュー画面が表示される。このメインメニュー画面内は、「測定」、「アドバイス」、「データ送受信」、および「終了」の項目606A〜606Cを含む。
ステップS4−8において生体情報取得に対応する「測定」の項目606Aが選択されると、ステップS4−9において生体情報の入力処理が可能となる。この生体情報入力処理では、患者が測定した生体情報が手動で生体情報入力手段101に入力され、あるいは生体情報測定センサ901から自動で生体情報の測定値が生体情報入力手段101に入力される。生体情報入力手段101に入力された生体情報は、いったん記憶手段104に記憶された後、ステップS4−10において通信手段103により通信ネットワーク401を介してセンターサーバ200に送信される。ステップS4−11において、センターサーバ200の通信手段201が生体情報を受信する。通信手段201が受信した生体情報は、ステップS4−12において記憶手段202に格納される。
一方、ステップS4−8において生体情報取得(「測定」の項目606A)が選択されず、かつステップS4−13においてアドバイス情報の閲覧ないしは表示に対応する「アドバイス」の項目606Bが選択されると、ステップS4−14のアドバイス表示処理が実行される。図5Aにおいて「アドバイス」の項目606Bを選択すると、図5Bに示すアドバイス一覧画面が表示手段102に表示される。この例では、アドバイス一覧画面中にそれぞれが別個のアドバイス情報に対応している2つの項目607A,607Bが含まれている。例えば、「測定結果のお知らせ」と標記された項目607Aを選択すると、図6A、図6B、および図6Bに示す3種類のアドバイス情報の表示画面のうちのいずれか1種類が表示手段102に表示される。
図6Aは、前述した測定促進を内容とするアドバイス文例1の表示画面である。この画面中には、符号601Aで示すアドバイス文例1に加え、患者情報602、および測定情報603が含まれている。この図6Aの画面を表示することにより、患者用端末100を操作している患者に対して、生体情報の測定の頻度が不十分であることを知らせ、より頻繁に生体情報の測定を行うよう促すことができる。
図6Bは、前述した測定継続を内容とするアドバイス文例2の表示画面である。この画面中には、符号601Bで示すアドバイス文例2に加え、患者情報602、および測定情報603,604が含まれている。この図6Bの画面を表示することにより、患者に対して、生体情報の測定の頻度は十分で、かつ測定結果も順調であることを知らせ、このまま測定を継続してよいという安心感を与えることができる。
図6Cは、前述した注意喚起を内容とするアドバイス文例3の表示画面である。この画面中には、符号601Cで示すアドバイス文例3に加え、患者情報602、および測定情報603,604が含まれている。また、異常範囲に含まれる測定値に関する詳細情報605が含まれている。この図6Cの画面を表示することにより、患者に対して健康状態に注意を払う必要があることを伝えることができる。
前述の図3のフローチャート(特に、ステップS3−4〜3−10)を参照すれば明らかなように、前回のセンターサーバ200から患者用端末100へのアドバイス情報送信後の所定期間内に1回でも患者が生体情報を測定して患者用端末100に入力していれば、図4のステップS4−14の処理で、患者用端末100の表示手段102に必ずアドバイス情報が表示される。換言すれば、前記の期間内に生体情報の測定とセンターサーバ200への送信を行っているにもかかわらず、それに対する返答を受けることができないという事態は生じない。従って、患者の健康増進および健康管理システムの利用に対する意欲を向上させることができる。
ステップS4−15において、例えば図5Aに示すメインメニュー画面中の「終了」の項目606Cを選択するなどの操作で終了処理が選択されると、患者用端末100の1回の動作が終了する。
次に、図7から図11を参照して、医師用端末300の動作およびそれに関連するセンターサーバ200の動作を説明する。
まず、ステップS7−1において入力手段308により医師がパスワードを入力し、ステップS7−2において制御手段310が入力されたパスワードの認証を行う。ステップS7−2においてパスワードが認証されると、ステップS7−3において医師用端末300の表示手段309にGUIを含むメインメニュー画面が表示される。このメインメニュー画面は、図12A〜図12Eの左側領域に示す6種類のボタン701A〜701Fを含む。
