JP2014032038A - 環境汚染物質の除去方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固体表面に付着した環境汚染物質を除去する方法であって、前記固体表面に、無機吸着材を含む吸収シートを、水の存在下で接触させるとともに、前記吸収シートを非透気性シートで被覆する工程を有することを特徴とする環境汚染物質の除去方法。
【選択図】なし
Description
例えば特許文献1には、地盤に第2吸着層が形成されると共に、該第2吸着層の上層に第1吸着層が形成され、前記第1吸着層の上層には、処理すべき汚染土壌が積層されると共に、前記第2吸着層、第1吸着層、及び積層した汚染土壌が覆土材で被覆されてなる汚染土壌内の汚染物質浄化装置、汚染物質が混入されている汚染土壌を浄化すべく、所定箇所の地盤に前記汚染物質浄化装置を形成し、該汚染物質浄化装置内の第1吸着層及び第2吸着層に前記汚染物質を吸着させて、前記汚染土壌を浄化する汚染土壌内の汚染物質浄化方法が開示されている。
[1]固体表面またはその近傍に付着した環境汚染物質を除去する方法であって、
前記固体表面に、無機吸着材を含む吸収シートを、水の存在下で接触させるとともに、前記吸収シートを非透気性シートで被覆する工程を有することを特徴とする環境汚染物質の除去方法。
[2]前記固体表面が、樹木、構造物または土壌の表面である[1]に記載の環境汚染物質の除去方法。
[3]前記吸収シートが、前記無機吸着材と該無機吸着材を保持する多孔質材料とを有する吸収層を具備する[1]または[2]に記載の環境汚染物質の除去方法。
[4]前記多孔質材料が有機繊維で構成された不織布であり、
前記有機繊維が親水性有機繊維を含む、[3]に記載の環境汚染物質の除去方法。
したがって、本発明の除去方法によれば、固体表面に吸収シートを接触させ、必要に応じて水を供給し、該吸収シートを非透気性シートで被覆するだけの簡単な操作で、固体表面またはその近傍から環境汚染物質を除去できる。
また、本発明の除去方法は、無機吸着材が吸収シートに保持されていることから、粉状、顆粒状、ペレット状などの無機吸着材をそのまま使用する場合に比べて、多様な固体表面に適用し得る。
さらに、本発明の除去方法によれば、吸収シートごと固体表面から剥がす簡単な操作で、環境汚染物質を吸着した無機吸着材を回収できる。そのため、粉状、顆粒状、ペレット状などの無機吸着材をそのまま使用する場合に比べて、無機吸着材の回収を簡便かつ効率よく実施できる。
以下、本発明をより詳細に説明する。
固体表面の近傍とは、固体表面下であって固体表面から水が浸透可能な範囲内を示し、固体によって異なる。
固体表面としては、上記の中でも、樹木の表面が好ましい。土壌の場合、表土ごと除去すれば環境汚染物質の除去は可能であり、構造物の場合、水等の洗浄液で高圧洗浄するといった方法を取り得るが、樹木の場合、樹皮等を除去すると再生が困難な場合があり、また、高圧洗浄すると樹木にダメージを与えるおそれがある。これに対し、本発明の除去方法では、樹皮等を剥がしたり、樹木に水を直接噴射することなく、樹木表面から環境汚染物質を除去できる。例えば樹木表面に吸収シートを巻き付け、この吸収シートに対して水を供給し、該吸収シート上に非透気性シートを被覆するだけで、樹木表面から環境汚染物質を除去できる。かかる除去方法においては、樹木のダメージも生じにくい。
被覆工程にて、吸収シートを、水の存在下で固体表面に接触させる方法としては、例えば、吸収シートを固体表面に接触させ、該吸収シートに水を供給する方法、吸収シートに水を供給し、該吸収シートを固体表面に接触させる方法、水を吸収させた吸収シートで固体を包む方法等が挙げられる。固体表面に充分な量の水が存在している場合は、必ずしも水の供給を行わなくてもよい。
先に吸収シートへの水の供給を行うと、吸収シートが重くなる、吸収シートの材質によっては強度が低下する等により取扱いにくくなるおそれがある。そのため、吸収シートを固体表面と接触させ、該吸収シートに水を供給する方法が好ましい。つまり、被覆工程においては、固体表面に、無機吸着材を含む吸収シートを接触させる工程と、前記吸収シートに水を供給する工程と、前記水が供給された吸収シートを非透気性シートで被覆する工程と、を順次行うことが好ましい。
吸収シートを固体表面に接触させる方法としては、固体表面の上に吸収シートを載せる方法、固体表面に吸収シートを巻き付ける方法、一対の固体表面の間に挟む方法、固体表面の下に敷く方法、吸収シートで固体を包む方法等が挙げられ、接触させる固体に応じて適宜選択できる。
水の供給は、散水により行ってもよく、降雨を利用してもよい。
