JP2014174775A - 健康支援システム、健康支援方法およびプログラム - Google Patents

健康支援システム、健康支援方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の詳細な状況に即した健康情報が提示され得る健康支援システム、健康支援方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】人の状態に係る各項目に1以上の要素が属し且つ2以上の項目にわたる要素の組合せを各々示す複数の組合せ情報が蓄積され、各組合せ情報に対して健康情報が関連付けられている第1基準情報が記憶部に記憶されており、1以上の数値項目の各項目について一利用者の状態に係る数値が取得され、1以上の別項目の各項目ついて一利用者に係る要素が取得される。各数値項目に複数の値域を示す要素が属している第2基準情報が参照されて、各数値項目について、取得された数値が属する値域を示す要素が認識される。第1基準情報が参照されることで、1以上の別項目について取得された1以上の要素と、1以上の数値項目について認識された1以上の値域を示す要素との組合せに対応する健康情報が検出されて、出力部で可視的に出力される。
【選択図】図4

Description

本発明は、健康支援システム、健康支援方法およびプログラムに関する。
近年、医療の現場では、電子カルテ等による医療情報の管理が進められている。そして、医療機関の利用者としての患者の状態に応じた傷病の状態および対処方法等の情報を提供するシステムが提案されている(例えば、特許文献1,2)。
例えば、特許文献1の技術では、検査および問診に係る結果データーから傷病判定用の判定要素に係る利用者の値が取得されて、利用者の判定フラグ列が生成され、該判定フラグ列と判定条件子とが、判定条件子の優先度順に比較される。そして、判定フラグ列と判定条件子とが一致した場合には、比較が停止され、一致する判定条件子に関連付けられた文章が判定結果として出力される。
また、特許文献2の技術では、利用者による問診等に係る情報入力に応答して認識される1以上の症状要素の全てと組み合わされている1つの疾患名が検出され、該1つの疾患名から複数の対処名が検出される。そして、1つの疾患名と複数の対処名とが組み合わされた疾患対処情報が可視的に出力される。
特開2006−42986号公報 特開2008−102699号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、判定フラグ列と判定条件子とが一致した場合には比較が停止されるため、優先度の順番が相対的に後ろの判定条件子に係る判定結果の情報が得られない。
また、上記特許文献2の技術では、予め用意された選択肢から利用者によって選択された症状の組合せのみから疾患名および対処名が検出されるため、利用者に係る幅広い状況に即した疾患名および対処名等に係る健康情報が得られない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、利用者の詳細な状況に即した健康情報が提示され得る健康支援システム、健康支援方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の態様に係る健康支援システムは、人の状態に係る複数の項目の各項目に1以上の要素が属し、且つ前記複数の項目のうちの2以上の項目にわたる要素の組合せをそれぞれ示す複数の組合せ情報が蓄積され、各前記組合せ情報に対して健康情報が関連付けられている第1基準情報を記憶する記憶部と、前記複数の項目のうちの1以上の数値項目の各項目について一利用者の状態に係る数値を取得し、前記複数の項目のうちの前記1以上の数値項目とは異なる1以上の別項目の各項目ついて前記一利用者に係る要素を取得する取得部と、前記1以上の数値項目の各項目に複数の値域を示す要素が属している第2基準情報を参照することで、前記1以上の数値項目の各項目について、前記取得部で取得された前記数値が属する値域を示す要素を認識する値域認識部と、前記第1基準情報を参照することで、前記取得部によって前記1以上の別項目について取得された1以上の要素と、前記値域認識部によって前記1以上の数値項目について認識された1以上の値域を示す要素との組合せに対応する前記健康情報を検出する検出部と、前記検出部によって検出される前記健康情報を可視的に出力する出力部と、を備える。
第2の態様に係る健康支援システムは、第1の態様に係る健康支援システムであって、サーバーと、該サーバーに対してデーター送受信可能に接続されている端末機器と、を備えており、前記サーバーが、前記記憶部、前記取得部、前記値域認識部および前記検出部を含み、前記端末機器が、前記出力部を含む。
第3の態様に係る健康支援システムは、第1または第2の態様に係る健康支援システムであって、前記複数の組合せ情報が、前記複数の項目のうちの一部の項目にわたる要素の組合せを示す情報を含む。
第4の態様に係る健康支援システムは、第1から第3の何れか1つの態様に係る健康支援システムであって、前記1以上の別項目および前記1以上の数値項目の少なくとも2項目に関し、前記取得部によって各前記別項目について取得された1以上の要素および前記値域認識部によって各前記数値項目について認識された1以上の値域を示す要素の何れか一方の要素について、第1時点と該第1時点よりも後の第2時点との間における要素の相違量をそれぞれ認識する相違量認識部、をさらに備え、前記第1基準情報が、前記1以上の別項目および前記1以上の数値項目にわたる要素の相違量の組合せに対して前記健康情報が関連付けられている情報を含んでおり、前記検出部が、前記第1基準情報を参照することで、前記相違量認識部によって認識された前記少なくとも2項目に関する要素の相違量の組合せに対応する前記健康情報を検出する。
第5の態様に係る健康支援システムは、第4の態様に係る健康支援システムであって、前記取得部によって前記1以上の別項目について取得された1以上の要素と、前記値域認識部によって前記1以上の数値項目について認識された1以上の値域を示す要素との組合せと、該組合せに係る前記要素の相違量の組合せとが関連付けることで経時変化情報を生成し、該経時変化情報を前記記憶部に蓄積する蓄積制御部と、前記記憶部に蓄積されている前記経時変化情報から、前記1以上の別項目についての1以上の要素と、前記1以上の数値項目についての1以上の値域を示す要素との組合せに対して、前記要素の相違量の組合せに係る統計情報を導出する導出部と、前記統計情報に基づく情報を前記検出部によって検出される前記健康情報に対して追加する追加部と、をさらに備える。
第6の態様に係る健康支援システムは、第4の態様に係る健康支援システムであって、前記取得部によって前記1以上の別項目について取得された1以上の要素と、前記値域認識部によって前記1以上の数値項目について認識された1以上の値域を示す要素との組合せと、該組合せに係る前記要素の相違量の組合せとが関連付けることで経時変化情報を生成し、該経時変化情報を前記記憶部に蓄積する蓄積制御部と、前記記憶部に蓄積されている前記経時変化情報から、前記取得部によって前記1以上の別項目について取得された1以上の要素と、前記値域認識部によって前記1以上の数値項目について認識された1以上の値域を示す要素との組合せに対して、前記要素の相違量の組合せに係る統計情報を導出する統計情報導出部と、第1タイミングにおいて前記統計情報導出部によって前記経時変化情報から導出される前記要素の相違量の組合せに係る第1統計情報と、前記第1タイミングよりも後の第2タイミングにおいて前記統計情報導出部によって前記経時変化情報から導出される前記要素の相違量の組合せに係る第2統計情報との関係が、予め設定された関係を満たすか否かを判定する判定部と、前記判定部による判定結果に応じた報知を予め設定された報知部に行わせる報知制御部と、をさらに備える。
第7の態様に係る健康支援システムは、第1から第6の何れか1つの態様に係る健康支援システムであって、予め設定された条件を満たす機器からの信号を受け付ける受付部と、前記検出部によって検出される前記健康情報に対して、前記受付部で受け付けられた信号に応じた付加情報を付加する付加部と、をさらに備え、前記出力部が、前記付加部によって前記付加情報が付加された前記健康情報を可視的に出力する。
第8の態様に係る健康支援システムは、第7の態様に係る健康支援システムであって、前記記憶部が、前記付加情報を記憶し、前記付加部が、前記検出部によって前記健康情報が検出される度に、該健康情報に対して、前記記憶部に記憶されている前記付加情報を付加する。
第9の態様に係る健康支援システムは、第6の態様に係る健康支援システムであって、予め設定された条件を満たす機器からの信号を受け付ける受付部と、前記受付部で受け付けられた信号に応じて、前記第1基準情報に含まれる前記健康情報を更新する更新部と、をさらに備える。
第10の態様に係る健康支援システムは、第1から第9の何れか1つの態様に係る健康支援システムであって、前記取得部が、前記一利用者の状態に係る測定および検査のうちの少なくとも一方の結果を示す情報から、各前記数値項目についての前記一利用者の状態に係る数値を取得する。
第11の態様に係る健康支援システムは、第1から第10の何れか1つの態様に係る健康支援システムであって、前記取得部が、各前記別項目について、複数の選択肢からの一選択肢の選択結果に応じて前記一利用者に係る要素を取得する。
第12の態様に係る健康支援方法は、(a)人の状態に係る複数の項目の各項目に1以上の要素が属し、且つ前記複数の項目のうちの2以上の項目にわたる要素の組合せをそれぞれ示す複数の組合せ情報が蓄積され、各前記組合せ情報に対して健康情報が関連付けられている第1基準情報を、記憶部に記憶する準備ステップと、(b)前記複数の項目のうちの1以上の数値項目の各項目について一利用者の状態に係る数値を取得し、前記複数の項目のうちの前記1以上の数値項目とは異なる1以上の別項目の各項目ついて前記一利用者に係る要素を取得する取得ステップと、(c)前記1以上の数値項目の各項目に複数の値域を示す要素が属している第2基準情報を参照することで、前記1以上の数値項目の各項目について、前記取得ステップで取得された前記数値が属する値域を示す要素を認識する認識ステップと、(d)前記第1基準情報を参照することで、前記取得ステップで前記1以上の別項目について取得された1以上の要素と、前記認識ステップで前記1以上の数値項目について認識された1以上の値域を示す要素との組合せに対応する前記健康情報を検出する検出ステップと、(e)前記検出ステップで検出される前記健康情報を出力部で可視的に出力する出力ステップと、を有する。
第13の態様に係るプログラムは、健康支援システムに含まれる制御部において実行されることにより、前記健康支援システムを、第1から第11の何れか1つの態様に係る健康支援システムとして機能させる。
第1から第11の何れの態様に係る健康支援システムによっても、利用者の詳細な状況に即した健康情報が提示され得る。
第2の態様に係る健康支援システムによれば、利用者は、空間的および時間的な制約に拘わらず、詳細な状況に即した健康情報を得ることができる。
第3の態様に係る健康支援システムによれば、情報の欠落によって健康情報が得られないと言った不具合が生じ難い。
第4の態様に係る健康支援システムによれば、利用者の状態の変化に応じた健康情報が提示され得る。
第5の態様に係る健康支援システムによれば、蓄積された情報に基づいて導出される統計的な情報が提示されるため、利用者はさらに詳しい健康情報を得ることができる。
第6の態様に係る健康支援システムによれば、統計情報の変化に応じた報知によって、より新しい傾向を踏まえた健康情報に更新すべきことが報知され得る。
第7および第8の何れの態様に係る健康支援システムによっても、利用者毎の状況により即した健康情報が提示され得る。
第8の態様に係る健康支援システムによれば、健康情報に更なる情報を付加する作業が簡略化され得る。
第9の態様に係る健康支援システムによれば、統計情報の変化に応じて、より新しい傾向を踏まえた健康情報が提示され得るように健康情報を更新することができる。
第12の態様に係る健康支援方法および第13の態様に係るプログラムの何れによっても、利用者の詳細な状況に即した健康情報が得られる。