ステップS7−4において、入力手段308によって「生体情報閲覧」のボタン701Aが選択されると、図12Aに示す生体情報閲覧画面が表示手段309に表示される。最初に生体情報閲覧画面が表示された時点では、後述する表703は表示されない。ステップS7−5においてプルダウンメニュー702により患者名が選択されると、ステップS7−6において、生体情報閲覧手段302は、通信手段303に通信ネットワーク401を介してセンターサーバ200に対して生体情報の送信の要求と、生体情報の送信を要求する患者の情報とを送信させる。ステップS7−7において、センターサーバ200の通信手段201が患者情報と共に、送信の要求を受信する。続いて、ステップS7−8において、記憶手段202から該当する患者の生体情報が取り出され、通信手段201により通信ネットワーク401を介して医師用端末200に送信される。ステップS7−9において、医師用端末300の通信手段303が生体情報を受信する。受信された生体情報は、ステップS7−10において表示手段309に表示される。図12Aの例では、プルダウンメニュー702で選択された患者の生体情報が表703の形態で表示手段309に表示されている。
次に、図8を参照して図7のステップS7−11のアドバイス文例設定処理を説明する。まず、図8のステップS8−1において「アドバイス文例」のボタン701Bが選択されると、図12Bに示すアドバイス文例設定画面が表示手段309に表示される。このアドバイス文例設定画面は、アドバイス文例の種別の選択、すなわち測定促進のアドバイス文例1(図6Aの符号601A参照)、測定継続のアドバイス文例2(図6Bの符号601B参照)、および注意喚起のアドバイス文例3(図6Cの符号601C参照)のうちのいずれかを選択するためのラジオボタン705A〜705Cを含む。また、アドバイス文例設定画面はタイトルの表示編集欄706と内容の表示編集欄707を含む。さらに、アドバイス文例設定画面は、操作確定を指示するための確定ボタン708と、操作取り消しを指示するための取り消しボタン709を含む。
ステップS8−2においてラジオボタン705A〜705Cによりいずれかのアドバイス文例が選択され、かつ患者名が選択されると、ステップS8−3においてアドバイス文例設定手段302はそのアドバイス文例が既に作成されているかを確認する。具体的には、医師用端末300の記憶手段307には、各患者について個々のアドバイス文例1〜3が既に設定されているか否かの履歴が記憶されており、アドバイス文例設定手段302はその履歴を参照する。
ステップS8−3において既に作成されたアドバイス文例がある場合には、ステップS8−4においてアドバイス文例設定手段302は、通信手段303にアドバイス文例の送信要求をセンターサーバ200へ送信させる。ステップS8−5において、センターサーバ200の通信手段201が通信ネットワーク401を介して送信要求を受信する。続いて、ステップS8−6において、センターサーバ200の記憶手段202に記憶されている該当するアドバイス文例が取り出され、通信手段201により通信ネットワーク401を介して医師用端末300へ送信される。ステップS8−7において、医師用端末300の通信手段303がアドバイス文例を受信する。ステップS8−8において、センターサーバ200から受信したアドバイス文例の編集が可能となる。受信したアドバイス文例のタイトルや内容が表示編集欄706,707に表示され、医師は表示された内容を入力手段308で自由に編集することができる。換言すれば、医師用端末300における操作により、センターサーバ200で自動的に生成されるアドバイス情報に医師の判断で情報の追加、編集、削除が可能であり、患者に対してよりきめ細かなサービスを提供することができる。
ステップS8−8において、アドバイス文例設定手段302は、通信手段303に編集済みのアドバイス文例をセンターサーバ200へ送信させる。ステップS8−10においてセンターサーバ200の通信手段201がアドバイス文例を受信し、ステップS8−11においてアドバイス文例は記憶手段202に格納される。
一方、ステップS8−3において、既に作成されたアドバイス文例が存在しない場合、ステップS8−12においてアドバイス文例の新規作成処理が可能となる。この場合、何も表示されていない状態の表示編集欄706,707に対して入力手段308により情報を記入する。新規作成されたアドバイス文例は、編集されたアドバイス文例の場合と同様にしてセンターサーバ200に送信され、記憶手段202に格納される(ステップS8−9〜S8−11)。