非透気性シートの厚みは、例えばプラスチックシートの場合、5〜500μmが好ましく、20〜100mmがより好ましい。5μm以上であるとガスバリア性、強度等に優れる。500μm以下であると、可とう性が良好で、固体表面やこれを覆う吸収シートの外表面が曲面となっている場合等においても吸収シートを追随性よく被覆できる等の利点がある。
放置期間は、任意に設定でき、特に限定されないが、吸収シートの耐久性、汚染物質除去の効率、作業労力、経済性等を考慮すると、1日〜12ヶ月が好ましく、10日〜6ヶ月が好ましい。
非透気性シートは、吸収シートの剥離に先立って吸収シートから剥離してもよく、吸収シートとともに固体表面から剥離してもよい。
環境汚染物質の環境中への放出を防止するための処理方法としては、特に限定されないが、使用済みの吸収シートを加熱し、該吸収シートに含まれる無機吸着材(環境汚染物質が吸着した無機吸着材)を溶融させた後、冷却し、アモルファス状態で固化する処理が好ましい。該処理を行うことにより、無機吸着材に吸着した環境汚染物質はアモルファス状態の固化物に取り込まれ、環境中に再度放出されることがない。また、吸収シートを構成する材質として有機材料(例えば後述する有機多孔質材料、透水性基材層等)が用いられている場合、このときの加熱により、該有機材料は焼失する。
該処理は、無機吸着材がアモルファス状態で固化する条件で実施されればよく、具体的には、使用済みの吸収シートを、該吸収シートに含まれる無機吸着材が溶融する温度まで加熱、昇温した後、空気中で冷却する方法が挙げられる。無機吸着材が溶融する温度は、無機吸着材の種類によって定まり、例えば無機吸着材としてゼオライトを用いる場合は、その種類にもよるが一般に700〜1500℃程度である。また、加熱、昇温時には、ナトリウム化合物などを添加することにより、より低い温度で無機吸着材を溶融させることもできる。
該処理により得られるアモルファス状の固化物は、最終的には、地中に埋設されるなどして処分される。
吸収シートは、外側、少なくとも固体表面と接する側から水を吸収し得る吸水性を有しており、吸収シートが水の存在下で固体表面と接すると、この部分から水とともに環境汚染物質が吸収シートに吸収される。吸収シートに無機吸着材が含まれていることで、吸収された環境汚染物質が無機吸着材によって吸着される。また、吸収シートに無機吸着材が含まれていることで、粉状、顆粒状、ペレット状などの無機吸着材をそのまま使用する場合に比べて、取扱性に優れる。
図1は、吸収シートの一実施形態を示す概略断面図である。
本実施形態の吸収シート10は、無機吸着材12と無機吸着材12を保持する多孔質材料11とを有する吸収層13を具備する。吸収層13の両面にはそれぞれ透水性基材層14,14が積層して3層構成の積層シートを形成している。
よって、吸収層13を備える吸収シート10の片面(透水性基材層14,14の一方)を、水の存在下で固体表面に接触させると、該水に溶出または分散するなどして存在している除去対象の環境汚染物質が、水とともに透水性基材層14を透過し、吸収層13に吸収、保持される。そして、吸収層13中に保持されている無機吸着材12が、このように吸収、保持された水に作用して、環境汚染物質を効果的に吸着する。
透水性基材層14,14は、必ずしも必須ではないが、これを備えることで、吸収シート10に強度を付与できる。また、固体表面との接触時、固体表面からの剥離時、剥離後などにおいて、環境汚染物質を吸着した無機吸着材12が吸収シート10から脱落したり、固体表面に残存することを防止できる。
(無機吸着材12)
無機吸着材12は、環境中に存在する有害な環境汚染物質を吸着する作用を有するものであれば特に限定されず、除去対象の環境汚染物質に応じて、公知の無機吸着材のなかから適宜選択でき、例えば、ゼオライト、活性白土、大谷石、シリカ、アルミナ、モレキュラーシーブ、多孔性鉱物などが挙げられる。
無機吸着材12の形状は、粉状、顆粒状、ペレット状などがあり、いずれも使用できる。
無機吸着材12としては、1種を単独で用いても2種以上を併用してもよい。
吸着の対象となる環境汚染物質がセシウムイオンである場合などには、筒状の構造を持つ天然ゼオライトが、無機吸着材12として好ましい。
天然ゼオライトの孔の大きさは、0.22〜1nmであり、0.55〜0.8nmが好ましい。
無機吸着材12を保持する多孔質材料11は、有機多孔質材料であってもよく、無機多孔質材料であってもよい。
有機多孔質材料としては、例えば、有機繊維で構成されたシート材料、ポリウレタン系樹脂などの樹脂を発泡成形して得られる発泡樹脂シート等が挙げられる。