一実施形態に係る健康支援システムの概略構成を例示する図である。 データーセンターサーバーの機能的な構成例を示す図である。 病院サーバー、端末機器および管理用機器の機能的な構成例を示す図である。 健康支援システムの健康支援機能に係る機能的な構成例を示す図である。 知識ベースのデーター内容を例示する図である。 知識ベースのデーター内容を例示する図である。 知識ベースのデーター内容を例示する図である。 知識ベースのデーター内容を例示する図である。 知識ベースのデーター内容を例示する図である。 知識ベースのデーター内容を例示する図である。 健康支援動作で表示されるトップ画面を例示する図である。 健康支援動作で表示される検索画面を例示する図である。 健康支援動作で表示される問診画面を例示する図である。 健康支援動作で表示されるデーター入力画面を例示する図である。 健康支援動作で表示されるアドバイス提示画面を例示する図である。 健康支援動作で表示されるデーター照会画面を例示する図である。 健康支援動作で表示されるお知らせ画面を例示する図である。 健康支援動作における処理フローを例示する流れ図である。 健康支援動作における処理フローを例示する流れ図である。 健康支援動作における処理フローを例示する流れ図である。 健康支援動作における処理フローを例示する流れ図である。 健康支援動作における処理フローを例示する流れ図である。 健康支援動作における処理フローを例示する流れ図である。 健康支援動作における処理フローを例示する流れ図である。 健康支援動作における処理フローを例示する流れ図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図面においては同様な構成および機能を有する部分については同じ符号が付されており、下記説明では重複説明が省略される。
<(1)一実施形態>
<(1−1)健康支援システムの概略構成>
図1は、一実施形態に係る健康支援システム1の概略構成を例示する図である。該健康支援システム1は、利用者の状態に応じた健康を支援するための各種情報(健康情報とも言う)を提供する機能(健康支援機能とも言う)を有している。
図1で示されるように、健康支援システム1は、データーセンターサーバー(DCサーバーとも言う)10、病院サーバー20、端末機器30〜50および管理用機器60を備えている。健康支援システム1では、DCサーバー10、病院サーバー20、端末機器30〜50および管理用機器60は、例えば、通信回線NTWを介して、相互にデーター送受信可能に接続されている。通信回線NTWは、有線回線および無線回線の何れであっても良い。具体的には、通信回線NTWは、例えば、インターネット回線等のネットワーク回線を含むものであれば良い。
DCサーバー10は、健康を支援するための各種情報を提供するためのサーバーである。該DCサーバー10は、例えば、健康支援システム1を管理および運営する団体等によって設置されていれば良い。また、DCサーバー10は、例えば、ASP(Application Service Provider)サービスを提供するサーバーであれば良い。そして、DCサーバー10は、個人健康記録(PHR:Personal Health Record)141および知識ベース142を有している。
PHR141は、健康支援システム1の各利用者の健康等に係る状態を示す情報を記憶している。PHR141は、例えば、健康支援システム1の各利用者についての電子カルテの情報(電子カルテ情報とも言う)の少なくとも一部の情報が病院サーバー20の電子カルテデーターベース(電子カルテDBとも言う)241から取得されて構築される。知識ベース142は、PHR141に格納されている各利用者の状態に応じた健康情報を検出するための各種情報を格納している。ここで、健康情報には、例えば、医学的知識に基づいて判断され得る健康状態および利用者に対するアドバイス等と言った人の健康に関する各種情報が含まれれば良い。また、知識ベース142に格納されている各種情報は、例えば、管理用機器60からの入力に応じて生成される。
このようなDCサーバー10では、端末機器40,50からの要求に応じて、各利用者の状態に応じた健康情報が検出される。該健康情報は、例えば、通信回線NTWを介して端末機器40,50に送信され、端末機器40,50において可視的に出力される。
病院サーバー20は、医療機関に設置されているサーバーである。医療機関には、例えば、総合病院および個人病院等といった種々の形態の病院等が含まれ得る。また、病院サーバー20は、電子カルテDB241を有している。電子カルテDB241には、例えば、各利用者についての問診、検査、測定および診察等の結果を示す情報が格納される。ここで、各利用者に係る電子カルテ情報については、医師が、問診の結果を参照しながら必要な検査および診察等を行うことで生成する。なお、病院サーバー20が設置されている医療機関の承認に応じて、DCサーバー10によって電子カルテDB241から各利用者に係る電子カルテ情報の少なくとも一部の情報が取得される。
端末機器30は、例えば、問診における問いを提示し、その問いに対する回答を示す情報の利用者による入力を受け付けて、病院サーバー20に送信する。該端末機器30は、例えば、医療機関等に配されている情報処理機器であれば良い。該情報処理機器は、可搬式のいわゆるタブレット端末等の情報処理機器および固定式の情報処理機器の何れであっても良い。ここでは、例えば、医療機関を訪れた各利用者が端末機器30を用いて問診の問いに対して回答することで、各利用者による問診の回答等を示す情報(問診情報とも言う)が入力される。端末機器30を用いて入力される問診情報は、例えば、通信回線NTWを介して病院サーバー20に送信され、電子カルテDB241に記憶される。このとき、各利用者の問診情報が、対応する各利用者についての電子カルテ情報に記述される。
端末機器40,50は、健康支援システム1の利用者等が使用する端末機器である。これらの端末機器40および端末機器50は、例えば、利用者が所有する、いわゆるスマートフォン等の携帯電話機およびパーソナルコンピューター(パソコンとも言う)の何れであっても良い。ここでは、健康支援システム1の利用者は、端末機器40,50の何れかを用いて、通信回線NTWを経由してDCサーバー10にアクセスすることで、各種の健康情報等を容易に取得することができる。
管理用機器60は、DCサーバー10を管理するための情報処理機器である。該管理用機器60は、例えば、健康支援システム1を管理および運営する団体等によって設置されていれば良い。該情報処理機器は、例えば、パソコン等の各種情報処理機器であれば良い。ここでは、健康支援システム1の管理者が管理用機器60を用いることで、知識ベース142の記憶内容が更新および変更され得る。
<(1−2)健康支援システムの機能的な構成>
<(1−2−1)DCサーバー>
図2は、DCサーバー10の機能的な構成を例示するブロック図である。DCサーバー10は、例えば、パソコンであれば良く、操作部11、表示部12、インターフェース(I/F)部13、記憶部14、入出力(I/O)部15および制御部16を備えている。
操作部11は、例えば、マウスおよびキーボードを含む。表示部12は、例えば、液晶ディスプレイを含む。I/F部13は、例えば、通信回線NTW等を介して病院サーバー20、端末機器30〜50および管理用機器60との間におけるデーターの授受を行う。記憶部14は、例えば、ハードディスク等を含み、プログラムP1、PHR141、知識ベース142および各種データーを格納する。知識ベース142には、第1基準情報としての検出基準情報142aと第2基準情報としての値域基準情報142bとが含まれている。I/O部15は、例えば、ディスクドライブを備え、光ディスク等の記憶媒体D1を受け付けて該記憶媒体D1と制御部16との間におけるデーターの授受を行う。制御部16は、例えば、プロセッサーとして働くCPU16aおよび情報を一時的に記憶するメモリー16b等を含む。該制御部16は、記憶部14に格納されているプログラムP1を読み込んで実行することで、DCサーバー10の各種機能および情報処理等を実現する。そして、制御部16における各種情報処理によって一時的に得られる各種情報は、メモリー16b等に記憶される。このようにして、制御部16においてプログラムP1が実行されることにより、健康支援システム1における健康支援機能が実現される。
<(1−2−2)病院サーバー、端末機器および管理用機器>
図3は、病院サーバー20、端末機器30〜50および管理用機器60の機能的な構成を例示するブロック図である。
病院サーバー20は、例えば、パソコンであれば良く、操作部21、表示部22、I/F部23、記憶部24、I/O部25および制御部26を備えている。操作部21は、例えば、マウスおよびキーボードを含む。表示部22は、各種情報を可視的に出力する部分(出力部とも言う)であり、例えば、液晶ディスプレイ等を含む。I/F部23は、例えば、通信回線NTW等を介してDCサーバー10等との間におけるデーターの授受を行う。記憶部24は、例えば、ハードディスク等を含み、プログラムP2、電子カルテDB241および各種データーを格納する。I/O部25は、例えば、ディスクドライブを備え、光ディスク等の記憶媒体D2を受け付けて該記憶媒体D2と制御部26との間におけるデーターの授受を行う。制御部26は、例えば、プロセッサーとして働くCPU26aおよび情報を一時的に記憶するメモリー26b等を含む。該制御部26は、記憶部24に格納されているプログラムP2を読み込んで実行することで、病院サーバー20の各種機能および情報処理等を実現する。そして、制御部26における各種情報処理によって一時的に得られる各種情報は、メモリー26b等に記憶される。
端末機器30は、病院サーバー20と比較して、例えば、操作部21の構成ならびに制御部26で実行される機能および情報処理が異なっているものの、病院サーバー20とほぼ同様な機能的な構成を有している。ここでは、例えば、操作部21と表示部22とが一体化されたタッチパネルが採用されれば良い。また、制御部26は、記憶部24に格納されているプログラムP3を読み込んで実行することで、端末機器30の各種機能および情報処理等を実現する。
端末機器40は、端末機器30と比較して、例えば、操作部21の構成ならびに制御部26で実行される機能および情報処理が異なっているものの、端末機器30とほぼ同様な機能的な構成を有している。ここでは、操作部21は、例えば、マウスおよびキーボードを含むものであれば良い。また、制御部26では、記憶部24に格納されているプログラムP4が読み込まれて実行されることで、端末機器40の各種機能および情報処理が実現されれば良い。
端末機器50は、端末機器30と比較して、例えば、制御部26で実行される機能および情報処理が異なっているものの、端末機器40とほぼ同様な機能的な構成を有している。ここで、制御部26では、記憶部24に格納されているプログラムP5が読み込まれて実行されることで、端末機器50の各種機能および情報処理が実現されれば良い。
管理用機器60は、病院サーバー20と比較して、例えば、制御部26で実行される機能および情報処理が異なっているものの、病院サーバー20とほぼ同様な機能的な構成を有している。ここで、制御部26では、記憶部24に格納されているプログラムP6が読み込まれて実行されることで、管理用機器60の各種機能および情報処理が実現されれば良い。
<(1−2−3)健康支援機能に係る機能的な構成>
図4は、健康支援システム1の主要な構成を示すブロック図である。図4では、健康支援機能に係る機能的な構成が示されている。
図4で示されるように、記憶部14には、PHR141、知識ベース142、テキスト情報143、経時変化情報144、統計情報145および付加情報146が格納される。DCサーバー10の制御部16は、プログラムP1の実行によって実現される構成として、例えば、各種機能部を備えている。ここで、各種機能部には、データー取得部161、値域認識部162、組合せ決定部163、健康情報検出部164、出力制御部165、相違量認識部166、蓄積制御部167、統計情報導出部168、情報追加部169および変化判定部170が含まれている。また、各種機能部には、報知制御部171、信号受付部172、情報付加部173、記憶制御部174および情報更新部175が含まれている。端末機器40,50の制御部26は、プログラムP4,P5の実行によって実現される構成として、例えば、表示制御部261および送信制御部262を備えている。