次に、図9を参照して、図7のステップS7−12の測定回数条件設定処理を説明する。まず、図9のステップS9−1において、「測定回数条件設定」のボタン701Cを選択すると、図12Cに示す測定回数条件設定画面が表示手段309に表示される。この測定回数条件設定画面は、患者名選択用のプルダウンメニュー702と、測定項目毎の期間および回数設定用のプルダウンメニュー710,711を含む。期間は、前回のセンターサーバ200から患者用端末100へのアドバイス情報の送信から次回のアドバイス情報の作成および送信までの期間である。また、回数は前述の閾値回数であり、期間内で生体情報の測定頻度が十分であるか否かの判定基準となる。図12Cの例では、「血圧」、「脈拍」、「体重」、「血糖」、および「体重」の5項目について、期間および回数を設定するためのプルダウンメニュー710,711が設けられている。また、図12Cの画面は、確定ボタン708と、取り消しボタン709を含む。なお、これらの測定項目は一例であり、測定項目は一つ以上あればよく、また前記測定項目以外にも「体脂肪」、「歩数」、「血中酸素飽和濃度」、「ピークフロー」などの測定項目が考えられる。
ステップS9−2においてプルダウンメニュー702により患者名が選択されると、ステップS9−3において測定条件回数設定手段305は、通信手段303に測定回数条件の送信要求を患者情報と共にセンターサーバ200へ送信させる。ステップS9−4において、センターサーバ200の通信手段201が送信要求を受信する。続いて、ステップS9−5において、センターサーバ200の記憶手段202に記憶されている該当する患者の測定回数条件が取り出され、通信手段201により通信ネットワーク401を介して医師用端末300へ送信される。ステップS9−6において、医師用端末300の通信手段303が測定回数条件を受信する。ステップS9−7において、受信した測定回数条件の編集が可能となる。受信した測定回数条件がプルダウンメニュー710,711に表示され、医師は表示された期間や回数(閾値回数)を入力手段308で変更することができる。
ステップS9−8において、測定回数条件設定手段305は、通信手段303に設定済みの測定回数条件をセンターサーバ200へ送信させる。ステップS9−9においてセンターサーバ200の通信手段201が測定回数条件を受信し、ステップS9−10において測定回数条件が記憶手段202に格納される。
以上のように、医師用端末300側の操作でセンターサーバ200に記憶された測定回数条件(期間と閾値回数)を設定できる。従って、医師は個々の患者の健康状態に応じて測定回数条件を設定でき、個々の患者に対してより正確なアドバイス情報を提供できる。
次に、図10を参照して、ステップS7−13の異常値範囲設定処理を説明する。まず、図10のステップS10−1において、「異常値範囲設定」のボタン701Dを選択すると、図12Dに示す異常値範囲設定画面が表示手段309に表示される。この異常値範囲設定画面は、患者名選択用のプルダウンメニュー702、測定項目毎の上限値および下限値の表示編集欄712,713を含む。生体情報の測定値が上限値および下限値で規定される範囲にあれば、前述のセンターサーバ200における生体情報の測定値が異常値範囲に含まれるか否かの判定(図3のステップS3−7)の際に、その生体情報は正常であると判定される。換言すれば、この場合には生体情報の測定値は異常値範囲に含まれないと判定される。一方、生体情報の測定値が上限値よりも大きい場合、または下限値よりも小さい場合には、その生体情報の測定値は異常であると判定される。換言すれば、これらの場合には、生体情報の測定値は異常値範囲に含まれると判定される。図12Dの画面には、確定ボタン708と、取り消しボタン709を含む。
ステップS10−2においてプルダウンメニュー702により患者名が選択されると、ステップS10−3において異常値範囲設定手段301は、通信手段303に異常値範囲の送信要求を患者情報と共にセンターサーバ200へ送信させる。ステップS10−4において、センターサーバ200の通信手段201が送信要求を受信する。続いて、ステップS10−5において、センターサーバ200の記憶手段202に記憶されている該当する患者の異常値範囲が取り出され、通信手段201により通信ネットワーク401を介して医師用端末300へ送信される。ステップS10−6において、医師用端末300の通信手段303が異常値範囲を受信する。ステップS10−7において、受信した異常値範囲(各測定項目の上限値および下限値)が表示欄712,713に表示され、医師は表示された上限値および下限値を入力手段308で変更することができる。
ステップS10−8において、異常値範囲設定手段301は、通信手段303に設定済みの異常値範囲をセンターサーバ200へ送信させる。ステップS10−9においてセンターサーバ200の通信手段201が異常値範囲を受信し、ステップS10−10において異常値範囲が記憶手段202に格納される。