無機多孔質材料としては、例えば、無機繊維で構成されたシート材料が挙げられる。
有機繊維または無機繊維で構成されたシート材料においては、繊維間に空隙が形成されており、この空隙に無機吸着材12が保持される。
有機繊維または無機繊維で構成されたシート材料としては、不織布、織布、編布などが挙げられる。該シート材料を構成する有機繊維または無機繊維としては、不織布、織布、編布などの製造に一般に用いられるものを使用できる。
多孔質材料11としては、使用後に焼却処理が可能な点で、有機多孔質材料が好ましい。中でも、吸液性等に優れることから、有機繊維で構成された不織布が好ましい。
親水性有機繊維としては、製紙用木材パルプ(針葉樹および/または広葉樹木材より調製される化学パルプや機械パルプなど。)、古紙パルプ、リンター、麻、綿、ケナフなどより調製される非木材植物繊維などの天然セルロース繊維や、レーヨンなどの合成繊維が挙げられる。これらのなかでは、工業的に利用しやすい点から、天然セルロース繊維が好ましい。天然セルロース繊維としては、乾燥されたパルプシートの状態で供給され、乾燥状態で機械的に粉砕、解繊されたものが好ましい。
疎水性有機繊維としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系繊維、ポリエステル繊維などが挙げられる。
これらの原料繊維の繊維長は、不織布の製造方法などに応じて、適宜設定できる。
これらの原料繊維は、1種を単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
原料繊維は、親水性有機繊維とともに、疎水性有機繊維を含んでもよい。疎水性有機繊維を含有すると、シートの耐水性が向上する。
該原料繊維中の親水性有機繊維の割合は、10〜100質量%が好ましく、30〜80質量%がより好ましい。
熱融着性接着剤は、加熱によりその少なくとも一部が溶融して接着性を発揮するものである。前記原料繊維とともに熱融着性接着剤を用いてウェブを形成した場合、該ウェブを熱処理(サーマルボンド法)することにより、熱融着性接着剤の少なくとも一部が溶融して接着作用を奏し、原料繊維同士が結合した安定なシート形態の不織布を製造できる。
熱融着性接着剤としては、少なくとも一部が溶融して接着剤として作用するものであればよく、繊維状の熱融着性接着剤(以下、熱融着性繊維という。)の他、粉体状の熱融着性接着剤などが挙げられ、これらの1種以上を使用できる。
熱融着性繊維の材質としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリアミドおよびポリエステルよりなる群より選ばれる1種以上が挙げられる。繊維全体が溶融して接着剤として作用する熱融着性繊維は、好ましくはこれらのうちの1種または2種以上の混合物を用いて繊維全体が形成される。繊維の一部のみが溶融して接着剤として作用する熱融着性繊維は、好ましくはこれらのうちの1種または2種以上の混合物を用いて、溶融する部分と溶融しない部分とがそれぞれ形成される。
一部のみが溶融して接着剤として作用する熱融着性繊維としては、例えば、ポリプロピレン繊維(融点160℃)からなる芯部の外周をポリエチレン層(融点130℃)で被覆した芯鞘構造の複合繊維などが挙げられる。
上記のように、高融点の繊維の外周に低融点の熱融着性樹脂からなる被覆層を設けた芯鞘構造の複合繊維を熱融着性繊維として使用する場合には、被覆層(鞘)が溶融し芯部は溶融しない温度(上記複合繊維の場合は例えば140℃)で熱風処理して、被覆層のみを溶融させる。この場合、熱風処理を行っても芯部は溶融せずに安定した繊維として残存する。そのため、繊維全体が溶融する熱融着性繊維を用いた場合のように、溶融した熱融着性繊維により不織布の空隙が埋まることがなく、環境汚染物質を含む液体を空隙に充分に保持できる。
熱融着性繊維の繊維長は、不織布の製造方法などにより、適宜設定できる。
粉体状の熱融着性接着剤を用いる場合、50〜500μm程度の粒度の粒子からなる粉体が好ましく使用できる。
そして、不織布の形態としては、例えばウェブ形成工程の違いに基いて、乾式不織布、湿式不織布、スパンボンド不織布などがある。これらの不織布のうち、多孔質材料11としては、乾式不織布が好ましい。
乾式不織布のなかでも、エアレイド不織布が好ましい。エアレイド法は、空気流を利用して原料繊維を三次元的にランダムに積層させて、ウェブを形成する方法である。そのため、ウェブ形成工程としてエアレイド法を採用することにより、かさ密度が低く、繊維間の空隙が大きな不織布を製造できる。