<(1−2−3−1)記憶部に格納される各種情報>
PHR141は、例えば、利用者毎に、問診、検査、測定および診察等に係る結果を示す情報を格納している。
知識ベース142は、上述したように検出基準情報142aおよび値域基準情報142bを記憶している。
値域基準情報142bは、値域認識部162において、利用者の状態に係る数値が複数の値域の何れに該当するのかが認識される際に基準とされる情報である。具体的には、値域基準情報142bにおいては、人の状態に係る複数の項目のうちの1以上の数値項目の各項目に複数の値域を示す要素が属している。ここで、1以上の数値項目は、例えば、検査および測定等によって得られる数値に係る項目であれば良い。
図5から図8は、値域基準情報142bの記憶内容を例示する図である。図5から図8で示されるように、1以上の数値項目には、例えば、年齢および身長等と言った利用者属性に係る項目、ならびに体重および体脂肪率等と言った体重および体組成に係る項目等が含まれる。また、1以上の数値項目には、収縮期の血圧(最高血圧とも言う)および拡張期の血圧(最低血圧とも言う)等と言った血圧に係る項目、ならびに総コレステロール、HDL、中性脂肪、血糖値およびγ−GTP等と言った血液生化学に係る項目等が含まれる。そして、例えば、図5で示されるように、数値項目としての年齢には、複数の値域を示す要素としての「20未満」「20〜40」「40〜60」「60〜80」および「80以上」が属している。なお、図5には、利用者属性に係る項目として性別が示されているが、該性別は、1以上の数値項目とは異なる1以上の別項目に含まれれば良い。
なお、値域基準情報142bは、例えば、リレーショナルデーターベース(RDB)の方式で記述されても良いし、XMLで記述されても良い。
検出基準情報142aは、健康情報検出部164において利用者の状態に応じた健康情報が検出される際に基準とされる情報である。具体的には、検出基準情報142aには、人の状態に係る複数の項目の各項目に1以上の要素が属し、且つ該複数の項目のうちの2以上の項目にわたる要素の組合せをそれぞれ示す複数の組合せを示す情報(要素組合せ情報とも言う)が蓄積されている。なお、要素組合せ情報には、例えば、複数の項目のうちの一部の項目にわたる要素の組合せを示す情報が含まれていても良い。また、検出基準情報142aにおいては、各要素組合せ情報に対して健康情報に係る要素が関連付けられている。
図9は、検出基準情報142aの記憶内容を例示する図である。図9には、組合せ1および組合せ2と言った2つの要素組合せ情報が例示されている。ここでは、各要素組合せ情報は、利用者属性に係る3項目、体重体組成に係る2項目、血圧に係る2項目、血液生化学に係る5項目および問診に係る9項目の合計21項目にわたる要素の組合せを示す。なお、利用者属性に係る項目としての性別には、「男性」および「女性」の何れかが要素として属している。また、問診に係る9項目は、9つの質問に係る項目であれば良い。そして、問診に係る9項目には、「はい」および「いいえ」の何れかの回答が要素として属している。なお、問診に係る各項目に対する回答は、「はい」および「いいえ」に限られず、例えば、頻度に係る値域等と言った複数の選択肢のうちの1つの選択肢であっても良い。
また、図9で示されるように、各要素組合せ情報には、健康情報に係る2項目についての要素が関連付けられている。健康情報に係る2項目には、健康状態およびアドバイスが含まれており、健康状態およびアドバイスに係る要素が属している。図9では、健康状態に係る要素として、要素1bおよび1eが示されており、アドバイスに係る要素として、要素1A,1Fが示されている。そして、例えば、健康状態およびアドバイスに係る各要素に対応するテキスト情報が、テキスト情報143に格納されていれば良い。具体的には、例えば、各要素1b,1e,1A,1Fに対応するテキスト情報が、テキスト情報143に格納されていれば良い。
なお、検出基準情報142aは、例えば、リレーショナルデーターベース(RDB)の方式で記述されても良いし、XMLが用いられて記述されても良いし、要素組合せ情報毎にCSV形式で記述されても良い。
また、図10で示されるように、検出基準情報142aには、複数の項目のうちの1以上の数値項目とは異なる1以上の別項目および1以上の数値項目にわたる要素の相違量の各組合せに対して健康情報に係る要素が関連付けられている情報が含まれていても良い。図10では、体重体組成に係る2項目、血圧に係る2項目および血液生化学に係る5項目を含む数値項目に係る9項目について、値域を示す要素の相違量の組合せが、数値の列としてのパスの差分(パス差分とも言う)で示されている。ここでは、値域を示す要素の相違量が、値域の離間量としての0,1,2,3,4,5で示されている。
具体的には、図10では、一例として、8番目の項目としての血糖値の項目以外の項目については、値域を示す要素の相違量が0であり、血糖値の項目については、値域を示す要素の相違量がそれぞれ0,1,2,3,4とされたパス差分が示されている。さらに、血糖値の項目についての値域を示す要素の相違量が0,1,2,3,4である各パス差分には、健康情報としての差分に係るコメントを示す要素として、要素Dc0〜Dc2が関連付けられている。そして、例えば、各要素Dc0〜Dc2に対応するテキスト情報が、テキスト情報143に格納されていれば良い。
経時変化情報144は、要素の組合せと、該要素の組合せに対応する要素の相違量の組合せとが関連付けられた情報である。該経時変化情報144は、例えば、蓄積制御部167によって記憶部14に蓄積される。また、統計情報145は、要素の組合せ毎の、要素の相違量の組合せに係る統計的な情報である。該統計情報145は、例えば、統計情報導出部168によって導出される。また、付加情報146は、健康情報検出部164によって検出される健康情報に対して、信号受付部172で受け付けられた信号に応じて付加される付加情報である。該付加情報146は、例えば、利用者を担当する医師が病院サーバー20において操作部21を種々操作することで、入力されれば良い。
<(1−2−3−2)DCサーバーの機能的な構成>
データー取得部161は、1以上の数値項目の各項目について、一利用者の状態に係る数値を取得し、1以上の数値項目とは異なる1以上の別項目の各項目について、該一利用者に係る要素を取得する。一利用者に係る数値および要素は、例えば、データー取得部161によって、PHR141から取得されれば良い。ここで、データー取得部161によって、例えば、PHR141に格納されている、一利用者の状態に係る測定および検査のうちの少なくとも一方の結果を示す情報から、各数値項目についての一利用者の状態に係る数値が取得されれば良い。なお、各数値項目についての一利用者の状態に係る数値のうち、利用者属性に係る2項目である年齢および身長に係る数値については、例えば、一利用者によって端末機器30が操作されることで入力されたものであれば良い。
また、各別項目については、データー取得部161によって、例えば、複数の選択肢からの一選択肢の選択結果に応じて電子カルテDB241を介してPHR141に格納されている一利用者に係る要素が取得されれば良い。複数の選択肢は、例えば、端末機器30の表示部22に表示される問診に係る選択肢であれば良く、一利用者によって端末機器30が操作されることで、複数の選択肢のうちの一選択肢が選択されれば良い。
値域認識部162は、値域基準情報142bを参照することで、1以上の数値項目の各項目について、データー取得部161で取得される数値が属する値域を示す要素を認識する。ここでは、例えば、利用者属性に係る2項目、体重体組成に係る2項目、血圧に係る2項目および血液生化学に係る5項目を含む11項目について、データー取得部161で取得された数値が、値域基準情報142bで示される何れの値域に含まれるのかが認識される。具体的には、例えば、血液生化学に係る項目である血糖値の数値が133である場合、図8で示される血糖値に係る5つの値域を示す要素から、133が属する値域を示す要素である120〜140が認識される。
組合せ決定部163は、データー取得部161によって1以上の別項目について取得された1以上の要素と、値域認識部162によって1以上の数値項目について認識された1以上の値域を示す要素との組合せを、一利用者の状態を示す要素の組合せとして決定する。ここで、1以上の別項目には、例えば、利用者属性に係る1項目としての性別および問診に係る9項目が含まれる。また、1以上の数値項目には、例えば、利用者属性に係る2項目、体重体組成に係る2項目、血圧に係る2項目および血液生化学に係る5項目が含まれる。
健康情報検出部164は、検出基準情報142aを参照することで、組合せ決定部163によって決定された一利用者の状態を示す要素の組合せに対応する健康情報を検出する。例えば、検出基準情報142aに格納されている複数の要素組合せ情報から、一利用者の状態を示す要素の組合せと合致する要素の組合せを含む要素組合せ情報が検出される。そして、検出された要素組合せ情報に関連付けられている健康情報に係る要素が検出基準情報142aから検出され、該健康情報に係る要素に含まれる健康状態およびアドバイスに係る要素に対応するテキスト情報が、テキスト情報143から検出される。これにより、一利用者の状態を示す要素の組合せに対応する、健康状態およびアドバイスを含む健康情報が検出される。なお、検出基準情報142aに格納されている複数の要素組合せ情報に、複数の項目のうちの一部の項目にわたる要素の組合せを示す情報が含まれている場合は、検査および問診等の全項目について利用者に係る要素が揃っていなくても、健康情報が検出され得る。
また、健康情報検出部164は、検出基準情報142aを参照することで、相違量認識部166によって認識される一利用者の状態を示す要素の相違量の組合せに対応する健康情報を検出する。要素の相違量の組合せは、複数の項目のうちの少なくとも2項目に関する要素の組合せであれば良い。例えば、検出基準情報142aに格納されている複数のパス差分から、一利用者に係る要素の相違量の組合せと合致するパス差分が検出される。そして、検出されたパス差分に関連付けられている、健康情報としての差分に係るコメントを示す要素が検出され、該差分に係るコメントを示す要素に対応するテキスト情報が、テキスト情報143から検出される。これにより、一利用者に係る要素の相違量の組合せに対応する差分に係るコメントを含む健康情報が検出される。
出力制御部165は、通信回線NTWを介した、病院サーバー20、端末機器30〜50および管理用機器60へのデーターの出力を制御する。例えば、出力制御部165によって、健康情報検出部164によって検出された健康情報が、通信回線NTWを介して、端末機器40,50に出力される。これにより、端末機器40,50では、一利用者の詳細な状況に即した健康情報が提示され得る。また、端末機器40,50では、要素の相違量の組合せに対応する健康情報の提示によって、一利用者の状態の変化に応じた健康情報も提示され得る。
相違量認識部166は、1以上の別項目および1以上の数値項目の少なくとも2項目に関し、第1時点と第2時点との間における要素の相違量を認識する。第2時点は第1時点よりも後の時点であれば良い。ここでは、各別項目に関する要素の相違量は、データー取得部161で各別項目について取得される第1時点に係る要素と第2時点に係る要素との相違量であれば良い。また、各数値項目に関する要素の相違量は、値域認識部162で各数値項目について認識される第1時点に係る値域を示す要素と第2時点に係る値域を示す要素との相違量であれば良い。
例えば、PHR141に格納される、第1時点における値域を示す要素と、第2時点における値域を示す要素との相違量が、値域の離間量としての−5〜5の整数の形式で認識される。具体的には、例えば、一利用者に係る数値項目である血糖値について、第1時点における値域が160以上であった場合、第2時点における値域が140〜160であれば、値域が1つ下の値域になっており、要素の相違量が−1と認識される。また、第2時点における値域が120〜140であれば、値域が2つ下の値域になっており、要素の相違量が−2と認識される。一方、第1時点における値域が100未満であった場合、第2時点における値域が100〜120であれば、値域が1つ上の値域になっており、要素の相違量が+1と認識される。また、第2時点における値域が120〜140であれば、値域が2つ上の値域になっており、要素の相違量が+2と認識される。