以上のように、医師用端末300側の操作でセンターサーバ200に記憶された異常値範囲を設定できる。従って、医師は個々の患者の健康状態に応じて異常値範囲を設定でき、個々の患者に対してより正確なアドバイス情報を提供できる。
次に、図11を参照して、図7のステップS7−14のアドバイス情報閲覧処理を説明する。まず、図11のステップS11−1において、「アドバイス情報」のボタン701Eが選択されると、図12Eに示すアドバイス情報閲覧画面が表示手段309に表示される。このアドバイス情報閲覧画面は、患者名選択用のプルダウンメニュー702と、アドバイス情報の表示欄715を含む。また、図12Eの画面は、確定ボタン708と取り消しボタン709を含む。
ステップS11−2において、プルダウンメニュー702により患者名が選択されると、ステップS11−3においてアドバイス情報閲覧手段306は、通信手段303にアドバイス情報の送信要求を患者情報と共にセンターサーバ200へ送信させる。ステップS11−4において、センターサーバ200の通信手段201が送信要求を受信する。続いて、ステップS11−5において、センターサーバ200の記憶手段202に記憶されている該当する患者のアドバイス情報が取り出され、通信手段201により通信ネットワーク401を介して医師用端末300へ送信される。ステップS11−6において医師用端末300の通信手段303がアドバイス情報を受信し、ステップS11−7において表示欄715にアドバス情報が表示される。医師は表示欄715に表示されたアドバイス情報を閲覧して過去に患者に対して行ったアドバイス情報を確認し、アドバイス文例の設定(ステップS7−11)、測定回数条件の設定(ステップS7−12)、異常値範囲設定(ステップS7−13)などの処理の参考にできる。
図7のステップS7−15において、「終了」のボタン701Fを選択すれば、医師用端末300における処理が終了する。
以上のように本実施形態の健康管理システムは、医師用端末300に測定回数条件設定手段305、異常値範囲設定手段301、アドバイス文例設定手段302などを設け、センターサーバ200にアドバイス文例選択手段205、定期起動手段203、情報合成手段206などを設けることにより、所定期間中に患者用端末100に入力されてセンターサーバ200に蓄積された生体情報に基づいて、センターサーバ200でアドバイス文を自動的に作成できる。その結果、患者の健康増進に対する意欲向上と医療機関における人件費削減を図ることができる。
また、期間内に患者が生体情報の測定を1回も行っていない場合は、センターサーバ200はアドバイス情報を作成しない。従って、不要なアドバイス情報を記憶するためにセンターサーバ200の記憶手段202の容量を無駄に消費することがなく、センターサーバ200の負担を軽減できる。
本発明の実施形態にかかる健康管理システムのブロック図。 生体情報測定センサのブロック図。 センターサーバの動作説明のためのフローチャート。 患者用端末の動作説明のためのフローチャート。 患者用端末の画面表示(メインメニュー)を示す図。 患者用端末の画面表示(アドバイス一覧)を示す図。 患者用端末に表示されたアドバイス文例(測定促進)を示す図。 患者用端末に表示されたアドバイス文例(測定継続)を示す図。 患者用端末に表示されたアドバイス文例(注意喚起)を示す図。 医師用端末の動作説明のためのフローチャート。 図7のサブルーチン(アドバイス文例設定処理)のフローチャート。 図7のサブルーチン(測定回数条件設定処理)のフローチャート。 図7のサブルーチン(異常値範囲設定処理)のフローチャート。 図7のサブルーチン(アドバイス情報閲覧処理)のフローチャート。 医師用端末の画面表示(生体情報閲覧処理)を示す図。 医師用端末の画面表示(アドバイス文例設定処理)を示す図。 医師用端末の画面表示(測定回数条件設定処理)を示す図。 医師用端末の画面表示(異常値範囲設定処理)を示す図。 医師用端末の画面表示(アドバイス情報閲覧処理)を示す図。
符号の説明
100 患者用端末
200 センターサーバ
300 医師用端末
401 通信ネットワーク
101 生体情報入力手段
102,309 表示手段
103,202,307 記憶手段
104,201,303 通信手段
203 定期起動手段
204 タイマー
205 アドバイス文例選択手段
206 情報合成手段
301 異常値範囲設定手段
302 アドバイス文例設定手段
304 生体情報閲覧手段
305 測定回数条件設定手段
306 アドバイス情報閲覧手段

Claims (11)

  1. 患者の生体情報を送信する患者用端末と、医師用端末と、通信ネットワークを介して前記患者用端末および前記医師用端末に接続されたセンターサーバとを備える健康管理システムにおいて、
    前記医師用端末は、