熱風処理による繊維結合工程は、エアスルー法またはスルーエア法などとも呼ばれるサーマルボンド法の一種である。繊維結合工程として熱風処理を採用することにより、エアレイド法により形成された低いかさ密度、繊維間の大きな空隙を維持しつつ、原料繊維を結合させることができる。このようなエアレイド不織布は、環境汚染物質が溶出または分散した水を充分に吸収、保持できる。
熱風処理を採用する場合には、ウェブ形成の際に、上述した熱融着性接着剤を原料繊維とともに使用することが好ましい。
本明細書において繊維長は、任意に選択した50本以上の繊維をサンプルとし、これらについて電子顕微鏡観察により測定した長さの平均値である。
これらの方法によれば、無機吸着材12をエアレイド不織布中に分散性よく固定でき、しかも、無機吸着材12の表面が熱融着性接着剤によって過度には被覆されないため、無機吸着材12の吸着性能が良好に維持される。
これらの方法において、熱融着性接着剤は、エアレイド不織布中に保持される無機吸着材12の100質量部に対して、5〜50質量部程度が用いられることが好ましい。このような範囲であると、エアレイド不織布中の原料繊維と無機吸着材12とを充分に固定でき、シート形状を安定に維持できるとともに、無機吸着材12の脱落も防止できる。また、熱融着性接着剤によって無機吸着材12の表面が過度に被覆されず、無機吸着材12の吸着性能も良好に維持される。
透水性基材層14,14としては、環境汚染物質を含む水が透過可能であればよい。
透水性基材層14,14としては、好適には、強度に優れる薄手のシートが用いられる。このようなシートとしては、例えばスパンボンド不織布、スパンレース不織布、ニードルパンチ不織布などの不織布や、織布など、長繊維から形成されたものが好ましい。
透水性基材層14,14としては、上記の他に、紙類や開孔を設けたフイルムなども使用できる。
例えば多孔質材料11、透水性基材層14,14がいずれも、有機繊維で構成される不織布である場合、透水性基材層14の方が、透水性に優れた目孔のある不織布であることが好ましい。
親水性の透水性基材層14,14としては、例えば原料繊維として前記親水性有機繊維を含む不織布等が挙げられる。
透水性基材層14,14は同じであっても異なってもよい。
透水性基材層14,14のうち、固体表面と接しない側に設けられる透水性基材層が、非透水性基材層に置換されてもよい。
吸収シート10は、公知の製造方法を利用して製造できる。
吸収層13を構成する多孔質材料11としてエアレイド不織布を採用した場合を例に挙げて、吸収シート10の製造方法を説明する。
まず、透水性基材層14として使用されるシートを用意し、これを、コンベアに装着されて走行するメッシュ状無端ベルト上に繰り出す。該シートの上に、PE(ポリエチレン)粉体などからなる熱融着性接着剤を散布する。そして、エアレイド法のウェブフォーミング機を用いて、機械的に解繊された原料繊維と無機吸着材12と熱融着性接着剤との混合物を、メッシュ状無端ベルト側に、吸気流の作用により下降させ、前記シートの上に落下堆積させる。これにより、透水性基材層14の上に、原料繊維と無機吸着材12と熱融着性接着剤の混合物からなるエアレイドウェブが形成される。
次に、該エアレイドウェブの上に、PE粉体などからなる熱融着性接着剤を散布してから、透水性基材層14として使用されるシートを積層する。これにより、エアレイドウェブの両面に透水性基材層14,14が設けられた3層構成の積層ウェブを得る。
次に、該積層ウェブをエアスルー方式により熱風処理する。これにより、エアレイドウェブを構成している原料繊維、無機吸着材12、熱融着性接着剤の混合物が嵩高状態で接着して吸収層13が形成されるとともに、その両面に透水性基材層14,14が接着して吸収シート10が得られる。
11 多孔質材料
12 無機吸着材
13 吸収層
14 透水性基材層
Claims (4)
- 固体表面またはその近傍に付着した環境汚染物質を除去する方法であって、
前記固体表面に、無機吸着材を含む吸収シートを、水の存在下で接触させるとともに、前記吸収シートを非透気性シートで被覆する工程を有することを特徴とする環境汚染物質の除去方法。 - 前記固体表面が、樹木、構造物または土壌の表面である請求項1に記載の環境汚染物質の除去方法。
- 前記吸収シートが、前記無機吸着材と該無機吸着材を保持する多孔質材料とを有する吸収層を具備する請求項1または2に記載の環境汚染物質の除去方法。
- 前記多孔質材料が有機繊維で構成された不織布であり、
前記有機繊維が親水性有機繊維を含む、請求項3に記載の環境汚染物質の除去方法。
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