蓄積制御部167は、データー取得部161で1以上の別項目について取得される1以上の要素と、値域認識部162で1以上の数値項目について認識される1以上の値域を示す要素との組合せと、該組合せに係る要素の相違量の組合せとを関連付ける。これにより、経時変化情報144が生成される。つまり、該経時変化情報144は、データー取得部161によって1以上の別項目について取得される1以上の要素と、値域認識部162によって1以上の数値項目について認識される1以上の値域を示す要素とに係る経時的な変化を示す情報である。そして、蓄積制御部167によって、経時変化情報144が記憶部14に蓄積される。ここでは、要素の相違量は、相違量認識部166によって認識されたものであれば良い。
統計情報導出部168は、記憶部14に蓄積された経時変化情報から、1以上の別項目についての1以上の要素と、1以上の数値項目についての1以上の値域を示す要素との組合せに対して、要素の相違量の組合せに係る統計情報145を導出する。ここでは、例えば、要素の各組合せに対して、所定期間経過後における要素の組合せとの間における要素の相違量の平均値が導出されても良いし、あるいは特定の疾患に罹患する確率(罹患率とも言う)が導出されても良い。特定の疾患は、例えば、糖尿病等であれば良い。罹患率は、例えば、予め設定された特定の数値項目に係る或る時点における要素と該或る時点から所定期間経過後における要素との間における要素の相違量を示す要素から、特定の数値項目に係る要素が所定期間経過後に所定要素に到達する確率として導出され得る。特定の数値項目は、例えば、血糖値等であれば良い。所定要素は、例えば、140以上等と言った予め設定された値域を示す要素であれば良い。所定期間は、例えば、1年間、3年間、5年間および10年間等と言った予め設定された期間であれば良い。なお、統計情報導出部168による統計情報145の導出は、例えば、PHR141に情報が追加されるタイミングおよび予め設定されたタイミングの少なくとも一方のタイミングで行われれば良い。予め設定されたタイミングは、例えば、1日間、1週間、1ヶ月間および1年間等と言った所定の期間が経過する毎のタイミングであれば良い。
ここで導出される統計情報145は、記憶部14に記憶される。これにより、今後の予測としての統計情報145が準備される。ところで、このような統計情報145については、例えば、問診情報等が利用されて、生活習慣が維持された場合についての統計情報145と、生活習慣が改善された場合についての統計情報145とが導出されても良い。ここで、生活習慣としては、例えば、食事制限の有無等が考えられ得る。
情報追加部169は、統計情報145に基づく情報を、健康情報検出部164によって検出される健康情報に対して追加する。ここで、統計情報145に基づく情報は、例えば、統計情報145のうち、組合せ決定部163で決定された一利用者の状態を示す要素の組合せに対応する統計的な情報であれば良い。なお、統計情報145に基づく情報が付加された健康情報は、例えば、出力制御部165によって、通信回線NTWを介して、端末機器40,50へ出力される。これにより、端末機器40,50では、蓄積された情報に基づいて導出される統計的な情報が表示部22において提示される。その結果、利用者はさらに詳しい健康情報を得ることができる。
変化判定部170は、統計情報導出部168によって導出される統計情報145の経時的な変化量が所定量以上であるか否かを判定する。変化判定部170では、第1タイミングにおける経時変化情報144から導出される第1統計情報145と、第2タイミングにおける経時変化情報144から導出される第2統計情報145との関係が、予め設定された関係を満たすか否かが判定される。ここで、第2タイミングは、第1タイミングよりも後のタイミングであれば良い。第1統計情報145は、第1タイミングにおいて記憶部14に蓄積されている経時変化情報144から統計情報導出部168によって導出される要素の相違量の組合せに係る統計的な情報であれば良い。また、第2統計情報145は、第2タイミングにおいて記憶部14に蓄積されている経時変化情報144から統計情報導出部168によって導出される要素の相違量の組合せに係る統計的な情報であれば良い。
ここで、予め設定された関係としては、例えば、所定期間が経過する前後における1以上の数値項目に係る要素の相違量についての平均値の差が、所定値以上である関係が採用され得る。所定期間は、例えば、1年間、3年間、5年間および10年間等と言った予め設定された期間であれば良い。要素の相違量は、例えば、値域の離間量であれば良い。所定値は、例えば、1等の予め設定された値であれば良い。また、予め設定された関係として、例えば、1以上の特定の数値項目に係る要素が所定期間経過後に所定要素に到達する確率の差が、所定値以上である関係が採用されても良い。1以上の特定の数値項目は、例えば、血糖値等であれば良い。所定要素は、例えば、予め設定された値域を示す要素であれば良い。なお、所定期間は、例えば、1年間、3年間、5年間および10年間等と言った予め設定された期間であれば良い。所定値は、例えば、1%等と言った予め設定された数値であれば良い。
報知制御部171は、変化判定部170による判定結果に応じた報知を予め設定された報知部に行わせる。ここで、変化判定部170による判定結果に応じた報知としては、例えば、変化判定部170によって第1統計情報145と第2統計情報145との関係が予め設定された関係を満たすものと判定された結果を示す報知であれば良い。また、報知部は、例えば、管理用機器60の表示部22であれば良い。これにより、統計情報145の変化に応じた報知によって、より新しい傾向を踏まえた健康情報に更新すべきことが報知され得る。その結果、例えば、健康支援システム1の管理者が、統計情報145の変化に応じて検出基準情報142a内の健康情報を更新すべきことを認識することができる。
信号受付部172は、予め設定された条件を満たす機器からの信号を受け付ける。予め設定された条件を満たす機器としては、例えば、病院サーバー20および管理用機器60等が挙げられる。予め設定された条件は、例えば、特定の識別情報の入力等と言った条件であれば良い。
情報付加部173は、健康情報検出部164によって検出される健康情報に対して、信号受付部172で受け付けられた信号に応じた情報(付加情報とも言う)を付加する。該付加情報が付加された健康情報は、例えば、出力制御部165によって、通信回線NTWを介して、端末機器40,50へ出力される。ここで、付加情報は、例えば、病院サーバー20において医師が入力する一利用者に対するコメント等の情報であれば良い。これにより、端末機器40,50において、利用者毎の状況により即した健康情報が提示され得る。また、一利用者に対する付加情報は、例えば、記憶制御部174の制御によって、記憶部14に付加情報146として記憶される。付加情報146には、例えば、各利用者に対する付加情報が格納される。そして、情報付加部173は、健康情報検出部164によって一利用者に対する健康情報が検出される度に、該健康情報に対して、記憶部14に記憶されている付加情報146のうちの一利用者に係る付加情報を付加する。これにより、例えば、医師からのコメントに変更がない場合には、医師による入力操作の簡略化が図られ得る。すなわち、健康情報に更なる情報を付加する作業が簡略化され得る。
情報更新部175は、信号受付部172で受け付けられた信号に応じて、検出基準情報142aに含まれる健康情報を更新する。例えば、報知部としての管理用機器60の表示部22における報知を視認した健康支援システム1の管理者が、検出基準情報142a内の健康情報を更新する態様が考えられる。これにより、例えば、統計情報145の変化に応じて、より新しい傾向を踏まえた健康情報が提示されるように健康情報が更新され得る。
<(1−2−3−3)端末機器の機能的な構成>
表示制御部261は、表示部22における各種情報の可視的な出力を制御する。ここで、各種情報には、例えば、DCサーバー10から通信回線NTWを介して端末機器40,50に入力される健康情報が含まれる。ここで、例えば、情報付加部173によって健康情報に付加情報が付加されていれば、表示制御部261の制御によって、付加情報が付加された健康情報が表示部22において可視的に出力される。また、例えば、情報追加部169によって統計情報145に基づく情報が健康情報に追加されていれば、表示制御部261の制御によって、統計情報145に基づく情報が付加された健康情報が表示部22において可視的に出力される。
送信制御部262は、端末機器40,50の操作部21の利用者による操作に応じて入力された情報(入力情報とも言う)のDCサーバー10への送信を制御する。ここでは、例えば、送信制御部262によって、入力情報が通信回線NTWを介してDCサーバー10に送信され、該入力情報が記憶制御部174によって記憶部14に記憶される。ここで、入力情報としては、例えば、家庭等において利用者自身が各種機器を用いて測定することで得られた利用者の状態についての各種数値を示す情報が挙げられる。各種数値としては、例えば、血圧および血糖値等に係る数値が挙げられる。
<(1−3)健康支援動作における画面の遷移>
本実施形態では、健康支援システム1の利用者が端末機器40,50を用いて、通信回線NTWを経由してDCサーバー10にアクセスすることで、健康支援機能に係る動作(健康支援動作とも言う)が実行される。ここで、健康支援動作において、端末機器40,50の表示部22に表示される画面およびその遷移について説明する。なお、ここでは、糖尿病に関する健康支援を行う例に挙げて説明する。
図11から図17は、健康支援動作において端末機器40,50の表示部22に表示される画面を例示する図である。
図11は、端末機器40,50においてDCサーバー10にアクセスした際に最初に表示されるトップ画面Tp1を模式的に例示する図である。トップ画面Tp1では、健康支援システム1が提供する健康支援に関するサービスの内容が紹介されている。また、トップ画面Tp1では、マウスポインターM1によって、ボタンBT1の押下あるいはテキストリンクTL1の指定が行われると、表示部22に表示される画面が、糖尿病の危険度をチェックするための質問事項を提示する画面に移行する。このとき、その画面上で質問事項に対する回答が利用者によって入力されると、糖尿病の危険度が判定され、その判定結果が表示され得る。また、トップ画面Tp1では、利用者によって、例えば、ボタンBT2がマウスポインターM1で押下されると、表示部22に表示される画面が、図12で示されるような医療機関を検索するための画面(検索画面とも言う)Pr1に移行する。これにより、糖尿病の危険度に係る判定結果に応じて、利用者が、自らの状態に応じた医療機関を探して、その医療機関で診察を受けることが可能となる。
また、医療機関における受診の際、あるいは問診、検査および診察等が終了した後に、利用者によって、トップ画面Tp1のログイン欄Li1に、利用者の識別情報としてのログインIDおよびパスワードが記入されて、ログインボタンが押下されると、健康支援に関するサービスの提供が受けられる状態となるログインが行われる。該ログインによって、端末機器40,50の利用者が特定され得る。ログインIDおよびパスワードは、例えば、健康支援システム1に参加している医療機関から利用者に付与される。そして、医療機関の受診時あるいは受診後において、各端末機器30〜50においてログインが行われることで、表示部22に表示される画面が、図13で示されるような問診を行う画面(問診画面とも言う)Pg1に移行する。例えば、医療機関における受診の際には、診察に先立って行われる問診における回答が、タブレット等の端末機器30から通信回線NTWを介して病院サーバー20に送信され、電子カルテDB241に記憶される。また、医療機関における受診の後には、問診に対し、利用者によって、自身の状態の変化に応じた新たな回答が、スマートフォン等の端末機器50を介して入力され得る。なお、トップ画面Tp1において、ログインが行われた後に、ボタンBT3がマウスポインターM1で押下されても、問診画面Pg1に移行する。
