JP2014028617A - 自転車用後部チャイルドシートカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】チャイルドシートカバー内部の温度上昇及び蒸し暑さを低減させる。
【解決手段】自転車の後部荷台に固定したヘッドレスト付きチャイルドシートの全体を被覆できる底面開口のボックス形状を有する。前面部11に透明部11tを設け、前面部11と一方の側面部12の境界部にスライドファスナー15を設けた。両側面部12の前面部11側に外気導入口16を設け、その表面側には雨除け用の被覆部材17を設けた。背面部には排気口を設けた。前面部11の下方部分に横方向の全体にスライドファスナーからなる第2外気導入口20を更に設け、この第2外気導入口20の表面には被覆部27を配設した。雨が止んだ後未だ雨模様の際、この第2外気導入口20を開放して外気を導入し、カバー内の温度上昇、蒸し暑さを防止した。
【選択図】図1

Description

本発明は、自転車の後部座席に固定されたヘッドレスト付きチャイルドシートの全体を被覆でき、主に降雨時に使用するチャイルドシートカバーに関するものである。
現在、自転車の後部座席に固定することのできる幼児用の座席(以下、「チャイルドシート」という。)として、幼児の体の全体を保護するように背もたれが上下に長く設けられ、その背もたれの上端部には上下往復動自在のヘッドレストが設けられた大型のものが市場で流通している。
このチャイルドシートのその他の構成部材としては、両側下方の足載せ部や座面前方の取手部が設けられている点を挙げることができるが、これらの構成要素は従前のチャイルドシートと同様であるが、その造作はよりデラックスなものとなっている。
そして、このチャイルドシートの全体を被覆できる雨除け用等のカバーとして、下記特許文献に記載の従来例を挙げることができる。
特許第4673441号公報 実用新案登録第3164560号公報
本発明においても、上記従来のチャイルドシートカバーと同様の課題及び効果を発揮するものであり、その装着が容易であること、雨天、強風、或いは寒冷時にも使用することができ、通気性も考慮し、内部の幼児の居住性を良好にすることを課題とする。
これらの課題の内、本発明においては、特にその幼児の居住性をより向上させることをその第一の目的としており、降雨時には、雨が浸入しないことは勿論のことであるが、雨が止んで未だ雨が降るかも知れないという蒸し蒸しした雨模様の状態のときに、よりカバー内部の温度上昇や蒸し暑さを抑制して居住性を向上させることをその課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1のものは、自転車の後部荷台に取り付け固定されたヘッドレスト付きチャイルドシートの全体を被覆することができる底面開口のボックス形状を有し、少なくともその前面部の上方部分が透明に形成された雨除け用のチャイルドシートカバーにおいて、前面部と少なくとも一方の側面部の境界部上下方向にスライドファスナーを設けて開閉自在とし、カバーをチャイルドシートに被覆し、装着することができ、両側面部の前面部側にはメッシュ生地等からなる外気導入口を設け、これら外気導入口の表面側には外気導入口を被覆する雨除け用の被覆部材を設け、背面部は、上方生地と下方生地から構成され、上方生地の下端縁部を下方生地の上端縁部を覆うように重ね合わせて配設し、その重合部分の一部を連結することにより、当該連結部以外をカバー内部のエアーを外部に排出することができる排気口と成し、更に、前面部の下方部分の横方向の全体又はその一部に開閉自在のスライドファスナーからなる第2外気導入口を設け、この第2外気導入口の表面には被覆部を配設し、雨が止んだ後未だ雨模様の際に、この第2外気導入口を開放することによって更に外気を導入できるようにしてカバー内の温度上昇や蒸し暑さを抑制できることを特徴とする自転車用後部チャイルドシートカバーである。
本発明の第2のものは、上記第1の発明において、前記外気導入口を被覆する被覆部材の裏面側にカバーの側面部と係着する係着部材を少なくとも1つ設け、この係着部材に対応するカバーの側面部の部位にも係着部材を設けて相互に係着できるようにし、且つ、この被覆部材の上端縁部はカバー側面部に縫着して雨が外気導入口からカバー内部に浸入しないようにしたことを特徴とする自転車用後部チャイルドシートカバーである。