    予め定められた期間内の前記生体情報の測定回数に関する条件である測定回数条件を設定する測定回数条件設定手段と、
    前記生体情報に対する異常値の範囲である異常値範囲を設定する異常値範囲設定手段と、
    前記測定回数条件および前記異常値範囲を前記センターサーバに送信する通信手段と
    を備え、
    前記センターサーバは、
    前記患者用端末から受信した前記生体情報を蓄積する記憶手段と、
    前記記憶手段に蓄積された前記生体情報と、前記医師用端末から受信した前記測定回数条件および前記異常値範囲とに基づいて、前記患者に対するアドバイス情報を自動的に生成するアドバイス情報生成手段と、
    前記アドバイス情報を前記患者用端末に対して送信する通信手段と
    を備え、
    前記患者用端末は、前記センターサーバから受信した前記アドバイス情報を表示する表示手段を備える
    ことを特徴とする、健康管理システム。
  2. 前記センターサーバは、予め定められた期間毎に前記アドバイス情報生成手段に前記アドバイス情報の生成を実行させる定期起動手段をさらに備える、請求項1に記載の健康管理システム。
  3. 前記アドバイス情報生成手段は、前記予め定められた期間内の前記生体情報の測定回数が1回以上である場合に、前記アドバイス情報を自動的に生成することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の健康管理システム。
  4. 前記アドバイス情報生成手段は、前記予め定められた期間内の前記生体情報の測定回数が予め定められた閾値回数未満である場合に、前記生体情報の測定を促す内容のアドバイス情報を自動的に生成することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の健康管理システム。
  5. 前記アドバイス情報生成手段は、前記予め定められた期間内の前記生体情報の測定回数が予め定められた閾値回数以上であり、かつ前記生体情報が前記異常値範囲に含まれない場合に、測定結果が順調である内容のアドバイス情報を自動的に生成することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の健康管理システム。
  6. 前記アドバイス情報生成手段は、前記予め定められた期間内の前記生体情報の測定回数が予め定められた閾値回数以上であり、かつ前記生体情報が前記異常値範囲に含まれる場合に、測定結果が順調でない内容のアドバイス情報を自動的に生成することを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の健康管理システム
  7. 前記医師用端末の前記異常値範囲設定手段は、前記異常値範囲を前記患者ごとに設定可能であることを特徴する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の健康管理システム。
  8. 前記患者用端末は、前記患者の前記生体情報を測定するセンサをさらに備えることを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の健康管理システム。
  9. 前記医師用端末は、前記アドバイス情報を編集する手段をさらに備え、
    前記医師用端末の前記通信手段は、編集された前記アドバイス情報を前記センターサーバに対して送信し、
    前記センターサーバの前記記憶手段は、前記医師用端末から受信した複数種類の前記アドバイス情報を記憶し、かつ
    前記センターサーバの前記アドバイス情報生成手段は、前記生体情報、前記測定回数条件および前記異常値範囲に基づいて、前記記憶手段からいずれか一種類のアドバイス情報を選択する
    ことを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の健康管理システム。
  10. 患者の生体情報を患者用端末から通信ネットワークを介して受信して蓄積し、
    前記蓄積した生体情報と、予め定められた期間内の前記生体情報の測定回数に関する条件である測定回数条件と、前記生体情報に対する異常値の範囲である異常値範囲とに基づいて前記患者に対するアドバイス情報を生成し、
    前記生成したアドバイス情報を前記患者用端末に前記通信ネットワークを介して送信して表示させる
    ことを特徴とする、健康管理方法。
  11. 前記予め定められた期間内の前記生体情報の測定回数が1回以上である場合に、前記アドバイス情報の生成を実行することを特徴とする、請求項10に記載の健康管理方法。
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