図12は、検索画面Pr1を模式的に例示するための図である。検索画面Pr1では、所望の都道府県名のテキストリンク等がマウスポインターM1で指定されることで、該所望の都道府県における糖尿病を専門とする医療機関が表示される。これにより、利用者は、最寄りの糖尿病を専門とする医療機関を把握することができる。また、検索画面Pr1では、右下部のボタンTb1がマウスポインターM1で押下されると、表示部22に表示される画面が、トップ画面Tp1に戻る。また、検索画面Pr1では、右下部のボタンRb1がマウスポインターM1で押下されると、検索結果あるいは検索途中の情報がクリアされて、表示部22に表示される画面が、検索画面Pr1の初期画面に戻る。
図13は、問診画面Pg1を模式的に例示するための図である。問診画面Pg1では、問診に係る各質問に対して、マウスポインターM1で「いいえ」を示すラジオボタンN1および「はい」を示すラジオボタンY1の何れか一方を択一的に選択することができる。ここで、各質問は、例えば、検出基準情報142aにおける問診に係る9項目に対応するものであれば良い。該問診画面Pg1において、各質問に対してラジオボタンN1,Y1の何れか一方が選択された状態で、左下部のボタンCh1がマウスポインターM1で押下されると、問診に係る各質問に対する回答が入力される。このとき、例えば、医療機関における受診の際には、問診画面Pg1上における問診に係る各質問に対する回答を示す問診情報が電子カルテDB241に格納される。これにより、電子カルテDB241に問診情報が容易に記憶され得る。また、例えば、医療機関における問診、検査および診察等が終了した後であれば、問診画面Pg1上における問診に係る各質問に対する回答を示す問診情報がPHR141に格納される。
なお、問診画面Pg1では、左下部のボタンRe1がマウスポインターM1で押下されると、各質問に対してラジオボタンN1,Y1の何れか一方が選択されている状態がリセットされる。このとき、例えば、リセットによって、全質問に対してラジオボタンY1またはラジオボタンN1が選択された状態とされれば良い。また、問診画面Pg1では、右下部のボタンLo1がマウスポインターM1で押下されると、健康支援に関するサービスの提供が受けられる状態が解除されるログオフがなされ、表示部22に表示される画面が、トップ画面Tp1に戻る。
また、問診画面Pg1では、上部のボタンB2〜B5のうちの何れか1つのボタンがマウスポインターM1で指定されると、表示部22に表示される画面が、指定されたボタンに対応する画面Pg2〜Pg5に移行する。具体的には、例えば、ボタンB2がマウスポインターM1で指定されると、表示部22に表示される画面が、図14で示されるような利用者が測定したデーターを入力するための画面(データー入力画面とも言う)Pg2に移行する。例えば、ボタンB3がマウスポインターM1で指定されると、表示部22に表示される画面が、図15で示されるような利用者の健康を促進するためのアドバイスを提示する画面(アドバイス提示画面とも言う)Pg3に移行する。例えば、ボタンB4がマウスポインターM1で指定されると、表示部22に表示される画面が、図16で示されるような利用者に係る測定および健診のデーターを照会する画面(データー照会画面とも言う)Pg4に移行する。例えば、ボタンB5がマウスポインターM1で指定されると、表示部22に表示される画面が、図17で示されるような医師からのお知らせを表示する画面(お知らせ画面とも言う)Pg5に移行する。以下、各画面Pg2〜Pg5について説明する。
図14は、データー入力画面Pg2を模式的に例示するための図である。データー入力画面Pg2では、利用者が測定したデーター(測定データーとも言う)を入力することができる。例えば、記入欄Cs1に、利用者が測定した各数値項目に係る数値が記入された状態で、ボタンB22がマウスポインターM1で押下されると、利用者が測定した各数値項目に係る数値が、CSV形式の測定データーとして入力される。また、記入欄Cs2に、利用者が測定した各数値項目に係る数値が記入された状態で、ボタンB23が押下されると、利用者が測定した各数値項目に係る数値が測定データーとして入力される。ここで、入力される各数値項目に係る数値を示す測定データーとしての入力情報は、送信制御部262および記憶制御部174によってPHR141に登録される。なお、データー入力画面Pg2では、左下部のボタンRe1がマウスポインターM1で押下されると、記入欄Cs1,Cs2に記入されている全ての数値が消去される。また、データー入力画面Pg2では、上部のボタンB1がマウスポインターM1で指定されると、表示部22に表示される画面が、図13で示された問診画面Pg1に移行する。
図15は、アドバイス提示画面Pg3を模式的に例示するための図である。アドバイス提示画面Pg3では、健康情報検出部164によって検出される健康情報が可視的に出力される。例えば、アドバイス提示画面Pg3の表示欄A31において、健康情報検出部164によって検出される健康情報としての利用者に対するアドバイスが提示される。これにより、利用者は、自らの状態に応じた適切なアドバイス等の健康情報を得ることができる。なお、アドバイス提示画面Pg3の表示欄A31に差分に係るコメントが表示される場合、差分に係るコメントに利用者の努力を称える内容が含まれていれば、利用者の励みになり得る。利用者の努力を称える内容としては、例えば、「随分改善されました。この調子で努力を続けることにより健康な体に近づいていきます」等と言った文章が考えられる。また、アドバイスには、例えば、より詳しい健康情報を提供するために必要な検査項目および問診の項目を示す情報等が含まれていても良い。これにより、利用者は、より詳しい健康情報を得るための方法を容易に把握することができる。
また、例えば、アドバイス提示画面Pg3の表示欄A32において、情報付加部173によって健康情報に対して付加された付加情報が可視的に出力される。図15には、付加情報として、医師が入力する利用者に対するコメントが提示されている一例が示されている。これにより、利用者は、自らの状態に応じた医師のコメントを含むより状態に即した健康情報を得ることができる。
また、例えば、アドバイス提示画面Pg3の表示欄A33において、情報追加部169によって健康情報に対して追加された統計情報145に基づく情報が可視的に出力される。図15には、統計情報145に基づく情報として、食事制限の有無に対して、5年後および10年後における糖尿病の罹患率と言った今後の予測が提示されている一例が示されている。これにより、利用者は、どの程度の生活習慣等の改善によって、どの程度の効果を得ることができるのかと言った実感を得ることができる。
そして、利用者は、アドバイス提示画面Pg3の内容を確認し、医療機関における受診が必要であれば、アドバイス提示画面Pg3のテキストリンクTL31をマウスポインターM1で指定することで、表示部22に検索画面Pr1を表示させることができる。これにより、既に利用者が受診した医療機関とは異なる別の医療機関を検索することができる。なお、利用者は、アドバイス提示画面Pg3のテキストリンクTL32をマウスポインターM1で指定することで、過去の履歴としての過去の健康状態およびアドバイスを含む健康情報を閲覧することができる。
ところで、一般的に、医者は、各患者について、問診の結果を参照しながら必要な検査を実施するとともに診察を行い、問診、検査および診察の結果を電子カルテに記入する。このとき、検査の結果は、リアルタイムで得られる訳ではないため、患者には後日の再診察を受けさせ、その再診察の際に、検査の結果とともに該検査の結果を踏まえた診断の結果を患者に伝える。これに対して、本実施形態に係る健康支援システム1では、医師等によって、各利用者についての問診、検査、測定および診察等に係る結果を示す情報が電子カルテDB241に格納される。そして、DCサーバー10を介して、問診、検査、測定および診察等に係る結果を示す情報が総合的に用いられて検出された、利用者としての患者へのアドバイス等を含む健康情報が、アドバイス提示画面Pg3等によって利用者に提供される。これにより、利用者としての患者は、再診察を受けずとも、問診、検査、測定および診察等に係る結果を踏まえた健康情報が容易に得られる。したがって、例えば、地理的および時間的な制約を有する多種多様な利用者としての患者の利便性の向上が図られ得る。
図16は、データー照会画面Pg4を模式的に例示するための図である。データー照会画面Pg4では、PHR141に格納される利用者自身の各種データーが可視的に出力される。
例えば、データー照会画面Pg4の表示欄A41には、データー入力画面Pg2で入力された利用者自身が測定したデーターが、可視的に出力される。なお、図16では、利用者自身が測定したデーターが、測定日時毎に記述された一覧表の形式で表示されている一例が示されている。そして、例えば、テキストリンクTL41がマウスポインターM1で指定されることで、利用者自身が測定したデーターの経時的な変化がグラフの形式で表示される。これにより、利用者は、利用者自身が測定したデーターを容易に確認することができる。
また、例えば、データー照会画面Pg4の表示欄A42には、病院サーバー20の電子カルテDB241からPHR141に格納された検査結果に係る情報が可視的に出力される。なお、図16では、検査結果に係る情報が、測定日時毎に記述された一覧表の形式で表示されている一例が示されている。なお、検査結果に係る情報についても、例えば、経時的な変化がグラフの形式で表示されても良い。データー照会画面Pg4において表示される各種情報は、例えば、制御部16によって記憶部14内に格納されているPHR141等の各種情報に基づいて生成されれば良い。これにより、利用者は、該利用者自身の検査結果に係る情報を容易に確認することができる。
図17は、お知らせ画面Pg5を模式的に例示するための図である。お知らせ画面Pg5では、病院サーバー20における医師の入力に応じて電子カルテDB241を経てPHR141に格納される情報に基づいて、表示欄A51に医師からのお知らせに係る情報が可視的に出力される。該お知らせ画面Pg5では、マウスポインターM1によってテキストリンクTL51が指定されることで、医療機関の受診の予約を行うための画面(予約画面とも言う)が提示されても良い。
<(1−4)健康支援システムの処理フロー>
図18から図25は、健康支援システム1における健康支援動作に係る処理フローを例示する流れ図である。本処理フローは、例えば、DCサーバー10における制御部16および端末機器40,50における制御部26との協働によって実現され得る。なお、ここでは、医療機関における受診後に、一利用者が端末機器50からDCサーバー10にアクセスする場合を例にとって説明する。
まず、図18のステップS1では、制御部16によって、第1基準情報としての検出基準情報142aが記憶部14に記憶されている状態に設定される。
ステップS2では、制御部16によって、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスがあるか否かが判定される。ここで、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスがあるまで、ステップS2の判定が繰り返され、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスがあれば、ステップS3に進む。
ステップS3では、制御部16,26によって、端末機器50の表示部22にトップ画面Tp1(図11)が表示される。なお、後述するステップS6においてログイン状態に設定された後であって、ログオフが行われるまでの間、トップ画面Tp1のログインボタンは、ログオフボタンに変更された状態となる。
ステップS4では、制御部16によって、トップ画面Tp1上における各種入力が受け付けられる。
ステップS5では、制御部16によって、トップ画面Tp1において、ログイン欄Li1にログインIDおよびパスワード等の識別情報が記入され、且つマウスポインターM1でログインボタンが押下されることによるログインの要求があるか否かが判定される。ここで、ログインの要求があれば、ステップS6に進み、ログインの要求がなければ、ステップS7に進む。
ステップS6では、制御部16によって、ログインの要求の際に端末機器50から入力された識別情報に基づいて、端末機器50の一利用者が特定される。これにより、制御部16によって、ログインがなされた状態(ログイン状態とも言う)に設定されて、図19のステップS11に進む。