本発明の第3のものは、上記第1又は第2の発明において、前記第2外気導入口及び被覆部を前面部の左右全体に渡り設け、この被覆部の両端部を両側面部の縫製部位に縫着し、第2外気導入口であるスライドファスナーに沿う下方縁部、及び被覆部内部に可撓性を有する芯材を配設し、スライドファスナーを開放した際に、前方から受ける風圧により第2外気導入口が良好に開放した状態を維持できることを特徴とする自転車用後部チャイルドシートカバーである。
本発明の第4のものは、上記第1乃至第3のそれぞれの発明において、カバーの頂面部から前面部の第2外気導入口までの部分を透明に形成したことを特徴とする自転車用後部チャイルドシートカバーである。
本発明の第5のものは、上記第1乃至第4のそれぞれの発明において、前記第2外気導入口の位置が、チャイルドシートの前方に設備されている取手部に対応する位置に設けられていることを特徴とする自転車用後部チャイルドシートカバーである。
本発明の第1のものにおいては、まずカバーの前面部と一方の側面部との境界部上下方向にスライドファスナーを開閉自在に設けているために、カバーの装着が容易であって、尚且つ、カバーを装着したままの状態で、幼児をチャイルドシートに着席させ又はシートから降ろすことができる。
両側面部の前面部側には、それぞれメッシュ生地からなる外気導入口が設けられ、背面部には排気口を設けているために、通気性が良好である。
外気導入口には被覆部材を設けており、雨水が浸入する恐れが少ない。
同様に、排気口の上記構成、即ち上方生地と下方生地の重ね合わせ構造によって、排気口からも雨水が浸入する恐れが少ない。
更に、本発明においては、カバー前面部下方に第2外気導入口を設けているために、雨が止んで未だ雨模様の蒸し蒸しした状態のときに、母親等が外部からこのスライドファスナーからなる第2外気導入口を開放することにより、更に外気をカバー内部に導入させることができ、カバー内部の温度上昇を抑え、かつ蒸し暑さをも抑制して、カバー内の居住性を良好に維持することができることとなるのである。
本発明の第2のものにおいては、外気導入口を被覆する被覆部材がカバーの表面と相互に係着することができ、且つ、この被覆部材の上端縁部をカバーに縫着することによって、雨水が外気導入口からカバー内部により浸入し難い構成とした。
本発明の第3のものにおいては、第2外気導入口とその被覆部の構成をより限定したものである。
即ち、第2外気導入口及び被覆部を前面部の左右全体に渡り設け、この被覆部の両端部を両側面部の前面部側の縫製部位に縫着し、第2外気導入口であるスライドファスナーに沿う下方縁部、及び被覆部内部に可撓性を有する芯材を配設し、これによって、スライドファスナーを開放した際に、前方から受ける風圧により第2外気導入口が良好に開放した状態を維持できるようにした。
これにより、雨模様の蒸し蒸しした状態のときに、カバー内部にさらに外気を導入させて、カバー内部の温度上昇を抑制し、蒸し暑さを防ぎ、カバー内部の居住性を向上させることができる。
本発明の第4のものにおいては、カバーの頂面部から前面部にかけて広い範囲に透明部分を設けて、見通しを高めたものであり、幼児の側では外部をよりよく見通すことができて開放感を味わうことができ、母親等は、内部の状態をよりよく視認することができる。
本発明の第5のものにおいては、第2外気導入口を設ける位置をより限定したものであり、即ち、その位置を内部のチャイルドシートの取手部の位置に設けることにより、その第2外気導入口の部分を内側から支持することとなり、第2外気導入口を開放した際の開放状態を良好に支持することができ、且つ、極めて都合のよい前面部下方位置から外気が導入されることとなるのである。
本発明の一実施形態に係る自転車用後部チャイルドシートカバーの前方側から見た装着状態の説明図である。 上記実施形態に係るカバーを後方側から見た装着状態の説明図である。 上記実施形態に係る第2外気導入口の部分の要部拡大説明図である。
以下添付の図面と共に、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る自転車用後部チャイルドシートカバーの前方側から見た装着状態の説明図である。
図2は、上記実施形態に係るカバーを後方側から見た装着状態の説明図である。
これら2図に基づき以下説明を加える。
本発明に係る自転車用後部チャイルドシートカバー(以下、単に「カバー」という。)は、自転車の後部荷台に固定された大型のチャイルドシートの全体を被覆できるものである。
このチャイルドシートは、腰掛け部の後方から上方に長い背もたれ部Bを有し、この背もたれ部Bの上端部には上下摺動可能なヘッドレストHが設けられ、腰掛部の両側には足載せ部が設備され、また腰掛部の前方には取手部Tが設けられた大型のものである。