ステップS7では、制御部16によって、トップ画面Tp1において、マウスポインターM1によってボタンBT3が押下されたか否かが判定される。ここで、ボタンBT3が押下されれば、ステップS8に進む。一方、ボタンBT3が押下されなければ、ステップS9に進む。
ステップS8では、制御部16によって、ログイン状態に設定されているか否か判定される。ここで、既にログイン状態に設定されていれば、図19のステップS11に進む。一方、ログイン状態に設定されていなければ、ステップS4に戻る。
ステップS9では、制御部16によって、端末機器50においてログオフが行われたか否かが判定される。ここでは、ログイン状態に設定されている状態で、ログオフボタンがマウスポインターM1で押下されれば、ログイン状態が解除されて、ステップS4に戻る。一方、ログイン状態に設定されていないか、またはログオフボタンがマウスポインターM1で押下されなければ、ステップS10に進む。
ステップS10では、制御部16によって、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されるか否か判定される。ここで、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されなければ、ステップS4に戻る。一方、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されれば、ステップS2に戻る。
図19のステップS11では、制御部16,26によって、端末機器50の表示部22に問診画面Pg1(図13)が表示される。
ステップS12では、制御部16によって、問診画面Pg1上における各種入力が受け付けられる。
ステップS13では、制御部16によって、問診画面Pg1上のボタンB2〜B5の何れかがマウスポインターM1によって指定されることで他の画面Pg2〜Pg5への移行が指定されたか否かが判定される。ここで、他の画面Pg2〜Pg5への移行が指定されなければ、ステップS14に進む。一方、他の画面Pg2〜Pg5への移行が指定されれば、図20のステップS21に進む。
ステップS14では、制御部16によって、TOP画面Tp1へ戻るか否かが判定される。ここで、問診画面Pg1上のボタンTb1がマウスポインターM1で押下されなければ、ステップS15に進む。一方、ボタンTb1がマウスポインターM1で押下されれば、図18のステップS3に戻る。
ステップS15では、制御部16によって、端末機器50においてログオフが行われたか否かが判定される。ここで、問診画面Pg1上のボタンLo1がマウスポインターM1で押下されれば、ログイン状態が解除されて、図18のステップS3に戻る。一方、ボタンLo1がマウスポインターM1で押下されなければ、ステップS16に進む。
ステップS16では、図18のステップS10と同様に、制御部16によって、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されるか否か判定される。ここで、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されなければ、ステップS17に進む。一方、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されれば、図18のステップS2に戻る。
ステップS17では、制御部16によって、問診画面Pg1上のボタンCh1が押下されることで問診情報の入力が指定されたか否かが判定される。ここで、問診情報の入力が指定されれば、ステップS18に進む。一方、問診情報の入力が指定されなければ、ステップS19に進む。
ステップS18では、制御部16によって、問診画面Pg1上における問診に係る各質問に対する回答を示す問診情報がPHR141に格納されることで、一利用者に係る問診情報の入力および更新が行われる。そして、ステップS12に戻る。
ステップS19では、制御部16によって、問診画面Pg1上のボタンRe1が押下されることでリセットが指定されたか否かが判定される。ここで、リセットが指定されなければ、ステップS12に戻る。一方、リセットが指定されれば、ステップS20に進む。
ステップS20では、制御部16によって、問診画面Pg1上において各質問に対する選択内容がリセットされて、ステップS12に戻る。
図20のステップS21では、制御部16によって、マウスポインターM1によるボタンB1の指定によって問診画面Pg1への移行が指定されたか否かが判定される。ここで、問診画面Pg1への移行が指定されていれば、図19のステップS11に進む。一方、問診画面Pg1への移行が指定されていなければ、ステップS22に進む。
ステップS22では、制御部16によって、マウスポインターM1によるボタンB2の指定によってデーター入力画面Pg2への移行が指定されたか否かが判定される。ここで、データー入力画面Pg2への移行が指定されていれば、図21のステップS31に進む。一方、データー入力画面Pg2への移行が指定されていなければ、ステップS23に進む。
ステップS23では、制御部16によって、マウスポインターM1によるボタンB3の指定によってアドバイス提示画面Pg3への移行が指定されたか否かが判定される。ここで、アドバイス提示画面Pg3への移行が指定されていれば、図22のステップS41に進む。一方、アドバイス提示画面Pg3への移行が指定されていなければ、ステップS24に進む。
ステップS24では、制御部16によって、マウスポインターM1によるボタンB4の指定によってデーター照会画面Pg4への移行が指定されたか否かが判定される。ここで、データー照会画面Pg4への移行が指定されていれば、図23のステップS61に進む。一方、データー照会画面Pg4への移行が指定されていなければ、お知らせ画面Pg5への移行が指定されているものとして、図24のステップS71に進む。
図21のステップS31では、制御部16,26によって、端末機器50の表示部22にデーター入力画面Pg2(図14)が表示される。
ステップS32では、制御部16によって、データー入力画面Pg2上における各種入力が受け付けられる。
ステップS33では、制御部16によって、データー入力画面Pg2上のボタンB1,B3〜B5の何れかがマウスポインターM1によって指定されることで他の画面Pg1,Pg3〜Pg5への移行が指定されたか否かが判定される。ここで、他の画面Pg1,Pg3〜Pg5への移行が指定されていなければ、ステップS34に進む。一方、他の画面Pg1,Pg3〜Pg5への移行が指定されていれば、図20のステップS21に進む。
ステップS34では、制御部16によって、TOP画面Tp1へ戻るか否かが判定される。ここで、データー入力画面Pg2上のボタンTb1がマウスポインターM1で押下されなければ、ステップS35に進む。一方、ボタンTb1がマウスポインターM1で押下されれば、図18のステップS3に戻る。
ステップS35では、制御部16によって、端末機器50においてログオフが行われたか否かが判定される。ここで、データー入力画面Pg2上のボタンLo1がマウスポインターM1で押下されれば、ログイン状態が解除されて、図18のステップS3に戻る。一方、ボタンLo1がマウスポインターM1で押下されなければ、ステップS36に進む。
ステップS36では、図18のステップS10と同様に、制御部16によって、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されるか否か判定される。ここで、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されなければ、ステップS37に進む。一方、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されれば、図18のステップS2に戻る。
ステップS37では、制御部16によって、データー入力画面Pg2上のボタンB22またはボタンB23が押下されることで測定データーの取り込みが指定されたか否かが判定される。ここで、測定データーの取り込みが指定されれば、ステップS38に進む。一方、測定データーの取り込みが指定されていなければ、ステップS39に進む。
ステップS38では、制御部16によって、データー入力画面Pg2の記入欄Cs1あるいは記入欄Cs2に記入された数値が測定データーとしてPHR141に記憶される。
ステップS39では、制御部16によって、データー入力画面Pg2上のボタンRe1が押下されることでリセットが指定されたか否かが判定される。ここで、リセットが指定されていなければ、ステップS32に戻る。一方、リセットが指定されていれば、ステップS40に進む。
ステップS40では、制御部16によって、データー入力画面Pg2上において記入欄Cs1,Cs2に記入されていた数値がリセットされて、ステップS32に戻る。
図22のステップS41では、制御部16のデーター取得部161によって、1以上の数値項目の各項目について、一利用者の状態に係る数値が取得され、1以上の数値項目とは異なる1以上の別項目の各項目について、該一利用者に係る要素が取得される。ここでは、PHR141から一利用者に係る要素が取得され得る。
ステップS42では、制御部16の値域認識部162によって、値域基準情報142bが参照されることで、1以上の数値項目における各項目について、ステップS41で取得された数値が属する値域を示す要素が認識される。
ステップS43では、制御部16の組合せ決定部163によって、ステップS41で1以上の別項目について取得された1以上の要素と、ステップS42で1以上の数値項目について認識された1以上の値域を示す要素との組合せが決定される。つまり、該要素の組合せが、一利用者の状態を示す要素の組合せとして決定される。
ステップS44では、制御部16の健康情報検出部164によって、検出基準情報142aが参照されることで、ステップS43で決定された一利用者の状態を示す要素の組合せに対応する健康情報が検出される。ここでは、検出基準情報142aが参照されることで、相違量認識部166によって認識される一利用者の数値に係る要素の相違量の組合せに対応する健康情報が検出されても良い。
ステップS45では、制御部16の情報追加部169によって、統計情報145に基づく情報が、ステップS44で検出された健康情報に対して追加される。統計情報145は、統計情報導出部168によって導出されて記憶部14に記憶されているものであれば良い。
ステップS46では、制御部16の情報付加部173によって、一利用者に係る付加情報が付加される。該一利用者に係る付加情報は、信号受付部172で受け付けられた信号に応じた情報であれば良く、例えば、記憶部14に記憶されている付加情報146に含まれているものであっても良い。
ステップS47では、制御部16の出力制御部165および制御部26の表示制御部261によって、端末機器50の表示部22にアドバイス提示画面Pg3(図15)が表示される。アドバイス提示画面Pg3では、ステップS44で検出された健康情報が可視的に出力される。このとき、例えば、ステップS45で追加された情報ならびにステップS46で付加された情報が併せて表示され得る。
ステップS48では、制御部16によって、アドバイス提示画面Pg3上における各種入力が受け付けられる。
ステップS49では、制御部16によって、アドバイス提示画面Pg3上のボタンB1,B2,B4,B5の何れかがマウスポインターM1によって指定されることで他の画面Pg1,Pg2,Pg4,Pg5への移行が指定されたか否かが判定される。ここで、他の画面Pg1,Pg2,Pg4,Pg5への移行が指定されていなければ、ステップS50に進む。一方、他の画面Pg1,Pg2,Pg4,Pg5への移行が指定されていれば、図20のステップS21に進む。
ステップS50では、制御部16によって、TOP画面Tp1へ戻るか否かが判定される。ここで、アドバイス提示画面Pg3上のボタンTb1がマウスポインターM1で押下されなければ、ステップS51に進む。一方、ボタンTb1がマウスポインターM1で押下されれば、図18のステップS3に戻る。
ステップS51では、制御部16によって、端末機器50においてログオフが行われたか否かが判定される。ここで、アドバイス提示画面Pg3上のボタンLo1がマウスポインターM1で押下されれば、ログイン状態が解除されて、図18のステップS3に戻る。一方、ボタンLo1がマウスポインターM1で押下されなければ、ステップS52に進む。
ステップS52では、図18のステップS10と同様に、制御部16によって、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されるか否か判定される。ここで、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されなければ、ステップS53に進む。一方、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されれば、図18のステップS2に戻る。
ステップS53では、制御部16によって、アドバイス提示画面Pg3上のテキストリンクTL31がマウスポインターM1によって指定されたか否かが判定される。ここで、テキストリンクTL31がマウスポインターM1で指定されなければ、ステップS54に進む。一方、テキストリンクTL31がマウスポインターM1で指定されれば、図25のステップS91に進む。
ステップS54では、制御部16によって、アドバイス提示画面Pg3上のテキストリンクTL32がマウスポインターM1で指定されたか否かが判定される。ここで、テキストリンクTL32がマウスポインターM1で指定されれば、ステップS55に進む。一方、テキストリンクTL32がマウスポインターM1で指定されなければ、ステップS56に進む。
ステップS55では、制御部16の出力制御部165および制御部26の表示制御部261によって、アドバイス提示画面Pg3上において、過去の履歴としての過去の健康状態とアドバイスを含む健康情報が表示される。このとき、テキストリンクTL32は、「現在の健康状態とアドバイスを見る」との履歴表示を終了させるテキストリンク(履歴終了リンクとも言う)に切り替わる。
ステップS56では、制御部16によって、アドバイス提示画面Pg3上の履歴表示を終了させる履歴終了リンクが指定されたか否かが判定される。ここで、履歴終了リンクがマウスポインターM1で指定されなければ、ステップS48に戻る。一方、履歴終了リンクがマウスポインターM1で指定されれば、ステップS47に戻る。
図23のステップS61では、制御部16によって、一利用者に係る測定および健診のデーターが取得される。ここでは、PHR141から一利用者に係る測定および健診のデーターが取得されれば良い。
ステップS62では、制御部16の出力制御部165および制御部26の表示制御部261によって、端末機器50の表示部22において、データー照会画面Pg4(図16)が表示される。該データー照会画面Pg4では、ステップS61で取得された一利用者に係る測定および健診のデーターが可視的に出力される。
ステップS63では、制御部16によって、データー照会画面Pg4上における各種入力が受け付けられる。
ステップS64では、制御部16によって、データー照会画面Pg4上のボタンB1〜B3,B5の何れかがマウスポインターM1によって指定されることで他の画面Pg1〜Pg3,Pg5への移行が指定されたか否かが判定される。ここで、他の画面Pg1〜Pg3,Pg5への移行が指定されていなければ、ステップS65に進む。一方、他の画面Pg1〜Pg3,Pg5への移行が指定されていれば、図20のステップS21に進む。
ステップS65では、制御部16によって、TOP画面Tp1へ戻るか否かが判定される。ここで、データー照会画面Pg4上のボタンTb1がマウスポインターM1で押下されなければ、ステップS66に進む。一方、ボタンTb1がマウスポインターM1で押下されれば、図18のステップS3に戻る。
ステップS66では、制御部16によって、端末機器50においてログオフが行われたか否かが判定される。ここで、データー照会画面Pg4上のボタンLo1がマウスポインターM1で押下されれば、ログイン状態が解除されて、図18のステップS3に戻る。一方、ボタンLo1がマウスポインターM1で押下されなければ、ステップS67に進む。
ステップS67では、図18のステップS10と同様に、制御部16によって、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されるか否か判定される。ここで、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されなければ、ステップS68に進む。一方、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されれば、図18のステップS2に戻る。
ステップS68では、制御部16によって、データー照会画面Pg4上のテキストリンクTL41がマウスポインターM1で指定されたか否かが判定される。ここで、テキストリンクTL41がマウスポインターM1で指定されれば、ステップS69に進む。一方、テキストリンクTL41がマウスポインターM1で指定されなければ、ステップS70に進む。
ステップS69では、制御部16の出力制御部165および制御部26の表示制御部261によって、データー照会画面Pg4上において、一利用者に係る測定および健診のデーターがテーブル形式からグラフ形式に変更される。このとき、テキストリンクTL41は、「テーブルで見る」とのグラフ形式からテーブル形式に変更させるテキストリンク(テーブル形式リンクとも言う)に切り替わる。
ステップS70では、制御部16によって、データー照会画面Pg4上のテーブル形式リンクが指定されたか否かが判定される。ここで、テーブル形式リンクがマウスポインターM1で指定されなければ、ステップS63に戻る。一方、テーブル形式リンクがマウスポインターM1で指定されれば、ステップS62に戻る。
図24のステップS71では、制御部16によって、一利用者に係る医師からのお知らせを示す情報(お知らせ情報とも言う)が取得される。ここでは、PHR141から、一利用者に係るお知らせ情報が取得されれば良い。
ステップS72では、制御部16の出力制御部165および制御部26の表示制御部261によって、端末機器50の表示部22において、お知らせ画面Pg5(図17)が表示される。ここでは、お知らせ画面Pg5において、ステップS71で取得された一利用者に係るお知らせ情報が可視的に出力される。
ステップS73では、制御部16によって、お知らせ画面Pg5上における各種入力が受け付けられる。
ステップS74では、制御部16によって、お知らせ画面Pg5上におけるテキストリンクTL51がマウスポインターM1で指定されたか否かが判定される。ここで、テキストリンクTL51がマウスポインターM1で指定されれば、ステップS75に進む。一方、テキストリンクTL51がマウスポインターM1で指定されなければ、ステップS78に進む。
ステップS75では、制御部16の出力制御部165および制御部26の表示制御部261によって、端末機器50の表示部22に予約画面が表示される。
ステップS76では、制御部16によって、予約画面上における各種入力が受け付けられる。ここで、一利用者は、予約画面上において、医療機関の受診の予約および該予約の確認等を行うことができる。
ステップS77では、制御部16によって、予約画面上における終了ボタンがマウスポインターM1で押下されたか否かが判定される。ここで、終了ボタンがマウスポインターM1で押下されれば、ステップS78に進む。一方、終了ボタンがマウスポインターM1で押下されなければ、ステップS76に戻る。
ステップS78では、制御部16によって、お知らせ画面Pg5上のボタンB1〜B4の何れかがマウスポインターM1によって指定されることで他の画面Pg1〜Pg4への移行が指定されたか否かが判定される。ここで、他の画面Pg1〜Pg4への移行が指定されていなければ、ステップS79に進む。一方、他の画面Pg1〜Pg4への移行が指定されていれば、図20のステップS21に進む。
ステップS79では、制御部16によって、TOP画面Tp1へ戻るか否かが判定される。ここで、お知らせ画面Pg5上のボタンTb1がマウスポインターM1で押下されなければ、ステップS80に進む。一方、ボタンTb1がマウスポインターM1で押下されれば、図18のステップS3に戻る。
ステップS80では、制御部16によって、端末機器50においてログオフが行われたか否かが判定される。ここで、お知らせ画面Pg5上のボタンLo1がマウスポインターM1で押下されれば、ログイン状態が解除されて、図18のステップS3に戻る。一方、ボタンLo1がマウスポインターM1で押下されなければ、ステップS81に進む。
ステップS81では、図18のステップS10と同様に、制御部16によって、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されるか否か判定される。ここで、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されなければ、ステップS73に戻る。一方、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されれば、図18のステップS2に戻る。
図25のステップS91では、制御部16の出力制御部165および制御部26の表示制御部261によって、端末機器50の表示部22に検索画面Pr1(図12)が表示される。
ステップS92では、制御部16によって、検索画面Pr1上における各種入力が受け付けられる。ここでは、例えば、マウスポインターM1による検索条件の入力に係る各種指定等が受け付けられる。
ステップS93では、制御部16によって、検索条件が入力されたか否かが判定される。ここで、検索条件が入力されていれば、ステップS94に進む。一方、検索条件が入力されていなければ、ステップS96に進む。
ステップS94では、制御部16によって、検索条件に応じた医療機関の検索が行われる。ここでは、例えば、記憶部14に複数の医療機関の情報(医療機関情報とも言う)が蓄積されており、該医療機関情報から、検索条件に合致する医療機関が検索されれば良い。
ステップS95では、制御部16の出力制御部165および制御部26の表示制御部261によって、端末機器50の表示部22において、ステップS84における検索結果が可視的に出力される。このとき、検索画面Pr1上には、検索結果とともに、検索をやり直すためのボタン(再検索ボタンとも言う)が表示される。
ステップS96では、制御部16によって、検索画面Pr1上のボタンB1〜B5の何れかがマウスポインターM1によって指定されることで他の画面Pg1〜Pg5への移行が指定されたか否かが判定される。ここで、他の画面Pg1〜Pg5への移行が指定されていなければ、ステップS97に進む。一方、他の画面Pg1〜Pg5への移行が指定されていれば、図20のステップS21に進む。
ステップS97では、制御部16によって、TOP画面Tp1へ戻るか否かが判定される。ここで、検索画面Pr1上のボタンTb1がマウスポインターM1で押下されなければ、ステップS98に進む。一方、ボタンTb1がマウスポインターM1で押下されれば、図18のステップS3に戻る。
ステップS98では、図18のステップS10と同様に、制御部16によって、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されるか否かが判定される。ここで、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されなければ、ステップS99に進む。一方、端末機器50からDCサーバー10へのアクセスが終了されれば、図18のステップS2に戻る。
ステップS99では、制御部16によって、検索画面Pr1上の検索をやり直すためのボタンRb1がマウスポインターM1で押下されたか否かが判定される。ここで、ボタンRb1がマウスポインターM1で押下されれば、ステップS91に戻る。一方、ボタンBb1がマウスポインターM1で押下されなければ、ステップS96に戻る。
<(1−5)まとめ>
以上のように、一実施形態に係る健康支援システム1では、各数値項目についての一利用者の状態に係る数値と、数値項目とは異なる各別項目についての一利用者に係る要素が取得される。次に、値域基準情報142bが参照されることで、各数値項目について、一利用者の状態に係る数値が属する値域を示す要素が認識される。さらに、検出基準情報142aが参照されることで、一利用者に係る1以上の数値項目についての値域を示す要素と1以上の別項目についての一利用者に係る要素との組合せに対応する健康情報が検出される。そして、検出された健康情報が可視的に出力される。これにより、数値的なデーター等も含めた一利用者の幅広い状況に即した健康情報が漏れなく提示され得る。すなわち、利用者の詳細な状況に即した健康情報が提示され得る。