本発明に係るカバーは、この大型のチャイルドシートの全体を被覆するように装着できるもので、幼児がこのチャイルドシートに腰掛けた状態で、幼児及びチャイルドシート共にその全体を被覆することができる。
このカバー10は、その全体が底面開口の略ボックス形状を有しており、即ち、その前面部11と、両側の側面部12、12と、前面部11と反対側の背面部13と、これらの上端部に位置する頂面部14とから成り、底面部は開口した状態に形成されている。
このようにボックス形状からなるカバー10の前面部11と一方の側の側面部12との境界部上下方向にスライドファスナー15を、頂面部14から下端開口部に至るまで設けている。
このスライドファスナー15を開放して、カバー10を前記チャイルドシートに被覆することができ、また幼児をチャイルドシートに腰掛けさせる際にもこのスライドファスナー15を開放して行うのである。
この実施形態では、頂面部14から前面部11にかけて透明の合成樹脂シートを配設している。
両側面部12、12の前面部11の側には、それぞれメッシュ生地から成る外気導入口16が形成され、この外気導入口16の表面側には被覆部材17がそれぞれ配設されている。この被覆部材17は、カバー10を構成するポリエステル生地と同じ生地を用いている。
この被覆部材17の上縁部17eはカバー10に縫着され、被覆部材17の上端部から雨水が浸入しないように形成している。
更に、図2に示したとおり、被覆部材17の周縁部の略中央部裏面には、係着部材17bを設けて、カバー10の対応する位置に設けた係着部材10bと相互に係着可能に形成している。これら係着部材17bと係着部材10bは、それぞれ面ファスナーを利用している。
この係着部材17bをカバー10の側の係着部材10bと引き剥がす際に使用するのが引張り片17fである。
雨が弱いときには、この引張り片17fを引っ張って、被覆部材17をカバー10から分離した状態として使用し、より外気を導入させることができ、雨が強いときには、この引張り片17fを利用してカバー10の係着部材10bに係着したままの状態で使用することができる。
図2において、背面部13の構成をよく見て取ることが出来る。
本発明に係るカバー10の背面部13は、その上方の上方生地13uとその下方に配された下方生地13sとから構成されている。
そして、上方生地13uの下端縁部13kが、下方生地13sの上端縁部13jの位置よりも下方に且つその上面に位置するように配置している。
これにより、上方生地13uの下端部分と下方生地13sの上端部分が相互に重ね合わされるように重合され、上方生地13uの側が上に来るように構成した。
更に、これら重合部分の略中央部で、上方生地13uと下方生地13sを相互に縫着したのである。
図2において、ステッカー23の部位がその縫着部である。このステッカー23の位置で、上方生地13uと下方生地13sとが相互に縫着されている。
これによって、上方生地13uと下方生地13sの重合部分で、ステッカー23の部位以外は、相互に縫着されないままとなっており、この縫着されないままの部分がカバー10内部のエアーを外部に排出する排気口13h、13hとなるのである。
これらの排気口13hによって、外気導入口16から導入された外気がカバー10内部から良好に外部に排出されるのである(図2中、矢印で示す。)。
本発明において、最も特徴的な部分が、図1からよく解るとおり、カバー10の前面部11の下方部に設けた第2外気導入口20である。
この第2外気導入口20は、次の図3により詳説するが、カバー10の前面部11の透明部11tの下端部で、その左右横方向の略全体に設けている。
この第2外気導入口20は、スライドファスナーから形成され、スライダーを2つ設け、スライダーの先端にはそれぞれ紐部材20sを設けて、この紐部材20sをそれぞれ引っ張って簡単に左右に開放させることができる。
これらの紐部材20s、20sを設けた理由は、第2外気導入口20の表面側に被覆部27を設けているためである。
即ち、この被覆部27は、帯状部材からなり、その内部に芯材を配備して、可撓性を有するものから形成されている。この実施形態では、芯材として発泡PE(ポリエチレン)を使用している。
そして、この被覆部27の両端部は、前面部11と両側面部12の左右両側の縫着線と同じ部位で縫製されている。
従って、この被覆部27は、前方からの風圧によって完全に上方には捲くれ上がらないように形成している。
他方、スライドファスナーからなる第2外気導入口20の下方縁部に沿うカバー10の部分にも上記と同じ素材から成る芯材を配設しており、前記被覆部27と共に、それぞれ可撓性を有する素材によりこの第2外気導入口20が囲まれた状態に形成されている。