ここでは、選択肢の選択および数値の入力に基づいて、利用者の状態に係る要素が取得され得る。具体的には、例えば、問診等における利用者による選択肢の選択、利用者自身による測定値の入力、医療機関における検査結果としての数値の入力および電子カルテからの入力等、と言った異なる種々の手法によって得られた利用者の状態に係る要素が取得され得る。これにより、利用者の様々な観点からの詳細な状況に即した健康情報が提示され得る。
また、例えば、検出基準情報142aに蓄積されている要素組合せ情報に、全項目のうちの一部の項目にわたる要素の組合せを示す要素組合せ情報が含まれており、該要素組合せ情報に対して健康情報が関連付けられている構成が採用され得る。このような構成により、例えば、問診に対する回答が未入力の項目がある場合、ならびに検査および測定が未実施であるために数値項目に係る数値が得られていない場合であっても、情報の欠落によって健康情報が得られないと言った不具合が生じ難い。
<(2)変形例>
なお、本発明は上述の一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
例えば、上記一実施形態では、健康支援システム1における健康支援機能に係る主要な構成が、図4で示されるように、DCサーバー10と端末機器40,50とにおいて実現されていたが、これに限られない。例えば、健康支援機能に係る主要な構成のうちの少なくとも一部の構成がDCサーバー10で実現され、他の一部の構成が端末機器40,50で実現されれば良い。また、例えば、健康支援機能に係る主要な構成のうちの一部の構成が他の情報機器において実現されても良い。さらに、例えば、健康支援機能に係る主要な構成が1台の情報処理機器において実現されても良い。この場合、例えば、医療機関に設置される情報処理機器において、健康支援機能に係る主要な構成が実現されれば良い。但し、端末機器40,50等と言った利用者が所持している情報機器において健康情報が可視的に出力されれば、利用者は、空間的および時間的な制約に拘わらず、詳細な状況に即した健康情報を得ることができる。
また、上記一実施形態では、検出基準情報142aにおいて、要素組合せ情報に対して健康情報を示す要素が関連付けられ、該健康情報を示す要素に対応する実体的な内容が別のテキスト情報143に格納されていたが、これに限られない。例えば、検出基準情報142aにおいて、要素組合せ情報に対して健康情報の実体的な内容が直接関連付けられていても良い。
なお、上記一実施形態および各種変形例をそれぞれ構成する全部または一部を、適宜、矛盾しない範囲で組み合わせ可能であることは、言うまでもない。
1 健康支援システム
10 データーセンターサーバー(DCサーバー)
12,22 表示部
14,24 記憶部
16,26 制御部
20 病院サーバー
30〜50 端末機器
60 管理用機器
141 個人健康記録(PHR)
142 知識ベース
142a 検出基準情報
142b 値域基準情報
143 テキスト情報
144 経時変化情報
145 統計情報
146 付加情報
161 データー取得部
162 値域認識部
163 組合せ決定部
164 健康情報検出部
165 出力制御部
166 相違量認識部
167 蓄積制御部
168 統計情報導出部
169 情報追加部
170 変化判定部
171 報知制御部
172 信号受付部
173 情報付加部
174 記憶制御部
175 情報更新部
241 電子カルテデーターベース(電子カルテDB)
261 表示制御部
262 送信制御部
NTW 通信回線
P1〜P6 プログラム

Claims (13)

  1. 人の状態に係る複数の項目の各項目に1以上の要素が属し、且つ前記複数の項目のうちの2以上の項目にわたる要素の組合せをそれぞれ示す複数の組合せ情報が蓄積され、各前記組合せ情報に対して健康情報が関連付けられている第1基準情報を記憶する記憶部と、
    前記複数の項目のうちの1以上の数値項目の各項目について一利用者の状態に係る数値を取得し、前記複数の項目のうちの前記1以上の数値項目とは異なる1以上の別項目の各項目ついて前記一利用者に係る要素を取得する取得部と、
    前記1以上の数値項目の各項目に複数の値域を示す要素が属している第2基準情報を参照することで、前記1以上の数値項目の各項目について、前記取得部で取得された前記数値が属する値域を示す要素を認識する値域認識部と、
    前記第1基準情報を参照することで、前記取得部によって前記1以上の別項目について取得された1以上の要素と、前記値域認識部によって前記1以上の数値項目について認識された1以上の値域を示す要素との組合せに対応する前記健康情報を検出する検出部と、
    前記検出部によって検出される前記健康情報を可視的に出力する出力部と、
    を備えることを特徴とする健康支援システム。
  2. 請求項1に記載の健康支援システムであって、
    サーバーと、
    該サーバーに対してデーター送受信可能に接続されている端末機器と、
    を備えており、
    前記サーバーが、
    前記記憶部、前記取得部、前記値域認識部および前記検出部を含み、
    前記端末機器が、
    前記出力部を含むことを特徴とする健康支援システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の健康支援システムであって、
    前記複数の組合せ情報が、
    前記複数の項目のうちの一部の項目にわたる要素の組合せを示す情報を含むことを特徴とする健康支援システム。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1つの請求項に記載の健康支援システムであって、
    前記1以上の別項目および前記1以上の数値項目の少なくとも2項目に関し、前記取得部によって各前記別項目について取得された1以上の要素および前記値域認識部によって各前記数値項目について認識された1以上の値域を示す要素の何れか一方の要素について、第1時点と該第1時点よりも後の第2時点との間における要素の相違量をそれぞれ認識する相違量認識部、
    をさらに備え、
    前記第1基準情報が、
    前記1以上の別項目および前記1以上の数値項目にわたる要素の相違量の組合せに対して前記健康情報が関連付けられている情報を含んでおり、
    前記検出部が、
    前記第1基準情報を参照することで、前記相違量認識部によって認識された前記少なくとも2項目に関する要素の相違量の組合せに対応する前記健康情報を検出することを特徴とする健康支援システム。
  5. 請求項4記載の健康支援システムであって、
    前記取得部によって前記1以上の別項目について取得された1以上の要素と、前記値域認識部によって前記1以上の数値項目について認識された1以上の値域を示す要素との組合せと、該組合せに係る前記要素の相違量の組合せとが関連付けることで経時変化情報を生成し、該経時変化情報を前記記憶部に蓄積する蓄積制御部と、
    前記記憶部に蓄積されている前記経時変化情報から、前記1以上の別項目についての1以上の要素と、前記1以上の数値項目についての1以上の値域を示す要素との組合せに対して、前記要素の相違量の組合せに係る統計情報を導出する導出部と、
    前記統計情報に基づく情報を前記検出部によって検出される前記健康情報に対して追加する追加部と、
    をさらに備えることを特徴とする健康支援システム。
  6. 請求項4記載の健康支援システムであって、
    前記取得部によって前記1以上の別項目について取得された1以上の要素と、前記値域認識部によって前記1以上の数値項目について認識された1以上の値域を示す要素との組合せと、該組合せに係る前記要素の相違量の組合せとが関連付けることで経時変化情報を生成し、該経時変化情報を前記記憶部に蓄積する蓄積制御部と、
    前記記憶部に蓄積されている前記経時変化情報から、前記取得部によって前記1以上の別項目について取得された1以上の要素と、前記値域認識部によって前記1以上の数値項目について認識された1以上の値域を示す要素との組合せに対して、前記要素の相違量の組合せに係る統計情報を導出する統計情報導出部と、
    第1タイミングにおいて前記統計情報導出部によって前記経時変化情報から導出される前記要素の相違量の組合せに係る第1統計情報と、前記第1タイミングよりも後の第2タイミングにおいて前記統計情報導出部によって前記経時変化情報から導出される前記要素の相違量の組合せに係る第2統計情報との関係が、予め設定された関係を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果に応じた報知を予め設定された報知部に行わせる報知制御部と、
    をさらに備えることを特徴とする健康支援システム。
  7. 請求項1から請求項6の何れか1つの請求項に記載の健康支援システムであって、
    予め設定された条件を満たす機器からの信号を受け付ける受付部と、
    前記検出部によって検出される前記健康情報に対して、前記受付部で受け付けられた信号に応じた付加情報を付加する付加部と、
    をさらに備え、
    前記出力部が、
    前記付加部によって前記付加情報が付加された前記健康情報を可視的に出力することを特徴とする健康支援システム。
  8. 請求項7に記載の健康支援システムであって、
    前記記憶部が、
    前記付加情報を記憶し、
    前記付加部が、
    前記検出部によって前記健康情報が検出される度に、該健康情報に対して、前記記憶部に記憶されている前記付加情報を付加することを特徴とする健康支援システム。
  9. 請求項6に記載の健康支援システムであって、
    予め設定された条件を満たす機器からの信号を受け付ける受付部と、
    前記受付部で受け付けられた信号に応じて、前記第1基準情報に含まれる前記健康情報を更新する更新部と、
    をさらに備えることを特徴とする健康支援システム。
  10. 請求項1から請求項9の何れか1つの請求項に記載の健康支援システムであって、
    前記取得部が、
    前記一利用者の状態に係る測定および検査のうちの少なくとも一方の結果を示す情報から、各前記数値項目についての前記一利用者の状態に係る数値を取得することを特徴とする健康支援システム。
  11. 請求項1から請求項10の何れか1つの請求項に記載の健康支援システムであって、
    前記取得部が、
    各前記別項目について、複数の選択肢からの一選択肢の選択結果に応じて前記一利用者に係る要素を取得することを特徴とする健康支援システム。
  12. (a)人の状態に係る複数の項目の各項目に1以上の要素が属し、且つ前記複数の項目のうちの2以上の項目にわたる要素の組合せをそれぞれ示す複数の組合せ情報が蓄積され、各前記組合せ情報に対して健康情報が関連付けられている第1基準情報を、記憶部に記憶する準備ステップと、
    (b)前記複数の項目のうちの1以上の数値項目の各項目について一利用者の状態に係る数値を取得し、前記複数の項目のうちの前記1以上の数値項目とは異なる1以上の別項目の各項目ついて前記一利用者に係る要素を取得する取得ステップと、
    (c)前記1以上の数値項目の各項目に複数の値域を示す要素が属している第2基準情報を参照することで、前記1以上の数値項目の各項目について、前記取得ステップで取得された前記数値が属する値域を示す要素を認識する認識ステップと、
    (d)前記第1基準情報を参照することで、前記取得ステップで前記1以上の別項目について取得された1以上の要素と、前記認識ステップで前記1以上の数値項目について認識された1以上の値域を示す要素との組合せに対応する前記健康情報を検出する検出ステップと、
    (e)前記検出ステップで検出される前記健康情報を出力部で可視的に出力する出力ステップと、
    を有することを特徴とする健康支援方法。
  13. 健康支援システムに含まれる制御部において実行されることにより、前記健康支援システムを、請求項1から請求項11の何れか1つの請求項に記載の健康支援システムとして機能させるプログラム。
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