従って、前方からの風圧により被覆部27は、完全には上方に捲くれ上がることは無いものであり、即ち雨水が浸入する恐れは少なく、他方、雨が止んだ状態では、この第2外気導入口20であるスライドファスナーを開放することにより、前方からの風圧により良好にこの第2外気導入口20から外気が導入され、カバー10内部の温度上昇等を抑制することができるのである。
本発明に係るカバー10の下端開口部の周縁部には、適宜伸縮自在のゴム紐等の弾性部材を縫い込んで、その開口端縁部がチャイルドシートの下端部の外形形状に沿って適切に収縮又は集束するように構成した点は、従来のものと同様である。
図3は、本発明に係る上記実施形態に係る第2外気導入口の部分の要部拡大説明図である。この図では解り易くするために、上方の被覆部27を上方に無理に引き上げた状態に図示しているが、この被覆部27と下方のスライドファスナー20の下側に沿う芯材配設部20kの部分の横方向長さは同一である。
本発明に係る第2外気導入口20は、カバーの前面部11の透明部11tの下方左右横方向の全体に設けられている。
第2外気導入口20は、スライドファスナーからなり、2個のスライダー20r、20rが配設され、それぞれのスライダー20rには紐部材20sが設けられている。
使用者は、これらの紐部材20sを相互に左右方向に引っ張ることにより、この第2外気導入口20を開閉させることができる。
この開放幅に応じて、外気の導入量を調整することができるのである。スライダー20r、20rを左右2個設けたのはそのためである。
この第2外気導入口20の表面側には、被覆部27が設けられ、この被覆部27は帯状部材からなり、その内部には発泡PEからなる芯材が配設され、その両端部はカバーの前面部と側面部との縫着線で共に縫着されている。
従って、この被覆部27は、前方からの風圧により捲くれ上がることはなく、雨水が浸入する恐れもない。
他方、第2外気導入口20の下側のカバー10にも、その内部に発泡PEから成る芯材を配設している。図中20kの部分が芯材を配設した芯材配設部である。
この芯材配設部20kと被覆部27の構成により、雨が上がった後未だ雨模様で、カバーを取り外す状況ではないときに、この第2外気導入口20を必要な幅だけ開放することにより、前方からの風圧により、第2外気導入口20に外気が良好に流れ込むことができ、カバー内部の温度上昇を抑え、内部の蒸し暑さを抑制することが可能となるのである。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明においては以下の通りその形態を種々変更して実施することができる。
本発明に係るチャイルドシートカバーの形状、大きさ等は、必要に応じて種々設計変更可能であり、既存の後部チャイルドシートの形状や大きさに良好に適合するような形状、大きさに設計すればよい。
上記実施形態では、カバー前面部と一方の側面部との境界部にスライドファスナーを設けたが、これを両側の側面部との境界部にそれぞれ設けることもできる。
このスライドファスナーは、必ずしも、その境界部に沿ってその全体に設けなくとも実施可能であり、頂面部の少し下方から下端開口部にかけて設けてもよい。
外気導入口は、メッシュ生地を利用したが、外気が導入できる形態のものであれば、どのような生地を利用してもよい。
この外気導入口を設けるエリア、形状又は面積は、必要に応じて設定することができるが、外気の流通を考慮すれば、側面部の前面部側に設けるのがより好適である。
外気導入口の表面側の被覆部材に設けた引張り片は、これを設けずに実施することができる。被覆部材の周縁部を把持して係着部材を係着しかつ離脱することができるからである。
カバー背面部に設けた排気口も、上記実施形態では、ステッカーの部位で上方生地と下方生地を縫着して連結したが、この連結部位は、1箇所でなく、複数個所であってもよい。
上記実施形態では、ステッカー又は商標の表示部材を縫着する部位に合わせて、連結部を形成したものだからである。つまり、これらの表示部材と無関係に、敵数箇所で縫着して連結することもできる。
本発明に係る第2外気導入口も、上記実施形態では、前面部の下方部分の左右全体に渡り設けたが、左右全体でなく、その一部分に設けるものであってもよい。
しかし、上記実施形態のように、芯材を設けたものにおいては、その縫製の都合上、左右全体に設けることが極めて便利であり、その効果も一番大きなものとなる。
第2外気導入口であるスライドファスナーのスライダーに設けた引張り紐も、これを設けずに実施することができる。
本体部の下端開口部に設けた弾性部材も、弾性部材でなく、単なる紐状部材を挿通して、これを引き絞る形態とすることもできる。
上記実施形態では、その頂面部から前面部に渡り透明としたが、その一部、即ち、幼児の顔に対応する部分のみを透明とすることもできる。
以上、本発明は、自転車の後部荷台に固定したヘッドレスト付きチャイルドシートの全体を被覆できるものであって、雨が止んだ後、未だ雨模様の状況で、カバーを取り外す状況ではないときに、カバーを装着したままの状態で、カバーの外部から第2外気導入口を開放することによってカバー内部の温度上昇を抑え、蒸し暑さをも防止することによりカバー内部の居住環境を極めて良好に維持できる自転車用後部チャイルドシートカバーを提供することができたものである。
10 チャイルドシートカバー
11 前面部
12 側面部
13 背面部
13u 上方生地
13s 下方生地
13k 下端縁部
13j 上端縁部
13h 排気口
14 頂面部
15 スライドファスナー
16 外気導入口
17 被覆部材
10b、17b 係着部材
20 第2外気導入口
27 被覆部

Claims (5)

  1. 自転車の後部荷台に取り付け固定されたヘッドレスト付きチャイルドシートの全体を被覆することができる底面開口のボックス形状を有し、少なくともその前面部の上方部分が透明に形成された雨除け用のチャイルドシートカバーにおいて、
    前面部(11)と少なくとも一方の側面部(12)の境界部上下方向にスライドファスナー(15)を設けて開閉自在とし、カバー(10)をチャイルドシートに被覆し、装着することができ、
    両側面部(12, 12)の前面部(11)側にはメッシュ生地等からなる外気導入口(16, 16)を設け、これら外気導入口(16, 16)の表面側には外気導入口(16, 16)を被覆する雨除け用の被覆部材(17, 17)を設け、
    背面部(13)は、上方生地(13u)と下方生地(13s)から構成され、上方生地(13u)の下端縁部(13k)を下方生地(13s)の上端縁部(13j)を覆うように重ね合わせて配設し、その重合部分の一部を連結することにより、当該連結部以外をカバー内部のエアーを外部に排出することができる排気口(13h)と成し、
    更に、前面部(11)の下方部分の横方向の全体又はその一部に開閉自在のスライドファスナーからなる第2外気導入口(20)を設け、この第2外気導入口(20)の表面には被覆部(27)を配設し、
    雨が止んだ後未だ雨模様の際に、この第2外気導入口(20)を開放することによって更に外気を導入できるようにしてカバー(10)内の温度上昇や蒸し暑さを抑制できることを特徴とする自転車用後部チャイルドシートカバー。
  2. 前記外気導入口(16)を被覆する被覆部材(17)の裏面側にカバー(10)の側面部(12)と係着する係着部材(17b)を少なくとも1つ設け、この係着部材(17b)に対応するカバー(10)の側面部(12)の部位にも係着部材(10b)を設けて相互に係着できるようにし、
    且つ、この被覆部材(17)の上端縁部はカバー側面部(12)に縫着して雨が外気導入口(16)からカバー(10)内部に浸入しないようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自転車用後部チャイルドシートカバー。
  3. 前記第2外気導入口(20)及び被覆部(27)を前面部(11)の左右全体に渡り設け、この被覆部(27)の両端部を両側面部(12, 12)の縫製部位に縫着し、第2外気導入口(20)であるスライドファスナーに沿う下方縁部、及び被覆部(27)内部に可撓性を有する芯材を配設し、スライドファスナーを開放した際に、前方から受ける風圧により第2外気導入口(20)が良好に開放した状態を維持できることを特徴とする請求項1又は2に記載の自転車用後部チャイルドシートカバー。
  4. カバー(10)の頂面部(14)から前面部(11)の第2外気導入口(20)までの部分を透明に形成したことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の自転車用後部チャイルドシートカバー。
  5. 前記第2外気導入口(20)の位置が、チャイルドシートの前方に設備されている取手部に対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の自転車用後部チャイルドシートカバー。
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